[掲示板: 〈過去ログ〉多読と児童英語の掲示板 -- 最新メッセージID: 461 // 時刻: 2024/11/24(23:00)]
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お名前: やまかわ
投稿日: 2004/11/26(07:25)
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おはようございます。どちらに今回の質問事項を書こうか迷いましたが、こちらにさせていただきます。とても初歩的な質問で、前回のお知恵拝借に似たような質問です。酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか? 児童英語もさることながら、できれば多読による中学生以上の指導も・・・と思い、ぼちぼち読みはじめたのですが、読むなら先生のお奨めに従ったほうがいいのではないかと思い、質問させて頂きました。よろしくお願いします。
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/11/26(22:27)
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やまかわさん、こんばんは!
その節はどーも!!
〉おはようございます。どちらに今回の質問事項を書こうか迷いましたが、こちらにさせていただきます。とても初歩的な質問で、前回のお知恵拝借に似たような質問です。酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか? 児童英語もさることながら、できれば多読による中学生以上の指導も・・・と思い、ぼちぼち読みはじめたのですが、読むなら先生のお奨めに従ったほうがいいのではないかと思い、質問させて頂きました。よろしくお願いします。
決して初歩的な質問などではありませぬ。
多読は要するに「すでにある大量の洋書をどういう順番で読んだら
楽しく読み続けられるか?」ということに尽きるわけで、その順番は
永遠の課題なのであります。
(なにしろ本は永遠に出版され続けるので・・・)
で、個人用セット発売開始以後、たくさんの「多読用図書」が発掘され、
100万語到達に至るさまざまなルートが開かれました。
いまはもうたくさんすぎて簡単には語り尽くせませんが、掲示板に加えて
『今日から読みます100万語』、「親子で読む100万語」なども
参考に、選んでいったらいいのではないでしょうか?
1月に出版される『教室で読む100万語』にも、簡単なルートが
紹介されています。
なお、ぼくはもう唯一の指南役ではありませんね。
えっちゃんさんとか、チクワさんとか、sumisumiさんとか、
中学生と一緒に多読している人たちの意見も聞きたいですね。
ね? ね?! ね!
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お名前: Kicco
投稿日: 2004/11/26(22:50)
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やまかわさん
こんばんは。Kiccoです。
やまかわさんは 今どのような本を揃えて どのような多読レッスンをはじめていらっしゃいますか?これから中学生にもとおっしゃっているので 今現在は小学生中心でしょうか?小学生の場合は 読み聞かせ中心ですか?
読み聞かせをされているのは 絵本やORTでしょうか?
もし現在ORTをお持ちでしたら、中学生も(いや高校生も大人も)まずはORTでスタートを切られると良いと思います。簡単と思われるStageも含めて とにかくキャラクターに親しんで、絵からつたわってくるものも含めて 楽しんでいくことが良いのではと思います。とにかく 簡単なものを沢山多読というのが 中学生にも当てはまるとおもいます。
酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか?
Aから5Aは 全てGraded Readerですね。
中学生の指導をする際に 最初から GRから入るというのは やった事がありません。
せっかく他の 易しくて もっとおもしろい本があるので、GRはもう少し先延ばしでも良いのでは とおもうのですが。。。。
私のところの中1はORTを小学生の時にListening-Readingしてきて、中1になってからさらに ORTを続けて読みました。その後 ドラエモン、PM Library、Frog and Toad, Scholastic Reader, Henry and Mudge, Poppleton, Oxford Classic Talesなどを読んでいます。今日はたまたま中1のレッスンだったのですが、Literacy Landを読み始めました。今日はLLの初日でしたので、は文字なしレベルから Step3までとThe Polar Expressを読みました。冊数は50冊以上と多いのですが、語数にすると3500語位です。(今日は冊数が多いので語数が少なめでした。)GRのstarterレベルだと 一冊1000語位ですから 3-4冊読めばこの語数です。でも やはり 易しいものを大量にということを考えると 最初からGRでない方が良いのではと思いますが、どうでしょうか?
