[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/27(11:45)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2009/6/29(02:11)
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中国語で500万字通過しました。
フランス語多読をしていたはずでは…?と思われるかもしれません。しかしフランス語の本は入手が容易ではないので本が届くのに間が空くことがあり、その合間にちょこちょこ中国語の本を読んでいたのです。しかもうっかり長めの本を読んでしまったりしていたのです。そしてこの間HSK(漢語水平考試)を受けたため、頭を中国語モードにしておこうと思って中国語の本を読みました。そうしたらそれがけっこう長くて、ついに500万字越えたのです。
400万字を越えたあたりではだんだん進歩の実感が乏しくなって停滞したことを書きました。この500万字では、進歩を「実感」というよりも、読んだ本を振り返るとレベルが上がったような気がしてきました。一般向けの本や、児童書でも学年の高めの分厚い本などを読んだからです。
今までなかなか一般書は難しいと思って敬遠していましたが、英語を振り返ると「読みたかったら読めばいい」のだと気が付きました。英語ではPBは飛ばしまくりで読んでいるうちに読めるようになっていきました。しかし中国語の本ではそんなに飛ばしたことがないのに気が付いたのです。飛ばせば読めるかも…と思って普通の小説に手を出してみました。そうしたら…あまり飛ばさずに読めてしまったのです。もちろん、わからないところはあちこちありましたが、英語のPBを読み始めたときほど豪快な飛ばし方はしなくてすみました。いつのまに読めるようになっていたんでしょう?本がやさしかったのか、本当に読めるようになったのか?
さて、読んだ本を紹介します。
昨年秋に台湾へ行ったので、そのときに買った本が多いです。台湾では繁体字を使っているのであまり本を買うつもりではありませんでした。お目当ては台湾マンガだけのつもりでした。しかし気が付いたら別送するぐらいの荷物が…。
「安平追想曲」(24000字)
台南で買った本です。台南の海岸には「安平古堡」という城砦の遺跡があります。オランダ人が最初に築いて、それを鄭成功が攻め落としたものです。そのご当地歴史本。安平周辺の歴史が書かれています。オランダの支配から鄭成功へ、そして19世紀中ごろには西洋の商社がやってきて商館を築き…。ちょっと難しかったですが、読みごたえがあっておもしろかったです。
「台湾史」(31000字)
子ども向けでイラストが豊富な本です。台湾の歴史がわかりやすく書かれています。
「龍山寺」(11000字)
台北にある観光名所にもなっているお寺で、案内本を買いました。なかなか見ごたえのあるお寺です。
「西廂記」(24000字)
子ども向けのカラーイラスト入りの本です。中国の有名なお話です。
「愛国者的故事」(35000字)
児童書です。台湾の愛国者物語ですので、大陸の愛国者物語のように「革命のために命を犠牲にした」人を讃えるような内容ではなく、いろいろな時代の人物が出てきておもしろかったです。
「少年降魔師之西安探検記」(15000字)
学習マンガみたいなものです。オールカラーでアニメっぽい絵です。主人公は降魔師の少年で、西安を訪ねて史跡を回っていたら、次々と魔物が現れてそれをやっつけます。秦の始皇帝の兵馬俑も出てきますが、やはり西安と言えば唐の都。唐代の歴史がよくわかります。台湾で西安の案内をしてどうするのか…というツッコミは置いといて、一応「中国の歴史だから覚えておきましょう」ということでしょうね。
そのほかCD付きの論語や成語故事の絵本も買いました。
台湾では今でも発音の表記に注音字母を使っています。絵本・児童書には付いているものが多いです。全然読めないのでじゃまなんですが、読んでるうちにだんだん気にならなくなって来ました。
台湾マンガは前にも報告で触れましたが、中国の時代物を探して片っ端から買ってきました。ファンタジー風の味付けのものが多いです。
さて、前の報告で「岳飛伝」がおもしろかったのですが、歴史故事のシリーズものらしいので、同じシリーズを探してみました。それでネットで注文したら、出版社もシリーズ名も同じなのに、「岳飛伝」より大判でピンインがついていてオールカラーの本が来ました。
「白蛇伝」(19000字)
中国の有名なお話です。しかし後半が「宝蓮灯」みたいにお母さんを助ける話になるのはなぜ?
