[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/23(14:11)]
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3256. すごーく嬉しいですよ 私も Re: 100万語通過しました!とっても嬉しいです!(すごーく長文です)
お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2004/3/29(12:34)
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riricoさん、こんにちは、近眼の独眼龍です
〉 本日(3/29)、無事に100万語通過しました。素直にとっても嬉しいです。
〉3月は私のお誕生日月でもあるので、新しい年を迎えるようなそんな気分です。
100万語通過、本当におめでとうございます。
〉 100万語通過本は、「Snow Goose and Other Stories, The」(PGR3)です。
ああ、いい本ですねぇ。私も好きで、再読もした本です。
〉90万語を過ぎた頃から、通過本を考えていたのですが、GR中心に多読してきたので、
〉通過本はお世話になったGRでと決めていました。
〉その中でも、翻訳本で読んでいて大好きな作家ポール・ギャリコの作品を選びました。
〉次の200万語報告はギャリコの原書にチャレンジしたいなあという意味もこめたのですが、
〉訳者の矢川澄子さんの訳が大好きなので、GRを読みながらも、
〉時々翻訳本の文章を思い出してしまい困ってしまいました。
翻訳は一つの創作活動とも言えるのじゃないかと思います。素晴らしい翻訳なら
どうしても記憶に残ってます。
逆に言えば、翻訳など誰にでもできることではないですね。私達(あ、勝手に
仲間に入れちゃ失礼かな?)は、訳したりしないで、ただ読んで楽しみましょう!
〉 100万語までにかかった日数は、2003年11月21日から数えて約130日くらい。
〉読書はほとんどが通勤の電車の中だったので、土日はお休みというペースで進めてきました。
ふーむ、私も通勤中の読書で、土日はお休みだけど、10ヶ月かかっちゃったなぁ。
まぁまぁ、それぞれ、それぞれ。
〉今現在の快適に読めるレベルはGRならレベル3、児童書だとちょっと落としてレベル2くらいです。
〉まだまだ、読みたい本がたくさんあるので、これからもどんどんキリン読み&パンダ読みで
〉イロイロなレベルの本を読んでいきたいです。
シマウマもあるでよぉ〜 (って、分かります?)
(以下、ところどころ勝手に引用を省かせて頂いています)
〉■多読を始めるまでの英語学習歴
〉 高校に入るまでは、英語はどちらかと言うと得意できちんと勉強していました。
〉地元のLL教室に通ったりもしていました。
〉(ちなみにLL教室に通ったのは、幼稚園から中学を卒業するまでです。
〉その割にリスニングもスピーキングも全然・・・なので、いかに早く学習を始めるかより、
〉いかに継続するかのほうが大切なのでしょう)
〉高校に入ってから、すっかり英語が分らなくなり学校の授業についていけなくなってしまいました。
〉英文法とイディオムを覚えるのが大嫌いで、ほとんど勉強もせず、授業もロクに聞かず成績も悪かったです・・・。
〉大学受験の際に一念発起して勉強しようとしたのですが、文系なのに英語が全然駄目。
〉諦めて、国語と世界史ばかり勉強していました。
〉そんな英語キライの私だったのですが、志望学科は英文科でした。
〉理由は、もともと読書は大好きで、しかもイギリス文学・イギリスミステリの翻訳ものが好きだったから、
〉シェイクスピアのお芝居が好きだったから、世界史の中でヨーロッパ史・ヨーロッパ文化が好きだったからです。
〉英語の実力が身につかないまま、英文科生になったのは良いのですが、
〉周りのクラスメイトとの英語力の差や「英文科だから英語ができる筈」という周りの認識とのギャップには
〉本当に困ってしまいました。
へ〜ぇ、英語が苦手ってのにも、いろいろあって面白い。あ、失礼!