絵本やORT,LLLを十分読んでいた生徒は GR0,1を飛ばして 2を読んでいました。
もしGRから入るなら MacMillanのGR Starterは総語数500語位で読みやすいと思います。
Gradeにこだわらず 興味があるものを自ら選んで楽しむという環境を作ってあげられたら良いですね。
ぜひ酒井先生のアドバイスをお聞きしたいです。
その後 GRを揃える場合には SEG Bookshopのセットは評判の良いものを選んでセットにしてくださっているので、お勧めです。私は
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お名前: Kicco
投稿日: 2004/11/27(00:47)
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やまかわさん 酒井先生
こんばんは。
酒井先生のアドバイスを〜と書いていたころ 先生は一足先に投稿してくださっていたんですね。快読100万語を先生が書かれてから 本当にすごい数の本が紹介されてきたんだなあと 改めておもいました。選択に迷うほどの 数ですね。
先ほど 書き忘れたのですが、多読指導に関して 学年、年齢は あまり関係ないのではないかと 最近思います。例えば、先週から 小学生には 絵本プラスLiteracy Landのキャラクタに親しむように Step0から 読み聞かせをしていますが、高学年も中学生もみな 同じような本を読んでいるのです。
勿論 中学生はそればかりではなく、他の本もよんでいますが、学年の上であることのメリットは 下にも上にも自由にいける自由度が増えるということ位で 学年にこだわることはないと感じています。
ただ 段階的に年齢相応のものが読めていけること 本人達がImproveしていると感じることが出来る事が 継続の力になると思うので、その辺のさじ加減というか 本のアドバイスの仕方を会得したいですね。
気持ち良く読めるものを沢山よみながら、時々 キリン読み(やっとSSSjargonが使えるようになった!)してもらって、無理しているようなら 戻って(戻るというとnegativeな響きがあるので、お気楽読みタイムとか)、又キリンして というプロセスを続けながら step upしてもらうと良いと思います。
まとめると(まとめになっていないかもしれませんが) とりあえず 小中学生共通の ORT,LLL、など(他にも MacMillan,Cambridgeなどのセットが今後販売されると聞いています。)、読む量とスピードで 学年差をつけながら、読み進み SEGのGRセットをそろえておいて、様子を見ながら薦めていく。又他にも 魅力的なシリーズがあるので(Poppleton, Henry&Mudge,Mr.Putter&Tabby、Cam Jansenなどなど)それらを 自分の楽しみにそろえながら 生徒たちにも提供していく。というのは どうでしょうか?
そして やっぱり いつか 情報交換会をしたいですね。
やまかわさんの クラスの様子を またお知らせください。
とても みなさんの勉強になると思います。
では。楽しい多読教室が いっぱい増えるといいですね。
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書き込んだあと、この続きがあることがわかりました。多読指導を進めていくうえでこれからも頓珍漢な事をたくさんお伺いするかもしれません。そして、多少・・・ならずしつこいかもしれませんが、懲りずにお付き合いくださいませ。12/4と5はしっかりお話を聞かせてくださいね。お願いします。色々ありがとうございます。
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お名前: やまかわ
投稿日: 2004/11/27(01:18)
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酒井先生、Kiccoさん、こんばんは。初心者に快く回答して下さって。ほんとうにありがとうございます。Kiccoさんのレスを読んでいるうちに「あっそうだった・・・中学生もそうなのか・・・」というようにひらめかせてもらいました。SEGの中・高生多読クラスを見学に行ったときにも、今回の疑問に対しての解決ヒントがあったように思っていたのに、すっかり忘れてしまったようです。ここから始めるのか・・・、指導者は最初のやさしいものを与える時に十分なヒントを与えられなければならないんだな・・・それができるようにやさしいものをたくさん読んでないといけないな、とそのとき思った事を思い出しました。指導者の方もやさしい絵本を500冊以上(違ってたらごめんなさい)読まれたことを話していらっしゃったのでした。
ところで現在の私の教室のレッスン内容ですが、
〉やまかわさんは 今どのような本を揃えて どのような多読レッスンをはじめていらっしゃいますか? これから中学生にもとおっしゃっているので 今現在は小学生中心でしょうか?小学生の場合は 読み聞かせ中心ですか?