「封神演義」(22000字)
これも有名な中国のお話です。登場人物がややこしくてちょっとてこずりました。
「包公案」(25000字)
中国の「大岡裁き」で有名な包公(包青天)のお裁き物語集です。
それから少年向けの古典で長いものに挑戦しました。
「三侠五義故事」(138000字)
中国の古典「三侠五義」のダイジェストです。ピンインもイラストも全くなし。これをネタにして日本のマンガ家が「北宋風雲伝」という作品を書いていたので読んでみたかったのです。原書は日本語訳でむか〜しに読んだことがありますが、内容をすっかり忘れていました。ものすごい中途半端なところで終わっていることだけ覚えていたのでそれは覚悟していましたが、やっぱりものすごい中途半端でした。一人の主人公を追っていくのではなく、いろいろな登場人物それぞれが主体になった話が交錯しているのでちょっとわかりにくいところもありましたが、なんとか読めました。
「楊家将」(120000字)
これも中国で有名なお話です。カラーイラストつき。中国の古典は登場人物が話が進むにつれて変わっていくものが多いです。これまた登場人物が多くて交錯します。難しいところもありましたが、お話がおもしろいのでどんどん読みました。武将が戦うお話ですが、後半は女性も戦いに参加してものすごいことになります。
このへんは、やっぱり私には中国のお話がおもしろく思えるので引き込まれて読めたんだな、と思います。
それ以外の児童書で「聖経故事」(30000字)というカラーイラスト付きの本を読みました。
「聖経」とは聖書のことです。なんで中国語で聖書物語を読もうとしたのかといいますと、西洋人の固有名詞を把握するためです。中国語の本では西洋人でも漢字を当てて書きます。でももともとどういう名前かわからない場合があります。西洋人の名前は聖書に由来しているものが多いので、聖書物語を見たらどの名前にどんな漢字を当てているかわかると思ったのです。「なるほど」と思うものがいくつかありました。
一般書では
「正説唐朝二十一帝」(110000字)
これはシュミの世界なので「その気になったら読める」本。唐代の皇帝について一人ずつ書いてあります。本名、廟号、皇后に、干支まで書いてあります。唐代は前半はよくわかってますが、後半の皇帝はあまり知らなかったので、これでわかるかと思いました。でもやっぱり後半どんどん皇帝が交代していくところは読んだら忘れていきました。
「老上海花園洋房」(86000字)
やっぱり「老上海」関係ははずせません。といいながら台湾本に押されてこれだけ。まだまだ老上海本はあるんですけれど。
そして、最初のほうに書いたように、「小説を読もう」と思って手に取った本は…
「夜上海」顧艶著(123000字)
ネットで見て内容も全くわからずに買った本。実物を見て初めて小説だということがわかりました。作者は杭州出身の若い女性です。
内容は出版された2002年現在の上海の若者の生活を描いたもの。
上海のナイトクラブを経営する兄弟の弟を中心に物語が展開します。そのナイトクラブの歌手が持ち歌にしているのが1930年代に流行した「夜上海」という歌。(私は昔のレコードを復刻したCDを持っている…)。当時のモダンな上海のイメージが現代の上海と交錯する様子がたびたび描写されます。その弟は現代的なマンションを捨てて、「石庫門」と呼ばれる老上海時代のアパートに引っ越します。そこには1930年に青春時代を送った老婦人がいて、昔の上海の話を聞きます。
彼のの学友でパソコンメーカーのCEOとその部下の女性が三角関係になったりしますが、単純な恋愛ものではなく、お話は多彩な登場人物がいろいろ交錯しながらラストへ向かって収束していきます。
そしてHSK対策(?)の500万字通過本。
「遠東背影 ハルピン老公館」(122000字)
