[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/26(06:31)]
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/17(23:06)
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杏樹さん、250万字通過、やったね! クォーター・ミリオンだね!
〉中国語250万字通過したので報告します。
〉200万字通過してからずいぶんたってしまいました。原因は…ヒストリカル・ロマンス。そちらを読み始めたら、1冊あたりの語数がそれまで読んできた本よりはるかに多く、英語の語数ばかりがどんどん増えていき、中国語は止まってました。
〉しかし、上海へ行くことになり、あわてて買い置きしていた上海の本を読み始めました。そうしたら上海へ出発する前日に250万字になっていました。
〉200万字から読んだ本。
〉「中国歴史全知道」上(57000字)
〉「〃」下(60000字)
〉子供向けの本です。カラーイラストが豊富で子どもに「考えてみよう」などというコラムが付いたりしています。
〉「中国文化」(78000字)
〉中国語学習のテキスト用の本です。文法説明や新出単語集などがついていますが、本文のみを飲みました。新出単語のところではピンインがついているので、知らない文字を読むのに役に立ちました。中国の伝統文化などについていろいろなトピックがあっておもしろかったです。
〉ここまで読んでからずーーーっと止まってました。
〉そしていきなり上海関係の本を続けて読みました。
〉「上海老房子的故事」(16万字)
〉「摩登上海」(95000字)
〉「上海摩登女性」(42000字)
〉これで一気に250万字です。
〉まず「上海老房子的故事」ですが、「房子」とは建物のこと。上海の古い建物について、成り立ちやエピソードが詳しく述べられています。その数百件。上海の「古い」建物は主に租界時代に建てられた、1920〜30年代ごろのものが多く、当時のアールデコ美術の特徴を持つモダニズム建築が多いです。また古典様式やルネサンス様式などの西洋建築も見られます。
〉事実をそのまま述べているので内容が明快でわかりやすく、自分の興味のあることならノンフィクションだとかなり読めるものだと改めて思いました。
〉「摩登上海」…「摩登」とは「モダン」のこと。上海で西洋文化がどのように受け入れられたかというエピソード集です。当時の本や雑誌に載った絵や写真が豊富で、当時の雰囲気を感じさせてくれます。
〉最初に出来た西洋料理のお店、初めて電気が通ったときのこと、電話が通じたときのこと、最初のタクシー会社のこと…。
〉割合薄い本だと思って手に取ってみたら中の字はけっこう細かくて以上の字数になりました。でも内容が面白く、見開きで一つのエピソードになっているので読みやすく、図版も豊富でとっても興味深くて面白い本でした。
〉「上海摩登女性」は、自立、自活を始めた当時の実在の女性たちのことが書いてあります。
〉まず映画女優から飛行家に転じた李霞卿。アメリカにまで渡って熱狂的に迎えられましたが、飛行機の事故で早世しました。まるでアメリア・イアハートのようです。
〉またイプセンの「人形の家」が上演された頃、ヒロインのノラのように婚家を出た女性。錦江飯店を開いた董竹君や、「結婚十年」「続結婚十年」の本を出した蘇青。
〉そして作家の張愛齢のように、女性がアパートの一人暮らしを始めたのもこの頃でした。
〉その他女優、歌手、妓女などたくさんの女性が紹介されています。李香蘭のことも少し書いてありました。
〉上海でまたもや歴史関係、上海関係の本を買い込んできたので、これからもそちら方面の本を読んでいくことになりそうです。でもまだちょっとこういった本は「がんばって」読んでいる感じがするので、時々はやさしい本を読んだほうがいいと思い、子供向けの本もたくさん買いました。子供向けといっても結局歴史・古典関係ばかりですけど。中国はすごい。四書五経も論語も子供向けの本があります。しかし普通の小説にはいつたどりつくのか…。
〉と、思ったら思いがけない突発事が。
〉上海で買った本はほとんど船便で送ったので当分読めません。それで少しだけ自分で持って帰ってきました。本当は買いだめしたヒストリカル・ロマンスも読みたいのですが、やはりしばらくはオールド上海にひたっていたいので、そのうち一冊を読み始めました。昔の上海の写真がたくさん載っているので買った本です。題名も「都市風景線」。昔の上海の情景を描写した本かなーと思って読み始めたら…なぜか内容がつかめません。書いてあることがなんだか???そうしたら会話みたいなのが始まり、人物らしきものが立ち現れて行動し始め…そう、これはお話だったのです。しかも短編集なので、目次があって、タイトルが並んでいて、それが本のタイトルと同じく小説っぽくなくて。
〉第一話が終わったら作者の写真が何枚か出てきて、しかも年代が1930年代。ということは、当時の作家が当時の「現代生活」を書いたものだった…らしい。内容がつかみにくかったので投げようかと思いましたが、結局読んでます。第3話まで来ました。
〉ということで、思いがけず小説を読み始めてしまいました。読後の感想は300万字報告の時にでも。
中国語多読の最先端を走っている杏樹さん、これからも報告を
お願いします。あなたに続く人がたーくさん出てきます。
ハオチー・多読中華語(?)
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酒井せんせい、こんにちは。
〉杏樹さん、250万字通過、やったね! クォーター・ミリオンだね!
あー、そういう数え方もあったんですね。四分の一と考えたら1000万字も近く感じるような気が…。(英語もまだまだなのに)
〉中国語多読の最先端を走っている杏樹さん、これからも報告を
〉お願いします。あなたに続く人がたーくさん出てきます。
本当は私が最初に上海書城へ行って買出しをするずっと前にもっともっと読めてる人がいたんですけど、あの人たちはどこへ行ったんでしょう。小説とか、学術書とか紹介してもらったのが、やっと参考になりそうなのに。
〉ハオチー・多読中華語(?)
意味不明なんですけど…。まあ、いいたいことはなんとなくわかりますんで。
それでは…。