[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(01:02)]
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お名前: たかぽん
投稿日: 2007/4/30(22:19)
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みなさんこんちは!
〉3人で日向ぼっこしながらお茶すすってるような感じですね〜。
〉(で、お茶うけがわりに本がちらばってる・・)
いえ。やはりお茶うけは、お菓子がいいです。。
ちょっと渋めのお茶に羊羹なんか、たまらんですねー。
(ところで、何で羊羹っていうんだ? 羊なんて関係ないっしょ。)
〉台湾出身で中学か高校のときから日本にいる人に聞いた話です。
〉学校の授業で「春眠暁を覚えず」をやったときに、
〉先生にこれ知ってるかときかれて、もちろん知ってるよと
〉中国語で読んだんだって。で、先生とクラスメートが、
〉すごーい! 音が同じだー!
〉リズムがあるー!
〉って盛り上がったんだって。
あー! いいですねー!
NHKのテレビだったかラジオだったか、漢詩を読む番組があって、(石川忠久さんだったか)
それで中国語で読んではって、おー!いいなー!と思ったものです。
〉彼女は腹の中で、だって詩だもん、音が同じでリズムがあるの
〉あたりまえじゃないと思ったんだって。
たしかに。(笑)
詩ですもんね。
そういえば、Zackが、言う言葉がぜんぶ詩になってしまう病気にかかったことがありましたね。
しかし私、英語で、聞いてすぐ、「あ。詩になってる。」と気づかないんですけどね。
そのうちわかるんでしょうかね。
日本語だと、七五調になってると、わかりますよね。でも、日本語の場合は、
韻についてはあんまりやかましくないですよね。
〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉とても苦痛だったそうな。
でしょうねぇ。
あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
中国語の発音がわかれば一番ですけど、Ryotasanが下で書いてくださってるように、
音読みで読むようにするといいかもしれませんねー。特に詩はね。
唐詩なんかを、シャドウイングするのもいいなー。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2007/5/1(01:14)
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たかぽん、アトムさん、Julieさん、こんばんぽん
〉〉台湾出身で中学か高校のときから日本にいる人に聞いた話です。
〉〉学校の授業で「春眠暁を覚えず」をやったときに、
〉〉先生にこれ知ってるかときかれて、もちろん知ってるよと
〉〉中国語で読んだんだって。で、先生とクラスメートが、
〉〉すごーい! 音が同じだー!
〉〉リズムがあるー!
〉〉って盛り上がったんだって。
〉あー! いいですねー!
いいですねー。一緒の教室にいた人、生で聞けたなんて。
〉NHKのテレビだったかラジオだったか、漢詩を読む番組があって、(石川忠久さんだったか)
〉それで中国語で読んではって、おー!いいなー!と思ったものです。
教育テレビで「漢詩紀行」という、短くて細々と続いている番組があります。今は平日の朝5時からやってます。主音声は日本語式の訓読ですが、副音声にすると中国読みが聞けます。
〉〉彼女は腹の中で、だって詩だもん、音が同じでリズムがあるの
〉〉あたりまえじゃないと思ったんだって。
〉たしかに。(笑)
〉詩ですもんね。
向こうでは「詩」とはそういうものなんですね。
〉そういえば、Zackが、言う言葉がぜんぶ詩になってしまう病気にかかったことがありましたね。
〉しかし私、英語で、聞いてすぐ、「あ。詩になってる。」と気づかないんですけどね。
〉そのうちわかるんでしょうかね。
〉日本語だと、七五調になってると、わかりますよね。でも、日本語の場合は、
〉韻についてはあんまりやかましくないですよね。
日本語は韻を踏みにくい言葉ですね。強弱アクセントではなく上がり下がりイントネーションだということと、文法的に動詞が最後に来るので文末は「でした」「ました」になりやすいから脚韻は難しい。
〉〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉〉とても苦痛だったそうな。
〉でしょうねぇ。
〉あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
〉中国語の発音がわかれば一番ですけど、Ryotasanが下で書いてくださってるように、
〉音読みで読むようにするといいかもしれませんねー。特に詩はね。
〉唐詩なんかを、シャドウイングするのもいいなー。
「漢詩紀行」(「監視機構」って変換される…)の副音声をシャドウイングしてみます?
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杏樹ぽんぽーん!
〉〉NHKのテレビだったかラジオだったか、漢詩を読む番組があって、(石川忠久さんだったか)
〉〉それで中国語で読んではって、おー!いいなー!と思ったものです。
〉教育テレビで「漢詩紀行」という、短くて細々と続いている番組があります。今は平日の朝5時からやってます。主音声は日本語式の訓読ですが、副音声にすると中国読みが聞けます。
聞けました! 感動!
(でも、ラジオだったような気がするなぁ。副音声という裏技は使わなかったから… 気のせいかな。)
やっぱりこれは、当時(唐時)の発音なんでしょうね。
詩は音ですねー、やっぱり。
〉〉日本語だと、七五調になってると、わかりますよね。でも、日本語の場合は、
〉〉韻についてはあんまりやかましくないですよね。
〉日本語は韻を踏みにくい言葉ですね。強弱アクセントではなく上がり下がりイントネーションだということと、文法的に動詞が最後に来るので文末は「でした」「ました」になりやすいから脚韻は難しい。
たしかに、脚韻というのは、あまり無いですねー。
頭をいろいろ細工して遊ぶことが多いかな? あと、言葉を忍び込ませたり。
〉〉中国語の発音がわかれば一番ですけど、Ryotasanが下で書いてくださってるように、
〉〉音読みで読むようにするといいかもしれませんねー。特に詩はね。
〉〉唐詩なんかを、シャドウイングするのもいいなー。
〉「漢詩紀行」(「監視機構」って変換される…)の副音声をシャドウイングしてみます?
