「ベルサイユのばら」でフランス語26万語通過

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1313. 「ベルサイユのばら」でフランス語26万語通過

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/2/11(01:00)

------------------------------

以前「『ベルサイユのばら』で学ぶフランス語」という本を見つけましたが…。

ついに購入してしまいました。フランス語版「ベルサイユのばら」。

日本語で出てる分厚い2冊の愛蔵版そのままで、「黒衣の伯爵夫人」も入っています。池田理代子の前書きもついてます。
届いたときはパラパラと気になるところを見てみましたが、私のフランス語ではまだまだ難しくて、すんなり読めそうにありません。しかも文字が大文字だというだけならまだしも、字そのものが小さく字間が詰まっていて、とっても判読しにくい。

しかしこのまま積んでおくのはあまりにももったいない。
…そこで…。
連載1回分ずつ読んでいくことにしました。リアルタイム組なので、だいたいどこで「つづく」になっているかはわかります。連載1回分だといい区切りになるのではないかと思いました。
最初は文字そのものが判読しにくくて、読むのに時間がかかりました。フランス語自体もあまりわかりません。確かに一度に連載1回分読むのが精一杯でした。しかし連載と言うものは、次回を読ませるための「ヒキ」という終わり方をします。「この先どうなる?」と思わせるところで切ります。すると続きが読みたくなって、また次の日読んでしまいます。内容はわかっているんですが、それでも読みたくなります。
そうして毎日連載1回分ずつ読んでいきました。そうしたら、フランス語がわからなくても内容がわかっているので「脳内対訳」状態で進めることができました。そして読んでいくうちに少しずつスピードも上がっていきました。「脳内対訳」プラス何度も出てくる表現で、言葉も少しずつ覚えていきました。

そして巻頭の池田理代子の文章は、文章が詰まっていてとても読めないので飛ばして本文に入りましたが、1巻を読み終わってから読んでみると、これまた内容がわかっていることもあって、読めるようになっていました。フランス語そのものの理解度はあまり高くないんですけど。
そして2巻に入ると、物語が佳境を迎え、特にマーガレットコミックスで言えば7〜8巻のあたりになると、連載1回分では物足りなくなって2回分ぐらい一度に読んでしまうようになりました。しかしこれはやはりオスカル様のおかげでした。オスカル様が亡くなったら放心状態になってしまって、数日間空いてしまいました。そしてその後は連載1回分に戻ってしまい、2回分を読むことはありませんでした。でも「黒衣の伯爵夫人」は前後編だったのに、1回で読んでしまいました。やはりオスカル様が出てるとはかどるようです。

改めて連載1回分ずつ読んだことで、連載を追体験したような気分になりました。そして日本語ではすっかり覚えているので、あまり丁寧に読まなくなっていたのがじっくりと読むことが出来て、改めて細部まで味わって読むことができました。

それからフランス語版を読んだら、いろいろ発見や衝撃がありました。
特に英語でヒストリカル・ロマンスを読んでいるとこともあって、ヨーロッパの貴族社会の称号や呼び方など「なるほど」と思うことがありました。
一番の発見はヨーロッパ語には「様」という敬称が存在しないこと。ですからロザリーもマロン・グラッセも「Oscar」と呼んでいるのです。さすがに使用人はそう呼ぶわけに行かないのか、「マドモワゼル・オスカル」になっています。そう呼ぶのはジェローデルだけだと思ってましたが…。ちなみにジェローデルのつづりはGirodelleでした…。
ロザリーがジャンヌを訪ねていって「ジャンヌ様」と言い直す時も「マドモワゼル・ジャンヌ」です。
また、「アントワネット様」と言えないので、オスカルもフェルゼンも「MAJESTE」と呼んでいます。フェルゼンは2〜3回「MARIE-ANTOINETTE」と呼んでいました。
シャルロットが「ロザリーさん」と話しかけるところは「ロザリー」だけ。
日本語の「様」「さん」というのは誰でも何でも使えて便利なものだったんですね。

また、「だんな様」というのは単に「ムッシュー」です。ですからアンドレやロザリーがジャルジェ将軍に呼びかけるときは「ムッシュー」。目上の人に特に呼びかけるのに使う言葉ってないんでしょうか。
「Conte」や「Marquis」という称号はヒストリカル・ロマンスでおなじみになってました。そういえば、正式な称号をつけて呼ぶのが敬称の代わりということになるのかもしれません。ヒストリカル・ロマンスでは、公式に呼ばれてる名前が領地の名前だったりして、本名が別にあったり、けっこうややこしいことがありました。
それからオスカルもアンドレもばあやのことを「Grand-Mere」と呼んでいます。「ばあや」と「おばあさん」の区別はないんでしょうか。

