[掲示板: 〈過去ログ〉多読と児童英語の掲示板 -- 最新メッセージID: 461 // 時刻: 2024/11/24(22:57)]
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お名前: Kicco
投稿日: 2004/11/26(22:50)
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やまかわさん
こんばんは。Kiccoです。
やまかわさんは 今どのような本を揃えて どのような多読レッスンをはじめていらっしゃいますか?これから中学生にもとおっしゃっているので 今現在は小学生中心でしょうか?小学生の場合は 読み聞かせ中心ですか?
読み聞かせをされているのは 絵本やORTでしょうか?
もし現在ORTをお持ちでしたら、中学生も(いや高校生も大人も)まずはORTでスタートを切られると良いと思います。簡単と思われるStageも含めて とにかくキャラクターに親しんで、絵からつたわってくるものも含めて 楽しんでいくことが良いのではと思います。とにかく 簡単なものを沢山多読というのが 中学生にも当てはまるとおもいます。
酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか?
Aから5Aは 全てGraded Readerですね。
中学生の指導をする際に 最初から GRから入るというのは やった事がありません。
せっかく他の 易しくて もっとおもしろい本があるので、GRはもう少し先延ばしでも良いのでは とおもうのですが。。。。
私のところの中1はORTを小学生の時にListening-Readingしてきて、中1になってからさらに ORTを続けて読みました。その後 ドラエモン、PM Library、Frog and Toad, Scholastic Reader, Henry and Mudge, Poppleton, Oxford Classic Talesなどを読んでいます。今日はたまたま中1のレッスンだったのですが、Literacy Landを読み始めました。今日はLLの初日でしたので、は文字なしレベルから Step3までとThe Polar Expressを読みました。冊数は50冊以上と多いのですが、語数にすると3500語位です。(今日は冊数が多いので語数が少なめでした。)GRのstarterレベルだと 一冊1000語位ですから 3-4冊読めばこの語数です。でも やはり 易しいものを大量にということを考えると 最初からGRでない方が良いのではと思いますが、どうでしょうか?
絵本やORT,LLLを十分読んでいた生徒は GR0,1を飛ばして 2を読んでいました。
もしGRから入るなら MacMillanのGR Starterは総語数500語位で読みやすいと思います。
Gradeにこだわらず 興味があるものを自ら選んで楽しむという環境を作ってあげられたら良いですね。
ぜひ酒井先生のアドバイスをお聞きしたいです。
その後 GRを揃える場合には SEG Bookshopのセットは評判の良いものを選んでセットにしてくださっているので、お勧めです。私は
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お名前: Kicco
投稿日: 2004/11/27(00:47)
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やまかわさん 酒井先生
こんばんは。
酒井先生のアドバイスを〜と書いていたころ 先生は一足先に投稿してくださっていたんですね。快読100万語を先生が書かれてから 本当にすごい数の本が紹介されてきたんだなあと 改めておもいました。選択に迷うほどの 数ですね。
先ほど 書き忘れたのですが、多読指導に関して 学年、年齢は あまり関係ないのではないかと 最近思います。例えば、先週から 小学生には 絵本プラスLiteracy Landのキャラクタに親しむように Step0から 読み聞かせをしていますが、高学年も中学生もみな 同じような本を読んでいるのです。
勿論 中学生はそればかりではなく、他の本もよんでいますが、学年の上であることのメリットは 下にも上にも自由にいける自由度が増えるということ位で 学年にこだわることはないと感じています。
ただ 段階的に年齢相応のものが読めていけること 本人達がImproveしていると感じることが出来る事が 継続の力になると思うので、その辺のさじ加減というか 本のアドバイスの仕方を会得したいですね。
気持ち良く読めるものを沢山よみながら、時々 キリン読み(やっとSSSjargonが使えるようになった!)してもらって、無理しているようなら 戻って(戻るというとnegativeな響きがあるので、お気楽読みタイムとか)、又キリンして というプロセスを続けながら step upしてもらうと良いと思います。
まとめると(まとめになっていないかもしれませんが) とりあえず 小中学生共通の ORT,LLL、など(他にも MacMillan,Cambridgeなどのセットが今後販売されると聞いています。)、読む量とスピードで 学年差をつけながら、読み進み SEGのGRセットをそろえておいて、様子を見ながら薦めていく。又他にも 魅力的なシリーズがあるので(Poppleton, Henry&Mudge,Mr.Putter&Tabby、Cam Jansenなどなど)それらを 自分の楽しみにそろえながら 生徒たちにも提供していく。というのは どうでしょうか?
