100万語、おめでとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/26(02:44)]

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7536. 100万語、おめでとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2010/3/31(01:32)

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orcaさん、初めまして

〉はじめましての方にも先ほど書き込ませていただきましたorcaといいます。
〉4ヶ月ほど前になりますが、昨年の12月に100万語達成しました。読んだのは再読含めて160冊ほどです。

初めましてでいきなり100万語報告!おめでとうございます。

〉洋書読めたらかっこいい!というミーハーな理由、そして何か努力するものが欲しいという思いから始めました。
〉めんどくさがり・飽き性・気分屋と三拍子揃った自分が続けてこられたのはとにかくゆるゆると読んでいたからだと思います。

「ゆるゆる」…いいですねー。

〉・時間は計らない
〉・気になれば返り読みも普通にする
〉・読みたいと思った時だけ読む
〉・語数は増えるとテンションがあがるので、sssの書評サイトに載ってるものは登録
〉という感じで読んでいきました。本当に読みたいと思った時だけ読んでいたので、半年以上全く読まない期間もありました。気分が乗っている月は20万語読んだり。
〉とにかく多読が強制・勉強にならないようにしていました。

強制・勉強にならないのが長く続けるコツですね。

〉+++本について+++

〉一番悩んだというか辛いと感じたのは、とにかく面白いと思える本があまりないことでした。
〉普段から日本の小説をよく読んでいるので、満足感を覚えるハードルが高くなってたのかもしれません。
〉評価の高いGRやMagic tree house、judy moody、AtoZ mystery等もいまひとつで、YL0,1,2を読んでいた頃はそこにストレスも感じていました。

ICRやSIRのようなレベル別の絵本は読んでみましたか?絵本だと楽しみ方がまた違ってきますし、そういう本を読むのも多読のおもしろいところなんですけれど。

〉楽しくなってきたのはYL3が読めるようになってからでした。話が長くなった分、内容も濃く面白くなってきたからだと思います。

YL3になりますと、おもしろい本がたくさんありますね。

〉+++印象に残っている本+++

〉「Dustbin Baby」Jacqueline Wilson
〉かなりのキリン読みで、とりあえず2,3ページと手にした本です。
〉理解度も半分以下くらいで、やめようやめようと思いつつちょこちょことページをめくっていたのですが中盤あたりからとまらなくなり気づいたら朝になっていました。

100万語でこの本が読めるのはすごいですね。これは本当に止まらなくなります。私もちょっとキリンの時に読んで、わかりにくいと思いつつ止まりませんでした。

〉いつもは英語を読んでるといった感じなのですが、この本は日本語の本を読むように読めました。
〉英語を読んでいるという感覚が本当にありませんでした。どのレベルの本でもあった英語を読んで頭がちょっと疲れた感も。しみこむように読んだ唯一の本です。現時点のベスト。

「英語の本を読む」から単に「本を読んでいる」という感覚になると、多読のステップを大きく上ったことになります。これからもそういう感覚の本に出会えるといいですね。

〉「Wenny has winds」Janet Lee Carey
〉自動車事故に遭った兄妹の兄だけが生き残り、天国の妹へ向けて日記を綴るというストーリーです。
〉この本が印象に残っているのは、読み終わった時に翻訳されたものをなんとなしに開いて驚いたからです。

〉物語の後半、主人公である兄が友達と一緒に遭難するシーンがあるんです。
〉無事見つかり、父親が言うセリフなのですが
〉英文の直訳だと「お前を失ったかと思った(うろ覚えです;「お前まで」だったかも)」が
〉翻訳本では「心配したぞ」だけになっていたんです。
〉妹に引き続き兄も失ってしまったら・・・という父親の気持ちが現れているセリフで、ここでうるっときていたので思わずこの日本語訳につっこみを入れてしまいました。
〉翻訳というのは訳者の主観に結構左右されてしまうのだなとこの本で感じました。

翻訳はいいものもありますが、質の悪いものもありまして、やはり原書で読むのが一番です。

〉「Salah, plain and tall」
〉ペーパーバック版ではなく、講談社ワールドブックスの方です。
〉毎ページある挿絵が凄くマッチしていて、とてもよかったんです。思わず模写してしまったほどです。

〉翻訳者である金原瑞人さんによると、ページ数をかさましする為に毎ページ書かれたとあってあれー…って感じになりましたが笑

確かに本文は短いかも…。これは3部作ですので、気に入ったら続きもどうぞ。

〉「Matilda」
〉小さな頃英語版のビデオで何度も何度も見た映画だったんです。
〉凄く原作に忠実に作ってあったので、単語は難しくてわからないのに映画が脳内で再生されるという不思議な体験ができました。

これもレベルが高いですね。脳内再生で読める、というのもアリです。
ロアルド・ダールが気に入りそうでしたら、レベル2から順番に本がありますので、多読のお供にうってつけです。私はレベル順に片っ端から読みました。

〉「The princess diaries」マクミランリーダーズ

〉普段日本の高校生の恋愛ものなんて殆ど読まないんですが、アメリカが舞台だと何だか楽しく読めたのが自分でも意外でした。英語だと好みも少し変わるのかも。

好みが変わる、というのはあります。英語で読んで面白い本と、日本語で読んで面白い本は、必ずしも一致しないのかもしれません。

〉「GR」
〉一番楽しめたのはノンフィクションです。
〉ポカホンタス、アガサ・クリスティ、ダイアナ妃、Elephant ManやThe Love of a King、Henry and his six wivesなどなど

ノンフィクションでOFFというシリーズがあるのはご存知ですか?

〉今は地元の図書館にあったHorrible Harryやスラムドッグ・ミリオネアの原作をめくってます。
〉勉強ではなくあくまで楽しむ!というスタンスでこれからものんびりと読んでいきたいなと思ってます。

これからも楽しく、のんびり読んでいってください。

〉100万語通過の掲示板を見てはいいなーいつかここに書き込みしたいなーと思っていた夢が叶って嬉しいです!

これからどんどん報告してください。語数にこだわらないで、おもしろい本を読んだら「聞いてー!」みたいな感じで投稿してもいいですよ。
それではHappy Reading!


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7538. Re: 100万語、おめでとうございます

お名前: orca
投稿日: 2010/4/10(08:09)

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遅くなりましたが、杏樹さん返信ありがとうございますー!

〉ICRやSIRのようなレベル別の絵本は読んでみましたか?絵本だと楽しみ方がまた違ってきますし、そういう本を読むのも多読のおもしろいところなんですけれど。

多読に使える費用がなかったことと、大学図書館にリーダーズが揃ってたことでそれらをメインにしていました。Dahlはどの図書館も置いてあって、数を読むことができたのですけど、
ICRやSIRは中々図書館にも置いていないんですよね…一冊だけで結構値も張りますし。
図書館にあるものは絵本も結構めくってみてます^^

〉「英語の本を読む」から単に「本を読んでいる」という感覚になると、多読のステップを大きく上ったことになります。これからもそういう感覚の本に出会えるといいですね。

時間も何もかも忘れて没頭させてくれる本を求めて読書し続けてます。

〉翻訳はいいものもありますが、質の悪いものもありまして、やはり原書で読むのが一番です。

忠実に訳してあったとしても、やはり文化や色々なずれが生じますからね。
読めるなら原著で読むのが本当に一番だなぁ、と思いました。

色々と教えてくださってありがとうございました!
また聞いてーという気持ちが湧いてきたら、ひょっこり顔を出させてもらいます^ー^


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