SSS多読通信 第248号(2009/10/8)

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1129. SSS多読通信 第248号(2009/10/8)

お名前: みぃみぃ http://nekoshand.air-nifty.com/tadokisutomimi/
投稿日: 2009/10/8(10:08)

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        SSS多読通信 第248号 (2009/10/8)

        〜読める本、読みたい本をお気楽に〜

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【1】100万語通過報告 (9/28-10/5)       
【2】今号のお薦め本  読み聞かせ会で人気の本     (みぃみぃ)
【3】SSSコラム  「自分を信じよう」        (まりあ)
【4】SSSニュース    (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記                   編集:みぃみぃ

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【1】100万語通過報告 (9/28-10/5)
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この期間の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■ 100万語通過しました               ロベリアさん
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およそ7ヶ月で100万語通過されたというロベリアさん。
図書館でかりたGRを中心に読まれての100万語だということです。
現在は読みやすさレベル4を中心に読まれているそうです。
パトリシア・マクラクランのサラシリーズが今のお気に入りとか。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7465]
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■ 100万語達成しました              ナインチェさん
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ナインチェさんも7ヶ月で100万語を達成されました。
Nate the Greatをオーディオブックを聞くことで楽しく読めるようになった
とのことです。
読みやすさレベル2や3にまだまだ読みたい本がたくさんあるそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7472]
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【2】今号のお薦め本 読み聞かせ会で人気の本     (みぃみぃ)
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 地域の赤ちゃんから小学校低学年までのこどもたちへの読み聞かせ会を
させてもらうようになって、約1年経ちました。
 先日コスモピアさんから発売された多聴多読マガジン8月号別冊の
「英語の絵本読み聞かせスタートブック」に掲載されている絵本の中から
こどもたちに人気の絵本を何冊か紹介します。
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■ The Very Hungry Caterpillar by Eric Carle YL0.4    224語
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 ご存知、エリック・カールの「はらぺこあおむし」です。
 読み聞かせが始まると本の近くに寄ってきて、おいしそうな食べ物を
「ぼくも!わたしも!」とあおむしと一緒に食べて盛り上がります。
 この本を知っている子にORTのStage3にあるBook Weekを見せると、口々に
「キッパーは、クッキーもカップケーキも、何でも食べていいんだよ!」と
言います。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001856]
……………………………………………………………………………………………
■ What's the Time, Mr. Wolf? by Annie Kubler YL0.3    173語
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 おおかみのパペットがついている絵本。
 取り出した瞬間にこどもたちが立ち上がり、本に向かって突進してくるので
落ち着いて座ってもらうまでに時間がかかる本です。
 さらに、皆がおおかみ役をやりたがるので、わたしの本は丸い窓に補強用の
透明フィルムを貼っています。
 未就学児でも数字が読める子や時計を習ったあとの小学校低学年はおおかみ
の行動と時間との関係もよくわかってさらに楽しめる本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012696]
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■ Go Away, Big Green Monster! by Ed Emberley YL0.3 91語
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 ハロウィーン間近の読み聞かせ会に欠かせない1冊です。
 モンスターなので、ちいさいこどもたちの中には怖がる子もでてきますが
今のところ泣き出すところまではいっていません。
 モンスターが現れてからのGo Away!は、皆元気に声を出してくれる本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007429]
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■ No, David! by David Shannon          YL0.2    60語
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 男の子と女の子でかなり反応が違う本です。男の子は爆笑!女の子は悲鳴!
というのが今のところ圧倒的です。
 でも、最後は何となくほっとしますよね。一緒に聞いている保護者の方は
わたしも含めて正直苦笑いです・・・
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004071]
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■ Suddenly! by Colin McNaughton YL0.5   168語
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 主人公のブタPrestonがどうして行き先を変えたのかということがわからない
と楽しめないのですが、実はそこをわかってもらうのが一番難しい本です。
 あまり日本語で解説を入れてしまうともともとのリズム感を損ねてしまうし
かといって全く解説を入れないとこどもたちの理解がついてきません。
 そこらへんのさじ加減は難しいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009889]
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■ If You Give A Mouse A Cookies by Laura Joffe Numeroff/ Felicia Bond
YL0.5  290語
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 「ネズミにクッキーをあげたらどうなる?」「食べちゃう!」
 こんな会話から始まる絵本です。実際はもっともっといろんなことが起こり
ます。ネズミさんの絵の上手さには、こどもたちもびっくりします。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006985]