そして やっぱり いつか 情報交換会をしたいですね。
やまかわさんの クラスの様子を またお知らせください。
とても みなさんの勉強になると思います。
では。楽しい多読教室が いっぱい増えるといいですね。
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書き込んだあと、この続きがあることがわかりました。多読指導を進めていくうえでこれからも頓珍漢な事をたくさんお伺いするかもしれません。そして、多少・・・ならずしつこいかもしれませんが、懲りずにお付き合いくださいませ。12/4と5はしっかりお話を聞かせてくださいね。お願いします。色々ありがとうございます。
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お名前: やまかわ
投稿日: 2004/11/27(01:18)
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酒井先生、Kiccoさん、こんばんは。初心者に快く回答して下さって。ほんとうにありがとうございます。Kiccoさんのレスを読んでいるうちに「あっそうだった・・・中学生もそうなのか・・・」というようにひらめかせてもらいました。SEGの中・高生多読クラスを見学に行ったときにも、今回の疑問に対しての解決ヒントがあったように思っていたのに、すっかり忘れてしまったようです。ここから始めるのか・・・、指導者は最初のやさしいものを与える時に十分なヒントを与えられなければならないんだな・・・それができるようにやさしいものをたくさん読んでないといけないな、とそのとき思った事を思い出しました。指導者の方もやさしい絵本を500冊以上(違ってたらごめんなさい)読まれたことを話していらっしゃったのでした。
ところで現在の私の教室のレッスン内容ですが、
〉やまかわさんは 今どのような本を揃えて どのような多読レッスンをはじめていらっしゃいますか? これから中学生にもとおっしゃっているので 今現在は小学生中心でしょうか?小学生の場合は 読み聞かせ中心ですか?
〉読み聞かせをされているのは 絵本やORTでしょうか?
教室は小学生と中学生が半々ぐらいです。人数はそう多くありません。
内容的には多読を意識したレッスンではありません。絵本を読んであげる時間はあります(小学生のみです)が、あくまでレッスンの一部ですし、それをactivityにまで広げる事もしていません。これまで小学生はカード教材を中心に進めてきました。おうちで宿題としてテープを聞き、決められたカードの言葉をいえるようにする。それを教室でレッスンの一部としてチェックする、というのがメインです。それが大好きな子どももいますが、ストレスになってやめてしまう子ももちろんいました。
絵本はそこそこあるように思います。Addison-WesleyのBigBookProgramをはじめ、英語の絵本としては代表的なEric Carl作品、NZのSUNSHINEという出版社の12cm四方ぐらいの小さな本のシリーズで1ページに絵と1wordあるいは1sentenceで8ページから16ページぐらいのものやScholasticから単品買いしたものなど色々です。残念ながらORTはもっていません。ただOXFORDのStart with English Readersシリーズはgrade1から6ぐらいまで数冊ずつもっています。本の語数とかページ数で分類しながら整理しなければと思い始めているところです。
〉もし現在ORTをお持ちでしたら、中学生も(いや高校生も大人も)まずはORTでスタートを切られると良いと思います。簡単と思われるStageも含めて とにかくキャラクターに親しんで、絵からつたわってくるものも含めて 楽しんでいくことが良いのではと思います。とにかく 簡単なものを沢山多読というのが 中学生にも当てはまるとおもいます。
そうですか、分かりました。それに指導するなら自分も子供達に読ませる本を読んでいるべきですよね。
〉酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか?
