[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/25(23:28)]
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754. Re: 多読多聴(+問題練習)だけでは高得点にはもう一歩か
お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2009/11/8(11:22)
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そう言えばたかぽんの発言に正面からコメントしていませんでした。
>>全体の感触としては、特に「勉強」をしなくても、好きなものを多読多聴してれば、
>>TOEICで高得点を取れるようになるんじゃないか、と思いました。
>>ただ、その感触は1,000万語でも感じたであろうものか、2,000万語超えてるから感じるものか、
>>そのへんはちょっとわかりません。。。
高得点がどのあたりを指すかでまた議論も違ってくるでしょう。
数学は詳しくないのですが、偏差値であれば平均点の周辺はサンプル数が多いので点数の差が有意であるのに対して、超高得点あるいは超低得点の方はうまく測定できないのではないでしょうか。
小学生野球チームの選抜テストの課題が遠投で、平均が20メートル(スコア500点)のところに、鍛えたお父さん50メートル、プロ野球選手100メートルが参加すると二人ともスコア990点となってしまうという類の話。
まあ、それはそれとして。
1.題材について
「好きなものを多読多聴して」という一方で、問題の中身がビジネスだったりするとズレが出ます。
英語が分からないのか中身が分からないのかというところで、正しく評点が出ない可能性があります。(中身が分かったので英語が分からなくても正解が選べるというのもあるでしょう)
英語学習で好きな題材を選ぶべきと言うのは、内容ではなく英語が分からないのであるという切り分けができるようにすること、中身の興味で学習を継続させることが狙いでしょうから、TOEICも「TOEICミステリー」とか「TOEIC自己啓発もの」とか「TOEIC自然科学」とかが必要かも知れません
2.多読多聴というインプットだけで良いか
TOEICではスピーキングもライティングも無いわけで、となればインプット技能の試験と言うことですから、多読多聴というまさしくインプットのトレーニングで良いのではないかと思われます。
ところが、その人が正しくインプットできているかどうかは外部からは分かりませんので、評価はアウトプットしてもらわないとできません。
スピーキングやライティングと言ったアウトプットではなく、マークシートのアウトプットなのですけれど、そこには頭の中でのアウトプットの試行が為されているのではないかと思います。
私はTOEICは三回しか受けていませんが、二回目に受けた時は文法的に正しそうな表現が複数あってその中で一つの答を選ぶ時に、実際に唇を動かして発音していました。
すなわち、そのような言い方を実際にするかどうか、音に載せてみて違和感がないか、語呂が悪くないかということをやっていたわけです。
その意味では、「高得点」を狙うのであればやはりアウトプット強化がプラスアルファとして必要なのではないかという気がしています。
(その後に受けた三回目(オーストラリア英語やイギリス英語発音が入ってきた後の回)では、問題の傾向が変わったような気がして、ここに書いたような発音してみての語呂の良さで選ぶといった問題が見あたりませんでした。最近はどうなんでしょう)
寅
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757. Re: 多読多聴(+問題練習)だけでは高得点にはもう一歩か
お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2009/11/8(17:08)
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寅さん、こんにちは。
〉そう言えばたかぽんの発言に正面からコメントしていませんでした。
そう言えば・・・
〉>>全体の感触としては、特に「勉強」をしなくても、好きなものを多読多聴してれば、
〉>>TOEICで高得点を取れるようになるんじゃないか、と思いました。
