[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(03:19)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/11(01:38)
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みなさま、こんにちは。世界史クラブの報告です。
今回はほんっとうに特にやさしい本を集めてみました。しかもすでに書評があるものが多いです。語数数えやレベル分けが楽〜♪
まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
ということで、このシリーズ。
●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
「William Shakespeare」(1670語)
シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
「Wolfgang Amadeus Mozart」(1327語)
モーツァルトは子どものときから並外れた音楽の才能がありました。その神童ぶりを見てカツラが飛んでるおじさんもいます。大きくなってザルツブルクの大司教に雇われますが、嫌われて追い出されます。ウィーンに移ったモーツァルトは大人気。しかし生活は楽にならず…。
モーツァルトの楽譜には書き損じ、書き直しが一つもないという逸話も紹介されています。最後に当時のピアノが紹介されていますが、ペダルがひざの位置にあったとは。
「Thomas Edison」(1255語)
発明王といわれたエジソンです。エジソンは子どもの頃耳が悪くて、頭が悪いと思われて学校をやめさせられます。そして駅で乗客に食べ物や新聞を売る仕事をします。やがて駅で通信の仕事を覚え、新しい工夫を思いつきます。
前に秋男さんがマザーグースのOxford Dictionaryを読んで、エジソンが蓄音機を発明したとき最初に吹き込んだのは「メリーさんの羊」だったということを教えてくれましたが、このイラストではちゃんと蓄音機からMary had a little lambという歌が流れています。
「Alfred the Great」(1144語)
この人は知っている人は少ないと思います。
9世紀、イギリスはいくつもの国に分かれていました。アルフレッドはその中のWessexという国の末の王子として生まれます。当時のイギリスは北欧のバイキングの侵略・略奪に悩まされていました。アルフレッドは兄の死によって国王となります。そして襲ってくるバイキングと戦うことになります。しかしある時急な襲撃によって逃げ出します。そしてあちこちさまよいますが、彼の素性を知らない農家のおかみさんから役立たず呼ばわりされてほうきで叩かれたりします。「どこがGreatやねん」と思ってしまいます。
しかしそんな逃亡の日々にも終わりを告げ、偉大な王となる日が…。
このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
シリーズ一覧から拾って見ます。
Hans Christian Andersen(アンデルセン)
John Logie Baird(誰?)
Alexander Graham Bell(電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル。エジソンの本にも登場します)
St Bernadette(フランスで聖母マリアを見た奇蹟の少女、ルルドの聖ベルナデット。「ルルドの泉」は癒しの聖地として有名)
Boudicca(イギリスでローマ軍に抵抗したケルトの女王)
Louis Braille(誰?)
Julius Caesar(ユリウス・カエサル、もしくはジュリアス・シーザー)
William Caxton(誰?)
Winston Churchill(チャーチル首相)
Cleopatra
Marie Curie(キュリー夫人)
Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
Francis Drake(エリザベス1世のもとで活躍したイギリスの海賊)
Elizabeth 1
Guy Fawks
Henry Ford
St Francis(アッシジの聖フランチェスコ)
Anne Frank
Mahatma Ghandhi
Henry VIII(6人の妻で有名な王様。エリザベス1世の父親)
Helen Keller
Martin Luther King(マーティン・ルーサー・キング牧師。黒人解放運動に力を尽くしたが暗殺)
John Lennon
Mary Queen of Scots
A A Milne
Thomas More(トマス・モア。「ユートピア」の作者)
Florence Nightingale(ナイチンゲール)
Emmeline Pankhurst(誰?)
Louis Pasteur(ルイ・パスツール、細菌学者)
St Patrick(聖パトリック、アイルランドの守護聖人)
Beatrix Potter
Captain Scott
Mary Seacole(誰?)
