[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/11/24(08:51)]
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お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2004/1/11(01:00)
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モーリンさん、100万語通過、おめでっとー!
〉1/8 に100万語を通過しましたので報告します。
〉昨年の 5/14 に始めましたので所要期間は約8ヶ月です。
〉長文ですので、適当に飛ばして読んでください。
モーリンさんが遠くまで見通して多読をなさっている姿に
注目してきました。英語でチャットにもよく書いてくださって、
感謝しています。(ぼくも書きたいけれど、まだしばらくは
時間がなさそうです・・・)
けろけろさとおさんと組んだマグプロも感謝、感謝です。
タドキストのつながりを毎日使うマグで確かめられるなんて、
ほんとにおもしろい方向ですね。できあがりが楽しみで、
あの学生にあげよう、この学生にもと、楽しく思案しています。
〉1) 100万語通過までに読んだ本
〉Level__GR___ICR__SIRetc_ORT_RRA_絵本___児童書__合計
〉0______39____34____38____80__46___6______0_____243
〉1______20____43___________________1______7______71
〉2______27_______________________________33______60
〉3_______1_______________________________14______15
〉4_______________________________________19_______9
〉5_______________________________________13_______3
〉合計___87_____77____38____80__46__7_____66_____401
〉(その他)マンガ(ASTRO BOY) 2 冊、一般PB 1 冊
〉2) 100万語通過本
〉Jean Little の「Hey World, Here I Am」です。404 冊目でした。
〉20万語通過本の再読です。今まで読んだ本のベスト1として
通過本に選びました。
〉この本は「Look Through My Window」と「Kate」の姉妹作で、
〉今回「Look Through My Window」の後に読んだので本に出てくる
人物のことを知っていて、十分に楽しめました。「Kate」はこれから
読みます。読み終わったら3冊まとめて回覧本にしたいと思います
(「Look Through My Window」と「Kate」は既に絶版です)。
〉以下は紹介文です。
うー、なんという心の寛い!
だって、絶版なんでしょう?
それを回覧ですか! 絶句ですね。
でも、いままでの回覧本もみなさんとてもきれいに読んでいらっしゃる
ようだから、心配なさそうですね。(すごい人たちが掲示板に集って
いるもんだ!!)
〉「Hey World, Here I Am」著者: Jean Little, 10300語
〉詩を書くのが好きな少女、Kate Bloomfield。1970 年に書かれた
「Look Through My Window」に主人公の親友として登場した彼女の強い
個性は、Little に「Kate」を書かせ、翌年に出版されます。そして
1986 年、15 年の時を経て Kate Broomfirld が帰ってきました。
〉Little 自身が「本当にいる」ように感じている Kate の個性は
独り歩きして、いろんなことを感じたり考えたりします。この本は、
そんな Kate が小学校の上級生(7〜9 年生)の間にノートに書き綴った
詩や随想や短い物語から抜粋した小品集のようになっています。
寡聞にして、この本のことは知りませんでした。掲示板では
もう紹介されているのですか???
〉「Look Through My Window」著者: Jean Little, 43000語
〉その年の夏は Emily Blair にとっていろんなことがありました。
突然の引越し、4 人のいとことの同居、そして親友ができたこと。
ちゃんと話ができる友達ができて、両親のことや宗教のことを真剣に
話したり考えたりするようになります。
〉最初はうざったいと思っていた小さないとこ達も、いつもそこに
いるのが自然に思えてきたし、お母さんが意外と頼りになります。
そして新しい生活に慣れ、引越しから1年が経とうとしたとき、
今年の夏もいろんなことがありそうなことがわかります。
〉多感な年頃の少女 Emily の心の動きを丁寧に描いた秀作です。
うーん、愛情を持って読んでいらっしゃることが静かにしっかり
伝わってきますね。絶版とは残念・・・
〉3) 英語の経歴
〉大学卒業までは、英語はダメでした。ダメといっても極端で高校では
450 人中 420 番以降、旺文社の模試も偏差値が 40 を切っていて、
高3 のとき英文法の授業で1回も指名されませんでした。
〉それが何故か外資の小さなコンピュータ メーカーに就職し英文の
マニュアルを読む羽目に。おかげで、研修期間の3ヶ月で8時間で
読めるページ数が 8 ページから 38 ページになりました。最初に
英語が伸びた時です。在社中の18年間に2回 TOEIC を受験し
〉 380 点と 430 点でした。
〉1998 年に退職し、米国のマッサージ学校に7ヶ月半留学しました。
この時が実用英語が最も身に付いた時期だと思います。帰国後、
按摩の学校に通いながらコンピュータ関連の翻訳のバイトをしてました。
そして一昨年の秋に Harry Potter に挑戦して 10 ページで脱落。
もっとやさしい本をとアマゾンから Encyclopedia Brown を買って
また挫折、なんて時に「快読! 100 万語」をアマゾンで発見して即購入
しました。既に子供の本に走っていたので、SSS 式多読の考え方にすぐ
賛同し 5 月 14 日に多読を開始しました。
〉ヒ○リング マ○ソンや English アド○ンチャなど1ヶ月も
持たなかった私が逆にはまって100万語まで来てしまいました。
77 万語で受けた TOEIC は 520 点でしたが、点数以上に多読の成果を
実感しています。実際、Encyclopedia Brown も読めたし、念願の一般
向けPBも初めて読み通すことができました。
一般向けPBはなんだったんでしょう?
きょうの相談会でも、いままでずっと三日坊主だったという方が
200万語通過の報告をしてくれました。そういう報告って、
ぼくはうれしーーのです!
