[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(08:37)]
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お名前: yksi
投稿日: 2004/11/14(15:26)
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11月13日にドイツ語100万語に達したので報告します(50万語通過報告後5ヶ月)。
50万語報告後に読んだのは、
・マンガ49冊: 24.4万語
One Piece: 42冊(内18冊は、約4ヶ月空けての再読)、Maison IKKOKU: 3冊、Detektive Conan: 3冊、Ranma1/2: 1冊
・Magische Baumhaus(magic treehouse)シリーズ13冊: 8.3万語
(内7冊は、2ヶ月空けての再読、6冊はさらに5ヶ月空けての再々読)
・YL3以下の本12冊: 3.6万語
Frosch und Kroete(2回)、Nick Nase (Nate the Great: 7冊分)他
・YL3〜7の本3冊: 13.7万語(DahlとHarry Potter)
Der fantastische Mr. Fox(再), Charlie und die Shokoladen Fabrik, Harry Potter(1巻:再)
ですから、マンガへの依存度がかなり高くなっています。
YL1以下の易しい本は高価なため、なかなか手が出せませんが、Ravensburger社のLeserabeシリーズは3水準(YLで0.8, 1.5, 2.5くらい)あり、ドイツ語の多読入門用としてよいのではと思います(ただし、全てハードカバーなので、1冊800円程度と割高)。
この間、7〜8月は完全に停滞しました。読める易しい本が無い(月間の本代を使いすぎて問題に?)、英語の児童書(ファンタジー)にハマってしまって、ドイツ語を読む時間が無い(と言って英語に逃げたのが正直なところか?)。
停滞脱出に効果があったのは、慈幻さんに紹介してもらった"Das grosse Buch von Frosch und Kroete"(Frog & Toad:4冊分が1冊に詰まっていてお買い得)、"Nick Nase, der grosse Detektiv", "Nick Nase, der Detektiv fuer alle Faelle"(それぞれNate the Great:3冊分)等の作品(英語からの翻訳でYLが低め)と、マンガ(One Piece)とMBの再読でした。とくに、MBとOnce Pieceは、1冊ずつペアで読むと約1万語となり、ペースメーカーにちょうど良いと、10月の通勤電車ではこの組み合わせで通していました。
また、停滞期にも断続的に聞いていたHarry Potterの朗読も、効いたのではないかと想像しています(この期間、通勤電車では聴き取れないドイツ語を聞き流しながら英文を読んでいた)。7ヶ月振りに読んだHarry Potter(1)は、前回の理解度2割から4割くらいに上昇した感じ。また、再読と平行して聞いていた朗読は、ところどころ、聴き取れる部分が出てきました(これは嬉しかった)。聴いていただけでは、なかなか聴き取れるようにならないのに、理解度が低くても通して読むと、一部ながら聴き取ることができるようになったという感じです。何度聞いても、また、分かっても分からなくても気にならないHarry Potterの朗読は、ありがたい作品だと思います。また、個人的には、20年来、「多聴から多読へ」の流れが自然で効果的と考えてきましたので、「多読から多聴へ」または「多読と多聴を平行して」進めた方が、進歩が早いという体験も、かなり新鮮です。
マンガでは、私にはOne Pieceが一番読みやすいです(コナンは難しい。めぞん一刻は絵が古い)。たぶん文章よりもストーリー(単純で常識はずれ)が合うのでしょう。新作もよいテンポで発売されるようなので、高価な絵本の代替品として使っています。日本のマンガは高品質で、セリフを読まなくても十分楽しめてしまうのが欠点ですので、ゆっくり(全てのセリフを付き合って)進めるようにしています。
この半年で、多読をやってきて最もよかったと思ったのは、「分からないところはとばす」
スキルが身についたことだと再認識しました。英文多読で身につけた読み飛ばしのスキルは、ドイツ語でも自然に使えます。たぶん、他の言語でも . . .
日本語では誰もが当たり前に行っている読み飛ばしなのに、日本の(学校の)外国語学習では否定されています(「そんなやり方では、読めるようにならない」と、教員も学生・生徒も思い込んでいる)。不幸な現状を、なんとか、変えないといけませんね。
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/11/14(16:47)
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yksiさん、ひさしぶりです!
