Re: SSSとは何?

[掲示板: 〈過去ログ〉Visitor(訪問者)の掲示板 -- 最新メッセージID: 592 // 時刻: 2024/11/25(04:45)]

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415. Re: SSSとは何?

お名前: オレンジピール
投稿日: 2006/9/4(11:57)

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Tallinnさん、はじめまして。

一連の書き込みをなんとなく読んでいましたが、どうも何か幻惑されているような
違和感を感じてしまって首をかしげていました。もちろんあなたに人を惑わしたり
騙そうとする意思があると言いたいのではないですよ。悪い意味にとらないで下さいね。

〉(1)読みたいものが読めるか?それにはどれだけかかるか?

これは冷静に考えれば誰にも答えを出すことのできない問題であることはすぐに
分かるはずです。子供に本を読ます時のことを考えてみて下さい。
興味を示さず全く読まない子は別としても、どんどん難しいレベルの本に手を出す
子もいれば、いつまでも簡単な本ばかり読んでいる子もいます。それでも難しい本に
手を出さないからと言って読書力が全くついていないという訳ではありません。

〉ほかに、いくつかの助言はありましたが、基本的には今すぐ、スケジュールを立てられるものではないようです。

これも上の例で考えれば、読みたい本のレベルから逆算してスケジュールを立てるという
ことに無理があるのが分かると思います。

〉(2)100万語は足りるのか?どんな意味合いの基準か?

きっかけだけの数字、とおっしゃっていますが個人差もあるわけだし、目指すところも
違っていればきっかけ以上の基準を設けるのは不可能であるように思います。
そもそも「足りる」とはどうなった状態をさすのでしょうか?

〉山田先生の話しからすると多読を有効な英語獲得の手段として語るなら、

ここにどうしても違和感を感じてしまうのです。
私はsssのすすめる多読は、単語や文法などの従来の勉強の常識に頼らなくても英文が
読めるようになる方法と理解しています。実際、実践者の中にには中学生(あるいは
それ以下の子供)やかなりの初学者が含まれているということです。そういった人達に
対して一概に「ネイティブの大学教員からも驚かれるほど英文が達者だった故山田和男先生」
のレベルを基準に話をすることは正しいことでしょうか。
また、どうも数字のトリックにかかっているような気になってしまうのは、プロセスという
ものを全く無視しているからではないかと思います。多読で1頁300語、300頁の本を読める
ようにはなると思いますが、それまでにはかなりの時間がかかるでしょう。
でも、それは従来の勉強法で読めるようになろうとしてもかなりの労力を費やすのでは
ないですか?山田先生にしても、生まれて初めて英語の本を手に取った瞬間から1頁300語、
300頁の本が読めた訳ではないと思います。その先生のおっしゃっていることは、ある程度
読めるようになった段階からの話ではないですか?
「作家1人を語るだけでもその作家の作品数十冊は読んで当たり前」という話にしても、
英語の本を読めることと英語で書かれた本の作家を語ることは同一ではないと思います。
別の方も書いていらっしゃいましたがそういうのは専門の職業にしていらっしゃる方か、
趣味の高じた方にまかせておけばいいのではないでしょうか。

〉SSSは「いいかげんなところがいいんです」という意見がありましたが、これではいいかげんを通り越して無責任ではないでしょうか?

いいかげんというのは、確かにあまりいい言葉ではなかったかもしれませんが、
ちゃらんぽらんとか結果はどうでもいいとかいった意味ではなく、四角四面な
ルールや基準にとらわれないという意味ではないかと思います。実際、多読を
始めるのに英検何級以上とかTOEIC何点以上という資格もなければ、中学生から
TOEIC900点以上取得者まで学習者を選びません。清濁あわせ飲む器量とでも
言ったらいいでしょうか。私は個人的に多読で人生観が変わったのでほめすぎて
いるかもしれません。ごめんなさい。ここは適当に割り引いて下さい。
それより私にとっては「これだけやれば確実にこのレベルに達します」という保証が
あったほうが逆に信じられくてうさんくさく思ってしまいます。