ちょっとやってみましたけど、ゆっくりなので、案外やりやすいですね。
ぜんぜん正確には言えてないと思いますが。。
(「監視機構」はすごいですね。そんな番組イヤです。。)
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/5/4(23:44)
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杏樹さん、たかぽん、アトムさん、こんばんぽん!
どこにレスつけようか迷いましたが、ここへ。
(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
〉〉〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉〉〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉〉〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉〉〉とても苦痛だったそうな。
〉〉でしょうねぇ。
〉〉あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
そうそう、あの読むための便宜というのは、
中国語を日本語に変換しようとする涙ぐましい努力ですよね。
たしか平安時代(そのあとも?)、公式文書は漢文だったんですよね。
漢字から平仮名が派生して、やっと日本語を和文で書けるようになった、
でも、和文で書いても許されるのは女の特権だった。
男はいちおー、漢文でむずかしげに書かなきゃいけなかった。
古典にも、漢文の影響を色濃く受けた文体と
和文(書き言葉じゃなくて口語)の文体がありますが、
漢文系より和文系のほうが読みやすいのではないかしらん?
時代より、そっちのほうが読みやすさに影響しそうなのでは??
といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
とたかぽんの感想を読んで思いました。
徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
ちょうど村上春樹を読むと、英語読んでるような感じがするみたいに。
川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
そうそう、伝聞の古典といえば、「歎異抄」がいいのだそうです。
あれは親鸞の教えをお弟子さんたちが伝え聞いて書いているのだけど、
日本語のそもそもの伝聞の書き方ってこうだよねえ〜と
しみじみするのだそうです。
(そうきいて読んだことがあるけど、私にはさっぱりでしたー)
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お名前: アトム http://abookstop.blog8.fc2.com/
投稿日: 2007/5/5(20:40)
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〉(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
今日はまさにそんな日ですね。(でも食べなかった。昨日すあまを食べ過ぎた)
日本語のふかーい話は私には出来ませんが、
〉といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
〉基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
〉伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
〉とたかぽんの感想を読んで思いました。
私はなんだか昔から源氏物語は難しいと思い込んでいるようで、
今回この話がでたときも、源氏物語を読みたいとは思わなかったです。
それに長いでしょ?(笑)
〉徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
〉いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
これは読みやすそうなイメージがあるんですよね。
(源氏物語も徒然草も、やさしいむずかしいの根拠は私のイメージだけで)
〉夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
〉漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
そういえば夏目漱石は硬い感じがしたなあ。
(三島由紀夫は読んだ記憶がない)
〉川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
〉和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
〉(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
川端康成はやわらかい感じがしますね。
幸田文もたぶんそうだったとおもう(覚えていない)
私もこっちのほうが読みたいなー
口当たりのいいほうを。
(こうして現代の小説は軽くなっていくのか・・)
〉そうそう、伝聞の古典といえば、「歎異抄」がいいのだそうです。
〉あれは親鸞の教えをお弟子さんたちが伝え聞いて書いているのだけど、
〉日本語のそもそもの伝聞の書き方ってこうだよねえ〜と
〉しみじみするのだそうです。
〉(そうきいて読んだことがあるけど、私にはさっぱりでしたー)
へえええ、いつか、そのうち読んでみよー、ありがとうJulieさん。
(今は独語も読みたくって、いつ読めるかわからないの。ほんとみんなどうやって本を読む時間を作ってるんだろ)
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/5/7(12:42)
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アトムさん、こんにちは!遅くなりました。
〉〉(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
〉今日はまさにそんな日ですね。(でも食べなかった。昨日すあまを食べ過ぎた)
旅先で買ったゆずまんじゅうを食べてました。
すっかり忘れて6日に柏餅をたべた(それでも食べる、縁起物だもん)。
〉日本語のふかーい話は私には出来ませんが、
なにをおっしゃいます、奥様。(ほほほほほ)
〉〉といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
〉〉基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
〉〉伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
〉〉とたかぽんの感想を読んで思いました。
〉私はなんだか昔から源氏物語は難しいと思い込んでいるようで、
〉今回この話がでたときも、源氏物語を読みたいとは思わなかったです。
〉それに長いでしょ?(笑)
うん、長い長い。円地文子さんの訳で途中まで読んだけど
息子の代になって、ヤになった(笑)。
話の大筋は、昼メロの奥様よろめきドラマだと思うんだけど…
和歌のやりとりも一見自然を詠んでいるようで、じつは艶っぽい(笑)。
(紫式部さん、ごめんなさい)
豪華絢爛な宮中行事の描写もあるんだけど、飛ばしました。
(紫式部さん、ごめんなさい)
(で、昼メロよろめきドラマをアトムさんが読みたいかどうかは別)
〉〉徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
〉〉いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
〉これは読みやすそうなイメージがあるんですよね。
〉(源氏物語も徒然草も、やさしいむずかしいの根拠は私のイメージだけで)
イメージばんざい!
〉〉夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
〉〉漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
〉そういえば夏目漱石は硬い感じがしたなあ。
〉(三島由紀夫は読んだ記憶がない)
「吾輩は猫である」ってのが、そもそも漢文(英語直訳?)っぽいような気がする…。
だからって、やまとことばだとどうなのだというと困るけど。
「猫にござる」(…侍か)
〉〉川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
〉〉和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
〉〉(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
〉川端康成はやわらかい感じがしますね。
〉幸田文もたぶんそうだったとおもう(覚えていない)
〉私もこっちのほうが読みたいなー
〉口当たりのいいほうを。
〉(こうして現代の小説は軽くなっていくのか・・)
やわらかいよー。
そして衝撃がある。おおっ、主語がない、とかおもう・・・。
〉〉そうそう、伝聞の古典といえば、「歎異抄」がいいのだそうです。
〉〉あれは親鸞の教えをお弟子さんたちが伝え聞いて書いているのだけど、
〉〉日本語のそもそもの伝聞の書き方ってこうだよねえ〜と
〉〉しみじみするのだそうです。
〉〉(そうきいて読んだことがあるけど、私にはさっぱりでしたー)
〉へえええ、いつか、そのうち読んでみよー、ありがとうJulieさん。
〉(今は独語も読みたくって、いつ読めるかわからないの。ほんとみんなどうやって本を読む時間を作ってるんだろ)
ドイツ語、20万語だもんね。すごいなあ。
(おめでとうございます!!)
