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お名前: パピイ
投稿日: 2008/5/6(19:39)
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みなさま、こんにちは。パピイです。
前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
その報告と読んだ本の紹介をさせていただきます。
■ 最初に
今回の報告は、PB 10冊で総語数は1,002,615語、累計で6,031,942語になりました。
今回も今までと同じく、本の紹介をするにあたり、ヒーローとヒロインの関係がだいたいわかる最初の章のところに
のみこだわって紹介し、後は全体の感想を述べるだけにして、できるだけネタバレをしないようにと考えています。
一冊ずつ読むたびに原稿を書いていますので、投稿文全体の長さを考えていません。その結果
A4換算で11頁と、かなり長文になってしまったことを先にお詫びしておきます。
また前回の報告と同じように Amazon.comのレビュー数と、邦題(翻訳本があれば)を付け加えてあります。
■ 本の紹介 (読んだ順に紹介しています)
◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
(49 customer reviews)
それは悪夢から生み出されたような光景だった。St. Justin子爵、Gideon Westbrookは、その部屋の入口に立ち
あちこちに散らばる骨や、不気味な骸骨、歯や骨などが埋まった石の塊を眺めます。部屋の中央には、机に
向い石に埋もれた骨のスケッチに夢中になっている若い女性がいます。結婚指輪をしていないところを見ると、
今は亡きPomeroy牧師の娘のようです。
彼は父から受け継いだこの領地Upper Biddletonに、あまり関心がありませんでした。部屋に入り、彼女に
挨拶します。彼女は、St. Justin子爵と聞いてほっとします。彼女は彼に手紙を書いて、呼び寄せたのでした。
彼女、Harriet Pomeroyは、お気に入りの化石採掘場である洞穴を、泥棒達が盗品の隠し場所に使っている
ことに気付いたというのです。どうして自分の執事や治安判事にそのことを話さないかとの問いに、彼らは
当てにならないと答えます。さらに深夜、彼女ひとりで浜辺に出て泥棒たちを見張っていると聞いて、彼は
驚き、彼女に手をかけながら、そのような危険な行為はやめるように言います。
その時、悲鳴がドアのところから聞こえます。ハウスキーパーのMrs. Stoneでした。彼女は、ふるえる手で
喉を押さえながら「The Beast of Blackthorne Hall、あなたですね。とうとう帰って来たのですね。なんて
ことを!無垢な女性に手をかけて。Miss Harriet早く逃げなさい。」と言い、こちらを向いたGideonを見て、
気を失います。彼は、Harrietに「だから、わたしが、ここに近づかない理由がわかったろう。」と言います。
以上が、第一章でした。「野獣」という異名を持つ、いわくありげなヒーローと、当時の女性としては
エキセントリックなヒロインのロマンスはどう発展していくのでしょうか。Amanda Quickの作品ですから
ミステリーの部分もあるのでしょうね。
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「美女と野獣」的ストーリーで、Quickらしいミステリー(称賛ではありません)もあり、楽しめました。
Quickの作品は、状況がわかったら後はわりとスラスラ読めるのもいいですね。
ただ化石コレクターという、当時としては少々エキセントリックなヒロインの設定に驚きましたが、
周囲の人たちが「野獣」と称して恐れを抱き、彼の話を聞かない中で、ただひとり最初から彼を信じて
疑わなかったところに、少し違和感がありました。最初は恐れを抱きながらも、だんだんとヒーローに
惹かれて行って…、くらいの方が自然で、よかったと思うのですが。
AARの読者人気投票2007年Top100の中で、Quick作品はこの作品だけですので、人気があるのでしょうが
私にとっては以前読んだMistress、Seductionと比べて、特にという印象は受けませんでした。
◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
(49 customer reviews)
エドワード3世治世(注:在位1327年 - 1377年)のイングランド。Christianaは、騎士Thomas Hollandを伴って、
深夜の街を行きます。「こんな時間に会おうとする商人はあなたの愛人ではないことを信じていますよ、王の
機嫌を損ねたくありませんからね」という彼に、こんな時間にしか彼は自宅にいないのだからと答えます。
彼女は後見人である王から婚約を申し渡されても、結婚適齢期の18歳を過ぎており驚きはしませんでしたが、
相手が心を寄せる騎士Stephan Percyどころか、騎士でも領主でもなく、会ったこともない絹織物商人
David de Abyndonと知り、由緒ある家系の娘のわたしになぜと驚きました。
お目付け役のLady Idoniaによると、相手の商人は老人らしいのです。これは、彼女の両親が亡くなった後、
娘Isabele、いとこのJoanらと一緒にお城に住まわせ、長年面倒を見てきた王の彼女への罰でした。
それというのは、彼女とStephanがベッドで一緒にいるところをIdoniaに見つかってしまったからでした。
Christiana Fitzwarynは、Davidを訪ねてびっくりします。話に聞いていた老人でなく、若くてハンサムな
男性だったからです。彼女は、彼の方から婚約解消を申し出てくれるよう頼むために来たと話し始めます。
彼女の話を聞いた後、彼の方から婚約解消を切り出す理由はないと答える彼に、彼女は他に愛する人がいる
からと付け加えますが、それでも彼は、こんな時世だからと気にもかけません。
彼女は王なり、司教なりに婚約解消を申し出る自由がありますが、できるわけがありません。彼の方も、
王の機嫌を損ねないように婚約解消するにはそれ相応の理由が必要ですが、彼女が処女でないことを公に
されたくありません。婚約の話を聞いてStephanが、結婚前に救いに来てくれるという希望もありますが、
Davidに言わすとその可能性もなさそうです。
彼女は失意の中で家路につきますが、それを眺めるDavidにも、いろいろな考えが頭をよぎります。
王は、彼から購入した物の支払を控え、フランスとの戦いに備える資金を確保するという手段のために、
高貴な妻を与えることにより、支払をその婚礼資金とみなすことで解消しようと考えたのでした。
彼は、相手がどんな女性かどうかは考えてもいませんでした。でも彼女の訪問で、彼女が自分に相応しい
女性であることがわかりました。さらに王のスキャンダルを消そうという企みも知ることができました。
彼は、巨漢の門番Siegのところに行きます。「ことはお済ですか」と言う彼に、「彼らではなかった(?)」
と答えます。「ところで、Lady Alicia(?)の護衛はどうしている」との問いに「後で、彼女をお連れします」
と答えます。さらに、「明日、ある騎士の名を調べてほしいのだが」と頼みます。
以上が、第一章17頁までです。長い紹介になってしまいましたが、それだけ中身が濃いというか、いわく因縁が
いろいろありそうで、ワクワクしますね。これから先が、楽しみです♪
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今まで私が紹介した中世を舞台にしたロマンスは、Garwoodの作品ばかりでしたが、この作品は、イングランドと
フランスを舞台にしています。そのため両国のダークな歴史的関係にともなう、政治や陰謀が背景を彩っています。
ヒーローが若くして成功した商人というかわった設定に、とまどいつつ読み進めて行きましたが、ヒロインの屈強な
騎士である兄や、元カレの騎士にも一歩も引かないところなどで、ただ者ではない雰囲気を漂わせています。
そして後半では、物語が大きく展開して読者の期待を裏切らないロマンスが展開して面白かったです。
18歳で王の庇護のもと、恋人が結婚前には救いに来てくれるとかたくなに信じている世間知らずのヒロインが、
物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
(35 customer reviews)
1890年エジプト、そこは地図にも載らないThe High Desertと呼ばれる砂漠。一目を避けて行動するには好都合の
ところで、深夜奴隷商のキャンプには、ブラックマーケットの商品や、それを取り引きするアラブ人やコプト人が集まって
います。(注釈:イスラム教徒はアラブ人、キリスト教徒(コプト教会)はコプト人で、“エジプト人”という呼称は不適切な
表現とされているそうです) 今夜は、若いブロンドの英国人女性が奴隷として取引されています。
彼女Desdemona Carlistleは、カイロの市場でさらわれ、どこかの残酷な砂漠の族長の慰み者になる運命に怯えて
いましたが、4日経っても誰も助けにくるものもなく、そろそろ退屈な気分に変わりつつあります。彼女の世話をする
少年Rabiが彼女をさらって不愉快な布に包まれ、ラクダに乗せられて・・・と今までのことを振り返ります。
遠くに馬に乗った男が近づいてくるのを見て、彼女は運命を決める男が来たことを感じて、「彼は誰」とRabiに問うと
「あなたを連れに来た」と答えます。男の前に連れ出された彼女は、英国女性のプライドで面と向かい合いますが、
彼は眼にもとまらぬ速さで彼女の手首をつかむと、引き寄せます。彼女は抵抗しようとしますが、空しいだけです。
恐怖を感じた彼女は悲鳴を上げますが、彼の大きな手は彼女の口をふさぎ、壁のような彼の胸に押さえつけられます。
さらにもがき暴れる彼女に、彼は「やめてくれないか」と英国人英語で命令します。その声にぞっとした彼女は抵抗を
止めます。もがきあう間に顔を覆っていた”burkos”が落ちて、彼の顔が表われ、それを見た彼女は驚きと、さらに
激怒を感じて「Harry Braxton(?)私を連れていくなら、殺してやる」と言います。
以上が、第一章でしたが、いまいち わかりせんので次に行きます。
「恐ろしい運命から救ってやったというのに、他に取る態度はないのか」という彼に、「あなたのものになる
以上に恐ろしい運命は考えられないわ」と答えます。彼の腕に抱かれているうちに、ふと以前のような間違い
を犯そうとする(?)気持ちになったことに気づき、夢と現実は違うことを学んだことを思い出します。
さらに、彼女に向ってうっとりしながら結婚してくれと言う彼に、やめて!と彼女はすぐさま答えます。かつて彼に夢中に
なったことを彼女に思い出させる機会を彼は、逃しはしません。その上「助けてやったのに、お礼も言ってくれないの
かい」と言う彼に、そのとおりと思い「私のために、たくさんのお金を払ってくれたのね」と意気消沈して答えます。
彼女はHarryに、そのお金を返すあてがあればと思いますが、彼女の祖父、Sir Robert Carlisleは、英国博物館の
考古物買入部の長で、優秀な考古学者で、ある程度の地位のある官僚でしたが、経営的センスはまるでありません。
祖父の手助けをしてお金を稼ぎ、英国の博物館で職を手に入れることさえできればと考え始めます。
その時、「Brax-stone!」とエジプト人商人が呼ぶ声が聞こえます。彼は突然衣服に手を入れ財布を取り出し、それを
Harryにめがけて投げつけます。彼が片手でつかみ取ると、金貨がこぼれ落ちます。「それを受取って、彼女を返せ」
とエジプト人は言います。どうも彼は、裕福なバイヤーを見つけたようです。彼女は、彼がはした金しか支払っていない
ことを知り怒りますが、双方にいろいろ誤解があったようす。しかし、今は逃げるしかありません。
家に着いた彼女にSir Carlisleは平然と挨拶します。自分の身を心配していなかったかのかと不思議がる彼女は、
Harryの話から、Carlisleに心配かけまいと、彼は彼女が近くの町に行くという手紙をでっち上げていたのでした。
ホッとしたのもつかの間、祖父は彼女の原住民のようなだらしない身なりに顔をしかめます。本当のことを言えない
彼女に代わって、Harryがドレスパーティー用ですよと助言をします。またしても彼に借りが増えました。
以上が、第二章まででしたが、ヴィクトリアン時代のエジプトが舞台という変わった設定の上、多少コミカルな展開も
あり面白いですね。これからの二人のロマンスの行方がとても気になります♪
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Connie Brockwayの作品ですから、英語は他の作品より難しめです。従って他の作品ほど読み切れていない
ことを最初にお断りしておきます (苦笑)
ネタばれになるので詳しく書けませんが、ヒーロー、ヒロインともある才能がありますが、それぞれ暗い過去を背負って
います。読み進みながらそういう点が少しずつ顕わになってくる点では物語は楽しめます。
その上、恋のライバル登場と、遺跡をめぐる陰謀(?)で物語は大きく盛り上がります。紹介文から想像されるように
ふたりは知り合いで、いろいろあってふたりが結ばれるところはかなり熱いです(笑)
AARの読者人気投票2007年Top100で25位ということで、期待して読んでみましたが、それほどでも
なかったです。まだまだ読解力が足りないのか、それとも好みが合わないのか、翻訳が出たら買ってみても
いいかなとちょっと思いました。(>情けない)
◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
(47 customer reviews)
1324年、Addisは、巫女から昼間に呼び出され驚きます。いつもは夜ですが、彼女の父親の馬を世話する彼が、
人目を避けて彼女と一緒にいることが知れたら、命はないかも知れません。彼女と一緒にいると、人間的に扱われる
温かみが思い出され、恐怖を押さえて森の外れに出かけます。彼女は一頭の馬を連れていました。
彼が奴隷にされた最初の年、彼女は彼の仕事ぶりをしばしば見に来て、そのうち彼に簡単な会話ができるように言葉を
教えました。彼女は、彼が騎士ではないかと疑っていたのでした。いつもと違う様子に驚く彼に、川辺の薬草を取りに
行くから手伝うようにと布をかけたカゴを持たせ、川に着いたところで驚くべきことを話し始めます。
チュートン騎士団率いるバルト十字軍を止めるため、ローマ法王が彼女たちの王に改宗を迫っており、王は拒絶する
だろうから、また戦が始まるだろうというのです。話を聞きながら、彼は奴隷になった6年前の戦を思い出します。
ここで待つようにと指示し、彼女Eufemiaは歩いて行きます。カゴを忘れていると声をかけますが聞こえないようです。
自分の周りに馬とカゴしかないことに気付いた彼は、心の中にこみ上げるものを感じ、布を取りのけます。そこには、
2本の短剣、パン、塩漬けの豚肉と彼女の黄金の腕輪がありました。自分のために必要以上な危険を冒した彼女を
思い、馬に乗った彼は、もう一度彼女の方を見て、さよならを言い去って行きます。
以上が、プロローグでした。よく知らない北方十字軍の話に戸惑いつつ(苦笑)、次に行きます。
1326年、イングランドWiltshire州、Moiraは不安を感じて外を眺めると、朝もやの中を男たちがこちらに
向かってくるのが見えたので、Brianに隠れるように命じます。男たちは家に入り込み、少年はどこだと
彼女に問いただします。息子などいないとしらを切る彼女に、「知っているはずだ」と後方から新しい声が
聞こえます。それは少年の叔父、Raymond Orrickでした。
時が来たので、迎えに来たとRaymondは説明します。彼の妹Claireが死ぬ直前に、彼女の息子をMoiraに
託していたのでした。連れて帰れば危険で、ここの方が安全だと主張する彼女に、もう一人の男が命令口調で
尋ねます。その男の顔を見た彼女は、息が止まるほど驚きます。彼は8年前に死んだと思われていた少年の
父親Addis de Valenceだったからです。
彼女の顔をじっくり見た彼は、彼女がRaymondの父Bernard Orrickの女であった農奴Edithの娘である
ことを思い出します。「You are little Moira, Claire’s shadow.」という彼の声に、彼女はホッとし、喜びを
感じますが、一方で彼女の息子でもないBrianを永遠に失うという悲しみの気持ちも湧き上がってきます。
彼が少年を連れて行こうとした時、狼狽したように彼女を見つめる息子を見て、Moiraも連れてくるように、
命令します。
DarwendonにあるAddisの領地は、Claireの持参金でした。今でこそ彼女のことを考えない彼ですが、
自由の身になってからの2年間は、しばしば思い出していました。でもその思いが帰国を遅らせていました。
帰国した理由を、Eufemiaなら、彼の魂が待ち受けているものを知ったからだというでしょう。
Raymondによると、Addisの父Patrickが亡くなった時、Barrowburghの家を離れ、Hawkesfordの家に
帰って来た、そしてAddisの義理の弟Simonが父親の土地を奪った時、Brainは彼にとって脅威となり、
Claireが亡くなった時、危険を避けるために召使のMoiraが彼を引き取って世話をしてきたというのです。
さらにMoiraが住んでいた家と土地は、BernardがEdithに与えたもので、死後彼女が相続したのです。
彼女によると、Bernardは死の床でEdithとその子孫を自由の身にしたというのですが、証人の神父が
いなくなったため証拠はありません。またBarrowburghの土地も、Simonが王を操るDespensers一族に
とりいっており簡単に取り戻せそうもありません。
Moiraは2度結婚しました。最初の男は、老人で結婚の祝宴直後に亡くなり、二番目は年老いていなかった
のですが1ヶ月は生きたとか。そして彼女はVirgin Widowと呼ばれ、彼女の裸体が彼らの心臓を止めたと
噂され、誰も結婚しようとしないのです。8年間ですっかり大人の女性に成長した彼女を見て、Addisは
なるほどと納得します。
いろいろ命令するAddisに、自分は自由の身だとMoiraは主張します。さらにRaymondの相手をしろと
の命令を断固はねのけ、毅然として彼に向き合います。その眼と向き合って、始めて自分がよそ者でない
ことを感じたAddisでした。
以上が、第一章でした。いい設定ですね〜♪妻を亡くしたヒーローと、農奴のヒロイン、そしてお互いが
溺愛する少年を間に入れてふたりのロマンスはどう発展していくのでしょうか。
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前の紹介本より少し前のエドワード2世治世のイングランドを舞台にしています。歴史的背景をうまく
物語に取り入れているようです。(読後に、ネットで調べてわかりました。まあ、知らなくても楽しめる
ということですね)
さて、身分違いの壁をどう乗り越えていくのかが、この作品の大事なポイントになりますが、
最初は権力でなんとかしようとしていたヒーローですが、恋のライバル登場で、二人が結ばれるまでは
ドキドキハラハラします。そして結ばれたからといって安心できず、とても切ない物語が展開します。
あまり書くとネタバレになりますのが、もう残り数頁になっても…。
思わず、この本最後が落丁じゃないのかと心配したのも事実です。
そのため、せめてエピローグぐらい書いてよね!と思いました。
ヒーローは奴隷の体験(<農奴より身分が低い)をしていることや、ヒロインの母親は、領主の愛人であった
ため、自分は絶対そうなりたくないと決意している芯の強さが、物語に深みを与えています。
◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
Chicago Starsのチームメイト3人は、、Cal Bonnerの36歳の誕生日プレゼントとして「女」を与えようと考え、
行きつけのスポーツ・バーのホステスJodie Pulanskiに、お相手を探して欲しいと頼みます。Calは、「Bomber」と
異名を持つ優秀なクォーターバックで、彼女が幾度もアタックしても相手にしてもらえませんでした。
チームのグルーピーでもあり、女性を世話することがこの店のウリでもあり、ある見返りに承諾します。ただしCalは
以前の彼女と別れて以来、周辺にいる女性には興味がなくなったようで、10日以内に「Classyなお相手」を探し
出すことになりますが、彼女の知り合いにそのような女性はだれひとりいませんでした。
それから二日後、両親の実家に泊まった彼女は、前夜のパーティの酔いがさめないので、コーヒーを飲もうとしますが、
棚に有ったのはカフェイン抜き。隣に住むJane Darlington博士にコーヒーをもらいに出かけます。彼女との会話から
今日がJaneの34歳の誕生日で、彼女は14歳で大学に入学し、20歳で博士号を取った物理学者のようです。
ふさぎこんでいる様子にさらに話を聞くと、今の境遇を幸せと感じていないなく、6年間付き合った恋人とも別れたが、
未練はない、でも「結婚には興味がないが、自分の子供」が欲しいと願っているようです。シングル・マザーなんて
珍しくもない時代、経済的にも問題のない彼女にとって、一番の問題は父親をだれにするかでした。
子供にだけは、自分のような境遇で育ってほしくない彼女にとって、周囲は高学歴の男性だけ。見知らぬ男では
健康状態に不安がある。Jodieは、Chicago Starsの試合を見たいためテレビを点けますと、Cal Bonnerが
インタビューされています。それを見ていたJaneは、彼のような男性が見つけられば と言います。
アメフトに興味のないJaneにとって、Calが誰かは知りませんでしたが、理想の父親に思えました。それを聞いて
あきれるJodieでしたが、「Classyなお相手」探し中の彼女にとって、Janeはよい候補者のようです。そして、
彼女に説明し、JaneはCalの病歴書が入手できればと了承します。
以上が、第一章でしたが、ヒーローの説明が少ないので、次に行きます。
Janeは、Calの家まで送ってくれるフットボールプレイヤーに会うためにJodieの店に来ますが、急に気分が悪く
