[掲示板: 〈過去ログ〉多読と英語学習・試験に関する掲示板 -- 最新メッセージID: 1756 // 時刻: 2024/11/26(03:06)]
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お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2011/2/21(17:11)
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たかぽさん、こんにちは。
〉このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。
ほほう。
〉古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。
〉 aiunt enim multum legendum esse, non multa.
〉 「多読より精読すべきだと言われている。」
これは、どういう経緯でできた言葉なんでしょうね。
〉はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、
〉 「第一多読、第二多読、第三多読」
へぇぇ。
「多読」と言っても、質が高そうな気が。。
〉どうしたものか。
困りましたね。
〉自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
〉ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
〉どちらも必要かなぁという気がしています。
〉ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。
私はこのところ、ドイツ語をやっているんですが、まったく同じことを感じています。
最初は「多読でいいや」と思って本を無理矢理読んでいたのですが、
さっぱり読めるようにならない。。わかるようにならない。。
で、文法も少しずつやるようにしました。
文法がわかってくると、本も読めるようになってくるんですね。
これは、面白い。
〉でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
〉しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
〉(私にはできないというだけで・・・)
どうなんでしょうね。
覚えようとしても、なかなか覚えられないし。。
〉英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
〉素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
〉という発見もあったり。。
〉英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。
ブログを拝見しておりますが、楽しそうですよね。
〉みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・
今は英語はお休みして、ドイツ語を重点的にやっているのですが。
こんなふうにやっています。
・ドイツ語のテキスト(英語ベース)を2冊購入。気が向くと読んだり、問題を解いたり。
・やさしい絵本を読んだり、音読したり、CDを聞いてシャドーイングしたり。
・「がまくん」「MTH」などを、英語版と対比して読む。CDを聞きながら読む。
英語はお休みしているのですが、結果的に英語も読んでいます。
英語と対比して読むのは、結構いいなぁ、と思っています。
あと、英語ベースでドイツ語を勉強するのも、いいなぁ。と思っています。
テキストで、英語が対訳で書いてあると、わかりやすい。
日本語だと、「どれがどれだ?」となってしまうのですが。
やはり、英語とドイツ語は基本的な文法が似ているからでしょうか。
ドイツ語をやっていると、「英語って、読みやすいなぁ」と思います。
語学相対性理論ですね。
そんな感じ。ではでは。
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お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/21(21:50)
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こるもさん、こんばんは。
〉〉このところ、それとなく、「多読と精読」のことを考えています。
〉ほほう。
本当は、「多読と少読」または「粗読と精読」と並べるべきなのでしょうが、
まぁいいかと。(なんでいいんだ?)
〉〉古代ローマの、小プリニウスという人の言葉に、こういうのがあります。
〉〉 aiunt enim multum legendum esse, non multa.
〉〉 「多読より精読すべきだと言われている。」
〉これは、どういう経緯でできた言葉なんでしょうね。
さぁ〜・・・ (しかも、「言われている」ってねぇ)
〉〉はたまた、語学の巨人、関口存男の口癖は、
〉〉 「第一多読、第二多読、第三多読」
〉へぇぇ。
〉「多読」と言っても、質が高そうな気が。。
けっこうちゃんとした多読(?)みたいです。
〉〉どうしたものか。
〉困りましたね。
そんなにも困ってないんですが。(どないやねん)
〉〉自分のことを言いますと、最近、なんとなくラテン語をやっているのですが、
〉〉ダーッと読む(聞く)多読と、意識的に単語や文法のことを押さえる精読と、
〉〉どちらも必要かなぁという気がしています。
〉〉ダーッと読んでばかりだと、さっぱりわかってこないし、精読ばかりだと、しんどいし。
〉私はこのところ、ドイツ語をやっているんですが、まったく同じことを感じています。
やっぱり、そうですか。
〉最初は「多読でいいや」と思って本を無理矢理読んでいたのですが、
〉さっぱり読めるようにならない。。わかるようにならない。。
英語以外の言語をやってみると、自分ってけっこう英語わかってるんだな、
と思いますよね。。
〉で、文法も少しずつやるようにしました。
〉文法がわかってくると、本も読めるようになってくるんですね。
〉これは、面白い。
それ、わかります。
〉〉でも、精読するにしても、多読的といいますか、なるべく「習うより慣れよ」的に、
〉〉頭に負担をかけずに、音読を楽しむ的にやったほうがいいかなぁ、とは感じます。
〉〉しかし本当は、最初に基本文法もガッチリ覚えてしまったほうが、いいのかもしれません。。
〉〉(私にはできないというだけで・・・)
〉どうなんでしょうね。
〉覚えようとしても、なかなか覚えられないし。。
まぁ、私も、覚えられないです。。
〉〉英語についても、何回も読んだり聴いたりした素材を、ちょっと精しめに読んでるのですが、
〉〉素通りしてた言葉が拾えて、おもしろいです。この本にはこんなことが書いてあったのかぁ、
〉〉という発見もあったり。。
〉〉英語で書かれたボキャビル本を、いっぱい英英辞書引きながら読んだりもしています。
〉ブログを拝見しておりますが、楽しそうですよね。
恐れ入ります。
〉〉みなさんは、多読や精読について、どうお考えですか?
