[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(08:07)]
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553. Re: 【世界史クラブ雑談】眠られぬ夜のための歴史クイズ(イギリスから)
お名前: 杏樹
投稿日: 2006/7/10(00:26)
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akoさん、こんにちは。
〉世界史クラブへようこそ、「私の研究室へようこそ」(カノッサの屈辱)と言ってみたいakoです。
〉実は世界史クラブの皆さんとの出会いで、大いに刺激を受けてしまいました。
〉…というのも、ついうっかり立ち読みに入った書店にて、自分としては初めて、
〉英語の歴史雑誌を衝動的に買ってしまう!
〉という恐るべき快挙(暴挙?無駄?)を果たしてしまいました。
おお〜〜!すばらしい。快挙ですよ、快挙。
〉以前は、洋雑誌の前など素通りしてました。こんなの買うの生まれて初めてです。
〉皆様のおかげです。ありがとうございます。
〉雑誌名 「BBC History Magazine」 (June/2006)
このタイトルを見て衝動買いをしたくなったakoさんの気持ちがわかりますぅ〜。
〉本文の記事はまだまだ到底読めないですが、
〉タイトルだけ、リード部分だけ、広告だけ読むといった、
〉快調な飛ばしまくりの読み方ができ、も〜〜のすごく嬉しかったです。
〉愛があればキリン読み、してみるものですね!
そーですよ。どんどんキリン読みしましょう。愛があれば大丈夫。
〉記事の中に、おお!これはクイズ向き、と思ったものがありました。
〉(著作権侵害にはならないと思うのですが、
〉 アブナイようでしたら削除即応します)
〉回答は、適度な期間経過後にこの投稿に返答する形でつけますね〜♪
〉今年1月、イギリスのRadio Times website で行われたオンライン投票の質問がありました。
〉On what historical anniversary do you think Britain should celebrate 'British Day'?
〉さてそこで問題です!(すっかりミステリーハンター気分^^)
〉この質問にトップを飾ったイギリスの歴史的な日とは、一体いつだったのでしょうか?
〉ビックリしたのは、D-Day (6/June/1944) も、VE Day (8/May/1945)も抜き、
〉ネルソン提督のトラファルガー勝利(21/Oct/1805)も抜いて、
〉この出来事がトップだったということでした。
〉なお、Great Britain(England, Scotland, Wales)成立の1707年と、
〉Act of Union の1800年は考慮外なのです。よろしくよろしく
Tinyさんの回答を見たらそれしか考えられなくなってしまいました。イギリス人ってそういう方向でモノを考えそうな気がして…。
あと考えられるものとしては名誉革命ぐらいかな…。
〉------------------------------------
〉以下は、同誌紹介を兼ねて、世界史クラブakoのキリン読み報告でーす。語数不明(笑)
〉初体験の興奮でうまくまとまらなさそうなので、箇条書きにします。
〉この雑誌、つくづく歴史オタク向きと思いまして…(笑)
〉※ 英文雑誌を見て笑えた自分には大いに感動(泣)
〉 ↑
〉 多読的重要ポイント(笑)
〉(1)あらゆる時代の6月に起きたことを、6月1日から6月30日まで、
〉 一日1事件ずつ羅列するページが!(驚き&呆れ(笑))
本当にオタク!マニア!おもしろーい!
〉 歴史好きの自分も、このオタクぶりに大笑い。
〉 それとフランスとの友好関係が怖くなってきたので(笑)、
〉 フランス中心の本も読んでバランスとりたくなってきました…
〉 BBCさん…頼むよ…
どこでもそういうものなんですよね。欧州統一教科書を作るときもモメにモメたらしい。そりゃ、ドイツにとってはナポレオンは侵略者だけどフランスでは英雄。向こうの戦勝はこっちの敗戦。自国を正当化したり英雄視したりするのはどこでもやってることですが、それを鵜呑みにしないよう多角的な視点でものが見られるようにしなくてはいけないんですね。
〉
〉(2) 「…let you experience the adrenaline rush of a Napoleonic French Cavalry Charge or become one of the Duke of Wellinton's "Scum of the Earth"…」
〉 意味不明な語もあるんですが、そこは飛ばして、
〉 アドレナリンとかナポレオンとかウェリントンとか言うから何かと思ったら…
〉 歴史のワンシーンが舞台の兵士のフィギュア(?)の広告(?)
