[掲示板: 〈過去ログ〉Visitor(訪問者)の掲示板 -- 最新メッセージID: 592 // 時刻: 2024/11/25(05:02)]
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お名前: 翁家
投稿日: 2006/9/3(22:17)
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Tallinnさん、こんばんは。翁家です。
タイトルの「SSSとは何?」への答えではないですが、私の意見(愚痴)を聞いて下さい。とても長くなってしまいました。読むのが面倒くさいと感じられた場合は、最後の文章だけ読んで下さい。
そもそも話の始まりは、難しいと言われる次の5つのサンプルを8割程度の理解で読み進める読書量は何百万(千万)語か?ということでしたね。
・History of Western Philosophy by Bertrand Russel
・Age of Uncertainty by John Kenneth Galbraith
・Infinite in All Directions by Freeman Dyson
・TIMEのEssayやThe Economistのカバーストーリー
それで、上から3つの本を読んだ人がいなくて、明確な回答が得られなかった。
以前、ある人の「高嶺の花と思っていたTIMEが抵抗なく読めた。どうやら500万語くらい読んで自分の中に変化を感じた」という過去ログを紹介しましたが、Tallinnさんは「TIMEは最近、読者を増やすためにレベルを下げたから参考にならない」とバッサリ切り捨てました。
上から3冊は手に入れるのが大変なので、TIME(August 28, 2006)とThe Economist(August 19TH-25TH 2006)を先週末に買って読んでみました。TIMEのESSAYもThe Economistのカバーストーリーも、なるほど難しかったです。TIMEの方は、著者の知識レベルにまで自分が達していない為、著者の論理展開についていけませんでした。The Economistのカバーストーリー(これは表紙に関連した話題、という意味ですよね)は、レバノンやヒズボラの話で、読む前から腰が引けてしまいました。
しかし、The Economistは1000円もしたので、仕事絡みの「Finance and economics」を読んだところ、日頃、仕事で接している内容なので、知らない単語はたくさんありましたが読んで内容を理解することができました。「お〜、エコノミストなんてチョロいじゃん」と今では自信満々になっています(笑)。
私の中での結論ですが、・・・。「読めるか否かは、スラスラ感や爽快感を除けば、書かれている背景知識があるかないか」につきると思います。それを「英語を何百万(千万)語読んだら、これらの本が読めるようになるのか」と聞いてくるのは、最初から自分で答えを知っているくせに「ほらほら、俺様の求めている答えが出せないだろ」と言っているような嫌な奴みたいです。
結局のところ、Tallinnさんは何を求めているのかがわかりません。本当に上の5冊を8割程度の理解力で読み進めるようになりたいのなら、多読以外の選択肢の方が良いかも知れません。「多読が良いよ」と言ってみたところで、「Russel他を読んでもみたことがない輩が何を言っても説得力がないよ」とバッサリですし、ストライク以外の話は、含蓄のある話であるにも関わらず、雑音とバッサリ切り捨てます。何だか取り付く島がありません。
英語はなにびとにとってもツールです。Tallinnさんは「読み」としてのツールなのか、ディスカッションなのか、物を売るのか買うのか・・・。何にしても、「読む」「書く」「聞く」「話す」の技量をトータルで上げて行くには私は多読が良いと感じています。少なくとも自分には合っていました。
仕事においては甘えは許されません。辞書を引いても徹夜をしてもやりきらないといけません。大勢の前でプレゼンテーションをして、受けた質問が理解できず、頓珍漢な回答をして失笑を買ってしまい、結局仕事に失敗してしまった人や、いろいろな学習法を渡り歩いた人が、ラストリゾートとして「多読」をやっているケースが多々あります。
もう少し素直に、人の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。「参考書を何冊やったら司法試験に受かるか」、「本を何冊読んだら医学部に受かるか」と聞かれて明快に答えられる人はいません。「私は、この先生の授業を受けて、サブノートを作ったよ。」とアドバイスをしてくれた人に、「私の質問には答えていない、期待していたものとは違う」と言っている様です。
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407. Tallinnさん、横から失礼します。 翁屋さん、僕は気にしてないよ〜!!