〉 TOEICで英語力の総てが測れるとは思わないのですが、目安のために書くと、
〉私の大学時代のTOEICの点数は入学してすぐの頃360点(いかに受験勉強をしなかったかが分ります)、
〉大学4年次で340点(いかに大学時代勉強をサボっていたかが分ります・・・。
〉バイトばかりしていたのです)。
:
〉 大学時代、英語の本は1冊も通読できていません。
〉ゼミもテスト勉強も論文も全部翻訳を読んで誤魔化してしまいました。
〉そんな私のゼミ論がAで、更に中学・高校の英語科教員免許まで取れてしまうので、
〉何処の大学卒かとか英語資格とかって本当に意味がないなあと思います。
ふーん、英語科の教員免許かぁ、これだけ書かれていても、やっぱりすごいと
思ってしまいます、根っから苦手だったので。
:
〉英語ができるようになりたいと言う気持はずっとずっと持っていました。
〉もともと英文を専門に選ぶほどイギリスが好きだし、イギリスに旅行した時も
:
〉読書も翻訳を待つしかないのか—とほとんど諦めていました。
諦めながらも、でもなんとかならないかって思ってたんですよね。
〉■多読との出会い
〉2002年秋頃、ダイヤモンド出版の雑誌(タイトルは忘れてしまいました・・・)
〉ページにすると3ページくらい。
〉MTHやHOLESなどが紹介されていて、簡単な本をたくさんよんでレベルを上げていくことによって、
〉ハリーポッターが読めるというのに心が惹かれました。
〉丁度その頃、大学の時の友達とハリーポッターが原書で読めるかという話が盛んだったからです。
〉早速、SSSのHPでGRについてなどイロイロ調べて、新宿の紀伊国屋に行き、
〉多読をスタートしました。
〉それが、2002年10月ごろの事です。
ちょうど私がSSSを始めた頃だ!
〉■100万語までの道のり
〉 2002年の10月末くらいがスタートで、2003年の1月の初めまで2ヶ月強で35万語ほど読みました。
〉(前に自己紹介の広場で40万語って申告してしまったのですが数えなおしたら間違ってました・・・(汗))
〉SSSのHPも時々覗いて掲示板で質問したり、10万語から30万語までは読書報告などもしたと思います。
〉ほとんどGRばかり読んでいたので、30万語報告の時に酒井先生がレスで
〉ミッシェルのシリーズとか読むと良い事があると思いますよーなんて書いてくれたのを覚えています。
〉この35万語までほとんど停滞知らずで、義務的に毎日読むわけでもなく、
〉おもしろ〜い、英語が読めるんだ〜と言う感覚でどんどん進んでいました。
〉子供の頃の読書量も多い方だったので、子供の頃好きだった児童書がRetoldで読めて感動したり、
〉FROG&TORADのシリーズでほのぼのしたり、コレなら続けられそうと思っていたのですが。
〉何故か、ここでほぼ1年多読を中断してしまいました。何故でしょう?今でも自分でも不思議です。
ここんとこ、もしなんとなくでも分かって、それ酒井先生に報告したら、
ラーメン1杯くらい奢ってくれるかも。(全く保証はしません!)