〉読み聞かせをされているのは 絵本やORTでしょうか?
教室は小学生と中学生が半々ぐらいです。人数はそう多くありません。
内容的には多読を意識したレッスンではありません。絵本を読んであげる時間はあります(小学生のみです)が、あくまでレッスンの一部ですし、それをactivityにまで広げる事もしていません。これまで小学生はカード教材を中心に進めてきました。おうちで宿題としてテープを聞き、決められたカードの言葉をいえるようにする。それを教室でレッスンの一部としてチェックする、というのがメインです。それが大好きな子どももいますが、ストレスになってやめてしまう子ももちろんいました。
絵本はそこそこあるように思います。Addison-WesleyのBigBookProgramをはじめ、英語の絵本としては代表的なEric Carl作品、NZのSUNSHINEという出版社の12cm四方ぐらいの小さな本のシリーズで1ページに絵と1wordあるいは1sentenceで8ページから16ページぐらいのものやScholasticから単品買いしたものなど色々です。残念ながらORTはもっていません。ただOXFORDのStart with English Readersシリーズはgrade1から6ぐらいまで数冊ずつもっています。本の語数とかページ数で分類しながら整理しなければと思い始めているところです。
〉もし現在ORTをお持ちでしたら、中学生も(いや高校生も大人も)まずはORTでスタートを切られると良いと思います。簡単と思われるStageも含めて とにかくキャラクターに親しんで、絵からつたわってくるものも含めて 楽しんでいくことが良いのではと思います。とにかく 簡単なものを沢山多読というのが 中学生にも当てはまるとおもいます。
そうですか、分かりました。それに指導するなら自分も子供達に読ませる本を読んでいるべきですよね。
〉酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか?
〉Aから5Aは 全てGraded Readerですね。
〉中学生の指導をする際に 最初から GRから入るというのは やった事がありません。
〉せっかく他の 易しくて もっとおもしろい本があるので、GRはもう少し先延ばしでも良いのでは とおもうのですが。。。。
はい、そうします。
〉私のところの中1はORTを小学生の時にListening-Readingしてきて、中1になってからさらに ORTを続けて読みました。その後 ドラエモン、PM Library、Frog and Toad, Scholastic Reader, Henry and Mudge, Poppleton, Oxford Classic Talesなどを読んでいます。今日はたまたま中1のレッスンだったのですが、Literacy Landを読み始めました。今日はLLの初日でしたので、は文字なしレベルから Step3までとThe Polar Expressを読みました。冊数は50冊以上と多いのですが、語数にすると3500語位です。(今日は冊数が多いので語数が少なめでした。)
↑
これって、ぜんぶread aloudでしょうか? 「親子で始める英語100万語」を読んだ時に「白朋セミナー」の方のお話が掲載されていて、そのときも質問したい衝動に駆られたのですが、一時間ぶっ通し読んで聞かせるだけなのですか? その他のことはなにかされていらっしゃるのでしょうか? 12/4,5にその辺の事もぜひうかがわせてください、お願いします。
中学生の場合、私の教室はごくありふれた教科書中心のレッスンなので、それに多読の要素を加える時に読んであげるだけでいいのかな、教科書との兼ね合いはどうしようかな・・・と多少不安な気持ちがあるのも事実です。
>GRのstarterレベルだと 一冊1000語位ですから 3-4冊読めばこの語数です。でも やはり 易しいものを大量にということを考えると 最初からGRでない方が良いのではと思いますが、どうでしょうか?