〉Aから5Aは 全てGraded Readerですね。
〉中学生の指導をする際に 最初から GRから入るというのは やった事がありません。
〉せっかく他の 易しくて もっとおもしろい本があるので、GRはもう少し先延ばしでも良いのでは とおもうのですが。。。。
はい、そうします。
〉私のところの中1はORTを小学生の時にListening-Readingしてきて、中1になってからさらに ORTを続けて読みました。その後 ドラエモン、PM Library、Frog and Toad, Scholastic Reader, Henry and Mudge, Poppleton, Oxford Classic Talesなどを読んでいます。今日はたまたま中1のレッスンだったのですが、Literacy Landを読み始めました。今日はLLの初日でしたので、は文字なしレベルから Step3までとThe Polar Expressを読みました。冊数は50冊以上と多いのですが、語数にすると3500語位です。(今日は冊数が多いので語数が少なめでした。)
↑
これって、ぜんぶread aloudでしょうか? 「親子で始める英語100万語」を読んだ時に「白朋セミナー」の方のお話が掲載されていて、そのときも質問したい衝動に駆られたのですが、一時間ぶっ通し読んで聞かせるだけなのですか? その他のことはなにかされていらっしゃるのでしょうか? 12/4,5にその辺の事もぜひうかがわせてください、お願いします。
中学生の場合、私の教室はごくありふれた教科書中心のレッスンなので、それに多読の要素を加える時に読んであげるだけでいいのかな、教科書との兼ね合いはどうしようかな・・・と多少不安な気持ちがあるのも事実です。
>GRのstarterレベルだと 一冊1000語位ですから 3-4冊読めばこの語数です。でも やはり 易しいものを大量にということを考えると 最初からGRでない方が良いのではと思いますが、どうでしょうか?
それは本当にそう思います。GRは自分用ということで。
〉絵本やORT,LLLを十分読んでいた生徒は GR0,1を飛ばして 2を読んでいました。
そうなんですか。読むってやっぱりすごいですね。
〉もしGRから入るなら MacMillanのGR Starterは総語数500語位で読みやすいと思います。
〉Gradeにこだわらず 興味があるものを自ら選んで楽しむという環境を作ってあげられたら良いですね。
〉ぜひ酒井先生のアドバイスをお聞きしたいです。
〉その後 GRを揃える場合には SEG Bookshopのセットは評判の良いものを選んでセットにしてくださっているので、お勧めです。私は
指導者として多読を進めるうえで何が必要なのか、今回もとても勉強させて頂きました。こんなにして頂いていいのか・・・恐縮しております。
本当にありがとうございました。
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お名前: Yoko
投稿日: 2004/11/30(11:07)
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やまかわさん、こんにちは。Yokoです。
酒井先生、kiccoさん、えっちゃんさん、古川さんの書き込みで回答を
拝見し、私もすご−く勉強になりましたm(_ _)m
私は、今年の春からORTを貸し出しを始め、10月から自分も多読を始めました
もうすぐ20万語です。
教室での多読の取り組みも、8ヶ月ほどですが、ここにきて、興味深いことが
いろいろ起きているので、同じ多読を楽しむものとしてお伝えしたくなりました。
ORTは、Stage1〜9までそろえて、私自身もぜんぷ読みました。
初めて半年ほどはStage5まで、10月からはStage 6,7も音声教材をつけて
貸し出し始めました。
昨日、Stage8と9もバスケットに入れて、並べておいたら、
小学3年生の女の子が、「これ、借りていい?」とStage9の最初の2冊を見せるので
「え、それテープがないけどいいの?」と聞いたら、「大丈夫。読みたいから」と
言って借りていきました。字数も1000語を超えてくるので、おうちの方に