:
〉 ちょっと中断にしては長い約1年後、2003年11月の終りに多読を再開しました。
〉再開のきっかけは、かわいいパンダの表紙の本「今日から読みます めざせ!100万語」です。
〉もう一度、多読にチャレンジしたいなー、今度はちゃんとPBが読めるようになりたいなーと思って、
〉その後、もう一度「快読!100万語」も読み直しました。
〉文字のカウントはちょっと迷ったのですが、ゼロからやり直しました。
〉多読を中断する前のL2や3を読もうとしたらどうも読めないし、じゃあL0に戻ってと思ったときに、
〉自分の現在何万語というレベルと読んでいる本のレベルがあまりにギャップがあると
〉嫌だなあという理由でした。
〉今振り返ると、カウントをゼロに戻したのは、本当の意味ではレベル分けなんてないはずの多読を
〉ちゃんと理解できていなかったなと思います。
〉多読を再開してから、SSSの掲示板などを読んで、いろんなヒトの声を聞いたり、1
〉00万語(もしくは100万語超え)通過報告を読んで、
〉何万語読んだらレベル幾つと言うのは決ってないんだ、人それぞれなんだと思うようになったのですが、
〉その多読再開時、去年の11月末の時点では35万語でレベル0と言うスタートに違和感を感じたんです。
〉まだまだ、多読の意味がわかってなかったなーって、
〉何万語読んでいればレベルが〇〇の筈って言う思い込みがあったんだな—って今なら思います。
やっぱりそういう思い込みって誰にもありますよね。それが、だんだん鷹揚に
なって(いい加減になって、とも言ったりする)、ま、楽しいからいいかって
ふうになると、タドキスト(と私は思っています)
:
〉勿体無いので、最初の35万語までに買った本は余程つまらなかった記憶があるものを除いて
〉総て再読したのですが、それがとてもよかったと思います。
〉当たり前のことですが、面白い本は何度読んでも面白い、好きな本は何度読んでも好き。
〉そんなの再読しなくてもわかることかもしれないのですが、それによって、
〉私の場合書評の☆の数に惑わされずに自分の好きな本を選ぶと言う点に
〉自信を持てるようになったと思います。
これはいいですね。そう、自分本位で。でも、そう悟った方の書評って
読んでみたいなぁ。
〉前は、書評で評価の良い本がつまらないと「読めてないんじゃないか?」
〉って言う自分に対する疑問があったのですが、
〉今はそういう自信のなさは全然なくなったので、良かったと思います。
よっしゃぁ。
:
〉何万語の時にレベル何なんて決めなくても、読書をしていれば自分の体(脳かもしれません)が
〉勝手に判断するんだな—と分ったのが100万語の収穫だと思っています。
おぉ、いいですね。私はまだ左脳が働いてしまって、変に理屈を作ったりして
しまうんですよぉ。いいなぁ、riricoさん。
〉■読んだ本の内訳
〉【2002年10月末〜2002年12月末】→最初の35万語
〉レベル0 11冊(約13000語)
〉レベル1 41冊(約135000語)
〉レベル2 23冊(180000語)
〉レベル3 2冊(20000語)
〉(その内GR:61冊 児童書:16冊 合計:77冊 )
〉【2003年11月末〜2004年3月末】→やり直し100万語
〉レベル0 35冊(35000語)
〉レベル1 53冊(168000語)
〉レベル2 79冊(444000語)
〉レベル3 31冊(300000語)
〉レベル4 2冊(49000語)
〉その他 10冊(12000語)
〉(内訳 GR: 141冊 児童書など:69冊 合計:210冊)
なにか、お手本のような配分ですね。(って、SSSにお手本はないのですが)
〉■ 一度目の多読と二度目の多読の比較
:
〉 比較してみると、SSS自体が私の休んでいた一年前と後でずいぶん変わったと思います。
〉掲示板の広場が増えた事・レベルの低い児童書の書評が増えた事、
〉「やさしいものをたくさん」やゆっくり読むことが前より更に更に提唱されていること、
〉100万語超えの経験者の方が増えたこと。なんだか良い時期に再開できて、得したな—と思っています。
SSSの変化を、こんなにもポジティブに受られるなんて、いい中断だったのです
ね、riricoさんにとって。
〉■これから
〉 職場が新宿に近くなったということもあって、ブッククラブについに入会しました。
ここは、うらやましいぞ。
:
〉 最終的には、シェイクスピアを原書で読みたい(大学の専攻だったので)、
〉お芝居を見て分るようになりたいという目標があるので、つい焦ったりしますが、
〉焦らずにゆっくり体が欲しがる本を選んで与えていけたらなあと思います。
シェイクスピアは、読んでみたいし、観てみたい! 老後にでも、、、、
〉それから、最近和書をめっきり読めていないので、もうちょっと読みたいと思っています。
〉読書はバランスが大事ですから。
バランス感覚の方なんですね、これに限らず。
〉 3月に入ってから、シャドウイングを始めたので、L&Rなど読むほうばかりでなく、
〉聞く方話す方も少しずつできるようになればなあというのがこれからやりたいことです。
〉それから、まだ私一度も「つまらなくなったら止める」を実践できていないのです。
〉GRのような短い本だと、つまらないかも・・・やめようかな・・・どこかで盛り上るのかな・・・
〉あ、読み終わりそう・・・って感じで読み通してしまうので。
〉これから、長い本を読めるようになって、投げ本を作るのが目標です。
はは、そうですよね。私も、初めて投げ技を使えたのは、120万語あたりです。
〉■最後に
〉 振り返ってみると多読に興味を持ってから1年半くらいになります。
〉ところが実際に本を読んでいた時間は6ヶ月くらいです。勿体無い事をしたような、
〉自分には必要だったオヤスミのような。。。
〉100万語は最初の一歩だと思います。
〉ちょっと遠回りしたけれど、一歩踏み出せて良かった!!
