[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(03:04)]
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429. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: チクワ
投稿日: 2005/7/12(00:54)
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杏樹部長、お疲れ様です。チクワです。
〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
いえてます。
〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
有名な人なら、子どもの多読にもそのうち薦められそうですね!
〉「William Shakespeare」(1670語)
〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
〉シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
〉…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
〉時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
You Wouldn't Want to be sick in 16th Century!は、うちにあるので
ぜひこの多角的読書をうちで実現できるようになりたいなー。
(しかし、amazon3〜5週間待ちはつらい。そんな先の自分の経済状態は読めない(爆))
関連した英語の本を読んで、ブックリポートをB紙なんかに視覚的にまとめると
いい夏休みの自由研究とかにもなりそうだよー、みんな、とは、「押し付けない」ぞ〜。
〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉シリーズ一覧から拾って見ます。
名前の後の一言解説に感心しきりです・・・
〉Louis Braille(誰?)
あ、この人は点字を発明したフランス人ですね。
だから点字自体のこともBrailleというようです。(他の言い方もあるのかな?)
DKリーダーかなんかにこの人についての本があったような。いえ、Scholastic Biographyでした。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006301]
また、SIRのHelen Kellerにも名前が出てきます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001412]
私は・・・地元の中3の教科書に載っていたので知りました。
Braille was invented by a Frenchman, Louis Braille.
みたいな・・・受身を習うところ・・・(余計な情報〜。)
〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
カナダ人の、カナダでは小学校の先生、っていう20代くらいの方に
カナダの子どもたちは誰の本をたくさん読みますか?って聞いてみたら
「ロウドー」って、感じに聞こえたんです。む、やっぱり知らんひとか?と思ったけど
念のためにスペルアウトしてもらったら、Roald Dahlでした。わはは・・・歴史上の人物でありながら、今もなお人気ってことでしょうか。すごーい。
ついでながら最近Danny the Champion of the Worldと、The BFGを読みました。
BFGの中の、Dahl's Chikensっていうギャグにバカうけしました。ついででした。
〉Guy Fawks
あ、Guy Fawksだ。読みたいかも。
LLLのInfoTrailに、Who Goes on the Bon Fire?っていう本がありまして
私の中では「問題」の本、なんです。
こういうことをYear2のこどもに問いかけるのかー?とショックでした。
(問いかけはタイトルのとおり。Guy Fawksか、それとも別の人物かどっちか?でWho・・・)
ネタバレにならないようにいえないな・・・
女王側、体制側に身を置かないと読めないんだな、とあとで気づきました。
日本の子どもたちに、平気かなー?
〉●Rookie Read-About Holidays
〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
ああ〜、まだ手に入れてません。
一カ国に他民族、ってぜひ子どもに紹介したいことです。
〉次はイスラム教です。
〉「Ramadan」
〉ラマダンはイスラムの暦で1ヶ月続きます。イスラム教徒にとって聖なる月です。普通「断食月」として有名ですが、ここでは聖なる月の部分を重視した記述になっています。イスラム教徒がこの月をどんな気持ちで迎えるかがよくわかります。
気持ちがよくわかるっていいですね。
ちょっと前まで、ラマダンのときはまるっきり何も食べないのかと思っておりました。
〉次は世界の国に関する本です。
〉●A True Book
〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
シリーズ名と、レベルと語数が好きです。(笑)
〉「China」
〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
ふむ。象形文字なんかもそうってことかな?
〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
読むときは、杏樹さんのご報告から、どういう点がギャップがあったり、ひどいのか踏まえて
読めるから、ラッキー。(ありがとうございます。)
秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉「Asia」
〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
bloodiestはひどいですねー。
いま、どんなお付き合い(外交や民間交流)をしてるんでしょうね〜。
〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
あ、最後の4行は杏樹部長の解説ですね!うっかり、この本に書いてあることかと
誤解しかけました。すみませーん。
はい、部長のお教え、覚えておきます。というか、本を読むときは
またここを確認に来ます!
〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
熱いメッセージのこもったご報告をありがとうございました!