それから1億語を目指すか否かに関してですが、私は1億語、2億語と無限に
カウントしていくことにそれほど意味があるとは思えません。
自分がストレスなく読めるようになったという実感が持てたらあとは好きなだけ
好きな本を読んでいけばいいわけですから。語数カウントは多読を始めた初期の
段階に効果を体感できなくてやめてしまわないよう、読んだ量を目安にしたり
励みにするためにあるものと思います。この学習法(と言っていいのか
分かりませんが)を実践している人は多読の効果をデータとして出すために
やっている訳ではないでしょうから、自分の感覚で効果が得られたと思えば
語数カウントをやめても別にいいのではないでしょうか。
もちろん、語数カウントが趣味という人が楽しんで数えるぶんには
かまわないと思います。

いろいろ書いてしまいましたが、私はあなたが何を求めているのかどうしても
分からないのです。あなたが先輩から教わった学習法に確信を抱いており、
英文を読む時に訳読もしていないし返り読みもしていないというなら無理に
何か新しいことを始める必要はないように思います。それよりその勉強法を
教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?


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[賛成] 431. Re: SSSとは何?

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/9/6(00:08)

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オレンジピールさん、ひさしぶりですね!
酒井@快読100万語!です。

〉Tallinnさん、はじめまして。

Tallinnさん、こんばんは!!
もっとも、もうこのスレッドを読んではおられないという仮定で
書いておりますが・・・

〉〉SSSは「いいかげんなところがいいんです」という意見がありましたが、これではいいかげんを通り越して無責任ではないでしょうか?

〉いいかげんというのは、確かにあまりいい言葉ではなかったかもしれませんが、
〉ちゃらんぽらんとか結果はどうでもいいとかいった意味ではなく、四角四面な
〉ルールや基準にとらわれないという意味ではないかと思います。実際、多読を
〉始めるのに英検何級以上とかTOEIC何点以上という資格もなければ、中学生から
〉TOEIC900点以上取得者まで学習者を選びません。清濁あわせ飲む器量とでも
〉言ったらいいでしょうか。私は個人的に多読で人生観が変わったのでほめすぎて
〉いるかもしれません。ごめんなさい。ここは適当に割り引いて下さい。
〉それより私にとっては「これだけやれば確実にこのレベルに達します」という保証が
〉あったほうが逆に信じられくてうさんくさく思ってしまいます。

うーーん、オレンジピールさん、このあたり、「いいかげん」を
いいだした本人としては、もう冥利に尽きるといううれしさです。
どうしてTallinnさんはこのあたりの機微を理解できないのでしょうか?
なんらかの偏りから出発しているのかもしれませんね。

Tallinnさんはともかく、オレンジピールさんの「清濁併せのむ器量」
という評価に、我が意を得たりという気持ちです。ありがとー!

〉それから1億語を目指すか否かに関してですが、私は1億語、2億語と無限に
〉カウントしていくことにそれほど意味があるとは思えません。
〉自分がストレスなく読めるようになったという実感が持てたらあとは好きなだけ
〉好きな本を読んでいけばいいわけですから。語数カウントは多読を始めた初期の
〉段階に効果を体感できなくてやめてしまわないよう、読んだ量を目安にしたり
〉励みにするためにあるものと思います。この学習法(と言っていいのか
〉分かりませんが)を実践している人は多読の効果をデータとして出すために
〉やっている訳ではないでしょうから、自分の感覚で効果が得られたと思えば
〉語数カウントをやめても別にいいのではないでしょうか。
〉もちろん、語数カウントが趣味という人が楽しんで数えるぶんには
〉かまわないと思います。

これもその通りだと思います。語数カウントをやめてしまったけれども
たくさん読んでいるという人を何人も知っています。
このスレッドにたくさん登場しているたかぽんさんもとっくの昔に
数えるのをやめています。数えている人たちだって、いまはもう
趣味で数えているのですよ。けれども、Tallinnさんたちは
「楽しい」「趣味」という基準が一体どういうことなのか、
想像もつかないのだと想像します。

〉いろいろ書いてしまいましたが、私はあなたが何を求めているのかどうしても
〉分からないのです。あなたが先輩から教わった学習法に確信を抱いており、
〉英文を読む時に訳読もしていないし返り読みもしていないというなら無理に
〉何か新しいことを始める必要はないように思います。それよりその勉強法を
〉教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
〉英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?

