Re: 多読とTOEFL

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/25(23:43)]

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1228. Re: 多読とTOEFL

お名前: ミッシェル
投稿日: 2012/3/19(23:27)

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noko623さん、初めまして。ミッシェルと申します。
早速のresありがとうございました。

〉結論から言うと留学に興味がないのならTOEFLはやめた方がいいと思います。

いやー、なんかそういう雰囲気は感じていました(笑)。
目的(留学)がとてもはっきりしている試験なんですよね。
一見さんお断りというか…。すいません、完全に一見さん状態です。
あ、でも留学に興味はあります。仕事人なので「時間」はありませんが、興味はあります。

〉というのも、とても難しい!!!
〉何よりアメリカの大学についていけるかどうかのテストなので、大学の一般教養で習うような歴史、化学、生物などを英語で読んで聞いて問題に答えないといけないわけです。科学雑誌や英字新聞を読むぐらいの力がなければ多読だけでは全然歯が立ちません。

なるほどー。
逆の意見になりますが、私は、「多読」で全然歯が立たないとはまったく思っていません。
というのは、多読のレベルは無段階なので、自分がどのあたりを読んでいるか、に大きく左右されると思います。
多読でネイティブ並のPBを楽々読めるようになって、なおかつ英字新聞や科学雑誌を眺めて楽しめるようなら、良い線いくのでは!?
あぁ、そんなレベルに早くなりたいものです(遠い目)。

〉またスピーキングやライティングもありアウトプットの力も必要です。
〉こちらに関してもアカデミックな力が求められます。

そうなんですよね。
実は、今回TOEFLに「きらーん!」としたのは正にその点なのです。
TOEICも、スピーキングとライティングの試験を始めましたが、どうもまだ母数が弱い。(すいません、ミッシェルは根っから理系なので、統計的に価値があるかどうか、が気になるんです)
TOEFLなら、何となく、真値に近い得点がはじき出されるのでは…!と思いました。

また、多読では得られないスコア、っていうのも、とても重要なんです。
多読がマルチに役立つとは、全く、思っていません。
多読経験が、試験等に影響があったかなかったか、の経験談を探りたくて、ここに書き込みました。

〉現役の国立大学生が苦労するような試験です。
〉よく分からず、足を踏み入れて泣いている人をたくさん見てきました。
〉自己啓発なら英検やTOEICのほうがいいと思います。

英検は、合格か不合格か(all or nothing)の割に、あまりに1級,
準1級,そして2級の差がありすぎで、自己啓発(もうちょっと頑張ればいけるかもー!?)には不向きだと感じています。

TOEICは、テーマ(買い物主体?)にずっと違和感を感じていました。
(理系の「仕事で使う英語」感覚と、かなりズレがある)

TOEFL経験談をもっとお聞かせいただけると、とっても嬉しいです!


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1229. Re: 多読とTOEFL

お名前: noko623
投稿日: 2012/3/20(23:05)

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ミッシャルさん、こんにちは。

前のレスに「はじめまして」と書くべきでしたが、以前レスしていただいたので「こんにちは」にしちゃいました。
誰にレスしたがいちいち覚えてないですよね。
失礼しました。

〉TOEFL経験談をもっとお聞かせいただけると、とっても嬉しいです!

理系でいらっしゃるんですね。
TOEFL(iBT)は核分裂について分子がどうとか、中性子がどうとか書かれた文を読むわけです。
しかもA4、1枚に小さい字でびっしり書かれたぐらいの量になります。
専門知識は必要ないと言っても脳から煙が上がります。

また、iBTではwritingにしても単に意見を述べるものと、
文を読んで同じテーマの講義を聞いて関連性を考えて内容をまとめるものの2種類があり、
4技能まんべんなく使える力が必要です。

日本語に訳さず英語を理解する必要があるという点では多読は役に立つと思います。
ただ、文法のセクションがあり、リスニングに短い日常会話があったPBTと違い今のTOEFL(iBT)でそこそこのスコアを出すには受験勉強並みの勉強が必要です。

また、試験を受けるのに4時間ぐらい時間がかかりますし、
受験料も200ドルぐらいでかなりの負担です。

ここで色々書いても限界があるので、本屋さんで問題集を見て試験内容を実際ご自身の目で確かめるのが一番だと思います。

話は変わりますが、以前掲示板に書かれていたThe Cardturner、もう少しで終わるところです。
bridgeのルールが分からないまま1度読んで消化不良だったので、おっしゃってたようにルールを確認してから、2回目を読んでます。
Louis Sachar流石ですね。色々伏線が張ってあって。
掲示板のテーマとずれちゃうのでこの辺で。


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1232. Re: 多読とTOEFL

お名前: ミッシェル
投稿日: 2012/3/20(23:16)

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noko623さん、再びこんにちは。ミッシェルです。

〉前のレスに「はじめまして」と書くべきでしたが、以前レスしていただいたので「こんにちは」にしちゃいました。
〉誰にレスしたがいちいち覚えてないですよね。
〉失礼しました。

あぁぁ〜。たいへん失礼いたしました・・・。
ほぼ1年前、300万語通過の際ですね。
お久しぶりです、とお書きすべきところでした。

〉〉TOEFL経験談をもっとお聞かせいただけると、とっても嬉しいです!

