[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(15:59)]
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5104. Re:ご回答、とっても(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーーー!!!です!!1箇所訂正追記しました
お名前: sosreading
投稿日: 2005/6/15(22:04)
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◎"ako"さんは[url:kb:5099]で書きました:
〉さて、第二部です。
〉投稿を分けたのは、sosreadingさんに二度と貴重なご投稿を削除して欲しくないからでーす(^^)
〉後に書いていただいた部分に入ります。
●こんな長文のラブレターを頂き感激です。ありがとうございます。
さて、第2部に入ります前に、折角紹介いただいたwebsiteで、マラソンハイを読ませていただきました。偶然にも、丁度私も、取り上げたいと思っていたテーマです。大変参考になりました。先日、週に1.2度通っているジムで、インストラクターと、同じようなやり取りをしました。
私「ワーキングマシンで、速歩していて、いつも感じるのですが、歩きはじめて、20分間は、しんどく、それを過ぎると、また楽になり、それから40分ほどで、又しんどくなり、それが過ぎると、再び、楽になり、それからは、いつまでも、歩き続けられるぞ、という気分になるのだが。・・・」と、質問を、投げかけると、「私も、全く同じで、最初は、15分、2度目は、30分という違いだけです。この感覚は、みんなあるようですよ。・・・」との、答え返ってきて、それから話が弾んだという経験があります。ご指摘のように、語学学習にも、このマラソンハイの現象があるのではと思います。時期がいつかは、わかりませんが、肝心なことは、このときやめないことが、大切なのでは、と思います。しかし、SSS学習の三原則の1つ、「つまらなければ、やめる」との、関連を、どう考えるかの課題は残りますが。
訂正、追記(6/15):
マラソンハイではなく、ランニング・ハイでしたね。間違いました。すみません!それに、快調に飛ばせる現象のことのようですから、私の用語の使い方が、違っているようですが、云わんとしていることは、ご理解いただけますよね。
●心理的葛藤について
お褒めいただき、嬉しいです!akoさんは、お優しいんですね。自分の弱みを、だすのは、勇気が要りますからね。ご理解いただいてありがたいと思います。そこで、お言葉に甘えて、しつこいようで、恐縮ですが、恥を忍んで、この「葛藤の心理」「フラストレーション」について、再度、説明させてください。日本人、少なくとも、私は、永年英語の読解は、「戻り読み」をしてまいりました。英語力は、多分英検準1級程度だろうと思います。まだまだの実力なんですが、特に苦手は、リスニングなんです。以前は、外国放送を聞いていて、2.3分もすると、イライラしてきて、5分ももてないです。聞くのをやめていました。SSSを始めて、気がついたのですが、「戻りたい感情」を抑えるのに、凄く、葛藤しているのです。戻らないと、理解できないわけですから、勿論話されている内容も、殆ど分りませんでした。辞書を引かないことにも、イリテーションがありました。100万語達成の頃には、いつも間にか、このイリテ-ションがなくなっていました。今では、「FEN=NPR」を抵抗無く、聞けるようになっています。勿論、全部を理解して聞けているわけではありません。それでも、イライラがなくなったのです。つまり、これは、英語を日本流の「語順」に変えなくても、聞けるようになったからだと思います。英語を素直に聞ける「体質」に改善されたからだと思います。
●弁証法的発展について
私も、よく脱線し、ジョクをいって、誤解されることがありますので、自戒しているのですが、つい口をついて出てしまいます。これからも、あるかもしれませんので、よろしくお願いします。
ところで、「弁証法的発展」という言葉ですが、ご存知と思いますが、「量的変化が質的変化をもたらす」という考え方です。通常、発展は、量的な積み上げと考えられていますが、場合によっては、突然、途上で、質的変化が生ずるという現象のことで、正に、この現象が、SSSの多読が、私たちの体に「質的変化」がもたらす効果と思っています。この弁証法的発展によって、質的変化でみられるように、reading 力の向上⇒ listening力の向上 に通ずると思いますが、この逆の listening 力向上 ⇒ reading力向上とは、必ずしも、ならないと思います。前者は、「多読」により、reading力の、妨げになっていた「戻り読み」の改善が、即listenning 力の向上に繋がっているからだと思うからです。
の
〉私は、スポーツに関してはメンタルな部分を非常に重視していますので、
〉5の「その他」を、「本人の心理性向」として一番にあげたいと考えます。
●素晴らしいご指摘です。全く同感です!!どんなに、練習量が多くても、どんな優れた環境下でも、本人のやる気がないと、全く有効に働きませんからね。おっしゃる通りだと思います。そして、そのいい「本人の心理性向」を維持し、持続させるモチベーション ファクターは、SSSでいっている「楽しむ」心なんでしょうね。その「楽しむ」心を育成できればしめたものです。
●心的性向性の重要性について(日本の英語教育の誤りも含め)
適切な例を上げられての説明、わかり易く、説得力があります。野茂や、イチロウ、新庄選手のスポーツ人生物語を読んでみたくなりました。そして、年齢さは、門題にすべき要素でないとの力強いお言葉に、一段と力づけられました。ありがとうございます。
●〉〉II、若し、1〜3が同じ条件の場合、練習を(1年通算約10,000分を)
〉〉 A.毎日、30分 B.隔日1時間 C.毎週一度3.5時間
〉〉 継続した人たちの上達にどんな差が生じますか?それとも同じですか?
