100万語通過報告です (長文すみません)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(23:39)]

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4908. 100万語通過報告です (長文すみません)

お名前: Dream catcher
投稿日: 2005/2/24(19:36)

------------------------------

若干特殊なケースなので
報告しようかどうしようかと迷っていました

でも半年前の私のような人もいるだろうと思って
書くことにします

始めようかどうしようか迷っているあなたに
私は多読を強く薦めます!

必ず効果があります

<もともとの英語の力>

英語教育としては学生時代のものだけ
英会話学校等には通ったことがありません
ただ英語に関してはかなり得意な方だとは思っていました

実際問題として私は理科系の研究を生業としています
ですから英語の論文を読むことには慣れていますし
会話も仕事上の議論ができる程度には話せます

でも正直な話、PBは買って読んでも
快適に読めるというには程遠いものでした
ポツポツ読んでは投げ出すといった感じで
たとえ読みきっても印象が薄い状態でした

読書自体は非常に好きなので
いわゆる「洋書」が読めないことは残念に思っていました
日本は翻訳大国ではありますが、全部が全部訳されるわけではありません
読みたいけど英語だから…という苦い経験を何度もしてきました

<読んだ本のレベル>

1年ほど前に「快読100万語」を購入し積ん読(ごめんなさい)
にしておいたのですが
なんとはなしに昨年の6月に読み、ついでこのHPを知って
6月中旬から多読を始めました

引越しによる中断期間を除くとほぼ6ヶ月で到達したのですが
掲示板から伝わってくる
皆さんの情熱のおかげで続けられました
本当に感謝しています

参考までに100万語までで読んだ本のYLは次の通りです

YL2   9   YL2-5は主にPRG、OBWなどGR
YL3   6   
YL4   7  
YL5   1  
YL6   8 Sidney SheldonのPB 、Roald Dahl Seriesを含む
YL8   1
通常のPB?   2

途中で投げた本 3

ちなみに通過本は皆さんおすすめの
Michael Connelly "Black Echo"
でした

HPの書評が本当に役に立ちました
素晴らしい本達と出会えたことが
続けられた大きな要因です

これは一生ものの財産です!

<Break Through本>

各段階で素晴らしい本に出会うたびに
読む力が上がったような気がします
何冊か挙げておきます

The Love of a King OBW2
The grey owl PRG3
Holes
Charlie and the Great Glass Elevator
Captain Corelli's Mandolin PRG6

これら有名どころは
だまされたと思って読んでみてください
またSidney SheldonやJeffrey Archerも素晴らしく面白いです

英語の力をつける教材というような狭い了見とは無関係の
文学の力まで感じることができます

また自分の趣味の本は類推が効くので有効でした

<100万語通過の状況>

会話の力は随分上がった気がします
気の利いた言い回しは使ってみようという気持ちになります

読むスピードは昔の速度がわからないくらい上がりました
日本語の本よりは遅いでしょうがそれでも、一気読みの感覚はわかります
これは比較的語彙数の少ないGRから始めて「快適な速度」がわかったからでしょう
英語に自信のある人でもGRから始めることをお勧めします

現在では日本語の本と同じように(とまではいかないですけど)
普通に平台に置いてあるPBをパラパラめくって面白そうなら買うという状態に
なっています

書く力はあまり変化してませんが、
これは読む量が解決する問題だと思います

<多読という方法論について>

上記のように多読は私の英語能力向上にとって素晴らしく有効でした
語数をカウントすることもよい動機付けになりました
また比較的自分としてはやさしいと感じるところから始めたことも大正解でした
やはり読める!という自信、感覚が一番大事です

私の場合、英語への慣れという
かなり大きなアドバンテージはあったものの
文法の知識や語彙数については
いわゆる受験英語の残滓だけですから
他の人との大きな差はないと思います

現在、どのようなレベルであっても
多読によって英語の力は必ず上がります

***

縁があったら、みなさんと
英語の海のどこかですれ違うことになるでしょう
そのときまで チャオ!(って英語じゃないねw)


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4910. Re: 100万語通過おめでとうございます!

お名前: カイ
投稿日: 2005/2/25(00:47)

------------------------------

Dream catcherさん こんにちは カイです。

〉若干特殊なケースなので
〉報告しようかどうしようかと迷っていました
〉でも半年前の私のような人もいるだろうと思って
〉書くことにします

100万語通過おめでとうございます。
そして報告ありがとうございます!