しかしちょっとショックだったのは、アントワネットの子どもが「ママン・レーヌ」と言っていないこと。全部「Mere」です。「ママン・レーヌ」って一体何だったんでしょう…。

結局「脳内対訳」に頼っていたので、フランス語能力がどれだけ上がったかよくわかりません。でもそれは文法とか単語とかを勉強したわけではないので、計りようがないからで。多分全部で10万語近くあったので、何らかの蓄積にはなってるんでしょう。そして意味がよくわからなくても読み進めるスピードだけは上がったのは確かです。
多言語多読でネックになるのは、英語のようなきめ細かいレベルに対応できる本がなかなかみつからないことですが、わからなくてもとにかく読み進めることができれば語数を重ねることが出来ます。「わからなくても読んでみる」ことがどれだけできるか、ですね。

今まで品切れで手に入らなかった「絵で見るフランス語」が手に入りました。これでさらにフランス語多読を続けていけば、理解度は上がるかな〜と思います。
ヒストリカル・ロマンスばかり読んで中国語が全然進まないーと言っていたのに、フランス語の語数を増やしてる場合かと思いますが…。


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1315. Re: 「ベルサイユのばら」でフランス語26万語通過

お名前: メリーベル
投稿日: 2007/2/11(22:41)

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杏樹さん、おひさで〜す。メリーベルです。
フランス語26万語おめでとうございます!

〉以前「『ベルサイユのばら』で学ぶフランス語」という本を見つけましたが…。

以前の杏樹さんのご紹介で買ってから時々眺めています。

〉ついに購入してしまいました。フランス語版「ベルサイユのばら」。

おぉ!!ついに!!

〉日本語で出てる分厚い2冊の愛蔵版そのままで、「黒衣の伯爵夫人」も入っています。池田理代子の前書きもついてます。

ボリュームありそうですね。

〉届いたときはパラパラと気になるところを見てみましたが、私のフランス語ではまだまだ難しくて、すんなり読めそうにありません。しかも文字が大文字だというだけならまだしも、字そのものが小さく字間が詰まっていて、とっても判読しにくい。
〉しかしこのまま積んでおくのはあまりにももったいない。
〉…そこで…。
〉連載1回分ずつ読んでいくことにしました。リアルタイム組なので、だいたいどこで「つづく」になっているかはわかります。連載1回分だといい区切りになるのではないかと思いました。

あ、そうだね!さすがリアルタイム組!

〉最初は文字そのものが判読しにくくて、読むのに時間がかかりました。フランス語自体もあまりわかりません。確かに一度に連載1回分読むのが精一杯でした。しかし連載と言うものは、次回を読ませるための「ヒキ」という終わり方をします。「この先どうなる?」と思わせるところで切ります。すると続きが読みたくなって、また次の日読んでしまいます。内容はわかっているんですが、それでも読みたくなります。

そこが名作の持つチカラですね。

〉そうして毎日連載1回分ずつ読んでいきました。そうしたら、フランス語がわからなくても内容がわかっているので「脳内対訳」状態で進めることができました。そして読んでいくうちに少しずつスピードも上がっていきました。「脳内対訳」プラス何度も出てくる表現で、言葉も少しずつ覚えていきました。

「脳内対訳」、いいですね〜!(私も「ポーの一族」なら…)

〉そして巻頭の池田理代子の文章は、文章が詰まっていてとても読めないので飛ばして本文に入りましたが、1巻を読み終わってから読んでみると、これまた内容がわかっていることもあって、読めるようになっていました。フランス語そのものの理解度はあまり高くないんですけど。
〉そして2巻に入ると、物語が佳境を迎え、特にマーガレットコミックスで言えば7〜8巻のあたりになると、連載1回分では物足りなくなって2回分ぐらい一度に読んでしまうようになりました。しかしこれはやはりオスカル様のおかげでした。オスカル様が亡くなったら放心状態になってしまって、数日間空いてしまいました。そしてその後は連載1回分に戻ってしまい、2回分を読むことはありませんでした。でも「黒衣の伯爵夫人」は前後編だったのに、1回で読んでしまいました。やはりオスカル様が出てるとはかどるようです。

