[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/26(10:42)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2011/4/9(01:59)
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中国語600万語通過しましたので報告します。
500万語通過してからどれだけたったやら。フランス語多読を本格的に始めてから、そちらに時間を取られてなかなか進みません。500万語通過してからしばらくほとんど中国語の本を読んでいない状態でした。
そうしたら、ほとんどアクシデントのようにいきなり読んでしまった本でかなり語数を稼ぎました。…多読ってこんなんばっかりです。「読むつもりはなかった」と言いながら予想外、予定外の本を手に取ってしまって、つい読んでしまう…。
それは大阪の「上海新天地」で見つけた本です。タイトルは「夜上海」。いかにも私の気を引きそうなタイトルです。しかし、500万語通過の時に報告した本の中にも「夜上海」という本があります。でも著者も装丁も全く違います。前に読んだ「夜上海」は21世紀の上海のお話です。しかしこちらは解説に1930年代ごろの上海と書いてあります。しかし2冊もあって、でかい、分厚い。こんな本買っても読めないよねーと思いながら通り過ぎかけたのですが、そこは中国語の本、後で欲しいと思っても手に入る保証はありません。それでやはり気になるジャンルの本でもありますし、とりあえず積んでおこうかと思って買ってしまいました。
…それで、やはり中を見たくなりました。少しわかりにくいと思いましたが、読めなくもないかも…?と思ってそのまま読んでいきました。やはりわかりにくい…でもわからないところは飛ばせばいいんです。そうやって飛ばしながら読んでたらずーっとそのまま読み続けてしまいました。
1930年代、上海の郊外の旧家に引き取られて育った孤児の女の子と、姉妹のように育ったその家の第三夫人の娘が運命に翻弄されながら波乱の人生を送るのです。しかもヒロインには出生の秘密があって、後半秘められた秘密が次々と現れていくのです。出生の秘密がややこしすぎて全部は理解できませんでしたが、そのあたりになると止まらなくなって加速度がついていきました。
この本は1冊あたり19万字もありました。2冊で38万字!!長かったー。
あとは、去年上海へ万博を見に行ったのですが、それに合わせて上海関連本をいくつか。
「麗人行 民国上海婦女之生活」(古呉軒出版社)
これはタイトルの通りです。前から積んであった本。70000語。
それから万博のほかに魯迅故居、魯迅博物館、中山故居(孫文の家)へ行ったので、そこでパンフレットを買って読みました。
あとは、ハルビンへ行った時に蕭紅という作家を知りました。1911年、ハルビンの郊外にある呼蘭河という小さな町で生まれ、1942年に亡くなりました。魯迅とも交流があったそうです。子ども時代の思い出を基にした「呼蘭河伝」という作品が有名だということで読んでみました。ちょっと昔の中国の、素朴な街の出来事、家族のことなどがつづられた本です。
中国青年出版社、94000語。
ということで、かなり一般書、普通の小説も読むようになってきました。まだまだ「すらすら」とはいきませんが、あまりレベルを気にしないで本が選べるようになってきたようです。
でもやはりスラスラ読める本でパンダ読みもしてみたいと思って、上海へ行った時に児童書を探してみました。そうしたら、子どもの本のコーナーへ行ってももう読みたいと思う本がありません。今まででも普通に児童書を読もうと思ったらなかなか読めなくて、結局中国の子供向けの歴史・故事ばかり読んできたわけで、一般書を読み出したらますます普通の児童書には興味がわきません。また、歴史・故事関連の本ならイヤというほど持ってますので、新たに気を引く本がありません。
つくづく英語って子供向けの面白い本がいくらでもあるんだなあ、と思いました。
さて、今回600万語通過した原因は、1冊の本を読んだからではありません。
上海へ行った時、虹口のレトロ街「多倫路文化名人街」という少々チャチな名所があります。そこに中国風の屋根を乗せた古い教会がありました。そしてその隣に書店があったので入ってみたら、そこはキリスト教書店でした。そこに聖書が何種類かありました。前から中国語の本で西洋人の名前が出てきたとき、漢字で表記されているので元の名前がわからないことがあり、西洋人の名前なら聖書から由来していることが多いので聖書があったら便利かも、と思っていました。それでそこに並んでいる聖書を見ますと、旧約・新約合わさったものでもそんなにゴツくない、手になじみそうなものがありました。しかも地図や索引が充実しています。そこで聖書を1冊買いました。
(ちなみに、その後上海蟹を食べに行ったレストランの向かいに「中国基督教三自愛国運動委員会」という組織があり、そこがその聖書の発行元だったのです)。
でもやはり聖書というものは最初から順番に読もうと思って読めるものではありません。だもんで、取り合えず「買った」ことに満足して手元に置いておくことになるはずでした。
そうしたら、日本の教会で「一年間聖書通読日課表」という小冊子を見つけてしまいました。これに従って読んだら1年間で聖書が全部読めるらしい。そこで、無謀なことを考えてしまいました。中国語の聖書でこれをやったら…?
