[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/23(11:16)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2016/11/17(01:24)
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みなさま、こんにちは、
フランス語で320万語通過したので報告します。
300万語からずいぶん開いてしまいました。
その間に英語1300万語、中国語1000万字を通過していたのでフランス語がほとんど進んでいませんでした。そうしてやっとフランス語の続きを読み始めました。
まとめ買いした「プチ・ニコラ」がまだまだ残っているのでそちらから…と思ったのですが、間が空いているのでウォーミングアップにNathan Pocheの再読をしてみました。このシリーズのpremière lectureは一番やさしいレベルで、前にたくさん買い込んで読んでいたのですが、あまり読みやすいイメージがありませんでした。でももう一度引っ張り出して再読してみると…わかりやすい、読みやすい!なので次々読んで、手持ちをほとんど読んでしまいました。
そこで思ったのですが、どうやらやっと本当に「多読」が実行できるようになってきたみたいです。つまり、「やさしい本をたくさん読む」多読です。フランス語はやさしい本がなかなかなくて、というか、やさしい本も最初はなかなか読めなくて無理やり読んでたのですが、ここまで来てやっと「やさしい、読みやすい」と思って読める本ができたようです。本が増えたのではなく、今まで持っていた本が「やさしい本」に化けたわけです。いや~、読んでいれば読めるようになるもんですねえ。
そうして「プチ・ニコラ」を読み始めました。
Le Petit Nicolas et ses voisins
Le Petit Nicolas Voyage
ここまで読んだら310万語通過しました。報告を書こうかと思っているうちに、さらに続きを読み始めて進んでいったので、書き損ねてしまいました。
Le surprises du Petit Nicolas
Le Petit Nicolas, c'est Noël!
プチ・ニコラもすいぶんわかるようになってきました。最初は「ところどころわかる」のを無理やり読んでいたのですが、今は「ところどころわからない」になってきました。相変わらずオチが一番わからないのですが。
でも辞書を引いたらかなりわかるようになりますね。辞書も役に立つようになってきました。文章がわかるようになったら、未知単語を辞書で引いたら理解が進みます。文章がわからないうちは単語だけ調べてもわかりません。難しい本ほど辞書を引かないです。というか、引いてもムダ。また、電子辞書だと動詞の活用にすぐ飛べるので、何の活用か、なんとな~くわかるようになってきました。単純過去や未来形は語尾がなんとなく共通しているので、どんな人称で出てきても見当がつきます。それも「単純過去」とか「未来形」というのは単なる文法用語なので、文法用語として理解するのではなくて、単純過去なら「~していた時」みたいに使われているとか。
「プチ・ニコラ」はまだありますが、一度に読んでしまうのがもったいないので別の本を読むことにしました。
丸善ジュンク堂の洋書コーナーをうろうろしていたら、英語以外の絵本のコーナーがありました。martineがたくさん置いてありました。そこで新しい絵本を見つけました。
Carolineという女の子のシリーズです。
Caroline et ses amis déménagent
Caroline et ses amis à la ferme
とりあえず2冊だけ買ってみました。カロリーヌの友達はみんな動物です。テーマに沿っていろいろなことをします。
引っ越しの様子と農場の様子です。絵がちょっと古めかしい感じです。内容は読みやすかったです。絵本はかなりいろいろなものが読みやすくなってきたようです。やさしい本で多読、が進んでいる実感が感じられるようになってきました。
さて、そうなると今度はGRもどれだけ読みやすくなっているか…。
フランス語のGRで名作のリライトのものは多読の初期に少し買ってみたのですが、一番下のレベルでも600語からだったりして、なかなか読めませんでした。それが、少し前にのそいてみたらだんだん読めるようになっていきました。なのでこの際名作GRいろいろまとめ買いしてしまおう!と、久しぶりにフランス・アマゾンで買い物をしました。絵本も追加しました。
本を探していたら、Nathan Pocheのエッフェル塔のシリーズの新しいのが見つかりました。
La tour Eiffel se balade à Paris!
