Re: 多読と精読

[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(02:44)]

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1115. Re: 多読と精読

お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2011/2/23(00:21)

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たかぽん、こんにちは。
古くて新しい問題ですね。

"たかぽん"さんは[url:kb:1102]で書きました:
〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

ここをクリアにしないことでこれまでも議論がかみ合わないことが良くありましたね。

私の中では「多読」と「精読」は対立しておらず、「多読」の反対は「少読」であり、「精読」の反対は「斜め読み」です。
日本語の本を年間に200から300冊くらい読みますが、多読かつ精読だと思っています。(斜め読みできないので)

日本語を読む時に辞書とか文法書とか使いませんし。
英語を読む時に辞書とか文法書を使うというのは、本のレベルが自分に合っていないということを言っているだけのことではないでしょうか。

と、言いつつ、ここでの議論に沿った話をすると、たまに日本語に訳出するというのは、文法が分かっているかどうかのチェックにはとても役立つので好きです。こなれた日本語になるかどうかというのはまた別の次元の話ですので、ここでは置いておいて。

ちょっと外れますが、松本道弘「速読の英語」は面白かったのでたかぽんにお薦めです。
かつての私の感想記事をこちらに
[url:http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20071225/1198711097]


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1116. Re: 多読と精読

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/23(01:37)

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寅彦さん、こんばんは。たかぽんです。

〉たかぽん、こんにちは。
〉古くて新しい問題ですね。

 そうですね。
 最近、なんだかモヤモヤするので、書かせていただきました。
 外国語をやっていく途上で、ときどき気になってくることなのかもしれません。

〉〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・

〉ここをクリアにしないことでこれまでも議論がかみ合わないことが良くありましたね。

 そうでしたね。無反省人間ベム。。

〉私の中では「多読」と「精読」は対立しておらず、「多読」の反対は「少読」であり、「精読」の反対は「斜め読み」です。

 妥当だと思います。

〉日本語の本を年間に200から300冊くらい読みますが、多読かつ精読だと思っています。(斜め読みできないので)

 だとすると、私は、中読かつ精読ですね。

〉日本語を読む時に辞書とか文法書とか使いませんし。
〉英語を読む時に辞書とか文法書を使うというのは、本のレベルが自分に合っていないということを言っているだけのことではないでしょうか。

 うっ、痛い。。

〉と、言いつつ、ここでの議論に沿った話をすると、たまに日本語に訳出するというのは、文法が分かっているかどうかのチェックにはとても役立つので好きです。こなれた日本語になるかどうかというのはまた別の次元の話ですので、ここでは置いておいて。

 日本語訳も悪ではなくて、楽しいかぎりにおいて、やったらいいんじゃないかと、私は思いますです。

〉ちょっと外れますが、松本道弘「速読の英語」は面白かったのでたかぽんにお薦めです。
〉かつての私の感想記事をこちらに
[url:http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20071225/1198711097]

 ありがとうございます!
 感想記事、拝見いたしました。さすが松本道弘氏という、気合の入った本のようですね。
 私は、自分の語彙のあまりの少なさに気がついてガク然としている、という段階なのですが…。
 この本で、まずもっと、道ひらけるでしょうか。

 いつもいつも、的確なご助言・ご紹介、ありがとうございます。


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1119. Re: 多読と精読

お名前: b-73
投稿日: 2011/2/23(23:23)

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こんばんは。

> 日本語を読む時に辞書とか文法書とか使いませんし。
> 英語を読む時に辞書とか文法書を使うというのは、本のレベルが自分に合っていないということを言っているだけのことではないでしょうか。

これはあるかもしれませんね。自分だと、辞書とか使いたくなる本(けっこうとばしていましたが1ページに2〜4個とか、知らない、もしくはこれなんだったっけという単語があるような本等)のほうが読んでて楽しくなることのほうが多かったような気がしているので、ここら辺のことに関して多読の研究者の人から色んな情報が出てきて、どういう本が最も効率的なのか(統計とかで?)わかると、その最も効率的な本を読むよう自分を説得するのに便利だろうなとは思うのですが。いろいろ問題があって、カッチリした結論を出すのは難しいのかもしれませんけど。

上昇率の違いによってどっちをどのぐらいにするか比率は変わると思いますが、ここら辺が納得できると、英語の能力を上げるときは
・自分の好きな本と読み方(たまーのご褒美(チャレンジ?)の、辞書を(解禁した、それが)使いたくなる本)
・最も効率的な本と読み方(訓練のための自分のレベルにあったやさしい、でも楽しい本)
を読み分けられていたかもというような気がします。辞書なしでもかなり内容が分かる本を、辞書解禁して読んだ場合とか(スピードは遅くなり、確かリズムが崩れるのを問題視されていた?)の情報が自分には便利だなと思っています(自分としては、つい伊藤サムさんや古川先生らの予想が外れるとうれしいなーとも思ってしまうのですが p (すみません))

最近ずっと思っていたこととして、辞書を引けないことにイライラする感覚が強かったため、自分ならイライラしない簡単な本を選びやすいような気がするので、意外に自分にあっていたのではというのもありますし。


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1137. Re: 多読と精読

お名前: 寅彦 http://shibutora.g.hatena.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2011/3/26(11:23)

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みなさんこんにちは。部分反応です

"b-73"さんは[url:kb:1119]で書きました:
〉これはあるかもしれませんね。自分だと、辞書とか使いたくなる本(けっこうとばしていましたが1ページに2〜4個とか、知らない、もしくはこれなんだったっけという単語があるような本等)のほうが読んでて楽しくなることのほうが多かったような気がしているので、ここら辺のことに関して多読の研究者の人から色んな情報が出てきて、どういう本が最も効率的なのか(統計とかで?)わかると、その最も効率的な本を読むよう自分を説得するのに便利だろうなとは思うのですが。いろいろ問題があって、カッチリした結論を出すのは難しいのかもしれませんけど。

多読あるいは大量インプットの効果について研究していらっしゃる方はかなりいらっしゃるのだと思うのですが、その成果が発表されるのが学会だったり専門書中心でその恩恵が我々一般学習者にまで降りてこないという部分はあると思います。

私もサラリーマンですのでしっかりフォローしておらず特に最近の動きは良くわからないのですが、例えば大修館の月刊誌「英語教育」の2009年2月号の特集は良かったですし、門田修平先生の編著の「英語のメンタルレキシコン」もとても良かったです。
門田先生は多聴多読マガジンに記事を書いていらっしゃったこともありましたね。
 
「英語のメンタルレキシコン」は外国語学習者ではなく、外国語学習のメカニズムに興味のある方向きです。(たかぽんには良いかも)
以前読んだ時の感想文はこちら
[url:http://shibutora.g.hatena.ne.jp/melma/20080625/1214393084]


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