オスカル様は偉大です☆

〉改めて連載1回分ずつ読んだことで、連載を追体験したような気分になりました。そして日本語ではすっかり覚えているので、あまり丁寧に読まなくなっていたのがじっくりと読むことが出来て、改めて細部まで味わって読むことができました。

〉それからフランス語版を読んだら、いろいろ発見や衝撃がありました。
〉特に英語でヒストリカル・ロマンスを読んでいるとこともあって、ヨーロッパの貴族社会の称号や呼び方など「なるほど」と思うことがありました。
〉一番の発見はヨーロッパ語には「様」という敬称が存在しないこと。ですからロザリーもマロン・グラッセも「Oscar」と呼んでいるのです。さすがに使用人はそう呼ぶわけに行かないのか、「マドモワゼル・オスカル」になっています。そう呼ぶのはジェローデルだけだと思ってましたが…。ちなみにジェローデルのつづりはGirodelleでした…。
〉ロザリーがジャンヌを訪ねていって「ジャンヌ様」と言い直す時も「マドモワゼル・ジャンヌ」です。
〉また、「アントワネット様」と言えないので、オスカルもフェルゼンも「MAJESTE」と呼んでいます。フェルゼンは2〜3回「MARIE-ANTOINETTE」と呼んでいました。
〉シャルロットが「ロザリーさん」と話しかけるところは「ロザリー」だけ。
〉日本語の「様」「さん」というのは誰でも何でも使えて便利なものだったんですね。

〉また、「だんな様」というのは単に「ムッシュー」です。ですからアンドレやロザリーがジャルジェ将軍に呼びかけるときは「ムッシュー」。目上の人に特に呼びかけるのに使う言葉ってないんでしょうか。
〉「Conte」や「Marquis」という称号はヒストリカル・ロマンスでおなじみになってました。そういえば、正式な称号をつけて呼ぶのが敬称の代わりということになるのかもしれません。ヒストリカル・ロマンスでは、公式に呼ばれてる名前が領地の名前だったりして、本名が別にあったり、けっこうややこしいことがありました。
〉それからオスカルもアンドレもばあやのことを「Grand-Mere」と呼んでいます。「ばあや」と「おばあさん」の区別はないんでしょうか。

〉しかしちょっとショックだったのは、アントワネットの子どもが「ママン・レーヌ」と言っていないこと。全部「Mere」です。「ママン・レーヌ」って一体何だったんでしょう…。

「おかあさま王妃」ってルビがふってありましたよね。

〉結局「脳内対訳」に頼っていたので、フランス語能力がどれだけ上がったかよくわかりません。でもそれは文法とか単語とかを勉強したわけではないので、計りようがないからで。多分全部で10万語近くあったので、何らかの蓄積にはなってるんでしょう。そして意味がよくわからなくても読み進めるスピードだけは上がったのは確かです。
〉多言語多読でネックになるのは、英語のようなきめ細かいレベルに対応できる本がなかなかみつからないことですが、わからなくてもとにかく読み進めることができれば語数を重ねることが出来ます。「わからなくても読んでみる」ことがどれだけできるか、ですね。

そうなのか〜、杏樹さんにそういわれると全然読めないのに欲しくなっちゃいますよ〜、どうしよーどうしよー。

〉今まで品切れで手に入らなかった「絵で見るフランス語」が手に入りました。これでさらにフランス語多読を続けていけば、理解度は上がるかな〜と思います。
〉ヒストリカル・ロマンスばかり読んで中国語が全然進まないーと言っていたのに、フランス語の語数を増やしてる場合かと思いますが…。

良いではないですか、アントワネット様の映画も封切られたことですし。
もうご覧になりましたか?


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1317. メリーベルさん、ありがとうございます。

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/2/12(00:19)

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メリーベルさん、こんにちは。

〉フランス語26万語おめでとうございます!

ありがとうございます!

〉〉以前「『ベルサイユのばら』で学ぶフランス語」という本を見つけましたが…。

〉以前の杏樹さんのご紹介で買ってから時々眺めています。

いいですよねー、これ。

〉〉ついに購入してしまいました。フランス語版「ベルサイユのばら」。

〉おぉ!!ついに!!

