SSS多読通信第367号(2014/10/23)

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1566. SSS多読通信第367号(2014/10/23)

お名前: リリー・ローズ
投稿日: 2014/10/24(11:17)

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        SSS多読通信 第367号 (2014/10/23)

        〜読める本、読みたい本をお気楽に〜

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【1】100万語通過報告 (10/6-10/19)
【2】今号のお薦め本  「英国の本」         (リリー・ローズ)
【3】SSSコラム「Emma Watson さんの HeForShe Speech」    (古川)
【4】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記                  編集:リリー・ローズ

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【1】100万語通過報告 (10/6-10/19)
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2013年4月に多読を始めて今年10月11日に100万語を達成した、やまるさん。
100万語達成おめでとうございます!思ったほどには高みに行っていない気がすると
おっしゃっていますが、いつの間にか空気のように自然に理解している瞬間が必ず
訪れます。ノンフィクションが居心地良いのであればその分野の本をどんどん
極めてくださいね!「習慣になった多読」これが一番のお宝ですよね!またのご報告を
お待ちしています。これからも楽しく多読を続けてください。応援していま〜す!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7889]
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【2】今号のお薦め本 「英国の本 」      (リリー・ローズ)
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 この夏、英国旅行しました。独立か!と話題のスコットランドの都市、
エディンバラをスタート地点に湖水地方、コッツウォルズ、ロンドン、
ストーンヘンジなど飛行機、レンタカー、地下鉄、バスを利用して慌ただしく
巡りました。タドキストの性か、行く先々で面白い本がないかしらと探して
しまいます。今回はそんな私が旅先で見つけた本たちを紹介します。
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■ Henry’s Blog -My life in my own words. Obvs!  YL1.5-2.5  5,000語
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 OBW2 ” Henry VIII and His Six Wives”でお馴染みのヘンリー8世が
ブログ仕立てで自分のことを書いています。ブログなので、特有の省略あり、
コメントあり、写真(肖像画?)あり、広告あり…の体裁になっています。
例えば5番目の奥さん、Catherine Howardについてなど、「彼女は17歳で
自分はその3倍くらいの年…」という記述を消して、「まあちょびっとだけ
年上だけどぉ…」なんて書いています。すぐに浮気されて、もうteenagerとは
結婚しないぞ!なんてブログに書いています。王様なのに身近なおじ様に
感じられる日常独白ブログがとても楽しく、かなり笑えます。
[url:http://www.amazon.co.jp/Henrys-Blog-Life-Words-OBVS/dp/1873993099/sss-22]
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■ Tower Power -Tales from the Tower of London  YL2.0-3.0 2,700語
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 世界遺産でもあるロンドン塔はぜひ行ってみたいところでした。そこでこの本を購入。
イラストと写真が満載です。作者は上記の本と同じElizabeth Newberryです。
巻末のすごろくのような年表がとてもわかりやすいです!1066年に作られた
ロンドン塔で起きた数々のeventsがわかります。英国の文学作品を読む場合にも
役立つ歴史的背景知識がつく本です。
[url:http://www.amazon.co.jp/Tower-Power-Tales-London/dp/1873993404/sss-22]
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■ The Story of Scotland YL2.0-3.0 3,500語
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 スコットランドが独立しちゃうかも!とドキドキしたのはつい最近のこと。
エディンバラ城で購入した絵本です。スコットランドの歴史がひと目でわかる
イラストと地図がたっぷりの楽しい絵本ですが、スコットランドについて勉強
したい人にも旅行者にも満足感を与えてくれるしっかりした内容です。
[url:http://www.amazon.co.jp/The-Story-Scotland-Richard-Brassey/dp/1858815495/sss-22]
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■ Horrible Histories Gruesome Guides Edinburgh   YL4.0-4.5 17,000語
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Horrible Historiesシリーズは1993年に始まった、歴史を楽しく紹介する本です。
歴史上のイベント、人物、時代、民族、土地など様々な切り口からhorribleで
darkな部分を特に大きく取り上げたこのシリーズは英国の子供たちに大人気。
行く先々で売られていました。私はEdinburghとShakespeareを購入しました。
トピックは英国に限らず、大英博物館のショップには所狭しとこのシリーズが
並んでいました。歴史の暗部に興味のある方はぜひどうぞ!BBCによるテレビ番組にも
なりました。現在はやっていませんが、DVDは購入できます。
[url:http://www.amazon.co.jp/Edinburgh-Horrible-Histories-Gruesome-Guides/dp/1407110977/sss-22]
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■ Death at Hadrian's Wall (RRR2)   YL2.2-2.4 8,200語
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Richmond Robin Readers Level2の本です。この本は英国で買ったのではありません。
この本を読んでハドリアヌスの城壁を見たい!と出かけて行きました。このシリーズは
ドイツの出版社の英語GRですが、中高生が主人公で全て書き下ろし。おもしろいお話が
いっぱいのシリーズです。その中の1冊のこの本は、二人の高校生男子が携帯を持たずに
ハドリアヌスの城壁を8日間かけて踏破しようと(実際はおじいさんに強要されてのこと)
するのですが、殺人事件が起こります!実際に見たHadrian’s Wallは圧巻でした!
多読で読んだ本で知った土地を実際に訪ねる楽しみはクセになりそうです。
[url:http://www.amazon.co.jp/Richmond-Robin-Readers-Level-Hadrians/dp/8466816208/sss-22]
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■ The Further Tale of Peter Rabbit     YL2.0-3.0 1,062語
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湖水地方訪問の目的のひとつはPeter Rabbitの故郷を訪ねることでした。
この絵本はEmma ThompsonがPeter Rabbitの続きを依頼されて書き、さらに
彼女の朗読CD付きです。とても素敵な絵本に仕上がっています。Peter Rabbitが
思いがけずスコットランドに行く羽目に!そこで楽しい時間を過ごします。
Hill TopにもPotter博物館にもこの絵本がありました。Hill Topは今にも
Peter Rabbitが飛び出てきそうなほど絵本のままの自然が広がっていました。
[url:http://www.amazon.co.jp/The-Further-Tale-Peter-Rabbit/dp/0723269106/sss-22]
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【3】SSS コラム「Emma Watson さんの HeForShe Speech」(古川)
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 フェミニストの言葉が死語のようになって久しいですが、Harry Potterの
映画で、ハーマイオニー・グレンジャー役をつとめた、イギリスの女優の
Emma Watsonさん(24歳)は、現在、UN Women Goodwill Ambassadorを努めて
います。男女平等の実現を求めるHeForSheのキャンペーンのためのに彼女が
2014年9月20に行ったSpeechがとても素敵です。
 一部を紹介します。
I was appointed six months ago and the more I have spoken about feminism the more I have
realized that fighting for women’s rights has too often become synonymous with man-hating.
If there is one thing I know for certain, it is that this has to stop. -