〉 つまりミニチュアのお人形さんなんだけど…ガンダム?(爆)
〉 兵隊さん並べて××の戦い再現!倒せナポレオン!とか言って
〉 興奮するのだろうか…W杯サッカー、フランスが優勝したら怖い…
〉 ※ SSS的注意…「W杯」と前置きしておかないと、
〉 ルイス・サッカーとカン違い…ここではしないだろう(笑)
この間テレビで見ましたが、フランスにもそういうのがあるみたいですよ。ルイ9世つまり聖王ルイが兵士たちを率いて十字軍へ行くフィギュア。
〉
〉(3)巻末の娯楽ページにあったミニコラム
〉 統治期間が世界一長い君主とその期間? し、知るわけない…
〉 紀元前2000年代のエジプト第6王朝で、
〉 94年間統治したファラオ Phiops(Pepi)II …だそうです(笑)
〉 しかも、発掘された像の写真付き。
それ、聞いたことはありますが信用できる記録なのかどうか…。
確実なのならヴィクトリア女王とかフランツ・ヨーゼフ1世あたりではないかと。
〉(4)娯楽ページのミニコラム、その2
〉 「10 Famous beekeepers」 Beeって。。。は、はい?
〉 アリストテレス、ジョージ・ワシントン、トルストイ、ポアンカレ等が、
〉 熱心な愛好家だったそうですが…
〉 いったい誰が関心を持つというのか(爆)
〉 いや、待てよ、もしかしたらそういう関心を持っていたことで、
〉 何か歴史的に重要な決断が為されたのかも… まさか…
まさしく「はあ?」な話題…。
〉(5)ジョージ・ワシントンの肖像画、しっかり口を閉じている、そのわけは?
〉 ワシントン氏は大統領になった時、すでに自分の歯は1本しかなかったそうで(笑)
〉 他の歯は、Warlus ivoryだったとのこと。
〉 Warlus…って! こないだ子ども向けGRの理科本で見たばかり!納得!
オーストリア皇后エリザベートも歯並びが悪かったとか黄ばんでいたとか言われてますね。だから写真も肖像画も歯を見せているものが全くない。
〉(6)歴史関連イベント紹介コーナー
〉 いやぁ〜、実に楽しい、まさに好きモノのための娯楽ページ?
〉 イギリス中のあちこちで開催されている博物館、美術館などの、
〉 歴史関連イベント、展示案内です。
〉 難しい文章のない欄なので、気楽に眺めることができました。
〉 もし自分が英国に住んでいたら、アレに行こう、コレに行こう、と妄想はふくらむばかり。
〉 記事の端に、キリトリ線入りの券、一人分の入場料で2人入れる(?)までついてて…
うわー。それは行きたくなってしまう!クーポン券つき!すばらしい!
〉 たとえば…
〉 「ロンドン空襲体験はいかが、ガスマスク装着、当時の衣装も着てみよう!
〉 さぁ、あなたも第二次大戦下のロンドン市民だ」
〉 掲載サイトまでつい見てしまった…
〉 [url:http://www.britainatwar.co.uk] ←空襲警報の音が出てビックリ
日本には空襲体験とかいって防空頭巾を着てみようとか、防空壕を訪ねてみようとか、こんな調子で宣伝したら不謹慎だと言われるかも…。
〉 キリトリ券、有効期限8月31日…。ロンドン行きたくなるじゃないですかー(泣)
〉 そうだ!
〉 ORTで、戦時下のロンドンがテーマになったお話を読んだのを思い出しました!
たしかH○Sでヨーロッパ方面へ格安航空券の広告がこの間…。
〉
〉(7) …
〉 すでに大半の方は呆れてることと思いますので、このへんで失礼いたします。。。
〉 ORTの話で〆ることができてよかったデス、ほっ…(笑)
あきれるどころかこんなに喜んで読んだのは私だけでしょうか…。
以下略さないでもっとー…って言うなら自分で買えと言われそうな。
〉PS
〉そうそう、中国好きの我がクラブ部長宛てに、今回の副産物をちらりと…
〉今号はなぜか台湾史のページがありまして、
〉鄭成功、蒋介石や陳水扁を英語でどう書くかわかりました〜
PSどうも。蒋介石はジーン・フリッツの本を見たときに出てきました。あとはどうなんでしょう。大陸のローマ字つづりとは違うのかな?
