[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/25(23:35)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: ぴくりん http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2012/4/2(01:02)
------------------------------
ミッシェルさん、こんにちは。ぴくりんと申します。
〉TOEFL経験談をもっとお聞かせいただけると、とっても嬉しいです!
自分は昨年、留学の予定も無いのにTOEFLを受けてきた物好きです。
TOEFL受験の際に「テストの内容は他言すべからず」という誓約書を
書かされるので、「こんな問題が出た」とかテスト内容について
言及はできないのですが、差し障りの無い範囲で、自分の経験を
ご紹介しようと思います。
2010年5月にTOEFLを受験した時、自分の多読歴は約1,500万語程度でした。
その時の得点をざっくり述べると「Readingは9割正解だけど、Speakingは
6割」といった感じでした。設問の内容把握については、特定領域の
高度な専門知識はそれほど必要は無いように感じました。ただそれは、
自分がこれまで多読で児童書やビジネス書も含めて、様々なジャンルの
本を読んできたからかもしれないとも思います。出された設問に関する
深い知識が必要というよりも、「どんなジャンルの内容であっても
それなりに理解ができる」という、どちらかというと「浅く広く」系の
知識が要求されるように思います。
自分が難しいと感じたのはやっぱりSpeakingで、特に「聞いた講義内容を
要約して話す」というテストが非常に難しかったですね。講義内容は
理解したつもりでも、それを短時間で正確にアウトプットできるかというと、
それはまた別の話ですね。しかも、Writingは後から修正がきくけれども、
いったん口から出てしまった言葉は取り消せないのが非常に辛い(笑)。
当たり前ですが、さすがにこればっかりは多読だけではどうしようも
ないですね。頭の回転と瞬発力の勝負のような気がします。
で、TOEFLを受けるべきかどうかということについてですが、個人的には
「TOEFL楽しいですよー。せっかく興味があるなら是非一度受けてみては?」
という感じです。TOEICとは別次元の緊張感で、脳みそが変なアドレナリンで
いっぱいになってきます(笑)。4時間という受験時間は非常に長いと
思われるかもしれませんが、試験の間は常に時間に追われているので、
「時間が長い」と感じている暇は無かったです。個人的なアドバイスと
しては、「10分間の休憩の間に糖分補給をするために、チョコレートを
持って行きましょう」くらいですね(笑)。
自分の受験時の様子については、以下のblogに記載してありますので、
よろしければご覧下さい。
[url:http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/toefl/index.html]
------------------------------
ぴくりんさん、初めまして。
ミッシェルと申します。
〉自分は昨年、留学の予定も無いのにTOEFLを受けてきた物好きです。
同じような物好きさんがいらして、嬉しいです!
〉TOEFL受験の際に「テストの内容は他言すべからず」という誓約書を
〉書かされるので、「こんな問題が出た」とかテスト内容について
〉言及はできないのですが、差し障りの無い範囲で、自分の経験を
〉ご紹介しようと思います。
そうなんですね。貴重な情報をありがとうございます。
〉2010年5月にTOEFLを受験した時、自分の多読歴は約1,500万語程度でした。
〉その時の得点をざっくり述べると「Readingは9割正解だけど、Speakingは
〉6割」といった感じでした。設問の内容把握については、特定領域の
〉高度な専門知識はそれほど必要は無いように感じました。ただそれは、
〉自分がこれまで多読で児童書やビジネス書も含めて、様々なジャンルの
〉本を読んできたからかもしれないとも思います。出された設問に関する
〉深い知識が必要というよりも、「どんなジャンルの内容であっても
〉それなりに理解ができる」という、どちらかというと「浅く広く」系の
〉知識が要求されるように思います。
1500万語で受験されたんですね!なるほど。一つの目安になります。
(私にとってははるか先ですが)
〉自分が難しいと感じたのはやっぱりSpeakingで、特に「聞いた講義内容を
〉要約して話す」というテストが非常に難しかったですね。講義内容は
〉理解したつもりでも、それを短時間で正確にアウトプットできるかというと、
〉それはまた別の話ですね。しかも、Writingは後から修正がきくけれども、
〉いったん口から出てしまった言葉は取り消せないのが非常に辛い(笑)。
〉当たり前ですが、さすがにこればっかりは多読だけではどうしようも
〉ないですね。頭の回転と瞬発力の勝負のような気がします。
なるほど、やはり、Spealingが、多読+多聴の次のステップとして、課題になりますか。
私も、そこのレベルを測りたくて、アウトプットの試験を受けてみたくなった、というのがあります。
〉で、TOEFLを受けるべきかどうかということについてですが、個人的には
〉「TOEFL楽しいですよー。せっかく興味があるなら是非一度受けてみては?」
〉という感じです。TOEICとは別次元の緊張感で、脳みそが変なアドレナリンで
〉いっぱいになってきます(笑)。4時間という受験時間は非常に長いと
〉思われるかもしれませんが、試験の間は常に時間に追われているので、
〉「時間が長い」と感じている暇は無かったです。個人的なアドバイスと
〉しては、「10分間の休憩の間に糖分補給をするために、チョコレートを
〉持って行きましょう」くらいですね(笑)。
〉自分の受験時の様子については、以下のblogに記載してありますので、
〉よろしければご覧下さい。
〉[url:http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/toefl/index.html]
ぴくりんさんのブログと、多読掲示板の過去の書き込みを拝見しました。
5年くらいまえに、TOEIC高得点を取られた後、英検1級を目指されたんですね!
そのころの経験談が、今の私にとってたいへん身近に感じます。
とっても参考になりました。
しかし、TOEFLも100点近くとは、すっごいですね〜。
以下の3つで、これからどこを目指そうか、まだのんびり考えています。
・TOEFL
・ケンブリッジ英検 FCE
・英検1級(or準1級)
・TOEIC S/W(S/Wは歴史が浅く、点数をどう判断してよいか不明な点あり)
ケンブリッジ英検を受けようと思っていたのですが、春秋一回ずつで、受験地も限られるので、仕事の日程と合わせにくいという難点が・・・。
TOEFLは受験する級を悩む必要がないし、開催頻度も受験地も便利ですよね。
英検って手もありか。
あぁ、でも1000万語くらい行ってから悩んだ方がよいかも(笑)。
のんびり多読続けながら、そのうちどれか受けてみます。
たいへん役立ちました。重ねて、ありがとうございました。