Re: 「つまらなければやめる」原則との整合性について

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(15:31)]

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5107. Re: 「つまらなければやめる」原則との整合性について

お名前: ako
投稿日: 2005/6/17(02:03)

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sosreadingさん、たびたびすみません、またakoです。

〉●こんな長文のラブレターを頂き感激です。ありがとうございます。

好きなスポーツの話になると、つい夢中になってしまいました。
恥ずかしい〜〜(/o\)
       ↑
sosreadingさんのマネしちゃいました。
この絵文字、あまりにもカワイイんですもん(笑)

さて、様々な要所、要所にてご同意いだだき、ありがとうございました!!
ジムのインストラクター様とのお話にも共通点があったとの件は、
非常に嬉しく拝読いたしました。
その上、奇しくも本日は、野茂とイチロウのニュースがあり、
sosreadingさんとお話したばかりでしたので、奇遇なご縁に感動しております。

さて、あまり英語から離れた話に深入りしては、
英語学習サイトであるSSS掲示板に申し訳ないのでこの程度にいたしますが、
以下の一部分についてだけ、SSS多読原則に非常に関わり深い部分と思いますので、
私の見解ではありますが、今の段階で考えていることを補足してみます。
不安な点がありましたら、
また繁村先生の面談などでご相談して、確かめたいと思っております。

〉ご指摘のように、語学学習にも、このマラソンハイの現象があるのではと思います。時期がいつかは、わかりませんが、肝心なことは、このときやめないことが、大切なのでは、と思います。しかし、SSS学習の三原則の1つ、「つまらなければ、やめる」との、関連を、どう考えるかの課題は残りますが。

この「つまらなければやめる」は、
多読そのものをやめる、という意味に解釈しなくてもよいのではないかと思っています。
今、たまたま読み始めた本が、つまらなかった場合にその本を読むことはやめましょう、でも別に、読める本はあるのではありませんか?、と言われている、
と受け取っております。

真面目な学習者の方の中には、
一度読み出した本を途中でやめることに抵抗を感じる方もおられるのかもしれないと思われます。
しかも、一度よみだした本を途中で読むのを中断した、となると、
それをもって「自分は英語多読に挫折したのではないか」と
深刻に受け取るかたもおられる可能性が想定されているのではないでしょうか。

でも、それはたまたま出会った本が、自分にあわなかったというだけで、
英語多読そのものに挫折したわけではないのです。
そういう場合は、その本が、自分に合わなかった、というだけで、
もっと他の本なら、合うものがあるかもしれないのです。

そういう意味で、「つまらなかったらやめる」という原則ができたのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。

実はそう考えれば、いろいろなことが説明がつくんです。
スランプが来たとしても、レベルを落とせば、読むことはできます。
さらに言えば、同じレベルでも、ジャンルが自分に好みかどうかで、
読めるかどうかが非常に差が出る場合もあります。

つまり、SSS的なアプローチというのは、
どういうスランプが来ても、読む本を上手に変更していくことで、
(今日は野球話のついでですので、この際、たとえますと)
適切な代打(スランプでも読める本)を出すことで、
英語多読そのものは、継続する事ができる方法であると、
それが、SSSの画期的な特徴であるとakoは考えております。

〉訂正、追記(6/15):
〉マラソンハイではなく、ランニング・ハイでしたね。間違いました。すみません!それに、快調に飛ばせる現象のことのようですから、私の用語の使い方が、違っているようですが、云わんとしていることは、ご理解いただけますよね。

はい、理解しております!
用語が正確かどうかという点よりも、
sosreadingさんとakoが、内容理解を共有していることが重要だと思っております! そして、完全に共有できている、と思っております!

〉大手町には、20年ほど住んでいたのですが、あまりにも生々しいので、やっぱり
池袋かな?

どちらでも、いつでも、ご都合のいい機会にお越しくださいね。
皆さん、このご報告は読んでおられますから、
初対面でもご心配はいりませんのです。

〉 文書が長くなりますので、引用箇所は、思い切って、割愛させて、頂きました。お許しください。

引用の割愛は、まったく問題ありませんよ〜(^^)

「カ行」の人生訓ともども、有益なご意見をたくさんご記載いただいて、
本当にありがとうございました。
ぜひまた繁村先生の面談や、オフ会等にお運びくださいませ。
不思議なもので、sosreadingさんにまだお会いした事も無いですのに、
旧交をあたためるような気持ちです(笑)

では、See you again, some day !


