[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(21:52)]
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/2/24(00:34)
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ヨゴロウザさん、はじめまして!の、100万語達成おめでっとー!!
酒井@快読100万語!です。
〉はじめまして、ヨゴロウザと申します。
〉なんとか100万語達成しました。
〉通過本は、「Kafka on the shore」です。
〉開始年月日が2004年5月なので期間は10ヶ月ですが、途中で空白期間が
〉6ヶ月あったので(空き過ぎ)、実質は4ヶ月程度です。
4ヶ月で100万語達成ですか!?
すごい! このところゆっくりペースの人が増えてきていたのに・・・
しかもKafka on the Shore・・・
(電気通信大学の学生にも村上春樹にはまっている人がいます。
この人、ティム・バートンのファンでもあります。ヨゴロウザさんは?)
〉主なリストは以下の通りです。
〉Encyclopedia Brown シリーズ ×8
〉The Little Price
〉Best Short Stories of O. Henry
〉The Terminal Man
〉DISCLOSURE
これ、Michael Crichtonでしたっけ?
デミ・ムーアで映画になった?
すごいですね!
〉Henry and the Clubhouse
〉Norwegian Wood:(上巻のみ、下巻は絶版になってました)
〉Dance Dance Dance
〉The Elephant Vanishes
〉Flower for Algernon
〉Vintage Haruki Murakami
〉Kafka on the shore
〉<多読を始めた経緯>
〉仕事で英語の専門書や論文を時々読んではいるのですが、これまで小説をま
〉るまる1冊読んだことはありませんでした。昔購入した洋書(ノルウェーの
〉森)は、ご多分に漏れず最初の数ページに書き込みがしてあり、その後15年
〉ほど本棚に放置されていました。
〉別のサイトでSSSのことを知り、ほんまかいなと思いながらも本屋の洋書フェ
〉アで「Encyclopedia Brown」を購入し、辞書を使わずに読んだのが多読の
〉始まりです。
ほんまかいな?と疑いを持つのは普通です。
そこからいきなりEncyclopaedia Brownを読んでしまうところは
普通じゃないな。
〉一番つらかったのは、英語教育の副作用からか、辞書を引かないことへの罪
〉悪感です。私にとって食べ物を残す感覚と非常に良く似ていました。ただ、
うん、食べ物を残す感覚と似ているというのは言い得て妙!
いただきます。
〉よくよく考えてみれば日本語の本を読む時に知らない言葉をいちいち辞書で
〉調べているわけではありません。そこで、大意をつかむだけならば洋書を読
〉む時も同じ理屈であるはずと自分に言い聞かせてなんとか続けてきました。
〉当初、児童書も2、3購入して読んでみましたが、どうも体質に合わず、過
〉去に読んだことのある本の原書や翻訳物を中心に読み始めました。SSSとい
〉うよりもSFS(Start with Favorite Stories)という感じでしょうか。
なるほど、読んだことのある原書からはじめたんですね。
それはうまい手です!
〉<効果>
〉100万語に達して多読前と変わったことといえば以下のような点があげられ
〉ます。
〉・返り読みをしなくなった
〉・読む速度が上がった
〉・英語の文献やWEBに目を通すときの抵抗がなくなった
〉・読んだ後に辞書を引いた単語や慣用句の定着率が高くなった
おーおー、良いですね。いずれも多読効果の代表選手だ。
〉辞書を引かない鉄則に関しては、あまり気にせず読んだ後に気になる単語を
〉調べたりしています。(ただし、スペルが頭の中に残っているもののみ後で
〉まとめてという自分の中での規律はあります。)
これ、ぼくもよく言うんですよ。読んだ後で本を見直さなくても綴りを
覚えている語だけ辞書を引いてもいいって。
〉また、読む速度が上がったのは、50万語を超えたあたりですが、何が起こっ
〉たのか自分でもよくわかりません。急に背が伸びて視界が開けたイメージで
〉す。単に想像力が豊かになっただけかもしれませんが!?
想像力が豊かになることの方がすごいことじゃありませんか?
〉多読の短所としては、日本語の本を読む時間が激減したことくらいです。
〉(ある意味一番つらいことかも)
いい、いい、つらくない! すくなくともしばらくはつらくない!
〉取りあえず、当初の目標の100万語は達成しましたが、例えてみれば洋書の
〉国への一里塚(?)みたいなものですから、今後は語数にはあまりこだわら
〉ず海外の作家を開拓していきたいと思っています。
そうです、100万語達成は一里塚ですね。
でも、その先は自由自在です。
〉<おまけ>
〉多読と言えば、高校生の時に古文の先生(年配の女性)と以下のような会話
〉をしたことを思い出しました。
〉先生「昔、医学部を受けましてね。学科は受かったんですが、貧血気味
〉 だったので健康診断で落ちてしまったんですよ」
〉私「えっ、じゃあなぜ今古文の先生に?よく文転出来ましたね」
〉先生「古文なんてものは、家にあった本を子供の頃からたくさん読んで
〉 いましたから受験勉強をとりたててしなくても大丈夫でしたよ。」
〉私の多読の師匠(古文ですが)は、こんなとこにいらっしゃったのですね
〉え。あの頃、この言葉の意味をしっかりと受け止めていれば・・・・
よくその先生の言葉を覚えていましたね!
もともと多読に向いていたのかもしれない。
そのままどうぞ、Happy reading!
またいつか様子を知らせてください。
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酒井先生、ありがとうございます。 〉しかもKafka on the Shore・・・ これは、100万語突破の記念すべき洋書であるとともに 声に出して笑った初めての洋書でもあります。 (そういえば、村上氏も高校生の頃からPBの多読をやっていた ようですね) 〉これ、Michael Crichtonでしたっけ? 〉デミ・ムーアで映画になった? 〉すごいですね! 内容を全く知らずに面白いと言う評判だけで、飛びつきました が、途中で投げ出してその後6ヶ月のブランクが発生したので 偉そうなことはいえません。ただ、これを読み切った後で、 英語を読むスタミナがついたような気がします。 〉ほんまかいな?と疑いを持つのは普通です。 〉そこからいきなりEncyclopaedia Brownを読んでしまうところは 〉普通じゃないな。 いやいや、SSSの概念を知らなかったら間違いなく途中で投げ出して いたでことでしょう。 〉なるほど、読んだことのある原書からはじめたんですね。 〉それはうまい手です! 「 Flower for Algernon」を読んでいたときは、洋書の方が翻訳版を 読んだときよりも理解度が深いという逆転現象が起こりました。翻訳版 をいい加減に読んでいた事が原因のようです。^^;;; 〉またいつか様子を知らせてください。 また、一区切りつきましたら、ご報告したいと思います。