R.B.McCammon "Boy's Life"　（まだ読んでない人はこの投稿は読まないほうがいいです。この本とってもいい本だから）

バナナです。

今日とってもうれしいことがあったので、ここに投稿します。

実は、マキャモンの”Ｂｏｙ’ｓＬｉｆｅ”を８月１８日から読み始めて、一ヶ月かかって、やっと読み終わりました。いやー、２１万語、５８０ページは長かった。

でも、面白かった。

この本は、１０年くらい前邦訳を読んでいました。いっぺんにマキャモンが好きになりました。（とはいっても、そのほかの本は読んでないのですが）

厚いハードカバーの和書で読み応えがありました。本の雑誌でもその年のベスト本に選ばれてたんじゃなかったでしょうか。

多読を始めてから、いつか読みたいと思っていた（狙っていた）一冊でした。３年くらい前に多読始めて、そして、憧れの本が読めて、感激しています。

邦訳もよかったけど、原書もよかったなー

全部で４章、各章７つくらいのエピソードで構成。長編だから、それぞれのエピソードは関係しているのですが、ただ、ひとつひとつのエピソードだけ取り出して読んでも面白いと思います。好きなエピソードがいくつもありました。よくわかんないエピソードもあったけど。

最後はかなりスリリングな展開。最後の１００ページは引き込まれて、子供が寝静まったあと、起きだして読んだりしておりました。

こんなことひさしぶり。
今日は会社帰りにファーストフード店でお茶を飲みながら読んでました。目頭が熱くなってきて、となりにいる高校生の視線が気になりました。へんなおっさんだとおもわれただろうなー。

この本を読んだ人とネタばれ話をしたい！

お父さんのこと。主人公のこと。自転車のこと。天才野球少年のこと。死んでしまった友人のこと。Ladyのこと。Chileのこと。飼い犬のこと。

ああ、どなたか読んだ人はいらっしゃらないでしょうか？

ではでは

バナナさん、こんにちは。しおです。
読了おめでとうございます〜♪
この本です！私も読みたくて本棚においてある本は。
投稿タイトルが実に親切です。ありがとうございます。
ちゃんと目をそらして見ないようにしました（笑）
もう１冊読みたいと思っている本は、
Kazuo IshiguroのNever let me goです。
バナナさんのブログをみて、「同じだ〜」と思って
すごく嬉しかったです。
いま、しばらくPBを読む時間がとれない状況になってるんですが、
読みたい本が、本棚で待ってくれてると思うだけで
楽しいものですね。

ではでは〜。

"しお"さんは[url:kb:782]で書きました:
〉バナナさん、こんにちは。しおです。

こんにちは、しおさん、バナナです。

〉読了おめでとうございます〜♪

ありがとうございます。

〉この本です！私も読みたくて本棚においてある本は。

おおおおお！

〉投稿タイトルが実に親切です。ありがとうございます。
〉ちゃんと目をそらして見ないようにしました（笑）

いや、それは大変だったと思います。
目をそらしていただきありがとうございました。

〉もう１冊読みたいと思っている本は、
〉Kazuo IshiguroのNever let me goです。
〉バナナさんのブログをみて、「同じだ〜」と思って
〉すごく嬉しかったです。

僕のブログ周辺でも読んでもらった人がお一人います。
この本の話、読んだ人たちでしたいですよねー。

〉いま、しばらくPBを読む時間がとれない状況になってるんですが、

おお、そうなんですか。

〉読みたい本が、本棚で待ってくれてると思うだけで
〉楽しいものですね。

本棚でじっくり熟成してからよむってのもオツですよね。

「こちらは、１０年もののｘｘです」とかね。

〉ではでは〜。

ではではでは

あずきです。McCammonの名前が出てきてとっても嬉しい！
私は、McCammonは、2冊しか読んでいないのですが、すごくすごく好きです。
手に入る範囲ですが、他の著作も手に入れて、本棚で待っています。

この本、ファンタジーのようでリアル、残酷なようでどこか暖かい、すごく
いい本ですよね。私も最後の100ページぐらい一気読みした覚えがあります。
実は、私、この本を、読んだ年のNo.1ペーパーバックとして選びました。
ちなみにその前の年のNo.1は、同じ、McCammonのSpeaks the Nightbird
でした。これも、長いけれど、おすすめですよ！

明日から、東京方面にでかけてしまうので、ネタばれのお相手できないかと
思うのですが、もし、来週、お時間あれば、お相手させてくださいね！
ではではまた！

"あずき"さんは[url:kb:784]で書きました:
〉あずきです。McCammonの名前が出てきてとっても嬉しい！

こんにちは、バナナです。
私も、あずきさんとマキャモンの話ができそうでとてもうれしいなー

〉私は、McCammonは、2冊しか読んでいないのですが、すごくすごく好きです。
〉手に入る範囲ですが、他の著作も手に入れて、本棚で待っています。

実はぼくもマキャモンはこの「Boy'sLife」しか読んでないんですよね。
でも、この一冊で大ファンになってます。

〉この本、ファンタジーのようでリアル、残酷なようでどこか暖かい、すごく
〉いい本ですよね。

>私も最後の100ページぐらい一気読みした覚えがあります。

同じですねー。

〉実は、私、この本を、読んだ年のNo.1ペーパーバックとして選びました。

おおおお！ですねー。

〉ちなみにその前の年のNo.1は、同じ、McCammonのSpeaks the Nightbird
〉でした。これも、長いけれど、おすすめですよ！

おおお、読みたくなりました。今まで本屋で見かけるたびに、手にとって
ましたが、厚いのが上下二巻もあって、しりごみしてました。
買います！

〉明日から、東京方面にでかけてしまうので、ネタばれのお相手できないかと
〉思うのですが、もし、来週、お時間あれば、お相手させてくださいね！

ぜひぜひぜひおねがいします。

〉ではではまた！

（こっから、ねたばれ話が始まりそうなので、ずずっと改行しておきます）　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