今までバカンスに出かけていたエッフェル塔が、今度はパリを案内してくれるのです。
さらに新しい絵本を追加。
La fée Baguette visit Paris
Parisという単語にやたら反応してしまう私…。
これはLa fée Baguetteというシリーズで、Baguetteとはフランスパンのバゲットです。Félicitéのお父さんはパン屋さんです。Félicitéはバゲットで魔法が使えるらしいです。呪文もあります。この本では、おばさんの車でパリを回ります。
émilieの新刊も出てました。
émilie et le petit bébé
sidonieのところに赤ちゃんが生まれます。みんなで見に行きます。
さて、次は名作GRです。
Jacquou le croquant
CLEで600語レベル。
まったく知らない本です。作者のウジェーヌ・ルロワは19世紀ドルドーニュ出身で、農村や農民をテーマにした作品を多く書いたそうです。これもその一つで、croquantとは、もともと16~7世紀ごろに一揆をおこした農民のことをさす言葉で、広く農民全体のことを表すようになりましたが、抑圧された農民のイメージがあるようです。
Jacquouはある領地の貧しい農民で、お父さんはひどい領主から密猟の疑いをかけられて処刑されてしまいます。さらにお母さんも病気で亡くなります。そこから波乱の人生が始まります。たぶん、かなり端折って簡単に書かれていると思いますが、それでもだんだん引き込まれてどんどん読み進むことができました。
調べたら近年映画化されていて、しかも日本でもDVDが出ていたことがわかりました。でも今はアマゾンでも品切れ…。
Eugénie Grandet
CLEで1100語レベル。
バルザックの「ウジェニー・グランデ」です。ウジェニーはソミュールの商人の娘です。あるときパリからいとこのCharlesが訪ねてきます。仕事でインドへ行くことになっているとか…。しかしCharlesが滞在中に、パリでは父親が破産して自殺してしまいます。
やはり少し難しく感じました。
後ろに当時のお金の単位が書かれていました。中途半端な単位がたくさんあって、当時の人は混乱せずに使ってたのかと…。「ルイ金貨」(20フラン)とか「ナポレオン金貨」(20フラン)とか聞いたことがあります。20スーが1フラン、3フランが1エキュ。そのほかオランダのお金やらイタリアのお金やら…。
Lancelot
CLEで700語レベル。
タイトルだけで飛びつきました。ランスロットが主人公!
作者のことは全く知りませんでしたが、このシリーズにはまず最初に作者の紹介があります。
作者のChrétien de Troyesは1135年生まれ。…えーっ!ホンマに中世に書かれた本!
フランスではアーサー王伝説はブルターニュの伝説のうちです。ブルターニュの伝説のアーサー王と円卓の騎士のお話をベースに書いたということです。調べてみますと、どうやらランスロットを主人公にした創作のはしりで、王妃グイネヴィアとの道ならぬ恋の話を広めた張本人だとか。
一応フランス語なので、アーサー王伝説に関する固有名詞はフランス語読みで読みました。アルトゥール、グニエーブル、ランスロ、ゴーヴァン。
でも内容はかなりわかりませんでした…。最初から誰が何をしているのかあまりにもわかりません。まあ、わからないのに無理やり読む、というのはフランス語では当たり前なので。
それから、CLEの創作GRでDécouverteシリーズはずっと前からレベル0から順番に読んでいました。レベル4あたりで難しくて読めなくなり(とにかく冊数が少ない!)、かなり語数が進んでからやっと読む、という状態でどうにかレベル5まで読んできました。それで新しいのはないか探してみました。しかし持っているものばかりです。そうしたら、レベル6で知らない本がありました。レベル6は未知の世界なので読めるかどうかわかりません。でもためしに購入してみました。
Un cheval pour la vie
読み始めたら、スムーズに読めます。レベル6なのに?まあ、わからないところもありますが…。
Franckは13歳。交通事故で両親を妹を亡くします。自身もけがをして入院します。そこで同郷の看護師さんが親切にしてくれて、退院した彼を引き取ってくれます。やがた彼は立ち直っていき、あるとき馬に出会います。そしてその馬に乗って走りたいと思うようになり…。
