100万語通過しました!(長文になってしまいました。。)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(15:01)]

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[喜] 5092. 100万語通過しました!(長文になってしまいました。。)

お名前: jun_nsj
投稿日: 2005/6/11(21:34)

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始めて投稿します。
昨年10/21より多読を開始し、6/7に100万語を通過しました。7ヶ月半、結構長い道のりでした。

開始に至った経緯と経過についてお知らせします。

昨年4月より、語学留学で1年間カナダ西部に滞在していました。語学学校にも通い、カレッジのESLコースなども取っていましたが(学校で勉強したのはトータル6ヶ月)英語に関しては毎日毎日フラストレーションで一杯でした。聞こえない、話せない、読むのが遅すぎる、、滞在開始から半年が迫ろうとしていたとき、SSSのサイトを発見しました。その内容にすぐに惹かれるとともに、SEGがこれを指導していることに驚きました。さてここで白状すると、私は高校時代(10年以上前)、SEGに大変お世話になった(本当にSEGの授業に救われました)もので、新宿ブッククラブの記事を目にしたとき、あの微妙に廃れた雰囲気の西新宿の一角を遠く離れたカナダで想像し、空間的+時間的にどれほどの郷愁の想いがこみ上げてきたものでしょうか。。

さて、話を戻すと、しかし当初は「これ良さそうだー。日本に帰ったらやってみよう。」と思ったのみだったのですが(本の入手が実は大変そうなので)、そのとき通っていたカレッジの図書館にPGRのレベル0, 1が結構揃っていることを発見し、それで多読をスタートする決心をつけました。そして、PGRとOBWを中心に図書館にあったレベル0, 1の本はすぐ読み終わり、レベル2まで手を出しましたが、ちょうどクリスマス休暇を迎えたのでカナダ東部を巡る1ヶ月の旅行に出かけました(この時点で18万語)。空港でPaulo Coelhoの"Alchemist"(英訳版)を購入し、これが始めて読んだPBとなりました。(読み終わったのは旅行から帰ってきた後)さて旅行に出てみて驚いたことは、自分が突然ペラペラと話すようになっていたこと、そして折しもスマトラ沖津波が発生し、以来毎日新聞を買って読んでいたのですが、飛ばし読みでスラスラ読んでしまえることでした。もちろん意味は半分も分かりません。でも「読めてる」んです。ちょうど小学生が新聞を読むように、簡単な記事を選べばイメージぐらいは掴めるという感じです。

外国に滞在して勉強していた以上、当然様々な要素が絡み合っていたと思いますが、自分では多読の効果が一番大きかったのではないかと信じていました。

以前、自分で話をする時は、文法的知識をベースに、喋るべき内容を一旦頭の中で構築していました。さらに口に出した後、まだ空中に浮いている言葉をもう一度なぞって、ミスが無いかを無意識に確認していました。ミスを発見すると「ああやっちゃった」という感じです。人の話を聞く段になると、頭の中にセンテンスを蓄積してそれを遅れてなぞり、文法や意味を確認し、やっと相手の発言を理解するという感じでした。これでは話す時も聞く時もタイムラグが発生するし、そのせいでお互いストレスも溜まります。会話のタイミングも上手く作り出せません。ところが多読によって、おそらく単純な文章を大量に読んだせいか、基本的な文章構造が体に染み込み、文法知識から文を組み立てなくとも Hello, how're you? と同じぐらいのレベルで簡単な文章なら勝手に口をついて出てくるようになりました。GRの低いレベルでも関係詞ぐらいは出てくるし、ここまでが使いこなせるだけでも日常会話で用いる文の構造的には不自由しなくなるのではと思います。
またこれと同時に、相手の話も(知らない単語、表現が無ければ)リアルタイムに理解するようになっていました。

文章を読む時は、以前から返り読みをしようとはしていませんでしたが、分詞や関係詞の後置修飾がどんどん続くと、文の前半の内容が頭から抜けてしまうことが良くあり、また最初から読み直すということを良くやっていました。これもどんどん後から修飾する英語の構造を、多読によって体に染み込ませたことで、言いたいことは後からくっつけるという英語的な理解の方法に慣れ、結果長めの文章の聞き取りが苦で無くなったり、新聞も違和感無く読めるようになってしまったのではないかと思います。