なってトイレに駆け込みます。この数日間Jodieと一緒に今までの自分と違う、化粧方法、ヘアスタイル、着る物とか
を変えて準備をして当日を迎えたのですが、過去のことを思い出して、急に怖気づいたのでした。
Jodieが持ってきた得体のしれない(遠視の彼女はメガネ無しではよく見えません)薬をビール流し込んで落ち着きを
取り戻し、迎えにきた巨漢に会います。名前と年を聞かれて、ネオンサインの文字からRose Bud、26と答えます。
男はJodieに元カノと違うタイプでCalのお気に召すだろう、少し年増なことを気にしないでくれるといいのだけれど
と言います。そして太いピンクのリボンを取り出し、彼女の首に結び、バースディ・プレゼントらしくみせます。
そのころCalは、3人の友人たちと家で遊んでいました。ドアベルが鳴り、頼んだピザかなと3人の友人が受け取りに
行きます。Janeを見た3人は満足し、ハッピーバースディを歌いながら、彼女をCalのところに連れて行きます。
彼女は生身のCalを見てびっくりします。テレビでは、ただの田舎者でしたが、目前の男は戦士そのものです。
彼女がバースディ・プレゼントと聞いて、Calは売春婦など要らない、誰か彼女が欲しければ、ステーキと交換しようと
言います。友人たちは、彼女はそんじょそこらの娼婦ではない。大枚はたいて雇った高級娼婦だと説明します。
彼女は、それらの会話を聞いて怒りに駆られます。何とかしなければ、理想の父親が手に入れられないと思い、
「やめて! 私は、ここに独占契約で来ているのよ。契約は、Mr. Bonnerだけに、私の技術を披露することに
なっているの。だから、わたしたち二人にしてくれない」と3人を追い出します。
以上が、第二章でした。天才といっていいほどのヒロイン登場。ユニークな設定ですね♪
さてこの先どんなロマンスが展開するのでしょうか。
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全二作は最初の展開がかったるかったのですが、本作ではいきなりヒロインのとんでもない行動に驚かされました。
そして題名から容易に想像できるように、Janeは目的を果たして妊娠し、それを知ったCalがという展開で、
物語は進みます。
あまり書くとネタばれになりますが、CalはJaneが想像した男性と異なり、ふたりが丁々発止のやりとりでロマンスが
展開していき、とても面白かったです。またCalの家族問題も物語に深みを与えているところも良かったですよ。
シリーズ物の常として、前作のヒーローBobby Tom Dentonも登場し、その後の幸せな暮らしがわかるところも
よかったですし、本作でCalのライバルとして登場するKevinは、第5作のヒーローのようで、期待が持てます。
◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
(87 customer reviews パッション)
1824年7月12日、Lucida Margarita Hawkmoreは、親友のAbigailに興奮しながら手紙を書きます。
そこには彼女が身ごもったこと、父親は夫のGeorgeではなく、最近雇った若い庭師であることを。さらに、自分のことを
非難しないで欲しい、今は新しい愛人Fentworth卿にぞっこんなのだからと。Hawkmore家には嫡男を生んで
あげたているから、夫はこの子は自分の子として育ててくれることを認めさせたのよ。このことは夫とあなた、二人だけが
知っている秘密なの。最後に、この手紙は読んだら焼き捨ててね。
以上が、プロローグの2頁でしたが、とんでもない始まりにとまどいつつ、次に行きます。
1851年5月4日、ロンドン 水晶宮、Passion Elizabeth Dareは、彼女の胸を押さえている男の手を見つめます。
誰にも見られてはいません、周囲はヤシの木の鉢を転倒させた3人のいたずら小僧たちを取り押さえるのと、
失神した年配の貴婦人の解放でそれどころではなかったのです。彼女は、その男によって倒れて来たヤシの木
から危ないところを助けられたのでした。彼女は、いとこのCharlotteに会うためにここで待っていたのでした。
青い瞳を持つ謎の男。彼女は胸のときめきを感じながらも、男のもとから立ち去り隣の展示室に行き、振り返って見ると
彼はそこに立ち止ったままで、自分を追いかけてくるものと思っていましたので、ちょっと失望感を感じます。そして、
そばにあった時計の振子を、ぼおっと眺めていると、自分に触れるものを感じます。彼でした。
その後、激情の渦に呑み込まれたふたりは、人目につかない展示場の隅で、激しくお互いを求め合います。
以上が、第一章でしたが、プロローグに引き続き、ちょっと驚きの展開です。
水晶宮の外で、「Miss Charlotte Lawrenceはどうだった?」と弟のMatthewに問われ、Markは会えなかったと
答えます。時計を見ながら、「Rosalindとのお茶に遅れそうだ」という弟と一緒に、馬車に乗って家に向かいます。
その道中Markは今日の出来事を弟に話します。名前も、どこの誰かも知らないという兄の話に、顔をしかめて、
彼女は若かったのかいとの問いに、ラベンダー色の服を着て、二の腕に黒いリボンを着けていたことを思い出して、
彼女が若い未亡人であったことを悟ります。
廊下のベンチに腰をおろし、Passionは、男のくれたハンカチを見つめます。そこにはMのイニシアルがありました。
そこに叔母のMathilda Dareがやってきたので、ハンカチをポケットに隠します。彼女の顔を見て、なにかあったの
かいと問う叔母に、彼女は、事故の話だけします。ハンカチを触りながら、彼にもう一度会いたいと願うのでした。
その頃Markも、彼女にもう一度会いたいと願っていたのでした。執事が、伯爵夫人がお待ちですというのを聞いて、
気が沈みます。今一番会いたくないのが母親でした。Lucida Hawkmoreは、ここの家について不満を述べた後、
Miss Lawrenceのことを尋ねます。会えなかったと答える彼に、そんなはずはと言う母親に向って、明日Abigail
Lawrenceに会って、手紙と交換に多額の金で話をつけるからと答えます。
かつて親友だと信じていた間違いに気付いたLucidaは、Abigailと縁を切りますが、娘に爵位ある夫をと願う彼女は、
例の手紙をネタに脅迫していたのでした。Markは母のためでなく、弟のためにこの秘密を隠し通したかったのです。
この秘密がバレると、Matthewは愛するRosalindとの結婚は、破談になることがわかっていたからです。
ひとりになってMarkは、水晶宮で会った彼女のことを考えます。きっかけを作ってくれたいたずらっ子たちを思い
神に感謝します。これは大変奇妙なことでした。ことが済めば立ち去って、二度と会わないというのが通例でしたが、
今度だけは、とんでもない間違いをしでかしたように感じます。
“M” for mistake? そんなことはないと彼女は思いこもうとします。そしてハンカチを胸に当て、生きていることを
実感します。結婚してから3年間、愛のない夫と生活。子供でもいれば、少しは違ったのかもしれません。夫の死でも
涙を流さなかったのに、今日は泣いたのでした。そう、彼が長年忘れていた夢を満たしてくれたのでした。彼のことを
思い出しながら、あんなことやこんなことを考え、明日彼にもう一度会えるかもしれないと水晶宮に行くこと決心します。
以上が、第二章まででした。通常は詳細にこだわって紹介するのですが、官能小説のような描写が続きますので
かなり押さえて紹介しています(笑) さて、MarkとPassionのロマンスはどう展開していくのでしょうか。最近邦訳が
出版されましたが、帯に「官能と清純」の文字があります。官能と清純が両立する物語とは?大変興味が惹かれます♪
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読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
まず、エピローグはユーモアも感じさせてくれて読後感は爽快です。
それというのも、後半ヒーローが真の愛に気付きながらも弟のために自分を犠牲にしようとし、またヒロインも・・・
と切ないロマンスが展開し、最後にハッピーエンドを迎えるからです。
一方、200頁過ぎ(約3分の2)までは、数頁ごとに官能小説のような激しい描写が続きます。その過程で二人の愛が
高まって行きますので、無駄にエロチックな描写が続くのではないのですが・・・ それに伴い、知っていることが
自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
以前にも紹介したAAR (All About Romance)サイトで、Best 2005 Romance Novels読者人気投票では、
最優秀新人、Most Luscious Love Story(もっとも官能的ってことかな)、Guiltiest Pleasure を受賞した一方、
Worst Readと、Purple-est Prose(極度に修辞がかった表現が多いってことらしい)を受賞した話題作です。
最初の「官能」の部分をどう乗り切るかで(笑)、この本の評価が決まるのでしょうね。
私はこの作品に★5つつけても良いと思いますが、万人にはお勧めしません(爆)
本の終りに次回作「Patience」の抜粋が載っており、この作品のスピンオフであることを窺わせますが、いつ出版される
のでしょう?Amazon.jpでは今年5月発売予定となっていますが、Amazon.comには表示されていません。
◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
(25 customer reviews) The Carsington brothers シリーズ第一作
1817年晩秋のロンドン、Hargate伯爵は5人の息子を持っていたが、下の三人は女の子の方が良かったのに
と感じていた。当時、貴族の男の子は私立の学校そして大学へ行かせるのが一般的で、女の子なら家庭で
教育すれば十分で、それにかかる費用は大変なもので、さらに職を探してやらなくはなりません。
うえの二人は結婚しており、伯爵の現在の悩みは三男29歳になるAlistair Carsingtonです。彼は、毎日
毎日仕立屋や、靴屋や、帽子屋などの請求書を持って現れます。Alistairは呼出され父親の書斎に来ます。
そこには「Episodes of Stupidity」と題された書類があり、惚れっぽい彼が起こした恋愛での数々の
失敗と、そのたびに父親が尻拭いしてきたことを思い出させます。伯爵は「金の話をしたくはないが、
弟たちのことを思うと、これ以上避けては通れない。」と話し始めます。
Alistairは友人のGordmorに、父親のからの話をします。それは、裕福な相続人を見つけて結婚しろと
いうものでした。父親が選んだ女性ならともかく、忌まわしい思い出がたくさんある彼にとって、
それは耐えられません。さもなければ生活費を稼ぐ道を、6ヶ月後の5月1日まで探せというのです。
できなければ彼のために、弟たちの財産を処分して金を作るしかないと。優秀な政治家でもある伯爵は、
彼の弱みを巧みに利用します。話を聞いた友人は、運河の話(?) をしたいと言います。
以上が、プロローグでしたが、ヒロインが登場していませんので次に行きます。
1816年2月英国ダービーシャー州、使用人のJosephがMirabel Oldridgeの行く手をふさぎます。彼女は、
最近31歳になったばかりとは思えないほど若く見えます。彼は、ある紳士が旦那様に会に来たと告げます。
彼女は、父親に代わって家を切り盛りしており、使用人は問題があると彼女に相談しにくるのでした。
その紳士は、Mr. Carsingtonと名乗っておりと聞いて、Hargate伯爵家の苗字であることを思い出します。
執事はワーテルローの英雄をないがしろにはできないと、居間に待たせているというのです。
田舎生活に魅力を感じないAlistairは、こんな所に、まして真冬にいたくありませんでした。Mirabelの
顔立ちを見て、いつもの悪い癖が出ようとしましたが、友人に、自分が役に立ち、信頼できるところを
見せないと、弟たちは…と、なんとか自分の仕事を思い出します。さらに帽子を脱ぐのに手を貸して、
彼女を身近に感じてまた後悔し、早く立ち去らねばと思います。
主人がいないのなら出直してきますという彼に、あなたが植物学者でない限り父はお会いしませんよと
彼女は告げます。彼はある計画に対して至急という手紙をもらったと反論します。それは運河新設計画に
関するもので、地主たちは反対しており、大地主である彼女の父親に誤解を解く為に来たと答えます。
それならば、父親を探しに行きましょうと、彼女は植物園のような、庭に案内します。庭師のひとりが
主人は最近高地の苔に興味を持っており、ある場所に行っていると答えます。そこは彼の宿のすぐそばで、
苦労してやって来たのにとがっかりする彼に、Mr. Oldridgeが帰って来て、夕食を一緒にと誘います。
15年前母親が死んだ後、植物に没頭し他の事には興味がない父親と領地の世話をしてきていた彼女もまた、
彼を身近に感じて、ドキドキしていました。彼は、社交界にデビューした時に出会った紳士たちを思い
起こさせますが、どうせ私たちのことを田舎者と見下しているだろうと想像します。
以上が、第一章でした。さて、AlistairとMirabelのロマンスはどう発展していくのでしょうか。
同じ作者の「Lord of Scoundrels」が相当良かったので、このシリーズも期待しています。
*********************************************************************************************
家を切盛りするのに忙しくて婚期を逃したMirabelは、装いには無頓着。一方Alisterは、いわゆる伊達男。
運河計画をめぐって対立するうちに…でロマンスは展開していきますが、ファッションとかヘアスタイルで
もめるところがユーモラスに描かれているところは好印象でした。
二人が結ばれるところまでは盛り上がり、その後ちょっとダレ気味でしたが、最後の方で…
Hargate伯爵の残りの2人の息子の物語にも期待が持たされる終わり方でした♪
そうそう、従者のCreweがなかなかいい味出していまたね。
◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
(44 customer reviews)
1816年英国Oxfordshire、Arabella Blydonは、もう少しで雨が降り出しそうな寒空の下、木の幹に体を持たせ、
冬物語(The Winter’s Tale)を読んでいます。彼女は6か月前にシェークスピアの作品 終わりよければすべてよし
(All's Well That Ends Well)からアルファベット順に読み始め、これが最後の作品となります。
その時、男の声が聞こえ、びっくりして振り向きます。彼女は、そばに立っている男に向って、ここはAshbourne公爵、
私のいとこの土地ですよと言うと、君こそ不法に侵入しているよ、境界線は向こうだよと答えます。彼女は非を認め、
名を名乗ると、彼はJohn、Lord Blackwoodと自己紹介し、シェークスピアの作品の話をします。
彼は足を引きずっており、半島戦争で傷を負ったのかしらと彼女は思います。雨になりそうだから帰ろうとする彼女に、
彼は2マイル以上歩いて帰るうちにずぶ濡れになりそうだと言います。馬に乗ってこなかったの?と問う彼女に、
自分の足を使う方が楽しいと答えます。
彼女は降り出した雨の中、Westonbirtにたどり着きます。そこは、彼女の米国生まれのいとこEmmaが数か月前に
結婚したAshbourne公爵の家でした。シーズンは終わっていましたが、来シーズンまた結婚市場のロンドンに行くと
思うとため息が出ます。おめでたのEmmaと夫のAlexの幸せいっぱいの夫婦を見ていると、心底愛せる男でない
限りは落ち着くことができないと感じていました。
Belleは、今日出会った男のことを話すと、Alexはその男を知っているというのです。それも一緒に戦った仲として。
Emmaは、それならJohnを夕食に招こうと提案し、Alexは直接会って招待を申し出ようと言います。というのは、
自分の命を救ってくれた男にぜひ会いたいというのです。Johnにはいろいろ秘密がありそうで、Belleが予想していた
のんびりした田舎暮らしではなさそうです。
以上が、第一章でした。聡明でブルーストッキングなBellaと、なにやら戦争で心も体も傷ついたJohnのロマンスは
どう展開するのでしょうか。この本は、時系列的にはSplendid (未紹介)、Minx (500万語報告で紹介済み)の
間の物語のようですね。Minxでは、BellaとAlexは新婚でしたから。
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やはりJulia Quinnの作品です。コミカルな展開もあり、文章も読みやすく、Minxを先に読んでいるため、
ここがあそこにつながるのねなどと、ほくそ笑みながら楽しく読めました。
後半では、Johnの秘密に絡む謎の男の登場で、はらはらする場面もありますよ。
◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
(34 customer reviews)
1793年スコットランド、Sebastian Durant、Viscount Whitfieldを迎えるための料理の準備は順調に進んでいた。
その時「いらっしゃいました」の声に、皆は一斉に声を落としMary Rottensonの方を向きます。彼女は
「みなのもの準備御苦労。そのまま仕事をつづけなさい」と言い、お茶の盆を手にして女主人のところに
向かいながら、10年前には、こんな領地で大人数を仕切る仕事をするとは想像もしなかったことを思い出します。
実はMaryは、Sussex州のCharles Fairchildの娘Guinevere Maryでしたが、10年前に姿を消して、今は
Lady Valeryの所でHousekeeperとして働き、Mary Rottensonと名乗っていたのです。そのことは女主人も
感づいていましたが、働き始めた時、年齢を20歳と言っていましたが、実は16歳だったのでした。
Valeryは、SebastianのGodmotherです。彼女によると、彼は彼女でなくMaryを訪ねて来たというのです。
というのは、Charles Fairchildの娘にしかできないことを頼みに来たのだそうです。なぜわざわざロンドンからと、
彼女はいぶかしがっていると、彼が入ってきて久しぶりの対面をします。その間、Maryは召使たちに夕食を予定通り
準備するよう指示します。
お茶を入れている彼女のところに、Load Whitfieldが近づいてきますが、立場上目を合わせないままお茶を
差し出します。彼が伸ばした右手には、アザがありました。彼女は、彼が自分を人殺し(?)と特定できる
男であること知りますが、長年のHousekeeper職の訓練で、狼狽を表情に表わしませんでした。
以上が、第一章でしたが、いまいちよくわからないので、次に進みます。
最後に彼に庭で会った夜、馬小屋からのあかりは、ほの暗く、彼女は、服に着いた血痕や手の汚れに彼が気付いて
いないことを祈っていました。眼を合わせることができなかった彼女は、その時に、彼の手のアザを知ったのです。
素知らぬ顔でお茶を注ぐ彼女は、お前のことを覚えていると言う彼に、ドキッとします。その後の会話の中で、
Charles Fairchildの娘として知っているだけだったので、ホッとします。そしてSebastianは、要件を説明します。
聡明で、美しく政治を司る人たちの愛人であった女性がおり、彼らの政治にいろいろ知恵を授けたりしていたが、
それらのことを日記にしたためていました。そして、その日記が盗まれたというのです。当然、それが世間に知れれば
その女性も傷ついてしまうので、彼女は買い戻そうとしますが、盗人がそうやすやすと返してくれるとは思えません。
Maryの「その日記は、もしやあなたのでは」との問いに、Lady Valeryは「Yes」と答えます。
フランス革命があって以来、同じような惨劇が英国でも起きるかもしれない。もしその日記の内容が公表されればと、
Sebastianは危惧しているのです。Maryの、それが自分とどんな関係がとの問いに、日記の在りかを追うと、
Fairchild家にたどり着いたと、彼は答えます。「私が盗んで、父に送ったとでも言うの?」との怒りに、Lady Valeryは
フランス大使が宴会の時に、他のものと一緒に盗んだらしいと答えます。盗んだ者に、その日記の価値が
わからないことを期待し、しばらく経って安心していたところに、脅迫状が来たと彼女は言います。
そしてSebastianは、Maryにある提案をします。Fairchild家で開かれる、権力者が多数招かれるパーティで、
日記の取引が行われるのに違いない。自分は招待されていないので、そこに忍び込み、日記を探す間、皆の注意を
惹きつけるのがMaryの役目で、婚約者として一緒に行って欲しいと言うのでした。Maryには、絶対彼が
脅しをかけて、断れなくしているものと感じています。
以上が、第二章でしたが、もう少し付け加えます。
「ばかなことを言わないでください」とのMaryの反論に、Lady Valeryは「確かにそうかもしれないが、
彼の話を聞いてみましょう。『私たち』の主要な目的は、日記を取り戻すことにあるのだから」と言います。
で、結局Lady Valeryがchaperoneとして同行することになります。彼が「Maryの名誉を汚すとでも思って
いるのですか」と問うと、Lady Valeryは「お前が彼女を誘惑するのではと心配している」と答えます。
以上が、第三章でした。なかなか良い設定で、この先がとても楽しみです。
ヒロインの過去も気になりますが、Lady Valeryも気になるキャラクターですね♪
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読み終わりましたが、いまいち物足りません。
というのは、設定はとてもよく、脇役たちの個性もいろいろで、とてもよかったのですが、肝心のロマンスが・・・??