Franckの両親はマルティニークの出身ということで、イラストも白人ではなく褐色の肌で描かれています。本の内容で特にそれが問題になることはありません。フランスのGRでも、子供の本でも、当たり前のように民族が混ざって出てくることがあります。フランスではそういう状態がすでに「当たり前」なんだろうなと思います。
ここまで読んだら320万語までひといきなので、GRではなく短い本を読むことにしました。語数的にぴったりなのはJ’aime Lireあたり。なので初期に読んで意味が分からなかった本を読んでみました。
La villa d'en face
何が何やらわからないまま読んでいたことを思えば、かなりわかるようになりました。でもGRよりわかりやすいわけではなく、ラストがよくわからなかった…。
これで320万語通過しました。
ほんとうに、ぼちぼちゆっくりで時間がかかってますが、読んでいれば読めるようになるのですね。
読める本が増えてきて、本を探す苦労も少なくなりました。名作GRがまだまだ残っているので楽しみです。
さて、フランス語の歌では、ミッシェル・ポルナレフとシルヴィ・バルタンのCDを買ってカラオケのレパートリーを増やしました。歌が覚えやすいよう、日本で出ていて歌詞対訳付きのものを探しました。
あとは前に買っていたミスタンゲットとかアリスティード・ブリュアン(ロートレックのポスターで、赤いマフラーが有名な歌手。まさか音源が残っていてCD化されているとは思わなかったので調べてビックリでした)のCDを再度聞いたりしてみましたが、こちらはフランス版で歌詞がないので、やはり聞いただけでは内容がわからないのが残念です。とりあえず20世紀初頭の雰囲気にひたることができます。
ということで、フランス語の本が待機している…のですが、中国語と英語で読みたい本が誘惑します。さてどうしたものか…。
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お名前: スニフ
投稿日: 2016/11/18(01:46)
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"杏樹"さんは[url:kb:3175]で書きました:
〉あとは前に買っていたミスタンゲットとかアリスティード・ブリュアン(ロートレックのポスターで、赤いマフラーが有名な歌手。まさか音源が残っていてCD化されているとは思わなかったので調べてビックリでした)のCDを再度聞いたりしてみましたが、こちらはフランス版で歌詞がないので、やはり聞いただけでは内容がわからないのが残念です。
題名が判っているのなら、
http://www.paroles.net/
あたりで、検索できるかもしれませんね。
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スニフさん、こんにちは。
〉題名が判っているのなら、
〉http://www.paroles.net/
〉あたりで、検索できるかもしれませんね。
こういうサイトがあったんですね。
アリスティード・ブリュアンもミスタンゲットもみつかりました!
ありがとうございます。
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3178. Re: フランス語320万語通過おめでとうございます♪
お名前: 柊
投稿日: 2016/11/21(18:42)
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"杏樹"さんは[url:kb:3175]で書きました:
〉みなさま、こんにちは、
〉フランス語で320万語通過したので報告します。
杏樹さん、こんにちは、柊です。フランス語で320万語通過おめでとうございます。
〉300万語からずいぶん開いてしまいました。
〉その間に英語1300万語、中国語1000万字を通過していたのでフランス語がほとんど進んでいませんでした。そうしてやっとフランス語の続きを読み始めました。
やはり、多言語になると、一つ一つが遅くなりますね。中国語、中国語やってみたいんですよねえ。また、お薦めの日本語と中国語が交互に入っているフレーズブック、真面目に試してみます。いくつか、フレーズは覚えつつあるんですが、サボっていました。
〉まとめ買いした「プチ・ニコラ」がまだまだ残っているのでそちらから…と思ったのですが、間が空いているのでウォーミングアップにNathan Pocheの再読をしてみました。このシリーズのpremière lectureは一番やさしいレベルで、前にたくさん買い込んで読んでいたのですが、あまり読みやすいイメージがありませんでした。でももう一度引っ張り出して再読してみると…わかりやすい、読みやすい!なので次々読んで、手持ちをほとんど読んでしまいました。
