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1081. SSS多読通信 第237号 (2009/4/23)
お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2009/4/23(19:25)
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SSS多読通信 第237号 (2009/4/23)【第2、第4木曜日発行】
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【1】100万語通過報告 (4/6 〜 4/19)
【2】今週のお薦め本特集 「草木をめぐる物語」 (かのん)
【3】SSSコラム 「私の英語の読み聞かせ」 (トオル)
【4】SSSニュース
【5】編集後記 編集:かのん
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【1】 100万語通過報告 (4/6 〜 4/19)
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3/23〜4/9の100万語通過報告は1名でした。通過おめでとうございます。
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■100万語通過しました Angels Odyssey さん
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GR中心に読み進め、PGRの「Ring of Bright Water」が100万語記念本、という
Angels Odyssey さんの報告です。レベルのやさしいもの、高いもの、模索しな
がら読み進められた様子を報告してくださいました。あれがいいかな、こうし
てみようかなと読み迷ってすすんでるうちに、いつのまにか変化がでてきます
よね。
市立図書館を利用されているとのこと。全国的にみて、公立図書館に多読本
がある地域はまだまだ少数派。お気に召す間は、ぜひ図書館利用を続けてくだ
さいね。利用者が増えることが図書館に多読本が広がっていくことにきっとつ
ながっていくと思います。これからもいろいろなうれしい誤算に出合えますよ
うに。 Happy Reading!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7407]
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【2】 今号のお薦め本 「草木をめぐる物語」 (かのん)
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4月も下旬にさしかかりました。わたしの住む町ではソメイヨシノはすっか
り葉桜に変わり、八重桜が満開、そろそろツツジが花を開きはじめました。冬
の間、眠っていた草木が暖かくなるにつれて芽がでて、葉を伸ばし、つぼみが
ふくらむ様子はほんとうに不思議です。今号は季節の巡りと植物の成長、それ
に関わる人びとの物語をご紹介します。
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■The Carrot Seed YL0.5 101語
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男の子が carrot seed をひとつぶ蒔きました。さてそのあとは……。
種を蒔くとき、きっと誰もがこういうことを期待してるんだよね。おもわず
ふふっと笑ってしまうかわいい絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004094]
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■The Secret Garden YL1.8 1,732語〜
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流行り病で両親を亡くした Mary は伯父が所有するヨークシャーのお屋敷に
引き取られることになる。両親に可愛がられた経験がなく周囲にそっけない振
る舞いをしてしまう Mary。けれど、伯父さん夫妻がかつて愛したという花園の
話を聞いてから、Mary はその花園のことが気になってしかたがない。10年前に
鍵をかけられ、誰も入ったことがないというその花園は今どうなっているのか…。
殺風景な早春の風景がみどり豊かな夏に向けて変化していくのに導かれるよう
に、Mary もその周囲の人々も、変わってゆきます。
"The Little Princess"で知られる F.H.Burnettの代表作。発表から100年たっ
た今も読み継がれている名作です。
(1)AAR3 YL1.8 1,732語
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009679]
(2)PGR2 YL2.5 9,800語
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000691]
(3)OBW3 YL3.2 9,600語
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000358]
(4)原書 YL7.0 81,000語
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002188]
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■Seedfolks YL3.5 11,453語
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4月のある日曜の朝、女の子が豆の種を蒔く。そこは貧民街の一角で、誰も
使ってないスペース。古タイヤや冷蔵庫などがらくただらけ。
ベトナムから移民してきた少女が種をまいたその場所をテーマに、13人の住
人たちが語ります。語り手たちは子どもから老人まで人種もルーツもさまざま。
彼らの話から、がらくた置き場だった場所がどう変化していくか、その変化が
人々にどう受け止められているかが伝わってきます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014096]
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■The Lost Flower Children YL4.0 19,701語
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母さんが亡くなり、仕事で忙しい父さんは、夏の間 Olivia と Nellie の姉
妹を Aunt Minty の家に預けることに決めた。姉妹は行きたくなかったが聞き
入れてもらえない。子育て経験のない老齢の Aunt Minty と奇妙な自分ルール
だらけの Nellie とはうまくいきっこないのだ。けれどある日、Olivia が古い
本に書かれてあるふしぎなお話を Nellie に語って聞かせたことから事態が変
わり始めた。Aunt Minty の荒れ果てた庭にはなにやら秘密があるらしい…。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000015274]