〉参考までに100万語までで読んだ本のYLは次の通りです

〉YL2   9   YL2-5は主にPRG、OBWなどGR
〉YL3   6   
〉YL4   7  
〉YL5   1  
〉YL6   8 Sidney SheldonのPB 、Roald Dahl Seriesを含む
〉YL8   1
〉通常のPB?   2

〉途中で投げた本 3

〉ちなみに通過本は皆さんおすすめの
〉Michael Connelly "Black Echo"
〉でした

〉HPの書評が本当に役に立ちました
〉素晴らしい本達と出会えたことが
〉続けられた大きな要因です

〉これは一生ものの財産です!

おおお!すごい冊数ですね。
100万語通過の最小冊数記録更新しているかもしれませんね。
PBも楽しく読めてしまうなんて素晴らしいですね。
Michael Connelly は まだ本棚です。
読みたい本が多くて、なかなか手が出ません(笑)

YL0〜3の児童書を大量に読んでおくと
会話や書くことなどのOutputに生きるという噂です。
子どもの常識が分かるのも思いのほか役に立ちます。
お気が向いたらぜひ合間読書の友にしてみてください。

〉<多読という方法論について>

〉上記のように多読は私の英語能力向上にとって素晴らしく有効でした
〉語数をカウントすることもよい動機付けになりました
〉また比較的自分としてはやさしいと感じるところから始めたことも大正解でした
〉やはり読める!という自信、感覚が一番大事です

本が読めて楽しくて、英語の力までついてしまうなんて、
本当にすごいな。と思います。
語数カウントも楽しいですよね。

〉私の場合、英語への慣れという
〉かなり大きなアドバンテージはあったものの
〉文法の知識や語彙数については
〉いわゆる受験英語の残滓だけですから
〉他の人との大きな差はないと思います

〉現在、どのようなレベルであっても
〉多読によって英語の力は必ず上がります

同感です。
以前の自分と今の自分を比べると、ずいぶん変わったな。と感じています。
多読を続けている人は、みんな感じることが出来る感覚ですよね。

では これからも Happy Reading!


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4918. カイさん、酒井先生 お返事ありがとうございました

お名前: Dream catcher
投稿日: 2005/2/25(10:33)

------------------------------

カイさん、酒井先生 お返事ありがとうございました

カイさん> YL0〜3の児童書を大量に読んでおくと
カイさん> 会話や書くことなどのOutputに生きるという噂です。

アドバイスありがとうございます
これからいろいろ眺めて見ようと思います

実は絵本は最近、相当数見ています
(4歳のめいへのプレゼントのためw)
そこで感じたのは
会話での呼吸は絵本で身につくのではないかということでした
子供に読み聞かせるものですからね

とにかく単語をどんどん並べるといった感じは
実際の会話にもよく出てきますから
どんなにやさしい絵本でも「役に立つ」と思います

特に英語を外国語として扱う外国の人と話す際(あるいは喧嘩する際w)に実感します
(←ややこしいな ドイツ人とかロシア人とかの同僚のことです)
自分のいいたいことを主張するときに
特定の単語を強調した言いまわしというのは絵本で身につくのではという
仮説を持っています

相手も私も
感情が先に立って、いわゆる細かな文法は無視されますからねw

とはいうものの
「役に立つ」のも目的の1つに過ぎないのではと思ってます
絵本は楽しい!という感覚が大事じゃないかなと

英語の勉強という動機もあるとはいえ
読書ですから楽しくなければ続かないですよね

***

酒井先生用 研究資料

読んだ順番と語数です

日数的には
実質ほぼ6ヶ月です

読むスピードは、内容とレベルにより随分と左右されましたが
コンスタントに速度が上がる傾向でした

レベル 語数
PRG2 8200
PRG2 6200
PRG2 8300
PRG2 8200
OBW2 5960
OFF3 5600
PRG3 8400
OFF3 5600
OBW2 5688
絵本レベル4 8100
PRG3 6400
OBW2 7000
OBW2 7400
OBW2 5504
PRG3 7792

OBW4 15000
Roald Dahl Series YL3.6 5600
PRG4 25000
絵本レベル4 8800
PRG4 12000
Roald Dahl Series YL4.5 32000
OBW5 21000
YL6.5 47000
Roald Dahl Series YL5.5 35000
Roald Dahl Series YL6.4 43000