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お名前: ako
投稿日: 2005/7/12(13:14)
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チクワさん、こんにちは。杏樹部長、素晴らしい報告で瞠目です。
部員ako、ほとんどリストラ寸前…
〉〉「China」
〉読むときは、杏樹さんのご報告から、どういう点がギャップがあったり、ひどいのか踏まえて読めるから、ラッキー。(ありがとうございます。)
同意です!同意です!
欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
鵜呑みにして読むと、誤ったアジア認識を刷り込んじゃいますからコワイです。
さて。
〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
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お名前: チクワ
投稿日: 2005/7/12(22:16)
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akoさん、こんにちは。横入りありがとうございます。
〉欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
〉鵜呑みにして読むと、誤ったアジア認識を刷り込んじゃいますからコワイです。
そうですねー。日本人が西洋諸国のGRを読むことで、誤ったアジア認識を刷り込んでいたら、
アジア諸国を怒らせることにもなるかもですね。
〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
! ! !
口あんぐり開けて、手を打って、爆笑しながら、涙が出ました・・・
そうなんですか〜。
くぁ〜。こう表現していただくと「頑張ら」なくても覚えていられます。
大感謝です!
しかし、同時に「頑張る」と書いたことで、えらいハジをさらしたことにも気が付きました・・・(汗汗汗)
しかも世界史専門家には泣けるようなことなんですね。(そりゃ縄文の次が鎌倉じゃねぇ・・・)
泣くなよー、ako少年。オレさまのしっぽ踏んでいいからよ〜。元気出せよー。
じゃ・・・
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/14(00:38)
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チクワさん、akoさん、こんにちは。
〉〉欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
〉〉鵜呑みにして読むと、誤ったアジア認識を刷り込んじゃいますからコワイです。
〉そうですねー。日本人が西洋諸国のGRを読むことで、誤ったアジア認識を刷り込んでいたら、
〉アジア諸国を怒らせることにもなるかもですね。
欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
〉
〉
〉〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
〉! ! !
〉口あんぐり開けて、手を打って、爆笑しながら、涙が出ました・・・
〉そうなんですか〜。
〉くぁ〜。こう表現していただくと「頑張ら」なくても覚えていられます。
〉大感謝です!
〉しかし、同時に「頑張る」と書いたことで、えらいハジをさらしたことにも気が付きました・・・(汗汗汗)
〉しかも世界史専門家には泣けるようなことなんですね。(そりゃ縄文の次が鎌倉じゃねぇ・・・)
〉泣くなよー、ako少年。オレさまのしっぽ踏んでいいからよ〜。元気出せよー。
〉じゃ・・・
実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
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お名前: チクワ
投稿日: 2005/7/14(23:29)
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杏樹さん、こんばんは。再びありがとうございます。
〉欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
たぶん以前にも杏樹さん相手に言ったことかもしれないんですが(つまりこればっかりいってる)
日本神話の神様の髪型が月代にしてあるGRがあって・・・
〉〉〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉〉〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
〉実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
杏樹さん、国籍不明・・・
そーいえばチクワのバレーボールで使うネットでできたザルのような世界史用記憶力でも
秦・・・始皇帝・・・万里の長城?とか浮かんできました。
Googleで見てみたら・・・
始皇帝は万里の長城に建築を始めた人で
その完成までは数百年かかった、とかありました。
つまり、と、いうことは・・・
西洋人にとっては、秦という時代があって、以後数百年は万里の長城を作っていた時代、
その次がモンゴル、っていう意識なのかな?
とか、思いました〜。
では〜。
------------------------------
チクワさん、こんにちは。
〉〉欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
〉たぶん以前にも杏樹さん相手に言ったことかもしれないんですが(つまりこればっかりいってる)
〉日本神話の神様の髪型が月代にしてあるGRがあって・・・
うおぉぉぉ〜〜〜!!初めて聞きました…もしかして、忘れてただけ?