George Stephenson(「宝島」などの本を書いたスティーブンソン)
Queen Victoria
James Watt
「誰?」情報を知っている人がいたら教えてくださいませ。
●Rookie Read-About Holidays
世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
まずはキリスト教関係から。
「Christmas」
クリスマスのいろいろな習慣について。ツリーの飾り、食べ物、クリスマスキャロルなど…。
「Easter」
クリスマス以上に大切ともいえるイースター。カラフルな卵の写真が目を引きます。パンの中に卵を入れて焼くこともあるとは。イースターの過ごし方、シンボルの解説など。
「Valentine's Day」
バレンタインデーの起源は?
女性が男性にチョコレートを送るというのは日本のチョコレート屋の陰謀です。世界では「特別な人」にカードやプレゼントを贈ります。でもカードにはいずれも赤いハートが書かれていたり、赤い紙をハート型にかたどったものが使われます。
「St. Patrick's Day」
アイルランドの守護聖人、聖パトリックの日は3月17日。聖パトリックが教えを広めるのに使ったという三つ葉のクローバーにちなんで、緑のものを身につけ、まわりのものを緑に塗ります。顔まで緑に塗ります。アメリカにはアイルランド移民がたくさんいますので、アメリカでも聖パトリックのお祝いをします。シカゴでは川まで緑にしてしまうなんて!
次はイスラム教です。
「Ramadan」
ラマダンはイスラムの暦で1ヶ月続きます。イスラム教徒にとって聖なる月です。普通「断食月」として有名ですが、ここでは聖なる月の部分を重視した記述になっています。イスラム教徒がこの月をどんな気持ちで迎えるかがよくわかります。
次はユダヤ教です。
「Passover」
聖書では「過ぎ越しの祭り」と書かれているお祭です。モーセがエジプトからユダヤ人を連れて逃げて、安全なところまでたどり着いたのを記念する、ユダヤ人の重要なお祭です。この逃避行は「十戒」という映画で海が割れる場面が有名です。しかしユダヤ人がこの日をどのようにお祝いして過ごすか知りませんでした。食べ物とか、シンボルとか、いろいろあるんですね。
「Chanukah」
「ハヌカー」と読むらしいです。このお祭は初めて知りました。シリアとの戦いに勝った記念のお祭だそうです。九枝に分かれた燭台にろうそくを立てて、一晩ずつともしていきます。お祭の食べ物やゲームもあります。
そして最後は
「Chinese New Year」
中国語で言う「春節」ですね。中国人は旧暦でお正月を祝います。家族みんなが集まって、遠くに住んでいる人も帰省して、晩餐のテーブルを囲みます。街では爆竹が鳴らされ、龍踊りが行われます。最後に出てくる「Lantern Festival」とは、1月15日に行われる「元宵観燈」のことです。
このシリーズは他にもたくさんあります。書評にもありますし、いろいろ探して読んでみてください。
次は世界の国に関する本です。
●A True Book
今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
「France」
フランスの地理的特徴、歴史、政治など。ルイ14世は「Sun King」…確かに「太陽王」という意味ですが、英語では重みが足りないような…。歴史の記述がナポレオンで終わってるのは、その後王制や共和制がめまぐるしく変わるので、とても記述しきれなかったのでしょうか。美術やシャン・ゼリゼ通りの紹介、トゥール・ド・フランスの紹介もあります。
「Italy」
イタリアの歴史はやはりローマ時代が中心。そこから急に19世紀の統一へ。火山に埋もれたポンペイの町のことも書いてあります。あとバチカンのことや、オペラのことなど。どこの町にもオペラハウスがあります。
「China」
漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
「Asia」
アジアを総合的に知ることができる本です。
世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
他にもシリーズはいろいろありますが、書評ではシリーズ名で検索しても出てこないので、アマゾンで探してみてください。
やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
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427. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 日向
投稿日: 2005/7/11(11:03)
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杏樹さん、こんにちは、日向です。
〉みなさま、こんにちは。世界史クラブの報告です。
〉今回はほんっとうに特にやさしい本を集めてみました。しかもすでに書評があるものが多いです。語数数えやレベル分けが楽〜♪
〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
日本語では伝記ものが大嫌いだったのですが、OBW2の「Henry Vlll and His Six Wives」で、な〜んだ、面白いじゃないかっ!と価値観を覆えされました。