◎どういう局面が、同一ペース方式を有効にするか、という点ですが、
〉上記に書かれたような、同一期間で同一練習時間というペースを守ることは、
〉それが有効に働く場合と、有効に働かない場合がある、ということなんです。
〉ペースを守る事が、マイナスに作用する場合もあるんです。
〉ペースの決め方(毎日か隔日か毎週か)についても、まさにこれぞ、
〉選手が現在、どういうフェイズにいるのかを見極め、
〉必要なら練習方法を変更する、といった柔軟な判断ができるかどうかで、
〉決まってくることなんです。
〉選手の性格にもよります。
〉長期間を同一ペース配分で練習しないと不安になる者、
〉逆に、長期間、同一ペースを継続するとモチベーションを下げてしまう者。
〉初心者の場合は、そういった部分も勘案して一人一人、判断するしかないんです。
〉SSSでは「自分が楽しめているかどうかどうかを基準に」というのがありますが、
〉掲示板方式や読書指導会などで、常に相談できるような体制になっているのも、
〉こういう時のためだ、と思い、ありがたく利用させてもらっています。
●全く同感です。時間的長さとか、環境とかだけでなく、その置かれた環境で、「楽しく」運動を継続する工夫をするか否かにかかってくるというご説に賛成です。
●最後に当たって。
論理的でいて、しかも大変チャーミングな表現内容で、ファンクラブ結成を含め、全く異論の余地がありません。それに、誕生祝まで、ご提案していただき有難うございます。オフ会とかも出たことがありませんので、いつか出席させていただきといと考えていますので、よろしくお願いします。でも、なんだか恥ずかしいな(/o\)。
大手町には、20年ほど住んでいたのですが、あまりにも生々しいので、やっぱり池袋かな?
最後に、たってのリクエストなので、「カ」行の人生訓を再登場させます。
若さを保つ「秘訣」でもあります。
1、カは、あらゆることに「感動」する。 2、キは、感動したら、「興味」をもつ。 3、クは、興味をもったら、直ぐに「工夫」してみる。 4、ケは、心も体も「健康」を維持する。5、コは、人生で一番大切な「恋するこころ」をもつ、です。勿論多読を「恋」することも入ります。
以上です。
文書が長くなりますので、引用箇所は、思い切って、割愛させて、頂きました。お許しください。
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5107. Re: 「つまらなければやめる」原則との整合性について
お名前: ako
投稿日: 2005/6/17(02:03)
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sosreadingさん、たびたびすみません、またakoです。
〉●こんな長文のラブレターを頂き感激です。ありがとうございます。
好きなスポーツの話になると、つい夢中になってしまいました。
恥ずかしい〜〜(/o\)
↑
sosreadingさんのマネしちゃいました。
この絵文字、あまりにもカワイイんですもん(笑)
さて、様々な要所、要所にてご同意いだだき、ありがとうございました!!