結局は良かったようですよね。こういう話しを聞くと、ほんと嬉しい!
:
〉それに、中断した直後は、全然読めなくなっているように感じていましたが、
〉やっぱりちゃんと最初の35万語の時に得たものは体の中に残っているのです。
〉それを100万語までの再読やパンダ読みの際に何度か感じました。
〉例えば、辞書を引いて覚えたのではなくストーリーの中で発見して覚えた単語は、
〉1年中断してもちゃんと覚えていました。
〉再読もたくさんしましたが、ストーリーはうろ覚えなのに、単語の発見については
〉ヤケに鮮明に覚えている本もありました。
やっぱり語数は減らないんだ。これも嬉しい。
〉 しばらく、読書から離れると、英語の長文を見たときにちょっと面倒くさくなったり、
〉読むスピードもレベルも一時的には下がると思います。
〉それは当然ですが、ちゃんとよんだ語数分はカラダに残ると実感しました。
〉80万語を越えた頃から、苦手だった児童書や飛ばし読みもどんどんできるようになってきて、
〉掲示板で読んだ「量が解決する」という言葉を何度か思い出しました。
そうそう、英語力は接した英語量。
〉 そして、最後に、100万語+35万語の間に、このSSSのHPにはとてもお世話になりました。
〉SSSの書評や掲示板には、励まされたり、教えてもらったりの連続でした。
〉酒井先生をはじめ、タドキストのみなさん、どうもありがとうございました!!
ほんとに、ここのみんなは好い人ばかり。私ももっと好い人になろっと。
〉再読好きの私なので、「快読!100万語」「今日から100万語」掲示板の書き込みなども
〉再読しては新しい発見があります。これからも宜しくお願いしますね。
今回のriricoさんの書き込みなんて、再読、再々読の価値が充分にあります。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
〉 次は135万語からのスタートで2週目に行きたいと思います。
〉皆さんも楽しく読書なさってください。
〉まとめるのが下手なのですっかり長くなってしまいました。
〉長文お付き合いありがとうございました。
「今日は時間があまりないので、長文になってしまった」ってやつかな?
長いのはちっとも構わない、むしろ歓迎!(ですよね、酒井先生?)
ではでは Happy Reading!
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3266. Re: 近眼の独眼龍さん、ありがとうございました!
お名前: ririco
投稿日: 2004/3/30(10:14)
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"近眼の独眼龍"さんは[url:kb:3256]で書きました:
〉riricoさん、こんにちは、近眼の独眼龍です
近眼の独眼龍さん、こんにちわ。
一番乗りのお祝いの言葉、ありがとうございます。
お祝いの一番乗りが独眼龍さんだなんて、運命の赤い糸だわ!(akoさん風)
〉〉 100万語通過本は、「Snow Goose and Other Stories, The」(PGR3)です。
〉ああ、いい本ですねぇ。私も好きで、再読もした本です。
私も読み終わってすぐに、この本再読しようって思いました。
表題の話も好きですが、私は2話目のDOLLSがすごく好きです。
〉〉訳者の矢川澄子さんの訳が大好きなので、GRを読みながらも、
〉〉時々翻訳本の文章を思い出してしまい困ってしまいました。
〉翻訳は一つの創作活動とも言えるのじゃないかと思います。素晴らしい翻訳なら
〉どうしても記憶に残ってます。
〉逆に言えば、翻訳など誰にでもできることではないですね。私達(あ、勝手に
〉仲間に入れちゃ失礼かな?)は、訳したりしないで、ただ読んで楽しみましょう!