〉〉日本語で出てる分厚い2冊の愛蔵版そのままで、「黒衣の伯爵夫人」も入っています。池田理代子の前書きもついてます。

〉ボリュームありそうですね。

はい、確かに。ほんっとに分厚いです。持ち運びは出来ません。

〉〉連載1回分ずつ読んでいくことにしました。リアルタイム組なので、だいたいどこで「つづく」になっているかはわかります。連載1回分だといい区切りになるのではないかと思いました。

〉あ、そうだね!さすがリアルタイム組!

そうなんです…。

〉〉そうして毎日連載1回分ずつ読んでいきました。そうしたら、フランス語がわからなくても内容がわかっているので「脳内対訳」状態で進めることができました。そして読んでいくうちに少しずつスピードも上がっていきました。「脳内対訳」プラス何度も出てくる表現で、言葉も少しずつ覚えていきました。

〉「脳内対訳」、いいですね〜!(私も「ポーの一族」なら…)

私も「ポーの一族」でも脳内対訳OKですが、これは英語でないとダメですね。

〉〉そして2巻に入ると、物語が佳境を迎え、特にマーガレットコミックスで言えば7〜8巻のあたりになると、連載1回分では物足りなくなって2回分ぐらい一度に読んでしまうようになりました。しかしこれはやはりオスカル様のおかげでした。オスカル様が亡くなったら放心状態になってしまって、数日間空いてしまいました。そしてその後は連載1回分に戻ってしまい、2回分を読むことはありませんでした。でも「黒衣の伯爵夫人」は前後編だったのに、1回で読んでしまいました。やはりオスカル様が出てるとはかどるようです。

〉オスカル様は偉大です☆

そうなんです〜。自分でもあきれました。

〉〉しかしちょっとショックだったのは、アントワネットの子どもが「ママン・レーヌ」と言っていないこと。全部「Mere」です。「ママン・レーヌ」って一体何だったんでしょう…。

〉「おかあさま王妃」ってルビがふってありましたよね。

ルビというか、かっこ書き。そう言うものだと信じてたのに。

〉〉多言語多読でネックになるのは、英語のようなきめ細かいレベルに対応できる本がなかなかみつからないことですが、わからなくてもとにかく読み進めることができれば語数を重ねることが出来ます。「わからなくても読んでみる」ことがどれだけできるか、ですね。

〉そうなのか〜、杏樹さんにそういわれると全然読めないのに欲しくなっちゃいますよ〜、どうしよーどうしよー。

ふふふふふ…。作品に対する愛と脳内対訳があればあなたも多言語多読が出来る!(「作品」じゃなくて「オスカル様」でしょー、というツッコミはナシね)

〉〉今まで品切れで手に入らなかった「絵で見るフランス語」が手に入りました。これでさらにフランス語多読を続けていけば、理解度は上がるかな〜と思います。
〉〉ヒストリカル・ロマンスばかり読んで中国語が全然進まないーと言っていたのに、フランス語の語数を増やしてる場合かと思いますが…。

〉良いではないですか、アントワネット様の映画も封切られたことですし。
〉もうご覧になりましたか?

見たいんですけどまだなんです。忙しくてなかなか…。ミュージカルもやってるし、いつ見に行けばいいのか…。


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1320. Re: 「ベルサイユのばら」でフランス語26万語通過

お名前: たら
投稿日: 2007/2/12(13:21)

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フランス語ではありませんがこんなサイトみつけました。ひょっとしたらもう知っているかもしれませんが。
[url:http://noru.fc2web.com/frame/berubara/monogatari.htm]


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1322. Re: 「ベルサイユのばら」でフランス語26万語通過

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/2/12(22:47)

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たらさん、こんにちは。

〉フランス語ではありませんがこんなサイトみつけました。ひょっとしたらもう知っているかもしれませんが。
[url:http://noru.fc2web.com/frame/berubara/monogatari.htm]

こんなのもあるんですね。
しかもセリフがこ〜んなにたくさんUPされてる!
さすがにフランス語よりずっとよくわかります。


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1326. Re: 「ベルサイユのばら」でフランス語26万語通過

お名前: ako
投稿日: 2007/2/16(02:20)

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アンジュー伯杏樹さ〜ん、ぼんそわ〜〜 さばびぁ〜〜ん。
じゅまぺ〜る アコ〜ンヌ・ド・タドキーヌでございます(笑)
(挨拶だけは得意分野(笑))

〉「黒衣の伯爵夫人」も入っています。池田理代子の前書きもついてます。

な!なんと! 殿、それは一大事でござる! 拙者には初耳でござる!
(突如、江戸時代。同時代ですから〜)