わたしも、読みたいリストばかりが増えています。
(そして忘れていく・爆)
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お名前: アトム http://abookstop.blog8.fc2.com/
投稿日: 2007/5/7(19:44)
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Julieさん、こんばんはー
〉〉日本語のふかーい話は私には出来ませんが、
〉なにをおっしゃいます、奥様。(ほほほほほ)
いえいえ、とんでもございません (うふふふふ)
〉〉私はなんだか昔から源氏物語は難しいと思い込んでいるようで、
〉〉今回この話がでたときも、源氏物語を読みたいとは思わなかったです。
〉〉それに長いでしょ?(笑)
〉話の大筋は、昼メロの奥様よろめきドラマだと思うんだけど…
〉和歌のやりとりも一見自然を詠んでいるようで、じつは艶っぽい(笑)。
〉(紫式部さん、ごめんなさい)
〉豪華絢爛な宮中行事の描写もあるんだけど、飛ばしました。
〉(紫式部さん、ごめんなさい)
〉(で、昼メロよろめきドラマをアトムさんが読みたいかどうかは別)
そうそう、昼メロだから読むのが面倒だったんだけど今ならどうだろ(え)
〉〉〉徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
〉〉〉いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
〉「吾輩は猫である」ってのが、そもそも漢文(英語直訳?)っぽいような気がする…。
〉だからって、やまとことばだとどうなのだというと困るけど。
〉「猫にござる」(…侍か)
彼の文章は硬い中にもリズムがあって悪くないと思いますが(私は何者)
侍猫は商品化されそう。
「吾輩は猫である」より「坊ちゃん」のほうがわかりやすかったような気がする。
〉〉〉川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
〉〉〉和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
〉〉〉(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
〉〉川端康成はやわらかい感じがしますね。
〉〉幸田文もたぶんそうだったとおもう(覚えていない)
〉〉私もこっちのほうが読みたいなー
〉〉口当たりのいいほうを。
〉〉(こうして現代の小説は軽くなっていくのか・・)
〉やわらかいよー。
〉そして衝撃がある。おおっ、主語がない、とかおもう・・・。
ほうほう。
ほかに柔らかい文章ってどんなのがあるかなあ。
たかぽんがいろいろ書いてくれていましたね、よかったですね。
〉ドイツ語、20万語だもんね。すごいなあ。
〉(おめでとうございます!!)
ありがとうございます!
そうだ、同じ板だった。
あんまりすごくないよー、続けていればいつか20万語になるんだよー(何年かかってもね)
大きな本屋さんに行って独語本をゲットした直後はやる気に満ちて語数が進むんです。
〉わたしも、読みたいリストばかりが増えています。
〉(そして忘れていく・爆)
読みたい本をリストアップしても全部読める気がしない(笑
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/5/8(22:18)
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アトムさん、こんばんはー
〉そうそう、昼メロだから読むのが面倒だったんだけど今ならどうだろ(え)
ええーっ!(笑)
〉「吾輩は猫である」より「坊ちゃん」のほうがわかりやすかったような気がする。
これは賛成!
「吾輩は猫である」は、作家先生の、愚痴交じりの日常エッセーで、
あまり物語っぽい流れがなかったような気がする〜。
〉〉ドイツ語、20万語だもんね。すごいなあ。
〉〉(おめでとうございます!!)
〉ありがとうございます!
〉そうだ、同じ板だった。
〉あんまりすごくないよー、続けていればいつか20万語になるんだよー(何年かかってもね)
あ、そうか、そういう日がくるんだねー。
わたしもフランス語すこし読もう。
アトムさん、ありがと!
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お名前: たかぽん
投稿日: 2007/5/5(22:47)
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Julieぽん、みなさん、こんばんは!
〉杏樹さん、たかぽん、アトムさん、こんばんぽん!
〉どこにレスつけようか迷いましたが、ここへ。
あー、もー、どこなとどうぞー
〉(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
お!いいですねー。
今日は食べなかったなー。
葉っぱの香りが好きですねー。
〉〉〉〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉〉〉〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉〉〉〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉〉〉〉とても苦痛だったそうな。
〉〉〉でしょうねぇ。
〉〉〉あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
〉そうそう、あの読むための便宜というのは、
〉中国語を日本語に変換しようとする涙ぐましい努力ですよね。
そうですねー。
でも、ここ数日で、あの訓読というのも、それで一種独特の日本文化なのかなー
という気もしてきました。
原田種成「私の漢文講義」という本をあらためて読んでみまして。。
(とってもいい本です。。)
〉たしか平安時代(そのあとも?)、公式文書は漢文だったんですよね。
そのようですね。いつごろまでそうだったんでしょうね。明治までかな?
〉漢字から平仮名が派生して、やっと日本語を和文で書けるようになった、
〉でも、和文で書いても許されるのは女の特権だった。
〉男はいちおー、漢文でむずかしげに書かなきゃいけなかった。
うーん。ここはどうだったんでしょうねぇ。
平仮名派生前にも、万葉仮名とかで和文は書けたと思います。
男もいちおう和文は書けた。(歌とか)
でも、平仮名はもともと女文字だったって言いますよね。
男が仮名で何か書こうとすると、紀貫之の土佐日記みたいに
「男もすなるにきというものを女もしてみむとてするなり」と、
女のふりして書くことになる?