それは本当にそう思います。GRは自分用ということで。
〉絵本やORT,LLLを十分読んでいた生徒は GR0,1を飛ばして 2を読んでいました。
そうなんですか。読むってやっぱりすごいですね。
〉もしGRから入るなら MacMillanのGR Starterは総語数500語位で読みやすいと思います。
〉Gradeにこだわらず 興味があるものを自ら選んで楽しむという環境を作ってあげられたら良いですね。
〉ぜひ酒井先生のアドバイスをお聞きしたいです。
〉その後 GRを揃える場合には SEG Bookshopのセットは評判の良いものを選んでセットにしてくださっているので、お勧めです。私は
指導者として多読を進めるうえで何が必要なのか、今回もとても勉強させて頂きました。こんなにして頂いていいのか・・・恐縮しております。
本当にありがとうございました。
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お名前: Yoko
投稿日: 2004/11/30(11:07)
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やまかわさん、こんにちは。Yokoです。
酒井先生、kiccoさん、えっちゃんさん、古川さんの書き込みで回答を
拝見し、私もすご−く勉強になりましたm(_ _)m
私は、今年の春からORTを貸し出しを始め、10月から自分も多読を始めました
もうすぐ20万語です。
教室での多読の取り組みも、8ヶ月ほどですが、ここにきて、興味深いことが
いろいろ起きているので、同じ多読を楽しむものとしてお伝えしたくなりました。
ORTは、Stage1〜9までそろえて、私自身もぜんぷ読みました。
初めて半年ほどはStage5まで、10月からはStage 6,7も音声教材をつけて
貸し出し始めました。
昨日、Stage8と9もバスケットに入れて、並べておいたら、
小学3年生の女の子が、「これ、借りていい?」とStage9の最初の2冊を見せるので
「え、それテープがないけどいいの?」と聞いたら、「大丈夫。読みたいから」と
言って借りていきました。字数も1000語を超えてくるので、おうちの方に
読んでもらうつもりかな、と思って、後でお母様にお電話で伺うと、借りてきた本は自分で読んでいるそうです。彼女が最近、リスニングの力も読む力もすごく
ついてきていることは気づいていたのですが、これは、ちょっと驚きであり、
うれしかったです!そして、ORTがむリなく読み進められるように、非常によく
できている教材だから、彼女が1人で読めるのではないか、と思ったのです。
中学生では、最近はPoppletonやMr.Potterのシリーズを必ず読み聞かせするようにしています。まだ90分のレッスンをぜんぷ多読にはしていないのですが、Frog and Toadのリスニング、シャドーイングとリーディングもあわせてやっています。
幼稚園の頃から教えている子たちで、英語の楽しさを体で感じてきた子たちですので、読み聞かせやシャドーイング、リスニングのあとページあて、などやってい
ると本当に楽しそうで、忙しい中で(生徒も私も)癒される時間となっています。
ドラえものは、本当に好きですよ。息子がそのクラスにいるのですが、読み返して
楽しんでいます。バイリンガルになっているのですが、不思議と、英語のところを
声に出して読んだりして、面白い表現があると、私にも見せに来たりします。
これは、問題集や教科書のレッスンではなかなかないことです(笑)
高校生は、今高2生を個別指導しているのですが、文法など躓いていたところを
教えて、少し英語でわかってきて(成績もあがってきたので)多読をすすめて
みると、必ず借りていくようになりました。今は、Poppletonや、Dahlの
Emormous Crocodileなど絵に魅かれて、借りていきます。まだ、読み始めて
間がないので、薦める本は、ぜんぷ私が読んだ本で、これなら、というものを何冊か並べて、その中から、自分の読みたいものを見つけていきます。
次の週には、必ず新しい本を借りていきますよ。
文章を読む早さや、文脈のつかみ方がちょっと早くなったように感じてます。
12月4日にはやまかわさんにお会いできそうですね。
お互いに情報交換をしながら、楽しみましょうね!
