[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/30(00:43)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2014/2/15(01:35)
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みなさま、こんにちは。
フランス語で240万語通過しました。
230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
それでやっとフランス語に戻って次の10万語を目指すとなると、さて何を読むべきか。…いつも悩んでますね。
とりあえず「ぞうのババール」を再読しました。手書きの文字は判別するのに苦労しますが、内容はわかりやすいです。これが「わかりやすい」と言えるところがやはりそれだけの進歩はあったんだろうと思います。
それからJ'aime Lireもちょこっと再読。
そして230万語の時に紹介した「Nouveaux Contes de Fees」を書いたComtesse de Segurが他にもいろいろ書いているので購入してみました。
まず読んだのは
「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
小さな女の子、Sophieのお話です。
小さい子って入るなと言われたところに入り、触るなと言われたものに触り、ここで待ってなさいと言えばどこかへ行ってしまうもの。おまけに「いいこと考えた!」と言ってワクワクして何かをすると…困ったことになってお母さんに怒られてしまいます。
そんな日常を描いたエピソードを集めてあります。
で、作者は230万語報告の時にも紹介しましたが、19世紀のComtesseつまり伯爵夫人です。Sophieちゃんの「日常生活」はそのレベルの日常生活です。まずLa Booneという人が出てきます。最初はわからないまま飛ばしてたんですが、気になって辞書を引いてみました。そうしたら、女中、子守り女。SopiheちゃんにはLa Booneがついているのです。そして悪さをすると(Sophieちゃんとしては、悪いことをしようと思ったのではないのですが結果的に…)、お母さんに怒られて、「ディナー」を食べさせてもらえなくなるのです。「お部屋へお行きなさい」と追い出され、後でLa Boonneがお部屋に食べるものを持ってきてくれるのです。
さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
さらに、Sophieちゃんにはいとこ(男の子)がいて、よく一緒に遊ぶのですが、子どものことなのでしょーむないことで言い争ったりケンカになったりします。そうしたらそんな時もお互い「Monsier(ムッシュー)」「Mademoiselle(マドモワゼル)」と呼び始めるのです。
レベルはちょっと難しくて、結局どういうオチなのかわからないことも多かったです。でもわかる所だけ読んでいてもおもしろかったです。
このお話はシリーズ3部作になっているので3冊とも揃えました。この本を読んだので2冊目に行こうと思ったのですが、2〜3ページ読んで、やっぱりレベルの高いものを続けて読むのはしんどいなと思ってやめました。
さて、それから60万語のころに、アメリカで出ているやさしいフランス語リーダーを読みました。今よりもずっと、もっと、読む本に困っていた時に、アメリカのアマゾンで学習用のリーダーがあるんじゃないかと思って探して何冊か買ってみたのです。そして本当にやさしくて読めたもの、途中で挫折したものいろいろありました。
その時の投稿 [url:kb:1654]
この時にJ'aime Lireシリーズもみつけてるんですねえ。
Beginner's French Reader(1987語)
これが一番薄くてやさしくて、当時もちゃんと読めました。ということでまずこれを再読。
Easy French Reader(25735語)
かなり分厚い本です。
三つのパートに分かれています。
最初は日本の英語のリーダーに近い感じです。
アメリカ人のジュリーがフランスに来て、フランスの学校で知り合った友達との日常会話。フランス語学校にも行きます。アメリカ人が感じるフランス語の素朴な疑問などもあって、そうだなーと思います。このパートは読みやすいです。
二つ目のパートはフランスの歴史。
ちょっと難しくなります。やっぱり歴史なので、前も無理矢理読みました。今回その時よりはわかりやすくなった様な気がして、さらにおもしろく読めました。ただし第二次大戦後は大統領の事績を順番に紹介していくので退屈でよくわかりませんでした。
三つ目のパートは名作文学。
「最後の授業」とか、ゾラやモーパッサンの短編集。
前に読んだとき、あまりの分からなさに、ここで挫折しました。今読んでもあまりわかりません。わからないなりに無理矢理最後まで読みました。ひょっとしてこれは原文ではないかと思います。Easyって書いてある本なんですから、リライトするか、もっと本当にやさしい物語にしてくれたらいいのに。
それから、前に本を開いて即挫折したリーダー。
Elementary French Reader(15671語)
それほど分厚くはないのですが、字が細かくて、しかもちょっと不鮮明。なんだ、これは…と思ったら、なんと1918年出版の本だったのです。本自体はきれいで新しいので、ロングセラーなんでしょう。出版社はマクミランです。こんなの、読んでられない〜と投げてしまったのですが、今回細かくて不鮮明な字に挑戦してみました。
まずはラ・フォンテーヌ寓話からいくつか。「田舎のネズミと街のネズミ」とか「カラスと狐」とか、おなじみのお話がラ・フォンテーヌだったことがわかりました。また、ラ・フォンテーヌとルイ14世のエピソードなどもありました。そしてラ・フォンテーヌの肖像やベルサイユ宮殿の写真も載っていました。あとはフランスでよく知られているらしいお話をリライトしたものらしいです。それぞれあまり長くなくてまあまあ読めました。いまいち内容がつかめないものもありましたけど。
その中でパリを舞台にしたお話もあるためか、パリの写真がいくつか載っていました。シャンゼリゼ通りとか、凱旋門とか…なんですが、シャンゼリゼ通りに馬車が走っています。1918年当時のパリの写真なんですねえ。
パリのお話で、わかる地名などが出てくるとそれだけでうれしいです。やっぱり私はフランスが好きですし、フランスの気分にひたりたいからフランス語を読みたいんだなーと思います。
で、この本で240万語通過しました。
また、フランス語の歌のCDを買いました。