さて、旅行から帰ってきた後は授業も無く暇をしていたので、6, 7年前に日本語で読んだ村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」の英訳版"The Wind-up Bird Chronicle"を図書館で見つけ、思わず手を出し、飛ばし読み&ストーリー思い出し読みをしながら20日程で読破してしまいました(284,000語)。その後Vancouver に引っ越して最後の一か月を過ごし、また中央図書館に通って、以前のカレッジの図書館には置いていなかったPGR, OBW, CERの本をレベル1 から読み直し、4月に日本に戻ってきた時点で81万語、そして新宿ブッククラブにさっそく登録し、OBWを中心にまだ読んだことの無いレベル2の本をしらみ潰しして達成した100万語です。

YL別読んだ冊数は以下の通りです。

 Level 0: 35
 Level 1: 32
 Level 2: 78
 Level 3: 4
 PB: 2
 合計: 151

ところで、レベル2の本を大量に読んでいて思ったのは、GRではOBWが自分の一番の好みだと言うことです。語彙は少なくとも、文法の制限を緩くしてあるのか、レベル1, 2の本から英語的な綺麗な表現が溢れていて、PGRの文章が本当につまらないと感じ始め、PGRに手が伸びなくなりました。"Apollo 13"がとどめでした。書評システムの評価では、PGRを一段階下げ、OBWを一段階上げて読み変えていて、自分に取ってはそれでちょうどしっくりくるぐらいです。

今、何しろ多読前と全く変わってしまったのは、英語を読むのが日常的で当たり前になってしまったことです。駅の自動券売機も英語モードに切り替えて使ったりしています。今後は本格的にレベル3に入り、またOBWを中心に村上春樹をキリン読みし、2周目完走を目指したいと思います!

長々と失礼しました。
ではお約束の、、Happy reading, everyone!!


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5093. Re: 100万語通過しました!Congratulations, Jun-san!!

お名前: sosreading
投稿日: 2005/6/12(16:47)

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一先ず第一の山場を超え、その達成した喜びを味わっていらっしゃることと思います。私も、先月末、100万語をなんとか、達成したばかりで、第2週目に入りましたが、なんとなく調子がでず、もたもたしています。次の目標は、あまり高くを狙わず、150万語かな、って思ったりしています。
ところで、SSSは、カナダで、知られたのですね。流石情報キャッチが的確ですね。私も、Cambridgeで英語を学んでいるとき、先生から、graded books を紹介され、早速、町の本屋さんにでかけたまでは、良かったのですが、店員さんに、私に、相応しいレベルは、どうなのかを聞いて購入しましたのが大きな間違いでした。この購入が最初で、最後になってしまいました。この種の本の利用し方は、欧米人と特に、言語のカルチュアーが全く異なる日本人とは、根本的に違うと思います。若し、「快読100万語」の存在を知っていたら、こんな失敗はしなかったと思います。ご指摘のように、「戻り読みをしない」「辞書をひかない」体質に変えるには、幼児に帰って、やさしい本からはじめるしかないのですからね。カナダに留学されているにも、拘わらず、0.1から始められたのですね。その勇気に敬服します。それだけに体質改善も早かったのだと思います。急がば、回れですからね。
最後に、もう一度、100万語達成をお祝いします。
それでは、また150万語の展望台でお会いしましょう。


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5119. Re: 100万語通過しました!Congratulations, Jun-san!!

お名前: jun_nsj
投稿日: 2005/6/19(08:11)

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sosreading さん、お返事遅くなりまして申し訳ありません。
丁寧なお祝いの言葉を頂きありがとうございます。Plus, ほぼ同時期の100万語通過おめでとうございます!

〉一先ず第一の山場を超え、その達成した喜びを味わっていらっしゃることと思います。私も、先月末、100万語をなんとか、達成したばかりで、第2週目に入りましたが、なんとなく調子がでず、もたもたしています。次の目標は、あまり高くを狙わず、150万語かな、って思ったりしています。

私も実は同じ状態に陥っています。100万語までは語数稼ぎに躍起になって読んでいた感もあり、(Excelでグラフをつけており、それが急勾配で伸びていくのを見るのを楽しみに、がむしゃらに読んでいた時期もありました)とりあえずの目的が達成された今、一休みついて、起き上がるのが少し億劫なそんな感じです。