長年のHousekeeper職の経験(これがたびたび、斜体文字で書かれ、ピリッといい味出しています)から
自分の感情をコントロールする力のあるヒロインが、恋に落ちていくところが、いまいち唐突な感じがして
違和感がありました。(私が、十分読めていないせいかもしれませんが)
そうそう、タイトルもなんか変なですね。
167ページに、このタイトルの由来になりそうなことが書いてありましたが、私には???でした。
ロマンスを除けば(笑)、ヒロインの過去や、日記のありかなどかなり楽しめました。
◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
(45 customer reviews)
Lady Frayja Bedwynは、寝る前にとても不機嫌で、侍女のAliceに下がるように言いつけます。彼女らは、
BathのLady Holt-Barronの家に行く旅の途中です。AliceはFrayjaの兄の公爵から、目的地に着くまで、
日夜そばを離れないように指示を受けていましたが、気むずかしいFrayjaが相手では従うしかありません。
この旅は、彼女にとってワクワクするようなものではなく、彼女の心を紛らわすためのものでした。というのは、一度は
お互い恋に落ちたKitが結婚した相手Laurenが、第一子の出産間近で、とても近くにいたくなかったからでした。
公爵の妹であるFrayjaの旅ですから、馬車の宿もそれ相当の物を使用していたのですが、あいにく秋祭りの
時期で、このあたりではよい宿が見つからず、二流の宿で、鍵のかからない部屋で彼女は付添もなしで、
ひとりで寝ることになります。寝付けない25歳の彼女は、結婚のことをちょっと考えます。兄弟たちは
「結婚は、終身刑だ」と、よく口にしますが、四人の兄弟のうち二人は、最近結婚したばかりです。
深夜、Frayjaは物音に目が覚めます。見渡すと、そばに見も知らぬ男が立っています。「出て行きなさい」と
言っても男はかくまって欲しいと、衣装箪笥に隠れます。同時に宿屋の主人と年配の紳士が、入って来て
「ここに男が入ってきたはずだ」と言います。普段の生活では、ありえないことで憤慨した彼女は、二人を
なんとか追い出します。すると箪笥から出てきた男は「面白い余興だった。ほんとに君は、侯爵の妹かい?
こんな宿で、次女もつけずに」と言います。「出て行きなさい」と言う彼女に、彼はいきなり頭を下げて、
彼女の唇を奪います。びっくりした彼女は、彼の鼻に一撃喰らわせます。
「今この部屋から出て行くところを見られると、きみの名誉が傷つくよ」さらに「年配の紳士とその孫娘の
策略に、ひっかかったのさ。かわいそうとは思ってくれないのか」と言いますが、彼女は悲鳴を上げます。
男は、窓から逃げ出すはめになります。その声を聞いた宿主、紳士、さらにAliceが部屋に駆けつけます。
Freyiaは、ねずみがいたのよと説明し、三人を部屋から追い出します。彼女は、寝間着姿の上、裸足で、さらに髪が
乱れているのに気がつき、ベッドの端に腰を下ろして、声をあげて笑います。これほど楽しいことは久々でしたから。
以上が、第一章でしたが、ヒーローの説明がほとんどないので、次に行きます。
Joshua Moore, Marquess of Hallmereは、Bathに住む数年ぶりに会う祖母で未亡人のLady Potfordの家に
たどり着きます。ドアを開けた召使の顔は一転して、軽蔑の表情に変わります。Hallmereと名乗って、やっと取り
次いでもらえます。Joshuaの姿は、まるで徹夜で乱痴気騒ぎをしてきたようでしたから。二人の会話から、彼は、
ナポレオンとの戦争が終わり、英国に帰って来たとたん、叔父が亡くなり、爵位と領地を手に入れたようです。
Lady Holt-Barronの娘CharlotteとFreyiaは、Bathの有名な社交場The Pump Room (注釈:温泉場の
鉱泉水飲み場)にいます。Charlotteは、同じ年頃の友達ができてとても喜びます。爵位を持つ人の関係者の
到着は、この小さい社交界をにぎわせますが、翌日は、Marquess of Hallmereが来たとのうわさが広がります。
次の日、人前に出たくない彼女は、手紙を書くからと閉じこもっていましたが、9月初めの素敵な日でしたので、散歩に
出かけます。遠くまで来てしまった彼女は、昔の家庭教師の家が近いことに気づき、訪ねますが、冷たく扱われます。
もちろん、非はFreyiaにあったのです。彼女は、教師の教えに素直に従わない彼女は、何人もの教師を辞めさせて
いました。一方、この教師が開いた学校が、経済的な危機に陥っていると聞き、匿名で援助をしていたのでした。
実はこの先生が好きだったんだと感じている時、悲鳴が聞こえ、とっさに彼女は、そちらに向かって駆け出します。
すると紳士が、給仕女を捕まえ、茂みに連れ込もうとしているのが見え「彼女を放しなさい」と声をかけます。彼が驚いた
拍子に、なんとか女は逃げ出すことができました。Freyiaは、そのまま駆け寄り、男の鼻に一撃喰らわせます。
「このやさしいふるまいで、思い出した。あの時の君か!?」との声に、「そう私よ。あの時、隠れている場所を教えなく
て今後悔しているの」と答えます。いろいろ口論の末、彼は立ち去ります。
Joshuaは、彼女はいったい、どこの誰だろうとクスクス笑いながら歩いています。先日会ったときから、時々思い出して
いました。彼女は、美人でも可愛いわけではありませんし、もちろん醜いわけではありません、そう魅力的と言った方が
よいでしょう。望んで得た爵位でもなく、責任だけ増えて困惑していましたので、領地を離れBathに来ていましたが、
彼女のおかげで、退屈を紛らわすことができそうと感じています。
以上が、第二章まででしたが、気が強いわりには、心やさしいヒロインと、女癖の悪そうなヒーローですね。
これからの二人のロマンスの行方がとても楽しみです♪
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前回の紹介で「『A Summer to Remember』では、あまりよい印象を受けなかった彼女が、どんな素敵なヒロインに
なるのかとても楽しみです♪」と書きましたが、やはりMary Baloghの作品ですね、とても良かったです。
今まで読んできたMary Baloghの作品は、しっとり系でしたが、紹介文からもわかるように、二人の出会いは
かなりユーモラスです。気が強いヒロインだからこそなのかもしれませんが、とても楽しめました。
あまり書くとネタばれになりますが、JoshuaとFreyiaがたどる運命は、「A Summer to Remember」の
KitとLaurenの関係が思い出されて、物語に深みを与えているように感じました。
■最後に
前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
少しまとまりましたら、投稿しますね。
では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
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お名前: ako
投稿日: 2008/5/6(22:50)
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パピイさーん、ロマンス読んでないakoで〜す!
なのでインタビュー専門(笑)
〉前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
(理由は後述)に引っ掛かって、最初に一番下に一気に飛んで読んでしまいましたっ!
〉■ 最初に
〉一冊ずつ読むたびに原稿を書いていますので、投稿文全体の長さを考えていません。その結果
〉A4換算で11頁と、かなり長文になってしまったことを先にお詫びしておきます。
かなりの長文、想定の範囲「内」〜!(爆)
〉イングランドと
〉フランスを舞台にしています。そのため両国のダークな歴史的関係にともなう、政治や陰謀が背景を彩っています。
よいですねー。
ロマンスと世界史クラブの接点にある作品というのは。
是非、いろいろ読んでおいて下さいねぇ。ヒトゴトのようで申し訳ないんですが、まだこんな難しそうなの読めそうもないので。
〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉(注釈:イスラム教徒はアラブ人、キリスト教徒(コプト教会)はコプト人で、“エジプト人”という呼称は不適切な
〉表現とされているそうです)
面白いですね。どうしてそういう呼称の常識が定着したのか知りたいです。
差別的意味があるのか、あるいは、エジプトという国家名があった時期はそんなにないので、日本人が思うほど、エジプト人という言い方が定着していない時代があったのか、あるいは、エリアが広域すぎて、そういう言い方では誰を指すかが不明で、成り立たなくなってしまったとか、いろいろ予想は立ててるんですが(これが楽しい)、さぐりを入れておいて下さいませー。
〉さらにもがき暴れる彼女に、彼は「やめてくれないか」と英国人英語で命令します。その声にぞっとした彼女は抵抗を
〉止めます。
読んでもいないのに恐縮なんですが、ロマンスのヒーローインタビューということで質問でーす。
そのセリフが英国英語だとわかったのはどういうところからですか?
文章で書いてあるのか、とか、セリフを読めばわかる、とか、
いろいろ想像しています。
〉優秀な考古学者で、ある程度の地位のある官僚でしたが、経営的センスはまるでありません。
バハハ。
〉以上が、第二章まででしたが、ヴィクトリアン時代のエジプトが舞台という変わった設定の上、多少コミカルな展開も
〉あり面白いですね。これからの二人のロマンスの行方がとても気になります♪
やっぱ、植民地をアチコチに持ってた国は、舞台もいろいろで面白そうですね。パピイさんの報告で、ロマンスも目標本に入れてもいいかも、と、ついついハメられそう〜。
〉チュートン騎士団率いるバルト十字軍を止めるため、ローマ法王が彼女たちの王に改宗を迫っており、王は拒絶する
〉だろうから、また戦が始まるだろうというのです。話を聞きながら、彼は奴隷になった6年前の戦を思い出します。
うわー、騎士団モノは面白そう!
〉以上が、プロローグでした。よく知らない北方十字軍の話に戸惑いつつ(苦笑)、次に行きます。
十字軍といっても、全部が正規軍のような軍人ばかりじゃないですから、
ヤジキタ道中のようなのもあったと思っておけばいいんじゃないでしょうか。
あるいは、お伊勢参りのようなものだったという話もありますから(笑)
欧州版東海道中膝栗毛とか(笑)
〉前の紹介本より少し前のエドワード2世治世のイングランドを舞台にしています。歴史的背景をうまく
〉物語に取り入れているようです。(読後に、ネットで調べてわかりました。まあ、知らなくても楽しめる
〉ということですね)
知らなくても楽しめる本のほうが、
歴史モノのフィクションとしてはいいものですよね!
〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉知っていることが
自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
素晴らしい。。。
(お若い方には、お勧めできませんことね)
〉最初の「官能」の部分をどう乗り切るかで(笑)、この本の評価が決まるのでしょうね。
〉私はこの作品に★5つつけても良いと思いますが、万人にはお勧めしません(爆)
ノーコメント(わざと引用だけ残しておこう。笑)
〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉執事はワーテルローの英雄をないがしろにはできないと、居間に待たせているというのです。
わかるわかる! それはわかる! 執事殿に一票!
以下、他の本ですが。。。
〉以上が、第一章でしたが、ヒーローの説明がほとんどないので、次に行きます。
…というパターンが多いように感じたんですが、第一章ってのは、どれもそういう感じなんですか?
〉あまり書くとネタばれになりますが、
ここはネタばれ可の掲示板ですけどね、やはり気になりますね(笑)
〉■最後に
〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉あります。
やはりー!パピイさんにもあると聞いてほっとしました〜。
今年1月に新春雑談掲示板相談で、読み疲れます、ってこと書いたばかりなんです。
>そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
インタビュー続きです。
似たようなジャンルを続けてる場合、飽きることはありますか?
読み疲れと思ってるものは、実は「飽き」かな、と思うことがあるもので、
パピイさんのご意見がぜひ聞きたいです。
〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
いい作戦! 特に、GRに戻るってのは何かありそうです。
〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
ロマンスを読んでなくても、やさしいPBへの足がかりとなりそうな本はぜひ知りたいです。よろしくお願いしまーす。
〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
はーい、特にロマンスファンというわけでじゃないですが、
歴史がいっぱい出てくるので、楽しんで読ませてもらいました。
ジャンルを規定するのって難しいですよね。
境界線をまたぐようなのが好きです。
ロマンスもあるけど、他の要素も楽しめるヤツってのがあると、
ロマンスファンのすそ野も広がりそうです!
では、Happy-Pappy Reading!
------------------------------
akoさん、こんにちは。
〉パピイさーん、ロマンス読んでないakoで〜す!
〉なのでインタビュー専門(笑)
はーい、ヨロシク(笑)
〉〉前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
〉(理由は後述)に引っ掛かって、最初に一番下に一気に飛んで読んでしまいましたっ!
あっははは!