読みやすい気がしなかったものが、読みやすくなったというのは、わかりやすく実力がついているわけで、嬉しいですよね。
〉そこで思ったのですが、どうやらやっと本当に「多読」が実行できるようになってきたみたいです。つまり、「やさしい本をたくさん読む」多読です。フランス語はやさしい本がなかなかなくて、というか、やさしい本も最初はなかなか読めなくて無理やり読んでたのですが、ここまで来てやっと「やさしい、読みやすい」と思って読める本ができたようです。本が増えたのではなく、今まで持っていた本が「やさしい本」に化けたわけです。いや~、読んでいれば読めるようになるもんですねえ。
すごいことです。おめでとうございます。
〉プチ・ニコラもすいぶんわかるようになってきました。最初は「ところどころわかる」のを無理やり読んでいたのですが、今は「ところどころわからない」になってきました。相変わらずオチが一番わからないのですが。
オチがわからないのは、気になりますよね。なんか納得がいかなくて。でも、途中がわからなくても最後がわかれば気にならないけど、最後が一番難しいというのはよくある話で。
〉でも辞書を引いたらかなりわかるようになりますね。辞書も役に立つようになってきました。文章がわかるようになったら、未知単語を辞書で引いたら理解が進みます。文章がわからないうちは単語だけ調べてもわかりません。難しい本ほど辞書を引かないです。というか、引いてもムダ。また、電子辞書だと動詞の活用にすぐ飛べるので、何の活用か、なんとな~くわかるようになってきました。単純過去や未来形は語尾がなんとなく共通しているので、どんな人称で出てきても見当がつきます。それも「単純過去」とか「未来形」というのは単なる文法用語なので、文法用語として理解するのではなくて、単純過去なら「~していた時」みたいに使われているとか。
すごいです。活用がすぐわかるというのは、電子辞書の強みなのですね。それに、杏樹さんもかなり理解が進んでおられるのですね。私は、文法が相も変わらずわかりません。使ってみればいいのかしらん?と思ってドリルとか試しているのですが。
〉La fée Baguette visit Paris
〉Parisという単語にやたら反応してしまう私…。
〉これはLa fée Baguetteというシリーズで、Baguetteとはフランスパンのバゲットです。Félicitéのお父さんはパン屋さんです。Félicitéはバゲットで魔法が使えるらしいです。呪文もあります。この本では、おばさんの車でパリを回ります。
これはもしかして、Zazのアルバム"Paris"も気になりますか? もしかして、お気に入りだったりしますか?
〉Lancelot
〉CLEで700語レベル。
〉タイトルだけで飛びつきました。ランスロットが主人公!
〉作者のことは全く知りませんでしたが、このシリーズにはまず最初に作者の紹介があります。
〉作者のChrétien de Troyesは1135年生まれ。…えーっ!ホンマに中世に書かれた本!
〉フランスではアーサー王伝説はブルターニュの伝説のうちです。ブルターニュの伝説のアーサー王と円卓の騎士のお話をベースに書いたということです。調べてみますと、どうやらランスロットを主人公にした創作のはしりで、王妃グイネヴィアとの道ならぬ恋の話を広めた張本人だとか。
〉一応フランス語なので、アーサー王伝説に関する固有名詞はフランス語読みで読みました。アルトゥール、グニエーブル、ランスロ、ゴーヴァン。
〉でも内容はかなりわかりませんでした…。最初から誰が何をしているのかあまりにもわかりません。まあ、わからないのに無理やり読む、というのはフランス語では当たり前なので。
中世に書かれた本ですが、それはびっくりですね。私はアーサー王伝説というと"The Once and Future King"という本を買ったばかりで、読んでないのでよくわかりませんが、ディズニーか何かでずいぶん前に見たような。ああ、あと柄刀一の「サタンの僧院」がアーサー王伝説を下敷きにしていましたね。何しろ、探偵役の名前がアーサー。
〉La villa d'en face
〉何が何やらわからないまま読んでいたことを思えば、かなりわかるようになりました。でもGRよりわかりやすいわけではなく、ラストがよくわからなかった…。
オチがわかりにくいのは、フランスの伝統なのでしょうか?