まったくぼくの気持ちと同じです!

ただ、ぼくはTallinnさんのような人に掲示板上で、実生活で、
何度も付き合っているので、Tallinnさんのいう先輩は架空の人物で
あろうと思っています。

同様に訳読も返り読みもしていないというのも今回の投稿の行きがかり
上で書いたことで、実際にはTallinnさんは訳読をしているとみています。
おそらくそれが唯一の学習法と思いこんでおられるのでしょう。

残念なことですが、それはそれで受け入れるしかありません。

他の人の意見はともかく、掲示板に集う人たち(投稿する人も
まだしていない人も)に Happy reading!!!!!!!!


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436. Re: SSSとは何?

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/6(23:16)

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こんばんわ。

〉いろいろ書いてしまいましたが、私はあなたが何を求めているのかどうしても
〉分からないのです。

これはすでに書いています。多読を取り入れることによって効率よく英語力をつけられるか、あるいは何か別の有効性があるかを知ることです。全体的な話としてまた別にあげます。

〉教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
〉英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?

それはすでにわかっています。だから、多読にかかる時間の目安がわかれば比較ができます。


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437. そういうことでしたら

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/9/7(00:05)

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Tallinnさん、こんばんは。

〉〉教えて下さった方に、同じ質問(すなわちあとどれくらい勉強すればあのような
〉〉英文がストレスなく読めるようになるか)をしてみたらいいのではないでしょうか?

〉それはすでにわかっています。だから、多読にかかる時間の目安がわかれば比較ができます。

ではその方はどれぐらい、何時間勉強すればいいという回答をしていますか。参考にお聞かせください。

そして、Tallinnさんへのお返事(少なくとも直接質問に答えようとしているお返事)を見れば「○時間、○万語」という答えは出ないことはもうおわかりですね。
とりあえず1分100語として(英語が得意でない人が多読を始めるときの目安ですが)、Tallinnさんが勉強に使える1時間のうち30分を当てるとします。

100語×30分=3000語
3000語×365日=1095000語

1年で100万語超えます。分速が早かったらもっと早く達成できます。
ためしに100万語読んでみませんか?

Tallinnさんの興味からしますと、ノンフィクションを中心に読めばいいと思います。GRにも児童書にもノンフィクションのシリーズがあります。繰り返し言いますが、Tallinnさんにとって「すらすら」「快適に」読めるレベルのものを読むことが大切です。100万語読めばTallinさんが最初に挙げた目標本が読めるかどうか保証はできませんが、自分なりに読めるめどがついてくると思います。


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454. Re: そういうことでしたら(例文つき)

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/9/8(07:22)

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おはようございます。

〉ではその方はどれぐらい、何時間勉強すればいいという回答をしていますか。参考にお聞かせください。

700時間。つまり、あと2年です。そしてその中間に位置する目標英文の一つはこれです。

A young man sees a sunset and, unable to understand or to express the emotion that it rouses in him, concludes that it must be the gateway to a world that lies beyond. It is difficult for any of us in moments of intense aesthetic experience to resist the suggestion that we are catching a glimpse of a light that shines down to us from a different realm of existence, different and, because the experience is intensely moving, in some way higher. And, though the gleams blind and dazzle, yet to they convey a hint of beauty and serenity greater than we have known or imagined. Greater too than we can describe; for language, which was invented to convey the meanings of this world, cannot readily be fitted to the uses of another.


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