ダニエル・ビダルって知ってる人いますか?昔「天使のらくがき」や「私はシャンソン」という歌が日本でもヒットしました。「私はシャンソン」は、カーペンターズの「イエスタデイ・ワンスモア」で初めて「洋楽」を覚えたころに知った歌です。ダニエル・ビダルは日本にも何度か来て、テレビで歌っているのを見ました。ふと思いついて探してみたら、日本でベストCDが発売されているのを知って購入しました。歌詞対訳付き。わかりやすいフランス語です。今頃になって「私はシャンソン」をもう一度聞くことができるなんて思いませんでした。今聞いてもこの歌は好きですね。
それから、クロード・フランソワ。シャンソン全集で「シャンソン・ポピュレール」という歌を知って、もっとこういう歌聞きたいなと思って探したら、これも日本でベストCDが出ていました。歌詞対訳付き。こちらもわかりやすくて聞きやすいです。この中に「イエスタデイ・ワンスモア」のフランス語版が入っていました。英語は知っているので、聞いていると英語の連想で歌詞がわかります。
最近この人を主人公にした映画ができました。「最後のマイウェイ」というタイトルで日本でも上映されました。…見てないんですけど…。実はフランク・シナトラで有名な「マイ・ウェイ」は、クロード・フランソワが歌った「Comme D'habitude(いつものように)」という歌が原曲なのです。この歌をポール・アンカが聞いて、原曲とは全く違う英語の歌詞を考えて、フランク・シナトラが歌って大ヒットしたのです。原曲は「いつものように」というタイトル通り、全然「マイ・ウェイ」つまり自分の歩んできた道を歌い上げるようなじゃありません。
映画情報で初めてクロード・フランソワが「夢見るシャンソン人形」で有名なフランス・ギャルと結婚していたことを知りました。
さらに、「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリのミュゼット」というCDも買いました。ミュゼットといえば、フランスの映像などでBGMで流れるアコーディオンのような調べ。これを聞くと気分はパリです。
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お名前: スニフ
投稿日: 2014/2/15(13:29)
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"杏樹"さんは[url:kb:2636]で書きました:
〉「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
〉小さな女の子、Sophieのお話です。
このお話は、アニメになっていて、youtubeでもいくつか見れますね。
フランスのアニメのキャラクタって妙にリアル(というか、日本のが漫画チックすぎるんですかね)で、いま一つ取っ付きにくいですけれど。
主題歌はChantal goyaかな。
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スニフさん、こんにちは。
〉〉「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
〉〉小さな女の子、Sophieのお話です。
〉このお話は、アニメになっていて、youtubeでもいくつか見れますね。
〉フランスのアニメのキャラクタって妙にリアル(というか、日本のが漫画チックすぎるんですかね)で、いま一つ取っ付きにくいですけれど。
〉主題歌はChantal goyaかな。
アニメになってるって知りませんでした。youtubeで見てきましたが、確かに妙にリアルでなじみにくいですね。
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お名前: ミッシェル
投稿日: 2014/2/16(14:08)
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杏樹さん、こんにちは。ミッシェルです。
〉フランス語で240万語通過しました。
おめでとうございます!
〉230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
分かります。なんだか言語もジャンルも増えて、寄り道(どれが寄り道かもわからず)がどんどん長くなるんですよね。
〉それでやっとフランス語に戻って次の10万語を目指すとなると、さて何を読むべきか。…いつも悩んでますね。
〉とりあえず「ぞうのババール」を再読しました。手書きの文字は判別するのに苦労しますが、内容はわかりやすいです。これが「わかりやすい」と言えるところがやはりそれだけの進歩はあったんだろうと思います。
何かの言語に久しぶりに戻ったときは、まず簡単なレベルの再読、が基本ですね。もっとも私にとってババールは難しいです。ババールが「わかりやすい」なんて、さすがです〜。
おっしゃるとおり、やっぱりあのフォントは、ちょっとハードル高いですね。チャレンジする気自体になれず、まだまだ積読本の予定。
〉「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
〉小さな女の子、Sophieのお話です。
〉小さい子って入るなと言われたところに入り、触るなと言われたものに触り、ここで待ってなさいと言えばどこかへ行ってしまうもの。おまけに「いいこと考えた!」と言ってワクワクして何かをすると…困ったことになってお母さんに怒られてしまいます。
〉そんな日常を描いたエピソードを集めてあります。
典型的な児童書の様子ですね。そういうの大好きです。Ramonaを思い出しました。(英語の話)
〉で、作者は230万語報告の時にも紹介しましたが、19世紀のComtesseつまり伯爵夫人です。Sophieちゃんの「日常生活」はそのレベルの日常生活です。まずLa Booneという人が出てきます。最初はわからないまま飛ばしてたんですが、気になって辞書を引いてみました。そうしたら、女中、子守り女。SopiheちゃんにはLa Booneがついているのです。そして悪さをすると(Sophieちゃんとしては、悪いことをしようと思ったのではないのですが結果的に…)、お母さんに怒られて、「ディナー」を食べさせてもらえなくなるのです。「お部屋へお行きなさい」と追い出され、後でLa Boonneがお部屋に食べるものを持ってきてくれるのです。
乳母のような存在は、フランスの(ハイクラスの)生活では一般的だったんでしょうね。
確かに、よく目にします。
〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
これ、万国共通では!?英語の本ではよくこのシチュエーションを目にした気がします。具体的な本名は出てきませんが。
日本語でも母親が子供に、怒る時だけ、愛称ではなく「○○さん」と話しかけたりしますよね。
〉さらに、Sophieちゃんにはいとこ(男の子)がいて、よく一緒に遊ぶのですが、子どものことなのでしょーむないことで言い争ったりケンカになったりします。そうしたらそんな時もお互い「Monsier(ムッシュー)」「Mademoiselle(マドモワゼル)」と呼び始めるのです。