〉〉■ 最初に
〉〉一冊ずつ読むたびに原稿を書いていますので、投稿文全体の長さを考えていません。その結果
〉〉A4換算で11頁と、かなり長文になってしまったことを先にお詫びしておきます。
〉かなりの長文、想定の範囲「内」〜!(爆)
想定の範囲内で、よかったですう(笑)
〉〉イングランドと
〉〉フランスを舞台にしています。そのため両国のダークな歴史的関係にともなう、政治や陰謀が背景を彩っています。
〉よいですねー。
〉ロマンスと世界史クラブの接点にある作品というのは。
〉是非、いろいろ読んでおいて下さいねぇ。ヒトゴトのようで申し訳ないんですが、まだこんな難しそうなの読めそうもないので。
ヒストリカルロマンスは、しっかり世界史クラブと接点がありますからね。
akoさんが読む頃まで、絶版になっていないといいですねー。
〉〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉〉(注釈:イスラム教徒はアラブ人、キリスト教徒(コプト教会)はコプト人で、“エジプト人”という呼称は不適切な
〉〉表現とされているそうです)
〉面白いですね。どうしてそういう呼称の常識が定着したのか知りたいです。
〉差別的意味があるのか、あるいは、エジプトという国家名があった時期はそんなにないので、日本人が思うほど、エジプト人という言い方が定着していない時代があったのか、あるいは、エリアが広域すぎて、そういう言い方では誰を指すかが不明で、成り立たなくなってしまったとか、いろいろ予想は立ててるんですが(これが楽しい)、さぐりを入れておいて下さいませー。
下の杏樹さんのレスに書かれている説が、納得できましたよ。
〉〉さらにもがき暴れる彼女に、彼は「やめてくれないか」と英国人英語で命令します。その声にぞっとした彼女は抵抗を
〉〉止めます。
〉読んでもいないのに恐縮なんですが、ロマンスのヒーローインタビューということで質問でーす。
〉そのセリフが英国英語だとわかったのはどういうところからですか?
〉文章で書いてあるのか、とか、セリフを読めばわかる、とか、
〉いろいろ想像しています。
いろいろ想像されて楽しんでいらっしゃるのに(笑)恐縮ですが、文章でそう書いてあります。
紹介文は、これから読む人のことも考えて、できるだけ脚色せずに書いています。
〉〉以上が、第二章まででしたが、ヴィクトリアン時代のエジプトが舞台という変わった設定の上、多少コミカルな展開も
〉〉あり面白いですね。これからの二人のロマンスの行方がとても気になります♪
〉やっぱ、植民地をアチコチに持ってた国は、舞台もいろいろで面白そうですね。パピイさんの報告で、ロマンスも目標本に入れてもいいかも、と、ついついハメられそう〜。
これからは、私をロマンスPBのEvangelist (伝道者)と呼んでください(爆)
〉〉チュートン騎士団率いるバルト十字軍を止めるため、ローマ法王が彼女たちの王に改宗を迫っており、王は拒絶する
〉〉だろうから、また戦が始まるだろうというのです。話を聞きながら、彼は奴隷になった6年前の戦を思い出します。
〉うわー、騎士団モノは面白そう!
これも期待に添わず申し訳ありませんが、これ以上のことは書いていないんです(笑)
〉〉以上が、プロローグでした。よく知らない北方十字軍の話に戸惑いつつ(苦笑)、次に行きます。
〉十字軍といっても、全部が正規軍のような軍人ばかりじゃないですから、
〉ヤジキタ道中のようなのもあったと思っておけばいいんじゃないでしょうか。
〉あるいは、お伊勢参りのようなものだったという話もありますから(笑)
〉欧州版東海道中膝栗毛とか(笑)
でもロマンスのヒーローって、けっこう生真面目なやつらばかりですから。
〉〉前の紹介本より少し前のエドワード2世治世のイングランドを舞台にしています。歴史的背景をうまく
〉〉物語に取り入れているようです。(読後に、ネットで調べてわかりました。まあ、知らなくても楽しめる
〉〉ということですね)
〉知らなくても楽しめる本のほうが、
〉歴史モノのフィクションとしてはいいものですよね!
知らなくても楽しめるような作品でないと、マーケッティング的に失敗ですからね。
〉〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉〉知っていることが
〉〉自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
〉素晴らしい。。。
〉(お若い方には、お勧めできませんことね)
18禁という言葉がありますが、それ以上の歳でもね・・・
〉〉最初の「官能」の部分をどう乗り切るかで(笑)、この本の評価が決まるのでしょうね。
〉〉私はこの作品に★5つつけても良いと思いますが、万人にはお勧めしません(爆)
〉ノーコメント(わざと引用だけ残しておこう。笑)
ここを読んで、邦訳を買いに行く人もいらっしゃることでしょうね(笑)
〉〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉〉執事はワーテルローの英雄をないがしろにはできないと、居間に待たせているというのです。
〉わかるわかる! それはわかる! 執事殿に一票!
話は少しそれますが、最近は英語でばかり「ワーテルロー」を読みますので、
Warterlooは、「ウオータールー」、そしてwater(水)+loo(トイレ)のように感じてきています。
〉以下、他の本ですが。。。
〉〉以上が、第一章でしたが、ヒーローの説明がほとんどないので、次に行きます。
〉…というパターンが多いように感じたんですが、第一章ってのは、どれもそういう感じなんですか?
プロローグは、なんのこっちゃ?で始まり、第一章でヒーローとヒロインの出会い。
そして第二章で、どちらかの詳しい説明というのが多いですね。
中には、誰がヒーロー、ヒロインかわかりにくいのもありました。
〉〉■最後に
〉〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉〉あります。
〉やはりー!パピイさんにもあると聞いてほっとしました〜。
〉今年1月に新春雑談掲示板相談で、読み疲れます、ってこと書いたばかりなんです。
あっ、あの長〜い投稿文とスレッド、そんなこと書いてありましたっけ?
途中で投げたものですから(爆)
〉〉そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
〉インタビュー続きです。
〉似たようなジャンルを続けてる場合、飽きることはありますか?
〉読み疲れと思ってるものは、実は「飽き」かな、と思うことがあるもので、
〉パピイさんのご意見がぜひ聞きたいです。
私の場合、似たようなジャンルを続けて読んでいると、もっと読めていいはずなのにと、
気付かない間に無理をしているところがあったようです。
もともとPBをあまり読まなかったこともあり、ロマンスを読み始めてしばらくは(300万語くらい)は、
PBが読めること自体が楽しくて、そんなことに注意を払わいませんでしたが、500万語過ぎてからは、
もっと読めていいはず・・・などと感じるようになったのかなと思います。
〉〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉いい作戦! 特に、GRに戻るってのは何かありそうです。
ロマンスというジャンルを知らないで読んでいた時にくらべて、
ロマンス基準(の視点)で再読するのも新しい発見がありそうです。
〉〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
〉ロマンスを読んでなくても、やさしいPBへの足がかりとなりそうな本はぜひ知りたいです。よろしくお願いしまーす。
御期待に添えるかどうかわかりませんが、楽しみに待っていてくださいね。
〉〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
〉はーい、特にロマンスファンというわけでじゃないですが、
〉歴史がいっぱい出てくるので、楽しんで読ませてもらいました。
〉ジャンルを規定するのって難しいですよね。
〉境界線をまたぐようなのが好きです。
〉ロマンスもあるけど、他の要素も楽しめるヤツってのがあると、
〉ロマンスファンのすそ野も広がりそうです!
〉では、Happy-Pappy Reading!
akoさんも、Happy Reading!
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/7(00:01)
------------------------------
パピイさん、こんにちは。
〉みなさま、こんにちは。パピイです。
〉前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
〉その報告と読んだ本の紹介をさせていただきます。
あまり次々と報告があると読むのが大変なので(紹介された本と投稿と両方)、たまにはペースダウンするぐらいのほうがいいです。
私は日本語と中国語の本を読むのに忙しくてロマンスが後回しになっていましたが、中国語400万字通過したら手を出そうかと思っていたのになぜか以前に途中で挫折したファンタジーのシリーズをいきなり読み始めました。最初は「続きから…」と思ったのに、ほとんどわからなくなっていたので結局最初から読むことにして、総語数を思うとなんで今手を出してしまったのか…と思ったりしています。しかももうすぐ中国語の試験を受けるので、最終巻を残してしばらく中国語の本を読むことにしたりして、どんどんロマンス本が遠のいていきます。
〉■ 本の紹介 (読んだ順に紹介しています)
〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉(49 customer reviews)
〉「美女と野獣」的ストーリーで、Quickらしいミステリー(称賛ではありません)もあり、楽しめました。
〉Quickの作品は、状況がわかったら後はわりとスラスラ読めるのもいいですね。
〉ただ化石コレクターという、当時としては少々エキセントリックなヒロインの設定に驚きましたが、
〉周囲の人たちが「野獣」と称して恐れを抱き、彼の話を聞かない中で、ただひとり最初から彼を信じて
〉疑わなかったところに、少し違和感がありました。最初は恐れを抱きながらも、だんだんとヒーローに
〉惹かれて行って…、くらいの方が自然で、よかったと思うのですが。
〉AARの読者人気投票2007年Top100の中で、Quick作品はこの作品だけですので、人気があるのでしょうが
〉私にとっては以前読んだMistress、Seductionと比べて、特にという印象は受けませんでした。
これは私が最初に読んだAmanda Quickだったせいか、私には新鮮で面白く思いました。ミステリー仕立てでヒロインが危ない目にあったり謎解きがあったりして、どんどん読む進むことが出来ましたから。ただ、Amanda Quickは「どれも同じ」と言われていますので、何冊か読んで新鮮味がなくなると「特に…」になるのかもしれません。それでいえば「I Thee Wed」のほうが内容に説得力があったかなと思います。
〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉(49 customer reviews)
〉エドワード3世治世(注:在位1327年 - 1377年)のイングランド。
〉今まで私が紹介した中世を舞台にしたロマンスは、Garwoodの作品ばかりでしたが、この作品は、イングランドと
〉フランスを舞台にしています。そのため両国のダークな歴史的関係にともなう、政治や陰謀が背景を彩っています。
うう、ダークな歴史関係…そういう時代のお話が読めるなんて、なんてステキなんでしょう。
〉18歳で王の庇護のもと、恋人が結婚前には救いに来てくれるとかたくなに信じている世間知らずのヒロインが、
〉物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
こういうの、いいですねえ。
〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉(35 customer reviews)
〉1890年エジプト、そこは地図にも載らないThe High Desertと呼ばれる砂漠。一目を避けて行動するには好都合の
〉ところで、深夜奴隷商のキャンプには、ブラックマーケットの商品や、それを取り引きするアラブ人やコプト人が集まって
〉います。(注釈:イスラム教徒はアラブ人、キリスト教徒(コプト教会)はコプト人で、“エジプト人”という呼称は不適切な
〉表現とされているそうです) 今夜は、若いブロンドの英国人女性が奴隷として取引されています。
たぶん「エジプト」という名前の国が長らく存在していなかったので「エジプト人」というのはヨーロッパ人から見たイメージ的な存在なんでしょう。北アフリカ地域はローマ人に支配され、アラブ人に支配され、混血も進んで古代エジプト王国時代の「エジプト人」はほとんどいなくなってますから。「コプト人」というのはキリスト教の宗派の一つ、コプト教徒になったエジプト人を指しますので、これまた人種や民族と直接関係のない分類です。
〉その上、恋のライバル登場と、遺跡をめぐる陰謀(?)で物語は大きく盛り上がります。紹介文から想像されるように
〉ふたりは知り合いで、いろいろあってふたりが結ばれるところはかなり熱いです(笑)
「遺跡をめぐる陰謀」…これまた刺激的なお言葉。設定も最初はちょっと驚きますし、本当にロマンス本って多彩ですね。
〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉(47 customer reviews)
〉1324年、Addisは、巫女から昼間に呼び出され驚きます。いつもは夜ですが、彼女の父親の馬を世話する彼が、
〉人目を避けて彼女と一緒にいることが知れたら、命はないかも知れません。彼女と一緒にいると、人間的に扱われる
〉温かみが思い出され、恐怖を押さえて森の外れに出かけます。彼女は一頭の馬を連れていました。
〉前の紹介本より少し前のエドワード2世治世のイングランドを舞台にしています。歴史的背景をうまく
〉物語に取り入れているようです。(読後に、ネットで調べてわかりました。まあ、知らなくても楽しめる
〉ということですね)
発行はアメリカですか?だったら予備知識をそんなに期待していないのかもしれません。
〉さて、身分違いの壁をどう乗り越えていくのかが、この作品の大事なポイントになりますが、
〉最初は権力でなんとかしようとしていたヒーローですが、恋のライバル登場で、二人が結ばれるまでは
〉ドキドキハラハラします。そして結ばれたからといって安心できず、とても切ない物語が展開します。
中世イギリスを舞台にこういうお話が読めるっていいなー。私はいつ読めるのかなー。
〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉(87 customer reviews パッション)
〉1824年7月12日、Lucida Margarita Hawkmoreは、親友のAbigailに興奮しながら手紙を書きます。
〉そこには彼女が身ごもったこと、父親は夫のGeorgeではなく、最近雇った若い庭師であることを。さらに、自分のことを
〉非難しないで欲しい、今は新しい愛人Fentworth卿にぞっこんなのだからと。Hawkmore家には嫡男を生んで
〉あげたているから、夫はこの子は自分の子として育ててくれることを認めさせたのよ。このことは夫とあなた、二人だけが
〉知っている秘密なの。最後に、この手紙は読んだら焼き捨ててね。
〉読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
〉まず、エピローグはユーモアも感じさせてくれて読後感は爽快です。
〉それというのも、後半ヒーローが真の愛に気付きながらも弟のために自分を犠牲にしようとし、またヒロインも・・・
〉と切ないロマンスが展開し、最後にハッピーエンドを迎えるからです。
これまた複雑な背景がからむお話のようですね。年代を超えてどんな風につながっているのか、という設定には興味を惹かれます。
〉一方、200頁過ぎ(約3分の2)までは、数頁ごとに官能小説のような激しい描写が続きます。その過程で二人の愛が
〉高まって行きますので、無駄にエロチックな描写が続くのではないのですが・・・ それに伴い、知っていることが
〉自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
うーむ。語彙については、ロマンス本を読んでたら日常会話に役に立ちそうにない言葉を覚えるのは確かです。しかし「官能」方面に特化されるとなると…。
〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
〉(34 customer reviews)
〉1793年スコットランド、Sebastian Durant、Viscount Whitfieldを迎えるための料理の準備は順調に進んでいた。
1793年という年号で思い浮かんだのは「フランスだったら革命が起こってる時期だなー」
…と、思ったら、物語にちゃんと影響が及んでいるんですね。
〉読み終わりましたが、いまいち物足りません。
〉というのは、設定はとてもよく、脇役たちの個性もいろいろで、とてもよかったのですが、肝心のロマンスが・・・??
面白い感想ですね。ロマンス本なのにロマンスよりもそれ以外の部分がいいなんて。
〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉(45 customer reviews)
〉前回の紹介で「『A Summer to Remember』では、あまりよい印象を受けなかった彼女が、どんな素敵なヒロインに
〉なるのかとても楽しみです♪」と書きましたが、やはりMary Baloghの作品ですね、とても良かったです。
最初と最後の紹介本だけ私が読んだことがある本です。
〉今まで読んできたMary Baloghの作品は、しっとり系でしたが、紹介文からもわかるように、二人の出会いは
〉かなりユーモラスです。気が強いヒロインだからこそなのかもしれませんが、とても楽しめました。
性格的には『A Summer to Remember』で登場したときとコロっと変わっているわけではりませんが、「こういう人だったのか」と納得できる人物多ということがわかっておもしろかったです。
〉あまり書くとネタばれになりますが、JoshuaとFreyiaがたどる運命は、「A Summer to Remember」の
〉KitとLaurenの関係が思い出されて、物語に深みを与えているように感じました。
重なるところがありますね。それにヒロインのほうが意固地。
〉■最後に
〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
これだけ読んでいれば、少々ペースが落ちても気にするほどのことはないと思います。やさしい本を混ぜながら自分にとっていいペースで読んでいってください。
ところで、かなり多彩な内容の本を読んでらっしゃいますが、これだけ読むと難易度はあまり問題にならないでしょうか?私はまだ数えるほどしか読んでいないので、「おすすめでおもしろそうだから」だけでは不安なところがあります。
〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
うわー。これはまたおもしろそうなネタですね。楽しみにしています。
〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
ロマンスファン休眠状態ですが、パピイさんもHappy Reading!