〉しかしこのまま積んでおくのはあまりにももったいない。
〉…そこで…。
〉連載1回分ずつ読んでいくことにしました。リアルタイム組なので、だいたいどこで「つづく」になっているかはわかります。連載1回分だといい区切りになるのではないかと思いました。

せ、びや〜〜ん。 とれびや〜〜ん。(ボキャ貧(爆))
(自己通訳:よい作戦ですねー)←言ってない言ってない(笑)

〉連載と言うものは、次回を読ませるための「ヒキ」という終わり方をします。「この先どうなる?」と思わせるところで切ります。すると続きが読みたくなって、また次の日読んでしまいます。内容はわかっているんですが、それでも読みたくなります。

さすがですわ、伯爵、
そうやって自分を上手に騙して、やる気を継続するということですのね!
(すっかりベルサイユ宮、鏡の間にいる気分)

〉「脳内対訳」状態で進めることができました。そして読んでいくうちに少しずつスピードも上がっていきました。「脳内対訳」プラス何度も出てくる表現で、言葉も少しずつ覚えていきました。

お〜らら〜、ヴザレびや〜ん!
(TVフランス語で聞き覚えがあるのを言ってみただけ(爆))

〉これはやはりオスカル様のおかげでした。オスカル様が亡くなったら放心状態になってしまって、数日間空いてしまいました。

わかりますとも。わたくしたちには、何度でも永遠にあの場面を繰り返すことが可能なのですもの。。。
(日本語は)読み直す必要もないですわ。。。アンジュー伯さま。。。
「フランス…万歳!」「い…、いやぁ〜〜!(泣)」

〉そして日本語ではすっかり覚えているので、

もぁ、おっすぃ〜(笑) ←たぶんMe,too, in French

〉それからフランス語版を読んだら、いろいろ発見や衝撃がありました。

呼び方のお話、とれびや〜ん、でしたわ。
英語のヒストリカルをお読みですと、関連づいてて非常に深まりますわね。

〉「マドモワゼル・オスカル」になっています。そう呼ぶのはジェローデルだけだと思ってましたが…。

あなたは薔薇の花びらを食べるのですか…マドモアゼル、、、、(笑)

>ちなみにジェローデルのつづりはGirodelleでした…。

じろでっれ、とかって言いたくなりますわ、ほほほ。
ジローラモじゃあるまいしって。それはイタリア(笑)

〉日本語の「様」「さん」というのは誰でも何でも使えて便利なものだったんですね。

これは、なるほどです。
使用範囲の広い呼称を持っている言語、ってことになりますかしらね。

〉また、「だんな様」というのは単に「ムッシュー」です。ですからアンドレやロザリーがジャルジェ将軍に呼びかけるときは「ムッシュー」。目上の人に特に呼びかけるのに使う言葉ってないんでしょうか。

どうなんでしょうねえ。
軍人の場合は、「将軍」とか「元帥」というような、役職の称号で呼ぶということはあるのかしら?(いずれ読めるようになったら自分で調べようと思っていますが、今はご勘弁くださいませ)

〉ヒストリカル・ロマンスでは、公式に呼ばれてる名前が領地の名前だったりして、本名が別にあったり、けっこうややこしいことがありました。

アンジュー伯杏樹さんとか?(笑)
わたしはどこにしようかしら。

〉しかしちょっとショックだったのは、アントワネットの子どもが「ママン・レーヌ」と言っていないこと。全部「Mere」です。「ママン・レーヌ」って一体何だったんでしょう…。

ナゾですわね。。。

〉結局「脳内対訳」に頼っていたので、フランス語能力がどれだけ上がったかよくわかりません。でもそれは文法とか単語とかを勉強したわけではないので、計りようがないからで。多分全部で10万語近くあったので、何らかの蓄積にはなってるんでしょう。そして意味がよくわからなくても読み進めるスピードだけは上がったのは確かです。

他にも、英語ほどたくさんの出版量はないけど、日本マンガのフランス語版がありますね。
日本語作品で読んだことがないものを読んでみれば、
何かわかるかもしれませんわよ。
(何がわかり、何がわからないかがわかる、という意味ね)←わかりづらい日本語ですみません。