ジムのインストラクター様とのお話にも共通点があったとの件は、
非常に嬉しく拝読いたしました。
その上、奇しくも本日は、野茂とイチロウのニュースがあり、
sosreadingさんとお話したばかりでしたので、奇遇なご縁に感動しております。
さて、あまり英語から離れた話に深入りしては、
英語学習サイトであるSSS掲示板に申し訳ないのでこの程度にいたしますが、
以下の一部分についてだけ、SSS多読原則に非常に関わり深い部分と思いますので、
私の見解ではありますが、今の段階で考えていることを補足してみます。
不安な点がありましたら、
また繁村先生の面談などでご相談して、確かめたいと思っております。
〉ご指摘のように、語学学習にも、このマラソンハイの現象があるのではと思います。時期がいつかは、わかりませんが、肝心なことは、このときやめないことが、大切なのでは、と思います。しかし、SSS学習の三原則の1つ、「つまらなければ、やめる」との、関連を、どう考えるかの課題は残りますが。
この「つまらなければやめる」は、
多読そのものをやめる、という意味に解釈しなくてもよいのではないかと思っています。
今、たまたま読み始めた本が、つまらなかった場合にその本を読むことはやめましょう、でも別に、読める本はあるのではありませんか?、と言われている、
と受け取っております。
真面目な学習者の方の中には、
一度読み出した本を途中でやめることに抵抗を感じる方もおられるのかもしれないと思われます。
しかも、一度よみだした本を途中で読むのを中断した、となると、
それをもって「自分は英語多読に挫折したのではないか」と
深刻に受け取るかたもおられる可能性が想定されているのではないでしょうか。
でも、それはたまたま出会った本が、自分にあわなかったというだけで、
英語多読そのものに挫折したわけではないのです。
そういう場合は、その本が、自分に合わなかった、というだけで、
もっと他の本なら、合うものがあるかもしれないのです。
そういう意味で、「つまらなかったらやめる」という原則ができたのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。
実はそう考えれば、いろいろなことが説明がつくんです。
スランプが来たとしても、レベルを落とせば、読むことはできます。
さらに言えば、同じレベルでも、ジャンルが自分に好みかどうかで、
読めるかどうかが非常に差が出る場合もあります。
つまり、SSS的なアプローチというのは、
どういうスランプが来ても、読む本を上手に変更していくことで、
(今日は野球話のついでですので、この際、たとえますと)
適切な代打(スランプでも読める本)を出すことで、
英語多読そのものは、継続する事ができる方法であると、
それが、SSSの画期的な特徴であるとakoは考えております。
〉訂正、追記(6/15):
〉マラソンハイではなく、ランニング・ハイでしたね。間違いました。すみません!それに、快調に飛ばせる現象のことのようですから、私の用語の使い方が、違っているようですが、云わんとしていることは、ご理解いただけますよね。
はい、理解しております!
用語が正確かどうかという点よりも、
sosreadingさんとakoが、内容理解を共有していることが重要だと思っております! そして、完全に共有できている、と思っております!
〉大手町には、20年ほど住んでいたのですが、あまりにも生々しいので、やっぱり
池袋かな?
どちらでも、いつでも、ご都合のいい機会にお越しくださいね。
皆さん、このご報告は読んでおられますから、
初対面でもご心配はいりませんのです。
〉 文書が長くなりますので、引用箇所は、思い切って、割愛させて、頂きました。お許しください。
引用の割愛は、まったく問題ありませんよ〜(^^)
「カ行」の人生訓ともども、有益なご意見をたくさんご記載いただいて、
本当にありがとうございました。
ぜひまた繁村先生の面談や、オフ会等にお運びくださいませ。
不思議なもので、sosreadingさんにまだお会いした事も無いですのに、
旧交をあたためるような気持ちです(笑)
では、See you again, some day !
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5108. Re: 「つまらなければやめる」原則との整合性について⇒返事
お名前: sosreading
投稿日: 2005/6/17(16:54)
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お待ちしていました!とっても(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーーー!!!です!!
何度もなんどもクリックして、お待ちしていました!!