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5108. Re: 「つまらなければやめる」原則との整合性について⇒返事

お名前: sosreading
投稿日: 2005/6/17(16:54)

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お待ちしていました!とっても(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーーー!!!です!!
何度もなんどもクリックして、お待ちしていました!!
いつも深夜の、お「書き込み」のようなので、本当にお忙しいんですね。それでも、一つひとつ丁寧に、
そして誠実に、コメントして頂き、感謝しています。
あまりご無理をなさらないように、なさってくださいね。辛抱して待ちますので、(^_-)ネ。

「返」に「返」、「返」・・と続きますと、「金魚のなんとか」になって、読み辛くなりますので、
思い切って、Topicsだけに絞らさせて下さい。

●SSS学習の三原則の1つ、「つまらなければ、やめる」との整合性について。

先便では、問題提起をしただけで、なにもこれについて、コメントしませんでしたので、
改めて、このテーマだけで「書き込み」をしたいと、考えていました。
akoさんからの「書き込み」をいただき、私と全く同じご意見をお持ちなのが分り、
益々意を強くし、嬉しくなってしまいました。

akoさん
『この「つまらなければやめる」は、
多読そのものをやめる、という意味に解釈しなくてもよいのではないかと思っています。
今、たまたま読み始めた本が、つまらなかった場合にその本を読むことはやめましょう、でも別に、読める本はあるのではありませんか?、と言われている、
と受け取っております。

真面目な学習者の方の中には、
一度読み出した本を途中でやめることに抵抗を感じる方もおられるのかもしれないと思われます。
しかも、一度よみだした本を途中で読むのを中断した、となると、
それをもって「自分は英語多読に挫折したのではないか」と
深刻に受け取るかたもおられる可能性が想定されているのではないでしょうか。

sssreading
『その通りだと思います。挫折なんて思って貰いたくありませんよね』

akoさん
『それは、たまたま出会った本が、自分にあわなかったというだけで、
英語多読そのものに挫折したわけではないのです。
そういう場合は、その本が、自分に合わなかった、というだけで、
もっと他の本なら、合うものがあるかもしれないのです。』

sssreading
『多くの場合、Japanese English、つまり「戻り読み」「辞書読み」の体質に合わない、レベルの本を読んでいることから来ているのではないかと思います。』

akoさん
『そういう意味で、「つまらなかったらやめる」という原則ができたのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。
実はそう考えれば、いろいろなことが説明がつくんです。
スランプが来たとしても、レベルを落とせば、読むことはできます。
さらに言えば、同じレベルでも、ジャンルが自分に好みかどうかで、
読めるかどうかが非常に差が出る場合もあります。

つまり、SSS的なアプローチというのは、
どういうスランプが来ても、読む本を上手に変更していくことで、
(今日は野球話のついでですので、この際、たとえますと)
適切な代打(スランプでも読める本)を出すことで、
英語多読そのものは、継続する事ができる方法であると、
それが、SSSの画期的な特徴であるとakoは考えております。』

sssreading
『ご指摘の通りです。その通りだと思っています。
大変適切な喩で、説明されておられるので、説得力があります。
「つまらなかったら、やめる」のは、今読んでいる「本」をやめるのであって、
「多読」をやめるのでては、ありませんよ、という、
意味が言外に含まれていると理解しています。
そして、その際の対応には、2つあるように思います。
先ず、体質改善の、対応に無理が生じていることから来るものが、1つではないでしょうか。

(私の仮説「体質改善」説から、申し上げると、体質改善が実現した時が、
第1次のランニング・ハイ到達の時ではと思っているですが)

Japanese English、つまり「戻り読み」「辞書引き」の体質改善に至る過程に、
ストレス、葛藤が⇒読むことの、つまらなさ、を生じさせ、それからの脱却は、
読む本の、レベルを思い切って、下げることが、この苦しさ、辛さから脱する最善の方策ではと思っています。
akoさんのご見解と同じです。
面子に拘らないで、思い切って、レベルを下げて読むんで見ることが、より、「楽しく」読める道に
通じることになると思います。
つまらなさ」のもう一つの原因は、ご指摘にもありますように、ストーリーの内容によるものがありますよね。

この解決方法は、自分の努力で、好みを探し出すことしかありませんよね。
先輩に聞いたり、SSSのホームページで探したり、いろいろあると思いますが、
要は「いい出会い」のチャンスを、自らがつくり、積極的に待つしかありませんよね。

「つまらなかったら、やめる」というテーマで、私が一番云いたかったののは、
いかに、「SSS多読法」が、happy readingといっても、
「ランニング・ハイ」に到達するまでには、
「happy reading]の継続ばかりでは、ないですよ。
しかし、必ずhappy readingの道がありますので、
それを発見するよう、工夫してくださいよ。って、
これから始められる方々に、老婆心ながら言いたかったという思いが、あります。

SSSの心を同じくする同志を1人でも多く作ることが、多読の大きなモチベーションにもなると思っていますので、
こういう意味からも、このページは、これからも、大切にしたいと思っています。
よろしくお願いします。

ありがとうございました。

See you some day in the near future, maybe on July, 30th.


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