[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/25(23:28)]
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お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2009/11/8(10:33)
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いくつか追加の情報を
〉英検が文部省のお墨付きを失って、TOEICがどんどん勢力を伸ばして、焦った日本英語検定協会は、(私の記憶では)ケンブリッジ英検と提携をして英語だけで受けられる試験に作り替え、かつ、合格者が入学の際の英語の試験を免除できる提携大学のネットワークを増やし、生き残りを目指しているわけです。
〉まあ、「訳す」という五番目の技能が難しい技能なので、それを試すのは一級を終えてからのプロ向けの試験でよいかという判断もあるかも知れません。(日本通訳検定はつぶれてしまいましたが)
日本英語検定協会のサイト[url:http://www.eiken.or.jp/]の右下に小さく、「日本英語検定協会とは」というのがあって、ここをクリックすると事業沿革のページに飛びます。
それを見ると、1968年文部省認定、2000(平成12)年文部省令認定とあります。
ここだけ見ると、引き続き文部科学省の認定が続いているように見えますが、実際には平成14年に認定制度の廃止が決定され、平成17年度に廃止となっているようです。
昨夜駅前の本屋に行って英検の問題集を見たら「文部科学省後援」とされていました。
その足でブックオフに行って、過去の問題集を見たら2005年の版が認定、2006年の版が後援となっていました。
他方、昨年初めから認定制度の復活についての検討が開始されたとの記事も発見されました。[url:http://sankei.jp.msn.com/life/education/080119/edc0801192050008-n1.htm]
今はどうなっているのでしょう。
日本英語検定協会に問い合わせてみましょう。
〉また、「受験者全体」という母集団が日本人・韓国人を中心としている中で、自分はnon-nativeの中での順位が知りたいのか、海外に出ても、ネイティブと比べてもやっていけるレベルかどうか知りたいのかということもあるでしょう。
かつては受験者の国別のデータもTOEICのサイトに載せられていましたが削除されています。
AllAboutJapanに関連の記事があります[url:http://allabout.co.jp/study/toeic/closeup/CU20021212A/index.htm]が、そこには以下の記載があります。
(quote)
1997‐98年のTOEIC試験の受験者の63%は日本人で、29%は韓国人であった、ということです。つまり、全世界のTOEIC受験者の92%は、日本人と韓国人が占めていたということなのです。
更に、上の92%という数字は団体受験者についてのみで、公開テストの受験者を入れた数はサイトには公開されていません。この点についてTOEIC運営委員会に問い合わせたところ、「公開テストは日韓でしか行われていないため、データの集計は行っていません」という解答をいただきました。
つまり、公開テストも考慮に入れ、更に現実に近い受験者数を計算した場合、日韓の受験者が占める比率は92%から増えこそすれ減ることはない、ということです。
(unquote)
うーん。
〉後者であれば、EUの統一レベルに沿ったケンブリッジ英検などが良いでしょう。
これの説明のサイトをちょっと探してみますが、例えばフランス語ならばDELF/DALFという試験で、その説明のサイトをご覧ください[url:http://www.calosa.com/centrealliance/delfdalfjp/ousyuu.html]
あるいは英語でケンブリッジ英検のサイト[url:http://www.cambridgeesol.org/exams/exams-info/cefr.html]
〉(突然ここで話が変わる)多読によるunlearnという話があります。
〉(私個人は)学校英語で身に付けたものでunlearnしなければならなかったものはほとんど無いと思っています(忘れちゃったから)が、これはunlearnが必要だと思っているのは、訳語に出てくる漢字のイメージです。
〉different を違うとか異なるとか訳出した瞬間に、「違和感」「異物」「間違い」などと、「正しくない」というニュアンスが強烈に想起されます。
脳内音読という言葉に表れるように、黙読していても音が認識されていると言われます。
他方、文字から音声を介さずに直接理解される道筋もあるらしく、特に日本語の漢字などはその傾向が強いのではないかと思います。
寅
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お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2009/11/8(16:03)
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寅さん、ありがとうございます。
TOEICって日韓が9割以上なんですね。。。
〉〉(突然ここで話が変わる)多読によるunlearnという話があります。
〉〉(私個人は)学校英語で身に付けたものでunlearnしなければならなかったものはほとんど無いと思っています(忘れちゃったから)が、これはunlearnが必要だと思っているのは、訳語に出てくる漢字のイメージです。
〉〉different を違うとか異なるとか訳出した瞬間に、「違和感」「異物」「間違い」などと、「正しくない」というニュアンスが強烈に想起されます。
〉
〉脳内音読という言葉に表れるように、黙読していても音が認識されていると言われます。
〉他方、文字から音声を介さずに直接理解される道筋もあるらしく、特に日本語の漢字などはその傾向が強いのではないかと思います。
そうですね。漢字を拾い見するだけで瞬時に文章の意味がわかるのは、その道筋によるものでしょうね。
英語では、私はまだまだ、これができません。最初から順に、ちゃんと読まないと、意味がわからない。
いつか、日本語ぐらいの速さで処理できるようになるのかなあ。。
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お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2009/11/10(11:27)
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追記です。
〉日本英語検定協会のサイト[url:http://www.eiken.or.jp/]の右下に小さく、「日本英語検定協会とは」というのがあって、ここをクリックすると事業沿革のページに飛びます。
〉それを見ると、1968年文部省認定、2000(平成12)年文部省令認定とあります。
〉ここだけ見ると、引き続き文部科学省の認定が続いているように見えますが、実際には平成14年に認定制度の廃止が決定され、平成17年度に廃止となっているようです。
〉昨夜駅前の本屋に行って英検の問題集を見たら「文部科学省後援」とされていました。
〉その足でブックオフに行って、過去の問題集を見たら2005年の版が認定、2006年の版が後援となっていました。
〉他方、昨年初めから認定制度の復活についての検討が開始されたとの記事も発見されました。[url:http://sankei.jp.msn.com/life/education/080119/edc0801192050008-n1.htm]
〉今はどうなっているのでしょう。
〉日本英語検定協会に問い合わせてみましょう。
表記について日本英語検定協会に問い合わせをしましたが、早速以下のように沿革のページに追記いただきました。
(引用開始)
2006年(平成18)
【文部科学省後援となる】
政府方針により、平成17年度に、技能審査制度における「認定」というシステムが廃止された。
(ここまで)
寅