〉ということで、このシリーズ。
〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
〉「William Shakespeare」(1670語)
〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
映画「恋に落ちたシェイクスピア」にあった舞台ですよね。青天だったのでホンマかいなと思っていたのですが、MTHでも同じ造りになっていたので、びっくりしました。
〉シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
〉…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
〉時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
〉「Wolfgang Amadeus Mozart」(1327語)
〉モーツァルトは子どものときから並外れた音楽の才能がありました。その神童ぶりを見てカツラが飛んでるおじさんもいます。大きくなってザルツブルクの大司教に雇われますが、嫌われて追い出されます。ウィーンに移ったモーツァルトは大人気。しかし生活は楽にならず…。
〉モーツァルトの楽譜には書き損じ、書き直しが一つもないという逸話も紹介されています。最後に当時のピアノが紹介されていますが、ペダルがひざの位置にあったとは。
あのペダルって、ものすごく使い難そうです…本物を見てきましたが…
余談ですが、かつて家にあったオルガンに、強弱を付けるためのバーがついていました。似たようなところに付いていたので、弾きにくいったらありゃしませんでした。
〉「Thomas Edison」(1255語)
〉発明王といわれたエジソンです。エジソンは子どもの頃耳が悪くて、頭が悪いと思われて学校をやめさせられます。そして駅で乗客に食べ物や新聞を売る仕事をします。やがて駅で通信の仕事を覚え、新しい工夫を思いつきます。
〉前に秋男さんがマザーグースのOxford Dictionaryを読んで、エジソンが蓄音機を発明したとき最初に吹き込んだのは「メリーさんの羊」だったということを教えてくれましたが、このイラストではちゃんと蓄音機からMary had a little lambという歌が流れています。
〉「Alfred the Great」(1144語)
〉この人は知っている人は少ないと思います。
〉9世紀、イギリスはいくつもの国に分かれていました。アルフレッドはその中のWessexという国の末の王子として生まれます。当時のイギリスは北欧のバイキングの侵略・略奪に悩まされていました。アルフレッドは兄の死によって国王となります。そして襲ってくるバイキングと戦うことになります。しかしある時急な襲撃によって逃げ出します。そしてあちこちさまよいますが、彼の素性を知らない農家のおかみさんから役立たず呼ばわりされてほうきで叩かれたりします。「どこがGreatやねん」と思ってしまいます。
〉しかしそんな逃亡の日々にも終わりを告げ、偉大な王となる日が…。
アルフレッド王という名は聞いたことがありますが、ほうきで叩かれるなんて、知りませんでした。
〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉シリーズ一覧から拾って見ます。
〉Hans Christian Andersen(アンデルセン)
〉John Logie Baird(誰?)
〉Alexander Graham Bell(電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル。エジソンの本にも登場します)
〉St Bernadette(フランスで聖母マリアを見た奇蹟の少女、ルルドの聖ベルナデット。「ルルドの泉」は癒しの聖地として有名)
〉Boudicca(イギリスでローマ軍に抵抗したケルトの女王)
〉Louis Braille(誰?)
〉Julius Caesar(ユリウス・カエサル、もしくはジュリアス・シーザー)
〉William Caxton(誰?)
〉Winston Churchill(チャーチル首相)
〉Cleopatra
〉Marie Curie(キュリー夫人)
〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
ええーっ び、びっくりです。でも、それだけの功績をすでに残しているということですよね。
〉Francis Drake(エリザベス1世のもとで活躍したイギリスの海賊)
〉Elizabeth 1
〉Guy Fawks
〉Henry Ford
〉St Francis(アッシジの聖フランチェスコ)
〉Anne Frank
〉Mahatma Ghandhi
〉Henry VIII(6人の妻で有名な王様。エリザベス1世の父親)
〉Helen Keller
〉Martin Luther King(マーティン・ルーサー・キング牧師。黒人解放運動に力を尽くしたが暗殺)
〉John Lennon
〉Mary Queen of Scots
〉A A Milne
〉Thomas More(トマス・モア。「ユートピア」の作者)
〉Florence Nightingale(ナイチンゲール)
〉Emmeline Pankhurst(誰?)