ということで、日本語の聖書も通読したことがないのに中国語で聖書通読に挑戦することにしました。
これが1日の分量が多くてちょっとキツイです。その代り、1日サボったら翌日に2日分一度に読む、というのが負担が大きくて無理。「今日は気が乗らないから明日」というわけにいきません。1日サボったら絶対挫折する!と思いました。それでかえって何が何でもその日のうちにその日の日課をこなす、という風に追い込まれました。
そして、1年後に全部字数を足したらすごいことになるので、1か月ごとに字数を数えて足していくことにしました。
というわけで、3月分の字数を足したら600万字超えていたのです。
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2011/4/12(21:33)
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杏樹さん、おめでとう!
〉中国語600万語通過しましたので報告します。
電車通勤やめたら、多読する時間がなくなっちゃった。
中国語も英語もさっぱりです。MP3プレーヤーで多聴ばっかり。
〉500万語通過してからどれだけたったやら。フランス語多読を本格的に始めてから、そちらに時間を取られてなかなか進みません。500万語通過してからしばらくほとんど中国語の本を読んでいない状態でした。
英語と中国語は卒業が近そうですね。
〉そうしたら、ほとんどアクシデントのようにいきなり読んでしまった本でかなり語数を稼ぎました。…多読ってこんなんばっかりです。「読むつもりはなかった」と言いながら予想外、予定外の本を手に取ってしまって、つい読んでしまう…。
想定外で600万字!
〉ということで、かなり一般書、普通の小説も読むようになってきました。まだまだ「すらすら」とはいきませんが、あまりレベルを気にしないで本が選べるようになってきたようです。
ぱちぱち!
〉でもやはりスラスラ読める本でパンダ読みもしてみたいと思って、上海へ行った時に児童書を探してみました。そうしたら、子どもの本のコーナーへ行ってももう読みたいと思う本がありません。今まででも普通に児童書を読もうと思ったらなかなか読めなくて、結局中国の子供向けの歴史・故事ばかり読んできたわけで、一般書を読み出したらますます普通の児童書には興味がわきません。また、歴史・故事関連の本ならイヤというほど持ってますので、新たに気を引く本がありません。
児童書・絵本はこの数年間で爆発的に出るようになったので、
なかなか全貌がつかめません。
ちょっとおもしろいなと思える本もちらほらあると思います。
でもなかなか読むのに少し骨が折れるのよね。
もっとぱっぱら読めたらなー。
だからいまあんまり読んでないの。
〉つくづく英語って子供向けの面白い本がいくらでもあるんだなあ、と思いました。
とくにイギリスのはおもしろいですね。
〉さて、今回600万語通過した原因は、1冊の本を読んだからではありません。
〉上海へ行った時、虹口のレトロ街「多倫路文化名人街」という少々チャチな名所があります。そこに中国風の屋根を乗せた古い教会がありました。そしてその隣に書店があったので入ってみたら、そこはキリスト教書店でした。そこに聖書が何種類かありました。前から中国語の本で西洋人の名前が出てきたとき、漢字で表記されているので元の名前がわからないことがあり、西洋人の名前なら聖書から由来していることが多いので聖書があったら便利かも、と思っていました。それでそこに並んでいる聖書を見ますと、旧約・新約合わさったものでもそんなにゴツくない、手になじみそうなものがありました。しかも地図や索引が充実しています。そこで聖書を1冊買いました。
〉(ちなみに、その後上海蟹を食べに行ったレストランの向かいに「中国基督教三自愛国運動委員会」という組織があり、そこがその聖書の発行元だったのです)。
中国語訳の聖書ですかー。
おもしろそうですね。
〉でもやはり聖書というものは最初から順番に読もうと思って読めるものではありません。だもんで、取り合えず「買った」ことに満足して手元に置いておくことになるはずでした。
〉そうしたら、日本の教会で「一年間聖書通読日課表」という小冊子を見つけてしまいました。これに従って読んだら1年間で聖書が全部読めるらしい。そこで、無謀なことを考えてしまいました。中国語の聖書でこれをやったら…?