一番初めにしたいお話は『すきなエピソードは何でした？』なんです。

僕は、第二章の野球の天才少年の話。出会う話とお別れする話です。
出会う話は、まさに一気読み。あの少年のピッチングにはびっくり。
お別れの話は、その天才少年がボールを空に向かって投げるシーン、
最後に友人と自転車をこいでいくシーン、とても印象的で、とても
好きなシーンです。

なんだか、書いていてもう一度読みたくなってきました。

ではでは

バナナさん、お待たせしてしまってごめんなさい！
あずき＠東京から帰って2日目やっと復活です。

〉実はぼくもマキャモンはこの「Boy'sLife」しか読んでないんですよね。
〉でも、この一冊で大ファンになってます。

Boy's Lifeは、マキャモンの転機になった作品でもあるみたいですよ。
それまでは、ホラーが中心だったのですが、ホラーではないものが書きたい
ということで書いた1冊ということらしいです。Speaks the Nightbirdも
Boy's Life以降の作品なので、ホラーではなくて、サスペンス仕立てに
なっています。でも、この作品もまた、いろいろなエピソードが絡み合う
ところがいいですよ(^^

では、私も、ここからネタばれなので、ずずっと改行。
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〉一番初めにしたいお話は『すきなエピソードは何でした？』なんです。

〉僕は、第二章の野球の天才少年の話。出会う話とお別れする話です。
〉出会う話は、まさに一気読み。あの少年のピッチングにはびっくり。
〉お別れの話は、その天才少年がボールを空に向かって投げるシーン、
〉最後に友人と自転車をこいでいくシーン、とても印象的で、とても
〉好きなシーンです。

私も、自転車のシーンはすごく好きです。
ペダルをこいでいく姿がするりと頭に浮かんできて、とてもきれいだった。
ふたりの関係を象徴しているみたい。男の子っていいなあ、なんて思い
ました。

それから、私の一番好きなシーンはLadyのところにCoryが行くところ。
といっても、Lady自体が好きなので、ひとつのエピソードにしぼれない
のですが、町から離れ、異端者として、嫌われ、ある意味、恐れられて
いたLadyに対し、最初は、恐れの念を抱きながらも、CoryはLadyに近
づいていく。反対に、LadyもCoryに自転車をプレゼントするほど気に
入っている。なんというか、あの頃、教会に行かなきゃ人じゃない、
みたいな南部で、Coryの真剣さ、素直さがすごく良かった。

他にもあるなあ、むむむ。

〉なんだか、書いていてもう一度読みたくなってきました。

〉ではでは

私も読みたくなってきました。ほんとに読もうかな？
ではでは！

"あずき"さんは[url:kb:786]で書きました:
〉バナナさん、お待たせしてしまってごめんなさい！
〉あずき＠東京から帰って2日目やっと復活です。

あずきさん、こんばんは、バナナです。

今日東京出張したので、本屋によって、マキャモンのナイトスピークを
買おうかと思っていたのですが、残念ながらおいてなかったです。
うーん、ざんねん。

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〉〉一番初めにしたいお話は『すきなエピソードは何でした？』なんです。

〉私も、自転車のシーンはすごく好きです。
〉ペダルをこいでいく姿がするりと頭に浮かんできて、とてもきれいだった。

そうそう、ここを映画化にぴったり。

〉ふたりの関係を象徴しているみたい。男の子っていいなあ、なんて思い
〉ました。

ですよね。うちの子ももう少しすると、この年代。こういう友人関係を
味あわせてあげたい。

〉それから、私の一番好きなシーンはLadyのところにCoryが行くところ。
〉といっても、Lady自体が好きなので、ひとつのエピソードにしぼれない
〉のですが、町から離れ、異端者として、嫌われ、ある意味、恐れられて
〉いたLadyに対し、最初は、恐れの念を抱きながらも、CoryはLadyに近
〉づいていく。反対に、LadyもCoryに自転車をプレゼントするほど気に
〉入っている。なんというか、あの頃、教会に行かなきゃ人じゃない、
〉みたいな南部で、Coryの真剣さ、素直さがすごく良かった。

Ladyで一番印象的なのは、後半で父親がLadyのところについに行くシーン
です。「癒し」というのは、まさにこういうことをいうのだなと、感じま
した。うるうるでした。（スタホロですね）

そうそう、男だからかもしれませんが、森のなかで、裸の女の子に出会う
シーンがあって、Coryはその子に憧れのような気持ちを抱いているのです
が、あれがね、心がウルウルしました。

そういや、僕も中学のころ、こんなふうに思った子がいたなーって。

女性には、今ひとつのシーンかもしれませんが。

最後の章で、Ｃｏｒｙが結婚してるじゃないですか。で奥さんが出てくる。
「おっ、ついにあの娘と結婚できたのか！」と思ったのですが、違った。
あれは、個人的ウルウルからいうとがっくりでしたが、まあ、そうなると
ちょっと作品としての重みは下がっちゃうでしょうねー、安易すぎて。

でもなー、個人的ウルウルも捨てがたいんですねー

なんか、深夜にこんな話を書いてると明日の朝起きて日常生活に
戻れなくなりそうなんで、今日はこのへんで失礼します。

ではでは