気分を変えるために、GRから児童書に切り替えてみるとかそんなこともしてみようかと考えています。少し話が逸れていきますが、やはりnativeの子供向けの本は外国人に対する遠慮などは微塵もないし(当たり前ですが)、日常的な、故に本質的な英語の表現や、子供が良く知っている動物の名前なんかはどんどん出てきますよね。語彙の面はともかく、英語的な表現や、文法や、そういったものがしっくりと分かるようになるのはやはり魅力で、その意味で今まで手に取らなかった児童書にトライしたいという気持ちが芽生えてきていました。「子供の使う英語にはエッセンスが詰まっている(に違いない)」というのは私が時々カナダで考えていたことで、街に出ていて子供同士、子供と親の会話が聞こえてくると、ハッと耳を澄ませて聞いていました。そうすると、あまりにも簡単な表現で、はぁ〜これでいいのか!と驚くことが良くありました。これも当たり前のことですが、日本語であっても同じですよね。彼らは限られた語彙の中で的確な表現をしており、大人の言葉も結局そういった膨大な子供の言葉をベースに、あるいはそれが発展したものであるから、通常の語学学習で行う、大人の言葉同士の変換作業(大人の英語←→大人の日本語)を通すだけでは、本当にその言葉を「分かる」ことにはならないのではないかと思います。これはぼんやりとした仮説ですし、私は通常の語学学習の手法を否定するものでもありません。求められる質とスピードのバランスで従来型で勉強しなければいけない人もいるはずですし、それで目標を達成している人もたくさんいると思います。ただ、私が今の時点で良く分かっているSSSのuniqueな特徴は、「楽しく続けられる」あるいは「もはや勉強ではない」これに尽きると思います。

すみません、話が逸れすぎました。でもあと一つだけ追加すると、英語圏にいた時は街角の看板や広告の文句を見るのも好きで、その発想に唸ることが良くありました。一つだけ例を挙げると、バスのドアに書いてあった注意書き「(走行中)ドアには触れないで下さい」、これを日本人が英作すると "Please don't touch the door" なんて風になると思いますが、向こうでは "Keep your hands clear" と表記されていました。clear は「視界がクリア」という意味に近い、何もないとか、どけてしまった状態、片付いている状態とかそういう意味だったと思いますが、こういった表現は日本語の感覚からは出てこないですよね。で、とあるバスで、これにちょっとしたいたずらが書き加わって、末尾の 'r' が 'n' になっているサインがあり、これにはかなり笑わせてもらいました。座布団3枚あげたかったです。

〉ところで、SSSは、カナダで、知られたのですね。流石情報キャッチが的確ですね。私も、Cambridgeで英語を学んでいるとき、先生から、graded books を紹介され、早速、町の本屋さんにでかけたまでは、良かったのですが、店員さんに、私に、相応しいレベルは、どうなのかを聞いて購入しましたのが大きな間違いでした。この購入が最初で、最後になってしまいました。この種の本の利用し方は、欧米人と特に、言語のカルチュアーが全く異なる日本人とは、根本的に違うと思います。若し、「快読100万語」の存在を知っていたら、こんな失敗はしなかったと思います。ご指摘のように、「戻り読みをしない」「辞書をひかない」体質に変えるには、幼児に帰って、やさしい本からはじめるしかないのですからね。カナダに留学されているにも、拘わらず、0.1から始められたのですね。その勇気に敬服します。それだけに体質改善も早かったのだと思います。急がば、回れですからね。

実は私も同じです。最初に通ったESLスクールでPGRの貸し出しをしており、そこでLevel 4 のEmma を借りて読んだのが最初です(今からちょうど一年程前です)。全然面白くなかったんですが、でもこれは比較的すぐに読み終わり、次にGone with the Wind を借り、それはとうとう読めず終いでした。当時はやはりこれほどの厚さの本でも、英語の文章がページの隅から隅まで踊っていると「うっ」と引いてしまっていて、そのせいで課外で楽しむための本であるはずが、宿題のような意識になっていて、それで続けられなかったのだと思います。それが、レベル0から上がっていくと綺麗に活字恐怖症が消えてしまった訳で、、SSSの方法は、当時自分では到底思いつかない学習法だったと思います。早い段階で出会えたことを感謝しています。

〉最後に、もう一度、100万語達成をお祝いします。
〉それでは、また150万語の展望台でお会いしましょう。

ありがとうございます!同じペースで走っていれば道中で時々お会いできるかも知れません。今後もどうぞよろしくお願いします。

Junでした。


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5106. Re: jun_nsjさん、100万語通過おめでとうございます