〉ということで、日本語の聖書も通読したことがないのに中国語で聖書通読に挑戦することにしました。
〉これが1日の分量が多くてちょっとキツイです。その代り、1日サボったら翌日に2日分一度に読む、というのが負担が大きくて無理。「今日は気が乗らないから明日」というわけにいきません。1日サボったら絶対挫折する!と思いました。それでかえって何が何でもその日のうちにその日の日課をこなす、という風に追い込まれました。
〉そして、1年後に全部字数を足したらすごいことになるので、1か月ごとに字数を数えて足していくことにしました。
やったー、一年で中国語訳聖書通読だーい。
〉というわけで、3月分の字数を足したら600万字超えていたのです。
おめでとうございます。
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極楽トンボさん、こんにちは。
〉杏樹さん、おめでとう!
ありがとう!
〉〉中国語600万語通過しましたので報告します。
〉 電車通勤やめたら、多読する時間がなくなっちゃった。
〉 中国語も英語もさっぱりです。MP3プレーヤーで多聴ばっかり。
あらま。でも聞き取り能力が向上しますね。
〉〉500万語通過してからどれだけたったやら。フランス語多読を本格的に始めてから、そちらに時間を取られてなかなか進みません。500万語通過してからしばらくほとんど中国語の本を読んでいない状態でした。
〉 英語と中国語は卒業が近そうですね。
何を持って卒業というかはよくわかりませんが、レベルを気にせず好きな本を読むようになってきたら、そう言ってもいいのかもしれません。語数はどっちも数え続けますけど。
〉〉そうしたら、ほとんどアクシデントのようにいきなり読んでしまった本でかなり語数を稼ぎました。…多読ってこんなんばっかりです。「読むつもりはなかった」と言いながら予想外、予定外の本を手に取ってしまって、つい読んでしまう…。
〉
〉 想定外で600万字!
でもねー、多読っていつも想定外の本をいきなり読んでしまうんですよ。
〉〉ということで、かなり一般書、普通の小説も読むようになってきました。まだまだ「すらすら」とはいきませんが、あまりレベルを気にしないで本が選べるようになってきたようです。
〉 ぱちぱち!
ありがとうございます。
でも気にしないで読んでいると言いましても、実際は飛ばしまくりだったりしますので。
〉〉でもやはりスラスラ読める本でパンダ読みもしてみたいと思って、上海へ行った時に児童書を探してみました。そうしたら、子どもの本のコーナーへ行ってももう読みたいと思う本がありません。今まででも普通に児童書を読もうと思ったらなかなか読めなくて、結局中国の子供向けの歴史・故事ばかり読んできたわけで、一般書を読み出したらますます普通の児童書には興味がわきません。また、歴史・故事関連の本ならイヤというほど持ってますので、新たに気を引く本がありません。
〉 児童書・絵本はこの数年間で爆発的に出るようになったので、
〉 なかなか全貌がつかめません。
〉 ちょっとおもしろいなと思える本もちらほらあると思います。
〉 でもなかなか読むのに少し骨が折れるのよね。
〉 もっとぱっぱら読めたらなー。
〉 だからいまあんまり読んでないの。
確かに種類は豊富になってきましたね。
でも今はもう未読本を山のようにためてますので、わざわざ絵本・児童書を増やすこともないなと思います。
これから中国語の多読を始めるなら環境はずっとよくなってきましたね。
まあ、絵本は英語でも難しかったりしますけど。
〉〉つくづく英語って子供向けの面白い本がいくらでもあるんだなあ、と思いました。
〉 とくにイギリスのはおもしろいですね。
ですよねー。
〉〉さて、今回600万語通過した原因は、1冊の本を読んだからではありません。