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お名前: パピイ
投稿日: 2008/5/7(21:31)
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杏樹さん、こんにちは。
〉〉みなさま、こんにちは。パピイです。
〉〉前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
〉〉その報告と読んだ本の紹介をさせていただきます。
〉あまり次々と報告があると読むのが大変なので(紹介された本と投稿と両方)、たまにはペースダウンするぐらいのほうがいいです。
私は、他の人の報告とか、ブログなどでの紹介は、テキストデータにして保存しておいて、
興味を惹いた本などがあった時は、検索をかけてチェックしています。
ロマンス関係の情報は、ネット上で探すとキリがないですからね。
〉〉■ 本の紹介 (読んだ順に紹介しています)
〉〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉これは私が最初に読んだAmanda Quickだったせいか、私には新鮮で面白く思いました。ミステリー仕立てでヒロインが危ない目にあったり謎解きがあったりして、どんどん読む進むことが出来ましたから。ただ、Amanda Quickは「どれも同じ」と言われていますので、何冊か読んで新鮮味がなくなると「特に…」になるのかもしれません。それでいえば「I Thee Wed」のほうが内容に説得力があったかなと思います。
これが4冊目で、ひさしぶりのQuickでした。みなさん『Amanda Quickは「どれも同じ」』と言われていますけど、
私はあまりそう感じません。ただAARの人気投票で、Quick作品はこの作品だけでしたので、どうして?と感じました。
「I Thee Wed」のタイトルは、初めて聞きました。Amazon.comで調べてみると、customer reviewsは、この本より
多いのですね。
〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉〉今まで私が紹介した中世を舞台にしたロマンスは、Garwoodの作品ばかりでしたが、この作品は、イングランドと
〉〉フランスを舞台にしています。そのため両国のダークな歴史的関係にともなう、政治や陰謀が背景を彩っています。
〉うう、ダークな歴史関係…そういう時代のお話が読めるなんて、なんてステキなんでしょう。
世界史好きには、たまらない魅力ですね。
〉〉18歳で王の庇護のもと、恋人が結婚前には救いに来てくれるとかたくなに信じている世間知らずのヒロインが、
〉〉物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
〉こういうの、いいですねえ。
ロマンス本のどこに面白さを感じるかは、人それぞれでしょうが、主人公の成長物語は、やはり楽しめます。
〉〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉〉1890年エジプト、そこは地図にも載らないThe High Desertと呼ばれる砂漠。一目を避けて行動するには好都合の
〉〉ところで、深夜奴隷商のキャンプには、ブラックマーケットの商品や、それを取り引きするアラブ人やコプト人が集まって
〉〉います。(注釈:イスラム教徒はアラブ人、キリスト教徒(コプト教会)はコプト人で、“エジプト人”という呼称は不適切な
〉〉表現とされているそうです) 今夜は、若いブロンドの英国人女性が奴隷として取引されています。
〉たぶん「エジプト」という名前の国が長らく存在していなかったので「エジプト人」というのはヨーロッパ人から見たイメージ的な存在なんでしょう。北アフリカ地域はローマ人に支配され、アラブ人に支配され、混血も進んで古代エジプト王国時代の「エジプト人」はほとんどいなくなってますから。「コプト人」というのはキリスト教の宗派の一つ、コプト教徒になったエジプト人を指しますので、これまた人種や民族と直接関係のない分類です。
『「エジプト」という名前の国が長らく存在していなかった』からとの説明、納得できますね。
コプト人との表現に、なにこれ?となりましたが、またひとつ知識が増えました。
〉〉その上、恋のライバル登場と、遺跡をめぐる陰謀(?)で物語は大きく盛り上がります。紹介文から想像されるように
〉〉ふたりは知り合いで、いろいろあってふたりが結ばれるところはかなり熱いです(笑)
〉「遺跡をめぐる陰謀」…これまた刺激的なお言葉。設定も最初はちょっと驚きますし、本当にロマンス本って多彩ですね。
ほんとうに、多彩ですね。
〉〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉〉1324年、Addisは、巫女から昼間に呼び出され驚きます。いつもは夜ですが、彼女の父親の馬を世話する彼が、
〉〉人目を避けて彼女と一緒にいることが知れたら、命はないかも知れません。彼女と一緒にいると、人間的に扱われる
〉〉温かみが思い出され、恐怖を押さえて森の外れに出かけます。彼女は一頭の馬を連れていました。
〉〉前の紹介本より少し前のエドワード2世治世のイングランドを舞台にしています。歴史的背景をうまく
〉〉物語に取り入れているようです。(読後に、ネットで調べてわかりました。まあ、知らなくても楽しめる
〉〉ということですね)
〉発行はアメリカですか?だったら予備知識をそんなに期待していないのかもしれません。
ええ、米国の出版です。予備知識を要求するような作品では、売れないでしょからね。
〉〉さて、身分違いの壁をどう乗り越えていくのかが、この作品の大事なポイントになりますが、
〉〉最初は権力でなんとかしようとしていたヒーローですが、恋のライバル登場で、二人が結ばれるまでは
〉〉ドキドキハラハラします。そして結ばれたからといって安心できず、とても切ない物語が展開します。
〉中世イギリスを舞台にこういうお話が読めるっていいなー。私はいつ読めるのかなー。
今まで、中世と言えばスコットランドを舞台にした作品ばかり読んでしましたが、イギリスを舞台にした作品も
楽しめることがわかりよかったです。
〉〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉〉1824年7月12日、Lucida Margarita Hawkmoreは、親友のAbigailに興奮しながら手紙を書きます。
〉〉そこには彼女が身ごもったこと、父親は夫のGeorgeではなく、最近雇った若い庭師であることを。さらに、自分のことを
〉〉非難しないで欲しい、今は新しい愛人Fentworth卿にぞっこんなのだからと。Hawkmore家には嫡男を生んで
〉〉あげたているから、夫はこの子は自分の子として育ててくれることを認めさせたのよ。このことは夫とあなた、二人だけが
〉〉知っている秘密なの。最後に、この手紙は読んだら焼き捨ててね。
〉〉読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
〉〉まず、エピローグはユーモアも感じさせてくれて読後感は爽快です。
〉〉それというのも、後半ヒーローが真の愛に気付きながらも弟のために自分を犠牲にしようとし、またヒロインも・・・
〉〉と切ないロマンスが展開し、最後にハッピーエンドを迎えるからです。
〉これまた複雑な背景がからむお話のようですね。年代を超えてどんな風につながっているのか、という設定には興味を惹かれます。
少し誤解を与えたようですね。複雑な背景が絡むというほどでもありません。
プロローグは、第二章の紹介で書いたようにつながっているだけです。
〉〉一方、200頁過ぎ(約3分の2)までは、数頁ごとに官能小説のような激しい描写が続きます。その過程で二人の愛が
〉〉高まって行きますので、無駄にエロチックな描写が続くのではないのですが・・・ それに伴い、知っていることが
〉〉自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
〉うーむ。語彙については、ロマンス本を読んでたら日常会話に役に立ちそうにない言葉を覚えるのは確かです。しかし「官能」方面に特化されるとなると…。
読みたいジャンルの本を読むには、そのジャンルの専門用語の語彙は必要ですけどね〜(笑)
〉〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
〉〉(34 customer reviews)
〉〉1793年スコットランド、Sebastian Durant、Viscount Whitfieldを迎えるための料理の準備は順調に進んでいた。
〉1793年という年号で思い浮かんだのは「フランスだったら革命が起こってる時期だなー」
〉…と、思ったら、物語にちゃんと影響が及んでいるんですね。
さすが、杏樹さんらしい感想ですね。
〉〉読み終わりましたが、いまいち物足りません。
〉〉というのは、設定はとてもよく、脇役たちの個性もいろいろで、とてもよかったのですが、肝心のロマンスが・・・??
〉面白い感想ですね。ロマンス本なのにロマンスよりもそれ以外の部分がいいなんて。
これもロマンス本をたくさん読んできたからこその感想でしょうね。
初期にこれを読んでいたら、こんな感想は持たなかったことでしょう。
〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉〉今まで読んできたMary Baloghの作品は、しっとり系でしたが、紹介文からもわかるように、二人の出会いは
〉〉かなりユーモラスです。気が強いヒロインだからこそなのかもしれませんが、とても楽しめました。
〉性格的には『A Summer to Remember』で登場したときとコロっと変わっているわけではりませんが、「こういう人だったのか」と納得できる人物多ということがわかっておもしろかったです。
それがスピンオフを読む楽しみのひとつですよね。
〉〉あまり書くとネタばれになりますが、JoshuaとFreyiaがたどる運命は、「A Summer to Remember」の
〉〉KitとLaurenの関係が思い出されて、物語に深みを与えているように感じました。
〉重なるところがありますね。それにヒロインのほうが意固地。
そうこのヒロインの方が、意固地ですね。それが、いっそう物語を面白くしていますね。
〉〉■最後に
〉〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
〉これだけ読んでいれば、少々ペースが落ちても気にするほどのことはないと思います。やさしい本を混ぜながら自分にとっていいペースで読んでいってください。
ええ、マイペースで行こうと思います。
〉ところで、かなり多彩な内容の本を読んでらっしゃいますが、これだけ読むと難易度はあまり問題にならないでしょうか?私はまだ数えるほどしか読んでいないので、「おすすめでおもしろそうだから」だけでは不安なところがあります。
難易度ってあまり考えたことはありませんが、Julia Quinn、Amanda Quick、Lisa Kleypasの作品は、
やさしい方と感じています。それ以外は、紹介文の長さで判断してください(笑)。紹介が長い方が、
設定や登場人物の関係がわかりにくいです。作者もそのつもりで書いていることでしょうしね。
以前にも書きましたが、紹介文は自分のため書いているところが多分にあります。
ただ紹介したところまで理解すると、あとはするする行けるものもあります。
あとは、どこまで読みたいかってことになります。あらすじがわかればいい、主人公に感情移入したい、
行間まで読みとりたいなどですね。私の場合、これだけ読んでいるのにって思うことがたびたびあります(苦笑)
〉〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
〉うわー。これはまたおもしろそうなネタですね。楽しみにしています。
楽しみにしていてくださいね。
〉〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
〉ロマンスファン休眠状態ですが、パピイさんもHappy Reading!
杏樹さんも、Happy Reading!
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/7(23:44)
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パピイさん、こんにちは。
〉これが4冊目で、ひさしぶりのQuickでした。みなさん『Amanda Quickは「どれも同じ」』と言われていますけど、
〉私はあまりそう感じません。ただAARの人気投票で、Quick作品はこの作品だけでしたので、どうして?と感じました。
〉「I Thee Wed」のタイトルは、初めて聞きました。Amazon.comで調べてみると、customer reviewsは、この本より
〉多いのですね。
「I Thee Wed」はtsumugiさんが2006年12月2日の投稿で紹介してくれた本です。Amanda Quickは初心者向きらしいと思ってこのころのロマンス本関連の投稿を参考に何冊かまとめ買いしたのです。そういえば書評を上げようと思いながら上げてなかったことを思い出しました。
「どれも同じ」というのは、どれも犯罪などの事件が起きて、ヒロインとヒーローが成り行きで表向きだけ婚約したことにして、二人で協力して犯人探しや謎解きをする…という設定になってるのが「同じ」と感じるのです。
ついでに、akoさんのお返事の中でWaterlooのことを書いてましたが、イギリスが舞台で英語の本ですから「ウォータールー」でいいんです。
ロンドンにはWaterloo Bridgeという橋があります。ロンドンですから当然「ウォータールー橋」です。
雑談ですが、Waterloo Bridgeといえば、こういうタイトルの古いモノクロの悲恋映画があります。ヒロインはビビアン・リー。第一次大戦でロンドンが爆撃を受け、その中を逃げ惑う人々の中、バレリーナと軍人がウォータールー橋のたもとで出会うのです。一瞬で恋に落ちる二人ですが、軍人は戦場へ行くことになり、二人は離れ離れに…。
この映画は日本では「哀愁」というタイトルで公開されました。ヒットした名画なので、最近は500円DVDでも出てるはずです。第二次大戦後、日本でこのお話を戦時中の東京に置き換えて、数寄屋橋のたもとで出会った男女が恋に落ち、戦争で離れ離れになるメロドラマが作られました。菊田一夫が脚本を書いた「君の名は」です。
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杏樹さん、こんばんは。
〉「I Thee Wed」はtsumugiさんが2006年12月2日の投稿で紹介してくれた本です。Amanda Quickは初心者向きらしいと思ってこのころのロマンス本関連の投稿を参考に何冊かまとめ買いしたのです。そういえば書評を上げようと思いながら上げてなかったことを思い出しました。
ほう、tsumugiさんの紹介だったのですか。
〉「どれも同じ」というのは、どれも犯罪などの事件が起きて、ヒロインとヒーローが成り行きで表向きだけ婚約したことにして、二人で協力して犯人探しや謎解きをする…という設定になってるのが「同じ」と感じるのです。
そのような設定は、他の作品でも多々ありますので、わたしはAmanda Quickの作品が「どれも同じ」とはあまり感じていないのです。
〉ついでに、akoさんのお返事の中でWaterlooのことを書いてましたが、イギリスが舞台で英語の本ですから「ウォータールー」でいいんです。
〉ロンドンにはWaterloo Bridgeという橋があります。ロンドンですから当然「ウォータールー橋」です。
〉雑談ですが、Waterloo Bridgeといえば、こういうタイトルの古いモノクロの悲恋映画があります。ヒロインはビビアン・リー。第一次大戦でロンドンが爆撃を受け、その中を逃げ惑う人々の中、バレリーナと軍人がウォータールー橋のたもとで出会うのです。一瞬で恋に落ちる二人ですが、軍人は戦場へ行くことになり、二人は離れ離れに…。
〉この映画は日本では「哀愁」というタイトルで公開されました。ヒットした名画なので、最近は500円DVDでも出てるはずです。第二次大戦後、日本でこのお話を戦時中の東京に置き換えて、数寄屋橋のたもとで出会った男女が恋に落ち、戦争で離れ離れになるメロドラマが作られました。菊田一夫が脚本を書いた「君の名は」です。
「哀愁」、「君の名は」それぞれ知識として知ってはいましたが、そんな関係だったのですね。
書店で売っている500円DVDは、気になっており、実際いくつか買ったことがあります。
「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」の中でも取り上げようと考えていました。
では。
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お名前: 久子
投稿日: 2008/5/7(22:12)
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パピイさん こんばんは! 久子です。
待ってました! 600万語 ですね!!
今回、私が既読の本は、以下の2冊でした。
〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
だんだん重なる本が少なくなってきたのは、 ロマンスの大海でそれぞれの
航路を見つけたからでしょうか (笑
〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
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〉「美女と野獣」的ストーリーで、Quickらしいミステリー(称賛ではありません)もあり、楽しめました。
〉Quickの作品は、状況がわかったら後はわりとスラスラ読めるのもいいですね。
〉ただ化石コレクターという、当時としては少々エキセントリックなヒロインの設定に驚きましたが、
〉周囲の人たちが「野獣」と称して恐れを抱き、彼の話を聞かない中で、ただひとり最初から彼を信じて
〉疑わなかったところに、少し違和感がありました。最初は恐れを抱きながらも、だんだんとヒーローに
〉惹かれて行って…、くらいの方が自然で、よかったと思うのですが。
〉AARの読者人気投票2007年Top100の中で、Quick作品はこの作品だけですので、人気があるのでしょうが
〉私にとっては以前読んだMistress、Seductionと比べて、特にという印象は受けませんでした。
まぁ、Amanda のお話は設定が金太郎飴なのでね..... でも、そこそこ楽しめる本を書かれるのは
すごいなーと思います。最近、読んでいないので、ここで読むと すごく楽しめるかも
図書館に原書のHCが数冊と翻訳がそこそこあるので、それで済ましてもよさそう (爆
〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉(49 customer reviews)
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〉今まで私が紹介した中世を舞台にしたロマンスは、Garwoodの作品ばかりでしたが、この作品は、イングランドと
〉フランスを舞台にしています。そのため両国のダークな歴史的関係にともなう、政治や陰謀が背景を彩っています。
〉ヒーローが若くして成功した商人というかわった設定に、とまどいつつ読み進めて行きましたが、ヒロインの屈強な
〉騎士である兄や、元カレの騎士にも一歩も引かないところなどで、ただ者ではない雰囲気を漂わせています。
〉そして後半では、物語が大きく展開して読者の期待を裏切らないロマンスが展開して面白かったです。
〉18歳で王の庇護のもと、恋人が結婚前には救いに来てくれるとかたくなに信じている世間知らずのヒロインが、
〉物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
最初のころ、こんな おこちゃまヒロインでどうなる? と思っていたのですが、お話の中で成長
してほっとしました。おばさんはどうも 保護者目線で見てしまいます。(笑
「元カレが迎えに来るわけ無いよーーーー、少し冷静に考えろー」なんてね。
中世物はあまり読んでいないので少し読みにくく感じました。
〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉(35 customer reviews)
*********************************************************************************************
〉Connie Brockwayの作品ですから、英語は他の作品より難しめです。従って他の作品ほど読み切れていない
〉ことを最初にお断りしておきます (苦笑)
彼女の本は翻訳をパラパラみた限りでは、難しそうな印象です。
日本語でも難しい修飾語が多い つまり漢字が大目な文章。
と言うことで、いくつか気になっている本があるのですけど 買ってもいないです。(笑
〉AARの読者人気投票2007年Top100で25位ということで、期待して読んでみましたが、それほどでも
〉なかったです。まだまだ読解力が足りないのか、それとも好みが合わないのか、翻訳が出たら買ってみても
〉いいかなとちょっと思いました。(>情けない)
まあ、人気があってもダメな本はダメですよ♪
私の経験では、原書を読んでイマイチ -> 読めていないのかも? -> 翻訳でもイマイチ -> なんだ好みに合わないのね
というパターンが多いです。
〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
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〉あまり書くとネタバレになりますのが、もう残り数頁になっても…。
〉思わず、この本最後が落丁じゃないのかと心配したのも事実です。
〉そのため、せめてエピローグぐらい書いてよね!と思いました。
〉ヒーローは奴隷の体験(<農奴より身分が低い)をしていることや、ヒロインの母親は、領主の愛人であった
〉ため、自分は絶対そうなりたくないと決意している芯の強さが、物語に深みを与えています。
持ってますよ〜。
By Arrangement で読むのにてこずったので、寝かせ中です。
〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
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〉全二作は最初の展開がかったるかったのですが、本作ではいきなりヒロインのとんでもない行動に驚かされました。
〉そして題名から容易に想像できるように、Janeは目的を果たして妊娠し、それを知ったCalがという展開で、
〉物語は進みます。
たぶん積読本のどこかにある と思う......
Kiss an Angel がえらく読みにくかった印象が強くて SEP の本には、手が伸びません。
最初の1冊で苦労するとトラウマになるみたいです。(笑
〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉(87 customer reviews パッション)
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〉読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
〉まず、エピローグはユーモアも感じさせてくれて読後感は爽快です。
〉それというのも、後半ヒーローが真の愛に気付きながらも弟のために自分を犠牲にしようとし、またヒロインも・・・
〉と切ないロマンスが展開し、最後にハッピーエンドを迎えるからです。
〉一方、200頁過ぎ(約3分の2)までは、数頁ごとに官能小説のような激しい描写が続きます。その過程で二人の愛が
〉高まって行きますので、無駄にエロチックな描写が続くのではないのですが・・・ それに伴い、知っていることが
〉自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
自慢できないし、使えない語彙がドンドン増えますよねぇ〜。
この前、立ち読みした英語の学習本に大人は、エロチックな描写があるPBを買って読むと
そういった内容につられて1冊読みきれ、英語力も伸びる なんてことが書いてありましたが
いったい どういう部分が伸びることを期待しているのでしょうか (笑
〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
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〉家を切盛りするのに忙しくて婚期を逃したMirabelは、装いには無頓着。一方Alisterは、いわゆる伊達男。
〉運河計画をめぐって対立するうちに…でロマンスは展開していきますが、ファッションとかヘアスタイルで
〉もめるところがユーモラスに描かれているところは好印象でした。
〉二人が結ばれるところまでは盛り上がり、その後ちょっとダレ気味でしたが、最後の方で…
〉Hargate伯爵の残りの2人の息子の物語にも期待が持たされる終わり方でした♪
〉そうそう、従者のCreweがなかなかいい味出していまたね。
初Chase にて、投げ本です......
