SSS多読通信 第494号(2024/7/11)

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1902. SSS多読通信 第494号(2024/7/11)

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2024/7/11(16:06)

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        SSS多読通信 第494号 (2024/7/11)
        ~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】今号のお薦め本  「ウサギとカメ」特集        (acha758)
【2】SSSコラム「 Sapiensを読んでいて改めて思うこと」(近眼の独眼龍)
【3】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【4】編集後記                    編集:acha758
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【1】今号のお薦め本  「ウサギとカメ」特集        (acha758)
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 昔話はあらすじを知っているから、英語で読んでも読みやすいですね。でも、
細かいところはいろいろ違っていたりして、読み比べしてみるのも面白いです。
今回は「ウサギとカメ」のお話を読み比べしてみました。ウサギはrabbitだったり
hareだったり、カメはturtleだったりtortoiseだったり。パロディ作品もあります。
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■ Rabbit on the run (ORT Traditional Tales Level 2)   YL0.2  57語
……………………………………………………………………………………………
 ウサギとカメの競争を、とってもやさしい英語と素朴なイラストで楽しめる
絵本です。多読を始めたばかりの人にもおすすめです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000022339]
……………………………………………………………………………………………
■ The Hare and the Tortoise (Addison-Wesley)   YL0.5  200語
……………………………………………………………………………………………
 イラストのウサギにもカメにも目力があり、楽しく読めます。英語もわりと
読みやすく、短いので、さくっと読めます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002322]
……………………………………………………………………………………………
■The Hare and the Tortoise (Usborne First Reading 4) YL1.0 783語
……………………………………………………………………………………………
 現代版のウサギとカメの物語。ウサギの名前はHarry。自他共に認める足の
速さですが、毎日の努力も欠かしません。カメのTomは落ち着いた性格で、
Harryの勝負を受けて立ちます。Harryの日常を知ると、ちょっと応援&同情
したくなる作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000019824]
……………………………………………………………………………………………
■The Hare and the Tortoise  Brian Wildsmith  YL1.0~1.2 385語
……………………………………………………………………………………………
 ウサギとカメのお話を、たっぷりのWildsmithの絵で楽しめる作品です。
たくさんの動物たちが描かれていて、眺めているだけでも楽しいです。
勝負はレースコースを決めたカメの作戦勝ちだったようです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000026115]
……………………………………………………………………………………………
■ The Rabbit And The Turtle : Aesop's Fables
       retold and illustrated by Eric Carle YL1.0~1.5 3000語
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 ウサギとカメ他のイソップ寓話が11話入った短編集。それぞれのお話が
Eric Carleさんのretoldで、カラフルな切り絵作品と組み合わせてあります。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000026114]
……………………………………………………………………………………………
■ The Stinky Cheese Man and the Other Fairly Stupid Tales
                        YL3.0  2539語
……………………………………………………………………………………………
 昔話のパロディ短編集です。そのひとつが"The Tortoise and the Hair"
のんびり歩くカメに、「きみが走るより速く毛を伸ばせるよ」と言うウサギ。
そこで競争が始まります・・・。くだらないお話が好きな大人向けの絵本です。
1993年Caldecott Honor受賞作品。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003175]
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【2】SSSコラム「 Sapiensを読んでいて改めて思うこと」(近眼の独眼龍)
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 世界で2500万部以上売れたという大ベストセラーのSapiens(邦題はサピエ
ンス全史)を、今更ですが読んでいます。面白いですよ。そして、この本を
読みながら、以前から思っていたことを再確認したような気になっています。

 一つは英語圏の方って体力あるなぁってこと。Sapiensという本の副題は、
A Brief History of Humankindです。400ページ以上の本なのにBriefと言って
しまうんですね。私が本屋でちらっと見た翻訳本は上下2冊になっていたと
思います。多くの日本人には一気に読むには量が多いと思われているのかも。

 私が時折読むノンフィクションのシリーズに、A Very Short Indroduction
というものがありますが、これも3~6万語くらいある本なのにVery Short
ですって。いやいやせめてShortでしょう。Very Shortは言い過ぎ、と思う
のも日本人だからかもしれません。

 英語圏の方って、読むのも書くのも体力あるなぁ。

 もう一つは、ベストセラーってやっぱり読み易いってこと。いくら内容が優
れていても、いろいろな年齢、職業の方が手に取り読まなければベストセラー
にはなりません。読み易くなければ。

 外国語としての英語としてみても、単語は難しいものもありはするものの、
英語自体は変に凝っていたりせず、分かりやすい文章です。

 Sapiens、内容は実に面白く興味深く、そして読み易い。でも体力がちょっと
落ちているのか、一気には読めていません。

 暑さのせいもあるかな?
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【3】SSSニュース          (SSS英語多読研究会・古川)
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 多読学会年会 2024/10/13 御茶ノ水ソラシティ 
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多読指導の研究をしている教師のための多読学会の年会が、今年も
2024年10月13日に 御茶ノ水ソラシティ(東京)で開催される予定です。
どなたでも参加できますので、多読教育に興味のある方は、ぜひご気軽に参加
ください。参加方法や発表内容は、8月末までには公開される予定です。
多読学会の情報は、
日本多読学会/Extensive Reading Association ([url:https://www.jera-tadoku.jp/])
をご参照ください。
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【4】編集後記                      (acha758)
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 今回の特集のきっかけは、図書館の多読の集まりで、他の方が紹介された本
に興味を持ったことです。読書はひとりでもできますが、私はやっぱり多読仲間
とのブックトークが楽しくて、新しい本に出会ったり、刺激をもらって停滞気分
を乗り越えられたりしているんだなぁと思います。多読通信もそんなきっかけの
ひとつになりますように。
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          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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1903. Re: SSS多読通信 第494号(2024/7/11) 発行データ(発行部数 6,742部)

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2024/7/11(16:10)

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●マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信第494号(2024/7/11)
●発行部数
6742部


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