〉〉上海へ行った時、虹口のレトロ街「多倫路文化名人街」という少々チャチな名所があります。そこに中国風の屋根を乗せた古い教会がありました。そしてその隣に書店があったので入ってみたら、そこはキリスト教書店でした。そこに聖書が何種類かありました。前から中国語の本で西洋人の名前が出てきたとき、漢字で表記されているので元の名前がわからないことがあり、西洋人の名前なら聖書から由来していることが多いので聖書があったら便利かも、と思っていました。それでそこに並んでいる聖書を見ますと、旧約・新約合わさったものでもそんなにゴツくない、手になじみそうなものがありました。しかも地図や索引が充実しています。そこで聖書を1冊買いました。
〉〉(ちなみに、その後上海蟹を食べに行ったレストランの向かいに「中国基督教三自愛国運動委員会」という組織があり、そこがその聖書の発行元だったのです)。
〉 中国語訳の聖書ですかー。
〉 おもしろそうですね。
おもしろそう…と思いましたが、難しいです。
〉
〉〉でもやはり聖書というものは最初から順番に読もうと思って読めるものではありません。だもんで、取り合えず「買った」ことに満足して手元に置いておくことになるはずでした。
〉〉そうしたら、日本の教会で「一年間聖書通読日課表」という小冊子を見つけてしまいました。これに従って読んだら1年間で聖書が全部読めるらしい。そこで、無謀なことを考えてしまいました。中国語の聖書でこれをやったら…?
〉〉ということで、日本語の聖書も通読したことがないのに中国語で聖書通読に挑戦することにしました。
〉〉これが1日の分量が多くてちょっとキツイです。その代り、1日サボったら翌日に2日分一度に読む、というのが負担が大きくて無理。「今日は気が乗らないから明日」というわけにいきません。1日サボったら絶対挫折する!と思いました。それでかえって何が何でもその日のうちにその日の日課をこなす、という風に追い込まれました。
〉〉そして、1年後に全部字数を足したらすごいことになるので、1か月ごとに字数を数えて足していくことにしました。
〉 やったー、一年で中国語訳聖書通読だーい。
挫折しなければ…。
創世記〜出エジプト記はまだ物語になっているのでいいんですが、レビ記や申命記はたいくつすぎて、字を追ってるだけで頭に入ってません。こんなんでカウントしていいのかと思います。
〉〉というわけで、3月分の字数を足したら600万字超えていたのです。
〉
〉 おめでとうございます。
ありがとうございます。
極楽トンボさんも楽しく中国語とお付き合いして行ってください。
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1894. Re: 杏樹さん、600万語おめでとうございます!
お名前: 柊
投稿日: 2011/4/16(21:38)
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"杏樹"さんは[url:kb:1891]で書きました:
〉中国語600万語通過しましたので報告します。
おおー。おめでとうございます。英語以外で600万語というと、私の想像の外です。どんな感じなんだろう? きっと、次々新しい本を開拓されているんでしょうね。
〉500万語通過してからどれだけたったやら。フランス語多読を本格的に始めてから、そちらに時間を取られてなかなか進みません。500万語通過してからしばらくほとんど中国語の本を読んでいない状態でした。
〉そうしたら、ほとんどアクシデントのようにいきなり読んでしまった本でかなり語数を稼ぎました。…多読ってこんなんばっかりです。「読むつもりはなかった」と言いながら予想外、予定外の本を手に取ってしまって、つい読んでしまう…。
そういうことって、たまにありますよね。
〉それは大阪の「上海新天地」で見つけた本です。タイトルは「夜上海」。いかにも私の気を引きそうなタイトルです。しかし、500万語通過の時に報告した本の中にも「夜上海」という本があります。でも著者も装丁も全く違います。前に読んだ「夜上海」は21世紀の上海のお話です。しかしこちらは解説に1930年代ごろの上海と書いてあります。しかし2冊もあって、でかい、分厚い。こんな本買っても読めないよねーと思いながら通り過ぎかけたのですが、そこは中国語の本、後で欲しいと思っても手に入る保証はありません。それでやはり気になるジャンルの本でもありますし、とりあえず積んでおこうかと思って買ってしまいました。