それは秦の始皇帝に辮髪・チャイナ服着せるのと同じですね。…でもそういう絵を見てもおかしいと思う日本人がどれだけいるか…。
〉
〉
〉〉〉〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉〉〉〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
〉
〉
〉〉実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
〉杏樹さん、国籍不明・・・
前世、中国人だったこともあるし…。
〉そーいえばチクワのバレーボールで使うネットでできたザルのような世界史用記憶力でも
〉秦・・・始皇帝・・・万里の長城?とか浮かんできました。
〉Googleで見てみたら・・・
〉始皇帝は万里の長城に建築を始めた人で
〉その完成までは数百年かかった、とかありました。
あったり〜!
長城は北方民族の侵入を防ぐため、長い間にわたって作り続けられていました。始皇帝の時代は土を固めた壁でした。
今見るような煉瓦を積んだものは明の時代、つまり元の次の時代に完成しました。ですから「数百年」ではなくて「千数百年」。
それから「焚書坑儒」って聞いたことないですか?これも秦の始皇帝。
でも始皇帝は単なる暴君ではなく、文字を統一し、貨幣を統一し、度量衡を統一し、道路網を整備し、中国を一つの国としてまとめ上げた人です。
〉つまり、と、いうことは・・・
〉西洋人にとっては、秦という時代があって、以後数百年は万里の長城を作っていた時代、
〉その次がモンゴル、っていう意識なのかな?
〉とか、思いました〜。
万里の長城は世界で通用する建造物。その後西洋人が認識できるのは、恐ろしい征服者チンギル・ハーンとマルコ・ポーロのモンゴル時代。というだけのことだと思います。それに「歴史」だけの本ではないのと、ページ数に限りがあるので、はしょれるものははしょる。
〉では〜。
それでは〜。
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お名前: ako
投稿日: 2005/7/15(15:47)
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杏樹さん、チクワさん、午後の紅茶で一息akoです。
〉実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
そう来たかぁぁぁあああああ(爆)
単純に時代を横で切って平行移動しただけ…という手抜き発想がバレバレであっった。
〉〉〉欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
先にここに追加して書いとくのを忘れました。
「だから、杏樹さんの補足コメントが必要なんです」
〉〉そうですねー。日本人が西洋諸国のGRを読むことで、誤ったアジア認識を刷り込んでいたら、
〉〉アジア諸国を怒らせることにもなるかもですね。
〉欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
日本語のマスコミが信用しづらい今日この頃ですが、
では英語で書いてあれば何でもホントなのか、
欧米のテレビや雑誌が言ってれば、何でもホントなのか、
それも、「世界」史クラブとしては、マユツバです。
でも… ako少年、英語が弱いので、
英語バリバリできる人から、
「CNNではこう言ってたけどね、BBCはああだったわ」「それとNYタイムスではねああ言ってたわよ、日本のメディアだけしか読んでないようじゃダメね、ほほほ、あ、そうそうルモンドではね…」と言われてしまうと、
「はい、すみません。日本語の一般総合誌しか読んでないので世界のことが全然わかっていません。」でございます。
まさに英語カースト制度、英語士農工商でございます。
〉〉泣くなよー、ako少年。オレさまのしっぽ踏んでいいからよ〜。元気出せよー。
はい〜 ありがとうございます〜
踏ませていたただきます。むぎゅ。
(ライオンとネズミのお話を想定中)←ハズレ?
〉〉くぁ〜。こう表現していただくと「頑張ら」なくても覚えていられます。
〉〉大感謝です!
チクワさんに感謝してもらえるためなら、
もう、どんなくだらない例えでも考え出して差し上げたい!!
〉〉しかも世界史専門家には泣けるようなことなんですね。(そりゃ縄文の次が鎌倉じゃねぇ・・・)
専門家…。ううむ。ただのモノ好きです。はっきり言って食えません…切腹寸前!