でも、歌とか、男だって平仮名を使ってますしねぇ…
なんだか、私には手に余る問題かもしれない…
このあたりのことが、高島俊男「漢字と日本人」(文春新書)に詳しく書いてたと思うけど、
すっかり忘れてしまった…
〉古典にも、漢文の影響を色濃く受けた文体と
〉和文(書き言葉じゃなくて口語)の文体がありますが、
〉漢文系より和文系のほうが読みやすいのではないかしらん?
うーん。必ずしもそうとも言えないような…
漢文のほうが、ばしっ、ばしっと言い切ってて、言葉さえわかれば、
あんがい読みやすかったりするかなと思います。
和文(やまとことば主体の)で、るる流れていくんだけど、誰がなにしてるのか
よくわからないような文章もありますね…
〉時代より、そっちのほうが読みやすさに影響しそうなのでは??
時代よりも、その文章の特徴ってのは、確かにあると思います。
源氏物語は難しそうだなーと思うけど、それより古い竹取物語は読みやすい。
〉といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
〉基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
〉伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
〉とたかぽんの感想を読んで思いました。
たかぽんの感想はアテにしないでねー!
(心アテに折らばや折らんー!(?))
源氏物語は、あんまり読んでないのにあれなんですけど、会話文とか多くて、
「もののあはれ」の物語だけに、微妙な心理描写なんかも巧み(っぽい)ので、
それでわかりにくいかもですねー。(読んでないのに言ってます…)
しかしそれだけに、はまればはまるというか、かめばかむほど、味わり深いんでしょうね。
〉徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
〉いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
そうですねー。ちょっと読んだ感じでは、さくっ、さくっ、とした感じですね。
どっちかというと、漢文の簡潔さの影響が強いかも。男の作品だなーと思います。
〉夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
〉漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
〉ちょうど村上春樹を読むと、英語読んでるような感じがするみたいに。
〉川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
〉和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
〉(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
そうですねぇ。。
ぜんぜん思いつかないんですけど、太宰治の「富嶽百景」「女生徒」、
岡本かの子、向田邦子、の書き方ってか、言葉の使い方は好きですかねー。
〉そうそう、伝聞の古典といえば、「歎異抄」がいいのだそうです。
〉あれは親鸞の教えをお弟子さんたちが伝え聞いて書いているのだけど、
〉日本語のそもそもの伝聞の書き方ってこうだよねえ〜と
〉しみじみするのだそうです。
〉(そうきいて読んだことがあるけど、私にはさっぱりでしたー)
へぇ〜。読んだことないですねぇ〜。
歎異抄は三人称、かぁ〜。
次から次へと、興味深い本が出てくるなぁ。困ったなぁ…(笑)
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/5/7(13:56)
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たかぽん、ぽんぽこ! 遅くなってすまぬ〜。
タイトル、「匂いをかがれる かぐや姫 ~日本昔話 Remix~」という
本が出ていたのでした。
昔話を機械翻訳で英訳、さらにそれを機械で和訳すると
とんでもない日本語になるという…。
もとの文、英訳、和訳が並んでます。
(うっかりすると気持ち悪くなるので用法と容量にご注意)
〉〉(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
〉お!いいですねー。
〉今日は食べなかったなー。
〉葉っぱの香りが好きですねー。
いい香りですよねー。
〉〉〉〉〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉〉〉〉〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉〉〉〉〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉〉〉〉〉とても苦痛だったそうな。
〉〉〉〉でしょうねぇ。
〉〉〉〉あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
〉〉そうそう、あの読むための便宜というのは、
〉〉中国語を日本語に変換しようとする涙ぐましい努力ですよね。
〉そうですねー。
〉でも、ここ数日で、あの訓読というのも、それで一種独特の日本文化なのかなー
〉という気もしてきました。
〉原田種成「私の漢文講義」という本をあらためて読んでみまして。。
〉(とってもいい本です。。)
へえ。なんだか面白そう・・・。
〉〉たしか平安時代(そのあとも?)、公式文書は漢文だったんですよね。
〉そのようですね。いつごろまでそうだったんでしょうね。明治までかな?
〉〉漢字から平仮名が派生して、やっと日本語を和文で書けるようになった、
〉〉でも、和文で書いても許されるのは女の特権だった。
〉〉男はいちおー、漢文でむずかしげに書かなきゃいけなかった。
〉うーん。ここはどうだったんでしょうねぇ。
〉平仮名派生前にも、万葉仮名とかで和文は書けたと思います。
〉男もいちおう和文は書けた。(歌とか)
〉でも、平仮名はもともと女文字だったって言いますよね。
〉男が仮名で何か書こうとすると、紀貫之の土佐日記みたいに
〉「男もすなるにきというものを女もしてみむとてするなり」と、
〉女のふりして書くことになる?
〉でも、歌とか、男だって平仮名を使ってますしねぇ…
〉なんだか、私には手に余る問題かもしれない…
すみません、このへん、断定的に書きすぎました。
漢文系と大和言葉系がありそう、っていいたかった。
〉このあたりのことが、高島俊男「漢字と日本人」(文春新書)に詳しく書いてたと思うけど、
〉すっかり忘れてしまった…
へえ。そんな本も…。ありがとう!
〉〉古典にも、漢文の影響を色濃く受けた文体と
〉〉和文(書き言葉じゃなくて口語)の文体がありますが、
〉〉漢文系より和文系のほうが読みやすいのではないかしらん?