〉…それで、やはり中を見たくなりました。少しわかりにくいと思いましたが、読めなくもないかも…?と思ってそのまま読んでいきました。やはりわかりにくい…でもわからないところは飛ばせばいいんです。そうやって飛ばしながら読んでたらずーっとそのまま読み続けてしまいました。
〉1930年代、上海の郊外の旧家に引き取られて育った孤児の女の子と、姉妹のように育ったその家の第三夫人の娘が運命に翻弄されながら波乱の人生を送るのです。しかもヒロインには出生の秘密があって、後半秘められた秘密が次々と現れていくのです。出生の秘密がややこしすぎて全部は理解できませんでしたが、そのあたりになると止まらなくなって加速度がついていきました。
〉この本は1冊あたり19万字もありました。2冊で38万字!!長かったー。
〉あとは、去年上海へ万博を見に行ったのですが、それに合わせて上海関連本をいくつか。
〉「麗人行 民国上海婦女之生活」(古呉軒出版社)
〉これはタイトルの通りです。前から積んであった本。70000語。
〉それから万博のほかに魯迅故居、魯迅博物館、中山故居(孫文の家)へ行ったので、そこでパンフレットを買って読みました。
実際行けるのはいいですね。私もフランス行ってみたい。
〉あとは、ハルビンへ行った時に蕭紅という作家を知りました。1911年、ハルビンの郊外にある呼蘭河という小さな町で生まれ、1942年に亡くなりました。魯迅とも交流があったそうです。子ども時代の思い出を基にした「呼蘭河伝」という作品が有名だということで読んでみました。ちょっと昔の中国の、素朴な街の出来事、家族のことなどがつづられた本です。
〉中国青年出版社、94000語。
ひょんなことから見つけた作家が気に入ったり、というのは、やはり英語以外の方がある楽しみでしょうか。
〉ということで、かなり一般書、普通の小説も読むようになってきました。まだまだ「すらすら」とはいきませんが、あまりレベルを気にしないで本が選べるようになってきたようです。
〉でもやはりスラスラ読める本でパンダ読みもしてみたいと思って、上海へ行った時に児童書を探してみました。そうしたら、子どもの本のコーナーへ行ってももう読みたいと思う本がありません。今まででも普通に児童書を読もうと思ったらなかなか読めなくて、結局中国の子供向けの歴史・故事ばかり読んできたわけで、一般書を読み出したらますます普通の児童書には興味がわきません。また、歴史・故事関連の本ならイヤというほど持ってますので、新たに気を引く本がありません。
〉つくづく英語って子供向けの面白い本がいくらでもあるんだなあ、と思いました。
〉さて、今回600万語通過した原因は、1冊の本を読んだからではありません。
〉上海へ行った時、虹口のレトロ街「多倫路文化名人街」という少々チャチな名所があります。そこに中国風の屋根を乗せた古い教会がありました。そしてその隣に書店があったので入ってみたら、そこはキリスト教書店でした。そこに聖書が何種類かありました。前から中国語の本で西洋人の名前が出てきたとき、漢字で表記されているので元の名前がわからないことがあり、西洋人の名前なら聖書から由来していることが多いので聖書があったら便利かも、と思っていました。それでそこに並んでいる聖書を見ますと、旧約・新約合わさったものでもそんなにゴツくない、手になじみそうなものがありました。しかも地図や索引が充実しています。そこで聖書を1冊買いました。
〉(ちなみに、その後上海蟹を食べに行ったレストランの向かいに「中国基督教三自愛国運動委員会」という組織があり、そこがその聖書の発行元だったのです)。
〉でもやはり聖書というものは最初から順番に読もうと思って読めるものではありません。だもんで、取り合えず「買った」ことに満足して手元に置いておくことになるはずでした。
〉そうしたら、日本の教会で「一年間聖書通読日課表」という小冊子を見つけてしまいました。これに従って読んだら1年間で聖書が全部読めるらしい。そこで、無謀なことを考えてしまいました。中国語の聖書でこれをやったら…?