YL6.4 40000
PRG6 31000
YL6.5 38000
YL6.5 41000
YL8.5 100000
YL6.4 103000
YL6.5 34000
PB 143700
PB 137000

当時の感想を見ると

The day of the Jackal PRG4 25000
読むスピードは落ちてしまったが、内容は把握。スリリング。

The twelfth Angel YL6.4 40000
すんなり読めてびっくり。筆力あるなあ

この2箇所でスピードに関する記述があります

またRoald Dahl Seriesから
一気に読むという感覚に関する記述が多くなってました

現在のレベルとしては
通勤の行き帰り1時間×1週間で軽いPB1冊くらいです

一般向けのPBでもThe Name of the Roseは、
まだスピードが出なくて楽しむところまでいってませんが
(おもしろそうなのですが途中で投げ出しました 残念!w)
恐らく量が解決するでしょう

***

お名前を挙げることはできないのですが
掲示板に書き込まれたすべての方に感謝いたします

本当に励まされてきました
いつもROMだけだったのでお礼を直接言えず申し訳ありません

また書評検索システムはあまりに素晴らしく言葉もありません
適切な時期に適切なレベルの内容の素晴らしい本に出会えたのは
このシステムのおかげです

私の場合、幸いかなり早い期間でいろいろ読めるようにはなりましたが
期間の長短はあまり重要ではないと思います
楽しく読める本がだんだん多くなっていくのが大切なのではないでしょうか…

などと、生意気なことを言ったところで
お後がよろしいようで

ではでは街の本屋、あるいはWeb上の仮想本屋で会いましょう
アディオス!(ってまた英語じゃないw)


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[♪] 4911. Re: 100万語通過報告です (長文すみません)

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/2/25(00:24)

------------------------------

Dream Catcherさん、はじめまして! の、100万語達成おめでっとー!!
酒井@快読100万語!です。

〉若干特殊なケースなので
〉報告しようかどうしようかと迷っていました

特殊なケースも含めて、すべての人はぼくの研究資料です。
立候補ありがとうございました!

〉でも半年前の私のような人もいるだろうと思って
〉書くことにします

〉始めようかどうしようか迷っているあなたに
〉私は多読を強く薦めます!

〉必ず効果があります

ありがとー!
力強いお言葉です!
ありがとー!!

〉<もともとの英語の力>

〉英語教育としては学生時代のものだけ
〉英会話学校等には通ったことがありません
〉ただ英語に関してはかなり得意な方だとは思っていました

〉実際問題として私は理科系の研究を生業としています
〉ですから英語の論文を読むことには慣れていますし
〉会話も仕事上の議論ができる程度には話せます

不思議に思われるかもしれませんが、英語の専門外の人の方が
多読を受けて入れてくれるのです。SSS関係でも英語の先生が何人か
いますが、その人たちは非常にめずらしい人たちだと思います。

これまでのところ、英語の必要性を痛感している人ほど共感して
くれるようです。

〉でも正直な話、PBは買って読んでも
〉快適に読めるというには程遠いものでした
〉ポツポツ読んでは投げ出すといった感じで
〉たとえ読みきっても印象が薄い状態でした

〉読書自体は非常に好きなので
〉いわゆる「洋書」が読めないことは残念に思っていました
〉日本は翻訳大国ではありますが、全部が全部訳されるわけではありません
〉読みたいけど英語だから…という苦い経験を何度もしてきました

読みたいものは読めるそれが目標ですよね。

〉<読んだ本のレベル>

〉1年ほど前に「快読100万語」を購入し積ん読(ごめんなさい)
〉にしておいたのですが
〉なんとはなしに昨年の6月に読み、ついでこのHPを知って
〉6月中旬から多読を始めました

「ごめんなさい」はいりませんよ!
大体ぼくの本のメッセージはうさんくさいんだから!