〉「わからなくても読んでみる」ことがどれだけできるか、ですね。

いつも感心しております。英断であられますわ。。杏樹姫、、、

〉ヒストリカル・ロマンスばかり読んで中国語が全然進まないーと言っていたのに、フランス語の語数を増やしてる場合かと思いますが…。

英語、中国語、フランス語… 
アンジュー伯の外国語読書経過は螺旋階段を上っていくようで、
それはとてもヨーロッパ風ですわ…(アールヌーボーの鉄扉をイメージ中)
わぁ〜、ぼくのフランスーーー(シャルル王太子)(笑)

数々の妄想、失礼いたしました。つい、ベルサイユにいる気持ちで。
こんなご投稿読ませて頂いて、妄想するな、というほうが無理ですわ。
またフランス語で面白い体験あったらご報告くださいませね。

おるぼわ〜、あびやんと〜   
アコンヌ・ど・タドキーヌより。
(ローアン大司教さまへのお手紙が思い浮かびます…ああ、V字の焼きごてが…)


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1327. akoさん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/2/18(15:57)

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ボンジュール、マダム・アコンヌ・ド・タドキーヌ

〉アンジュー伯杏樹さ〜ん、ぼんそわ〜〜 さばびぁ〜〜ん。
〉じゅまぺ〜る アコ〜ンヌ・ド・タドキーヌでございます(笑)
〉(挨拶だけは得意分野(笑))

あらまあ、名前までフランス風に…。いっそのことコンテス・アコンヌ・ド・タドキーヌとお呼びしましょうかしら。

〉〉「黒衣の伯爵夫人」も入っています。池田理代子の前書きもついてます。

〉な!なんと! 殿、それは一大事でござる! 拙者には初耳でござる!
〉(突如、江戸時代。同時代ですから〜)

日本で出てるのと内容が全く同じですから…。

〉〉しかしこのまま積んでおくのはあまりにももったいない。
〉〉…そこで…。
〉〉連載1回分ずつ読んでいくことにしました。リアルタイム組なので、だいたいどこで「つづく」になっているかはわかります。連載1回分だといい区切りになるのではないかと思いました。

〉せ、びや〜〜ん。 とれびや〜〜ん。(ボキャ貧(爆))
〉(自己通訳:よい作戦ですねー)←言ってない言ってない(笑)

けっこう通じます。めるしーぼくー。

〉〉連載と言うものは、次回を読ませるための「ヒキ」という終わり方をします。「この先どうなる?」と思わせるところで切ります。すると続きが読みたくなって、また次の日読んでしまいます。内容はわかっているんですが、それでも読みたくなります。

〉さすがですわ、伯爵、
〉そうやって自分を上手に騙して、やる気を継続するということですのね!
〉(すっかりベルサイユ宮、鏡の間にいる気分)

おほほほほ。「その気になる」のが一番でございますのよ。

〉〉「脳内対訳」状態で進めることができました。そして読んでいくうちに少しずつスピードも上がっていきました。「脳内対訳」プラス何度も出てくる表現で、言葉も少しずつ覚えていきました。

〉お〜らら〜、ヴザレびや〜ん!
〉(TVフランス語で聞き覚えがあるのを言ってみただけ(爆))

じゅヴェびあ〜ん。
聞き覚えでこれだけ会話できるアコンヌ様もとれびあ〜ん。

〉〉これはやはりオスカル様のおかげでした。オスカル様が亡くなったら放心状態になってしまって、数日間空いてしまいました。

〉わかりますとも。わたくしたちには、何度でも永遠にあの場面を繰り返すことが可能なのですもの。。。
〉(日本語は)読み直す必要もないですわ。。。アンジュー伯さま。。。
〉「フランス…万歳!」「い…、いやぁ〜〜!(泣)」

オスカル様の最後の言葉は日本語でも難しいのに、フランス語に翻訳した方は素晴らしいと思います。でも文語調のセリフが普通のフランス語になっているのでそういうのを移し変えるのは無理みたいです。

〉〉そして日本語ではすっかり覚えているので、

〉もぁ、おっすぃ〜(笑) ←たぶんMe,too, in French

Exactly!(フランス語がわからないから)

〉〉それからフランス語版を読んだら、いろいろ発見や衝撃がありました。

〉呼び方のお話、とれびや〜ん、でしたわ。
〉英語のヒストリカルをお読みですと、関連づいてて非常に深まりますわね。

そうですのよ。英語とフランス語で貴族気分ざますの。

〉〉「マドモワゼル・オスカル」になっています。そう呼ぶのはジェローデルだけだと思ってましたが…。

〉あなたは薔薇の花びらを食べるのですか…マドモアゼル、、、、(笑)