なんだか最初の展開がだるくて 読み続けられませんでした。
続編のMr. Impossible はエジプトが舞台で面白く読めたので、作家の相性ではなくて
ストーリーの好みの問題かもしれません。忘れたころに読むと良いのかも。
〉◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
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〉やはりJulia Quinnの作品です。コミカルな展開もあり、文章も読みやすく、Minxを先に読んでいるため、
〉ここがあそこにつながるのねなどと、ほくそ笑みながら楽しく読めました。
〉後半では、Johnの秘密に絡む謎の男の登場で、はらはらする場面もありますよ。
Quinnは最近ご無沙汰です。
ここ最近の本があまり面白くないので、次回作こそ! と思っています。
〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
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〉読み終わりましたが、いまいち物足りません。
〉というのは、設定はとてもよく、脇役たちの個性もいろいろで、とてもよかったのですが、肝心のロマンスが・・・??
〉長年のHousekeeper職の経験(これがたびたび、斜体文字で書かれ、ピリッといい味出しています)から
〉自分の感情をコントロールする力のあるヒロインが、恋に落ちていくところが、いまいち唐突な感じがして
〉違和感がありました。(私が、十分読めていないせいかもしれませんが)
〉そうそう、タイトルもなんか変なですね。
〉167ページに、このタイトルの由来になりそうなことが書いてありましたが、私には???でした。
〉ロマンスを除けば(笑)、ヒロインの過去や、日記のありかなどかなり楽しめました。
Dodd は、少し変わった設定やお話がお好きなのかな? と感じます。
そうそう、Rules of Engagement が「 霧の宮殿と真珠の約束 」ってタイトルで翻訳されてました。
なんじゃこら? と思ったのは私だけでは無いはず。
〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
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〉前回の紹介で「『A Summer to Remember』では、あまりよい印象を受けなかった彼女が、どんな素敵なヒロインに
〉なるのかとても楽しみです♪」と書きましたが、やはりMary Baloghの作品ですね、とても良かったです。
〉今まで読んできたMary Baloghの作品は、しっとり系でしたが、紹介文からもわかるように、二人の出会いは
〉かなりユーモラスです。気が強いヒロインだからこそなのかもしれませんが、とても楽しめました。
〉あまり書くとネタばれになりますが、JoshuaとFreyiaがたどる運命は、「A Summer to Remember」の
〉KitとLaurenの関係が思い出されて、物語に深みを与えているように感じました。
Freyjaがどんなに頑張ってもJoshuaの手の内から抜け出せない! この〜 と思っているところ
彼女もかわいいなと思いました。 「A Summer to Remember」をFreyjaをヒロインとして読むと
すごく気の毒です。折角、初恋の人との縁談が決まりかけたのに.....ですから。良い人と出会えて
良かったね。 って嬉しく思いました。
Smply Magic で、JoshuaとFreyiaがBathで開かれた舞踏会で始めてワルツを踊ったときのことを
思い出話する二人のラブラブぶりが描かれます。こういった 細かいところがスピンオフの楽しみ
です。
〉■最後に
〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
読み疲れ ってあると思います。私もただいまPBロマンス100冊に王手 といったところで
ロマンスを読む気分になれずGRとか他のジャンルのシリーズを読んでます。
はて、いつ100冊目を通過できるのでしょうか?!
〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
楽しみです〜。
「ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本」というのは、私も
何冊かあります。パピィさんの紹介される本と重なるのかしらん? という点でも
興味津々です。
〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
パピィさんも Happy Reading!
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お名前: パピイ
投稿日: 2008/5/8(20:09)
------------------------------
久子さん、こんばんは。
〉待ってました! 600万語 ですね!!
〉今回、私が既読の本は、以下の2冊でした。
〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉だんだん重なる本が少なくなってきたのは、 ロマンスの大海でそれぞれの
〉航路を見つけたからでしょうか (笑
私の場合、美味しい魚が獲れると聞いて、ロマンスの海に出てはみたものの、あまりの広さと、
入れ食い状態で困惑していますので、航路など考える余裕はありません(笑)
〉〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉まぁ、Amanda のお話は設定が金太郎飴なのでね..... でも、そこそこ楽しめる本を書かれるのは
〉すごいなーと思います。最近、読んでいないので、ここで読むと すごく楽しめるかも
〉図書館に原書のHCが数冊と翻訳がそこそこあるので、それで済ましてもよさそう (爆
久子さんの助言を聞いて、久々に読んだのですが、
AARの評価ほど良かったとは思いませんでしたが、楽しめました。
〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉最初のころ、こんな おこちゃまヒロインでどうなる? と思っていたのですが、お話の中で成長
〉してほっとしました。おばさんはどうも 保護者目線で見てしまいます。(笑
ふたりの娘を持つおじさんも、同じ視線で読んでいます(笑)
〉「元カレが迎えに来るわけ無いよーーーー、少し冷静に考えろー」なんてね。
〉中世物はあまり読んでいないので少し読みにくく感じました。
やはり読みなれないとね。
コンテンポラリーは、ブランドや商品名などで??なんてこともありますしね。
〉〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉〉AARの読者人気投票2007年Top100で25位ということで、期待して読んでみましたが、それほどでも
〉〉なかったです。まだまだ読解力が足りないのか、それとも好みが合わないのか、翻訳が出たら買ってみても
〉〉いいかなとちょっと思いました。(>情けない)
〉まあ、人気があってもダメな本はダメですよ♪
〉私の経験では、原書を読んでイマイチ -> 読めていないのかも? -> 翻訳でもイマイチ -> なんだ好みに合わないのね
〉というパターンが多いです。
最初に書いたように、未だ大海で迷っていますので、いろいろ気になっているのです。
〉〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉持ってますよ〜。
〉By Arrangement で読むのにてこずったので、寝かせ中です。
気が向いて読んだら、感想を教えてくださいね。
〉〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉たぶん積読本のどこかにある と思う......
〉Kiss an Angel がえらく読みにくかった印象が強くて SEP の本には、手が伸びません。
〉最初の1冊で苦労するとトラウマになるみたいです。(笑
シリーズもので、順に読んでいますのでそうでもありませんが、
最初の一冊「It Had to Be You」の初めの方は、読みにくく、かったるく感じましたが、
人気作品だけあって、途中からは盛り上がり、楽しんだことを思い出します。
〉〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉〉一方、200頁過ぎ(約3分の2)までは、数頁ごとに官能小説のような激しい描写が続きます。その過程で二人の愛が
〉〉高まって行きますので、無駄にエロチックな描写が続くのではないのですが・・・ それに伴い、知っていることが
〉〉自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑) 名詞の“come”など、他では見たこともありませんからね。
〉自慢できないし、使えない語彙がドンドン増えますよねぇ〜。
ヒストリカル・ロマンス自体が使う必要のない語彙がドンドン増えますからね(笑)
〉この前、立ち読みした英語の学習本に大人は、エロチックな描写があるPBを買って読むと
〉そういった内容につられて1冊読みきれ、英語力も伸びる なんてことが書いてありましたが
〉いったい どういう部分が伸びることを期待しているのでしょうか (笑
それを書いた人は、実際に試してみて、英語力が伸びたのでしょうかね(笑)
〉〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉初Chase にて、投げ本です......
〉なんだか最初の展開がだるくて 読み続けられませんでした。
私も一回投げました。
細切れの時間で読んでいたので、展開についていけませんでした。
〉続編のMr. Impossible はエジプトが舞台で面白く読めたので、作家の相性ではなくて
〉ストーリーの好みの問題かもしれません。忘れたころに読むと良いのかも。
話の展開の早さと、読み進む早さの問題なのかも知れませんね。
〉〉◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
〉Quinnは最近ご無沙汰です。
〉ここ最近の本があまり面白くないので、次回作こそ! と思っています。
私にとって、Quinnはリハビリ本のひとつになっていますね。
〉〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
〉Dodd は、少し変わった設定やお話がお好きなのかな? と感じます。
そうかもしれませんね。
〉そうそう、Rules of Engagement が「 霧の宮殿と真珠の約束 」ってタイトルで翻訳されてました。
〉なんじゃこら? と思ったのは私だけでは無いはず。
翻訳本もチェックしていらっしゃるんですね。
それにしても、どうしてこのタイトルが思いつけるのでしょうね。
〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉Freyjaがどんなに頑張ってもJoshuaの手の内から抜け出せない! この〜 と思っているところ
〉彼女もかわいいなと思いました。 「A Summer to Remember」をFreyjaをヒロインとして読むと
〉すごく気の毒です。折角、初恋の人との縁談が決まりかけたのに.....ですから。良い人と出会えて
〉良かったね。 って嬉しく思いました。
物語は誰に視点を合わせるかで、違う捉え方をしますからね。
〉Smply Magic で、JoshuaとFreyiaがBathで開かれた舞踏会で始めてワルツを踊ったときのことを
〉思い出話する二人のラブラブぶりが描かれます。こういった 細かいところがスピンオフの楽しみです。
「Simply Magic」ですか、読むのは早くても来年の今頃なのかなあ(苦笑)
〉〉■最後に
〉〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
〉読み疲れ ってあると思います。私もただいまPBロマンス100冊に王手 といったところで
〉ロマンスを読む気分になれずGRとか他のジャンルのシリーズを読んでます。
〉はて、いつ100冊目を通過できるのでしょうか?!
現実逃避ではないでしょうね。ロマンス本を読むこと自体が現実逃避的意味合いがあったはず(笑)
>違っていたら、スルーしてください(爆)
〉〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
〉楽しみです〜。
〉「ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本」というのは、私も
〉何冊かあります。パピィさんの紹介される本と重なるのかしらん? という点でも
〉興味津々です。
実は、こういう投稿を揚げることで、他の方からの紹介もあることを期待しているんですよ。
〉パピィさんも Happy Reading!
久子さんも、Happy Reading!
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パピイさん こんにちは
〉〉読み疲れ ってあると思います。私もただいまPBロマンス100冊に王手 といったところで
〉〉ロマンスを読む気分になれずGRとか他のジャンルのシリーズを読んでます。
〉〉はて、いつ100冊目を通過できるのでしょうか?!
〉現実逃避ではないでしょうね。ロマンス本を読むこと自体が現実逃避的意味合いがあったはず(笑)
〉>違っていたら、スルーしてください(爆)
ははは、パピィさん 記憶力がよいですねぇ〜。
ロマンス本を読むことには現実逃避的な意味合いが強いですね〜。
なぜ100冊目に手が伸びないか?
これまで通過本など意識していないのに意識したことで、
絶対にとーっても面白い本で通過したい! なんて力が入ってしまった
ようです。
ストライクゾーンが広めなので、なんでも読めば面白いと思えるのですけどね (笑
現在、読んでいるのは Southern Vampire Mysteries というパラノーマル
ミステリー のシリーズです。かろうじて1作目だけ ロマンス と言っても
いいかも。とても面白いというわけではないのですが、先が気になって
止められません。
一作目の粗筋はこちら
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-eng&c=e&id=1094]
これが終わったら ロマンスに戻れるかも。(笑
ではでは
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お名前: たまこ
投稿日: 2008/5/8(20:34)
------------------------------
パピィさん、お久しぶりです。
そろそろ600万語報告だなぁと楽しみに待っていました。
報告、楽しく読ませていただきました。
ずっとパピィさんの報告にレスをつけませんでしたが、毎回楽しく読んでいました。
レスをつけなかったのは、昨年の1月末から約1年間、多読をお休みしていたからなんです。
なぜお休みをしていたかと言うと、洋書を読みたいと思わなくなり(読み疲れや停滞よりも症状が
重くて・・・)、悩むよりすっぱりお休みしちゃえと思ってお休みしました。
やっと今年2月くらいから、そろそろ洋書を読みたいと思えて、多読を再開しました。
お休みしていた間も掲示板の、皆さんの投稿を読んで、再開したら読みたい本のリストを
作っていました(ロマンス本の)。
多読開始後、1ヶ月半くらいかかってWhere Dreams Begin(Lisa Kleypas)、1ヶ月くらいかかって
The Bride(Julie Garwood)を読みました。
(パピィさんの報告を参考にしました)
わからない単語はいっぱいありましたが、順調にページが進みました。
今回の報告で、またまた読みたい本のリストが増えそうです。
パピィさんやRaquelさんや久子さんや杏樹さんの投稿のおかげで、「いつか多読を再開したい!」
と思い続けられたし、再開できました。
再開後も読みたい本のリストがいっぱいあります。
本当にありがとうございます!!
追伸:パピィさんの報告を参考に本を選んでいるので、パピィさんの報告に私の読了後の感想の
コメントが書けないのが残念です。
------------------------------
たまこさん、こんばんは。
というより、お久しぶりですね。一昨年のタドキスト大会以来かな。
最近妻が「Message in a Bottle」を読んでいまして、
たまこさんのことを、思い出していたところでした。
〉そろそろ600万語報告だなぁと楽しみに待っていました。
〉報告、楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます。そう言っていただけてうれしいです。
〉ずっとパピィさんの報告にレスをつけませんでしたが、毎回楽しく読んでいました。
〉レスをつけなかったのは、昨年の1月末から約1年間、多読をお休みしていたからなんです。
〉なぜお休みをしていたかと言うと、洋書を読みたいと思わなくなり(読み疲れや停滞よりも症状が
〉重くて・・・)、悩むよりすっぱりお休みしちゃえと思ってお休みしました。
この「すっぱり」というところが、たまこさんらしいですね。
〉やっと今年2月くらいから、そろそろ洋書を読みたいと思えて、多読を再開しました。
たまこさん、おかえりなさい。
〉お休みしていた間も掲示板の、皆さんの投稿を読んで、再開したら読みたい本のリストを
〉作っていました(ロマンス本の)。
〉多読開始後、1ヶ月半くらいかかってWhere Dreams Begin(Lisa Kleypas)、1ヶ月くらいかかって
〉The Bride(Julie Garwood)を読みました。
〉(パピィさんの報告を参考にしました)
〉わからない単語はいっぱいありましたが、順調にページが進みました。
楽しく読めたようですね。
報告にも書きましたように、この2作品はわたしのお気に入りです。
〉今回の報告で、またまた読みたい本のリストが増えそうです。
〉パピィさんやRaquelさんや久子さんや杏樹さんの投稿のおかげで、「いつか多読を再開したい!」
〉と思い続けられたし、再開できました。
〉再開後も読みたい本のリストがいっぱいあります。
〉本当にありがとうございます!!
たまこさんのお役に立ててうれしいです。
楽しく読書を続けてくださいね。
〉追伸:パピィさんの報告を参考に本を選んでいるので、パピィさんの報告に私の読了後の感想の
〉コメントが書けないのが残念です。
そんな遠慮せずとも、以前報告した本の感想やコメントを書いてもらってもいいですよ。
私は、たまこさんの感想を聞きたいですし、他にもそう思っている人がいらっしゃるものと想像します。
では、たまこさん、Happy Reading!
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お名前: Raquel
投稿日: 2008/5/8(23:12)
------------------------------
パピイさん、こんにちは。
ロマンス本600万語通過、おめでとうございます。
パピイ"さんは[url:kb:1124]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。パピイです。
〉前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
しばらくご紹介がなかったので、引退されたんじゃないかと危惧しておりました(爆)
ホッとしましたー。
〉■ 本の紹介 (読んだ順に紹介しています)
〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉AARの読者人気投票2007年Top100の中で、Quick作品はこの作品だけですので、人気があるのでしょうが
〉私にとっては以前読んだMistress、Seductionと比べて、特にという印象は受けませんでした。
私も、Quick 作品の中では、これ苦手な方です。
パピイさんと同じで、盲目的な信頼プラス、特にスキルもないのに危険に飛び込んでいくところが
地雷だったように覚えています。
どうしてこれが人気なのか、わたしも不思議です(笑)
〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉今まで私が紹介した中世を舞台にしたロマンスは、Garwoodの作品ばかりで
Garwood は面白いけど、歴史的なディテールとか深みで読むものではありませんよね。
って、この2作家を比べるのも何ですが。
〉そして後半では、物語が大きく展開して読者の期待を裏切らないロマンスが展開して面白かったです。
これだけいろいろ読んでるわたしも、久々に圧倒されましたよー。
〉世間知らずのヒロインが、物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
これもポイントですよね。
〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉Connie Brockwayの作品ですから、英語は他の作品より難しめです。
Brockway は単語が難しいですよね。
わたしがこれを読んだのは、まだ600万語程度(多読2年目)だったせいもあるけど、
Brockway 作品を読む前は、今でもちょっと身構えちゃいます。
〉AARの読者人気投票2007年Top100で25位ということで、期待して読んでみましたが、それほどでも
〉なかったです。まだまだ読解力が足りないのか、それとも好みが合わないのか、翻訳が出たら買ってみても
〉いいかなとちょっと思いました。(>情けない)
うーん。実はわたしも、これイマイチだったんですよ。
Brockway 作品って、これと"All Through the Night"が人気ですけど、
2作品ともダークで intent な感じで、あんまり好みじゃありません。
そこがいいって言う方もいるんでしょうけど。。。
このあとの、ブライダルシリーズとか Rose Hunter シリーズの方が好きだな。
〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉そして結ばれたからといって安心できず、とても切ない物語が展開します。
〉あまり書くとネタバレになりますのが、もう残り数頁になっても…。
〉思わず、この本最後が落丁じゃないのかと心配したのも事実です。
そう、そうなんですよ!