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Yokoさん、こんばんは。返信ありがとうございます。
あの後、Kiccoさん、えっちゃんさんの書き込みを参考に、えいっとばかりにORT FULLSETを注文、着いたその日(11/30)に早速レッスンに取り入れてみました。翌日、Yokoさんの書き込みを大いに参考にさせていただいて、中学生の部にも取り入れました。取り入れる前に使う分だけにはざぁぁっと目を通しました。案ずるより産むが安しとはよく言いますが、そのことわざどおりになりそうです。
小学生はORTの絵に興味津々。何冊か読み聞かせましたが、読んでいる間中「こいつ、おかしい」「この女の人(実はMum)うける」とか感想を言いっぱなし。そのあと、かなりのキリン読み? とは思いましたが、小学校二年生で国語の授業でとりあげられているので、それを頼みに「がまくんとかえるくん」も読み聞かせました。こちらは結構静かに聞いてました。
中学生は10分の読書タイムをとりstage1を18冊、手当たりしだい読んでもらいました。中身がかなり分かるので、短い話なのにちゃんと落ちのあることを理解しながら楽しんでいたようです。試験後ということもあって、長文が楽に読めるようになるという私の勧めも効いたかも知れません。来週までにはそれぞれのテープも用意して、貸し出しをしてみようと思っています。ところで、Yokoさんの書き込みにドラえもんのことがあったので、中学生に話してみたんですね。「ドラえもんの英語版があるらしいよ」って。そしたら「よみたーーい」って、すぐさま反応してきました。これはそろえなきゃと考えているところです。
どうしようかなぁぁ・・・と思っていたことが、皆さんの後押しでORTを購入する事を決心し、そして、皆さんの「多読ってこんなに楽しいし、子供達の為に絶対にいい結果が残せそう・・・」という優しい気持ちにあふれた書き込みをたよりに、どうにか門口に立てたような気がします。
12/4の大会ではたくさん色んな事をうかがわせてください。
Yokoさん、どうもありがとうございました。そして、みなさん、今後ともどうぞよろしく。
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お名前: えっちゃん
投稿日: 2004/11/27(01:06)
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やまかわさん、こんにちは。
えっちゃんです。
小学生と中学生と一緒に多読を楽しんでいます。
今年秋からは、大人の方も教室に通ってくれています。
やまかわさん、新人セミナーにもいらしていたんですね。
タドキスト大会でもお会いできるようなので、楽しみにしています!!
〉とても初歩的な質問で、前回のお知恵拝借に似たような質問です。酒井先生の≪快読100万語≫に教えようと思うならピンクから青(でしたよね?)の各レベルを20冊程度ずつ読むといいとありました。それをクリアするにはSEG BOOKSHOPから発売されているお奨め個人用セットsss1Aからsss5Aを読めばいいでしょうか?
酒井先生も書かれていますが、快読100万語販売以降、多読をスタートさせるにふさわしい、たくさんのシリーズの発見がありました。
環境さえ整えば、どんな方でも、Oxford Reading TreeやLongmanのStory Streetなどから、始めるのが望ましいと思います。
実際のところ、児童英語、中学生、高校生、大学生、大人などと、あまり枠をはめる必要がないのです。大人の人でも、始めるに当たって、このやさしいものから始めてはどうでしょうかと声を掛けています。
便宜上、やさしいものからと言ってしまうのですが、(絵も多いし、語数もすくないです)実はこれらのシリーズは宝の山で、いままで、学校英語で教えられてこなかった、とても大切なものを教えてくれます。
幼児語や生活に密着している英語、非常に自然で、和文英訳等というテスト問題にとらわれていてはでてこないような英語らしい表現、限られた語彙でも的確に表現できる英文などを、すこしずつ、緩やかな階段を上りながら、学んでいく事ができます。
更に、言葉だけではない、人々の生活や文化までも教えてくれます。また、絵の力は予想以上に大きく、語学の面でも、文化を理解するにも、多いに助けてくれます。
Oxford Reading Treeは音声も販売されています。
最初のレベルから、Listening & Readingしていけば、自然に、hearingの力も付いていきます。