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お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2006/7/10(01:08)
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杏樹さん、こんばんは
〉Tinyさんの回答を見たらそれしか考えられなくなってしまいました。イギリス人ってそういう方向でモノを考えそうな気がして…。
〉あと考えられるものとしては名誉革命ぐらいかな…。
もしかして、非表示にする前に回答を見られました?
Radio Times のオンライン投票は10個の中から1つ選ぶ
ようになってました。選択肢が無いと範囲が広すぎて
答えようが無いですけど、まあakoさんなんで・・・。
〉PSどうも。蒋介石はジーン・フリッツの本を見たときに出てきました。あとはどうなんでしょう。大陸のローマ字つづりとは違うのかな?
お詫びに調べておきました。
鄭 成功 Zheng Chenggong
[url:http://en.wikipedia.org/wiki/Zheng_Chenggong]
陳水扁 Chen Shuibian
[url:http://en.wikipedia.org/wiki/Chen_Shui-Bian]
これでゆるして下さい。m(__)m
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お名前: 杏樹
投稿日: 2006/7/10(23:27)
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Tinyさん、こんばんは。
〉〉Tinyさんの回答を見たらそれしか考えられなくなってしまいました。イギリス人ってそういう方向でモノを考えそうな気がして…。
〉〉あと考えられるものとしては名誉革命ぐらいかな…。
〉もしかして、非表示にする前に回答を見られました?
そうなんですよ。投稿してからもっかい見直したら非表示になっていて…。
カンニングしてたんですね、Tinyさんてば、もー。
〉Radio Times のオンライン投票は10個の中から1つ選ぶ
〉ようになってました。選択肢が無いと範囲が広すぎて
〉答えようが無いですけど、まあakoさんなんで・・・。
くくく…。
〉〉PSどうも。蒋介石はジーン・フリッツの本を見たときに出てきました。あとはどうなんでしょう。大陸のローマ字つづりとは違うのかな?
〉お詫びに調べておきました。
〉鄭 成功 Zheng Chenggong
〉[url:http://en.wikipedia.org/wiki/Zheng_Chenggong]
〉陳水扁 Chen Shuibian
〉[url:http://en.wikipedia.org/wiki/Chen_Shui-Bian]
〉これでゆるして下さい。m(__)m
いろいろ見つけてきますねー。
これならピンイン(ローマ字)つづりそのままです。
鄭成功は歴史上の人物だからいいとして、台湾でもどの程度大陸と共通のローマ字つづりが採用されているのか知りませんでしたので。
台湾の絵本は今でも「注音字母」という記号で読み方が書いてあるんです。今、日本で出てる中国語の教材では注音字母は全く使われていないので、どう読むのかチンプンカンプンです。
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お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2006/7/11(00:43)
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杏樹さん、こんばんは
〉そうなんですよ。投稿してからもっかい見直したら非表示になっていて…。
〉カンニングしてたんですね、Tinyさんてば、もー。
調べずに分かる訳が・・・。
Radio Times のサイトには選択肢しか無いです。
BBCのサイトで関連記事が読めます。
〉台湾の絵本は今でも「注音字母」という記号で読み方が書いてあるんです。今、日本で出てる中国語の教材では注音字母は全く使われていないので、どう読むのかチンプンカンプンです。
こちらのサイトなどどうでしょう?
語学/中国語/注音符号 - niampage
[url:http://niam.main.jp/pukiwiki/index.php?%E8%AA%9E%E5%AD%A6%2F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%2F%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%8F%B7]
注音符号 - Wikipedia
[url:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%8F%B7]
Wikipedia 英語
[url:http://en.wikipedia.org/wiki/Zhuyin]
Wikipedia フランス語
[url:http://fr.wikipedia.org/wiki/Bopomofo]
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お名前: ako
投稿日: 2006/7/11(00:17)
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杏樹さん、こんにちは。
〉〉恐るべき快挙(暴挙?無駄?)を果たしてしまいました。
〉おお〜〜!すばらしい。快挙ですよ、快挙。
ありがとうございます!