〉引越しによる中断期間を除くとほぼ6ヶ月で到達したのですが
〉掲示板から伝わってくる
〉皆さんの情熱のおかげで続けられました
〉本当に感謝しています

この掲示板をご覧になっていればおわかりだと思いますが、
本当に、本当に、すばらしいところです。この世の極楽とさえ
思うのです。

〉参考までに100万語までで読んだ本のYLは次の通りです

〉YL2   9   YL2-5は主にPRG、OBWなどGR
〉YL3   6   
〉YL4   7  
〉YL5   1  
〉YL6   8 Sidney SheldonのPB 、Roald Dahl Seriesを含む
〉YL8   1
〉通常のPB?   2

YL2からというのはすごい、その上、100万語でシドニー・シェルダン
というのも、英語になれていらっしゃるからでしょうね。

〉途中で投げた本 3

〉ちなみに通過本は皆さんおすすめの
〉Michael Connelly "Black Echo"
〉でした

100万語でMichael Connellyと言うのもすごい!
あれはぼくもいまはまっているのですが、決してやさしくは
ないですよね? Harry Boschの負った傷の深さがね、
文体も表現も暗くしていると思う。

〉HPの書評が本当に役に立ちました
〉素晴らしい本達と出会えたことが
〉続けられた大きな要因です

〉これは一生ものの財産です!

多読の三本柱というのをぼくは唱えているのです。3年前から。
それは多読三原則と書評と掲示板です。掲示板と書評に集まった
みなさんの心映えが一生ものの財産と呼んでくださるほどのたしかな
ものを生んでいるのだと思います。

〉<Break Through本>

〉各段階で素晴らしい本に出会うたびに
〉読む力が上がったような気がします
〉何冊か挙げておきます

〉The Love of a King OBW2
〉The grey owl PRG3
〉Holes
〉Charlie and the Great Glass Elevator
〉Captain Corelli's Mandolin PRG6

〉これら有名どころは
〉だまされたと思って読んでみてください
〉またSidney SheldonやJeffrey Archerも素晴らしく面白いです

〉英語の力をつける教材というような狭い了見とは無関係の
〉文学の力まで感じることができます

狭い了見が世の中に横行しています。
書評と掲示板だけは広々とした、気持ちのゆったりする空間であり続けて
ほしいと思います。

〉また自分の趣味の本は類推が効くので有効でした

〉<100万語通過の状況>

〉会話の力は随分上がった気がします
〉気の利いた言い回しは使ってみようという気持ちになります

これは朗報です!
あずきさんたちの例もありますが、こういう報告はいくらあっても
うれしいです!!

〉読むスピードは昔の速度がわからないくらい上がりました
〉日本語の本よりは遅いでしょうがそれでも、一気読みの感覚はわかります
〉これは比較的語彙数の少ないGRから始めて「快適な速度」がわかったからでしょう
〉英語に自信のある人でもGRから始めることをお勧めします

これもすべてうれしい言葉です・・・

〉現在では日本語の本と同じように(とまではいかないですけど)
〉普通に平台に置いてあるPBをパラパラめくって面白そうなら買うという状態に
〉なっています

〉書く力はあまり変化してませんが、
〉これは読む量が解決する問題だと思います

そうだと思っています。
Dream Catcherさんが、「量が解決した!」と思われたら、
ぜひ報告をお願いします。

〉<多読という方法論について>

〉上記のように多読は私の英語能力向上にとって素晴らしく有効でした
〉語数をカウントすることもよい動機付けになりました
〉また比較的自分としてはやさしいと感じるところから始めたことも大正解でした
〉やはり読める!という自信、感覚が一番大事です

そうでしょう? なぜか日本のいままでの学習とか勉強というのは、
刻苦勉励的で、自分を貶めて貶め続けるのですよね。
先へ行ける自信、先へ行こうという意欲を大切にしたいです。

〉私の場合、英語への慣れという
〉かなり大きなアドバンテージはあったものの
〉文法の知識や語彙数については
〉いわゆる受験英語の残滓だけですから
〉他の人との大きな差はないと思います

非常に冷静な分析と見受けます。
お見事です。

〉現在、どのようなレベルであっても
〉多読によって英語の力は必ず上がります

ありがとー!
(実はアルクのEnglish Journalの読者層は多読はやさしすぎると
思っているようです。わたしたちののおごりはなんとかならないものか)

〉***

〉縁があったら、みなさんと
〉英語の海のどこかですれ違うことになるでしょう
〉そのときまで チャオ!(って英語じゃないねw)

縁があったら、すれ違いましょう。お互い大洋を漂う木切れですものね。

それまで、Dream Catcherさん、Happy reading!


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4922. 100万語通過、おめでとうございます

お名前: marin
投稿日: 2005/2/26(00:11)

------------------------------

Dream catcherさん、こんばんは。marinです。

100万語通過、おめでとうございます!