ハラハラさせられますよねー。(涙もハラハラ)
この作品、ヒロインもいいですが、ヒーローがとても印象的でした。
〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉全二作は最初の展開がかったるかったのですが、本作ではいきなりヒロインのとんでもない行動に驚かされました。
うーん、このあたりでドン引きで、わたくし SEP 作品の中で今作は
大が付くほどキライです。
その後のヒーローの態度もヒドイですが、ヒロインには我慢なりませんでした。
家族がらみの話が唯一救いだったかな。
〉よかったですし、本作でCalのライバルとして登場するKevinは、第5作のヒーローのようで、期待が持てます。
第5作のヒロインも、オイッとどつきたくなるような行動を取るんですが、
こちらは何故かお気に入り作品なのですよ。
(ちなみに、日本で翻訳された最初の作品)
パピイさんの感想を楽しみにしています。
〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
アハハ(笑)
〉まず、エピローグはユーモアも感じさせてくれて読後感は爽快です。
〉それというのも、後半ヒーローが真の愛に気付きながらも弟のために自分を犠牲にしようとし、またヒロインも・・・
〉と切ないロマンスが展開し、最後にハッピーエンドを迎えるからです。
〉一方、200頁過ぎ(約3分の2)までは、数頁ごとに官能小説のような激しい描写が続きます。その過程で二人の愛が
〉高まって行きますので、無駄にエロチックな描写が続くのではないのですが・・・
そうですね。
気持ちが深まるにつれて行為が(過激じゃない方に)変わっていくのが興味深かったです。
〉それに伴い、知っていることが自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑)
もうなにも言いますまい、といいつつ、わたしも「C」word というものを
これを読んで身につけました(爆)
〉私はこの作品に★5つつけても良いと思いますが、万人にはお勧めしません(爆)
わたしも★5つ以上ですが、ロマンスを読み慣れた方にしかオススメしません。
〉本の終りに次回作「Patience」の抜粋が載っており、この作品のスピンオフであることを窺わせますが、いつ出版される
〉のでしょう?Amazon.jpでは今年5月発売予定となっていますが、Amazon.comには表示されていません。
なんでも、第1作が評判になりすぎて、オン&オフラインでの評価に過敏になってしまい
執筆が滞っているそうです。
今年になって久々に、作者がちゃんと書いているという情報が出ましたが、
いつになったら書き終えられるのか。。。?
〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
わたしはなかなか面白かったですが、Chase 作品にしては
掴みがちょっと弱いかもしれません。
2作目、3作目を読んでから読むと、かえって楽しめるかも。
パパさんがいい味出してるんですよね。
〉ファッションとかヘアスタイルで
〉もめるところがユーモラスに描かれているところは好印象でした。
"Lord of Scoundrels"のヒロイン Jess の過剰なまでのオシャレさ
いい対比だと思いました(笑)
もう気になって気になって、髪を結い直しちゃうシーンなんて大好きです。
〉◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
このあたりの Quinn 作品は、まだ読んでないんです。
〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:
〉読み終わりましたが、いまいち物足りません。
〉というのは、設定はとてもよく、脇役たちの個性もいろいろで、とてもよかったのですが、肝心のロマンスが・・・??
これは、大好きと大嫌いと評価が真っ二つに分かれる作品らしいです。
うちにも買ってありますが、びびってまだ読めてません(笑)
〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉(45 customer reviews)
〉前回の紹介で「『A Summer to Remember』では、あまりよい印象を受けなかった彼女が、どんな素敵なヒロインに
〉なるのかとても楽しみです♪」と書きましたが、やはりMary Baloghの作品ですね、とても良かったです。
わたしもこわごわ読みましたが、とても良かったです。
Balogh はユーモアも書けるんだなぁと思った作品です。
〉■最後に
〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
読み疲れというのは、確かにありますよね。
停滞知らずのわたしも、最近のハイペースにちょっと疲れ気味です。
あとね、最初に面白いのをたくさん読んできて、ちょっとマンネリとか
次に何を読むか迷ったりとかっていうのもありません?
〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
楽しみにしています!
〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
パピイさんも、楽しい読書を♪
------------------------------
Raquelさん、こんばんは。
〉ロマンス本600万語通過、おめでとうございます。
ありがとうございます。
〉〉前回報告から3ケ月も過ぎましたね。(理由は後述)
〉しばらくご紹介がなかったので、引退されたんじゃないかと危惧しておりました(爆)
100万語読むのに3ヶ月かかっただけで、そう感じるのはRaquelさんだけでしょうね(爆)
〉〉■ 本の紹介 (読んだ順に紹介しています)
〉〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉私も、Quick 作品の中では、これ苦手な方です。
〉パピイさんと同じで、盲目的な信頼プラス、特にスキルもないのに危険に飛び込んでいくところが
〉地雷だったように覚えています。
〉どうしてこれが人気なのか、わたしも不思議です(笑)
同じ感想を持つ方がいらっしゃって、少しホッとしました。
〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉〉そして後半では、物語が大きく展開して読者の期待を裏切らないロマンスが展開して面白かったです。
〉これだけいろいろ読んでるわたしも、久々に圧倒されましたよー。
「圧倒されました」のお言葉に、同感です。
〉〉世間知らずのヒロインが、物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
〉これもポイントですよね。
主人公の成長物語は、ロマンスの面白さのひとつの要因ですよね。
〉〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉Brockway 作品を読む前は、今でもちょっと身構えちゃいます。
これを聞いて、私だけじゃないと知って安心しました。
〉うーん。実はわたしも、これイマイチだったんですよ。
〉Brockway 作品って、これと"All Through the Night"が人気ですけど、
〉2作品ともダークで intent な感じで、あんまり好みじゃありません。
〉そこがいいって言う方もいるんでしょうけど。。。
〉このあとの、ブライダルシリーズとか Rose Hunter シリーズの方が好きだな。
にがてと言いながらも、気になる作家さんなので(苦笑)
「Bridal Season」と「My Dearest Enemy」が待機しています。
〉〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉〉そして結ばれたからといって安心できず、とても切ない物語が展開します。
〉〉あまり書くとネタバレになりますのが、もう残り数頁になっても…。
〉〉思わず、この本最後が落丁じゃないのかと心配したのも事実です。
〉そう、そうなんですよ!
〉ハラハラさせられますよねー。(涙もハラハラ)
ええ、涙こそ出ませんでしたが、ハラハラさせられましたよ。
〉この作品、ヒロインもいいですが、ヒーローがとても印象的でした。
そうですね。奴隷の体験からくるヒーローの態度も印象に残りました。
〉〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉〉全二作は最初の展開がかったるかったのですが、本作ではいきなりヒロインのとんでもない行動に驚かされました。
〉うーん、このあたりでドン引きで、わたくし SEP 作品の中で今作は
〉大が付くほどキライです。
〉その後のヒーローの態度もヒドイですが、ヒロインには我慢なりませんでした。
〉家族がらみの話が唯一救いだったかな。
まあ、ありえない設定のひとつですが(笑)、それもロマンスの面白さと思っています。
〉〉よかったですし、本作でCalのライバルとして登場するKevinは、第5作のヒーローのようで、期待が持てます。
〉第5作のヒロインも、オイッとどつきたくなるような行動を取るんですが、
〉こちらは何故かお気に入り作品なのですよ。
〉(ちなみに、日本で翻訳された最初の作品)
〉パピイさんの感想を楽しみにしています。
次々回報告で感想を述べさせていただく予定です。
〉〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉〉読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
〉アハハ(笑)
アハハ、まったく同感です。
〉そうですね。
〉気持ちが深まるにつれて行為が(過激じゃない方に)変わっていくのが興味深かったです。
そう、終わりの3分の1は、同じ話の続きとは思えないほどでしたね。
〉〉それに伴い、知っていることが自慢できないような語彙がたくさん身につきます(笑)
〉もうなにも言いますまい、といいつつ、わたしも「C」word というものを
〉これを読んで身につけました(爆)
この「C」word、先日見た映画「つぐない」の中でも、重要な意味を持っていて、おおっと思いました。
〉〉私はこの作品に★5つつけても良いと思いますが、万人にはお勧めしません(爆)
〉わたしも★5つ以上ですが、ロマンスを読み慣れた方にしかオススメしません。
でも読み慣れた方でも、ショックを受けることでしょうね。
〉〉本の終りに次回作「Patience」の抜粋が載っており、この作品のスピンオフであることを窺わせますが、いつ出版される
〉〉のでしょう?Amazon.jpでは今年5月発売予定となっていますが、Amazon.comには表示されていません。
〉なんでも、第1作が評判になりすぎて、オン&オフラインでの評価に過敏になってしまい
〉執筆が滞っているそうです。
〉今年になって久々に、作者がちゃんと書いているという情報が出ましたが、
〉いつになったら書き終えられるのか。。。?
そうなんですか。期待せずに、待つことにしましょう(笑)
当分、読む本には困ることはないですからね(爆)
〉〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉わたしはなかなか面白かったですが、Chase 作品にしては
〉掴みがちょっと弱いかもしれません。
〉2作目、3作目を読んでから読むと、かえって楽しめるかも。
〉パパさんがいい味出してるんですよね。
やはりそうですか、伯爵が。次回以降で報告する予定です。
〉〉ファッションとかヘアスタイルで
〉〉もめるところがユーモラスに描かれているところは好印象でした。
〉"Lord of Scoundrels"のヒロイン Jess の過剰なまでのオシャレさ
〉いい対比だと思いました(笑)
〉もう気になって気になって、髪を結い直しちゃうシーンなんて大好きです。
そういうシーンに、目が行っちゃうのですね。
〉〉◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
〉このあたりの Quinn 作品は、まだ読んでないんです。
Raquelさんが、読まれていない作品を紹介するのも私の楽しみのひとつです(笑)
〉〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:
〉〉読み終わりましたが、いまいち物足りません。
〉〉というのは、設定はとてもよく、脇役たちの個性もいろいろで、とてもよかったのですが、肝心のロマンスが・・・??
〉これは、大好きと大嫌いと評価が真っ二つに分かれる作品らしいです。
〉うちにも買ってありますが、びびってまだ読めてません(笑)
ロマンスがいまいちというのも、なんだかねー ですからね。
〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉わたしもこわごわ読みましたが、とても良かったです。
〉Balogh はユーモアも書けるんだなぁと思った作品です。
Baloghの作品で、ユーモアを感じさせるものがあるとは、私も思いませんでした。
〉〉■最後に
〉〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉読み疲れというのは、確かにありますよね。
〉停滞知らずのわたしも、最近のハイペースにちょっと疲れ気味です。
〉あとね、最初に面白いのをたくさん読んできて、ちょっとマンネリとか
〉次に何を読むか迷ったりとかっていうのもありません?
300万語くらいまでは、読む本読む本面白くて、こんな楽しい世界があったなんて、
と思っていたのは確かです。そして寒い頃は、読書に結構集中できましたが、暖かくなってきて、
他にやりたいことがいろいろ読書中に頭に浮かんできて…というのも読書に疲れを感じる原因かな
とも思っています。
次に何を読むかで迷うことはありません。というのは、読んだ本、当分読まない本を段ボール箱に
入れてしまったら、残りは1000万語までに読む本40冊で、目の届くところに積んであるからです(爆)
〉〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
〉楽しみにしています!
ええ、楽しみにしていてください。
〉〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
〉パピイさんも、楽しい読書を♪
Raqeulさんも、楽しい読書を♪
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お名前: もつこ
投稿日: 2008/5/17(17:48)
------------------------------
パピイさん、こんにちは。もつこです。
ロマンス本600万語通過おめでとうございます!
投稿を見逃していてすっかりお祝いが遅くなりました。
またもロマンスだけで10冊100万語ですねえ。ほんとすごーい!!
でもパピイさんでも「読み疲れ」ってあるんですね。
A to Zも読んでくださっているようなので、いろいろ取り混ぜて読んでくださいね!
パピイさんのご紹介してくれた本のうち、Ravishedだけは最近読みました。
適度にスリリングな探偵ごっこみたいなシーンもあるので
ロマンス本初心者の私には十分おもしろかったです。
Amanda Quick は読みやすいと思える作家なので
また他の本も読んでみたいです。
私のほうはロマンス本はやっと5冊で50万語というところです。
まあ約1ヶ月1冊弱ペースで読めているので自分としてはよしとしてます。
どちらかというとアメリカ史の方がすきなので
(高校生の留学中にアメリカ史は必須科目だったので)
アメリカ舞台のロマンス本とか、もしいいのがあればこんど教えてくださいね!
ではこれからもロマンス本もその他の本も、Happy Reading!
------------------------------
もつこさん、こんばんは。
〉ロマンス本600万語通過おめでとうございます!
〉投稿を見逃していてすっかりお祝いが遅くなりました。
いえいえ、ありがとうございます。
〉またもロマンスだけで10冊100万語ですねえ。ほんとすごーい!!
〉でもパピイさんでも「読み疲れ」ってあるんですね。
〉A to Zも読んでくださっているようなので、いろいろ取り混ぜて読んでくださいね!
前回もつこさんの紹介のThe lighthouse familyも妻の本箱にあることを発見しました(笑)ので、
A to Zシリーズを終えたら、それらを読もうと思っています。
〉パピイさんのご紹介してくれた本のうち、Ravishedだけは最近読みました。
〉適度にスリリングな探偵ごっこみたいなシーンもあるので
〉ロマンス本初心者の私には十分おもしろかったです。
〉Amanda Quick は読みやすいと思える作家なので
〉また他の本も読んでみたいです。
Quickは、Quinnと並んでよみやすい作家ですよ。
ただQuickの作品は、金太郎飴だから続けてよむのはね、と言う人もいらっしゃいますが、
持つ子さんの場合はペースがゆっくりなので問題ないでしょうね。
〉私のほうはロマンス本はやっと5冊で50万語というところです。
〉まあ約1ヶ月1冊弱ペースで読めているので自分としてはよしとしてます。
〉どちらかというとアメリカ史の方がすきなので
〉(高校生の留学中にアメリカ史は必須科目だったので)
〉アメリカ舞台のロマンス本とか、もしいいのがあればこんど教えてくださいね!
いまのところアメリカが舞台の作品は読んだことがありませんが、
もし見つけたら必ず紹介しますね。
〉ではこれからもロマンス本もその他の本も、Happy Reading!
もつこさんも、Happy Reading!
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お名前: なおちぃ
投稿日: 2008/5/17(20:48)
------------------------------
パピイさんこんばんは。
なんだかすっかり出遅れてしまいましたが。。。
ロマンス停滞中のなおちぃです。
実は最近ロマンスを全然読んでいないので出てきて良いのかな〜としばし悩んでました。。。
でも翻訳はぽつぽつ読んでいるのでとりあえず部分反応いたします〜。
〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉(49 customer reviews)
〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉(47 customer reviews)
Madeline Hunter 、翻訳も何冊か出ているんですが原書で読もうと思って未読なんです。
とっても面白そうですね〜。
一応積んでおこうと思います。
〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉(35 customer reviews)
Connie Brockwayも好きな作家なので気になります〜。
最近どんどん翻訳されているのでそっちで読んでいますが、翻訳も結構読みづらいですよ。
翻訳の問題かもしれませんが。。。
〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
〉シリーズ物の常として、前作のヒーローBobby Tom Dentonも登場し、その後の幸せな暮らしがわかるところも
〉よかったですし、本作でCalのライバルとして登場するKevinは、第5作のヒーローのようで、期待が持てます。
これも翻訳で〜。
とんでもヒロインですよね。。。
次はもう読まれました?
私はKevin が出てくるお話がシリーズで一番のお気に入りです。
しかしこのシリーズ、翻訳が順番通りに出なかったのでどういう時系列かまったくわかりません。
翻訳は一番最初に出たのに5作目なんですね。。。
〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉(87 customer reviews パッション)
〉最初の「官能」の部分をどう乗り切るかで(笑)、この本の評価が決まるのでしょうね。
〉私はこの作品に★5つつけても良いと思いますが、万人にはお勧めしません(爆)
これも翻訳で読んでしまいました。。。
確かにとっても激しいですね。笑
母二人も激しく嫌な女だし。
でも途中から切ない展開になって泣けましたよ〜。
私も★5個です。
次作は翻訳を待たずに原書でチャレンジしてみたいですね。
〉◇ Slightly Scandalous / Mary 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉(45 customer reviews)
先日Baloghに挑戦してみたんですが・・・。
ちょうど低迷中で速攻投げました。。。
短編だったんですが全然頭に入ってこなくてダメでした。
かえって長さがあったほうが徐々に理解できて良かったのかもと今更反省してます。
〉■最後に
〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
パピイさんでもそういうことあるのですね〜。
私も今低迷してます。。。
毎日読んではいるんですけどね。
ロマンスに手は出すけれどイマイチどれも乗り切れなくて・・・。
なので、疲れてはいないけど「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」お待ちしてます〜。
〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
パピイさんも!
Happy Reading!
------------------------------
なおちぃさん、こんばんは。
〉なんだかすっかり出遅れてしまいましたが。。。
〉ロマンス停滞中のなおちぃです。
〉実は最近ロマンスを全然読んでいないので出てきて良いのかな〜としばし悩んでました。。。
〉でも翻訳はぽつぽつ読んでいるのでとりあえず部分反応いたします〜。
ロマンスが好きな人なら大歓迎ですよ。
〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉Madeline Hunter 、翻訳も何冊か出ているんですが原書で読もうと思って未読なんです。
〉とっても面白そうですね〜。
〉一応積んでおこうと思います。
積んでおけば、そのうちに読めるようになると思いますよ。
〉〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉Connie Brockwayも好きな作家なので気になります〜。
〉最近どんどん翻訳されているのでそっちで読んでいますが、翻訳も結構読みづらいですよ。
〉翻訳の問題かもしれませんが。。。
そう、翻訳も読みづらいのですか。
次回、次々回報告にも一冊ずつ読む予定なのですが。
〉〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉〉(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
〉これも翻訳で〜。
〉とんでもヒロインですよね。。。
〉次はもう読まれました?