〉Louis Pasteur(ルイ・パスツール、細菌学者)
〉St Patrick(聖パトリック、アイルランドの守護聖人)
〉Beatrix Potter
〉Captain Scott
〉Mary Seacole(誰?)
〉George Stephenson(「宝島」などの本を書いたスティーブンソン)
〉Queen Victoria
〉James Watt
〉「誰?」情報を知っている人がいたら教えてくださいませ。
すみません、誰ひとりとして「誰?」を知りませんでした。
〉●Rookie Read-About Holidays
〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
〉まずはキリスト教関係から。
〉「Christmas」
〉クリスマスのいろいろな習慣について。ツリーの飾り、食べ物、クリスマスキャロルなど…。
〉「Easter」
〉クリスマス以上に大切ともいえるイースター。カラフルな卵の写真が目を引きます。パンの中に卵を入れて焼くこともあるとは。イースターの過ごし方、シンボルの解説など。
〉「Valentine's Day」
〉バレンタインデーの起源は?
〉女性が男性にチョコレートを送るというのは日本のチョコレート屋の陰謀です。世界では「特別な人」にカードやプレゼントを贈ります。でもカードにはいずれも赤いハートが書かれていたり、赤い紙をハート型にかたどったものが使われます。
〉「St. Patrick's Day」
〉アイルランドの守護聖人、聖パトリックの日は3月17日。聖パトリックが教えを広めるのに使ったという三つ葉のクローバーにちなんで、緑のものを身につけ、まわりのものを緑に塗ります。顔まで緑に塗ります。アメリカにはアイルランド移民がたくさんいますので、アメリカでも聖パトリックのお祝いをします。シカゴでは川まで緑にしてしまうなんて!
〉次はイスラム教です。
〉「Ramadan」
〉ラマダンはイスラムの暦で1ヶ月続きます。イスラム教徒にとって聖なる月です。普通「断食月」として有名ですが、ここでは聖なる月の部分を重視した記述になっています。イスラム教徒がこの月をどんな気持ちで迎えるかがよくわかります。
〉次はユダヤ教です。
〉「Passover」
〉聖書では「過ぎ越しの祭り」と書かれているお祭です。モーセがエジプトからユダヤ人を連れて逃げて、安全なところまでたどり着いたのを記念する、ユダヤ人の重要なお祭です。この逃避行は「十戒」という映画で海が割れる場面が有名です。しかしユダヤ人がこの日をどのようにお祝いして過ごすか知りませんでした。食べ物とか、シンボルとか、いろいろあるんですね。
〉「Chanukah」
〉「ハヌカー」と読むらしいです。このお祭は初めて知りました。シリアとの戦いに勝った記念のお祭だそうです。九枝に分かれた燭台にろうそくを立てて、一晩ずつともしていきます。お祭の食べ物やゲームもあります。
〉そして最後は
〉「Chinese New Year」
〉中国語で言う「春節」ですね。中国人は旧暦でお正月を祝います。家族みんなが集まって、遠くに住んでいる人も帰省して、晩餐のテーブルを囲みます。街では爆竹が鳴らされ、龍踊りが行われます。最後に出てくる「Lantern Festival」とは、1月15日に行われる「元宵観燈」のことです。
〉このシリーズは他にもたくさんあります。書評にもありますし、いろいろ探して読んでみてください。
〉次は世界の国に関する本です。
〉●A True Book
〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
〉「France」
〉フランスの地理的特徴、歴史、政治など。ルイ14世は「Sun King」…確かに「太陽王」という意味ですが、英語では重みが足りないような…。歴史の記述がナポレオンで終わってるのは、その後王制や共和制がめまぐるしく変わるので、とても記述しきれなかったのでしょうか。美術やシャン・ゼリゼ通りの紹介、トゥール・ド・フランスの紹介もあります。
〉「Italy」
〉イタリアの歴史はやはりローマ時代が中心。そこから急に19世紀の統一へ。火山に埋もれたポンペイの町のことも書いてあります。あとバチカンのことや、オペラのことなど。どこの町にもオペラハウスがあります。
〉「China」
〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
〉「Asia」
〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
〉他にもシリーズはいろいろありますが、書評ではシリーズ名で検索しても出てこないので、アマゾンで探してみてください。
〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
今回も、やさしいシリーズをありがとうございます。
今は、未読本の片付けて手一杯ですが、ひと段落したら「誰?」な人々の本を読んでみたいと思います。
ではでは〜♪
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435. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/13(23:33)
------------------------------
日向さん、こんにちは。
〉〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
〉日本語では伝記ものが大嫌いだったのですが、OBW2の「Henry Vlll and His Six Wives」で、な〜んだ、面白いじゃないかっ!と価値観を覆えされました。
これとOBW1の「Mary Queen of Scott」でそういう感想を持つ人は多いですね。
〉〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
〉〉「William Shakespeare」(1670語)
〉〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
〉映画「恋に落ちたシェイクスピア」にあった舞台ですよね。青天だったのでホンマかいなと思っていたのですが、MTHでも同じ造りになっていたので、びっくりしました。
そうでしょー?
でも当時は電気がなかったから、照明の関係で屋外のほうが良かったのでしょう。
〉〉「Wolfgang Amadeus Mozart」(1327語)
〉〉モーツァルトは子どものときから並外れた音楽の才能がありました。その神童ぶりを見てカツラが飛んでるおじさんもいます。大きくなってザルツブルクの大司教に雇われますが、嫌われて追い出されます。ウィーンに移ったモーツァルトは大人気。しかし生活は楽にならず…。
〉〉モーツァルトの楽譜には書き損じ、書き直しが一つもないという逸話も紹介されています。最後に当時のピアノが紹介されていますが、ペダルがひざの位置にあったとは。
〉あのペダルって、ものすごく使い難そうです…本物を見てきましたが…
〉余談ですが、かつて家にあったオルガンに、強弱を付けるためのバーがついていました。似たようなところに付いていたので、弾きにくいったらありゃしませんでした。
日向さんは実物を見たんですね。私は絵をぱっと見て間違いじゃないかと思いました。それで文を読んでみると…びっくりしました。
〉〉「Alfred the Great」(1144語)
〉〉この人は知っている人は少ないと思います。
〉〉9世紀、イギリスはいくつもの国に分かれていました。アルフレッドはその中のWessexという国の末の王子として生まれます。当時のイギリスは北欧のバイキングの侵略・略奪に悩まされていました。アルフレッドは兄の死によって国王となります。そして襲ってくるバイキングと戦うことになります。しかしある時急な襲撃によって逃げ出します。そしてあちこちさまよいますが、彼の素性を知らない農家のおかみさんから役立たず呼ばわりされてほうきで叩かれたりします。「どこがGreatやねん」と思ってしまいます。
〉〉しかしそんな逃亡の日々にも終わりを告げ、偉大な王となる日が…。
〉アルフレッド王という名は聞いたことがありますが、ほうきで叩かれるなんて、知りませんでした。
あんまりそこを中心に読むのは間違ってるとは思いますが…。
〉〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉〉シリーズ一覧から拾って見ます。
〉〉Hans Christian Andersen(アンデルセン)
〉〉John Logie Baird(誰?)
〉〉Alexander Graham Bell(電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル。エジソンの本にも登場します)
〉〉St Bernadette(フランスで聖母マリアを見た奇蹟の少女、ルルドの聖ベルナデット。「ルルドの泉」は癒しの聖地として有名)
〉〉Boudicca(イギリスでローマ軍に抵抗したケルトの女王)
〉〉Louis Braille(誰?)
〉〉Julius Caesar(ユリウス・カエサル、もしくはジュリアス・シーザー)
〉〉William Caxton(誰?)