〉ということで、日本語の聖書も通読したことがないのに中国語で聖書通読に挑戦することにしました。
〉これが1日の分量が多くてちょっとキツイです。その代り、1日サボったら翌日に2日分一度に読む、というのが負担が大きくて無理。「今日は気が乗らないから明日」というわけにいきません。1日サボったら絶対挫折する!と思いました。それでかえって何が何でもその日のうちにその日の日課をこなす、という風に追い込まれました。
私もday by day kids bibleを読みかけて、三日で挫折しました。1年かけると聖書が全部読めるという子ども用の本。聖書の内容は一応把握しておきたいと思いますが、難しいですね。
〉そして、1年後に全部字数を足したらすごいことになるので、1か月ごとに字数を数えて足していくことにしました。
〉というわけで、3月分の字数を足したら600万字超えていたのです。
3ヵ月続くというのが、とにかくすごいと思います。今後も上手く行くといいですね。
中国語は、「大地の子」で漢字にふりがなを振ってあるのを覚えたり(北京語なのかな?)、香港マフィアものを読んではまったりして、多少興味はあるのですが、優先順位が低いので、私は中国語に手をつける日が来るのかどうかわかりません。でも、第二、第三外国語の話は、自分がやっている言語でなくても勉強になります。
またそのうち、様子を聞かせてくださいね。ではー。
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柊さん、こんにちは。
〉〉中国語600万語通過しましたので報告します。
〉おおー。おめでとうございます。英語以外で600万語というと、私の想像の外です。どんな感じなんだろう? きっと、次々新しい本を開拓されているんでしょうね。
ありがとうございます。英語の600万語よりは進歩が早いかな、という感じです。もともと中国語は一生懸命勉強していたので…。
〉〉500万語通過してからどれだけたったやら。フランス語多読を本格的に始めてから、そちらに時間を取られてなかなか進みません。500万語通過してからしばらくほとんど中国語の本を読んでいない状態でした。
〉〉そうしたら、ほとんどアクシデントのようにいきなり読んでしまった本でかなり語数を稼ぎました。…多読ってこんなんばっかりです。「読むつもりはなかった」と言いながら予想外、予定外の本を手に取ってしまって、つい読んでしまう…。
〉 そういうことって、たまにありますよね。
たまにというか、よくあるというか…。
〉〉それから万博のほかに魯迅故居、魯迅博物館、中山故居(孫文の家)へ行ったので、そこでパンフレットを買って読みました。
〉 実際行けるのはいいですね。私もフランス行ってみたい。
パリぐらいなら格安航空券などでけっこう行きやすいのではないかと。
…と、思いながらHISなどの広告を見ながら「フランスへ行きたいなあ」と思っています。
〉〉あとは、ハルビンへ行った時に蕭紅という作家を知りました。1911年、ハルビンの郊外にある呼蘭河という小さな町で生まれ、1942年に亡くなりました。魯迅とも交流があったそうです。子ども時代の思い出を基にした「呼蘭河伝」という作品が有名だということで読んでみました。ちょっと昔の中国の、素朴な街の出来事、家族のことなどがつづられた本です。
〉〉中国青年出版社、94000語。
〉 ひょんなことから見つけた作家が気に入ったり、というのは、やはり英語以外の方がある楽しみでしょうか。
そうですね。情報が少ない分自力で見つけるしかないので。それも「楽しみ」だと思って前向きにとらえたらいいんですね。
〉 私もday by day kids bibleを読みかけて、三日で挫折しました。1年かけると聖書が全部読めるという子ども用の本。聖書の内容は一応把握しておきたいと思いますが、難しいですね。
その本、私も持ってます。私も挫折しました。「毎日コツコツ」は難しいです。一気に読んでしまう方がいいのかもしれません。
今回は、1日さぼったらそこで終わり、という危機感が大きいので強迫観念のように続けています。
〉〉そして、1年後に全部字数を足したらすごいことになるので、1か月ごとに字数を数えて足していくことにしました。
〉〉というわけで、3月分の字数を足したら600万字超えていたのです。
〉 3ヵ月続くというのが、とにかくすごいと思います。今後も上手く行くといいですね。
はい、なんとかがんばってみます。
〉 中国語は、「大地の子」で漢字にふりがなを振ってあるのを覚えたり(北京語なのかな?)、香港マフィアものを読んではまったりして、多少興味はあるのですが、優先順位が低いので、私は中国語に手をつける日が来るのかどうかわかりません。でも、第二、第三外国語の話は、自分がやっている言語でなくても勉強になります。
〉 またそのうち、様子を聞かせてくださいね。ではー。
優先順位とか、モチベーションとか、人それぞれですからね。でも「多少興味はある」というあたりはやはり多言語オタクなんでしょうね。
それでは柊さんはフランス語を開拓していってください。
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お名前: ガビー
投稿日: 2011/4/18(11:03)
------------------------------
杏樹さんへ。
こんにちは。
遅くなりましたが「中国語で600万字超え」おめでとうございます!!!