面白いですねー。
〉さて、それから60万語のころに、アメリカで出ているやさしいフランス語リーダーを読みました。今よりもずっと、もっと、読む本に困っていた時に、アメリカのアマゾンで学習用のリーダーがあるんじゃないかと思って探して何冊か買ってみたのです。そして本当にやさしくて読めたもの、途中で挫折したものいろいろありました。
〉その時の投稿 [url:kb:1654]
〉この時にJ'aime Lireシリーズもみつけてるんですねえ。
凄く、参考にさせていただきました。
〉Beginner's French Reader(1987語)
〉これが一番薄くてやさしくて、当時もちゃんと読めました。ということでまずこれを再読。
〉Easy French Reader(25735語)
〉かなり分厚い本です。
〉三つのパートに分かれています。
〉最初は日本の英語のリーダーに近い感じです。
〉アメリカ人のジュリーがフランスに来て、フランスの学校で知り合った友達との日常会話。フランス語学校にも行きます。アメリカ人が感じるフランス語の素朴な疑問などもあって、そうだなーと思います。このパートは読みやすいです。
〉二つ目のパートはフランスの歴史。
〉ちょっと難しくなります。やっぱり歴史なので、前も無理矢理読みました。今回その時よりはわかりやすくなった様な気がして、さらにおもしろく読めました。ただし第二次大戦後は大統領の事績を順番に紹介していくので退屈でよくわかりませんでした。
〉三つ目のパートは名作文学。
〉「最後の授業」とか、ゾラやモーパッサンの短編集。
〉前に読んだとき、あまりの分からなさに、ここで挫折しました。今読んでもあまりわかりません。わからないなりに無理矢理最後まで読みました。ひょっとしてこれは原文ではないかと思います。Easyって書いてある本なんですから、リライトするか、もっと本当にやさしい物語にしてくれたらいいのに。
これ、Part1〜2は5回くらい再読しました。
そして、Part3は一度も通読できていません(笑)。
Easyじゃないじゃーん、って突っ込んでいました。まったくもって同感です。
それから、この本、フランス語らしからぬ、可愛くない画ですよね…。
〉それから、前に本を開いて即挫折したリーダー。
〉Elementary French Reader(15671語)
〉それほど分厚くはないのですが、字が細かくて、しかもちょっと不鮮明。なんだ、これは…と思ったら、なんと1918年出版の本だったのです。本自体はきれいで新しいので、ロングセラーなんでしょう。出版社はマクミランです。こんなの、読んでられない〜と投げてしまったのですが、今回細かくて不鮮明な字に挑戦してみました。
良い本って、ちゃんと生きながらえているんですね。
でも、積読本や放置本が読めるようになるって、成長を感じますね。
〉で、この本で240万語通過しました。
ぱちぱちぱち!
〉また、フランス語の歌のCDを買いました。
ダニエル・ビダル、分からないので、こんど探してみようっと。
「TVでフランス語」で取り上げてくれないかな?
〉それから、クロード・フランソワ。シャンソン全集で「シャンソン・ポピュレール」という歌を知って、もっとこういう歌聞きたいなと思って探したら、これも日本でベストCDが出ていました。歌詞対訳付き。こちらもわかりやすくて聞きやすいです。
あ、こっちはちょっと分かります。
歌で言語や発音を覚えるの、いいですよね。会話で喋ったときとは少し発音が違ったりもしますが、省略する(していい)場所の感覚がつかめます。
〉さらに、「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリのミュゼット」というCDも買いました。ミュゼットといえば、フランスの映像などでBGMで流れるアコーディオンのような調べ。これを聞くと気分はパリです。
あー、いいですねぇ。
気分から盛り上げていきましょう!
ではまた。
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ミッシェルさん、こんにちは。
〉〉フランス語で240万語通過しました。
〉おめでとうございます!
ありがとうございます!
〉〉230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
〉分かります。なんだか言語もジャンルも増えて、寄り道(どれが寄り道かもわからず)がどんどん長くなるんですよね。
そうなんです〜。特にフランス語は集中的に読もうと思って読み続けていたのですが、最近になってやっと間を空けても大丈夫な気がしてきたので、他の言葉も次々と読んでしまうようになりまして。本当に寄り道も本筋もなくなってきたような気がします。
〉何かの言語に久しぶりに戻ったときは、まず簡単なレベルの再読、が基本ですね。もっとも私にとってババールは難しいです。ババールが「わかりやすい」なんて、さすがです〜。
〉おっしゃるとおり、やっぱりあのフォントは、ちょっとハードル高いですね。チャレンジする気自体になれず、まだまだ積読本の予定。
ミッシェルさんにはまだ難しいですか。活字だったらもうちょっと読みやすいと思うんですけれど、あれは真剣に手書きですね。
〉〉「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
〉〉小さな女の子、Sophieのお話です。
〉〉小さい子って入るなと言われたところに入り、触るなと言われたものに触り、ここで待ってなさいと言えばどこかへ行ってしまうもの。おまけに「いいこと考えた!」と言ってワクワクして何かをすると…困ったことになってお母さんに怒られてしまいます。
〉〉そんな日常を描いたエピソードを集めてあります。
〉典型的な児童書の様子ですね。そういうの大好きです。Ramonaを思い出しました。(英語の話)
Ramonaは1冊読んだことがあります(英語)。あれよりもっと幼いです。
〉乳母のような存在は、フランスの(ハイクラスの)生活では一般的だったんでしょうね。
〉確かに、よく目にします。
どこの国でも貴族とか上流階級には使用人がついていますからね。でもこれは作者の「日常」を反映していると思うと「そうなんだ〜」としみじみ思ったりします。
〉〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
〉これ、万国共通では!?英語の本ではよくこのシチュエーションを目にした気がします。具体的な本名は出てきませんが。
〉日本語でも母親が子供に、怒る時だけ、愛称ではなく「○○さん」と話しかけたりしますよね。
そういえばそうかも。
〉〉さらに、Sophieちゃんにはいとこ(男の子)がいて、よく一緒に遊ぶのですが、子どものことなのでしょーむないことで言い争ったりケンカになったりします。そうしたらそんな時もお互い「Monsier(ムッシュー)」「Mademoiselle(マドモワゼル)」と呼び始めるのです。