お名前: トオル
投稿日: 2005/6/16(13:27)

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jun_nsjさん、はじめまして。トオルです。
100万語通過おめでとうございます。

私は最近、掲示板に書き込んでいないのですが、
3年ちょっと多読してます。
多読を始める前はTOEICを年に1,2回受けて、
3,4年に1回、海外出張か、海外旅行に行ってました。
そのときは全然、英語が話せない、読めない、聞けない、書けない
でした。
海外出張のときは予め相手が聞いてきそうな質問を日本で準備して、
実際に質問されると、用意したものから適当に答えるレベルでした。
さすがにまずいと思って、英語を勉強してみたものの何をやっても
長続きしませんでした。

でも、多読を始めて、1年経ってからの海外出張では、
相手の言っていることが大体わかるようになり、
自分の言いたいことも片言でしたが、言えるようになりました。
多読を始めて3年経った現在では、
2時間ぐらいのミーティングでも相手の言っていることに
ついていけるようになり、自分の言いたいことが
言えるようになりました。
今年に入ってからは2ヶ月に1回の海外出張を以前と比べると
ほとんど準備ないような状態でこなせるようになってきました。
実は今もUSAのボストンに出張に来てまして、
初めて会う相手の話に合わせながら打ち合わせをしてきました。
もちろん、電子メールでアポをとったり、お互いに興味があることを
書いて、打ち合わせのアレンジも全て英語でやってます。
打ち合わせ相手とのランチでも英語で雑談ができるようになってきました。

ここまで英語で仕事ができるようになったのは、
多読(約700万語)とシャドーイング(3年)と多聴のおかげです。
必死に勉強は全然してなくて、本を楽しみながら、Audiobookを楽しみ
ながらなので、続いているのだと思います。

jun_nsjさんもこれから多読を続けていって、
そしてシャドーイングや多聴にも興味を持っていくと、
今よりはるかに楽に英語が話せたり、書けたり、聞けたり、読めたり
できると思います。
細かいことは全く気にしなくていいです。
文法も必要ないです。(私はこの3年間文法は全く勉強してません)

Happy Reading!!


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5122. Re: jun_nsjさん、100万語通過おめでとうございます

お名前: jun_nsj
投稿日: 2005/6/19(17:47)

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お返事遅くなりました!
トオルさん、ありがとうございます!

700万語とはまたかなりの量ですね。それだけ読めば、やはり他の勉強は全く不要でprofessionalな域まで到達できるのでしょうか?あ、シャドーイングもされているんですね。僕もCNNなんかで試してみましたが、すぐアワアワ状態になってしまって、それが辛くてやっていません。。これまた相当簡単なレベルから試してみた方が良いのでしょうね。

日本に戻ってきてから3週間ほど経った後、ある国際機関でインターンとして働き始めました。そこでは主に翻訳作業(英→日)をやっているのですが、翻訳となると辞書を使わないわけにはいかず、知らない単語どころか、ものすごく良く知っている(と思っている)単語でも意味を確認するため、そしてより良い訳語を見つけるため、辞書を頻繁に引いています(ALCの英辞郎 on the web を使っています)。なので、多読で本を読む時は辞書から解放され、それが「仕事から解放されている」という感じで嬉しく、楽しみな時間になっています。それ故になおさら今は、自分の好きな本、楽しい本、面白い本を選んだ方が良いだろうと気持ちになってきています。

仕事場は日本人ばかり(+日本語流暢な外国人)なので英語を話す機会はほとんどありませんが、電話がかかってきたり、外国人の来客が来たりと、突然英語を話さなければならない瞬間が訪れます。そのため、やはりというか、まだまだ極端に欠けている語彙、表現力の短期増強と、それを体に染みこませる練習をした方が良いのではという気になって、ラジオ英会話などを聴こうと考えています。しかし、これは誤った道へ踏み出すことになってしまうのでしょうか。それが今でもまだ良く分かりません。多読+αがプラスになるか、マイナスになるか、ということについてです。

人によっても、そして目的によっても、様々な勉強法があると思いますが、多読を中心に据えるのは間違いない(というか、どのような道を経てきた人でもいずれ多読の道に入ることになる)という気はしています。この掲示板で、様々な人の勉強方法を知ることができたら幸いです。

