[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(05:19)]
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1467. SV、SVO、SVC、SVA、SVOO、SVOC、SVOA は、何のためにあるか?
お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2014/6/8(12:53)
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ミッシェルさん、FCE受験お疲れさまでした〜!
〉ミッシェルです。こんにちは。
〉念願のケンブリッジ英検FCEを受けてきました。
いや〜、ついにお受けになったんですね。
私も「いつかはケンブリッジ英検」と思いつつ、思っているだけなので、
果敢に実行して行かれるミッシェルさんには感服いたします。
〉朝9:30から、昼休みを挟んで15:30ごろまで。いやー長かった。
〉でもそんなに疲れませんでした。結構楽しかったです。
長いんですね! でも、楽しかったですか。すごいなあ。
〉受けた順番でコメントを。
〉Reading:
〉出来た!家で過去問をやったときは、早く終わって見直しはしていなかったのですが、本番は40分くらいで終わって、20分を見直しに当てられたので、かなり自信があります。8〜9割は取れたのでは。
すごい! さすが多読っ子ですね^^
〉Writing:
〉量は十分書けましたが、自分でも、あまり多様な構文を入れ込めていないなぁと感じました。
表題は、ここに関することです。なるほどー、と思いまして。
いえ、昨日たまたま、長らくほったらかしていた
David Crystal著 Making Sense of Grammar (「文法は何のためにあるか」?「文法の使い方」?)
を読んでいましたら、例の、SV や SVO のことを説明してはりました。
そこで、たとえば、SVO の文ばかりが続くと退屈だ、とか示してはって、
なるほどなぁ、文型なんて何の役に立つんだろうと思ってたけど、
こういう使い方をするんだなぁと、はじめてわかったような気がしました。
一例を本からお借りします。(p.52)
Adam saw Hanson. A flash of metal caught his eye. The man was holding a gun.
Adam shouted a warning. Hanson dropped his gun and raised his arms. ...
SVOの繰り返しで、ちょっと退屈な感じ。
そこで、副詞句を入れてみる・・・
Adam saw Hanson in a doorway. Suddenly, a flash of metal caught his eye.
The man was holding a gun. Adam shouted a warning. Hanson reluctantly
dropped his gun and slowly raised his arms. ...
あるいは、SVやSVCを入れてみる・・・
Adam saw the foreign agent, and froze. A flash of metal caught his eye.
The man was holding a gun. Adam grimaced. This was no game.
He shouted a warning. Hanson wasn't a fool. He raised his arms. ...
雰囲気、出て来ますよね(笑)。
こうしたことを、物書きの人は(意識的にか無意識的にか)工夫しているのかー
と感心いたしました。
こういうことなんですよね、ミッシェルさんのおっしゃる、
「あまり多様な構文を入れ込めていないなぁ」というのは。
〉問題は少なく、2問で、最初はEmail、次はたくさんある中の選択問題ですが、勿論Storyを選びました。
〉そうですね、YL2くらいの文章を書いた感じです(笑)。
〉得点率は5〜6割ってところかなぁ。
ご謙遜でしょう(笑)。
〉Use of English:
〉単語埋めで、まったく分からない問題が。予想以上にできなかった感じです。
〉paraphrasingは、完了時制がほとんどなく、簡単でしたが。
〉得点率は6割かな。絞り込めなかったところの勘が当たっていれば7割。
こんな問題形式があるんですねー。
〉Listing:
〉超むつかしかったです。音質が悪かった(ボリュームが大きすぎて音が割れていた)のと、最初の問題で連続してわからなかったのとで、かなり焦ってしまいました。
〉ここは得点したい分野だったので、すごく残念です。
〉5割か、もっと低いかも…。
「Listing」に動揺がうかがえますが(笑)、やっぱり、聞くのって、
頭で考えてわかるというのでないので、やっかいですよね・・・
〉Speaking:
〉黙り込みはしなかったけれど、何時ものように、時制がおかしい、引っ掛かると復帰できない、聞かれていることから話がそれて行ってしまう、など、問題山積み。
〉4割かなあ。
〉面接官のネイティブの方が、筆記の試験監督も兼ねていらしたのですが、とても面白い方で、TOEICのSの様な緊張感はありませんでした。
〉しかし、本で事前に調べたような、受験者2人のやりとりは少なかったです。日本人同士だから?遠慮しがちな雰囲気でした。
〉事前に要領がよくわからなかったのですが、実際に受けてみて、対策のヒントがつかめた気がします。
ここだけは、ちょっとお酒でも入れて、理性のタガを少しゆるめたほうが
いいのかもしれませんね。(対策?)
〉ということで、ちょっと合格は微妙な状況です。
〉Readingでどこまで取れたか、Speakingでどこまで引かれなかったか、せめぎあいの様相を呈してきました。
〉うーん、Listeningが痛かったなぁ。でもまぁ、本当に聞き取れなかったので、しょうがない。家でイヤホンで聴くのとは全然違うってことがわかってよかったです。
何でも経験ですね(笑)。
〉ところで、受験者は7名で皆女性。多くは語学学校での友達同士らしく、かなりアウェイ感が。
えっ。そういう感じなのですか。
男の私だったら、もっとアウェイですやん・・・
〉結果は来月18日に、ネット上で確認できるそうです。
〉また報告します。
楽しみですね♪
とりあえず、受験体験、お疲れさまでした!