〉うーん。必ずしもそうとも言えないような…
〉漢文のほうが、ばしっ、ばしっと言い切ってて、言葉さえわかれば、
〉あんがい読みやすかったりするかなと思います。
なるほど〜。
ばしっと簡潔なところはありますよね。
〉和文(やまとことば主体の)で、るる流れていくんだけど、誰がなにしてるのか
〉よくわからないような文章もありますね…
ああっ、そうそう!
気がつくと、るると流されて、まるっとわからない。
でもその流されっぷりが好き!(爆)
(ろくに読んでもいないのに、すみません)
〉〉時代より、そっちのほうが読みやすさに影響しそうなのでは??
〉時代よりも、その文章の特徴ってのは、確かにあると思います。
〉源氏物語は難しそうだなーと思うけど、それより古い竹取物語は読みやすい。
ああ、そうなんだー。
〉〉といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
〉〉基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
〉〉伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
〉〉とたかぽんの感想を読んで思いました。
〉たかぽんの感想はアテにしないでねー!
〉(心アテに折らばや折らんー!(?))
いえいえ、こちらこそ、読んでないのにすみません。
(白菊の花ー!(?))
〉源氏物語は、あんまり読んでないのにあれなんですけど、会話文とか多くて、
〉「もののあはれ」の物語だけに、微妙な心理描写なんかも巧み(っぽい)ので、
〉それでわかりにくいかもですねー。(読んでないのに言ってます…)
〉しかしそれだけに、はまればはまるというか、かめばかむほど、味わり深いんでしょうね。
るるると読んでるととんでもないことが書いてあったような気がします。
(部屋に○ンコまかれた、とかそういうのありませんでしたっけ?)
〉〉徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
〉〉いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
〉そうですねー。ちょっと読んだ感じでは、さくっ、さくっ、とした感じですね。
〉どっちかというと、漢文の簡潔さの影響が強いかも。男の作品だなーと思います。
ああ、読みたいなあ。
〉〉夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
〉〉漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
〉〉ちょうど村上春樹を読むと、英語読んでるような感じがするみたいに。
〉〉川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
〉〉和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
〉〉(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
〉そうですねぇ。。
〉ぜんぜん思いつかないんですけど、太宰治の「富嶽百景」「女生徒」、
〉岡本かの子、向田邦子、の書き方ってか、言葉の使い方は好きですかねー。
ありがとうございます。みごとに読んでないです(爆)。
読んでみよっと。
なんかねー、多読してると和訳しないようにしてるとはいえ、
変な、英文直訳調の日本語がたまってくる感があって、
たまに、とても日本語らしい本が読みたくなるんです。
そんな気分のときに、村上春樹を読むと、
日本語なのに英語のままの感じで読めちゃって
求めているのはこれじゃないって時があるんです。
そんな気分のときに漱石とか三島とかのぞいてみても、
ピンとこなくて、志賀直哉ならとおもったらイマイチで、
なにかやわらかい言葉の本を探していたのでした。
だから、ありがとうね、たかぽん!
(あ、井伏鱒二は適度に漢文調で気持ちよかった)
〉歎異抄は三人称、かぁ〜。
ええと、He said that ... and that ...ってところがほとんどなくて、
自分が親鸞になったかのように断定して書いているような…(^^;
日本人の伝聞口調って、そういえばそうかも。
(よくわからずに書いてます・・・)
〉次から次へと、興味深い本が出てくるなぁ。困ったなぁ…(笑)
こちらこそ、たくさん教えてもらって、ありがとうでしたー!
(本屋にいって困ることにしよっと・笑)
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お名前: たかぽん
投稿日: 2007/5/10(22:37)
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Julieぽん、ぽこぽん!
ほんとに「嗅ぐや姫」と思う人がいるといけないので、直しておきました。
〉たかぽん、ぽんぽこ! 遅くなってすまぬ〜。
なんでぇ。水くせえなぁ。俺とおめえの仲じゃねえか。ま、いっぺえやんな!
〉タイトル、「匂いをかがれる かぐや姫 ~日本昔話 Remix~」という
〉本が出ていたのでした。
〉昔話を機械翻訳で英訳、さらにそれを機械で和訳すると
〉とんでもない日本語になるという…。
〉もとの文、英訳、和訳が並んでます。
〉(うっかりすると気持ち悪くなるので用法と容量にご注意)
私も、翻訳こんにゃくでよく遊びます。
日英、英日、日英、・・・
すごい文章になっていくとともに、オレ何やってんだろという気分にもなります…
〉〉〉(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
〉〉お!いいですねー。
〉〉今日は食べなかったなー。
〉〉葉っぱの香りが好きですねー。
〉いい香りですよねー。
前にも言ったかもだけど、こちらで「かしわ」というと鶏肉も指します。
でも、「かしわもち」と聞いて鶏肉を想起することはありません。
うまくできてるなー。(翻訳機械だとどうなるか…)
〉〉〉〉〉〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉〉〉〉〉〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉〉〉〉〉〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉〉〉〉〉〉とても苦痛だったそうな。
〉〉〉〉〉でしょうねぇ。
〉〉〉〉〉あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
〉〉〉そうそう、あの読むための便宜というのは、
〉〉〉中国語を日本語に変換しようとする涙ぐましい努力ですよね。
〉〉そうですねー。
〉〉でも、ここ数日で、あの訓読というのも、それで一種独特の日本文化なのかなー
〉〉という気もしてきました。
〉〉原田種成「私の漢文講義」という本をあらためて読んでみまして。。
〉〉(とってもいい本です。。)
〉へえ。なんだか面白そう・・・。
あんまり興味なさそう・・・。
いえいえ、いいんですが。なんせ原田氏は、「漢字漢文の権化」と言われているので、
とっつきにくいと思います。
でも、ほほー、って話がいっぱいあってね。
ほとんど忘れたんだけど・・・
あ、そうそう。
いち、に、さん、「よん」、ご、ろく、「なな」 って言うのは間違いなんだってね。
「よん」「なな」だけが訓読み。
いち、に、さん、「し」、ご、ろく、「しち」、 って言わなければならない。
「四十七士」は「しじゅうしちし」。「よんじゅうななし」ではない。
「九十九里浜」を「ここのじゅうここのりはま」とは言わないでしょ?