お名前: Yoshi
投稿日: 2006/9/3(23:21)
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翁家さん、お久しぶりです!! Yoshiです。
Tallinnさん、横レス、失礼します。
〉以前、ある人の「高嶺の花と思っていたTIMEが抵抗なく読めた。どうやら500万語くらい読んで自分の中に変化を感じた」という過去ログを紹介しましたが、Tallinnさんは「TIMEは最近、読者を増やすためにレベルを下げたから参考にならない」とバッサリ切り捨てました。
ここんとこ、僕はぜんぜ〜ん気にしてないからね〜。
気にしないでくださいね。
僕は、ぜんぜん平気ですよ。
これだけが、言いたかったので、出て来ました。
〉上から3冊は手に入れるのが大変なので、TIME(August 28, 2006)とThe Economist(August 19TH-25TH 2006)を先週末に買って読んでみました。TIMEのESSAYもThe Economistのカバーストーリーも、なるほど難しかったです。TIMEの方は、著者の知識レベルにまで自分が達していない為、著者の論理展開についていけませんでした。The Economistのカバーストーリー(これは表紙に関連した話題、という意味ですよね)は、レバノンやヒズボラの話で、読む前から腰が引けてしまいました。
翁屋さん、そこまでして相手の方の事を理解しようとされるなんて、なんて
思いやりのある人なんでしょう。
〉しかし、The Economistは1000円もしたので、仕事絡みの「Finance and economics」を読んだところ、日頃、仕事で接している内容なので、知らない単語はたくさんありましたが読んで内容を理解することができました。「お〜、エコノミストなんてチョロいじゃん」と今では自信満々になっています(笑)。
おっ!! 専門が僕とほぼ同じですやん。びっくりです。
そうですよね、専門知識があるとなしでは全然ちがう。
僕も同感です。
むかし高校のとき、たまたま買った”エコノミスト”(これは日本語の雑誌のエコノミストです。いまは廃盤になってる?)を読んで、日本語なのに
ちんぷんかんぷんだった。つまり高校生といえば日本語の国語力からすれば
十分な力をもっているはずなのに、エコノミストの記事は読めなかった要因
は、たった一つ、経済及び財務等の専門知識がなかったからですよね。
〉もう少し素直に、人の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。「参考書を何冊やったら司法試験に受かるか」、「本を何冊読んだら医学部に受かるか」と聞かれて明快に答えられる人はいません。「私は、この先生の授業を受けて、サブノートを作ったよ。」とアドバイスをしてくれた人に、「私の質問には答えていない、期待していたものとは違う」と言っている様です。
Tallinnさん、横からレスで申し訳なかったですが、ひとこと申させていただ
ければ、僕も翁屋さんと同じように思います。
Tallinnさんのご質問にわざわざ該当の雑誌を購入して読み、そして真摯にこうやって返信しておられる方や貴重な時間を費やして、たくさんのタドキストの方々が返信されています。
そのことをもう少し大事にされてはと思います。
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Yoshiさん、こんにちは。
前の投稿で断りなしに勝手に投稿を引用してしまったので、とても申し訳なく思っていました。
Yoshiさんのあの投稿は私が多読を始めて間もない頃に目にした投稿で、私の中では永久保存版の投稿です。
Yoshiさんから「気にしてないよ」と言っていただいたので、今夜から安心して寝ることができます。
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こんばんわ。
〉以前、ある人の「高嶺の花と思っていたTIMEが抵抗なく読めた。どうやら500万語くらい読んで自分の中に変化を感じた」という過去ログを紹介しましたが、Tallinnさんは「TIMEは最近、読者を増やすためにレベルを下げたから参考にならない」とバッサリ切り捨てました。
それで具体的に例文を出したわけです(あの3つを打ち込むのはちょっと面倒でしたが)。ご存知かどうかわかりませんが、最近のESSAYは本当に信じられないくらい軽いのがあります(私はその変化に目を疑いました)。だから、どれを見て言っているかでかなり違います。その人に何を読んだか打ち込めとはいえませんから、私が昔の典型例を引っ張りだしました。
〉私の中での結論ですが、・・・。「読めるか否かは、スラスラ感や爽快感を除けば、書かれている背景知識があるかないか」につきると思います。
私はそう思ったことはないです。単語も背景もわかっていても読みにくい英文はあり、何度も苦しめらました。
>最初から自分で答えを知っているくせに「ほらほら、俺様の求めている答えが出せないだろ」と言っているような嫌な奴みたいです。
苦労して調べたから答えは大方得てますが、じゃ、最初からすんなり読めるかと言われたら、読めません(Dysonの例文だけは除く)。だから、提示するにはいい例だろうと思いました。それが可能な人がいたら、どれぐらい読んだかが参考になるはずです。それが誰でも同程度の多読量であれば皆さんの多読は見積れるということになります。そこまで至らなかったということです。具体的には倍・半分程度の範囲が得らればその数字は信用できるだろうと思ってますが、ばらつきが大きく、それにどれぐらい理解しているか私にはわかりませんでした。
〉結局のところ、Tallinnさんは何を求めているのかがわかりません。本当に上の5冊を8割程度の理解力で読み進めるようになりたいのなら、
この5冊は代表選手として選択したのであり、これでなければならないというわけではありません。具体的に示さないとお互い何も進まないでしょうから、かなり時間をかけて選んで出しました。3つにはそれぞれ役目を持たせて出しているのです。いい加減に選んだわけではありません。
> 含蓄のある話であるにも関わらず、雑音とバッサリ切り捨てます。
概してですが、皆さん一般論的すぎるか、ずれるかです。雑音の例では自分でルートを作ってみたらと言われました。自分で作るのであればここで質問したりはしません。読書量は絶対に皆さんの方が上なんですから。できるだけ無駄は避けたいと何度も言っているのにです。TIMEの解説を読むより、TIMEそのものを読めともいわれましたし。TIMEを読んでみて十分に理解できないから解説を読んだりするのであって、その逆はしたことはないです。
〉英語はなにびとにとってもツールです。Tallinnさんは「読み」としてのツールなのか、ディスカッションなのか、物を売るのか買うのか・・・。
全てです。ただし、今はネットが情報源になってきましたから、読み書きが中心になるのは理解していただけるでしょう。
〉もう少し素直に、人の意見に耳を傾けてはいかがでしょうか。
そちらから見たらそうかもしれません。しかし、上のように私も考えて質問はしているつもりです。お互い有益な方がいいに決まってますから。
>「参考書を何冊やったら司法試験に受かるか」、「本を何冊読んだら医学部に受かるか」と聞かれて明快に答えられる人はいません。
受かるかどうかはさすがに答えられないでしょうけれど、このレベルなら合格ラインは超えているかどうかはいえますよ。ある予備校講師などは問題集を6冊やらない者には合格を保証しないとか言いますしね。そういう基準らしきものがこれだけの人がやっているのならあるのではないでしょうか、というのが今回の趣旨です。それは今のところないというのが皆さんの答えですよね。