If men don’t have to be aggressive in order to be accepted women won’t feel compelled
to be submissive. If men don’t have to control, women won’t have to be controlled.

 そして、最後のセリフ"if not me, who? If not now, when? "が良いです。
We are struggling for a uniting word but the good news is we have a uniting movement. It
is called HeForShe. I am inviting you to step forward, to be seen to speak up, to be the
"he" for "she". And to ask yourself if not me, who? If not now, when?

全文は、
[url:http://www.unwomen.org/en/news/stories/2014/9/emma-watson-gender-equality-is-your-issue-too]
演説の画像は、
[url:https://www.youtube.com/watch?v=gkjW9PZBRfk]
で見られます。

 真の男女平等が進むために、みんなができることをしないといけないですね。
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【4】 SSSニュース             (SSS英語多読研究会)
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■多読関連セミナーのご案内
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11/16 愛知・日本多読学会児童英語名古屋新人セミナー
3/1 愛知・「図書館多読への招待」
詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/]
まで。
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■朝日小学生新聞 今月は、The Sun Shines (Cengage Learning)
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今月の朝日小学生新聞 C'mon Tadokidsでは、Patriciaさんの絵本
"Stacy Strawberry"を紹介しています。
日本在住の絵本作家、Patricia Daly Oeさんの絵本をお楽しみください。
文章と音声は下記から、
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]
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【5】編集後記                 (リリー・ローズ)
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 英国旅行で積年の読書が役立ちました。OBW-FFのEngland, Scotland, William and
Kateなどはもとより、BraveheartやShakespeare本、シャーロックホームズ本など、読んで
いてよかった〜!と思ったのでした。
ミュージカルBilly Eliotも観てきました。多読的にもとても刺激を受けた旅でしたが、
逆に旅に出なくても多読をしているとそれだけで十分旅ができるのかなとも思えました。
これからも多読で世界中を旅しようと思いました。みなさんも「多読で世界旅行」は
いかがですか?
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          多読通信、次号もお楽しみに!
         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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場合があります。ご了承ください。
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発行しています。配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
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1567. Re: SSS多読通信第367号(2014/10/23)発行データ(発行部数 8,653部)

お名前: リリー・ローズ
投稿日: 2014/10/24(11:20)

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