いえいえ、仲間にいれちゃって下さい〜。
そう、本当に翻訳者によって全然違うものになりますよね。
私は大好きな「赤毛のアン」を原書でシリーズ読破したいのですが、
やっぱり村岡花子さんの名訳が頭に残ってしまいそう・・・。
だから、素直に英文がどんどん頭に入ってくるようになるまで読まないつもりなんです。
〉〉まだまだ、読みたい本がたくさんあるので、これからもどんどんキリン読み&パンダ読みで
〉〉イロイロなレベルの本を読んでいきたいです。
〉シマウマもあるでよぉ〜 (って、分かります?)
はーい。シマウマ読みわかりまーす。
でも、実は苦手なのです。
やっぱり、日本語で少し読むと翻訳者の癖が頭に残ってしまうような気がして。
これって、やっぱりまだ英文を読みながら和訳してるところが
残ってるからなのかなって思っています。
これも量が解決・・・かなと思うのですが・・・。
〉へ〜ぇ、英語が苦手ってのにも、いろいろあって面白い。あ、失礼!
面白がってくれると、カミングアウト(?)した甲斐もあり!
〉〉 大学時代、英語の本は1冊も通読できていません。
〉〉ゼミもテスト勉強も論文も全部翻訳を読んで誤魔化してしまいました。
〉〉そんな私のゼミ論がAで、更に中学・高校の英語科教員免許まで取れてしまうので、
〉〉何処の大学卒かとか英語資格とかって本当に意味がないなあと思います。
〉ふーん、英語科の教員免許かぁ、これだけ書かれていても、やっぱりすごいと
〉思ってしまいます、根っから苦手だったので。
いかに私が「偽」英文科なのかはいくらでも語れるのですが!
それは今度お会いした時にでも・・・。
私は「根っから苦手」とおっしゃる独眼龍さんが、ヒアリングマラソンなさったり、
今多読でたくさんの英語に触れていらっしゃる事の方がスゴイって思います。
〉〉英語ができるようになりたいと言う気持はずっとずっと持っていました。
〉〉もともと英文を専門に選ぶほどイギリスが好きだし、イギリスに旅行した時も
〉 :
〉〉読書も翻訳を待つしかないのか—とほとんど諦めていました。
〉諦めながらも、でもなんとかならないかって思ってたんですよね。
そうなんです!SSSには、そう言う最後の頼みの綱みたいな感じで
多読を始められた方が多いように思います。
そして、勝手に連帯感を持っています、うふふ。
〉〉■多読との出会い
〉〉早速、SSSのHPでGRについてなどイロイロ調べて、新宿の紀伊国屋に行き、
〉〉多読をスタートしました。
〉〉それが、2002年10月ごろの事です。
〉ちょうど私がSSSを始めた頃だ!
えーー、そうだったんですか??
なんだー、1年も呑気に中断してなかったら、独眼龍さんと同期顔ができたのに!
惜しい〜、なーんて。
〉〉■100万語までの道のり
〉〉何故か、ここでほぼ1年多読を中断してしまいました。何故でしょう?今でも自分でも不思議です。
〉ここんとこ、もしなんとなくでも分かって、それ酒井先生に報告したら、
〉ラーメン1杯くらい奢ってくれるかも。(全く保証はしません!)
え?そうなんですかー?>酒井先生!