〉>ちなみにジェローデルのつづりはGirodelleでした…。

〉じろでっれ、とかって言いたくなりますわ、ほほほ。
〉ジローラモじゃあるまいしって。それはイタリア(笑)

フランス語読みだと「ジローデル」になってしまいます…。

〉〉日本語の「様」「さん」というのは誰でも何でも使えて便利なものだったんですね。

〉これは、なるほどです。
〉使用範囲の広い呼称を持っている言語、ってことになりますかしらね。

たらさんが中国語のサイトをリンクしてくれてますが、中国語でも単純に「様」になる言葉はないようです。しかも「オスカル小姐」だった…。「小姐」は昔の中国では本当に「お嬢様」という意味なんで、間違いではありませんが…。最近では意味が軽くなっちゃってますけど。

〉〉また、「だんな様」というのは単に「ムッシュー」です。ですからアンドレやロザリーがジャルジェ将軍に呼びかけるときは「ムッシュー」。目上の人に特に呼びかけるのに使う言葉ってないんでしょうか。

〉どうなんでしょうねえ。
〉軍人の場合は、「将軍」とか「元帥」というような、役職の称号で呼ぶということはあるのかしら?(いずれ読めるようになったら自分で調べようと思っていますが、今はご勘弁くださいませ)

「ジャルジェ将軍」と呼ばれてるところもあります。でもアンドレやロザリーが「ジャルジェ将軍」と呼ぶのはちょっとおかしいですね。

〉〉ヒストリカル・ロマンスでは、公式に呼ばれてる名前が領地の名前だったりして、本名が別にあったり、けっこうややこしいことがありました。

〉アンジュー伯杏樹さんとか?(笑)
〉わたしはどこにしようかしら。

「○○侯爵」と呼ばれてる「○○」が苗字だと思ってたら、別に苗字があったり。

〉〉しかしちょっとショックだったのは、アントワネットの子どもが「ママン・レーヌ」と言っていないこと。全部「Mere」です。「ママン・レーヌ」って一体何だったんでしょう…。

〉ナゾですわね。。。

そうなんですのよ〜。どうしてでございましょう。

〉〉結局「脳内対訳」に頼っていたので、フランス語能力がどれだけ上がったかよくわかりません。でもそれは文法とか単語とかを勉強したわけではないので、計りようがないからで。多分全部で10万語近くあったので、何らかの蓄積にはなってるんでしょう。そして意味がよくわからなくても読み進めるスピードだけは上がったのは確かです。

〉他にも、英語ほどたくさんの出版量はないけど、日本マンガのフランス語版がありますね。
〉日本語作品で読んだことがないものを読んでみれば、
〉何かわかるかもしれませんわよ。
〉(何がわかり、何がわからないかがわかる、という意味ね)←わかりづらい日本語ですみません。

〉〉「わからなくても読んでみる」ことがどれだけできるか、ですね。

〉いつも感心しております。英断であられますわ。。杏樹姫、、、

多読をしてればおわかりになられるのではないかと…(ベルサイユ風会話は難しゅうざいます…、アコンヌ様)

〉〉ヒストリカル・ロマンスばかり読んで中国語が全然進まないーと言っていたのに、フランス語の語数を増やしてる場合かと思いますが…。

〉英語、中国語、フランス語… 
〉アンジュー伯の外国語読書経過は螺旋階段を上っていくようで、
〉それはとてもヨーロッパ風ですわ…(アールヌーボーの鉄扉をイメージ中)
〉わぁ〜、ぼくのフランスーーー(シャルル王太子)(笑)

あの、少々意味不明な表現で…。

〉数々の妄想、失礼いたしました。つい、ベルサイユにいる気持ちで。
〉こんなご投稿読ませて頂いて、妄想するな、というほうが無理ですわ。
〉またフランス語で面白い体験あったらご報告くださいませね。

「ベルサイユのばら」以上の経験はなかなかなさそうだと思いますわ。

〉おるぼわ〜、あびやんと〜   
〉アコンヌ・ど・タドキーヌより。
〉(ローアン大司教さまへのお手紙が思い浮かびます…ああ、V字の焼きごてが…)

そのような不吉なものを思い出されては…。
オルフェウスでロシア革命にまきこまれるよりマシかしら。

オーボワ〜、アビヤント〜


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