〉面白いですねー。
ですねー。
〉〉さて、それから60万語のころに、アメリカで出ているやさしいフランス語リーダーを読みました。今よりもずっと、もっと、読む本に困っていた時に、アメリカのアマゾンで学習用のリーダーがあるんじゃないかと思って探して何冊か買ってみたのです。そして本当にやさしくて読めたもの、途中で挫折したものいろいろありました。
〉〉その時の投稿 [url:kb:1654]
〉〉この時にJ'aime Lireシリーズもみつけてるんですねえ。
〉凄く、参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
〉〉Easy French Reader(25735語)
〉これ、Part1〜2は5回くらい再読しました。
そうなんですか。
〉そして、Part3は一度も通読できていません(笑)。
〉Easyじゃないじゃーん、って突っ込んでいました。まったくもって同感です。
〉それから、この本、フランス語らしからぬ、可愛くない画ですよね…。
そうですよ。Easyじゃないですよねー。絵も怖いですねー。
〉〉それから、前に本を開いて即挫折したリーダー。
〉〉Elementary French Reader(15671語)
〉〉それほど分厚くはないのですが、字が細かくて、しかもちょっと不鮮明。なんだ、これは…と思ったら、なんと1918年出版の本だったのです。本自体はきれいで新しいので、ロングセラーなんでしょう。出版社はマクミランです。こんなの、読んでられない〜と投げてしまったのですが、今回細かくて不鮮明な字に挑戦してみました。
〉良い本って、ちゃんと生きながらえているんですね。
〉でも、積読本や放置本が読めるようになるって、成長を感じますね。
良い本と言うのか、教科書的に使いやすいのか…。
放置した本が読めるようになるのはうれしいですね。
〉〉で、この本で240万語通過しました。
〉ぱちぱちぱち!
重ねてありがとうございます!
〉〉また、フランス語の歌のCDを買いました。
〉ダニエル・ビダル、分からないので、こんど探してみようっと。
〉「TVでフランス語」で取り上げてくれないかな?
Youtubeでもありましたよ。
〉〉それから、クロード・フランソワ。シャンソン全集で「シャンソン・ポピュレール」という歌を知って、もっとこういう歌聞きたいなと思って探したら、これも日本でベストCDが出ていました。歌詞対訳付き。こちらもわかりやすくて聞きやすいです。
〉あ、こっちはちょっと分かります。
〉歌で言語や発音を覚えるの、いいですよね。会話で喋ったときとは少し発音が違ったりもしますが、省略する(していい)場所の感覚がつかめます。
特にリエゾンは暗記できないので、音で聴くと覚えやすくて助かります。そこをつなげるのかーって。
〉〉さらに、「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリのミュゼット」というCDも買いました。ミュゼットといえば、フランスの映像などでBGMで流れるアコーディオンのような調べ。これを聞くと気分はパリです。
〉あー、いいですねぇ。
〉気分から盛り上げていきましょう!
〉ではまた。
気分は大切ですねー。
それでは〜。
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お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2014/2/16(14:28)
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杏樹さん、こんにちは。
〉フランス語で240万語通過しました。
おめでとうございます!
私はフランス語、1万語いっていたらいいかな?というくらいです。
フランス語は、最初からカウントを放棄してしまいました。
〉230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
なんか、充実した多読人生ですよね。
〉それでやっとフランス語に戻って次の10万語を目指すとなると、さて何を読むべきか。…いつも悩んでますね。
〉とりあえず「ぞうのババール」を再読しました。手書きの文字は判別するのに苦労しますが、内容はわかりやすいです。これが「わかりやすい」と言えるところがやはりそれだけの進歩はあったんだろうと思います。
ババール、難しそう…
英語版を読んだことがありますが、やさしくはないですよね。
〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
なるほど。面白いですね。
韓国の方が、子供を叱るときにフルネームで自分の子を呼んでいたことを思い出しました。
〉さらに、Sophieちゃんにはいとこ(男の子)がいて、よく一緒に遊ぶのですが、子どものことなのでしょーむないことで言い争ったりケンカになったりします。そうしたらそんな時もお互い「Monsier(ムッシュー)」「Mademoiselle(マドモワゼル)」と呼び始めるのです。
「丁寧な言葉」って「よそよそしい」んでしょうね。
〉Easy French Reader(25735語)
〉かなり分厚い本です。
〉三つのパートに分かれています。
〉最初は日本の英語のリーダーに近い感じです。
〉アメリカ人のジュリーがフランスに来て、フランスの学校で知り合った友達との日常会話。フランス語学校にも行きます。アメリカ人が感じるフランス語の素朴な疑問などもあって、そうだなーと思います。このパートは読みやすいです。
この本私も持っています。
第一部の最初の方だけ読みました。
「私でも読める〜」と感動しました。
ぶつ切りで申し訳ありませんが、これからも、Happy Readingで。
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"こるも"さんは[url:kb:2640]で書きました:
こるもさん、こんにちは。部分反応で横入り。
〉〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
〉なるほど。面白いですね。
〉韓国の方が、子供を叱るときにフルネームで自分の子を呼んでいたことを思い出しました。
母の影響で私まで韓流になっていますが、ドラマで、しかる時じゃなくてもいきなり、自分の子どもにフルネームで呼びかけたりするのを見ました。「チョ・ジェヒ」とか(結婚できない男)。何か改まったものがあるのかもしれないですね。言いたいことはそれだけです。では。
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こるもさん、こんにちは。
〉〉フランス語で240万語通過しました。
〉おめでとうございます!