〉4) 多読の成果
〉本を読めるようになったことはもちろんですが、リスニングや
ライティング、そしてしゃべる方も上達したと思います。
そして、この8ヶ月間ですべてが身に付いたと言うよりも、
今まで英語に関してやってきたことが有機的に結びつき始めたと
言ったほうがいいように思います。
ここに反応してましたね、誰か・・・ DKCさんだったかな?
これはほんとになるほどと思いました。
いろいろな学習をして「切れ切れに」得た知識が、多読で広がった
世界の中に次第に位置づけられていく・・・なんていう感じなんで
しょうかねえ?
〉5) 抱負
〉ちょうど新年ですので、多読の New Year's Resolution をしたいと
思います。
〉a) 名作の原作を読む
〉b) 昨年末に入手した子供向けPBのうち 40 冊を読む
(詳細は English Chat 参照)
〉c) 今後は本の正確な語数にこだわらず読む時間に回す
いいですね。語数は決して必須のものではありません。
せいぜい目安、ぼやっとした目標でしかないと思います。
ざっと1万語単位くらいで、「この一冊で8万語かな?」と
いうようなことでいいのではないかな?
全く数えないのもいいと思いますよ。
〉6) 最後に
〉昨年のトピックはなんと言ってもこの SSS 式多読に巡り会えたこと。
〉私の人生に大きな価値を加えてくれることは間違いありません。
〉SSS 式多読の普及に努められている酒井先生、古川さん、まりあさん、
マリコさん、SEG の方々、そしてタドキストの皆様に感謝して止みません。
〉では、Happy Reading!
うーん、ぼくたちもモーリンさんに会えて、そして掲示板の
みなさんに会えてよかったです。どのくらいよかったかというと、
掲示板はいまやぼくの生活の一つの柱です。(ほかには家族と
多読クラスと本を書くこと、かな?)
とにかく、モーリンさん、ありがとー!
そして、これからも楽しい読書を!
(翻訳をめざす件、お手伝いしますよー!)
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2746. Re: 100万語通過報告<- 酒井先生、ありがとう
お名前: モーリン
投稿日: 2004/1/13(23:04)
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酒井先生、こんばんわ。
〉モーリンさん、100万語通過、おめでっとー!
あっりがとうございま〜す!
〉注目してきました。英語でチャットにもよく書いてくださって、
〉感謝しています。(ぼくも書きたいけれど、まだしばらくは
〉時間がなさそうです・・・)
お待ちしてます。
〉けろけろさとおさんと組んだマグプロも感謝、感謝です。
サンプルも出来上がってきました。
予定より少し遅れてますがいよいよです。
〉〉2) 100万語通過本
〉〉「Hey World, Here I Am」著者: Jean Little, 10300語
〉寡聞にして、この本のことは知りませんでした。掲示板では
〉もう紹介されているのですか???
20万語通過報告で紹介しましたが、書評は上げてませんでした。
今回書評を出させて頂きました。
Jean Little は、ICR3 の "Emma's Yucky Brother" の著者です。
〉〉3) 英語の経歴
〉一般向けPBはなんだったんでしょう?
75万語通過で読んでその通過報告で報告してますので見てください ( [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=17753] )。
〉きょうの相談会でも、いままでずっと三日坊主だったという方が
〉200万語通過の報告をしてくれました。そういう報告って、
〉ぼくはうれしーーのです!
この学習法(ほんとは "学習" ということばは使いたくないですが)は、勉強モードで
ないので、勉強嫌いの人が逆にはまります。それに、ノルマがなくて自分のペースで
できるのがいいです。逆に、指標が示されないとできないという人には不向きかも。
〉〉4) 多読の成果
〉そして、この8ヶ月間ですべてが身に付いたと言うよりも、
〉今まで英語に関してやってきたことが有機的に結びつき始めたと
〉言ったほうがいいように思います。
〉ここに反応してましたね、誰か・・・ DKCさんだったかな?
〉これはほんとになるほどと思いました。
ほかにも同じように感じてられる方がいらっしゃるようですね。
〉いろいろな学習をして「切れ切れに」得た知識が、多読で広がった
〉世界の中に次第に位置づけられていく・・・なんていう感じなんで
〉しょうかねえ?
私の感じでは、レベル0や1で身に付くような簡単な単語や文が今までの英語学習では
おろそかになっているので、本や雑誌が読めるようにならないように思います。
まずレベル0や1で、簡単な単語や文をたくさん読んで感覚的に身に付けておく
必要があると思います。このような「英語の肥やし」を十分にやっておくと、
その後の英語の上達も容易だと思います。
そして、この英語の肥やしは後からでも効くようです。空いていた穴が
埋まっていくような感じです。難しい単語や表現がわからなくて読めなかったと
いうよりも、簡単な単語や表現をきちんと理解できないために書いてあることが
イメージできなかったのだと感じました。
〉〉5) 抱負
〉〉c) 今後は本の正確な語数にこだわらず読む時間に回す
〉いいですね。語数は決して必須のものではありません。
〉せいぜい目安、ぼやっとした目標でしかないと思います。
〉ざっと1万語単位くらいで、「この一冊で8万語かな?」と
〉いうようなことでいいのではないかな?
〉全く数えないのもいいと思いますよ。
そうですね。「全く〜」までは割り切れないですが、総語数が一桁増えたのを
機会に少しラフでもいいかなと思ってます。
〉とにかく、モーリンさん、ありがとー!
〉そして、これからも楽しい読書を!
〉(翻訳をめざす件、お手伝いしますよー!)
ありがとうございます。そのときは、ぜひよろしく御願いします。
そして、今後ともよろしく御願いします。
Happy Reading!