今のところ中断の原因は自分でもつかめていないのですが、
いろいろな人の停滞とかの話を聞いて自分なりに分析中です。
よし、がんばって報告してラーメン、らーめん・・・。
〉〉何万語読んだらレベル幾つと言うのは決ってないんだ、人それぞれなんだと思うようになったのですが、
〉〉その多読再開時、去年の11月末の時点では35万語でレベル0と言うスタートに違和感を感じたんです。
〉〉まだまだ、多読の意味がわかってなかったなーって、
〉〉何万語読んでいればレベルが〇〇の筈って言う思い込みがあったんだな—って今なら思います。
〉やっぱりそういう思い込みって誰にもありますよね。それが、だんだん鷹揚に
〉なって(いい加減になって、とも言ったりする)、ま、楽しいからいいかって
〉ふうになると、タドキスト(と私は思っています)
そうですね。多読も最初は学習法と捕らえていたのが、どんどん楽しいからイイかになって
学習じゃなくて趣味になっている気がします。
そして、タドキストになっていくんですねー。
〉〉当たり前のことですが、面白い本は何度読んでも面白い、好きな本は何度読んでも好き。
〉〉そんなの再読しなくてもわかることかもしれないのですが、それによって、
〉〉私の場合書評の☆の数に惑わされずに自分の好きな本を選ぶと言う点に
〉〉自信を持てるようになったと思います。
〉これはいいですね。そう、自分本位で。でも、そう悟った方の書評って
〉読んでみたいなぁ。
これから、余裕が出てきたら書評もどんどん上げていきたいなと思っています。
でも、SSSのHPは盛りだくさんだから、ついつい読むだけで手一杯になっちゃうのです〜。
〉〉何万語の時にレベル何なんて決めなくても、読書をしていれば自分の体(脳かもしれません)が
〉〉勝手に判断するんだな—と分ったのが100万語の収穫だと思っています。
〉おぉ、いいですね。私はまだ左脳が働いてしまって、変に理屈を作ったりして
〉しまうんですよぉ。いいなぁ、riricoさん。
コレは100万語に近づいて語数が増えてからなのですが、
なんだか、どんな本を欲しているか体が知っているという感じがどんどんしてきました。
まるで二日酔いの朝は蜆のお味噌汁が飲みたいように、(変な喩えでスミマセン)
本棚を眺めてると、次はこの本が読みたい、このレベルが丁度イイってカンが働くんです。
〉〉■読んだ本の内訳
〉〉【2002年10月末〜2002年12月末】→最初の35万語
〉〉レベル0 11冊(約13000語)
〉〉レベル1 41冊(約135000語)
〉〉レベル2 23冊(180000語)
〉〉レベル3 2冊(20000語)
〉〉(その内GR:61冊 児童書:16冊 合計:77冊 )
〉〉【2003年11月末〜2004年3月末】→やり直し100万語
〉〉レベル0 35冊(35000語)
〉〉レベル1 53冊(168000語)
〉〉レベル2 79冊(444000語)
〉〉レベル3 31冊(300000語)
〉〉レベル4 2冊(49000語)
〉〉その他 10冊(12000語)
〉〉(内訳 GR: 141冊 児童書など:69冊 合計:210冊)
〉なにか、お手本のような配分ですね。(って、SSSにお手本はないのですが)
中断後の35万語までを最初の35万語までと比べるとずいぶん違うんですよ。
それが自分で面白くて、別計算にしていたというのもあります。
お手本だなんて・・・照れちゃいますが、わーい。(ちょっと嬉しい)
〉〉■ 一度目の多読と二度目の多読の比較
〉 :
〉〉 比較してみると、SSS自体が私の休んでいた一年前と後でずいぶん変わったと思います。
〉〉掲示板の広場が増えた事・レベルの低い児童書の書評が増えた事、
〉〉「やさしいものをたくさん」やゆっくり読むことが前より更に更に提唱されていること、
〉〉100万語超えの経験者の方が増えたこと。なんだか良い時期に再開できて、得したな—と思っています。
〉SSSの変化を、こんなにもポジティブに受られるなんて、いい中断だったのです
〉ね、riricoさんにとって。
そうですね。お休みしていた間にどんどん周りが進化していってくれて
得したって思っちゃいました。
本屋さんだって、私が最初にはじめた頃よりずっとGRや児童書の品揃えが良くなったし!
