Re: 古川さん、重ねてありがとうございました。

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/25(23:49)]

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751. Re: 古川さん、重ねてありがとうございました。

お名前: いづこ
投稿日: 2009/11/7(10:28)

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古川さん、こんにちは。いづこです。

前投稿ですが、私の基本的な考えではありますが、
前々投稿の質問意図とはあまりかみあっていないことを書いてしまっていました。汗。

〉でも、「形に注目する」ことも時には必要ですよ。
〉驚異的な進歩をしている子は、意味だけでなく、形にも
〉注目できる余裕があるように見えます。

量的に気持ちのこもったことばに浸っているうちに、
自発的に形に注目するって、もちろんあると思います。
(私は国語の文法、好きでしたから、気持ちわかります。)

それをおもしろいと思えれば、思える間はつづければいいし、
おもしろいと思わなければ、無視してもいい。
そこに、その学習者集団をリードする立場(早くいえば先生)からの
試験と評価はなしでいけるといいなーと、思うのです。

全体への試験は(ワークも)なし。
形に興味をもった人と興味をもったときだけ個別に対話をするだけ。みたいな図式。

でも、もしかするとそういうのは、成績上位の人がいやがるかも、とも思うのです。
母集団の数が小さくてその上位といっても、たいして上位じゃないから。
そうなると、モチベーションが感じられなくなるって、あるんじゃないかな?

すみません、あまりに仮定が大きくて意味なさそうですので、スルー希望です。笑
(でも私、結構本気で考えているんです。←時間のムダっぽい。)

〉そうでないと、正確に意味がとれないから。

と、

〉〉SEGの生徒さんたちには、きっと2番目のモチベーションを持てるひとも
〉〉多いのでしょうね〜。

〉ということもあるけど、
〉 進歩する
〉という実感があるのがよいのでは?

では、
「正確」と「進歩」に、この話題での語義と意義のすりあわせが必要な気もするんですが・・・。
(不特定多数の方がご覧になっていると思うと。)
すみません、今回はパスで。

私は、英語に興味を持って始めた人が、
成績を基準に測られると上位でないのがわかっても、
英語を自分のことばとして使っていけるといいな〜、というところに考えるテーマをもっています。
もしそれが意義のあることだとすると、(ないのかも。あるといいな。)
最大の障害は、英語が学校の教科であること、になるのかもしれません。

〉〉「正しい、正しくない」で縛るのを極力やめて、ただ示すのみ。

なんて、書きましたが、
最初(自分が成績的にうまくいかないのがわかるまで)は、
「正しい」「正しくない」って、だれでも知りたい、そして「正しい」方に属したいと思いますよね、普通は。
(「正しい」も、絶対的な正しさじゃなかったりするけれど。)

これを、人間の本能かと思っていましたが、それは違うかもと思い始めました。

スモールステップ教育が花盛り。
ひとつひとつの問題の正解にマルをあげて、反射的にほめてほめてほめて、
そしてそういう人を育てているのじゃないかと。
そうなると、ほめてもらえないときや、ちょっと「違う」と、自信をうしなってしまったり・・・

あ、YLの刻みが細かいのはスモールステップ教育とは別物と思っています。

〉高校になると、多読だけで、学校の点数をすぐ伸ばすのは
〉難しいです。1年間は続けないと難しいですし、年間50万語以上
〉読まないと目に見える効果が出ないです。

そうですね。SEGは「塾」ですから。ここが大事なことのひとつですね。
私は、立場は結構「塾」なくせに、見方が「塾」的じゃないです・・・
 
 
〉最大の難点は、「読まない」と効果がでないということですね。

あ、そうですね。「多読」で「読まない」では、効果出ませんね。
今までに聞いた「難点」のうちで、いちばん大きな捉え方で、納得しました。

ただ、
「多読」Listening Readingをもちろん含め、
「多聴」もとり入れて
「読む」に、読み聞かせの、「読んでもらう」も含めて(字を追ってなくても)
学習者が学生だけじゃないと考えた場合、
「効果」に、知的充実感を得ること、そのうち自分で「発信」する気になること、など成績以外のことも入れて

考えれば、効果が「出ない」とまでは、決めなくていいかもしれません。

私は、「成績」という面では、「上位」や「特別」な人でない人を、つい見てしまいます。

〉強制的に読ますのは不可能なので。 もちろん、本を勧め方を
〉工夫してできるだけ「自発的に」読んでもらうようにはするのですけどね。

完全同意です!

ありがとうございました。
いづこ


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758. Re: 古川さん、重ねてありがとうございました。

お名前: 古川@SEG
投稿日: 2009/11/8(18:06)

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"いづこ"さん、みなさん

 こんにちは。いづこです。

〉全体への試験は(ワークも)なし。
〉形に興味をもった人と興味をもったときだけ個別に対話をするだけ。みたいな図式。

個人塾ならそれでもいいんじゃないですか?

〉でも、もしかするとそういうのは、成績上位の人がいやがるかも、とも思うのです。
〉母集団の数が小さくてその上位といっても、たいして上位じゃないから。
〉そうなると、モチベーションが感じられなくなるって、あるんじゃないかな?