〉私はフランス語、1万語いっていたらいいかな?というくらいです。
〉フランス語は、最初からカウントを放棄してしまいました。
お祝いありがとうございます。
ついにフランス語を読み始めてるんですね。
こるもさんはカウント苦手なほうですね。語数にとらわれないで自由に読んでいってください。
〉〉230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
〉なんか、充実した多読人生ですよね。
あ〜〜〜、そういう考え方がありますか。確かに「充実している」って言えますね。
〉〉それでやっとフランス語に戻って次の10万語を目指すとなると、さて何を読むべきか。…いつも悩んでますね。
〉〉とりあえず「ぞうのババール」を再読しました。手書きの文字は判別するのに苦労しますが、内容はわかりやすいです。これが「わかりやすい」と言えるところがやはりそれだけの進歩はあったんだろうと思います。
〉ババール、難しそう…
〉英語版を読んだことがありますが、やさしくはないですよね。
英語版を読みましたか。そういえばあってもおかしくないですね。
今読んだらけっこうわかりやすくて気に入ってます。
〉〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
〉なるほど。面白いですね。
〉韓国の方が、子供を叱るときにフルネームで自分の子を呼んでいたことを思い出しました。
韓国もなんですね。
〉〉さらに、Sophieちゃんにはいとこ(男の子)がいて、よく一緒に遊ぶのですが、子どものことなのでしょーむないことで言い争ったりケンカになったりします。そうしたらそんな時もお互い「Monsier(ムッシュー)」「Mademoiselle(マドモワゼル)」と呼び始めるのです。
〉「丁寧な言葉」って「よそよそしい」んでしょうね。
確かにそうです。距離があるんですよね。距離を作ることでよそよそしい→怖いになる…。
〉〉Easy French Reader(25735語)
〉〉かなり分厚い本です。
〉〉三つのパートに分かれています。
〉〉最初は日本の英語のリーダーに近い感じです。
〉〉アメリカ人のジュリーがフランスに来て、フランスの学校で知り合った友達との日常会話。フランス語学校にも行きます。アメリカ人が感じるフランス語の素朴な疑問などもあって、そうだなーと思います。このパートは読みやすいです。
〉この本私も持っています。
〉第一部の最初の方だけ読みました。
〉「私でも読める〜」と感動しました。
こるもさんも持ってますか。最初のパートだけはやさしいですね。
〉ぶつ切りで申し訳ありませんが、これからも、Happy Readingで。
いえいえ、こるもさんこそ多言語Happy Readingで。
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2641. Re: フランス語で240万語通過おめでとうございます
お名前: 柊
投稿日: 2014/2/16(17:19)
------------------------------
"杏樹"さんは[url:kb:2636]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。
〉フランス語で240万語通過しました。
杏樹さん、240万語通過おめでとうございます。
〉230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
おおー、私も「アラブから見た十字軍」を読もうとしては挫折しています(もちろん日本語)。Mon HistoireのBlanche de Castilleでも、イスラムの人たちとは戦っている一方で、そのおかげで紙が手に入ったり。面白そうだと思ったのですが、アミン・マアルーフ、手強いですね。
〉それからJ'aime Lireもちょこっと再読。
ううー、私は未だに絵本が苦手というか、苦手な記憶しかないので手すら出さないです。Chateau Magiqueは例外ですが、あれで難しいんだから、もっと幼い子ども用のは、絶対に難しいに違いないと思っていて。
〉そして230万語の時に紹介した「Nouveaux Contes de Fees」を書いたComtesse de Segurが他にもいろいろ書いているので購入してみました。
〉まず読んだのは
〉「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
〉小さな女の子、Sophieのお話です。
〉小さい子って入るなと言われたところに入り、触るなと言われたものに触り、ここで待ってなさいと言えばどこかへ行ってしまうもの。おまけに「いいこと考えた!」と言ってワクワクして何かをすると…困ったことになってお母さんに怒られてしまいます。
〉そんな日常を描いたエピソードを集めてあります。
〉で、作者は230万語報告の時にも紹介しましたが、19世紀のComtesseつまり伯爵夫人です。Sophieちゃんの「日常生活」はそのレベルの日常生活です。まずLa Booneという人が出てきます。最初はわからないまま飛ばしてたんですが、気になって辞書を引いてみました。そうしたら、女中、子守り女。SopiheちゃんにはLa Booneがついているのです。そして悪さをすると(Sophieちゃんとしては、悪いことをしようと思ったのではないのですが結果的に…)、お母さんに怒られて、「ディナー」を食べさせてもらえなくなるのです。「お部屋へお行きなさい」と追い出され、後でLa Boonneがお部屋に食べるものを持ってきてくれるのです。
Booneというのはするとnourriceみたいなものなのでしょうね。伯爵令嬢の日常生活、何か面白そうです。メモメモ。
〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
メモメモ。
〉さて、それから60万語のころに、アメリカで出ているやさしいフランス語リーダーを読みました。今よりもずっと、もっと、読む本に困っていた時に、アメリカのアマゾンで学習用のリーダーがあるんじゃないかと思って探して何冊か買ってみたのです。そして本当にやさしくて読めたもの、途中で挫折したものいろいろありました。
英語の本のTOEICスコア何点相当、というのもあてになりませんし、文法や語彙暗記をやった人の簡単と、タドキストの易しいも違うでしょうしねえ。先日、Wayside Schoolが470点というのを見ましたが、あのギャグを理解するのは結構大変そうな気が。470点、私取れないと思いますけど。
〉その時の投稿 [url:kb:1654]