なぜか上海からはるか北の果てのハルピンに飛びました。ふとしたきっかけでハルピンのことを調べてみたら、20世紀前半のハルピンは「遠東のモスクワ」「東洋の小パリ」と言われ、モダン文化が花咲いた街だったのです。しかもロシア人を中心にユダヤ人、フランス人、アメリカ人、イギリス人など西洋人が入り乱れ、日本人も乱入し、各国の領事館が立ち並ぶ国際都市だったのです。
こういう本が普通に読めるようになったということは、やっぱり読む能力が上がったんでしょうね。多読は「いつのまにか」読めるようになっているので、実感が薄いです。読めないときはいつまでたっても進歩しないように感じるのに、読んでたらいつのまにか読めるようになっているんですね。進歩しないように思っても、おもしろい本を探しながら(←これが重要)少しずつ読んでいくことが大切だと思いました。
さて、HSKのほうはほんのこの間だったので結果が出るのはまだ先ですが、今回かなり調子が良かったような気がします。高得点を取りたいのでリスニングと文法の勉強をしました。文法は解説を読むと「なるほど」と思うときと、かえってワケがわからなくなるときがあります。多分多読で経験値を増やせば文法問題ももっとわかるようになるかもしれませんが、500万字ではまだまだだと思います。それに日本人でもみんな国語の点数が高得点取れるかというとそんなことはないんですね。ですから点数を取るにはそのための勉強が必要です。特にリスニングはひっかけ問題もありますので、ひっかからないためのコツを勉強する必要があります。
しかし私は多読と「勉強」が必ずしも対立するものだとは思いません。私の場合、英語は勉強する気がしません。それでも読んでいれば本は読めるようになります。それでいいんです。多くは望みません。
しかし中国語はレベルアップしたいという野望があります。試験で点数も取りたいしコミュニケーション能力も磨きたいし、映画やドラマも字幕なしで見たい。そうすると、「本が読めたらそれでいい」ではなく、そのための勉強が必要になってきます。ただそうやって勉強したい、レベルアップしたい、と思うとき、多読の蓄積がベースになって役に立つのです。必ずしも「多読だけで何でもできるようになる」わけではありませんが、多読で言葉の基礎を築けば、レベルアップを目指したり、目的向けの勉強をするのに役に立つということです。
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2009/6/30(22:32)
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〉中国語で500万字通過しました。
画期的です!
杏樹さん、中国語500万字無事通過、おめでとうございます!
〉フランス語多読をしていたはずでは…?と思われるかもしれません。
わたしもそう思いました。
〉しかしフランス語の本は入手が容易ではないので本が届くのに間が空くことがあり、その合間にちょこちょこ中国語の本を読んでいたのです。しかもうっかり長めの本を読んでしまったりしていたのです。そしてこの間HSK(漢語水平考試)を受けたため、頭を中国語モードにしておこうと思って中国語の本を読みました。そうしたらそれがけっこう長くて、ついに500万字越えたのです。
このへん、多国語多読の秘訣が隠れていると見ました。
〉この500万字では、進歩を「実感」というよりも、読んだ本を振り返るとレベルが上がったような気がしてきました。一般向けの本や、児童書でも学年の高めの分厚い本などを読んだからです。
英語多読でおっしゃっていた万年レベル3状態を
500万字で脱したというふうに理解してよろしいでしょうか?
〉しかし中国語の本ではそんなに飛ばしたことがないのに気が付いたのです。飛ばせば読めるかも…と思って普通の小説に手を出してみました。そうしたら…あまり飛ばさずに読めてしまったのです。もちろん、わからないところはあちこちありましたが、英語のPBを読み始めたときほど豪快な飛ばし方はしなくてすみました。いつのまに読めるようになっていたんでしょう?本がやさしかったのか、本当に読めるようになったのか?