ぜひ、中学生でも、Graded Readersから、始めるのではなく、これらのシリーズから、始める事をお勧めします。
ORTもLLLもとてもよくできたシリーズで、本の面白さで多くの子どもたちは、多読を進めることができます。
もし、そうでないお子さんがいらしたら、この掲示板でまた、相談してみてくださいね。
いずれにしても、教室に揃えるのには、一押しなので、GRを買う前に買ってしまいましょう!!(^^;)小学生から大人の方まで、教室のお宝本になります。
また、ORTやLLLを読み進めていくと、stage 5や6あたりに、結構な壁がある場合もあるので、その辺になると、親子で100万語で紹介されているようなピンクレベルの本を、20冊ではなく、50〜100冊前後、読んでいく必要が出て来ます。
その後ぐらいに、GRに入っていくと良いのではないかと思います。
ただ、同じくらいのレベルの児童書も最近たくさん、発掘されているので、必ずしも、GRにこだわる必要はありません。
中学生のためにGRを考えるなら、1Aもしくは2Aまでがあれば、とりあえず、充分です。
また、Kiccoさんも紹介してくださっている、Macmillan Starter (Level 1) Set も一緒にあるとこちらは読みやすいです。
私の教室の中学生は、ほとんど、GRを読みません。
ORT⇒ピンクレベルの本200冊位(I can read, Step into reading, Scholastic readersなど)⇒ORTもどる⇒ドラえもん⇒GR(PG0,OBW0)少しのような状況です。
とんでもキリンで、Harry Potterを途中まで読んだり、そうかと思えばMagic Tree Houseを読んだり、Cobble Street cousinsをよんだり、Nate the Greatを読んだかと思うと⇒ORTもどる
のようなルートです。
児童書とGR合わせて読んでくれるといいのになと思ってはいるのですが、好きな本を読んでいくということが、多読の場合とても大事です。
なによりも、多読を続けていく、原動力のひとつが、楽しいから続けられる!!なのです。
逆にいうと、教師側から本を押し付けないというのは、とても大事です。
できるだけ、やさしい本をたくさん、本当にたくさん読んでいくのが一番なのですが、中学生はちょっと、難しい年齢で、そこそこ難しい本から始めないと納得しないというお子さんもあるかと思います。
その場合は、GRから始めてもいいのかもしれませんが、ぜひ、ORTやLLLも一緒に並べて、少し語数が進んでからでも構わないので、読んでほしいと思います。
>児童英語もさることながら、できれば多読による中学生以上の指導も・・・と思い、ぼちぼち読みはじめたのですが、読むなら先生のお奨めに従ったほうがいいのではないかと思い、質問させて頂きました。よろしくお願いします。
やまかわさんの教室での多読もぜひ、報告してくださいね。
これこれ色々と書きましたが、実は悩みもたくさんあって、この掲示板にはとても助けられているのです。
初歩的な質問こそ、たくさんの方がアドバイスしてほしいと思っていることです。
私もやまかわさんにお答えしながら、自分の教室での多読を思い返すことができています。
ではでは、また、掲示板やタドキスト大会でお会いしましょうね。
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お名前: やまかわ
投稿日: 2004/11/27(01:35)
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えっちゃんさん、ありがとうございます。本当に助かります。本はある・・・しかし・・・みたいなところもありますし、これまでのteaching styleからどう抜け出すかもひとつの問題です。子供たちはこれまでのゲームの多いレッスンに慣れてしまっていてなかなか読むほうにむかせるのが難しい状況でもあります。長く続けていればいるほどその傾向は強いといえます。そのあたりのこともタドキスト大会でお話できるとありがたいです。とにかく、とてもいいもの(多読)とその関連サイトに出会ったことを幸運に思っています。皆さん、ほんとうに優しい方ばかりですし。いまは、このチャンスにめぐり合わせてくれた一冊の本とSELMの難波先生との出会いに感謝しています。これからもよろしくお願いします。
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お名前: えっちゃん