第4作Dream A Little Dreamは、来月初め頃になりそうです。
〉私はKevin が出てくるお話がシリーズで一番のお気に入りです。
〉しかしこのシリーズ、翻訳が順番通りに出なかったのでどういう時系列かまったくわかりません。
〉翻訳は一番最初に出たのに5作目なんですね。。。
翻訳は、出版順ではないことがよくあるようですね。
私は題名からでは、シリーズの順番がさっぱりわからないので、
ネットの作者のサイトで、調べています。
〉〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉〉(87 customer reviews パッション)
〉確かにとっても激しいですね。笑
〉母二人も激しく嫌な女だし。
〉でも途中から切ない展開になって泣けましたよ〜。
〉私も★5個です。
同じ評価をする方がいらっしゃって、うれしいです。
終わりの方は、ほんとうに切ないですよね。
〉次作は翻訳を待たずに原書でチャレンジしてみたいですね。
ええ、次回作も楽しみです。
〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉先日Baloghに挑戦してみたんですが・・・。
〉ちょうど低迷中で速攻投げました。。。
〉短編だったんですが全然頭に入ってこなくてダメでした。
〉かえって長さがあったほうが徐々に理解できて良かったのかもと今更反省してます。
何を読まれたのでしょう。
Baloghの作品は、出だしをきっちり抑えないとうまく物語に乗れないように感じています。
そのため、紹介のところも結構気合いが入っているのですよ。
〉〉■最後に
〉〉前回の報告で、「酒井先生のブログで、「読み疲れ」というのがありましたが、ふとそうかなと感じることが
〉〉あります。そこで、これからやさしい児童書を間に入れて読書を進めて行こうと思いました。」
〉〉と書きました。そのためなのか、他にやりたいことが一杯あるためか、実際少し読書ペースが落ちています。
〉〉そこで、やさしい本を読もうと、A to Z Misteriesを読み始め、GRの再読を始めました。
〉〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
〉パピイさんでもそういうことあるのですね〜。
〉私も今低迷してます。。。
〉毎日読んではいるんですけどね。
〉ロマンスに手は出すけれどイマイチどれも乗り切れなくて・・・。
〉なので、疲れてはいないけど「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」お待ちしてます〜。
タイトルは「疲れたあなたに」ですが、私がロマンス本読書の間に再読した本の紹介で、
ロマンスが好きな方なら、楽しんでいただけると想像する本の紹介になる予定です。
〉〉では、ロマンスファンのみなさん、Happy Reading!
〉パピイさんも!
〉Happy Reading!
なおちぃさんも、Happy Reading!
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お名前: そうこ
投稿日: 2008/5/23(23:24)
------------------------------
パピイさん、こんにちは。そうこ です。
〉今回の報告は、PB 10冊で総語数は1,002,615語、累計で6,031,942語になりました。
おめでとうございます!
(遅いお祝いになってしまいました・・・)
〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉(49 customer reviews)
私は「ミステリではじめる英語100万語」で多読を始めたのですが、
Amanda Quickの作品は持ってないですね。
なぜだろう・・・
〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉(49 customer reviews)
Julie GarwoodのThe Brideを読んだ数ヵ月後にトライした作品です。
ヒロインがヒーローの屋敷(?)の調度品に眼を奪われているところなどなど
映像で見たいなーと思った記憶があります。
〉18歳で王の庇護のもと、恋人が結婚前には救いに来てくれるとかたくなに信じている世間知らずのヒロインが、
〉物語の中で精神的に成長していくところもよかったですよ。
私もヒロインの成長がとてもうれしかったです。
〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉(35 customer reviews)
〉AARの読者人気投票2007年Top100で25位ということで、期待して読んでみましたが、それほどでも
〉なかったです。まだまだ読解力が足りないのか、それとも好みが合わないのか、翻訳が出たら買ってみても
〉いいかなとちょっと思いました。(>情けない)
やっぱりConnie Brockway は難しそう。
邦訳は数冊読んでいまして、好きな作品はあるのですが。
〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉(47 customer reviews)
〉前の紹介本より少し前のエドワード2世治世のイングランドを舞台にしています。歴史的背景をうまく
〉物語に取り入れているようです。(読後に、ネットで調べてわかりました。まあ、知らなくても楽しめる
〉ということですね)
〉さて、身分違いの壁をどう乗り越えていくのかが、この作品の大事なポイントになりますが、
〉最初は権力でなんとかしようとしていたヒーローですが、恋のライバル登場で、二人が結ばれるまでは
〉ドキドキハラハラします。そして結ばれたからといって安心できず、とても切ない物語が展開します。
〉あまり書くとネタバレになりますのが、もう残り数頁になっても…。
〉思わず、この本最後が落丁じゃないのかと心配したのも事実です。
〉そのため、せめてエピローグぐらい書いてよね!と思いました。
〉ヒーローは奴隷の体験(<農奴より身分が低い)をしていることや、ヒロインの母親は、領主の愛人であった
〉ため、自分は絶対そうなりたくないと決意している芯の強さが、物語に深みを与えています。
とてもおもしろそうですねー。買ってよかったです。
1年くらい前から持っているのですが、まだ読んでいません。
Madeline Hunterの作品も最近翻訳されてきているようなので、
原作を読む前に翻訳本が出版されるんじゃないかと危惧しています。
〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
パピイさんは楽しまれたようですね!
前回、私はこの作品についてネガティブなコメントを書いてしまって、
いらんことしてしまったなぁと思っていたので、良かったです。
〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉(87 customer reviews パッション)
〉かなり押さえて紹介しています(笑) さて、MarkとPassionのロマンスはどう展開していくのでしょうか。最近邦訳が
〉出版されましたが、帯に「官能と清純」の文字があります。官能と清純が両立する物語とは?大変興味が惹かれます♪
〉*********************************************************************************************
〉読み終わりましたが、どう感想を書いてよいのやら(笑)
〉まず、エピローグはユーモアも感じさせてくれて読後感は爽快です。
〉それというのも、後半ヒーローが真の愛に気付きながらも弟のために自分を犠牲にしようとし、またヒロインも・・・
〉と切ないロマンスが展開し、最後にハッピーエンドを迎えるからです。
ええと・・・翻訳モノを読もうかしら。
(でも、書店にはもうないかしら・・・図書館はどうかな?)
〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉(25 customer reviews) The Carsington brothers シリーズ第一作
「Lord of Scoundrels」がまだ私には読みにくくて途中で止まっています。
でも、「灼熱の風に抱かれて(Mr.Impossible)」は面白かったので、
このThe Carsington brothers シリーズの読書報告を楽しみにしています。
(...Miss Wonderfulは持ってました。手に入らなかったら困ると思って、
とりあえず買ってしまうので、未読本の山が出来てしまうのですね。)
〉◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
〉(44 customer reviews)
〉やはりJulia Quinnの作品です。コミカルな展開もあり、文章も読みやすく、Minxを先に読んでいるため、
〉ここがあそこにつながるのねなどと、ほくそ笑みながら楽しく読めました。
最近はJulia Quinnの名前を見るとホッとする自分がいます。
〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
〉(34 customer reviews)
〉ロマンスを除けば(笑)、ヒロインの過去や、日記のありかなどかなり楽しめました。
それは、いいのでしょうか???(笑)
〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉(45 customer reviews)
Slightlyシリーズには当分手をつけない(本を買わない)つもりだったのに、
Slightly Dangerous を買ってしまいました。
それはSimply Love を読んでしまったからなんです。
この後A Summer to Remember を再読して(前より読めました!)、
Slightly Scandalous もとても気になっていたんですけど、
これで、もう買っちゃいますね。
シリーズ物なのに勝手な買い方をしてます。
〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
お待ちしております。
今回も勝手におしゃべりを続けてしまいました。
それでは、パピイさん、Happy Reading!
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お名前: パピイ
投稿日: 2008/5/24(23:33)
------------------------------
そうこさん、こんにちは。
〉〉今回の報告は、PB 10冊で総語数は1,002,615語、累計で6,031,942語になりました。
〉おめでとうございます!
〉(遅いお祝いになってしまいました・・・)
ありがとうございます。
〉〉◇ Ravished / Amanda Quick 語数:100,000 ISBN:0553293168
〉私は「ミステリではじめる英語100万語」で多読を始めたのですが、
〉Amanda Quickの作品は持ってないですね。
〉なぜだろう・・・
おそらくミステリー・ファンは、Amanda Quickを知らないのでしょう。
ミステリーの視点から見ると、物足りないのでしょうね。
〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉Julie GarwoodのThe Brideを読んだ数ヵ月後にトライした作品です。
〉ヒロインがヒーローの屋敷(?)の調度品に眼を奪われているところなどなど
〉映像で見たいなーと思った記憶があります。
そうそう、映像が見たくなる時がありますよね。
頭の中でいろいろ想像するけど、いまいちという時がよくあります。
「The Bride」などでも、ヒロインがplaidを身にまとうとありますが、
どんな服?マフラーみたいのなものなのかしら??などとか。
〉〉◇ As You Desire / Connie Brockway 語数:85,742 ISBN:0440221994
〉〉AARの読者人気投票2007年Top100で25位ということで、期待して読んでみましたが、それほどでも
〉〉なかったです。まだまだ読解力が足りないのか、それとも好みが合わないのか、翻訳が出たら買ってみても
〉〉いいかなとちょっと思いました。(>情けない)
〉やっぱりConnie Brockway は難しそう。
〉邦訳は数冊読んでいまして、好きな作品はあるのですが。
人気を聞くと、やはり読みたくなりますし、難しいけど、
たくさん読めば読めるようになると思って読んでいます。
〉〉◇ By Possession / Madeline Hunter 語数:103,000 ISBN:0553582216
〉とてもおもしろそうですねー。買ってよかったです。
〉1年くらい前から持っているのですが、まだ読んでいません。
〉Madeline Hunterの作品も最近翻訳されてきているようなので、
〉原作を読む前に翻訳本が出版されるんじゃないかと危惧しています。
彼女の作品の翻訳も出ていたのですね。
たとえ翻訳が出ても、気にしないで楽しめばよいのでは。
〉〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉〉(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
〉パピイさんは楽しまれたようですね!
〉前回、私はこの作品についてネガティブなコメントを書いてしまって、
〉いらんことしてしまったなぁと思っていたので、良かったです。
そうそう、そのコメントに書かれていたJennifer Crusieの「Bet Me」は、
買いましたので、そのうち紹介します。
〉〉◇ Passion / Lisa Valdez 語数:99,906 ISBN:0425203972
〉ええと・・・翻訳モノを読もうかしら。
〉(でも、書店にはもうないかしら・・・図書館はどうかな?)
私が読み始める直前に出版されたはずですから、まだ書店には並んでいると思いますよ。
〉〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉〉(25 customer reviews) The Carsington brothers シリーズ第一作
〉「Lord of Scoundrels」がまだ私には読みにくくて途中で止まっています。
〉でも、「灼熱の風に抱かれて(Mr.Impossible)」は面白かったので、
〉このThe Carsington brothers シリーズの読書報告を楽しみにしています。
Mr. Impossible、Lord Perfectと順に紹介しますね。
そうそう、今晩のTV番組「世界不思議発見」で、英国の運河が取り上げられていて、
ヒストリカルロマンスの視点で、見ていました。
〉〉◇ Dancing At Midnight / Julia Quinn 語数:96,469 ISBN:0380780755
〉〉やはりJulia Quinnの作品です。コミカルな展開もあり、文章も読みやすく、Minxを先に読んでいるため、
〉〉ここがあそこにつながるのねなどと、ほくそ笑みながら楽しく読めました。
〉最近はJulia Quinnの名前を見るとホッとする自分がいます。
昨日、またJulia Quinnの作品を読み終わりました。
私も、Quinnの作品を手にするとホッとします。
〉〉◇ A Well Pleasured Lady / Christina Dodd 語数:85,067 ISBN:0380790890
〉〉ロマンスを除けば(笑)、ヒロインの過去や、日記のありかなどかなり楽しめました。
〉それは、いいのでしょうか???(笑)
ロマンス本でないわけではないですから(笑)
〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉Slightlyシリーズには当分手をつけない(本を買わない)つもりだったのに、
〉Slightly Dangerous を買ってしまいました。
最終巻を、買われたのですね。
〉それはSimply Love を読んでしまったからなんです。
〉この後A Summer to Remember を再読して(前より読めました!)、
〉Slightly Scandalous もとても気になっていたんですけど、
〉これで、もう買っちゃいますね。
〉シリーズ物なのに勝手な買い方をしてます。
一流の作者はよく心得ていて、順番に読まなくても十分に楽しめて、
順に読めば、ほくそ笑むような楽しみがありますからね。
〉〉ついでに、「ロマンスPB読書に疲れたあなたに」と題した投稿ネタを書き始めました(笑)
〉〉もちろんA to Z Misteriesの紹介ではありません。
〉〉ロマンス読者なら楽しめるだろうと思われるPBよりやさしい本を、紹介しようというものです。
〉〉少しまとまりましたら、投稿しますね。
〉お待ちしております。
ええ、10冊くらいまとまったら投稿しますね。
〉今回も勝手におしゃべりを続けてしまいました。
〉それでは、パピイさん、Happy Reading!
そうこさんも、Happy Reading!
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お名前: そうこ
投稿日: 2008/5/25(18:58)
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パピイさん、こんにちは。
そうこです。
いくつかコメントを。
〉〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉〉Julie GarwoodのThe Brideを読んだ数ヵ月後にトライした作品です。
〉〉ヒロインがヒーローの屋敷(?)の調度品に眼を奪われているところなどなど
〉〉映像で見たいなーと思った記憶があります。
〉そうそう、映像が見たくなる時がありますよね。
〉頭の中でいろいろ想像するけど、いまいちという時がよくあります。
〉「The Bride」などでも、ヒロインがplaidを身にまとうとありますが、
〉どんな服?マフラーみたいのなものなのかしら??などとか。
plaidは巾約1.8m、長さ約3.5〜5.5mのタータンの布地で、
身体に巻いて着ていたそうです。
plaidの着方(男性、女性)については「タータンチェックの文化史 奥田美紀著 (2007)」pp178 - 179
(出典は「costume of scotlandスコットランドの服装−ハイランドドレス 岡田昌子著」)にありました。
ヒロインがplaidを床に広げてゴロゴロ転がってplaidを装着しようとした気持ちも
わかるような気もします(笑)。
〉〉〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉〉〉(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
〉そうそう、そのコメントに書かれていたJennifer Crusieの「Bet Me」は、
〉買いましたので、そのうち紹介します。
「Bet Me」といえば地方では手に入らない、あのドーナツ・・・
パピイさんは食べたことがあるのでしょうね。
〉〉〉◇ Miss Wonderful / Loretta Chase 語数:100,424 ISBN:0425194833
〉〉〉(25 customer reviews) The Carsington brothers シリーズ第一作
〉〉「Lord of Scoundrels」がまだ私には読みにくくて途中で止まっています。
〉〉でも、「灼熱の風に抱かれて(Mr.Impossible)」は面白かったので、
〉〉このThe Carsington brothers シリーズの読書報告を楽しみにしています。
〉Mr. Impossible、Lord Perfectと順に紹介しますね。
〉そうそう、今晩のTV番組「世界不思議発見」で、英国の運河が取り上げられていて、
〉ヒストリカルロマンスの視点で、見ていました。
見たかったです。
〉〉〉◇ Slightly Scandalous / Mary Balogh 語数:112,000 ISBN:0440241111
〉〉Slightlyシリーズには当分手をつけない(本を買わない)つもりだったのに、
〉〉Slightly Dangerous を買ってしまいました。
〉最終巻を、買われたのですね。
〉一流の作者はよく心得ていて、順番に読まなくても十分に楽しめて、
〉順に読めば、ほくそ笑むような楽しみがありますからね。
「ほくそ笑むような楽しみ」!!
これを逃すのはもったいないってものですねえ。
順に読むべきか・・・
それでは、パピイさん、Happy reading!
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そうこさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
〉〉〉〉◇ By Arrangement / Madeline Hunter 語数:108,000 ISBN:0553582224
〉〉そうそう、映像が見たくなる時がありますよね。
〉〉頭の中でいろいろ想像するけど、いまいちという時がよくあります。
〉〉「The Bride」などでも、ヒロインがplaidを身にまとうとありますが、
〉〉どんな服?マフラーみたいのなものなのかしら??などとか。
〉plaidは巾約1.8m、長さ約3.5〜5.5mのタータンの布地で、
〉身体に巻いて着ていたそうです。
〉plaidの着方(男性、女性)については「タータンチェックの文化史 奥田美紀著 (2007)」pp178 - 179
〉(出典は「costume of scotlandスコットランドの服装−ハイランドドレス 岡田昌子著」)にありました。
〉ヒロインがplaidを床に広げてゴロゴロ転がってplaidを装着しようとした気持ちも
〉わかるような気もします(笑)。
「タータンチェックの文化史」さっき、ネットで見てきました。このような本があるのですね。
また、plaidがそんなに大きいものとは、想像していませんでした。
〉ヒロインがplaidを床に広げてゴロゴロ転がって
そういう描写がありましたね。読みながら、なんのことだろうと思っていました。
〉〉〉〉◇ Nobody's Baby but Mine / Susan Elizabeth Phillips 語数:111,998 ISBN:0380782340
〉〉〉〉(131 customer reviews あなたがいたから) ・・・・Chicago Stars物の三作目
〉〉そうそう、そのコメントに書かれていたJennifer Crusieの「Bet Me」は、
〉〉買いましたので、そのうち紹介します。
〉「Bet Me」といえば地方では手に入らない、あのドーナツ・・・
〉パピイさんは食べたことがあるのでしょうね。
すみません、まだ読んでいませんので、あのドーナツがなにかわかりません。
「Bet Me」の紹介の時に、コメントさせていただきます。
では、そうこさん、Happy Reading!