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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2009/6/8(01:45)
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中国語多読者の天堂蜻蛉です。
中国語多読を実践してらっしゃる皆さんに質問です。
字数をカウントしてらっしゃる方、どうカウントしておられますか?
中国語多読をしていると、本の奥付に記されている字数がいい加減な数字であることはすぐわかりますよね。でも、皆の共通の目安になりさえすればいいのだからあんまり目くじらを立てないでおこうと思っていました。
でも、英語多読と平行して中国語多読を始めてみて、やっぱりこれは問題だと思うようになりました。
北京大学出版社の中国語GRのことはもう報告しました。本文の正味字数が8000字ぐらいなのですが、奥付には24000字とあります。まあ、あれは本文以外に解説や前書き、グロッサリーなどの字数を含んでいるので、どうしても正味字数より多くなって、その結果、正味字数の3倍になってしまいます。。
次に、ピンインつきの本です。ピンインつきの本は、絵本・児童書を問わず、奥付けに字数が記されていないことがわりと多いです。この場合は、SSSの字数の数え方のやり方に則って正味の漢字字数を勘定することになります。
また、奥付けに字数が記されているピンインつきの本の場合、正味字数にわりと近い数字であるケースもあるし、わりとかけ離れているケースもあって、まちまちです。
いま、手元の本で実際に字数を調べてみました。
ピンインつき絵本Aの場合
SSSの方式で13000字
奥付けの字数52000字
ピンインつき絵本Bの場合
SSS方式で3600字
奥付けの字数4000字
ピンインつき児童書C
SSSの方式で51782字
奥付けの数字122000字
ピンインつき児童書D
SSSの方式で21420字
奥付けの数字73000字
以上から、ピンインつき絵本、児童書の場合、あまり漢字の正味字数と奥付けの字数表示との間にあまり相関関係がなさそうなことがわかります。
ちなみに、ピンインなしの一般書の場合、奥付の字数は、一行の字数×一頁の行数×頁数に近くてキリのよい数字になるようです。
わたし、これまで奥付けの字数で計算していたんですが、奥付けに字数表示がない本の字数をカウントしていませんでした。これをカウントするに当たり、自分で字数を勘定していたら、ふつふつと本の奥付けの数字で中国語多読を勘定することに疑問を覚えたわけなのです。
全部の本に字数表示があれば、まだいいんだけど、なまじ自分で字数を数え始めるとあんまりアバウトすぎる数字を勘定に入れるのは士気が下がります。
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天堂蜻蛉さん、こんにちは。
奥付の字数は前にも話題になったことがあります。これは日本語で文章の長さを表す「400字詰め原稿用紙○○枚」と同じ意味のようです。原稿用紙と考えますと、句読点はもちろん、改行しても残った空間の数がカウントされます。ですから、例えば20字×40行の空間があれば、そこに実際にどれだけの文字が入っていようと20×40=80字と計算されるわけです。
ですから私は中国語とフランス語の本は誰も読んでいなくて字数・語数がわからないので、ぜーんぶ自分で数えています。絵本なら数取り器で一字ずつ、もう少し字が多い絵本ですと1ページの字数を数えて何ページかで平均を取ってページ数をかける、普通に字が詰まっている本やマンガはこのサイトに書いてある「語数の数え方」で。ですから1冊読んだら語数カウントです。面倒です。再読などでカウントしなくていい本を読むとほっとします。
誤差は当然ありますが、他に読む人はほとんどいないと思って適当でいいことにしています。やっぱり多読は適当、いいかげんにするのが続けるコツですから。