自分は、まずはシャドーイングにトライしてみようかと思います。レベルゼロから、知らない単語も聴いた音をそのまま再現するというようなことを積み重ねていけば、リスニングにおいてもまた新たな世界が開けるのかもしれません。

参考になる話を、どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。

Junでした。

〉jun_nsjさん、はじめまして。トオルです。
〉100万語通過おめでとうございます。

〉私は最近、掲示板に書き込んでいないのですが、
〉3年ちょっと多読してます。
〉多読を始める前はTOEICを年に1,2回受けて、
〉3,4年に1回、海外出張か、海外旅行に行ってました。
〉そのときは全然、英語が話せない、読めない、聞けない、書けない
〉でした。
〉海外出張のときは予め相手が聞いてきそうな質問を日本で準備して、
〉実際に質問されると、用意したものから適当に答えるレベルでした。
〉さすがにまずいと思って、英語を勉強してみたものの何をやっても
〉長続きしませんでした。

〉でも、多読を始めて、1年経ってからの海外出張では、
〉相手の言っていることが大体わかるようになり、
〉自分の言いたいことも片言でしたが、言えるようになりました。
〉多読を始めて3年経った現在では、
〉2時間ぐらいのミーティングでも相手の言っていることに
〉ついていけるようになり、自分の言いたいことが
〉言えるようになりました。
〉今年に入ってからは2ヶ月に1回の海外出張を以前と比べると
〉ほとんど準備ないような状態でこなせるようになってきました。
〉実は今もUSAのボストンに出張に来てまして、
〉初めて会う相手の話に合わせながら打ち合わせをしてきました。
〉もちろん、電子メールでアポをとったり、お互いに興味があることを
〉書いて、打ち合わせのアレンジも全て英語でやってます。
〉打ち合わせ相手とのランチでも英語で雑談ができるようになってきました。

〉ここまで英語で仕事ができるようになったのは、
〉多読(約700万語)とシャドーイング(3年)と多聴のおかげです。
〉必死に勉強は全然してなくて、本を楽しみながら、Audiobookを楽しみ
〉ながらなので、続いているのだと思います。

〉jun_nsjさんもこれから多読を続けていって、
〉そしてシャドーイングや多聴にも興味を持っていくと、
〉今よりはるかに楽に英語が話せたり、書けたり、聞けたり、読めたり
〉できると思います。
〉細かいことは全く気にしなくていいです。
〉文法も必要ないです。(私はこの3年間文法は全く勉強してません)

〉Happy Reading!!


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5121. おめでとうございます!!

お名前: 翁家
投稿日: 2005/6/19(10:45)

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jun_nsjさん、100万語通過おめでとうございます。
(お名前は、何とお読みするのでしょうか・・・)

留学中に多読に出会うなんて、とてもうらやましく思います。日本に戻られて、これからも
ずっと多読を続けてくださいね。楽しみながら、いつまでも留学中と同じレベルを維持できる
のではないかな、と思います。

私も18年前に転勤でアメリカに住んでいたことがあります。まわり全部がアメリカ人という
環境の中で仕事をしていた時期もあったのですが、日本に戻ってしばらくしたらアメリカに
行く前の状態に戻ってしまいました。その後は10年以上、英語を避けて歩いてきました。

会社の中で、外国勤務の経験アリでいまだに語学が達者な人を観察していると、共通している
のは「いつも読んでいる」ということです。「読む」という行為は、とてもすごい力を持って
いるのだと思います。外国に行けば語学力が向上するというのは確かだと思います。ですが
戻ってから維持するのは非常に大変だと思います。自分だけ語学の才能がない、と思った時も
ありましたが、多くの帰国子女達がその後、語学力維持のため苦労しているのを聞くと、一般
的に言えることなのだと思います。

留学中から多読に親しんでいたjun_nsjさんが、とてもうらやましいです。
このまま多読を継続されたら、維持どころか更なる進歩ができますものね・・・。

私も、昨年からSSSに出会い、レベル0から読み始めたら、少しずつですが進歩していく
のを感じています。以前は苦しかった英語が楽しく感じるようになりました。

jun_nsjさんにお祝いを言いつつ、自分のことばかり書いてしまいました。
これからも、よろしくお願いします。


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5123. Re: おめでとうございます!!