投稿日: 2004/11/27(09:14)
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やまかわさん、こんにちは。
〉えっちゃんさん、ありがとうございます。本当に助かります。本はある・・・しかし・・・みたいなところもありますし、これまでのteaching styleからどう抜け出すかもひとつの問題です。子供たちはこれまでのゲームの多いレッスンに慣れてしまっていてなかなか読むほうにむかせるのが難しい状況でもあります。長く続けていればいるほどその傾向は強いといえます。
そうですね。私は、実は英語教室を始めてまだ、2年と8ヶ月なんです。ですから、中学生も小学生も多読を中心に始めやすかったのです。
参考までに、小学生はBBカードと読み聞かせを中心にしています。
また、中学生は今、ちょっと、受験前でお休み中なのですが、最初は学校ペースでやっていたのですが、中2の夏休みからすこしずつ、多読中心へと切り替えました。そのきっかけは夏休みの多読集中講座です。具体的にいうと、ORT1〜5までを2時間8コマでオーバーラッピング(テキストをみながら、音声を聞きながら、声を出して、繰り返す)しながら、取組みました。そのときの生徒の成長振りに大変心を動かされ、多読を中心に変えていきました。その後、小学生の多読も読み聞かせを中心に少しずつ、取組みました。
通常のクラスでは、読み聞かせをまずは始めてみて、中学生には短期で集中講座をしてみると良いかもしれません。
一日open libraryと称して、その日は読み聞かせを含めて、多読向け図書をひたすら読もう!!と教室を開放している方もいらっしゃいます。
通常のクラスのやり方を一気に変えることは、先生にとっても、生徒にとっても負担が大きいので、できることから始めるのが良いです。
20年の教室の歴史があるのに、多読はいいぞ!!と始めようとしていらっしゃるのはやはり、生徒たちへの思いが深いんだと思います。きっと、子どもたちにもその気持ちが伝わりますよ。
>そのあたりのこともタドキスト大会でお話できるとありがたいです。とにかく、とてもいいもの(多読)とその関連サイトに出会ったことを幸運に思っています。皆さん、ほんとうに優しい方ばかりですし。いまは、このチャンスにめぐり合わせてくれた一冊の本とSELMの難波先生との出会いに感謝しています。これからもよろしくお願いします。
はい、やまかわさんもぜひ、いろいろと教室で始めたことを報告してください。わたしもその集中講座をしたのは、昨年の夏休みのことです。
ではでは!!タドキスト大会で!!
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えっちゃんさん、Big Hints、ありがとうございます。
多読を取り入れる切っ掛けがつかめそうでとても嬉しいです。
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お名前: 古川@SSS
投稿日: 2004/11/27(01:48)
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"やまかわ"さん こんばんは
古川です。
みなさんが たくさん返事をされているので
特に付け加えることもないのですが、ひとことだけ。
> できれば多読による中学生以上の指導も・・・
ということですので、できれば、
Graded Readers で150万語
児童書で 150万語
あわせて 300万語は読んでもらいたいと思います。
やまかわさんが読む順番はどちらが先でもちゃんぽんでも
よいと思いますが、GRにはGRの 児童書には児童書の味が
ありどちらも大事です。特に指導する側であれば、どち
らのタイプの子にも適切な本をアドバイスしたり、
本の感想を共有するには
最低でも300万語くらいは必要だと思うからです。
それでは、楽しい読書を!
そして、その楽しさを生徒に伝えてください!
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おはようございます。古川さん、ありがとうございます。見学の際はお会いできなくて残念でした。
指導者として読むべき本と最低限の語数というのも私の聞きたい事のひとつでした。いま読んでいるのは児童書ですが、これからGRにも力を入れていきます。予算のこともありますので、まずは教室ですぐに使えるORTを購入するつもりです。12/4,5にお会いできる事を楽しみにしています。
皆さん、本当にありがとうございます。