Re: 100万語通過しました。

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/6/29(01:13)]

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[♪] 4948. Re: 100万語通過しました。

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/3/9(22:26)

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大僧正さん、100万語通過、おめでっとー! そして、ひさしぶり!

〉大僧正です。まだ途中なのですが、100万語は超えているはずなので
報告します。
〉開始はエクセルの記録によると2003/6/23となっています。読んだのは
316冊。
〉記録では最初に読んだのはHelping pawとなっていますので、Hellow readerを中心に初期は読んだようです。そのあとはあまりgraded reader
にこだわることなく、読み進みました。ご存知の方がいらっしゃるように
何度も沈滞しました。

沈滞研究の分野ではペギー双葉山さんが有名です。
けれども新しい例はいつでも大歓迎!
たくさんの人の支えになったり、励ましになったり、
癒し(?)になったりします。

〉本当のところを言うと、記録よりさらに半年くらい前に1000語くらいまでは進んでいました。
〉さて、沈滞していた理由はいくつもありますが、その代表的なものを書きます。

〉(1)面白くないのに我慢してる。
〉つまり、面白くなければ読むのをやめて、別のにしようという考えからずれてます。読み始めたから読み終わろうという義務感みたいなもの、せっかく買ったしというお金の問題、あと、読めるはずという変な自信というかプレッシャーみたいなもの、そういうものが渾然となっています。面白くないものは投げないと、泥沼にはまります。快読でなく、苦読になります。

多読三原則のうち、いちばん守るのがむずかしい第三原則ですね。

〉(2)好きなシリーズならいいけれど、そうでないシリーズなどを読破しようと考える。
〉前者はMagic tree houseでした。後者ですが、これが問題で、ペンギンを薄い物から大体のものを読破しようと買い揃えてしまったのですね。これは結局間違いのもとでした。(1)にも関係しますが、当然面白くないのもあるので、苦読の原因になります。

全巻読破はまだいいんですよ。気に入ったシリーズでしょうから、
なんとか読破できて、しかも疲れはそれほどでもないようです。

問題は「ペンギン・・・レベル読破!」というような制覇願望ですね。
これはほんとに危険で、なにしろ、話を気に入っているわけではないので、
かならず疲れます。いままでこの野望を果たした人というのは
ほとんどいないんじゃないかな? 少なくとも、ぼくは知らない。

ついさっきも、OBW制覇と宣言して薄い方から読み始めて、Stage2で
挫折した教え子からメールが来ました。オーストラリアのパースで
ダイビング・インストラクターの免許を取ろうとしているとか。
もう3年くらい前に僕のクラスにいた人ですが、そろそろ元気を回復して
いるかもしれないので、日本に帰ってきたらまた多読をはじめるように
言ってみよう。

〉(3)前もって早く買い揃えてしまうこと
〉私の場合、初期にかなりの冊数を買い揃えてしまいました。graded readerはよかったのですが、それ以外はつまれている本の量を見るとそれが圧迫感になりました。確かに洋書は手に入るに時間がかかる傾向はあるのですが、買いすぎは禁物です。

うん、これまたありそー!
でも、未読本の山を見ながらにやにやという人もいるようなので、
性格によるのかもしれませんね。

〉(4)エクセルの記録
〉エクセルで読書記録をつけています。自動的に語数が計算されるようにしました。初期は語数が増えることは純粋な喜びでした。ですが、だんだんと語数を増やすため読んでいるという錯覚に陥る原因となりました。

これもすでに知られている停滞原因ですね。
読む速度や語数が自己目的になって、楽しさをむしばむ・・・

〉(5)現在のレベルより高いものを読むこと
〉時々はやってみる価値はあると思います。私の場合はダールのEsio trotとかMagic fingerが面白かったので、前にも書いたglass elevatorにchallageしました。これが続編だったのを知らなかったのもあって、ぜんぜんわからないし面白くない。しかも途中でやめることも決められず苦痛となって、読書の停滞につながりました。

(1)と関係ありますね。

〉(6)沈滞していると、快読を経験している人なら、また何か読み始めたくなります。その時によい本に恵まれればまた、続きます。私の場合中期ではMagic tree house, 最近はMy humorous Japanです。

こういう本やシリーズを「リハビリ本」といういい方もありますね。
無理したな、読み疲れたなというときに戻れる「癒し本」があると
いいですね。

〉まだまだ、理由はあるはずです。すでにみんなが知っていることもあるでしょうし、そうでないのもあるかもしれません。

はい、すでに知られている原因もありますが、こういう話題は何度
掲示板に出てきてもいいものだと思います。

〉とにかく2年くらいで、何とかとりあえずの目標が達成できたというのがうれしいです。
〉英語快読をすると日本の本を読まなくなります。というか少なくなってしまいます。それもたぶん読書スピードの上昇とともに解決されるのではないでしょうか?
〉とにかく100万語に達してうれしいです。ああ、100万語につなげてくれた本はMy humorous Japan seriesです。
〉後は、200とか300とか目標となる数字はあるのでしょうが、数字にとらわれずゆっくり行きたいですね。スピードは人それぞれだと思います。
〉とにかく楽しいことが一番大切です。

〉以上短い(?)ですが、ご報告を終わります。
〉沈滞の原因などでまた、思いついたものがありましたら、書き込みます。

また思い出したら書き込んでください。

では、2周目も、Happy reading!


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[喜] 4950. Re: 100万語通過しました。酒井先生ありがとうございます。

お名前: 大僧正
投稿日: 2005/3/10(07:47)

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酒井先生ありがとうございます。
正直言って、長かったような、短かったような100万語でした。
「でした」というのは変ですね。まだまだ一生趣味として続くのですから。
やはり、SSSで提唱していることからずれることが、停滞の引き金あるいは原因となるようです。
それに、性格の問題(笑?)も。
とりあえずの語数は通過しました。ここまでくると、これからだなという感じです。前にも書きましたように100万語という数字にこだわりというか、とらわれがあったのでしょう。今は気楽ですし、まだ山になっているペンギンも、シドニーシェルダンも、ダールも(数十冊はあるはず)、今なら「まだ、読める本があるぞ」という気持ちになります。
目新しい停滞原因分析報告はできなかったかもしれませんが、ほかにも快読でなく、苦読となっている方がいるでしょう。その方の励みになればうれしいです。
ところで、札幌に在住していますので、IMSの方と知り合いになりました。札幌にも多読の仲間がいらっしゃることも知りました(いままでの本はIMSに寄贈していました)。4月からは東京あるいはその近郊に転居します。ますます、多読ができる環境になります(?)し、色々なイベントにも参加可能となります。ということで、転勤もいいものです。
それではありがとうございました。


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