〉>>ただ、その感触は1,000万語でも感じたであろうものか、2,000万語超えてるから感じるものか、
〉>>そのへんはちょっとわかりません。。。
〉高得点がどのあたりを指すかでまた議論も違ってくるでしょう。
〉数学は詳しくないのですが、偏差値であれば平均点の周辺はサンプル数が多いので点数の差が有意であるのに対して、超高得点あるいは超低得点の方はうまく測定できないのではないでしょうか。
なるほど。(って、私も数学わかりませんが・・・)
〉小学生野球チームの選抜テストの課題が遠投で、平均が20メートル(スコア500点)のところに、鍛えたお父さん50メートル、プロ野球選手100メートルが参加すると二人ともスコア990点となってしまうという類の話。
お父さんやプロは参加しちゃいかんでしょう。(笑)
でも、おっしゃりたいことはわかります。偏差値ではかるテストの場合、
受験集団がどういう人たちであるかが、とても大切になってきますね。
ネイティブ、ノンネイティブ。世界でひろく行なわれているのか、そうでないのか。など。
〉まあ、それはそれとして。
お得意の(笑)
〉1.題材について
〉「好きなものを多読多聴して」という一方で、問題の中身がビジネスだったりするとズレが出ます。
〉英語が分からないのか中身が分からないのかというところで、正しく評点が出ない可能性があります。(中身が分かったので英語が分からなくても正解が選べるというのもあるでしょう)
そうですね。そうなんですが、好きなものを多読多聴してれば、基本的な英語理解力が上がる。
その上で、公式問題集などで、TOEICに出て来る内容のものに慣れれば、万全なんじゃないかと。
〉英語学習で好きな題材を選ぶべきと言うのは、内容ではなく英語が分からないのであるという切り分けができるようにすること、中身の興味で学習を継続させることが狙いでしょうから、TOEICも「TOEICミステリー」とか「TOEIC自己啓発もの」とか「TOEIC自然科学」とかが必要かも知れません
なるほど。中身でなく、英語が分かってるかどうかをはかりたいなら、いろいろなTOEICを作るか、
または、もっとバラエティーに富んだ内容にするべきでしょうね。
でもまぁ、「主にビジネス英語が理解できるか」がTOEICのようで、これは変わらないでしょうね。
〉2.多読多聴というインプットだけで良いか
〉TOEICではスピーキングもライティングも無いわけで、となればインプット技能の試験と言うことですから、多読多聴というまさしくインプットのトレーニングで良いのではないかと思われます。
〉ところが、その人が正しくインプットできているかどうかは外部からは分かりませんので、評価はアウトプットしてもらわないとできません。
〉スピーキングやライティングと言ったアウトプットではなく、マークシートのアウトプットなのですけれど、そこには頭の中でのアウトプットの試行が為されているのではないかと思います。
そうですね。どの言葉を選ぶか、というのは、アウトプットのプロセスですよね。
〉私はTOEICは三回しか受けていませんが、二回目に受けた時は文法的に正しそうな表現が複数あってその中で一つの答を選ぶ時に、実際に唇を動かして発音していました。
〉すなわち、そのような言い方を実際にするかどうか、音に載せてみて違和感がないか、語呂が悪くないかということをやっていたわけです。
私もそんなふうにして問題集を解きました。
文法というのはよく知りませんので、言ってみて自然に感じられるものを選ぶ、というふうにしました。
言ってみて不自然に感じられるのに、「でも、これは接続詞だから…」とか頭で考えると、私の場合は失敗します。
やっぱり「しっくりくるもの」を選ぶのが正解でした。
〉その意味では、「高得点」を狙うのであればやはりアウトプット強化がプラスアルファとして必要なのではないかという気がしています。
なるほど、そうかもしれません。
私の場合は、本を読むときは脳内音読で、音を聴くのも好きで、音読も好きです。
英英辞書を引くときは、例文をブツブツと音読しています。
べつに訓練しようとかは思ってなくて、好きでやっているだけですし、暗記もしてませんが、
こういったことで、知らず知らずに、文法問題とかが解けるようになっているのかなとは思います。
〉(その後に受けた三回目(オーストラリア英語やイギリス英語発音が入ってきた後の回)では、問題の傾向が変わったような気がして、ここに書いたような発音してみての語呂の良さで選ぶといった問題が見あたりませんでした。最近はどうなんでしょう)
どうなんでしょうか?