〉この時にJ'aime Lireシリーズもみつけてるんですねえ。
時々、前に買った本を思い出して見てみると読めている、ということがよくあると嬉しいですよね(願望)。
〉Beginner's French Reader(1987語)
〉これが一番薄くてやさしくて、当時もちゃんと読めました。ということでまずこれを再読。
1987語だったら、無理矢理ごりごりしても読み切れるか。あ、私、ラ・フォンテーヌの詩が二つでお手上げだったんでした。
〉Easy French Reader(25735語)
名前がまず怪しいですね。内容を聞くともっと怪しいですね。絶対Easyじゃないと思います、それは。
〉それから、前に本を開いて即挫折したリーダー。
〉Elementary French Reader(15671語)
〉それほど分厚くはないのですが、字が細かくて、しかもちょっと不鮮明。なんだ、これは…と思ったら、なんと1918年出版の本だったのです。本自体はきれいで新しいので、ロングセラーなんでしょう。出版社はマクミランです。こんなの、読んでられない〜と投げてしまったのですが、今回細かくて不鮮明な字に挑戦してみました。
字の大きさを変えるだけで、顕著にYLが変わりますよね。私は紙の本では読めないモンテ・クリスト伯が、Kindleで思いっきり文字を大きくしたら読めましたし、字が不鮮明で投げた本が沢山あります。大体が、その後Project Gutenbergで見つかるんですよね、そういう本。
〉で、この本で240万語通過しました。
〉また、フランス語の歌のCDを買いました。
〉ダニエル・ビダルって知ってる人いますか?昔「天使のらくがき」や「私はシャンソン」という歌が日本でもヒットしました。「私はシャンソン」は、カーペンターズの「イエスタデイ・ワンスモア」で初めて「洋楽」を覚えたころに知った歌です。ダニエル・ビダルは日本にも何度か来て、テレビで歌っているのを見ました。ふと思いついて探してみたら、日本でベストCDが発売されているのを知って購入しました。歌詞対訳付き。わかりやすいフランス語です。今頃になって「私はシャンソン」をもう一度聞くことができるなんて思いませんでした。今聞いてもこの歌は好きですね。
どこかで試聴してみよう。メモメモ。
〉それから、クロード・フランソワ。シャンソン全集で「シャンソン・ポピュレール」という歌を知って、もっとこういう歌聞きたいなと思って探したら、これも日本でベストCDが出ていました。歌詞対訳付き。こちらもわかりやすくて聞きやすいです。この中に「イエスタデイ・ワンスモア」のフランス語版が入っていました。英語は知っているので、聞いていると英語の連想で歌詞がわかります。
Shalalaですね。今すごく気に入って、寝る前にかけています。歌詞を書いて暗記しようとしていたら、それなりに歌えるようになりました。
〉最近この人を主人公にした映画ができました。「最後のマイウェイ」というタイトルで日本でも上映されました。…見てないんですけど…。実はフランク・シナトラで有名な「マイ・ウェイ」は、クロード・フランソワが歌った「Comme D'habitude(いつものように)」という歌が原曲なのです。この歌をポール・アンカが聞いて、原曲とは全く違う英語の歌詞を考えて、フランク・シナトラが歌って大ヒットしたのです。原曲は「いつものように」というタイトル通り、全然「マイ・ウェイ」つまり自分の歩んできた道を歌い上げるようなじゃありません。
Comme D'habitudeですか。これも探してみよう。メモメモ。
Comme d'habitude。CLAMPのCloverで「調子はどうだね?」「いつもとおんなじだよ」という台詞の訳で出てきたのが忘れられない言葉ですね。
〉さらに、「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリのミュゼット」というCDも買いました。ミュゼットといえば、フランスの映像などでBGMで流れるアコーディオンのような調べ。これを聞くと気分はパリです。
気分は大事ですよね。参考になる情報が沢山ありました。色々探してみます。A bientot!
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2643. Re: フランス語で240万語通過おめでとうございます
お名前: スニフ
投稿日: 2014/2/16(20:21)
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"柊"さんは[url:kb:2641]で書きました:
> 伯爵令嬢の日常生活、何か面白そうです。メモメモ。
記憶に頼っているので、もしかしたら間違っているかもしれませんが、
Sophieは、元はいいところの娘なんですが、何かの理由で別の(親戚の?)
ところに預けられてしまうのではありませんでしたっけ?
で、なんやかや継子扱いでいじめられていたような気がします。
(別の話しと混ざって記憶しているかも)
〉〉また、フランス語の歌のCDを買いました。
〉〉ダニエル・ビダルって知ってる人いますか?昔「天使のらくがき」や「私はシャンソン」という歌が日本でもヒットしました。「私はシャンソン」は、カーペンターズの「イエスタデイ・ワンスモア」で初めて「洋楽」を覚えたころに知った歌です。ダニエル・ビダルは日本にも何度か来て、テレビで歌っているのを見ました。ふと思いついて探してみたら、日本でベストCDが発売されているのを知って購入しました。歌詞対訳付き。わかりやすいフランス語です。今頃になって「私はシャンソン」をもう一度聞くことができるなんて思いませんでした。今聞いてもこの歌は好きですね。
〉どこかで試聴してみよう。メモメモ。
ダニエル・ビダルは、「オ・シャンゼリゼ」の方が有名じゃないかなぁ。
フランス語と日本語と両方で歌っています。
(原題は、les champs elysees )
オーが、Oh! でなく、aux だということに気が付いたのは、ずっと後です:-)
チョコレートのCMの歌も歌っています。
個人的には、「カトリーヌ」も好きです。
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2647. Re: フランス語で240万語通過おめでとうございます
お名前: 杏樹
投稿日: 2014/2/17(00:15)
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スニフさん、こんにちは。
〉記憶に頼っているので、もしかしたら間違っているかもしれませんが、
〉Sophieは、元はいいところの娘なんですが、何かの理由で別の(親戚の?)