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■The Wind in the Willows YL4.5 23,000語
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草木とはちょっと違うのだけど、おまけでもう1冊ご紹介します。
名作『たのしい川べ』のabridged版(簡約版)です。簡約版といっても2万語
もあり読み応えは充分。GRは読んでしまったけれど、原書(62000語)はもう少し
熟成させておきたい、という方におすすめです。
ハードカバーが2003年に、ペーパーバック版がつい最近出版されました。ハー
ドカバー版は図書館でみつかるかも。各ページにカラーイラストがついていま
す。文章からもイラストからも、季節ごとの美しい英国の田園風景が堪能でき
る1冊です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000015275]
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【3】SSS コラム 「私の英語の読み聞かせ」(トオル)
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こんにちは、トオルです。私にはもうすぐ5才になる息子、ハルがいます。
ハルが1才半のとき、本の読み聞かせを始めました。私が読んだり、妻が読ん
だりして分担はありません。ハルが寝る前に英語の本や日本語の本を読み聞か
せしています。最初は本を読んでも全然聞いてなくて悲しい思いをしましたが、
続けていると、2才になったぐらいから聞いてくれるようになりました。今で
は本の読み聞かせが大好きになり、寝る前に本を自分で選んで3冊持って
きます。その日のハルの気分によって英語の本を3冊持ってきたり、2冊は
日本語の本で1冊は英語の本というときもあります。ときどきハル1人で英語
の本を読んでいるときがあり驚いています。まだ字が読めないときでしたが、
読み聞かせで音を覚えていて、話に合わせてページをめくっていてるようです。
ハルは1才から3才までアメリカのボストンにいたので、日本に帰ってきて
から同じ年の子と比べて上手く話せず、つい最近までよく泣いていました。
ようやくいろいろなことが話せるようになり、もう英語に関心がなくなるかと
思ったのですが、相変わらず英語DVDをみてゲラゲラ笑ってます。今後も
特別な教育を受けさせる予定はありませんが、親の密かな望みとしてこれから
も英語DVDを楽しんだり、英語で話しかけると英語で答えてくれたらいいと
思っています。そのために、英語での読み聞かせは続けていきたいと思います。
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【4】 SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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■The Daily Yomiuri 4/23(木) に多読特集
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4/23発売のThe Daily Yomiuri に、Tadoku Specialが掲載されます。100万語
多読キャンペーンの紹介、多読授業の成果の紹介などが掲載されます。
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■朝日小学生新聞、今月は "Get On"(Oxford Reading Tree Stage 1)
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朝日小学生新聞では、月1回、第4木曜日に、C'mon Tadokids を連載してい
ます。記事は絵本の紹介とその解説となっていますが、絵本とその朗読音声は
朝日小学生新聞のwebpageでもアクセスすることができます。今月は、
Oxford University Press社の好意により、Oxford Reading Tree シリーズ
"Get On" (海で、バナナ型の浮き袋にみんなが乗る話)が紹介されています。
Webの掲載は、毎月第4金曜日から、翌月の第4木曜日までの1ヶ月間です。
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]
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■多読関連講演会・研究会のお知らせ
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5月14日(木) 東京 多読授業5年間で分かったこと 古川昭夫
詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html] をごらんください。
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【5】 編集後記 (かのん)
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ここ数年、読書といえば洋書だったわたしですが、最近和書読みにハマって
います。きっかけは職場の「週に一度、ノー残業デー導入」。この状況でノー
残業なんて無茶!と悲鳴をあげつつ、ノー残業なら閉館直前の図書館にぎりぎ
り間に合うのです。むむー。
洋書読書に比べれば、和書読書のラクなことラクなこと。時間は有限なので、
洋書読書のペースは大幅にダウンしました。けれども、いままでも、気がつい
たら数ヶ月英語をほとんど読んでいなかった、なんてことは何度もありました
し、それでもブランクをほとんど感じないということを経験しているので、今
回も安心して洋書読書を中断しています。こんなふうに自在にペース配分を変
化させられるのも多読の良いところなのですね。
春眠暁を覚えず、ということばがありますが、今年のわたしは寝不足つづき
で初夏を迎えるのかもしれません。みなさまも良い春を!
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多読通信、次号もお楽しみに! 【第2、第4木曜日発行】
〜読める本、読みたい本をお気楽に〜
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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発行:SSS英語多読研究会( [url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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1082. Re: SSS多読通信 第237号 (2009/4/23) 発行データ(発行部数 7,156)
お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2009/4/23(19:27)
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マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信 第237号(2009/4/23)
●発行部数
7,156