〉これで320万語通過しました。
〉ほんとうに、ぼちぼちゆっくりで時間がかかってますが、読んでいれば読めるようになるのですね。
〉読める本が増えてきて、本を探す苦労も少なくなりました。名作GRがまだまだ残っているので楽しみです。
情報が少ないので、本を探す苦労が結構ありますよね。結局、自分で無駄骨を折りまくって学んでいくしかない感じで。
〉ということで、フランス語の本が待機している…のですが、中国語と英語で読みたい本が誘惑します。さてどうしたものか…。
誘惑には、乗るのが正しいタドキストではないでしょうか。意味のない断言ですが、結構本気です。
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柊さん、こんにちは。
〉杏樹さん、こんにちは、柊です。フランス語で320万語通過おめでとうございます。
ありがとうございます。
〉〉300万語からずいぶん開いてしまいました。
〉〉その間に英語1300万語、中国語1000万字を通過していたのでフランス語がほとんど進んでいませんでした。そうしてやっとフランス語の続きを読み始めました。
〉やはり、多言語になると、一つ一つが遅くなりますね。中国語、中国語やってみたいんですよねえ。また、お薦めの日本語と中国語が交互に入っているフレーズブック、真面目に試してみます。いくつか、フレーズは覚えつつあるんですが、サボっていました。
遅くなるというか、読みたい本が3倍になるわけで。
中国語聞いてますか。覚えようとしないでひたすら流しっぱなしのながら聞きでいいですよ。
〉〉まとめ買いした「プチ・ニコラ」がまだまだ残っているのでそちらから…と思ったのですが、間が空いているのでウォーミングアップにNathan Pocheの再読をしてみました。このシリーズのpremière lectureは一番やさしいレベルで、前にたくさん買い込んで読んでいたのですが、あまり読みやすいイメージがありませんでした。でももう一度引っ張り出して再読してみると…わかりやすい、読みやすい!なので次々読んで、手持ちをほとんど読んでしまいました。
〉読みやすい気がしなかったものが、読みやすくなったというのは、わかりやすく実力がついているわけで、嬉しいですよね。
そうなんですよ。今までも再読を繰り返してやっぱりよくわからない…ということが多かったのですが、やっと読みやすくなってきて。
〉〉そこで思ったのですが、どうやらやっと本当に「多読」が実行できるようになってきたみたいです。つまり、「やさしい本をたくさん読む」多読です。フランス語はやさしい本がなかなかなくて、というか、やさしい本も最初はなかなか読めなくて無理やり読んでたのですが、ここまで来てやっと「やさしい、読みやすい」と思って読める本ができたようです。本が増えたのではなく、今まで持っていた本が「やさしい本」に化けたわけです。いや~、読んでいれば読めるようになるもんですねえ。
〉すごいことです。おめでとうございます。
ありがとうございます~。
〉〉プチ・ニコラもすいぶんわかるようになってきました。最初は「ところどころわかる」のを無理やり読んでいたのですが、今は「ところどころわからない」になってきました。相変わらずオチが一番わからないのですが。
〉オチがわからないのは、気になりますよね。なんか納得がいかなくて。でも、途中がわからなくても最後がわかれば気にならないけど、最後が一番難しいというのはよくある話で。
最初読みやすくてだんだんわかりにくくなっていくという引っかけ、多いですね。
〉〉でも辞書を引いたらかなりわかるようになりますね。辞書も役に立つようになってきました。文章がわかるようになったら、未知単語を辞書で引いたら理解が進みます。文章がわからないうちは単語だけ調べてもわかりません。難しい本ほど辞書を引かないです。というか、引いてもムダ。また、電子辞書だと動詞の活用にすぐ飛べるので、何の活用か、なんとな~くわかるようになってきました。単純過去や未来形は語尾がなんとなく共通しているので、どんな人称で出てきても見当がつきます。それも「単純過去」とか「未来形」というのは単なる文法用語なので、文法用語として理解するのではなくて、単純過去なら「~していた時」みたいに使われているとか。
〉すごいです。活用がすぐわかるというのは、電子辞書の強みなのですね。それに、杏樹さんもかなり理解が進んでおられるのですね。私は、文法が相も変わらずわかりません。使ってみればいいのかしらん?と思ってドリルとか試しているのですが。
たぶん昔勉強した時の名残です。でも文法は文法として暗記するのではなく、なんとなく、こんな感じ…と思いながら積み重ねていけばいいかなと思っています。なのでまだあまりちゃんとわかっているとは言えません。
でも柊さんはPBとかずっと難しい本も読めていますし、意味はなんとなくわかっているのではないでしょうか。
〉〉La fée Baguette visit Paris
〉〉Parisという単語にやたら反応してしまう私…。
〉〉これはLa fée Baguetteというシリーズで、Baguetteとはフランスパンのバゲットです。Félicitéのお父さんはパン屋さんです。Félicitéはバゲットで魔法が使えるらしいです。呪文もあります。この本では、おばさんの車でパリを回ります。
〉これはもしかして、Zazのアルバム"Paris"も気になりますか? もしかして、お気に入りだったりしますか?
すみません、私が探すのは絵本や児童書ばかりで…。
Zazって知りませんでした。
古いシャンソンでパリをテーマにしたものはいろいろありますけれど。
〉〉Lancelot
〉〉CLEで700語レベル。
〉〉タイトルだけで飛びつきました。ランスロットが主人公!
〉〉作者のことは全く知りませんでしたが、このシリーズにはまず最初に作者の紹介があります。
〉〉作者のChrétien de Troyesは1135年生まれ。…えーっ!ホンマに中世に書かれた本!