読んでもらうつもりかな、と思って、後でお母様にお電話で伺うと、借りてきた本は自分で読んでいるそうです。彼女が最近、リスニングの力も読む力もすごく
ついてきていることは気づいていたのですが、これは、ちょっと驚きであり、
うれしかったです!そして、ORTがむリなく読み進められるように、非常によく
できている教材だから、彼女が1人で読めるのではないか、と思ったのです。
中学生では、最近はPoppletonやMr.Potterのシリーズを必ず読み聞かせするようにしています。まだ90分のレッスンをぜんぷ多読にはしていないのですが、Frog and Toadのリスニング、シャドーイングとリーディングもあわせてやっています。
幼稚園の頃から教えている子たちで、英語の楽しさを体で感じてきた子たちですので、読み聞かせやシャドーイング、リスニングのあとページあて、などやってい
ると本当に楽しそうで、忙しい中で(生徒も私も)癒される時間となっています。
ドラえものは、本当に好きですよ。息子がそのクラスにいるのですが、読み返して
楽しんでいます。バイリンガルになっているのですが、不思議と、英語のところを
声に出して読んだりして、面白い表現があると、私にも見せに来たりします。
これは、問題集や教科書のレッスンではなかなかないことです(笑)
高校生は、今高2生を個別指導しているのですが、文法など躓いていたところを
教えて、少し英語でわかってきて(成績もあがってきたので)多読をすすめて
みると、必ず借りていくようになりました。今は、Poppletonや、Dahlの
Emormous Crocodileなど絵に魅かれて、借りていきます。まだ、読み始めて
間がないので、薦める本は、ぜんぷ私が読んだ本で、これなら、というものを何冊か並べて、その中から、自分の読みたいものを見つけていきます。
次の週には、必ず新しい本を借りていきますよ。
文章を読む早さや、文脈のつかみ方がちょっと早くなったように感じてます。
12月4日にはやまかわさんにお会いできそうですね。
お互いに情報交換をしながら、楽しみましょうね!
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Yokoさん、こんばんは。返信ありがとうございます。
あの後、Kiccoさん、えっちゃんさんの書き込みを参考に、えいっとばかりにORT FULLSETを注文、着いたその日(11/30)に早速レッスンに取り入れてみました。翌日、Yokoさんの書き込みを大いに参考にさせていただいて、中学生の部にも取り入れました。取り入れる前に使う分だけにはざぁぁっと目を通しました。案ずるより産むが安しとはよく言いますが、そのことわざどおりになりそうです。
小学生はORTの絵に興味津々。何冊か読み聞かせましたが、読んでいる間中「こいつ、おかしい」「この女の人(実はMum)うける」とか感想を言いっぱなし。そのあと、かなりのキリン読み? とは思いましたが、小学校二年生で国語の授業でとりあげられているので、それを頼みに「がまくんとかえるくん」も読み聞かせました。こちらは結構静かに聞いてました。
中学生は10分の読書タイムをとりstage1を18冊、手当たりしだい読んでもらいました。中身がかなり分かるので、短い話なのにちゃんと落ちのあることを理解しながら楽しんでいたようです。試験後ということもあって、長文が楽に読めるようになるという私の勧めも効いたかも知れません。来週までにはそれぞれのテープも用意して、貸し出しをしてみようと思っています。ところで、Yokoさんの書き込みにドラえもんのことがあったので、中学生に話してみたんですね。「ドラえもんの英語版があるらしいよ」って。そしたら「よみたーーい」って、すぐさま反応してきました。これはそろえなきゃと考えているところです。
どうしようかなぁぁ・・・と思っていたことが、皆さんの後押しでORTを購入する事を決心し、そして、皆さんの「多読ってこんなに楽しいし、子供達の為に絶対にいい結果が残せそう・・・」という優しい気持ちにあふれた書き込みをたよりに、どうにか門口に立てたような気がします。
12/4の大会ではたくさん色んな事をうかがわせてください。
Yokoさん、どうもありがとうございました。そして、みなさん、今後ともどうぞよろしく。