英語、仏語、中国語と確実に積み重ねられていて、素晴らしいと思います。
このまま無理なく、三つの言語を楽しみながら、読み続けて下さい。
興味の向く分野の本が読め、新しい作家を知ったりと楽しい時間が持てて居らしゃるのが、文面から読みとれます。
羨ましいです…。
私の方は、読む行為にはストップがかかってしまってますが、英語と、中国語のながら聞きを始めてます。
なかなか難しいですが・・。特に中国語が・・。
中国語の聞き取り力を上げるために、改めて発音の基礎をやり直す事にしました。
やっぱり中国語の発音は難しい・・と、思い知らされます。でも、きっちりと発音を身に付けて置く事が、聞き取りには不可欠だとも、感じ始めてます。ちょっとお勉強モードになってしまってますが…。
息抜きのように、ドラマのDVDを観てます。
杏樹さんのようにどの言語も並行していけたら、いいなぁ…と願っています。
自分の事を書いてしまって済みません。
杏樹さんが、これからもたくさんの興味深い分野の本、新しい作家に出合え、楽しい時間を送れる事を祈っています。
byガビー
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ガビーさん、こんにちは。
〉こんにちは。
〉遅くなりましたが「中国語で600万字超え」おめでとうございます!!!
ありがとうございます!!!
たまにしか報告しないので、見つけてもらえてうれしいです。
〉英語、仏語、中国語と確実に積み重ねられていて、素晴らしいと思います。
〉このまま無理なく、三つの言語を楽しみながら、読み続けて下さい。
英語と中国語はまだいいのですが、フランス語はなかなか読めるようにならないです。
〉興味の向く分野の本が読め、新しい作家を知ったりと楽しい時間が持てて居らしゃるのが、文面から読みとれます。
〉羨ましいです…。
やっぱりそれなりに語数、字数は必要なんだなーと思います。
でもそれも自分の興味があるものを楽しみながら、ですね。
〉私の方は、読む行為にはストップがかかってしまってますが、英語と、中国語のながら聞きを始めてます。
〉なかなか難しいですが・・。特に中国語が・・。
〉中国語の聞き取り力を上げるために、改めて発音の基礎をやり直す事にしました。
〉やっぱり中国語の発音は難しい・・と、思い知らされます。でも、きっちりと発音を身に付けて置く事が、聞き取りには不可欠だとも、感じ始めてます。ちょっとお勉強モードになってしまってますが…。
〉息抜きのように、ドラマのDVDを観てます。
確かに、中国語の発音は難しいです。「中国語の発音」という本なら聞いていても楽しいです。きちんと練習するのもいいですし、その合間にこういった本を聞いて楽しむのもいいと思います。ガビーさんのようにたくさんDVDを見てから発音を勉強したら、身に着くのも早いんじゃないかと思います。
〉杏樹さんのようにどの言語も並行していけたら、いいなぁ…と願っています。
〉自分の事を書いてしまって済みません。
〉杏樹さんが、これからもたくさんの興味深い分野の本、新しい作家に出合え、楽しい時間を送れる事を祈っています。
〉byガビー
ガビーさんもマイペースで中国語を楽しんでください。
それでは…。