〉11月13日にドイツ語100万語に達したので報告します(50万語通過
報告後5ヶ月)。
おおー! すごい!!
杏樹さんの100万字に続く快挙!!!
〉50万語報告後に読んだのは、
〉・マンガ49冊: 24.4万語
〉One Piece: 42冊(内18冊は、約4ヶ月空けての再読)、Maison
IKKOKU: 3冊、Detektive Conan: 3冊、Ranma1/2: 1冊
〉・Magische Baumhaus(magic treehouse)シリーズ13冊: 8.3万語
〉(内7冊は、2ヶ月空けての再読、6冊はさらに5ヶ月空けての再々読)
〉・YL3以下の本12冊: 3.6万語
〉Frosch und Kroete(2回)、Nick Nase (Nate the Great: 7冊分)他
〉・YL3〜7の本3冊: 13.7万語(DahlとHarry Potter)
〉Der fantastische Mr. Fox(再), Charlie und die Shokoladen Fabrik, Harry Potter(1巻:再)
〉ですから、マンガへの依存度がかなり高くなっています。
mangaの効果はどうでしょう?
確かめられれば、世界中で外国語獲得がmangaを軸に行われる?
〉YL1以下の易しい本は高価なため、なかなか手が出せませんが、Ravensburger社のLeserabeシリーズは3水準(YLで0.8, 1.5, 2.5くらい)
あり、ドイツ語の多読入門用としてよいのではと思います(ただし、全て
ハードカバーなので、1冊800円程度と割高)。
〉この間、7〜8月は完全に停滞しました。読める易しい本が無い(月間
の本代を使いすぎて問題に?)、英語の児童書(ファンタジー)にハマっ
てしまって、ドイツ語を読む時間が無い(と言って英語に逃げたのが正直
なところか?)。
ここ、ぼくはうれしかった!
逃げる先が「英語」! うれしーなー!!
〉停滞脱出に効果があったのは、慈幻さんに紹介してもらった"Das
grosse Buch von Frosch und Kroete"(Frog & Toad:4冊分が1冊に詰まっ
ていてお買い得)、"Nick Nase, der grosse Detektiv", "Nick Nase, der Detektiv fuer alle Faelle"(それぞれNate the Great:3冊分)等の作品
(英語からの翻訳でYLが低め)と、マンガ(One Piece)とMBの再読でし
た。とくに、MBとOnce Pieceは、1冊ずつペアで読むと約1万語となり、
ペースメーカーにちょうど良いと、10月の通勤電車ではこの組み合わせで
通していました。
「ガマくんとカエルくん」はあちこちで役に立ってますねえ。
〉また、停滞期にも断続的に聞いていたHarry Potterの朗読も、効いたの
ではないかと想像しています(この期間、通勤電車では聴き取れないドイ
ツ語を聞き流しながら英文を読んでいた)。7ヶ月振りに読んだHarry Potter(1)は、前回の理解度2割から4割くらいに上昇した感じ。また、再
読と平行して聞いていた朗読は、ところどころ、聴き取れる部分が出てき
ました(これは嬉しかった)。聴いていただけでは、なかなか聴き取れる
ようにならないのに、理解度が低くても通して読むと、一部ながら聴き取
ることができるようになったという感じです。何度聞いても、また、分かっても分からなくても気にならないHarry Potterの朗読は、ありがたい作品
だと思います。また、個人的には、20年来、「多聴から多読へ」の流れ
が自然で効果的と考えてきましたので、「多読から多聴へ」または「多読
と多聴を平行して」進めた方が、進歩が早いという体験も、かなり新鮮です。
「多読から音へ」または「多読と音」はこれからの研究課題です。
報告をありがとうございました。
〉マンガでは、私にはOne Pieceが一番読みやすいです(コナンは難しい。
めぞん一刻は絵が古い)。たぶん文章よりもストーリー(単純で常識はずれ)が合うのでしょう。新作もよいテンポで発売されるようなので、高価
な絵本の代替品として使っています。日本のマンガは高品質で、セリフを
読まなくても十分楽しめてしまうのが欠点ですので、ゆっくり(全てのセ
リフを付き合って)進めるようにしています。
ははー・・・ そうか、高品質なんですね?