お名前: jun_nsj
投稿日: 2005/6/19(18:54)

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翁家さん、ありがとうございます!
みなさんにお祝いを頂き、メールマガジンでも紹介されてとても嬉しいです。

〉jun_nsjさん、100万語通過おめでとうございます。
〉(お名前は、何とお読みするのでしょうか・・・)

登録時にハンドルが被りそうだったので、よく使っているハンドルネームをここでも使いましたが、ただJun(じゅん)と呼んで下さい。(しかし「じゅん」さんは他にもきっといらっしゃるのでは、、)

〉留学中に多読に出会うなんて、とてもうらやましく思います。日本に戻られて、これからも
〉ずっと多読を続けてくださいね。楽しみながら、いつまでも留学中と同じレベルを維持できる
〉のではないかな、と思います。

〉私も18年前に転勤でアメリカに住んでいたことがあります。まわり全部がアメリカ人という
〉環境の中で仕事をしていた時期もあったのですが、日本に戻ってしばらくしたらアメリカに
〉行く前の状態に戻ってしまいました。その後は10年以上、英語を避けて歩いてきました。

そうでしたか、、勿体ないですよね。昔ある本を読んでいたときに、「英語と日本語は決定的に異なる言語だから、どうしても衝突する。英語環境で英語ばっかり学んでいれば日本語力が低下するし、日本に戻ればどうやったって英語を忘れていく、水と油みたいなもんだ」という話が載っていました。その本では「その原因はSVOとSOVの構造の違いにある」と看破していました。それを読んだ当時は、そんなまさか、と思っていましたが、今(トオルさんへの返信で書きましたが)翻訳の仕事をしていて、その作業をしているとき、本当にこれは真実ではないかと思い始めました。英文を読んで意味が分かったとしても、後ろから後ろから訳していかないとちゃんとした日本語にならないし、その訳し上げの作業をしているときに本当にこの二つの言語の違いを見せつけられた気がしました。これは話す時も同じで、英語ならぱっぱと短く主語+動詞で結論を言ってしまう時も、日本人は結論(動詞やその肯定/否定)をずっと頭の片隅に保持したまま、修飾部分を先に話していく訳ですよね。いつ、どこで、どんな風に、なんてのを話しながら、ずっと最後に発する結論部分を温めて抱えているんだと思います。で聞いている方も、先に聞いてしまった状況説明の部分のイメージを膨らませながら、そしてそれを忘れないように、最後に出てくる結論を待っている訳だと思います。(これはフォーマルなスピーチなんかだと特にそうだと思います。)これは先に結論を言って(聞いて)しまって、それについての強烈なイメージを保持しつつ、そのイメージを後づけの状況説明でクリアにしていく(制限していく)という英語の仕組みとまるで違うところではないかと、最近強く思うようになってきました。頭(脳)の中で起こっている現象がまるで違うのでは、と。文法的には他にも、冠詞の有無(と冠詞の有無による名詞の持つイメージの化け方)なんかはこの二言語の決定的に違う部分だと思います。

〉会社の中で、外国勤務の経験アリでいまだに語学が達者な人を観察していると、共通している
〉のは「いつも読んでいる」ということです。「読む」という行為は、とてもすごい力を持って
〉いるのだと思います。外国に行けば語学力が向上するというのは確かだと思います。ですが
〉戻ってから維持するのは非常に大変だと思います。自分だけ語学の才能がない、と思った時も
〉ありましたが、多くの帰国子女達がその後、語学力維持のため苦労しているのを聞くと、一般
〉的に言えることなのだと思います。

〉留学中から多読に親しんでいたjun_nsjさんが、とてもうらやましいです。
〉このまま多読を継続されたら、維持どころか更なる進歩ができますものね・・・。

〉私も、昨年からSSSに出会い、レベル0から読み始めたら、少しずつですが進歩していく
〉のを感じています。以前は苦しかった英語が楽しく感じるようになりました。

そうですね。いつかは大量に読まなければいけないというのは、よく聞いていたし、分かっていたつもりでした。でも自分にはまだまだ、と思っていたし、それはPBをいきなり読もうと考えていたからで、GRのレベル0から読めばいいということを教えてくれたSSSと、それに早い段階で出会えたことにはとても感謝しています。何度も書きましたが、英語に触れることが「勉強」でなくなったことが一番嬉しいです。『語学学習は毎日5分!』→「でもそれができないんだよなぁ、、」ということがきれいさっぱり無くなってしまったので。

〉jun_nsjさんにお祝いを言いつつ、自分のことばかり書いてしまいました。
〉これからも、よろしくお願いします。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いします!


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