[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(02:15)]
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お名前: bigfoot
投稿日: 2004/7/19(16:58)
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ウルトラQの母さん、初めまして。bigfootと申します。御報告ありがとうございます。英語でない科目を教えている大学教員です。初めは自分の受け持ちの学生と何より「自分」の救済事業として去年の9月に始めた多読でしたが、大学全体に広げるべきとの感が強くなり、浅学非才の身でかつ縄張り外のことではありましたが、平時にはとても出来ないこともして何とか採用に向けて糸口をつかむことができました。これは大学全体が既に走っているため、私如きでもわずかに横へ力を加えるだけで、ベクトル合成の法則で、方向転換できるためでしょう。もちろん完全に静止している物体をある方向に動かす困難さには、比べようもありません。
しかし、SSS多読方式は英語の苦手な人のためという予断あるいは未練は、根強いものがあります。あるいは、1千語レベルから開始で十分だという。自分は難しい本で多読をした。でも学生には無理だ等等。ウルトラQの母さんにしてレベル0を32冊と言う事実はデータ以上に強力な説得力があります。今後、引き合いに出させていただくことを御許し下さい。
私は剣道をクラブ活動でしていたことがありました。試合はまるで弱かったのですが、古人の教えを少し齧りました。剣道をした者なら誰でも知っていることですが、「残心(ざんしん)」という言葉があります。打つべきときは心を残さず思い切って打て、打って出たらどうなるだろうと迷ったりするな。思い切り打てば、コップの水をいっぺんに捨てても水がわずかに残るように心も残ると言う事だったかと思います。どうか全国の英語の教師の方々が、多読を返り見て欲しいものだと願います。
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お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2004/7/19(22:49)
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>bigfootさん
レスありがとうございます。ちなみに、私は「小足」です。
大学の先生でいらっしゃるのですね。多読、パワフルですよね。bigfottさんの大学の学生さんにも楽しんでいただけるといいですね。
〉しかし、SSS多読方式は英語の苦手な人のためという予断あるいは未練は、根強いものがあります。あるいは、1千語レベルから開始で十分だという。自分は難しい本で多読をした。でも学生には無理だ等等。ウルトラQの母さんにしてレベル0を32冊と言う事実はデータ以上に強力な説得力があります。今後、引き合いに出させていただくことを御許し下さい。
→私でお役に立つなら、どうぞ引き合いに出してくださいませ。
私自身も、英会話学校の教師から「何もそこまでレベルを下げて読む必要はない」と言われておりますし、英語教育の専門家でもある同僚からも、「君の場合は、もっとチャレンジングなものを読まなければいけない」とか言われたりはしてるんです。
でも、自分の「実感」としては、レベル0〜2あたりを沢山読んだら、レベル4〜5あたりを読んだ時の「楽さ」が違っていているという「実感」があります。
だから、もう少し自分自身を素材に「実験」してみようと思っています。
〉私は剣道をクラブ活動でしていたことがありました。
→まぁ! 実は私も剣道やってたんですよ。剣道3段だったりはします。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬あれ」でしたっけ、剣道では「捨て身」が大切ですよね。よぉっし!私も捨て身で多読をするぞ!
論文の方なんですが、すみません。5万語の間違いです。なんだって5000万なんていうとんでもない間違いをしたんだか…。
書く方も5万じゃなくて、100万語くらい書けばうまくなるかな?
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ウルトラQの母さん、早起きbigfootです。
タイトルに使ってしまい、御免なさい。以後注意します。それと、こちら剣道2段で、お見それしました。暑さに免じてお許しを。太陽が悪いんです。
でも、初めは半信半疑だったけれど、レベル0から読んで効果を実感したと言う御報告の重要さは変わらないと思います。東大英文科の教授が、退官前に結局自分は英会話がぴんとこなかったと岩波新書(日本語との構文比較)で告白され、NHKラジオ英会話の講師だった東後先生も、自分は英会話が分からなかったので、やり直すと本で宣言されてから10年はたっているんですよね。ぺらぺらの先生と言われていても、客の英米人を疲れさせない人はまれのように思います。こちらはそれ以前ですが。
では、Happy Reading!