「よんじゅうごさいです」とか、「ななじゅうよんさいです」なんて言うのはおかしい。
昔は、誰もそんな言い方をしてなかった。
(※でも、「しちじゅうしさい」って言ってたのかなぁ… ちょっと自信無し…)
そんな言い方をし始めたのは、NHKのラジオ放送。
「しじゅう」「しちじゅう」「し」「しち」がまぎらわしいってんで、
便宜的に「よんじゅう」「ななじゅう」を始めた。
その誤用が広まって、すっかり定着してしまったらしい。
いやはや。
〉〉〉たしか平安時代(そのあとも?)、公式文書は漢文だったんですよね。
〉〉そのようですね。いつごろまでそうだったんでしょうね。明治までかな?
〉〉〉漢字から平仮名が派生して、やっと日本語を和文で書けるようになった、
〉〉〉でも、和文で書いても許されるのは女の特権だった。
〉〉〉男はいちおー、漢文でむずかしげに書かなきゃいけなかった。
〉〉うーん。ここはどうだったんでしょうねぇ。
〉〉平仮名派生前にも、万葉仮名とかで和文は書けたと思います。
〉〉男もいちおう和文は書けた。(歌とか)
〉〉でも、平仮名はもともと女文字だったって言いますよね。
〉〉男が仮名で何か書こうとすると、紀貫之の土佐日記みたいに
〉〉「男もすなるにきというものを女もしてみむとてするなり」と、
〉〉女のふりして書くことになる?
〉〉でも、歌とか、男だって平仮名を使ってますしねぇ…
〉〉なんだか、私には手に余る問題かもしれない…
〉すみません、このへん、断定的に書きすぎました。
〉漢文系と大和言葉系がありそう、っていいたかった。
なるほど。
でも、男があんまり女みたいな文章書いたり、女みたいな筆蹟で書いたりは
できなかったでしょうねー。
〉〉このあたりのことが、高島俊男「漢字と日本人」(文春新書)に詳しく書いてたと思うけど、
〉〉すっかり忘れてしまった…
〉へえ。そんな本も…。ありがとう!
これは必読!って感じの本だったねー。内容忘れてしまったけど…
〉〉〉古典にも、漢文の影響を色濃く受けた文体と
〉〉〉和文(書き言葉じゃなくて口語)の文体がありますが、
〉〉〉漢文系より和文系のほうが読みやすいのではないかしらん?
〉〉うーん。必ずしもそうとも言えないような…
〉〉漢文のほうが、ばしっ、ばしっと言い切ってて、言葉さえわかれば、
〉〉あんがい読みやすかったりするかなと思います。
〉なるほど〜。
〉ばしっと簡潔なところはありますよね。
漢字が表意文字だから、漢字さえわかれば、かなり意味とれる。
ばしっ、ばしっ、と。
そのかわり、冗長でないぶん、省略・飛躍も多くて、つながらなく感じることもある。
〉〉和文(やまとことば主体の)で、るる流れていくんだけど、誰がなにしてるのか
〉〉よくわからないような文章もありますね…
〉ああっ、そうそう!
〉気がつくと、るると流されて、まるっとわからない。
〉でもその流されっぷりが好き!(爆)
〉(ろくに読んでもいないのに、すみません)
あやまるなって! さ、ぐぐっとあけてくんな!
いやほんと、流されっぷりがたまらない文章ってありますよね。やまとことば。
〉〉〉時代より、そっちのほうが読みやすさに影響しそうなのでは??
〉〉時代よりも、その文章の特徴ってのは、確かにあると思います。
〉〉源氏物語は難しそうだなーと思うけど、それより古い竹取物語は読みやすい。
〉ああ、そうなんだー。
うん。インド人うそつかないよー。
〉〉〉といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
〉〉〉基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
〉〉〉伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
〉〉〉とたかぽんの感想を読んで思いました。
〉〉たかぽんの感想はアテにしないでねー!
〉〉(心アテに折らばや折らんー!(?))
〉いえいえ、こちらこそ、読んでないのにすみません。
〉(白菊の花ー!(?))
さっそく読んだみたいだねー!
(おきまどわせるー!(?))
〉〉源氏物語は、あんまり読んでないのにあれなんですけど、会話文とか多くて、
〉〉「もののあはれ」の物語だけに、微妙な心理描写なんかも巧み(っぽい)ので、
〉〉それでわかりにくいかもですねー。(読んでないのに言ってます…)
〉〉しかしそれだけに、はまればはまるというか、かめばかむほど、味わり深いんでしょうね。
〉るるると読んでるととんでもないことが書いてあったような気がします。
〉(部屋に○ンコまかれた、とかそういうのありませんでしたっけ?)
部屋にハンコばらまいたら危ないよねー。バナナの皮以上に。(ん?)