でも、セリフにつきあえば、それだけ吸収率はいいはずですね。
〉この半年で、多読をやってきて最もよかったと思ったのは、「分からな
いところはとばす」
〉スキルが身についたことだと再認識しました。英文多読で身につけた
読み飛ばしのスキルは、ドイツ語でも自然に使えます。たぶん、他の言語
でも . . .
分からないところを飛ばすだけで、どれだけたくさんの人が外国語を
楽しめるようになるか・・・ ぜひたくさんの人に知らせたいと思います。
〉日本語では誰もが当たり前に行っている読み飛ばしなのに、日本の
(学校の)外国語学習では否定されています(「そんなやり方では、
読めるようにならない」と、教員も学生・生徒も思い込んでいる)。
不幸な現状を、なんとか、変えないといけませんね。
特に知らせたいのは若い人たち!
無駄な時間を使わせたくないですね。
これからもよろしく!
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798. Re: ドイツ語100万語、おめでとうございます!
お名前: チクワ
投稿日: 2004/11/15(23:28)
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yksiさん、こんばんは。チクワ@第二外国語多読に片足をつっこみかけてフリーズ中です。
〉11月13日にドイツ語100万語に達したので報告します(50万語通過報告後5ヶ月)。
すばらしいっ!ドイツ語100万語、おめでとうございます!!!!!!!!!!
〉ですから、マンガへの依存度がかなり高くなっています。
とのことで、交流の広場の、マンガで停滞を抜けて10万語突破され、「邪道では?」とお悩みだった方に
yksiさんや、慈幻さんの偉業をお伝えしたのでした。(勝手にすみませんでしたが。)
ウチの教室にも、ちょっとずつマンガが増えています。
Magic Tree House, Frog and Toad, Nate the Greatなどを、英語以外でも読めちゃう、すごい!
私もそんな体験がしてみたいですー。
易しめのドイツ語の本が、全てハードカバー、って、なーんか、なーんか、「ドイツ」らしい気がしますねー。
〉また、停滞期にも断続的に聞いていたHarry Potterの朗読も、効いたのではないかと想像しています(この期間、通勤電車では聴き取れないドイツ語を聞き流しながら英文を読んでいた)。
こ、ここはビックリ・・・ドイツ語を聞き流しながら英文を読んでいた・・・ですか・・・うーん・・・(混乱)
〉何度聞いても、また、分かっても分からなくても気にならないHarry Potterの朗読は、ありがたい作品だと思います。また、個人的には、20年来、「多聴から多読へ」の流れが自然で効果的と考えてきましたので、「多読から多聴へ」または「多読と多聴を平行して」進めた方が、進歩が早いという体験も、かなり新鮮です。
yksiさんの、多聴時代って、かなり「修行」的なやり方でなさっていたんでしたっけ?
「多聴100遍、意おのずから通ず」みたいな。
「多読」はなにしろ中心が「本、お話」なので、作品を「音」でも聞きたいという気持ちになりやすいと
いう面もあって、楽しさが有機的に結びつきやすいのではないかな、と思います。
どんどんやる気になれる、というのかな。
〉この半年で、多読をやってきて最もよかったと思ったのは、「分からないところはとばす」
〉スキルが身についたことだと再認識しました。英文多読で身につけた読み飛ばしのスキルは、ドイツ語でも自然に使えます。たぶん、他の言語でも . . .
おー、yksiさんのお言葉、覚えておきます。近いうちに役立てるつもりです・・・
〉日本語では誰もが当たり前に行っている読み飛ばしなのに、日本の(学校の)外国語学習では否定されています(「そんなやり方では、読めるようにならない」と、教員も学生・生徒も思い込んでいる)。不幸な現状を、なんとか、変えないといけませんね。
「じゃあこんなやり方で、いったいどれだけの人が何をどのくらい読めるようになりましたか」と、
聞いてみたいものですね。
ではでは、ひきつづき、
Happy Reading!