中国語は、漢字でぱっと意味がわかってしまうことがよくあるので、
その点読むのは英語よりちょっと楽だと思います。
杏樹さん、よろしければ一つお願いがあります。
本を紹介されるときは、題名と字数だけでなく、
出版社名や編著者名なども紹介してくださいませんか。
杏樹さんが報告した本が、将来中国語多読の定番になるかもですよ。
わたし、自分が読んでいる本が杏樹さんの過去の報告に出ている本と
同じかどうか知りたいんです。とくに中国古典文学のリライトものは、同じ題名の本が無数に出版されています。
自分が読んだ中国語の本の字数の計算をするのが面倒くさくて、
面倒くさくて、なかなか自分では中国語多読の字数報告ができまへん。杏樹さんの苦労がしのばれます。
それでは、杏樹さん、祝Ni看書快楽!
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極楽トンボさん、こんにちは。
〉〉中国語で500万字通過しました。
〉 画期的です!
〉 杏樹さん、中国語500万字無事通過、おめでとうございます!
ありがとうございます!
〉〉フランス語多読をしていたはずでは…?と思われるかもしれません。
〉 わたしもそう思いました。
あ、思いましたか。
実はよく考えるとフランス語で50万語から60万語まで3ヶ月もかかってるんです。間に手を出した中国語の本が長かったのです。
〉〉しかしフランス語の本は入手が容易ではないので本が届くのに間が空くことがあり、その合間にちょこちょこ中国語の本を読んでいたのです。しかもうっかり長めの本を読んでしまったりしていたのです。そしてこの間HSK(漢語水平考試)を受けたため、頭を中国語モードにしておこうと思って中国語の本を読みました。そうしたらそれがけっこう長くて、ついに500万字越えたのです。
〉 このへん、多国語多読の秘訣が隠れていると見ました。
秘訣?
〉〉この500万字では、進歩を「実感」というよりも、読んだ本を振り返るとレベルが上がったような気がしてきました。一般向けの本や、児童書でも学年の高めの分厚い本などを読んだからです。
〉 英語多読でおっしゃっていた万年レベル3状態を
〉 500万字で脱したというふうに理解してよろしいでしょうか?
そうみたいです。英語も中国語も同じような語数で停滞して、同じような語数で脱出してるんですね。それも「抜けたー!」と思うんじゃなくて、気が付いたらレベルの高い本を読んでいた、というふうに。
〉〉しかし中国語の本ではそんなに飛ばしたことがないのに気が付いたのです。飛ばせば読めるかも…と思って普通の小説に手を出してみました。そうしたら…あまり飛ばさずに読めてしまったのです。もちろん、わからないところはあちこちありましたが、英語のPBを読み始めたときほど豪快な飛ばし方はしなくてすみました。いつのまに読めるようになっていたんでしょう?本がやさしかったのか、本当に読めるようになったのか?
〉 中国語は、漢字でぱっと意味がわかってしまうことがよくあるので、
〉 その点読むのは英語よりちょっと楽だと思います。
レベルが高くなるほどそう思います。漢字で見当が付くことが多いです。
〉 杏樹さん、よろしければ一つお願いがあります。
〉 本を紹介されるときは、題名と字数だけでなく、
〉 出版社名や編著者名なども紹介してくださいませんか。
〉 杏樹さんが報告した本が、将来中国語多読の定番になるかもですよ。
〉 わたし、自分が読んでいる本が杏樹さんの過去の報告に出ている本と
〉 同じかどうか知りたいんです。とくに中国古典文学のリライトものは、同じ題名の本が無数に出版されています。
〉 自分が読んだ中国語の本の字数の計算をするのが面倒くさくて、
〉 面倒くさくて、なかなか自分では中国語多読の字数報告ができまへん。杏樹さんの苦労がしのばれます。
字数計算、面倒ですよね。自分でも数えるのはシュミじゃないかと思うことがあります。フランス語も中国語も数えているので、たまに英語の本を読んで書評があったりすると、数えなくていいので「楽だ〜!」と感動します。
では、とりあえず今回の報告の本の出版社などの情報を付け加えてみます。1年以上にわたって読んでいるので埋もれてる本もありますが、掘り起こせば出てきます。ただ、私は来週旅行に行くので、調べているヒマがありません。報告はそれ以降になります。気長にお待ち願えますか。また、今まで報告した本でも聞いて下さったら調べます。
〉 それでは、杏樹さん、祝Ni看書快楽!