購入した瞬間は、まさか投稿までするとは思ってなくて、
どうせ読めなくてもいいや、記念にとっておこう、、、とコソコソ思っていたんです。
〉〉雑誌名 「BBC History Magazine」 (June/2006)
〉このタイトルを見て衝動買いをしたくなったakoさんの気持ちがわかりますぅ〜。
やはり!!(笑) もう、ワタクシむらむら来ちゃいました。
1,974円と高価でしたがこれだけ楽しめれば満足です。
そもそも知らなかったんです、こんな雑誌があったなんて。
でも以前なら、パラパラ立ち見で絵やグラフだけ見て終わりだったでしょう。
〉Tinyさんの回答を見たらそれしか考えられなくなってしまいました。イギリス人ってそういう方向でモノを考えそうな気がして…。
〉あと考えられるものとしては名誉革命ぐらいかな…。
そう来なくっちゃ! 名誉革命もありそうですよね!
単純に考えると、戦勝記念というのが一番ありがちですけど、
戦争とは関わりのない出来事で、一つの国として誇りにしたいことにはどんなことがあるか、という視点から考えてみると、正解を考えるより有意義でさえあるかも、と思います。
〉どこでもそういうものなんですよね。欧州統一教科書を作るときもモメにモメたらしい。そりゃ、ドイツにとってはナポレオンは侵略者だけどフランスでは英雄。向こうの戦勝はこっちの敗戦。自国を正当化したり英雄視したりするのはどこでもやってることですが、それを鵜呑みにしないよう多角的な視点でものが見られるようにしなくてはいけないんですね。
その通りですね。おかげで今、思い出しました。
90年代の欧州統一歴史教科書の英語版、記念に買ったんだった…
絵だけ見て、あとは読めないままどこにしまったやら、、、探してみます…
〉〉 兵隊さん並べて××の戦い再現!倒せナポレオン!とか言って
〉〉 興奮するのだろうか…W杯サッカー、フランスが優勝したら怖い…
〉この間テレビで見ましたが、フランスにもそういうのがあるみたいですよ。ルイ9世つまり聖王ルイが兵士たちを率いて十字軍へ行くフィギュア。
何とフランスにも! 大笑い(してる場合ではないのかも)
〉〉(5)ジョージ・ワシントンの肖像画、しっかり口を閉じている、そのわけは?
〉オーストリア皇后エリザベートも歯並びが悪かったとか黄ばんでいたとか言われてますね。だから写真も肖像画も歯を見せているものが全くない。
まぁ、そうだったの!
まだ矯正歯科やらアパガードみたいなものって無かったのかしらん(笑)
〉〉(6)歴史関連イベント紹介コーナー
〉日本には空襲体験とかいって防空頭巾を着てみようとか、防空壕を訪ねてみようとか、こんな調子で宣伝したら不謹慎だと言われるかも…。
たたた、確かに…(恐)
〉〉 すでに大半の方は呆れてることと思いますので、このへんで失礼いたします。。。
〉〉 ORTの話で〆ることができてよかったデス、ほっ…(笑)
〉あきれるどころかこんなに喜んで読んだのは私だけでしょうか…。
〉以下略さないでもっとー…って言うなら自分で買えと言われそうな。
ははは、ワタシがある程度楽しめて読めたところしか書いてないので。
「History Magazine」の名誉のために追加しますね。
さすがに「倒せ!ナポレオン」の人ばかりが読む雑誌ではないと思いますから(笑)
本文記事はきわめて真面目な企画の記事です。
一番の目玉記事は、
Why the 20th century was the bloodiest in human history?