〉理系でいらっしゃるんですね。
〉TOEFL(iBT)は核分裂について分子がどうとか、中性子がどうとか書かれた文を読むわけです。
〉しかもA4、1枚に小さい字でびっしり書かれたぐらいの量になります。
〉専門知識は必要ないと言っても脳から煙が上がります。

へぇぇ。
基礎知識があるとないとでは、随分と差がありそうですね。
私は歴史や政治経済関係のネタで、煙を上げますね、きっと・・・。

〉また、iBTではwritingにしても単に意見を述べるものと、
〉文を読んで同じテーマの講義を聞いて関連性を考えて内容をまとめるものの2種類があり、
〉4技能まんべんなく使える力が必要です。

〉日本語に訳さず英語を理解する必要があるという点では多読は役に立つと思います。
〉ただ、TOEFLでそこそこのスコアを出すには受験勉強並みの勉強が必要です。

〉また、試験を受けるのに4時間ぐらい時間がかかりますし、
〉受験料も200ドルぐらいでかなりの負担です。

そうなんです、この値段が、最大のネックです。
まさに入試値段。
年に一回(私の予定)でも、ちょっと高すぎで…。

〉ここで色々書いても限界があるので、本屋さんで問題集を見て試験内容を実際ご自身の目で確かめるのが一番だと思います。

そうします。もう公式ガイドブックは注文しました!

〉話は変わりますが、以前掲示板に書かれていたThe Cardturner、もう少しで終わるところです。
〉bridgeのルールが分からないまま1度読んで消化不良だったので、おっしゃってたようにルールを確認してから、2回目を読んでます。
〉Louis Sachar流石ですね。色々伏線が張ってあって。
〉掲示板のテーマとずれちゃうのでこの辺で。

Sacharファンとしては、そういっていただけると嬉しいです。
Bridgeの基礎知識があると、一層、面白さが増しますよね!
3回目に読んだときは、APPENDIX(by Syd Fox)も飛ばさずしっかり読みました。
新作はまだかな〜。

ではまた。


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1233. Re: 多読とTOEFL

お名前: ぴくりん http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2012/4/2(01:02)

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ミッシェルさん、こんにちは。ぴくりんと申します。

〉TOEFL経験談をもっとお聞かせいただけると、とっても嬉しいです!

自分は昨年、留学の予定も無いのにTOEFLを受けてきた物好きです。

TOEFL受験の際に「テストの内容は他言すべからず」という誓約書を
書かされるので、「こんな問題が出た」とかテスト内容について
言及はできないのですが、差し障りの無い範囲で、自分の経験を
ご紹介しようと思います。

2010年5月にTOEFLを受験した時、自分の多読歴は約1,500万語程度でした。
その時の得点をざっくり述べると「Readingは9割正解だけど、Speakingは
6割」といった感じでした。設問の内容把握については、特定領域の
高度な専門知識はそれほど必要は無いように感じました。ただそれは、
自分がこれまで多読で児童書やビジネス書も含めて、様々なジャンルの
本を読んできたからかもしれないとも思います。出された設問に関する
深い知識が必要というよりも、「どんなジャンルの内容であっても
それなりに理解ができる」という、どちらかというと「浅く広く」系の
知識が要求されるように思います。

自分が難しいと感じたのはやっぱりSpeakingで、特に「聞いた講義内容を
要約して話す」というテストが非常に難しかったですね。講義内容は
理解したつもりでも、それを短時間で正確にアウトプットできるかというと、
それはまた別の話ですね。しかも、Writingは後から修正がきくけれども、
いったん口から出てしまった言葉は取り消せないのが非常に辛い(笑)。
当たり前ですが、さすがにこればっかりは多読だけではどうしようも
ないですね。頭の回転と瞬発力の勝負のような気がします。