極楽トンボさんも看書快楽!
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お名前: 杏樹
投稿日: 2009/9/2(01:06)
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極楽トンボさん、こんにちは。
遅くなってすみません。あちこち埋まっている本を掘り返すのに手間がかかりましたが、今回報告した本の出版社やISBN情報をお伝えします。
「安平追想曲」(24000字)
府城文化資産叢書7
著者:范勝雄
出版社:台南市政府
ISBN:957-02-8229--0
「台湾史」(31000字)
著者:許輝雲
出版社:天下遠見出版股份有限公司(台北)
ISBN:986-417-057-0
「龍山寺」(11000字)
著者:李乾朗
出版社:雄獅圖書股份有限公司(台北)
ISBN:957-9420-23-8
「西廂記」(24000字)
中国経典故事12
出版社:幼福文化事業股份有限公司(台北)
ISBN:957-747-688-0
「愛国者的故事」(35000字)
世界名人故事
出版社:幼福文化事業股份有限公司(台北)
ISBN:957747448-9
「少年降魔師之西安探検記」(15000字)
中国歴史探検系列2
出版社:三采文化出版事業有限公司(台北)
ISBN:978-986-6920-46-2
「白蛇伝」(19000字)
注音彩絵本 中国経典
著者:蘇杭/絵:張莉、唐穎
出版社:大象出版社
ISBN:7-5347-3659-5
「封神演義」(22000字)
注音彩絵本 中国経典
著者:許仲琳(原著)王陽光(改編)
出版社:大象出版社
ISBN:7-5347-3659-5
「包公案」(25000字)
注音彩絵本 中国経典
著者:王陽光
出版社:大象出版社
ISBN:7-5347-3659-5
「三侠五義故事」(138000字)
中国古典文学叢書
著者:石玉昆原著 麗雍改編
出版社:少年児童出版社
ISBN:7-5324-4146-6
「楊家将」(120000字)
中国古典文学名著
出版社:湖南少年児童出版社
ISBN:7-5358-2797-7
「聖経故事」(30000字)
注音彩絵本 世界文学名著経典
著者:(英国)瑪麗・巴切勒、紀康保改編、劉辰君絵
出版社:海燕出版社
ISBN:7-5350-2695-8
「正説唐朝二十一帝」(110000字)
著者:任士英
出版社:中華書局
ISBN:7-101-04773-4
「老上海花園洋房」(86000字)
著者:薛順生 娄承浩
出版社:同済大学出版社
ISBN:7-5608-2433-1
「夜上海」(123000字)
著者:顧艶
出版社:江蘇文芸出版社
ISBN:753991873X
「遠東背影 ハルピン老公館」(122000字)
著者:阿成
出版社:百花文芸出版社
ISBN:7-5306-4485-8
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杏樹さん、ありがとうございます!
遅くなってなんて、全然思いません。
大変お手間だったとおもいます。
とっても参考になります!
リストを拝見するに、うーん、全然見当つきません。
中国語多読の定番本作りはまだまだ先が見えません。
わたしももう少しで報告できるので、乞うご期待!
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お名前: ひまぞ
投稿日: 2009/7/4(19:02)
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英語の500万語と、中国語の500万字と
内容にしたらどっちが多くなるんだろ〜?