いつも深夜の、お「書き込み」のようなので、本当にお忙しいんですね。それでも、一つひとつ丁寧に、
そして誠実に、コメントして頂き、感謝しています。
あまりご無理をなさらないように、なさってくださいね。辛抱して待ちますので、(^_-)ネ。
「返」に「返」、「返」・・と続きますと、「金魚のなんとか」になって、読み辛くなりますので、
思い切って、Topicsだけに絞らさせて下さい。
●SSS学習の三原則の1つ、「つまらなければ、やめる」との整合性について。
先便では、問題提起をしただけで、なにもこれについて、コメントしませんでしたので、
改めて、このテーマだけで「書き込み」をしたいと、考えていました。
akoさんからの「書き込み」をいただき、私と全く同じご意見をお持ちなのが分り、
益々意を強くし、嬉しくなってしまいました。
akoさん
『この「つまらなければやめる」は、
多読そのものをやめる、という意味に解釈しなくてもよいのではないかと思っています。
今、たまたま読み始めた本が、つまらなかった場合にその本を読むことはやめましょう、でも別に、読める本はあるのではありませんか?、と言われている、
と受け取っております。
真面目な学習者の方の中には、
一度読み出した本を途中でやめることに抵抗を感じる方もおられるのかもしれないと思われます。
しかも、一度よみだした本を途中で読むのを中断した、となると、
それをもって「自分は英語多読に挫折したのではないか」と
深刻に受け取るかたもおられる可能性が想定されているのではないでしょうか。
sssreading
『その通りだと思います。挫折なんて思って貰いたくありませんよね』
akoさん
『それは、たまたま出会った本が、自分にあわなかったというだけで、
英語多読そのものに挫折したわけではないのです。
そういう場合は、その本が、自分に合わなかった、というだけで、
もっと他の本なら、合うものがあるかもしれないのです。』
sssreading
『多くの場合、Japanese English、つまり「戻り読み」「辞書読み」の体質に合わない、レベルの本を読んでいることから来ているのではないかと思います。』
akoさん
『そういう意味で、「つまらなかったらやめる」という原則ができたのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。
実はそう考えれば、いろいろなことが説明がつくんです。
スランプが来たとしても、レベルを落とせば、読むことはできます。
さらに言えば、同じレベルでも、ジャンルが自分に好みかどうかで、
読めるかどうかが非常に差が出る場合もあります。
つまり、SSS的なアプローチというのは、
どういうスランプが来ても、読む本を上手に変更していくことで、
(今日は野球話のついでですので、この際、たとえますと)
適切な代打(スランプでも読める本)を出すことで、
英語多読そのものは、継続する事ができる方法であると、
それが、SSSの画期的な特徴であるとakoは考えております。』
sssreading
『ご指摘の通りです。その通りだと思っています。
大変適切な喩で、説明されておられるので、説得力があります。
「つまらなかったら、やめる」のは、今読んでいる「本」をやめるのであって、
「多読」をやめるのでては、ありませんよ、という、
意味が言外に含まれていると理解しています。
そして、その際の対応には、2つあるように思います。
先ず、体質改善の、対応に無理が生じていることから来るものが、1つではないでしょうか。
(私の仮説「体質改善」説から、申し上げると、体質改善が実現した時が、
第1次のランニング・ハイ到達の時ではと思っているですが)
Japanese English、つまり「戻り読み」「辞書引き」の体質改善に至る過程に、
ストレス、葛藤が⇒読むことの、つまらなさ、を生じさせ、それからの脱却は、
読む本の、レベルを思い切って、下げることが、この苦しさ、辛さから脱する最善の方策ではと思っています。
akoさんのご見解と同じです。
面子に拘らないで、思い切って、レベルを下げて読むんで見ることが、より、「楽しく」読める道に
通じることになると思います。
つまらなさ」のもう一つの原因は、ご指摘にもありますように、ストーリーの内容によるものがありますよね。
この解決方法は、自分の努力で、好みを探し出すことしかありませんよね。
先輩に聞いたり、SSSのホームページで探したり、いろいろあると思いますが、
要は「いい出会い」のチャンスを、自らがつくり、積極的に待つしかありませんよね。
「つまらなかったら、やめる」というテーマで、私が一番云いたかったののは、
いかに、「SSS多読法」が、happy readingといっても、
「ランニング・ハイ」に到達するまでには、
「happy reading]の継続ばかりでは、ないですよ。
しかし、必ずhappy readingの道がありますので、
それを発見するよう、工夫してくださいよ。って、
これから始められる方々に、老婆心ながら言いたかったという思いが、あります。
SSSの心を同じくする同志を1人でも多く作ることが、多読の大きなモチベーションにもなると思っていますので、
こういう意味からも、このページは、これからも、大切にしたいと思っています。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
See you some day in the near future, maybe on July, 30th.