Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/7/1(15:18)]

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2152. Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた

お名前: najagut http://mediamarker.net/u/najagut/
投稿日: 2012/1/8(02:07)

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ミッシェルさん、こんばんは。


〉〉Sebastian Meschenmoser の Fliegen lernen (ISBN:9783480220670)
〉〉(英語やフランス語翻訳の他に)日本語訳も出てます。『空の飛びかた』(ISBN: 9784895726887)
〉〉ユーモアというのか、真面目な顔してコミカルというのか、絵と文のバランスが最高なんです♪
〉あ、よさそう。
〉英語版をまず読んでみようかな。

ドイツ語版は、amazon.co.jpではなぜか入手不可で紀伊国屋でしか買えないようです。
英語版を手に取る機会がありましたら是非読んでみてください♪
思わず突っ込みたくなる絵の中の笑いのネタは、アメリカ文化だったりするので、
違和感なく英文とあった絵本になっているのでは〜と想像しています。
(英語版、amazon.comでも高評価♪♪)

・・・と書いているうちに英語版が気になって、ググってみました。

英語ってシンプルで美しい言語ですね。
出だしの1頁目の文章はドイツ語に比べるととても簡潔でした。

# Last winter, I found a penguin.
# 
# He told me he'd been flying.
# But... penguins can't fly.

これが、元のドイツ語なんですけど、長い長い…(汗

# Ich war ueberrascht, als ich erkannte, dass es 
# ein Pinguin war.
#
# Er sei bruchgelandet, meinte er, aber ich
# wusste zu entgegnen, dass Pinguine - und 
# er war schliesslich einer - nicht fliegen.

こるもさんが以前、ドイツ語って全部言わないと気が済まない言語〜と
おっしゃっていた意味がわかったような気がします。

誰が発言しているか、その発言に対して誰がどう思っているか…まで
きちんと表現してますもんねぇ。
英語だと But...というだけで、「私」の気持ちが表現できちゃう(?)のに。

ちなみに、日本語翻訳はこんな感じみたいです。

# ある日、散歩の途中、わたしは1羽のペンギンにひょっこり出くわした。
#
# 空から落っこちたんだよ、とやつは言った。
# でも、ペンギンが — やつはどうみてもペンギンだった —
# 飛べないことぐらい、わたしだって知っていた。

3冊ともその言語ならではの雰囲気があってイイですね。

意外と英語よりも日本語の方が、ドイツ語に近い?のも不思議な感じです。
(翻訳の考え方が違うからなのか、言語の影響なのか、どうしてなんでしょう)

この本は、フランス語版も出ているのですが、さすがにその出だし部分を
味わえるフランス語力がない…どころかググって最初の一行を見つけることすら
できませんでした。
フランス語版がドイツ語版に近いのか、英語版に近いのかちょっぴり気になります。


なんだかミッシェルさんへの返信というより、自己満足なレスになってしまいましたが。。。
それでは、ではでは。

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2153. Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた

お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2012/1/9(15:21)

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ミッシェルさん、najagutさん、こんにちは。

najagutさん、LRの情報、ありがとうございます。
最初のうちは本選びが大変なので、このような情報はとても役立ちます。

〉〉〉Sebastian Meschenmoser の Fliegen lernen (ISBN:9783480220670)
〉英語ってシンプルで美しい言語ですね。
〉出だしの1頁目の文章はドイツ語に比べるととても簡潔でした。

〉# Last winter, I found a penguin.
〉#
〉# He told me he'd been flying.
〉# But... penguins can't fly.

簡潔でいいですね。

〉これが、元のドイツ語なんですけど、長い長い…(汗

〉# Ich war ueberrascht, als ich erkannte, dass es
〉# ein Pinguin war.
〉#
〉# Er sei bruchgelandet, meinte er, aber ich
〉# wusste zu entgegnen, dass Pinguine - und
〉# er war schliesslich einer - nicht fliegen.

なっがー!
でもこのしつこさが、ドイツ語?

〉こるもさんが以前、ドイツ語って全部言わないと気が済まない言語〜と
〉おっしゃっていた意味がわかったような気がします。

〉誰が発言しているか、その発言に対して誰がどう思っているか…まで
〉きちんと表現してますもんねぇ。
〉英語だと But...というだけで、「私」の気持ちが表現できちゃう(?)のに。

ドイツ語って、誤解を受けないように
(あるいは揚げ足をとられないように?)
ぜーんぶ説明するのが好きなのかなぁ?