〉〉フランスではアーサー王伝説はブルターニュの伝説のうちです。ブルターニュの伝説のアーサー王と円卓の騎士のお話をベースに書いたということです。調べてみますと、どうやらランスロットを主人公にした創作のはしりで、王妃グイネヴィアとの道ならぬ恋の話を広めた張本人だとか。
〉中世に書かれた本ですが、それはびっくりですね。私はアーサー王伝説というと"The Once and Future King"という本を買ったばかりで、読んでないのでよくわかりませんが、ディズニーか何かでずいぶん前に見たような。ああ、あと柄刀一の「サタンの僧院」がアーサー王伝説を下敷きにしていましたね。何しろ、探偵役の名前がアーサー。
ディズニーの古い作品で「王様の剣」というのがありますが、"The Once and Future King"の第一部をもとにしているそうです。昔日本語訳で読みました。
今はローズマリー・サトクリフのアーサー王三部作が読みたくてずーっと寝かせてます。一度挑戦したんですが挫折しました。かなり難しかったです。またそのうち挑戦したいです。
〉〉La villa d'en face
〉〉何が何やらわからないまま読んでいたことを思えば、かなりわかるようになりました。でもGRよりわかりやすいわけではなく、ラストがよくわからなかった…。
〉オチがわかりにくいのは、フランスの伝統なのでしょうか?
多いですねえ。いったい何が言いたかったのか。
〉〉これで320万語通過しました。
〉〉ほんとうに、ぼちぼちゆっくりで時間がかかってますが、読んでいれば読めるようになるのですね。
〉〉読める本が増えてきて、本を探す苦労も少なくなりました。名作GRがまだまだ残っているので楽しみです。
〉情報が少ないので、本を探す苦労が結構ありますよね。結局、自分で無駄骨を折りまくって学んでいくしかない感じで。
まず最初のハードルは、「読める本を探す」ところから…なんですよねえ。
〉〉ということで、フランス語の本が待機している…のですが、中国語と英語で読みたい本が誘惑します。さてどうしたものか…。
〉誘惑には、乗るのが正しいタドキストではないでしょうか。意味のない断言ですが、結構本気です。
全くその通りです。読みたいものを読むのがタドキストですね。
英語の本に手を出しました。かなり長いので、当分フランス語と中国語はお休みでしょう。
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3187. フランス語320万語通過、おめでとうございます!
お名前: ミッシェル
投稿日: 2016/12/31(22:55)
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杏樹さん、お久しぶりです。ミッシェルです。
〉フランス語で320万語通過したので報告します。
おめでとうございます!
1か月以上たっているので、もう、これよりちょっと先に行かれているかと思います。
ぞろ目(333万語)くらいかな?
〉そこで思ったのですが、どうやらやっと本当に「多読」が実行できるようになってきたみたいです。つまり、「やさしい本をたくさん読む」多読です。フランス語はやさしい本がなかなかなくて、というか、やさしい本も最初はなかなか読めなくて無理やり読んでたのですが、ここまで来てやっと「やさしい、読みやすい」と思って読める本ができたようです。本が増えたのではなく、今まで持っていた本が「やさしい本」に化けたわけです。いや~、読んでいれば読めるようになるもんですねえ。
すごいですねー!!
語数の通過よりも、ずっとずっとうれしいことですね。
私も杏樹さんに教えていただいて、ずいぶん、フランス語の簡単な本を入手してやってきましたが、やっぱり、英語の比ではなく、本が足りない!!
こんなに再読していいんかい、という感じでやっています。
でも、いつか、そういう感じで、やさしい本に化けてくれると信じています。
〉プチ・ニコラもすいぶんわかるようになってきました。最初は「ところどころわかる」のを無理やり読んでいたのですが、今は「ところどころわからない」になってきました。相変わらずオチが一番わからないのですが。
「ところどころわからない」なら、自信をもって、読み飛ばせますよね。
「ところどころわかる」だと、飛ばし飛ばしで一冊読んでも、「これで語数カウントしてもいいのかなー」と思っちゃいます。(ミッシェルは、いつもこれが気になって、嫌になるんです…)
〉émilieの新刊も出てました。
〉émilie et le petit bébé
〉sidonieのところに赤ちゃんが生まれます。みんなで見に行きます。
あれ!