母集団の多い、「中立的な」(つまり、直近の授業内容にリンクしていない)
試験で、伸び具合を時々測っても、そんなに害はないんじゃないかなぁ。
ただ、心に傷をおっているような生徒に無理に受験を強制させるような
ことは避けるべきですが。

〉すみません、あまりに仮定が大きくて意味なさそうですので、スルー希望です。笑
〉(でも私、結構本気で考えているんです。←時間のムダっぽい。)

〉〉そうでないと、正確に意味がとれないから。

〉と、

〉〉〉SEGの生徒さんたちには、きっと2番目のモチベーションを持てるひとも
〉〉〉多いのでしょうね〜。

〉〉ということもあるけど、
〉〉 進歩する
〉〉という実感があるのがよいのでは?

〉では、
〉「正確」と「進歩」に、この話題での語義と意義のすりあわせが必要な気もするんですが・・・。

「正確に」というのは、深い意味はなく、代名詞が(筆者があえて曖昧に
しているような場合を除き)正しく対応しているとかっていうことですよ。

「進歩」は、前は読めなかった
より、難しい、長い本が読めるようになるってことですね。

〉(不特定多数の方がご覧になっていると思うと。)
〉すみません、今回はパスで。

〉私は、英語に興味を持って始めた人が、
〉成績を基準に測られると上位でないのがわかっても、
〉英語を自分のことばとして使っていけるといいな〜、というところに考えるテーマをもっています。
〉もしそれが意義のあることだとすると、(ないのかも。あるといいな。)

アメリカの大学に留学するなら、TOEFLで高得点をとらなければ
いけません。そういう意味で、試験で成績をとることが必要な人に
対して、その手助けをするのは、英語教師の当然の役目だと思っています。
一方、そういう必要の無い人に対しては、「自分のいいたいことが伝わる」
「相手の言いたいことがわかる」という基準で十分でしょう。

〉最大の障害は、英語が学校の教科であること、になるのかもしれません。

〉〉〉「正しい、正しくない」で縛るのを極力やめて、ただ示すのみ。

〉なんて、書きましたが、
〉最初(自分が成績的にうまくいかないのがわかるまで)は、
〉「正しい」「正しくない」って、だれでも知りたい、そして「正しい」方に属したいと思いますよね、普通は。
〉(「正しい」も、絶対的な正しさじゃなかったりするけれど。)

すべて、「状況」と「程度問題」だと思いますね。
何かが「絶対的に正しい」とか「絶対的に間違っている」というのは
どうかなぁって思います。

〉これを、人間の本能かと思っていましたが、それは違うかもと思い始めました。

〉スモールステップ教育が花盛り。
〉ひとつひとつの問題の正解にマルをあげて、反射的にほめてほめてほめて、
〉そしてそういう人を育てているのじゃないかと。
〉そうなると、ほめてもらえないときや、ちょっと「違う」と、自信をうしなってしまったり・・・

〉あ、YLの刻みが細かいのはスモールステップ教育とは別物と思っています。

〉〉高校になると、多読だけで、学校の点数をすぐ伸ばすのは
〉〉難しいです。1年間は続けないと難しいですし、年間50万語以上
〉〉読まないと目に見える効果が出ないです。

〉そうですね。SEGは「塾」ですから。ここが大事なことのひとつですね。
〉私は、立場は結構「塾」なくせに、見方が「塾」的じゃないです・・・
〉 
〉 
〉〉最大の難点は、「読まない」と効果がでないということですね。

〉あ、そうですね。「多読」で「読まない」では、効果出ませんね。
〉今までに聞いた「難点」のうちで、いちばん大きな捉え方で、納得しました。

〉ただ、
〉「多読」Listening Readingをもちろん含め、
〉「多聴」もとり入れて
〉「読む」に、読み聞かせの、「読んでもらう」も含めて(字を追ってなくても)
〉 学習者が学生だけじゃないと考えた場合、
〉「効果」に、知的充実感を得ること、そのうち自分で「発信」する気になること、など成績以外のことも入れて

〉考えれば、効果が「出ない」とまでは、決めなくていいかもしれません。

「読めば」効果は、いろんな意味で効果があると思いますよ。
いわゆる「成績」に限らなくてね。

ただ、「読まない」「聞かない」なら、やはり、効果はないでしょう。(笑)
「読まなくても、集中して聞かなくても、ページをめくるだけで、
あるいは音を聞くだけで効果がある」 というような魔法のようなものは
残念ながら無いと思いますね。

〉私は、「成績」という面では、「上位」や「特別」な人でない人を、つい見てしまいます。

それは、僕らもそうですよ。きている大抵の生徒は「普通」の生徒ですからね。

「特別」の人と「普通」の人は、時間単位が違うだけで、本質的には
同じだと思っています。何でもそうでは? 

〉〉強制的に読ますのは不可能なので。 もちろん、本を勧め方を
〉〉工夫してできるだけ「自発的に」読んでもらうようにはするのですけどね。

〉完全同意です!

〉ありがとうございました。
〉いづこ


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