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たかぽんさん、こんにちは。ミッシェルです。
resありがとうございます。
〉いや〜、ついにお受けになったんですね。
〉私も「いつかはケンブリッジ英検」と思いつつ、思っているだけなので、
〉果敢に実行して行かれるミッシェルさんには感服いたします。
〉長いんですね! でも、楽しかったですか。すごいなあ。
毎日毎日、多読したい、模試やりたい、多聴したい、と思っているのに、時間が取れない状態なので、半日まるっと英語漬けになれたのは、むしろ快感だったというか…。
やばい人になってきたか。
〉〉Reading:
〉すごい! さすが多読っ子ですね^^
はい!多読っ子に基礎体力があるってこういうことか、と自分でもびっくり。
実際、知らない単語はいくつかあるのですが、「なんとなくポジティブ」とか「嫌がらせっぽい感じ」とかの雰囲気が、文脈から伝わってきました。
語彙の一個二個に依存するひっかけは、ケンブリッジ英検にはないんですよ。
文章自体も面白いし、いい試験です。日本人が国語の試験を受けているような。
〉〉Writing:
〉David Crystal著 Making Sense of Grammar (「文法は何のためにあるか」?「文法の使い方」?)
〉を読んでいましたら、例の、SV や SVO のことを説明してはりました。
〉そこで、たとえば、SVO の文ばかりが続くと退屈だ、とか示してはって、
〉なるほどなぁ、文型なんて何の役に立つんだろうと思ってたけど、
〉こういう使い方をするんだなぁと、はじめてわかったような気がしました。
なるほどー。よく分かります。まさに、多読が文法だけの学習よりも「面白いから続く」となっているゆえんでしょうか。
(ミッシェルがGRにイマイチ入り込めない理由でもあるかも)
〉一例を本からお借りします。(p.52)
引用いただいたのを順に読んでいくと、GRでYLが0.2ずつ上がっていく感じです(笑)。
〉雰囲気、出て来ますよね(笑)。
そうそう。
〉こうしたことを、物書きの人は(意識的にか無意識的にか)工夫しているのかー
〉と感心いたしました。
〉こういうことなんですよね、ミッシェルさんのおっしゃる、
〉「あまり多様な構文を入れ込めていないなぁ」というのは。
はい、ご指摘のこともありますし、単純に文法構文(完了形・関係代名詞・過去進行形など)という意味も含んでいます。
バリエーション豊かに使った方が良いみたいです。(ちゃんと知っていますよ、というアピール)
ボキャブラリと、コロケーションと、グラマーって、どうも採点時に個別に扱われているのでは?と思っています(TOEICでの経験を生かすと)
ただ、話に脈絡をつけながら、いろいろ入れるのは結構難しいんです。だから、それは捨てて、お話と盛り上げ重視で行きました。
日本語で書きますが、こんな感じです。
「マーティンはカフェでコーヒーを飲んでいた。そのとき、反対側のテーブルに、見知った顔を見つけた」
で始まるStoryを150-180wordsで書きなさい、という問題でした。
「あれば、僕の憧れの作家に違いない。雑誌の最新号で、「話題の作家10人」に取り上げられていた写真でも、今日と同じ格好だった。カフェのテーブルに本や資料を沢山広げて、laptopに向かって熱心に打ち込んでいる(ここで、His cofee cup was far from him and I doubted if he drank it. という一文も挿入。いいでしょ(笑))声を掛けたい、でも迷惑かも。あのpcで、今まさに僕が待ちに待っている新作が形作られているに違いない。ファンとして邪魔は許されない。あぁ、でも声を掛けたい。もしかしたらサインなんかもらえちゃうかも。悩みに悩むマーティン。まさにそのとき、作家のテーブルから一本のペンが転がり落ち、マーティンの足元に転がってきた。」
私は、A-ZミステリーのAを読んでStoryに備えていたので、こんな感じで180wordsぎりぎりまで書きました。多読っ子でしょう?
〉〉Use of English:
〉こんな問題形式があるんですねー。
私も、ケンブリッジ英検で初めてこの形式を知りました。
これが、TOEICや英検の多くの問題ですね。まさに。
日本人はReadingというと、こっちをイメージしてしまいますが、Reading(読解問題)と別扱いにされたほうがしっくりきます。
〉〉Listing:
〉「Listing」に動揺がうかがえますが(笑)、やっぱり、聞くのって、
〉頭で考えてわかるというのでないので、やっかいですよね・・・
でも、パニックにはなりませんでした。うん、去年より成長がみられる(笑)。
〉〉Speaking:
〉ここだけは、ちょっとお酒でも入れて、理性のタガを少しゆるめたほうが
〉いいのかもしれませんね。(対策?)
Use of Englishのあとに、休憩時間があれば、ビールの一本でも飲めるのに…。
〉何でも経験ですね(笑)。
そ!それが目的です。
〉男の私だったら、もっとアウェイですやん・・・
そうなんですよ。
いつもこんな感じらしいです。たまに、男性が一人二人、いらっしゃるかどうか、という。
いつか受けられるときには、ぜひ心構えを。
〉とりあえず、受験体験、お疲れさまでした!
長くなってすいませんでした。
ありがとうございました〜。