〉ところに預けられてしまうのではありませんでしたっけ?
〉で、なんやかや継子扱いでいじめられていたような気がします。
〉(別の話しと混ざって記憶しているかも)
このお話はそういうことはありませんでした。よくお母さんに怒られていますけど、本当のお母さんじゃないようなことは書いてなかったような。お父さんもちゃんといますし、mamanって言ってますし…。それに、怒られているのもSophieちゃんが困ったことをするので「しつけ」だということがわかるんですね。決して継子いじめみたいな陰湿なものじゃなくて。
〉ダニエル・ビダルは、「オ・シャンゼリゼ」の方が有名じゃないかなぁ。
〉フランス語と日本語と両方で歌っています。
〉(原題は、les champs elysees )
〉オーが、Oh! でなく、aux だということに気が付いたのは、ずっと後です:-)
オー・シャンゼリゼが一番有名ですね。このCDには日本語版も収録されています。
私も「オー」がOhじゃなくてAuxだと知ってビックリしました。
〉チョコレートのCMの歌も歌っています。
〉個人的には、「カトリーヌ」も好きです。
この歌も入っています。いいですね〜。
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柊さん、こんにちは。
〉〉フランス語で240万語通過しました。
〉杏樹さん、240万語通過おめでとうございます。
ありがとうございます。
〉〉230万語からかなり月日が経っています。今調べたら9月でした。英語でプリデイン物語とか読んだり(「本のことなんでも」で報告済み)、中国語で突発的に買った分厚い本を読んだり、そしてスペイン史にハマって日本語でスペイン史の本を読んでいたり(といってもスペインの黄金時代、大航海時代とかじゃなくてイスラム時代中心)したので…。
〉おおー、私も「アラブから見た十字軍」を読もうとしては挫折しています(もちろん日本語)。Mon HistoireのBlanche de Castilleでも、イスラムの人たちとは戦っている一方で、そのおかげで紙が手に入ったり。面白そうだと思ったのですが、アミン・マアルーフ、手強いですね。
アミン・マアルーフはずっと前に「サマルカンド年代記」を読みました(もちろん日本語)。とても面白かったです。「アラブから見た十字軍」もおもしろそう、と思いながら読み損ねてます。イスラムにも興味はありますか?
スペイン関連で読んだ本では「寛容の文化 ムスリム、ユダヤ人、キリスト教徒の中世スペイン」(マリア・ロサ・メノカル著 名古屋大学出版会)がおもしろかったです。著者名を見てスペインの本かと思ったら原書は英語でした。スペイン系の人には違いないようですけれど。
原題はThe Ornament of the Worldと言います。イスラム時代のコルドバの繁栄を見て、当時の人が「世界の宝飾」と呼んだということです。
脱線ついでに、柊さんならスペインに興味を持つかと思いますので、スペインへ行ったときの写真をリンクしてみます。初めてスペインへ行って興奮しまくりでした。
[url:http://4travel.jp/travelogue/10740922]
〉〉それからJ'aime Lireもちょこっと再読。
〉ううー、私は未だに絵本が苦手というか、苦手な記憶しかないので手すら出さないです。Chateau Magiqueは例外ですが、あれで難しいんだから、もっと幼い子ども用のは、絶対に難しいに違いないと思っていて。
英語でも絵本が苦手、という人はいますね。
モンテ・クリスト伯を原書で読むなら、無理に読まなくていいと思います。
私もJ'aime Lireは何度読んでもなかなか「やさしくなった」という感じがしないんです。
〉〉「Les Malheurs de Sophie」(30000語)
〉〉小さな女の子、Sophieのお話です。
〉〉小さい子って入るなと言われたところに入り、触るなと言われたものに触り、ここで待ってなさいと言えばどこかへ行ってしまうもの。おまけに「いいこと考えた!」と言ってワクワクして何かをすると…困ったことになってお母さんに怒られてしまいます。
〉〉そんな日常を描いたエピソードを集めてあります。
〉〉で、作者は230万語報告の時にも紹介しましたが、19世紀のComtesseつまり伯爵夫人です。Sophieちゃんの「日常生活」はそのレベルの日常生活です。まずLa Booneという人が出てきます。最初はわからないまま飛ばしてたんですが、気になって辞書を引いてみました。そうしたら、女中、子守り女。SopiheちゃんにはLa Booneがついているのです。そして悪さをすると(Sophieちゃんとしては、悪いことをしようと思ったのではないのですが結果的に…)、お母さんに怒られて、「ディナー」を食べさせてもらえなくなるのです。「お部屋へお行きなさい」と追い出され、後でLa Boonneがお部屋に食べるものを持ってきてくれるのです。
〉Booneというのはするとnourriceみたいなものなのでしょうね。伯爵令嬢の日常生活、何か面白そうです。メモメモ。
nourriceとなると本当に「乳母」になるので、おつきの使用人、侍女など範囲はもうちょっと広いかも。
〉〉さらにおもしろいのは、お母さんが怒ると言葉遣いが丁寧になるのです。フランス語では普通仲のいい友達や家族が二人称で呼ぶときは「tu」を使います。初対面の人やあまり親しくない人には複数形兼用の「vous」を使います。お母さんが怒る時はSophieちゃんに対して「vous」になってしまうのです。当然動詞の活用もそれに合わせます。しかも自分の娘にMademoiselle(マドモワゼル)」なんて呼びかけるのです。するとそのうち、お母さんが丁寧な言葉遣いになると「恐い〜!」と思うようになりました。
〉メモメモ。