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■ Biscuit by Alyssa Satin Capucilli/ Pat Schories
YL0.5   132語
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 こいぬのBiscuit。泣き声のWoof, woof!はできるだけ可愛く読むようにし
ています。
 甘えん坊のBiscuitにこどもたちは自分を、一緒に聞いている保護者の皆さん
は自分のこどもを重ね合わせているのか、皆笑顔で聞いてくれます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002347]
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【3】SSSコラム 「自分を信じよう!」      (まりあ)
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 多読と語彙力強化に関しては永遠の疑問のようで、「わからない単語を飛ば
していたら永久に分からないままではないか?」「知らない単語を飛ばして読
んでも、文章の意味は何となく分かるがくっきりわからずストレスが溜まる」、
「単語集である程度の語彙を暗記してから多読を進めた方が能率がよいのでは
ないか?」という質問は、過去何回掲示板に登場したことでしょう?
 多義語といわれるget、take、have、makeなどの頻出単語は、「意味」といっ
てもイメージ的で、確定的な訳語を与えることが不可能です。「多読で得るも
のは、単語集や辞書で得た知識とは似て否なる別物で、もっとふわふわしてい
る」と書き込まれた方がいらっしゃいましたが言い得て妙ですね。
 愛とか、平和とか、どんな意味ですか?10語や20語で定義して説明しきれる
ものではありません。言葉って本来的にふわふわしたものなのですね。作家の
創作活動というのは、このふわふわしたものをしっかり掴まえて、くっきりし
たイメージ世界を構築することなのかも知れません。
 multiple organ dysfunction syndromeの意味は、多臓器不全症候群です。
こうした専門語にははっきりした訳があります。何らかの方法でコンセンサス
を得て、医学界ではみんなでそう使うのですね。しかし、私達が普段使う言葉
はどの範囲までカバーするか?を誰かが決定することができないものです。誰
も、国語辞典の定義を権威として、 そこに定義されている範囲内で使用しよう
なんて意識していません。ちょっと変わった使い方をして、気を引こうなんて
ことは、CM業界なんかで良くやっています。
 ですから、多読しているうちに知った意味が、ふわふわしていても自信を持
ちましょう。正しく意味を掴めているからこそふわふわしていることがたくさ
んあるのですから。
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【 4 】 SSSニュース          (SSS英語多読研究会)
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■朝日小学生新聞、今月は "The Day I Felt Ill" (Pearson Longman)
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朝日小学生新聞では、月1回、第火曜日に、C'mon Tadokids を連載してい
ます。記事は絵本の紹介とその解説となっていますが、絵本とその朗読音声は
朝日小学生新聞のwebpageでもアクセスすることができます。今月は、Pearson
Longman社の好意により、Info Trailシリーズから"The Day I Felt Ill" を
紹介しています。病気になった子供が医院に行き、診察を受ける話です。
イギリスは、保険制度が充実しているので、こういうシンプルなストーリーに
なっていますが、アメリカは無保険の人達も多数いるので、こういうシンプル
なストーリーでは絵本は書けないかもしれませんね。
新型インフルが猛威をふるっています。みなさんも気をつけてくださいね。
Webの掲載は、毎月第4水曜日から、翌月の第4火曜日までの1ヶ月間です。
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]
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■多読講演会・セミナー
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10/18 新宿 声に出る英語 多読をチェンジ     リーパーすみ子
詳細は、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
をごらんください。
12/5 新宿 タドキスト大会前夜祭オフ
12/6 新宿 タドキスト大会
前夜祭は、昨年同様、ゲームオフ、黙読オフ、洋楽カラオケオフを計画していま
す。タドキスト大会では、ミニ講演、読み聞かせ会、本の交換会、本の紹介会、
NPO法人SSS英語多読研究会総会等を予定しています。
英語力や、多読歴によらず、洋書読書が好きな方、多読に興味のある方なら
どなたでも参加できます。詳細は、掲示板をご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=e&id=2591]
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【5】編集後記                  (みぃみぃ)
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 こどもたちに読み聞かせをする立場から、おススメ本を選んでみました。
 地域の読み聞かせ会に来るのは、普段から英語に親しんでいるこどもたち
ばかりではありませんし、来てくれる年齢層も毎回まちまちで本選びには
毎回苦労しています。結果大量の本を持ち込み、集まったこどもたちの様子
を見ながら直前にバタバタと準備することになります。
 でも、選んだ本がばっちりはまった時のあのこどもたちの目のキラキラを
見るとすべてが報われた気持ちになります。
 皆さんにそんな機会が訪れた時に、今号のおススメ本が参考になったら
とっても嬉しいです。
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多読通信、次号もお楽しみに!
       今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
・多読通信アンケートフォーム
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う
場合があります。ご了承ください。
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多読通信の過去記事
[url:http://blog.mag2.com/m/log/0000118505]
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/]
利用して発行しています。
配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
[url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html]
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発行:SSS英語多読研究会( [url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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1130. Re: SSS多読通信 第248号(2009/10/8)発行データ(発行部数6,684部)

お名前: みぃみぃ http://nekoshand.air-nifty.com/tadokisutomimi/
投稿日: 2009/10/8(10:11)

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マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信第248号(2009/10/8)
●発行部数
6,684


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