〉〉〉徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
〉〉〉いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
〉〉そうですねー。ちょっと読んだ感じでは、さくっ、さくっ、とした感じですね。
〉〉どっちかというと、漢文の簡潔さの影響が強いかも。男の作品だなーと思います。
〉ああ、読みたいなあ。
読んでみてー。
〉〉〉夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
〉〉〉漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
〉〉〉ちょうど村上春樹を読むと、英語読んでるような感じがするみたいに。
〉〉〉川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
〉〉〉和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
〉〉〉(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
〉〉そうですねぇ。。
〉〉ぜんぜん思いつかないんですけど、太宰治の「富嶽百景」「女生徒」、
〉〉岡本かの子、向田邦子、の書き方ってか、言葉の使い方は好きですかねー。
〉ありがとうございます。みごとに読んでないです(爆)。
〉読んでみよっと。
後から思えば、ご要望にはあてはまらないかもしれない…
てきとうに捨ててね。いや、待ってもらってね。(笑)
〉なんかねー、多読してると和訳しないようにしてるとはいえ、
〉変な、英文直訳調の日本語がたまってくる感があって、
〉たまに、とても日本語らしい本が読みたくなるんです。
〉そんな気分のときに、村上春樹を読むと、
〉日本語なのに英語のままの感じで読めちゃって
〉求めているのはこれじゃないって時があるんです。
なるほどねー。
このごろは、「日本語らしい」ってのも難しいねー。
そんなときは、もう、古文にるる流されるのが一番じゃないかねぇ。(笑)
〉そんな気分のときに漱石とか三島とかのぞいてみても、
〉ピンとこなくて、志賀直哉ならとおもったらイマイチで、
〉なにかやわらかい言葉の本を探していたのでした。
〉だから、ありがとうね、たかぽん!
感謝するのは早すぎますぜ奥さん。(微笑)
〉(あ、井伏鱒二は適度に漢文調で気持ちよかった)
井伏鱒二もいいねー。って、読んだのはもうずいぶん昔だけど。。
いまは星新一を、だーーーーーーーーーーって読みたいなア。
〉〉歎異抄は三人称、かぁ〜。
〉ええと、He said that ... and that ...ってところがほとんどなくて、
〉自分が親鸞になったかのように断定して書いているような…(^^;
〉日本人の伝聞口調って、そういえばそうかも。
〉(よくわからずに書いてます・・・)
そうなのかぁ。
読むのはずいぶん先かなぁ。。
〉〉次から次へと、興味深い本が出てくるなぁ。困ったなぁ…(笑)
〉こちらこそ、たくさん教えてもらって、ありがとうでしたー!
〉(本屋にいって困ることにしよっと・笑)
困ってください。私のかわりに…
(いま、本屋は危険なので、自粛中なの…)
ではでは!
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/5/15(15:17)
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たかぽん、ぽんぽこ!
〉ほんとに「嗅ぐや姫」と思う人がいるといけないので、直しておきました。
さすが。江戸川乱歩の「人間椅子」みたいで好きー。
〉なんでぇ。水くせえなぁ。俺とおめえの仲じゃねえか。ま、いっぺえやんな!
おっとっと、ありがとー。(ぐびぐび)
では遠慮なく、ばっさりして。(おひおひ)
〉前にも言ったかもだけど、こちらで「かしわ」というと鶏肉も指します。
〉でも、「かしわもち」と聞いて鶏肉を想起することはありません。
〉うまくできてるなー。(翻訳機械だとどうなるか…)
お店のメニューではじめて「かしわ」をみたときは、
柏餅を焼くのかなーと思いました(笑)。
ちなみに「かしわもち」を某翻訳サイトにかけてみたところ、
次のように順次変わっていきました。
かしわもち
Rice cake wrapped up in an oak-leaf
もちはオークの木の葉を包みました。
メルヘンですねー。
〉〉〉原田種成「私の漢文講義」という本をあらためて読んでみまして。。
〉〉〉(とってもいい本です。。)
〉〉へえ。なんだか面白そう・・・。
〉あんまり興味なさそう・・・。
〉いえいえ、いいんですが。なんせ原田氏は、「漢字漢文の権化」と言われているので、
〉とっつきにくいと思います。
〉でも、ほほー、って話がいっぱいあってね。
〉ほとんど忘れたんだけど・・・
うむむ、それはいい本の匂いがしてきました。
(ほとんど忘れたけど人にすすめたくなる本ってのは、
たいてい、いい本です)
〉あ、そうそう。
〉いち、に、さん、「よん」、ご、ろく、「なな」 って言うのは間違いなんだってね。
〉「よん」「なな」だけが訓読み。
〉いち、に、さん、「し」、ご、ろく、「しち」、 って言わなければならない。
〉「四十七士」は「しじゅうしちし」。「よんじゅうななし」ではない。
〉「九十九里浜」を「ここのじゅうここのりはま」とは言わないでしょ?
〉「よんじゅうごさいです」とか、「ななじゅうよんさいです」なんて言うのはおかしい。
〉昔は、誰もそんな言い方をしてなかった。
〉(※でも、「しちじゅうしさい」って言ってたのかなぁ… ちょっと自信無し…)
昔は「さい」ってつけなかったのかも??
「数えの四十四です」とか。
〉そんな言い方をし始めたのは、NHKのラジオ放送。
〉「しじゅう」「しちじゅう」「し」「しち」がまぎらわしいってんで、
〉便宜的に「よんじゅう」「ななじゅう」を始めた。
〉その誤用が広まって、すっかり定着してしまったらしい。
〉いやはや。
うむむ、国家的いんぼーだったんですねー(?)
〉〉〉このあたりのことが、高島俊男「漢字と日本人」(文春新書)に詳しく書いてたと思うけど、
〉〉〉すっかり忘れてしまった…
〉〉へえ。そんな本も…。ありがとう!
〉これは必読!って感じの本だったねー。内容忘れてしまったけど…
うむう、これもいい本の匂いがしますー。
(必読!だけど内容忘れたっていうのがポイント高い!)
〉〉〉たかぽんの感想はアテにしないでねー!
〉〉〉(心アテに折らばや折らんー!(?))
〉〉いえいえ、こちらこそ、読んでないのにすみません。
〉〉(白菊の花ー!(?))