新刊出てるんですね。買わなきゃー(これだけは押さえておきたい)。
amazon.frから一冊だけ買うのはもったいないので、この休み(年末年始のことです)にやさしそうなのを見繕って注文しなくては。
杏樹さんのレポートを参考にさせていただきます。
いつもありがとうございます。
そうそう、ミッシェルにとっては、emilieシリーズを「やさしい本」と思えるようになったのが、続けてきた大きい成果です。
まだGRはむらがありますけど、NHKラジオの「まいにちフランス語」は、読む分には余裕なので、これも多読(と仏検勉強)の成果かな。
今、あと1時間で2016年が終わるというタイミングです。
どうぞ、2017年も楽しい多言語読書を!
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ミッシェルさん、こんにちは。お久しぶりです。
〉〉フランス語で320万語通過したので報告します。
〉おめでとうございます!
〉1か月以上たっているので、もう、これよりちょっと先に行かれているかと思います。
〉ぞろ目(333万語)くらいかな?
ありがとうございます!
実は「本のこと」の掲示板に書いたLand of Storiesを読んでいて、フランス語は止まっています。
〉〉そこで思ったのですが、どうやらやっと本当に「多読」が実行できるようになってきたみたいです。つまり、「やさしい本をたくさん読む」多読です。フランス語はやさしい本がなかなかなくて、というか、やさしい本も最初はなかなか読めなくて無理やり読んでたのですが、ここまで来てやっと「やさしい、読みやすい」と思って読める本ができたようです。本が増えたのではなく、今まで持っていた本が「やさしい本」に化けたわけです。いや~、読んでいれば読めるようになるもんですねえ。
〉すごいですねー!!
〉語数の通過よりも、ずっとずっとうれしいことですね。
〉私も杏樹さんに教えていただいて、ずいぶん、フランス語の簡単な本を入手してやってきましたが、やっぱり、英語の比ではなく、本が足りない!!
〉こんなに再読していいんかい、という感じでやっています。
〉でも、いつか、そういう感じで、やさしい本に化けてくれると信じています。
「こんなに再読して」…本当にそう思います。何回読むのかと。
英語と比べると本も足りない、自分の語学力も足りない。
でも読んでいればいつかなんとかなりますよ。
〉〉プチ・ニコラもすいぶんわかるようになってきました。最初は「ところどころわかる」のを無理やり読んでいたのですが、今は「ところどころわからない」になってきました。相変わらずオチが一番わからないのですが。
〉「ところどころわからない」なら、自信をもって、読み飛ばせますよね。
〉「ところどころわかる」だと、飛ばし飛ばしで一冊読んでも、「これで語数カウントしてもいいのかなー」と思っちゃいます。(ミッシェルは、いつもこれが気になって、嫌になるんです…)
語数カウントしていいのか…思う本はいっぱいあります。こんなにわかってなくて、ほとんど飛ばしているのに。でも目を通しただけでもカウントする、でいいと思いましょう。知らない単語も見ているだけでそのうち「見たことのある単語」になりますよ。
〉〉émilieの新刊も出てました。
〉〉émilie et le petit bébé
〉〉sidonieのところに赤ちゃんが生まれます。みんなで見に行きます。
〉あれ!
〉新刊出てるんですね。買わなきゃー(これだけは押さえておきたい)。
〉amazon.frから一冊だけ買うのはもったいないので、この休み(年末年始のことです)にやさしそうなのを見繕って注文しなくては。
〉杏樹さんのレポートを参考にさせていただきます。
〉いつもありがとうございます。
いえいえ。私もアマゾンで本を買おうと思ったのでついでに探してみたので。
〉そうそう、ミッシェルにとっては、emilieシリーズを「やさしい本」と思えるようになったのが、続けてきた大きい成果です。
〉まだGRはむらがありますけど、NHKラジオの「まいにちフランス語」は、読む分には余裕なので、これも多読(と仏検勉強)の成果かな。
emilieちゃんがやさしくなってきましたか。いいですね。冊数も増えていきますし、再読してもかわいくて楽しいですし、emilieちゃんは役に立ちますね。
私は思い出した時にテレビの「旅するフランス語」を見ています。
〉今、あと1時間で2016年が終わるというタイミングです。
〉どうぞ、2017年も楽しい多言語読書を!
見つけたのが新年で。最後になりましたが、あけましておめでとうございます。
2017年も楽しく多読をしましょう。