〉〉まぁ、何をもって「多読」や「精読」と言うのか?というところからして、
〉〉人によっていろいろだとは思うのですが・・・
〉今は英語はお休みして、ドイツ語を重点的にやっているのですが。
〉こんなふうにやっています。
〉・ドイツ語のテキスト(英語ベース)を2冊購入。気が向くと読んだり、問題を解いたり。
〉・やさしい絵本を読んだり、音読したり、CDを聞いてシャドーイングしたり。
〉・「がまくん」「MTH」などを、英語版と対比して読む。CDを聞きながら読む。
なんか、いい感じでやってはりますね。
〉英語はお休みしているのですが、結果的に英語も読んでいます。
〉英語と対比して読むのは、結構いいなぁ、と思っています。
面白そう〜。
〉あと、英語ベースでドイツ語を勉強するのも、いいなぁ。と思っています。
〉テキストで、英語が対訳で書いてあると、わかりやすい。
〉日本語だと、「どれがどれだ?」となってしまうのですが。
〉やはり、英語とドイツ語は基本的な文法が似ているからでしょうか。
それはあるでしょうね。
〉ドイツ語をやっていると、「英語って、読みやすいなぁ」と思います。
〉語学相対性理論ですね。
関係ないですけど、アインシュタインがノーベル賞を取ったのは、
相対性理論で、じゃないんですよね。
〉そんな感じ。ではでは。
ありがつおございました。
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お名前: Arcadia
投稿日: 2011/2/22(13:54)
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こんにちは、アルカディアです。
〉あと、英語ベースでドイツ語を勉強するのも、いいなぁ。と思っています。
〉テキストで、英語が対訳で書いてあると、わかりやすい。
〉日本語だと、「どれがどれだ?」となってしまうのですが。
〉やはり、英語とドイツ語は基本的な文法が似ているからでしょうか。
以前、テレビ東京でアジアの特集をしていた時に、算数を英語と自国語で学んでいるのを見て感銘を受けたのを思い出しました。私も学生時代に英語を道具として使うという発想があればなあと反省しきり。
精読も続けることができれば実力が上がっていくのはわかるんだけど根気が続かなかった。ずーっと昔の外書購読(輪講)で10ページくらいの専門書を翻訳して説明するだけでも憂鬱だったのを思い出す。
自分の発表のとき「サプライズド アタック」が何のことだかわからずに「驚くような攻撃」とか「驚くべき(奇抜な)攻撃」と訳してしまい教授から、「それをいうなら【驚かせる攻撃】だろう。surpriseは他動詞だ。さらにいうと【奇襲攻撃】という専門用語で訳すことになっている」と指摘されて、顔から火が出るほど恥ずかしくて、冷や汗が絞れるんではないかと思うほどかいたことを思い出す。卒業して10年くらいは夢にも何度か出てきた。
自分の実力がなかったせいで1日10時間かけて10ページ訳すのに1週間から10日かかるというありさまだった。おかげで、すっかり自信を無くして15年以上英語から遠ざかってしまった。
これでも中学時代に英語の偏差値70以上取って塾から無料特待生のスカウトが来たこともあるんだけど、surpriseも訳せなかったから、まあ実力は知れたもの。いまは多読法に出会って、Magic Tree Houseなどの児童書をのんびりと読んでいます。
皆さんの学習方法を参考にさせていただきます。 Happy Reading
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お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/2/22(20:23)
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アルカディアさん、こんばんは。たかぽんです。
〉以前、テレビ東京でアジアの特集をしていた時に、算数を英語と自国語で学んでいるのを見て感銘を受けたのを思い出しました。私も学生時代に英語を道具として使うという発想があればなあと反省しきり。
そういえば、私も、英語を道具として使う発想がなかったです。
今ちょっと英語が読めるようになり、英語でいろいろ知ることができるようになって、
よかったなぁ。
〉精読も続けることができれば実力が上がっていくのはわかるんだけど根気が続かなかった。ずーっと昔の外書購読(輪講)で10ページくらいの専門書を翻訳して説明するだけでも憂鬱だったのを思い出す。
そうだったんですか。私は、そういうのをやったことがないので、
つらさがわからないんですね・・・
まぁ、ふだんの多読よりもいくらか精しめに読むという意味の精読は、
したくなったら大いにしたらいいと思うんですが、
強制的に翻訳までさせられる「精読」は、きびしいですね。
私も、ぜったい、できません。。
〉自分の発表のとき「サプライズド アタック」が何のことだかわからずに「驚くような攻撃」とか「驚くべき(奇抜な)攻撃」と訳してしまい教授から、「それをいうなら【驚かせる攻撃】だろう。surpriseは他動詞だ。さらにいうと【奇襲攻撃】という専門用語で訳すことになっている」と指摘されて、顔から火が出るほど恥ずかしくて、冷や汗が絞れるんではないかと思うほどかいたことを思い出す。卒業して10年くらいは夢にも何度か出てきた。
「サプライズド アタック」って、変な言葉ですね。
「アタック」が驚かされたり、驚きの影響を受けたんですかね?