韓国も同じようなところがあるみたいで、おもしろいですね。
〉〉さて、それから60万語のころに、アメリカで出ているやさしいフランス語リーダーを読みました。今よりもずっと、もっと、読む本に困っていた時に、アメリカのアマゾンで学習用のリーダーがあるんじゃないかと思って探して何冊か買ってみたのです。そして本当にやさしくて読めたもの、途中で挫折したものいろいろありました。
〉英語の本のTOEICスコア何点相当、というのもあてになりませんし、文法や語彙暗記をやった人の簡単と、タドキストの易しいも違うでしょうしねえ。先日、Wayside Schoolが470点というのを見ましたが、あのギャグを理解するのは結構大変そうな気が。470点、私取れないと思いますけど。
TOEIC何点、って全くアテになりませんね。もっとも英語圏の作家がそんな試験の言葉を基準にして本を書くわけがありあませんから。特に児童書は点数だけでは読めないものが多いと思います。
〉〉Beginner's French Reader(1987語)
〉〉これが一番薄くてやさしくて、当時もちゃんと読めました。ということでまずこれを再読。
〉1987語だったら、無理矢理ごりごりしても読み切れるか。あ、私、ラ・フォンテーヌの詩が二つでお手上げだったんでした。
これは本当にやさしいので、柊さんなら楽勝じゃないでしょうか。
〉〉Easy French Reader(25735語)
〉名前がまず怪しいですね。内容を聞くともっと怪しいですね。絶対Easyじゃないと思います、それは。
Part1は本当に初級者向けのリーダーなので大丈夫です。
Part2はEasyとは言えませんが、フランスの歴史ですので、柊さんなら興味のある時代だけでも読んでみたらいけるんじゃないかと思います。
Part3は嫌がらせかと思うような難しさです。
〉〉それから、前に本を開いて即挫折したリーダー。
〉〉Elementary French Reader(15671語)
〉〉それほど分厚くはないのですが、字が細かくて、しかもちょっと不鮮明。なんだ、これは…と思ったら、なんと1918年出版の本だったのです。本自体はきれいで新しいので、ロングセラーなんでしょう。出版社はマクミランです。こんなの、読んでられない〜と投げてしまったのですが、今回細かくて不鮮明な字に挑戦してみました。
〉字の大きさを変えるだけで、顕著にYLが変わりますよね。私は紙の本では読めないモンテ・クリスト伯が、Kindleで思いっきり文字を大きくしたら読めましたし、字が不鮮明で投げた本が沢山あります。大体が、その後Project Gutenbergで見つかるんですよね、そういう本。
そうでしたか。文字でも読みやすさは変わりますね。
このリーダーは人にはお勧めできないと思いました。字があまりにも読みにくすぎます。
〉〉で、この本で240万語通過しました。
〉〉また、フランス語の歌のCDを買いました。
〉〉ダニエル・ビダルって知ってる人いますか?昔「天使のらくがき」や「私はシャンソン」という歌が日本でもヒットしました。「私はシャンソン」は、カーペンターズの「イエスタデイ・ワンスモア」で初めて「洋楽」を覚えたころに知った歌です。ダニエル・ビダルは日本にも何度か来て、テレビで歌っているのを見ました。ふと思いついて探してみたら、日本でベストCDが発売されているのを知って購入しました。歌詞対訳付き。わかりやすいフランス語です。今頃になって「私はシャンソン」をもう一度聞くことができるなんて思いませんでした。今聞いてもこの歌は好きですね。
〉どこかで試聴してみよう。メモメモ。
〉〉それから、クロード・フランソワ。シャンソン全集で「シャンソン・ポピュレール」という歌を知って、もっとこういう歌聞きたいなと思って探したら、これも日本でベストCDが出ていました。歌詞対訳付き。こちらもわかりやすくて聞きやすいです。この中に「イエスタデイ・ワンスモア」のフランス語版が入っていました。英語は知っているので、聞いていると英語の連想で歌詞がわかります。
〉Shalalaですね。今すごく気に入って、寝る前にかけています。歌詞を書いて暗記しようとしていたら、それなりに歌えるようになりました。
そうです、フランス語版はタイトルがそうなっっちゃってるんですよね。柊さん、お気に入りですか。
〉〉最近この人を主人公にした映画ができました。「最後のマイウェイ」というタイトルで日本でも上映されました。…見てないんですけど…。実はフランク・シナトラで有名な「マイ・ウェイ」は、クロード・フランソワが歌った「Comme D'habitude(いつものように)」という歌が原曲なのです。この歌をポール・アンカが聞いて、原曲とは全く違う英語の歌詞を考えて、フランク・シナトラが歌って大ヒットしたのです。原曲は「いつものように」というタイトル通り、全然「マイ・ウェイ」つまり自分の歩んできた道を歌い上げるようなじゃありません。
〉Comme D'habitudeですか。これも探してみよう。メモメモ。
〉Comme d'habitude。CLAMPのCloverで「調子はどうだね?」「いつもとおんなじだよ」という台詞の訳で出てきたのが忘れられない言葉ですね。
そういう風に出会うと覚えやすいですね。この歌もこのフレーズがしつこく繰り返されるので、聞いたらイヤでも覚えます。
〉〉さらに、「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリのミュゼット」というCDも買いました。ミュゼットといえば、フランスの映像などでBGMで流れるアコーディオンのような調べ。これを聞くと気分はパリです。
〉気分は大事ですよね。参考になる情報が沢山ありました。色々探してみます。A bientot!
参考になりましたか。読んでる本は全然違うんですけどねー。
A bientot!