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446. 【横入り&部分レス】「眺め読み」だけでも楽しいですよ?(笑)
お名前: 慈幻 http://mayavin.txt-nifty.com/labotadoku/
投稿日: 2005/7/16(06:52)
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どうも慈幻です。
「明日のためにその2」の補足に参りました(笑)
"ako"さんは[url:kb:445]で書きました:
(中略)
〉日本語のマスコミが信用しづらい今日この頃ですが、
〉では英語で書いてあれば何でもホントなのか、
〉欧米のテレビや雑誌が言ってれば、何でもホントなのか、
〉それも、「世界」史クラブとしては、マユツバです。
〉でも… ako少年、英語が弱いので、
〉英語バリバリできる人から、
〉「CNNではこう言ってたけどね、BBCはああだったわ」「それとNYタイ
〉ムスではねああ言ってたわよ、日本のメディアだけしか読んでないよう
〉じゃダメね、ほほほ、あ、そうそうルモンドではね…」と言われてしま
〉うと、
〉「はい、すみません。日本語の一般総合誌しか読んでないので世界のこ
〉とが全然わかっていません。」でございます。
〉まさに英語カースト制度、英語士農工商でございます。
(丹下段平風の口調で(笑))
「立て〜! 立つんだako〜!」
とまあ、受けない冗談はさておき(苦笑)
akoさんにご協力頂いている、「10ヶ国語のながら聞き」&「各国新聞・
雑誌の眺め読み」でも、それなりに楽しめますし、「ほとんど読めなく
ても」色々と分かることがあります。
例えば、「ロシアで開催された第二次世界大戦終了記念行事」のニュー
スについて、
NHKの国際ニュースでは、英語・独語・仏語・西語・中国語の全てで、
「小泉首相の訪露」
を伝えていました。
しかし、独語の「Die Welt」、仏語の「Le Monde」等では、
「ロシアのプーチン大統領」
の写真がデカデカと載っている記事に、
「Koizumi」
という「固有名詞が一切出てこない」ので、
「小泉首相の訪露」
は全く報道されてないようだと予想できます。
それどころか、
「Blair」
という「固有名詞があると気づく」ことができれば、
「どうやら英国のブレア首相の欠席は、その理由について色々と
取りざたされてるらしい」
などと、
「EUにおける英国の微妙な立場」
という
「国際政治に関する予備知識」
などから想像を膨らませることも可能です(笑)
ですから、「英語ができない」とか、「日本語の一般総合誌しか読ん
でない」とかで悲観する必要はありません。
むしろ、「英語ができるだけ」の人が「NY Times」を読んでも
「理解も想像もできないこと」
を、「写真」と「固有名詞」から「推測すること」が、akoさんには
出来る可能性が高いと私は信じてます(笑)
以上、要件のみですが、今回はこれで失礼します。
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437. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/14(00:07)
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チクワさん、こんにちは。
〉杏樹部長、お疲れ様です。チクワです。
私が部長なら、副部長はakoさんで、チクワさんはそろそろ秘書にでも。
〉〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
〉いえてます。
〉〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
〉有名な人なら、子どもの多読にもそのうち薦められそうですね!
それにこれはやさしくて短くて絵がマンガっぽくて楽しいです。
〉〉「William Shakespeare」(1670語)
〉〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
〉〉シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
〉〉…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
〉〉時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
〉You Wouldn't Want to be sick in 16th Century!は、うちにあるので
〉ぜひこの多角的読書をうちで実現できるようになりたいなー。
〉(しかし、amazon3〜5週間待ちはつらい。そんな先の自分の経済状態は読めない(爆))
〉関連した英語の本を読んで、ブックリポートをB紙なんかに視覚的にまとめると
〉いい夏休みの自由研究とかにもなりそうだよー、みんな、とは、「押し付けない」ぞ〜。
注文してしまえば、忘れた頃にでも本が届きます。思い切って注文してしまいましょう!
〉
〉
〉〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉〉シリーズ一覧から拾って見ます。
〉名前の後の一言解説に感心しきりです・・・
〉〉Louis Braille(誰?)
〉あ、この人は点字を発明したフランス人ですね。
〉だから点字自体のこともBrailleというようです。(他の言い方もあるのかな?)
〉DKリーダーかなんかにこの人についての本があったような。いえ、Scholastic Biographyでした。
〉[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006301]
〉また、SIRのHelen Kellerにも名前が出てきます。
〉[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001412]
〉私は・・・地元の中3の教科書に載っていたので知りました。
〉Braille was invented by a Frenchman, Louis Braille.