Nate the Grateという英語の本、原文はハードボイルドチックで
一文がすごく短いのですが、ドイツ語版は倍くらいの長さです。。

〉ちなみに、日本語翻訳はこんな感じみたいです。

〉# ある日、散歩の途中、わたしは1羽のペンギンにひょっこり出くわした。
〉#
〉# 空から落っこちたんだよ、とやつは言った。
〉# でも、ペンギンが — やつはどうみてもペンギンだった —
〉# 飛べないことぐらい、わたしだって知っていた。

〉3冊ともその言語ならではの雰囲気があってイイですね。

日本語も、うまいこと訳していますね。

〉意外と英語よりも日本語の方が、ドイツ語に近い?のも不思議な感じです。
〉(翻訳の考え方が違うからなのか、言語の影響なのか、どうしてなんでしょう)

日本語の翻訳は、なるべく原文に忠実なように訳しているのではないかなぁ、
と思います。
英語原作のドイツ語訳、ものにもよりますが、原文に書いていないことまで書いてあったりして。
読み比べるのも面白いですね。

〉この本は、フランス語版も出ているのですが、さすがにその出だし部分を
〉味わえるフランス語力がない…どころかググって最初の一行を見つけることすら
〉できませんでした。
〉フランス語版がドイツ語版に近いのか、英語版に近いのかちょっぴり気になります。

う〜ん。。気になるところですね。

〉なんだかミッシェルさんへの返信というより、自己満足なレスになってしまいましたが。。。
〉それでは、ではでは。

ちなみに私のイチ押し絵本はこれ。
Vom kleinen Maulwurf, der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat

タイトル、なが!
いやでもこれは、ドイツ語版が一番面白かったです。
ちょっと(かなり?)ばっちいお話ですけれど。。

"Hast du mir auf den Kopf gemacht?"
"Ich? Nein, wieso? -Ich mach' so!"

の、かけ合いが楽しい。
machenって、こういう時も使うのね、と思いました。。

それでは!


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2155. Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた

お名前: najagut http://mediamarker.net/u/najagut/
投稿日: 2012/1/9(22:19)

------------------------------

こるもさん、こんばんは。

〉najagutさん、LRの情報、ありがとうございます。
〉最初のうちは本選びが大変なので、このような情報はとても役立ちます。

年始なので、(季節がら?)ドイツ語多読を始めよう〜って思う人もいるかもしれない…
と思ってごちゃごちゃ書きこんでしまいました;;;

でも、amazon.deを活用している こるもさんから「役立つ情報」と言っていただけると
太鼓判を押してもらえたみたいで嬉しいです(^^*)


〉なっがー!
〉でもこのしつこさが、ドイツ語?

カンマでどんどん文をつなげていくところがドイツ語!…そんな気がします。

〉ドイツ語って、誤解を受けないように
〉(あるいは揚げ足をとられないように?)
〉ぜーんぶ説明するのが好きなのかなぁ?

どーして、こんなに違うんでしょうね?

〉
〉Nate the Grateという英語の本、原文はハードボイルドチックで
〉一文がすごく短いのですが、ドイツ語版は倍くらいの長さです。。

うわぁ、英→独で、単語が倍ですかぁ。
そういえばこの「空の飛びかた」も 独→英 で半分くらいに減ってますね。
これが、英独/独英 翻訳世界のルール(?)だとしたらスゴイですね。。。

〉日本語も、うまいこと訳していますね。

この出だしの日本語訳イイですよね。

昨日、図書館で日本語訳の全文も読んでみたんです。
どの頁の訳もすばらしく、うまい翻訳ってこういう翻訳のことを言うんだろうなぁ〜と
うっとりしちゃいました。

〉日本語の翻訳は、なるべく原文に忠実なように訳しているのではないかなぁ、
〉と思います。
〉英語原作のドイツ語訳、ものにもよりますが、原文に書いていないことまで書いてあったりして。
〉読み比べるのも面白いですね。

マジックツリーハウスの英文をamazonの中身検索で見て、
手持ちのドイツ語版と読み比べてみたら、1行増えてる!って驚いたことが
あります…。
(しかも、その増えた1行に特に意味があるとは思えなかったりして…)


〉〉フランス語版がドイツ語版に近いのか、英語版に近いのかちょっぴり気になります。
〉う〜ん。。気になるところですね。

独仏/仏独でも語数が倍近く変わるのか? も気になりますね(^^;


〉ちなみに私のイチ押し絵本はこれ。
〉Vom kleinen Maulwurf, der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat

おぉ!!
これは、手書き文字が楽しい絵本ですね!!!
カッコ()の中の文章が、オノマトペ盛りだくさんで大好きです。


〉タイトル、なが!
〉いやでもこれは、ドイツ語版が一番面白かったです。

ということは、読み比べされたんですね。楽しそう。

〉ちょっと(かなり?)ばっちいお話ですけれど。。

ばっちいのがまた、魅力ですね(^^

〉"Hast du mir auf den Kopf gemacht?"
〉"Ich? Nein, wieso? -Ich mach' so!"
〉
〉の、かけ合いが楽しい。

かけあいと その結果が動物ごとに違うのが面白いですよねー。

〉machenって、こういう時も使うのね、と思いました。。

machenはなんでもあり!な単語ですよね。
英語だと何て言うんだろう…と辞書見たら、doやrelieve を使うんですね?!?
makeじゃないんだ。。。(英語難しいです…)

それでは〜。

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