ペンネームに引き寄せられ、報告を読ませて頂きました。

〉ちなみに通過本は皆さんおすすめの
〉Michael Connelly "Black Echo"
〉でした

100万語が"Black Echo"というのがすごいですね〜。初めの100頁くらいが読み
辛くなかったですか? 
通常のPB?   2のうちのもしかしたら1なのかもしれませんが、Connellyは
"Blood Work"がとても読み易かったですよ。

〉Captain Corelli's Mandolin PRG6

私のBest of GRです! すごくいいお話ですよね。

〉会話の力は随分上がった気がします
〉気の利いた言い回しは使ってみようという気持ちになります

100万語で、Speaking力が上がるってとてもうらやましいです。

〉書く力はあまり変化してませんが、
〉これは読む量が解決する問題だと思います

300万語超えのところで、私は変化がありましたよ。
Dream catcherさんのもともとのレベルが高そうなので、私の変化のような
ものではないと思いますが、きっと変化すると思います。

書くことに関してですが、Stephen KingのOn writingがとてもためになり
ましたよ。(本来は、小説の書き方の本ですが。)
Kingなんでなかなか人に薦め辛いですが(YL 9.5)、Dream catcherさんなら、
大丈夫そうなので読んでみて下さい。

それでは、Happy Reading!


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4934. marinさん お返事 どうもありがとう

お名前: Dream catcher
投稿日: 2005/3/1(20:35)

------------------------------

〉100万語通過、おめでとうございます!

ありがとうございます
お返事遅れてしまい申し訳ありません

〉100万語が"Black Echo"というのがすごいですね〜。初めの100頁くらいが読み
〉辛くなかったですか? 

略語が多くてなんのことやら?という感じでしたが
段々慣れました

〉〉書く力はあまり変化してませんが、
〉〉これは読む量が解決する問題だと思います

〉300万語超えのところで、私は変化がありましたよ。

おおお、期待します

〉書くことに関してですが、Stephen KingのOn writingがとてもためになり
〉ましたよ。(本来は、小説の書き方の本ですが。)

是非とも読んで見ます
御紹介ありがとうございました

〉それでは、Happy Reading!

ですね! Happy Reading!!


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[喜] 4959. Re: 100万語通過報告です (長文すみません)--Dream catcherさん、おめでとう!

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2005/3/15(14:33)

------------------------------

Dream catcherさん、はじめまして。 まりあ@SSSです。

  100万語通過おめでとう!遅れましたがキラキラのお祝いです。

。.:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜★゜'・: 

〉若干特殊なケースなので
〉報告しようかどうしようかと迷っていました

  英検1級とかTOEIC900点以上、あるいは学術論文やビジネスレターの
読み書きは出来るけれど、自分が英語が「堪能」だとは思えない、
何とかしたい、という方も相当いらっしゃいます。こういう方々は、
周りからは突出しているので、やたらな人に悩みは打ち明けられないで
しょうし、習いに行こうにも教えてくれるところがない。留学はそう
簡単なことではない...と大変だろうと拝察します。
  ですから、すでに英語ができていらした方の報告も大歓迎ですよ。

〉始めようかどうしようか迷っているあなたに
〉私は多読を強く薦めます!

〉必ず効果があります

〉<もともとの英語の力>

〉実際問題として私は理科系の研究を生業としています
〉ですから英語の論文を読むことには慣れていますし
〉会話も仕事上の議論ができる程度には話せます

  仕事や研究は英語で出来るのだけれど、英語全般には自信がない、
というのは理系の方に多い様子ですね。

〉でも正直な話、PBは買って読んでも
〉快適に読めるというには程遠いものでした
〉ポツポツ読んでは投げ出すといった感じで
〉たとえ読みきっても印象が薄い状態でした

  英語が「言葉」として身に付いていないと、記憶にも残りにくく、
想像力も働きにくいのではないでしょうか?