より短い語数(文字数)で表現できる言語って何だろうと
字幕を見ていていつも思います。(笑)
私も楽しくやれるのならば、試験勉強も他の方法も
何でもありでいいんじゃないのかなーって思っています。
多読の基本方針「HAPPY」はホントに何をするにも大切なことで
人は楽しいと思えたら続けられるし、続けていれば自然と身につくし。
ただその「楽しい」は人によっても、その時々でも変わるので
楽しい感覚を維持し続けることは言うほど簡単なことではないと実感しています。
またその「楽しい」を基本に多読をしていく中でも
読書だけでなく語学一般についての伸びを実感できる人もいれば
読むこと自体の伸びすら実感できない人もいます。
語数をこなしていないというのはちょっと論外にさせてもらって
そこそこ語数を読んでいても読む本のレベルアップができないのには
本の選び方とか基礎学力の差とか何かあるのかな…と考えていましたが
いろんな要素が多すぎてよくわかりませんでした。
先日、心理療法士で精神科医でもある方の復職についての講演を聴く機会があったのですが
「竜宮城でしか生きられない人たち」の復職アプローチの方法というのが
ちょっとおもしろくて、人生について全般に言えることで語学学習でも当てはまりそうなので
今度会った時にでもお話しましょう。
(ここでは批判と取りかねない人もでてくると思うので書けません。)
私は今は韓国語をちんまりやっています。
まだ9回限定初心者コースを終えたばかりの音や文字がわかるようになった程度ですが
以前は敷居の高く感じていた学習書がすごく楽になりました。
基本的なことを独学したら、次は会話と多読を始めようかなとか思ってます。
でも素材を考えると、ドラマでの多聴やメールでの筆記の方がコストパフォーマンスがいいかも?
いつかここに韓国語何万語通過とか書き込みたいものです。
ではでは〜。
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ひまぞさん、こんにちは。
旅行に行ってたのでお返事が遅くなりました。
〉英語の500万語と、中国語の500万字と
〉内容にしたらどっちが多くなるんだろ〜?
〉より短い語数(文字数)で表現できる言語って何だろうと
〉字幕を見ていていつも思います。(笑)
そういうことは考えないで、とりあえずその言語でこれだけ読んだ、という目安だと思うことにしています。
〉私も楽しくやれるのならば、試験勉強も他の方法も
〉何でもありでいいんじゃないのかなーって思っています。
〉多読の基本方針「HAPPY」はホントに何をするにも大切なことで
〉人は楽しいと思えたら続けられるし、続けていれば自然と身につくし。
〉ただその「楽しい」は人によっても、その時々でも変わるので
〉楽しい感覚を維持し続けることは言うほど簡単なことではないと実感しています。
そうですね。「楽しかったらなんでもいい」というのは確かにそうなんですが、自分が何を「楽しい」と感じるか、自分が好きなものが何か、を探すのが多読の一番の課題なんじゃないかと思います。特に語学の勉強だと思って始める人には「勉強」ではなく自分にとっての「楽しいこと」を探す感覚を身につけるという意識の変換が必要です。自分にとって楽しいことをどうやって探すかがわかってこそ「楽しければなんでもいい」と言えるんだと思います。
〉またその「楽しい」を基本に多読をしていく中でも
〉読書だけでなく語学一般についての伸びを実感できる人もいれば
〉読むこと自体の伸びすら実感できない人もいます。
〉語数をこなしていないというのはちょっと論外にさせてもらって
〉そこそこ語数を読んでいても読む本のレベルアップができないのには
〉本の選び方とか基礎学力の差とか何かあるのかな…と考えていましたが
〉いろんな要素が多すぎてよくわかりませんでした。
これは難しい問題ですね。ミもフタもないことを言えば、本人の「満足度」が大きいのかもしれません。「これだけしか読めない」「理解度が低い」と悩むとその通りになり、理解度が低くても「読めた!」と思って満足すればその通りになる…ということもあるんじゃないかと思います。
基礎学力でも、それをベースに読んでいくことが出来る人もいれば、受験などの勉強に毒されて洗い流さないといけない人もいて、プラスに働くか、マイナスに働くか、も人それぞれですし…。
〉先日、心理療法士で精神科医でもある方の復職についての講演を聴く機会があったのですが
〉「竜宮城でしか生きられない人たち」の復職アプローチの方法というのが
〉ちょっとおもしろくて、人生について全般に言えることで語学学習でも当てはまりそうなので
〉今度会った時にでもお話しましょう。
〉(ここでは批判と取りかねない人もでてくると思うので書けません。)
〉私は今は韓国語をちんまりやっています。
〉まだ9回限定初心者コースを終えたばかりの音や文字がわかるようになった程度ですが
〉以前は敷居の高く感じていた学習書がすごく楽になりました。
〉基本的なことを独学したら、次は会話と多読を始めようかなとか思ってます。
〉でも素材を考えると、ドラマでの多聴やメールでの筆記の方がコストパフォーマンスがいいかも?