〉さっそく読んだみたいだねー!
〉(おきまどわせるー!(?))
今度から「初霜の殿」って呼んであげようか、たかぽん!(^^)
〉(いま、本屋は危険なので、自粛中なの…)
あのね、アマゾンで買えばアマゾン・ポイントがつく、と思うと
本屋の危険が減るよー。
(そのかわり、アマゾンで危険な目にあうけど)
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Julieぽん、ぽこぽこ!
〉〉ほんとに「嗅ぐや姫」と思う人がいるといけないので、直しておきました。
〉さすが。江戸川乱歩の「人間椅子」みたいで好きー。
乱歩で一番好きだったのは「電人M」。内容はすっかり忘れたけど… (題名が好きなだけかも…)
〉〉なんでぇ。水くせえなぁ。俺とおめえの仲じゃねえか。ま、いっぺえやんな!
〉おっとっと、ありがとー。(ぐびぐび)
〉では遠慮なく、ばっさりして。(おひおひ)
刎頚ノ友ナリ。
〉〉前にも言ったかもだけど、こちらで「かしわ」というと鶏肉も指します。
〉〉でも、「かしわもち」と聞いて鶏肉を想起することはありません。
〉〉うまくできてるなー。(翻訳機械だとどうなるか…)
〉お店のメニューではじめて「かしわ」をみたときは、
〉柏餅を焼くのかなーと思いました(笑)。
〉ちなみに「かしわもち」を某翻訳サイトにかけてみたところ、
〉次のように順次変わっていきました。
〉かしわもち
〉Rice cake wrapped up in an oak-leaf
〉もちはオークの木の葉を包みました。
〉メルヘンですねー。
いいですねー。そういう使い方もあるのかー。
ってか、自分で出した訳ぐらい正しく訳せー!!
って機械に突っ込んでもね。。 楽しむべし(^^
〉〉〉〉原田種成「私の漢文講義」という本をあらためて読んでみまして。。
〉〉〉〉(とってもいい本です。。)
〉〉〉へえ。なんだか面白そう・・・。
〉〉あんまり興味なさそう・・・。
〉〉いえいえ、いいんですが。なんせ原田氏は、「漢字漢文の権化」と言われているので、
〉〉とっつきにくいと思います。
〉〉でも、ほほー、って話がいっぱいあってね。
〉〉ほとんど忘れたんだけど・・・
〉うむむ、それはいい本の匂いがしてきました。
〉(ほとんど忘れたけど人にすすめたくなる本ってのは、
〉たいてい、いい本です)
そうですね!
ただ、あらためて読んでみると、なんでそんなにすすめたかったんだろうという場合も…
〉〉あ、そうそう。
〉〉いち、に、さん、「よん」、ご、ろく、「なな」 って言うのは間違いなんだってね。
〉〉「よん」「なな」だけが訓読み。
〉〉いち、に、さん、「し」、ご、ろく、「しち」、 って言わなければならない。
〉〉「四十七士」は「しじゅうしちし」。「よんじゅうななし」ではない。
〉〉「九十九里浜」を「ここのじゅうここのりはま」とは言わないでしょ?
〉〉「よんじゅうごさいです」とか、「ななじゅうよんさいです」なんて言うのはおかしい。
〉〉昔は、誰もそんな言い方をしてなかった。
〉〉(※でも、「しちじゅうしさい」って言ってたのかなぁ… ちょっと自信無し…)
〉昔は「さい」ってつけなかったのかも??
〉「数えの四十四です」とか。
そうか! わざわざ「さい」はつけてなかった感じですよね。
人についての数字は、年齢と決まってたからかな?
(「おいくつ?」と聞くのはその名残りか。)
ところで、基本的なことなんですが、訓読みではどう言ってたんだろ?
「よそぢあまりよん」?
あまり訓読みで年齢を言うのを見たことがないような…
(こどもの年齢とか、ななそぢの賀とか以外では。)
〉〉そんな言い方をし始めたのは、NHKのラジオ放送。
〉〉「しじゅう」「しちじゅう」「し」「しち」がまぎらわしいってんで、
〉〉便宜的に「よんじゅう」「ななじゅう」を始めた。
〉〉その誤用が広まって、すっかり定着してしまったらしい。
〉〉いやはや。
〉うむむ、国家的いんぼーだったんですねー(?)
そうですねー。
って何を目的としたインボーやねん!
そういえば、「零」に訓読みはありませんねー。
〉〉〉〉このあたりのことが、高島俊男「漢字と日本人」(文春新書)に詳しく書いてたと思うけど、
〉〉〉〉すっかり忘れてしまった…
〉〉〉へえ。そんな本も…。ありがとう!
〉〉これは必読!って感じの本だったねー。内容忘れてしまったけど…
〉うむう、これもいい本の匂いがしますー。
〉(必読!だけど内容忘れたっていうのがポイント高い!)
おー! 何が幸いするかわからない!(?)
〉〉〉〉たかぽんの感想はアテにしないでねー!
〉〉〉〉(心アテに折らばや折らんー!(?))
〉〉〉いえいえ、こちらこそ、読んでないのにすみません。
〉〉〉(白菊の花ー!(?))
〉〉さっそく読んだみたいだねー!
〉〉(おきまどわせるー!(?))
〉今度から「初霜の殿」って呼んであげようか、たかぽん!(^^)
いやだー! 初老って言われてるようで…
〉〉(いま、本屋は危険なので、自粛中なの…)
〉あのね、アマゾンで買えばアマゾン・ポイントがつく、と思うと
〉本屋の危険が減るよー。
〉(そのかわり、アマゾンで危険な目にあうけど)
危険を回避できなかったよ…
ほんと困るよ。1日1冊読めないのに、読みたい本が毎日数冊生まれる…
ではでは!