戦争別死者数統計グラフ、世界地図上に戦争一覧を図示して整理したページがあり、とにかくどうしてここまで暴力的だったのかという点に的を絞った、かなり真面目な内容のようです。(「のようです」としか言えない…)
2番はアメリカ独立戦争関係。戦いは有名人だけのものではなく、普通の人々も大いに夢を持って参加、先住民、女性、黒人、そしてイギリス側についた先住民のことなど、独立戦争の内部に迫る記事。(ウルトラ飛ばし読み&小見出しから想像(笑))
他はさすがイギリス歴史雑誌。
ノルマン征服直後のイギリスや、ローマ時代のブリテン島、リチャード3世の結婚と王位獲得の関係について…等等です。
さすがだな、と思ったのは、それぞれの記事から発展し、記事の最後に、関連した書籍の紹介があるという点で、それらは学者の書いた専門書なんです。
簡単な部分として、フィギュアとか古代遺跡ツアーという敷居の低いものや、オタク好みのトリビアコラムもあるのに、
日本でいえば、月刊の『文芸春秋』とか『中央公論』のような論壇誌として、学術書への橋渡しの役割も果たすという点が凄い、という印象を受けました。
歴史について、英語できちんと読みたい人なら、
最後はきちんと専門書案内へと進めます。
実に読みごたえのある雑誌なのだと思いました。
あぁ、こんな凄い英語読めれば…
邦訳がでる前に、イギリス歴史界の最新の議論を知ることができるのね…ううう…
あ、これ、邦訳が出る前にハリポタ読みたい、って言う人と同じ気持ち?(笑)
やっぱBBCさん、凄いよ… さっきと態度が違う(笑)
〉蒋介石はジーン・フリッツの本を見たときに出てきました。あとはどうなんでしょう。大陸のローマ字つづりとは違うのかな?
Tinyさんが英語のWikiを紹介してくださいましたね。
「History Magazine」ではこうなってました。
鄭成功は、国姓爺で出ていて、Koxinga / Coxinga の両方が出てます。
蒋介石は、Chiang Kai-shek ファーストネームはハイフン入りでした。
陳水扁は、Chen Shui-bian
このへん統一基準があるのかどうか知りませんが、多読的には、
誰のことかがわかればOKということで(笑)
ではでは〜
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akoさん、こんにちは。
〉〉〉恐るべき快挙(暴挙?無駄?)を果たしてしまいました。
〉〉おお〜〜!すばらしい。快挙ですよ、快挙。
〉ありがとうございます!
〉購入した瞬間は、まさか投稿までするとは思ってなくて、
〉どうせ読めなくてもいいや、記念にとっておこう、、、とコソコソ思っていたんです。
でものぞいてみたら、あちこちわかるところがあったんでしょう?
〉〉〉雑誌名 「BBC History Magazine」 (June/2006)
〉〉このタイトルを見て衝動買いをしたくなったakoさんの気持ちがわかりますぅ〜。
〉やはり!!(笑) もう、ワタクシむらむら来ちゃいました。
〉1,974円と高価でしたがこれだけ楽しめれば満足です。
〉そもそも知らなかったんです、こんな雑誌があったなんて。
〉でも以前なら、パラパラ立ち見で絵やグラフだけ見て終わりだったでしょう。
そうですねー。以前なら英語と見るとそれだけで「パス!」してたところです。
〉〉Tinyさんの回答を見たらそれしか考えられなくなってしまいました。イギリス人ってそういう方向でモノを考えそうな気がして…。
〉〉あと考えられるものとしては名誉革命ぐらいかな…。
〉そう来なくっちゃ! 名誉革命もありそうですよね!
〉単純に考えると、戦勝記念というのが一番ありがちですけど、
〉戦争とは関わりのない出来事で、一つの国として誇りにしたいことにはどんなことがあるか、という視点から考えてみると、正解を考えるより有意義でさえあるかも、と思います。
マグナ・カルタはイギリス人にとってそれだけ価値のある出来事だったと思われているということで。
〉90年代の欧州統一歴史教科書の英語版、記念に買ったんだった…
〉絵だけ見て、あとは読めないままどこにしまったやら、、、探してみます…
おお、すばらしい!持っているなんて!私は日本語版を店頭で見て「ぶ、分厚い…」と思ったまま通り過ぎてしまいました。
素晴らしい目標本があるではありませんか。
〉〉この間テレビで見ましたが、フランスにもそういうのがあるみたいですよ。ルイ9世つまり聖王ルイが兵士たちを率いて十字軍へ行くフィギュア。
〉何とフランスにも! 大笑い(してる場合ではないのかも)
いや、私もテレビで見て「はあ?」でした。テレビのために作ったのかと思ったら、プレゼントになっていました。
〉〉あきれるどころかこんなに喜んで読んだのは私だけでしょうか…。
〉〉以下略さないでもっとー…って言うなら自分で買えと言われそうな。
〉ははは、ワタシがある程度楽しめて読めたところしか書いてないので。
といいつつ、これだけ書いているということは、これだけわかった(見当がついた)ということではありませんか。これだけ読めてるじゃありませんか〜。多読ではこれだけわかってれば充分「読めてる」って言うと思う。
〉「History Magazine」の名誉のために追加しますね。
〉さすがに「倒せ!ナポレオン」の人ばかりが読む雑誌ではないと思いますから(笑)
〉本文記事はきわめて真面目な企画の記事です。
〉一番の目玉記事は、
〉Why the 20th century was the bloodiest in human history?