〉〉■これから
〉〉 職場が新宿に近くなったということもあって、ブッククラブについに入会しました。
〉ここは、うらやましいぞ。
ここは自慢しちゃうぞ。
〉 :
〉〉 最終的には、シェイクスピアを原書で読みたい(大学の専攻だったので)、
〉〉お芝居を見て分るようになりたいという目標があるので、つい焦ったりしますが、
〉〉焦らずにゆっくり体が欲しがる本を選んで与えていけたらなあと思います。
〉シェイクスピアは、読んでみたいし、観てみたい! 老後にでも、、、、
えーー、老後といわず、是非是非!
私は、もちろんロイヤルシェイクスピアカンパニーとかイギリスのお芝居を観るのは目標ですが、
日本のお芝居でも面白いシェイクスピアのお芝居いっぱいあると思っています。
蜷川さんのシェイクスピアの解釈とかとても面白いし日本人好みじゃないかしら。
〉〉それから、最近和書をめっきり読めていないので、もうちょっと読みたいと思っています。
〉〉読書はバランスが大事ですから。
〉バランス感覚の方なんですね、これに限らず。
100万語通過したし!と思って、読みたかった和書を開いたら、
字がいっぱいで、長くて面倒くさい・・・と思ってしまいました。
英語の本で薄いのしか読んでなかったから・・・とほほ。
まずは長い小説を読む訓練を日本語でやり直さないと、な状況です。
〉〉これから、長い本を読めるようになって、投げ本を作るのが目標です。
〉はは、そうですよね。私も、初めて投げ技を使えたのは、120万語あたりです。
そうだったんですねー。
よし、じゃあ私も200万語までには投げ本報告ができるかな?
〉〉■最後に
〉〉100万語は最初の一歩だと思います。
〉〉ちょっと遠回りしたけれど、一歩踏み出せて良かった!!
〉結局は良かったようですよね。こういう話しを聞くと、ほんと嬉しい!
ありがとうございます!
お祝いの言葉も何度読んでも、ほんと嬉しい!
〉 :
〉〉再読もたくさんしましたが、ストーリーはうろ覚えなのに、単語の発見については
〉〉ヤケに鮮明に覚えている本もありました。
〉やっぱり語数は減らないんだ。これも嬉しい。
そうなんですよー。私が初めて酒井先生にお会いした時に
「最初の35万語も足しちゃって良かったのに〜」って言われた理由がだんだんわかってきました。
目に見えなくてもちゃんとカラダに残ってるんですね。
コレは声を大にして提唱したいです。
、
〉〉掲示板で読んだ「量が解決する」という言葉を何度か思い出しました。
〉そうそう、英語力は接した英語量。
だから、これから新しい蓄積をしていくのがとても楽しみです。
〉〉 そして、最後に、100万語+35万語の間に、このSSSのHPにはとてもお世話になりました。
〉〉SSSの書評や掲示板には、励まされたり、教えてもらったりの連続でした。
〉〉酒井先生をはじめ、タドキストのみなさん、どうもありがとうございました!!
〉ほんとに、ここのみんなは好い人ばかり。私ももっと好い人になろっと。
独眼龍さんは、もう十分に好い人じゃないですか!
じゃあ、私も負けずにもっともっと好い人に・・・。
〉〉再読好きの私なので、「快読!100万語」「今日から100万語」掲示板の書き込みなども
〉〉再読しては新しい発見があります。これからも宜しくお願いしますね。
〉今回のriricoさんの書き込みなんて、再読、再々読の価値が充分にあります。
〉こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
そう言ってもらえると、長々書いて良かったって思います。
これからも私のように中断してしまった人って現れると思うので参考にして欲しいと思っています。
(あ、あと英文科コンプレックスの人も・・いたら・・・参考に。。。)
本当にどうぞよろしくです。
〉〉まとめるのが下手なのですっかり長くなってしまいました。
〉〉長文お付き合いありがとうございました。
〉「今日は時間があまりないので、長文になってしまった」ってやつかな?
〉長いのはちっとも構わない、むしろ歓迎!(ですよね、酒井先生?)
〉ではでは Happy Reading!
まとめが下手なのと、100万語通過の興奮で長々〜〜になってしまったのに
独眼龍さんってフォローが上手ですね。誉め上手、酒井先生みたいー。
ではでは、独眼龍さんもHappy Reading!で。