〉読書自体は非常に好きなので
〉いわゆる「洋書」が読めないことは残念に思っていました
〉日本は翻訳大国ではありますが、全部が全部訳されるわけではありません
〉読みたいけど英語だから…という苦い経験を何度もしてきました

  本当にありとあらゆるものが翻訳されていて、翻訳を読めばよいの
ではないかと思ってしまいがちですが、たまに原作・翻訳を両方読んで
みると、ニュアンスが微妙に違っていたり、英語ではすごく洒落た言い回し
をしているところが(日本語に訳しようがなくて)、つまらない日本語に
なっていたり、やはり英語で読めるに越したことはありません。それに
翻訳より原作ペーパーバックの方がずっと安い。

〉<読んだ本のレベル>

〉参考までに100万語までで読んだ本のYLは次の通りです

〉YL2   9   YL2-5は主にPRG、OBWなどGR
〉YL3   6   
〉YL4   7  
〉YL5   1  
〉YL6   8 Sidney SheldonのPB 、Roald Dahl Seriesを含む
〉YL8   1
〉通常のPB?   2

〉途中で投げた本 3

  レベル2からですか! 英語の論文が読み書きできる方にはレベル1は
ちょっとつまらなくて、「楽しく」の原則を守るためには飛ばしたいかも
知れませんね。
  ちなみにレベル1がつまらなくて我慢できない、でも基礎の基礎から
しっかり学びたい、と思う方にはOxford Reading Tree やLongman Literacy 
Land Story Streetなど、イギリスの小学生の国語教科書がお薦めです。
ブッククラブなどで借りられる方でないと、価格が高いのが難点になり
ますが...   

〉ちなみに通過本は皆さんおすすめの
〉Michael Connelly "Black Echo"
〉でした

  皆さんというよりマルチミリオンリーダーお薦め本ですね。
100万語でここまでいってしまうのはすごい!

  逆に言えば、多読前に100万語読めばペーパーバックが読める程度まで
英語が出来ていたのに、ほんの一押しが足りなくて、読めるものも読めない
残念な状態が続いていた、ということでもありますね。

  こういう「あと一押し」の方、ぜひぜひ100万語多読を!

〉HPの書評が本当に役に立ちました
〉素晴らしい本達と出会えたことが
〉続けられた大きな要因です

  有難うございます。これからも書評書きに精を出します!

〉<Break Through本>

〉各段階で素晴らしい本に出会うたびに
〉読む力が上がったような気がします
〉英語の力をつける教材というような狭い了見とは無関係の
〉文学の力まで感じることができます

  はい、ある程度以上の英文を読みこなすためには、英米的発想を知る
こと、英米人がバックグラウンドとして持っている知識を共有すること、
などが必要になりますが、これを学習する参考書はありません。やはり
英米人が読む本を私達も読むことが必要です。多読では初めて読むやさしい
本からも、知らず知らずバックグラウンドとしての情報が蓄積されて行き
「練習」として無駄になるものがありません。

<100万語通過の状況>

〉会話の力は随分上がった気がします
〉気の利いた言い回しは使ってみようという気持ちになります

  話題も豊富になりますし、簡単な言葉で身の回りのことを表現できる
ことが分かりますし、副次効果として会話・リスニング力も上がった、と
いう報告は多いです(^^*)

〉読むスピードは昔の速度がわからないくらい上がりました
〉日本語の本よりは遅いでしょうがそれでも、一気読みの感覚はわかります
〉これは比較的語彙数の少ないGRから始めて「快適な速度」がわかったからでしょう
〉英語に自信のある人でもGRから始めることをお勧めします

  そうですね、とにかく自分なりにつるつる読めるレベルで、スピード
感覚を掴むと、だんだん上のレベルも早く読めるようになっていきます。

〉現在では日本語の本と同じように(とまではいかないですけど)
〉普通に平台に置いてあるPBをパラパラめくって面白そうなら買うという状態に
〉なっています

  どんどん楽しんで下さい。

〉書く力はあまり変化してませんが、
〉これは読む量が解決する問題だと思います

  難しい論文を書くことでは変化していなくても(これは英語力だけの
問題ではないでしょうから)、普通のメール交換程度の英文は、ずっと短時間
で書けるようになっているのでは?

〉<多読という方法論について>

〉上記のように多読は私の英語能力向上にとって素晴らしく有効でした
〉語数をカウントすることもよい動機付けになりました
〉また比較的自分としてはやさしいと感じるところから始めたことも大正解でした
〉やはり読める!という自信、感覚が一番大事です

  とかく、背伸びするくらい難しい本を読まないと力がつかないのでは
ないか?と錯覚しがちです。でも実際は週刊誌でも読むようにざざーっと
読めるところを沢山読んで、そこから少しずつレベルを上げていくのが
一番早道なんです。不思議ですけれど...

  Happy Reading!

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