〉みたいな・・・受身を習うところ・・・(余計な情報〜。)
おお〜〜〜、チクワさんもご存知でしたか。点字を発明したぐらいですから確かに「偉人」といえますね。
〉
〉〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
〉カナダ人の、カナダでは小学校の先生、っていう20代くらいの方に
〉カナダの子どもたちは誰の本をたくさん読みますか?って聞いてみたら
〉「ロウドー」って、感じに聞こえたんです。む、やっぱり知らんひとか?と思ったけど
〉念のためにスペルアウトしてもらったら、Roald Dahlでした。わはは・・・歴史上の人物でありながら、今もなお人気ってことでしょうか。すごーい。
アメリカではダールは誰でも読んでるらしいですね。
〉ついでながら最近Danny the Champion of the Worldと、The BFGを読みました。
〉BFGの中の、Dahl's Chikensっていうギャグにバカうけしました。ついででした。
Danny…は読みましたが、BFGは寝ています。巨人語が難しいとかで。読むのが楽しみです。(いつ…?)
〉
〉
〉〉Guy Fawks
〉あ、Guy Fawksだ。読みたいかも。
〉LLLのInfoTrailに、Who Goes on the Bon Fire?っていう本がありまして
〉私の中では「問題」の本、なんです。
〉こういうことをYear2のこどもに問いかけるのかー?とショックでした。
〉(問いかけはタイトルのとおり。Guy Fawksか、それとも別の人物かどっちか?でWho・・・)
〉ネタバレにならないようにいえないな・・・
〉女王側、体制側に身を置かないと読めないんだな、とあとで気づきました。
〉日本の子どもたちに、平気かなー?
Guy Fawksもご存知でしたか。この人はどうコメントしていいかわかりませんでした。LLLで…ですか。うーむ。
〉
〉
〉〉●Rookie Read-About Holidays
〉〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
〉ああ〜、まだ手に入れてません。
〉一カ国に他民族、ってぜひ子どもに紹介したいことです。
〉
〉
〉〉次はイスラム教です。
〉〉「Ramadan」
〉〉ラマダンはイスラムの暦で1ヶ月続きます。イスラム教徒にとって聖なる月です。普通「断食月」として有名ですが、ここでは聖なる月の部分を重視した記述になっています。イスラム教徒がこの月をどんな気持ちで迎えるかがよくわかります。
〉気持ちがよくわかるっていいですね。
〉ちょっと前まで、ラマダンのときはまるっきり何も食べないのかと思っておりました。
日本では「断食」ばかりが強調されているようで…。まず「聖なる月」であることから理解しないといけないようです。
〉
〉
〉〉次は世界の国に関する本です。
〉〉●A True Book
〉〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
〉シリーズ名と、レベルと語数が好きです。(笑)
それはよかった(笑)
〉
〉〉「China」
〉〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
〉ふむ。象形文字なんかもそうってことかな?
漢字も象形文字の一種ということかと…。
〉
〉〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
〉読むときは、杏樹さんのご報告から、どういう点がギャップがあったり、ひどいのか踏まえて
〉読めるから、ラッキー。(ありがとうございます。)
〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉
多読と同じでちょっとぐらい飛ばしても大丈夫、ってことです。中国五千年の歴史では千年ぐらい「ちょっと」です。がんばらなくても読めると思います。
〉〉「Asia」
〉〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
〉bloodiestはひどいですねー。
〉いま、どんなお付き合い(外交や民間交流)をしてるんでしょうね〜。
取ってつけたように「今では平和な国です」ってさ…。
〉〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
〉あ、最後の4行は杏樹部長の解説ですね!うっかり、この本に書いてあることかと
〉誤解しかけました。すみませーん。
〉はい、部長のお教え、覚えておきます。というか、本を読むときは
〉またここを確認に来ます!
そーです、自分で勝手に解説してしまいました。この本を読むときにはそこだけは注意して欲しいなーと思って。
〉
〉〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
〉熱いメッセージのこもったご報告をありがとうございました!
読んでくださってありがとうございました!