[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/11/23(19:51)]
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776. 【雑談】最近、アメリカ文学も読んでみたいと思っています
お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2006/9/15(21:59)
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はじめまして、間者猫(かんじゃねこ)と申します。
冷血は、最初結構読みやすそうだと思い読み始め、
半分ぐらいで犯人が分かってしまい、
きっとドンデン返しがあるに違いないと思って最後まで読んで・・・。
私にとっては、最初読みやすく、だんだん分かりにくくなった珍しい1册です。
ほとんど文学作品なぞ読んだことがなかった(なにせ理系ですから)のですが、
多読を始めてから、原著で読めるようになり、最近ボチボチ文学作品にも手を出し始めました。トウェイン、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、スタインベック、サリンジャーあたりを読んでいきたいと思っています。
アレックス・ヘイリーのMalcomXやRootsも手元にありました、そういえば。
文学から”アメリカとは何ぞや?”を探りたいと思っています。
面白い本があったら是非ご紹介下さい。
では、失礼します。
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778. Re: 【雑談】最近、アメリカ文学も読んでみたいと思っています
お名前: Ryotasan
投稿日: 2006/9/17(08:42)
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間者猫さんの読書記録を拝見しました。
すごいですねー。日本の大学で英文学を専攻しているほとんど大学生の何倍も原書を読んでらっしゃる。アメリカ文学を専攻している平均的な大学生よりずっと多いと思います。
もうお気づきだと思いますが、短編や中編が凝った文体になりやすいのに対して、長編は勢いをもって書かれ、1冊あたりの情報量も多く、多読向きです。400頁を超える長編では、文体も流行作家に近くなることが多いです。これは一人の作家の短編・中編・長編にも言えます。ヘミングウェイなら、最も長い For Whom the Bell Tolls が最も多読向きです。題名が古風ですが中身は違います。
カポーティの In Cold Blood をもし再読なさるなら、文書を味わうことに力点を置いてみると、違った側面が見えてくるかもしれません。
あと、作家の名前を沢山出してらっしゃいますが、書ききれないので、個別にスレッドをたてて、ぼちぼち行きたいと思います。