で、TOEFLを受けるべきかどうかということについてですが、個人的には
「TOEFL楽しいですよー。せっかく興味があるなら是非一度受けてみては?」
という感じです。TOEICとは別次元の緊張感で、脳みそが変なアドレナリンで
いっぱいになってきます(笑)。4時間という受験時間は非常に長いと
思われるかもしれませんが、試験の間は常に時間に追われているので、
「時間が長い」と感じている暇は無かったです。個人的なアドバイスと
しては、「10分間の休憩の間に糖分補給をするために、チョコレートを
持って行きましょう」くらいですね(笑)。

自分の受験時の様子については、以下のblogに記載してありますので、
よろしければご覧下さい。

[url:http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/toefl/index.html]


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1234. Re: 多読とTOEFL

お名前: ミッシェル
投稿日: 2012/4/2(09:26)

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ぴくりんさん、初めまして。
ミッシェルと申します。

〉自分は昨年、留学の予定も無いのにTOEFLを受けてきた物好きです。

同じような物好きさんがいらして、嬉しいです!

〉TOEFL受験の際に「テストの内容は他言すべからず」という誓約書を
〉書かされるので、「こんな問題が出た」とかテスト内容について
〉言及はできないのですが、差し障りの無い範囲で、自分の経験を
〉ご紹介しようと思います。

そうなんですね。貴重な情報をありがとうございます。

〉2010年5月にTOEFLを受験した時、自分の多読歴は約1,500万語程度でした。
〉その時の得点をざっくり述べると「Readingは9割正解だけど、Speakingは
〉6割」といった感じでした。設問の内容把握については、特定領域の
〉高度な専門知識はそれほど必要は無いように感じました。ただそれは、
〉自分がこれまで多読で児童書やビジネス書も含めて、様々なジャンルの
〉本を読んできたからかもしれないとも思います。出された設問に関する
〉深い知識が必要というよりも、「どんなジャンルの内容であっても
〉それなりに理解ができる」という、どちらかというと「浅く広く」系の
〉知識が要求されるように思います。

1500万語で受験されたんですね!なるほど。一つの目安になります。
(私にとってははるか先ですが)

〉自分が難しいと感じたのはやっぱりSpeakingで、特に「聞いた講義内容を
〉要約して話す」というテストが非常に難しかったですね。講義内容は
〉理解したつもりでも、それを短時間で正確にアウトプットできるかというと、
〉それはまた別の話ですね。しかも、Writingは後から修正がきくけれども、
〉いったん口から出てしまった言葉は取り消せないのが非常に辛い(笑)。
〉当たり前ですが、さすがにこればっかりは多読だけではどうしようも
〉ないですね。頭の回転と瞬発力の勝負のような気がします。

なるほど、やはり、Spealingが、多読+多聴の次のステップとして、課題になりますか。
私も、そこのレベルを測りたくて、アウトプットの試験を受けてみたくなった、というのがあります。

〉で、TOEFLを受けるべきかどうかということについてですが、個人的には
〉「TOEFL楽しいですよー。せっかく興味があるなら是非一度受けてみては?」
〉という感じです。TOEICとは別次元の緊張感で、脳みそが変なアドレナリンで
〉いっぱいになってきます(笑)。4時間という受験時間は非常に長いと
〉思われるかもしれませんが、試験の間は常に時間に追われているので、
〉「時間が長い」と感じている暇は無かったです。個人的なアドバイスと
〉しては、「10分間の休憩の間に糖分補給をするために、チョコレートを
〉持って行きましょう」くらいですね(笑)。

〉自分の受験時の様子については、以下のblogに記載してありますので、
〉よろしければご覧下さい。

[url:http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/toefl/index.html]

ぴくりんさんのブログと、多読掲示板の過去の書き込みを拝見しました。
5年くらいまえに、TOEIC高得点を取られた後、英検1級を目指されたんですね!
そのころの経験談が、今の私にとってたいへん身近に感じます。
とっても参考になりました。
しかし、TOEFLも100点近くとは、すっごいですね〜。

以下の3つで、これからどこを目指そうか、まだのんびり考えています。
・TOEFL
・ケンブリッジ英検 FCE
・英検1級(or準1級)
・TOEIC S/W(S/Wは歴史が浅く、点数をどう判断してよいか不明な点あり)

ケンブリッジ英検を受けようと思っていたのですが、春秋一回ずつで、受験地も限られるので、仕事の日程と合わせにくいという難点が・・・。
TOEFLは受験する級を悩む必要がないし、開催頻度も受験地も便利ですよね。
英検って手もありか。

あぁ、でも1000万語くらい行ってから悩んだ方がよいかも(笑)。
のんびり多読続けながら、そのうちどれか受けてみます。

たいへん役立ちました。重ねて、ありがとうございました。


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