"surprised look" とかなら、わかりますが。
"surprise attack" だったら、よく見かけます。
そして、これって【奇襲攻撃】と訳さなければいけないものなんですか?
【不意討ち】と訳されている例もあるようです。
それこそ、【びっくり攻撃】と訳したってよさそうな感じがしますが。
イジワルな教授に、不当な難癖をつけられただけのような気がするんですが。
〉自分の実力がなかったせいで1日10時間かけて10ページ訳すのに1週間から10日かかるというありさまだった。おかげで、すっかり自信を無くして15年以上英語から遠ざかってしまった。
そうだったんですか・・・
〉これでも中学時代に英語の偏差値70以上取って塾から無料特待生のスカウトが来たこともあるんだけど、surpriseも訳せなかったから、まあ実力は知れたもの。いまは多読法に出会って、Magic Tree Houseなどの児童書をのんびりと読んでいます。
アルカディアさんは、ぜんぜん、自信を無くすことはなかったと思いますよ。
その教授とやらが悪い!
のんびり楽しい多読で、癒されてくださいね。
〉皆さんの学習方法を参考にさせていただきます。 Happy Reading
アルカディアさんも Happy Reading!
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お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2011/2/23(11:33)
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Arcadiaさん、こんにちは。こるもです。
〉以前、テレビ東京でアジアの特集をしていた時に、算数を英語と自国語で学んでいるのを見て感銘を受けたのを思い出しました。私も学生時代に英語を道具として使うという発想があればなあと反省しきり。
私も学生の時は、英語を使って何かしよう、なんて思いもしませんでした。
英語すらできないのに、それを使うなんて無理だと思っていました。
〉精読も続けることができれば実力が上がっていくのはわかるんだけど根気が続かなかった。ずーっと昔の外書購読(輪講)で10ページくらいの専門書を翻訳して説明するだけでも憂鬱だったのを思い出す。
私も学生の時やりました。
私は理系だったので、自分の分野の最新の論文を見つけてきて、それを訳して、理解して、
研究室の人たちの前でその論文を紹介する、というものでした。
これは、結構きつかったです。
英語がわからないのか、書いてある内容がわからないのかも、わからない。。
でも、論文一本について真面目に勉強すると、かなり力はつくな、と実感しました。
〉自分の発表のとき「サプライズド アタック」が何のことだかわからずに「驚くような攻撃」とか「驚くべき(奇抜な)攻撃」と訳してしまい教授から、「それをいうなら【驚かせる攻撃】だろう。surpriseは他動詞だ。さらにいうと【奇襲攻撃】という専門用語で訳すことになっている」と指摘されて、顔から火が出るほど恥ずかしくて、冷や汗が絞れるんではないかと思うほどかいたことを思い出す。卒業して10年くらいは夢にも何度か出てきた。
専門用語は、しょうがないですよね。。
うちらの場合も、concentrationを「集中」と訳したら、「ばか」といわれます。。
私も、最初はとんでもない訳をしていたような。。
幸いなことに記憶力ないので、覚えていないんですけれど。
〉自分の実力がなかったせいで1日10時間かけて10ページ訳すのに1週間から10日かかるというありさまだった。おかげで、すっかり自信を無くして15年以上英語から遠ざかってしまった。
うむむむ。。たいへんでしたね。。
〉これでも中学時代に英語の偏差値70以上取って塾から無料特待生のスカウトが来たこともあるんだけど、surpriseも訳せなかったから、まあ実力は知れたもの。いまは多読法に出会って、Magic Tree Houseなどの児童書をのんびりと読んでいます。
私も英語は全然自信がなくて…今でもないんですけど。。
でも、多読を始めてから、ちょっとは「わかる」ようになったかな?と思っています。
何より、世界が広がったのが、うれしいです。
〉皆さんの学習方法を参考にさせていただきます。 Happy Reading
今は、ドイツ語ですが「精読」もしようかな、と思っています。
ちょうど、私にはよくわからない絵本を買ったところなので。。
Arcadiaさんも、Happy Reading!