〉いつかここに韓国語何万語通過とか書き込みたいものです。
韓国語ですか。私がおすすめしている「日本語が先」の「面白いほど身につく本」シリーズを聞き流すのはいかがでしょう。
最近は韓国語の素材も増えていますので、いろいろやってみるのもいいと思います。
〉ではでは〜。
それでは〜。
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お名前: Keny http://w-nest.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2009/7/6(15:13)
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杏樹さん!
「500万字達成おめでとう!!!」
ヽ(^。^)ノ
やっぱり私には杏樹さんは”ど根性”の人にしか見えない。
一方、私は…中国語の多読…全然進みません。
連れに
「3年もやって、まともに会話も出来ないなんておかしい!」
といじめられてます。
(T_T)
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Kenyさん、こんにちは。
〉杏樹さん!
〉「500万字達成おめでとう!!!」
〉ヽ(^。^)ノ
ありがとう!!!
〉やっぱり私には杏樹さんは”ど根性”の人にしか見えない。
ひまぞさんの返事にも書いたんですが、多読で一番重要なのは「自分にとって楽しいこと」を探すことです。そしてそれが一番大変なことなのかもしれません。でも好きなこと、楽しいことをしているとそれだけエネルギーも出るんですよ。
〉一方、私は…中国語の多読…全然進みません。
〉連れに
〉「3年もやって、まともに会話も出来ないなんておかしい!」
〉といじめられてます。
〉(T_T)
うわ〜、大変。でも私は3年どころかもっとずっと長くやっててもまだまだです。今週中国に行ってたんですが、なかなか聞き取れないし、しゃべるのもつたないし、なんでもっとうまくならないのかなーと思います。
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お名前: ガビー
投稿日: 2009/7/18(16:42)
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杏樹さんへ。
こんにちは。
お久しぶりです。ガビーです。
遅ればせながら、500万字通過おめでとうございます!!!もちろん、フランス語の多読も、おめでとうございます。
報告を読ませてい頂くと、本当に楽しく多読されているのを感じます。
私のほうは、体調を崩したこともあり、全く読めないことになっていますが・・・。
読まれた児童書などは、私の興味のある時代や登場人物の話が多く、どんなだろ・・と、想像してみたりしました。
短く、すみません。
ますます楽しくのんびり、多読を続けてください!!
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ガビーさん、こんにちは。
〉こんにちは。
〉お久しぶりです。ガビーです。
〉遅ればせながら、500万字通過おめでとうございます!!!もちろん、フランス語の多読も、おめでとうございます。
ありがとうございます!
私の方こそお返事が遅くなってしまいました。
〉報告を読ませてい頂くと、本当に楽しく多読されているのを感じます。
〉私のほうは、体調を崩したこともあり、全く読めないことになっていますが・・・。
〉読まれた児童書などは、私の興味のある時代や登場人物の話が多く、どんなだろ・・と、想像してみたりしました。
〉短く、すみません。
〉ますます楽しくのんびり、多読を続けてください!!
体調が良くないときは無理をしないで休んでください。
そしてまた新たな気持ちで読んでいけばいいと思います。