〉戦争別死者数統計グラフ、世界地図上に戦争一覧を図示して整理したページがあり、とにかくどうしてここまで暴力的だったのかという点に的を絞った、かなり真面目な内容のようです。(「のようです」としか言えない…)
うう、すごい企画。
〉2番はアメリカ独立戦争関係。戦いは有名人だけのものではなく、普通の人々も大いに夢を持って参加、先住民、女性、黒人、そしてイギリス側についた先住民のことなど、独立戦争の内部に迫る記事。(ウルトラ飛ばし読み&小見出しから想像(笑))
へぇ〜、へぇ〜。
〉他はさすがイギリス歴史雑誌。
〉ノルマン征服直後のイギリスや、ローマ時代のブリテン島、リチャード3世の結婚と王位獲得の関係について…等等です。
うわー、中世!そういえばリチャード3世は本当にシェイクスピアが書いたような極悪人だったのか…。
〉さすがだな、と思ったのは、それぞれの記事から発展し、記事の最後に、関連した書籍の紹介があるという点で、それらは学者の書いた専門書なんです。
〉簡単な部分として、フィギュアとか古代遺跡ツアーという敷居の低いものや、オタク好みのトリビアコラムもあるのに、
〉日本でいえば、月刊の『文芸春秋』とか『中央公論』のような論壇誌として、学術書への橋渡しの役割も果たすという点が凄い、という印象を受けました。
すばらし〜。
〉歴史について、英語できちんと読みたい人なら、
〉最後はきちんと専門書案内へと進めます。
〉実に読みごたえのある雑誌なのだと思いました。
〉あぁ、こんな凄い英語読めれば…
〉邦訳がでる前に、イギリス歴史界の最新の議論を知ることができるのね…ううう…
〉あ、これ、邦訳が出る前にハリポタ読みたい、って言う人と同じ気持ち?(笑)
英語が読めるようになったらこれだけ世界が広がるということがよくわかりました。専門書にまでたどり着いたらおもしろいですね。多分、専門書はそのジャンルに造詣があれば文学作品よりわかりやすいと思います。
〉やっぱBBCさん、凄いよ… さっきと態度が違う(笑)
〉〉蒋介石はジーン・フリッツの本を見たときに出てきました。あとはどうなんでしょう。大陸のローマ字つづりとは違うのかな?
〉Tinyさんが英語のWikiを紹介してくださいましたね。
〉「History Magazine」ではこうなってました。
〉鄭成功は、国姓爺で出ていて、Koxinga / Coxinga の両方が出てます。
〉蒋介石は、Chiang Kai-shek ファーストネームはハイフン入りでした。
〉陳水扁は、Chen Shui-bian
へぇ〜。鄭成功の場合、「国姓爺」がなまってるとは…。現在のローマ字では国姓爺はGuo xing yeになりますからかなりなまってます。geってどこの発音だろう。
歴史的人物になると、現在のローマ字表記が確立する以前に慣用的に使われてきたつづりがあったりしますから、それがそのまま使われ続けてるんでしょう。蒋介石は現在のローマ字表記ではJiang jie xiです。
陳水扁になると大陸のローマ字と同じになるんですね。
ちなみに「現在のローマ字表記」は中華人民共和国が成立してから公式に定められたものです。ですから台湾ではずーっと注音字母を使ってるんです。でも英語では英文字表記が必要ですからローマ字表記に準じているのでしょうね。
それでは…。