[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(22:18)]
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お名前: 柊
投稿日: 2013/7/9(17:43)
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本日の北海道新聞夕刊に載っていたコラムです。
一般に興味の幅が広いことは良いこととされるが、こと外国語学習となると、一つの言語に集中することが良いとされる。一度にいくつも始めれば混乱するというのだ。しかし、混乱したことがある人がいうわけでもなければ、自分が見たことがあるから言うわけでもない。
黒田氏の経験では、外国語学習には時間が必要なため、確かに複数をいっぺんに始めるのは難しい。しかし、やるだけやってみて、時間が足りなくなって初めて絞ってもいいのではないか。
元気がないときは自国のものしか取り入れる気にならない。だから、元学生がいくつもの言語を始めるというハイテンションなメールを送ってきても、元気だなと思うだけだ。
時間と元気があれば、やってみな。
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お名前: faure1845
投稿日: 2013/7/10(17:30)
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〉本日の北海道新聞夕刊に載っていたコラムです。
北海道新聞夕刊は読んでいませんので、詳しくは分かりませんが、返信します。
〉一般に興味の幅が広いことは良いこととされるが、こと外国語学習となると、一つの言語に集中することが良いとされる。一度にいくつも始めれば混乱するというのだ。しかし、混乱したことがある人がいうわけでもなければ、自分が見たことがあるから言うわけでもない。
そのあたりで、周囲に言語を操るのが得意な人間が数名いたので、その方々の意見を参考に、自分の今の考えを書かせていただきます。
〉黒田氏の経験では、外国語学習には時間が必要なため、確かに複数をいっぺんに始めるのは難しい。しかし、やるだけやってみて、時間が足りなくなって初めて絞ってもいいのではないか。
そこは賛成・反対の間で揺れています。
フランス語堪能なフランス企業でバリバリ働いている方は、まずは、英語やっているのであれば、それをきっちり出来る様になってからの方が早いという言い方をされていましたが、きっと時間的に効率的という意味だったのか、言語習得の過程のお話だったのか、そのどちらかの観点からおっしゃったのだと思っています。
ちなみに、私は、フランス語をかじったとき、英語と両立できなくて、混乱して、やめました。時間が足りなくなってというより、性質の違いに戸惑ってやめました。
ただ、やるだけやってみて、という部分には大賛成です。時間が足りなくなる以外にも、やめる理由があると思いますので、そこはまだ見当がつきません。
〉元気がないときは自国のものしか取り入れる気にならない。だから、元学生がいくつもの言語を始めるというハイテンションなメールを送ってきても、元気だなと思うだけだ。
私のばあい、元気がない場合は言語を聴く、読む、書くがおっくうになります。どの言語も。ただおしゃべりなので、結構しゃべりは平気です。相手の話を聞くのも平気です。ただ、何かを「聴く」のはしんどいです。
同時に三つ以上というのを考えたことはないのでコメント不可能です。また、ハイテンションが三つ以上の言語の習得に結びつくことも考えが及びません。
第二言語は英語にしたいですが、そこで終わりたくないです。しかし、どのくらい、第三言語を習得するかは難しい問題だと思いますので、「時間があるなら、やってみよう」かなと思います。
興味深い投稿、ありがとうございます。
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柊さん、こんにちは。
〉黒田氏の経験では、外国語学習には時間が必要なため、確かに複数をいっぺんに始めるのは難しい。しかし、やるだけやってみて、時間が足りなくなって初めて絞ってもいいのではないか。
多読以前の語学学習なら、複数の外国語はなかなか手が回らないと思います。
多読なら面白い本を読むだけなので「勉強」という感覚もなくあちこち読むことはできます。
ただ、やはり最初の100万語ぐらいは集中して読んだ方がいいかもしれません。そういう意味では「一つに集中する」ほうがいい場合もあるでしょう。
「複数をいっぺんにして、時間が無くなったら絞る」の逆で、一つずつある程度多読できる道筋が見えてきたら、あちこち好きなように読めるようになっていく、という感じです。
結局はモチベーションじゃないですか。「○○語が好き」「読んでみたい」と思う言葉がどれだけあるか…。
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柊さん、こんにちは。
ミッシェルです。
〉黒田氏の経験では、外国語学習には時間が必要なため、確かに複数をいっぺんに始めるのは難しい。しかし、やるだけやってみて、時間が足りなくなって初めて絞ってもいいのではないか。
そーだー!
〉元気がないときは自国のものしか取り入れる気にならない。だから、元学生がいくつもの言語を始めるというハイテンションなメールを送ってきても、元気だなと思うだけだ。
元気だー!
〉時間と元気があれば、やってみな。
やってみたぞー!
ミッシェルは根が理系なんで、「自国のもの」とは、たぶん仕事に直結するもの、という意味だと解釈しました。
でも、それでも、ちょっと違いますね。
昔より、学問自体が自由になっていると感じます。ITで、やりたいことが、いつでもできる時代になったと。昔はそんなに情報がなんでもかんでも(どんな言語でも)手に入ることはなかった。つまり、供給が絞られていれば、ゴールも絞らざるを得なかったと思います。
さて。供給のある現在。
あと必要なのは、やる気と時間だけ!
いつやめても誰も怒らないぞ。こっそり(?)始めちゃえ〜!って思ってます。
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自分で紹介しておいてなんですが、私は複数の言語を同時に勉強すると、混ざって困ることがあると思います。
フランス語を始めたときは英語が混乱しましたし、スペイン語を始めたときはあまりにもフランス語が混乱したので、スペイン語は後回しにすることにして、いったんやめました。
ただ、面白い記事だったので紹介してみました。
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皆さまこんにちは。何だか誤解を招くややこしい投稿をしてすみませんでした。柊です。地方紙に載っているのでおそらく読む人が少ないと思われる語学エッセイが、面白い語り口だったので紹介したいと思ったのですが、著作権など考えながら要約したら、全然面白さが伝わらず、なおかつ著者の意図とも違ってしまったようで。
黒田龍之助氏は「外国語の水曜日」の中で、今までに何度も、似た言語をやると却って使い分けが難しくなるので、楽だとは言い切れないと書いていると書いていました。ただ、この記事の中ではちゃんとそう書いておいてくれなかったので。
記事の方は、「英語もできないのにフランス語とスペイン語と中国語を始めるなんて言って、どうするの!(柊要約)」とか言う、大学生のやる気をくじく発言がどうなのかということみたいです。ただ、柊としては、フランス語とスペイン語をいっぺんにやって、わからなくなった経験があるので、やめておいた方がいいと思いますが(いくつもやるのは、柊は多言語マニアなのでいいと思っています)。
沢山始めるというハイテンションなメールというのは「今年は英語とベトナム語とフランス語に加えて中国語とマレー語を新しく始めます」というものだそうです。