〉〉Winston Churchill(チャーチル首相)
〉〉Cleopatra
〉〉Marie Curie(キュリー夫人)
〉〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
〉ええーっ び、びっくりです。でも、それだけの功績をすでに残しているということですよね。
ジョン・レノンも入ってますから、必ずしも「偉人」「歴史上の人物」というわけではないようですが、こういったラインナップに入るほどの人なんですね。
〉今回も、やさしいシリーズをありがとうございます。
〉今は、未読本の片付けて手一杯ですが、ひと段落したら「誰?」な人々の本を読んでみたいと思います。
お役に立てればうれしいです。
〉ではでは〜♪
それでは〜。
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428. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: レオナ
投稿日: 2005/7/11(23:59)
------------------------------
"杏樹"さんは[url:kb:426]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。世界史クラブの報告です。
〉今回はほんっとうに特にやさしい本を集めてみました。しかもすでに書評があるものが多いです。語数数えやレベル分けが楽〜♪
初めまして、杏樹さん。レオナと申します。
杏樹さんの「初心者のための世界史クラブ」、いつもプリントアウトして参考にさせていただいています。
これだけの量の本の紹介を書くのは大変だと思います。頭がさがります。どうもありがとうございます!
〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉シリーズ一覧から拾って見ます。
〉Hans Christian Andersen(アンデルセン)
〉John Logie Baird(誰?)
〉Alexander Graham Bell(電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル。エジソンの本にも登場します)
〉St Bernadette(フランスで聖母マリアを見た奇蹟の少女、ルルドの聖ベルナデット。「ルルドの泉」は癒しの聖地として有名)
〉Boudicca(イギリスでローマ軍に抵抗したケルトの女王)
〉Louis Braille(誰?)
〉Julius Caesar(ユリウス・カエサル、もしくはジュリアス・シーザー)
〉William Caxton(誰?)
〉Winston Churchill(チャーチル首相)
〉Cleopatra
〉Marie Curie(キュリー夫人)
〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
〉Francis Drake(エリザベス1世のもとで活躍したイギリスの海賊)
〉Elizabeth 1
〉Guy Fawks
〉Henry Ford
〉St Francis(アッシジの聖フランチェスコ)
〉Anne Frank
〉Mahatma Ghandhi
〉Henry VIII(6人の妻で有名な王様。エリザベス1世の父親)
〉Helen Keller
〉Martin Luther King(マーティン・ルーサー・キング牧師。黒人解放運動に力を尽くしたが暗殺)
〉John Lennon
〉Mary Queen of Scots
〉A A Milne
〉Thomas More(トマス・モア。「ユートピア」の作者)
〉Florence Nightingale(ナイチンゲール)
〉Emmeline Pankhurst(誰?)
〉Louis Pasteur(ルイ・パスツール、細菌学者)
〉St Patrick(聖パトリック、アイルランドの守護聖人)
〉Beatrix Potter
〉Captain Scott
〉Mary Seacole(誰?)
〉George Stephenson(「宝島」などの本を書いたスティーブンソン)
〉Queen Victoria
〉James Watt
〉「誰?」情報を知っている人がいたら教えてくださいませ。
Louis Brailleは点字の開発者です。
William Caxtonもなんか聞き覚えがある!と思い検索してみましたところ、
イギリス最初の印刷業者、だそうです。
キャクストン版『カンタベリー物語』とかキャクストン版『アーサー王の死』とか言うときのキャクストンさんですね(笑)。
ついでなので、ほかの「誰?」も検索してみました。
Emmeline Pankhurst→イギリスの婦人参政権活動家。第一次世界大戦まえくらいの人。
Mary Seacole→クリミア戦争時、差別を克服して活躍した黒人看護師。
とのことです。
〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
私は普段、それほどアジアに興味がないほうなのですが、「China」と「Asia」をぜひ読んでみたくなりました。
書評や掲示板での本の紹介を読むと、普段の自分の好み以外のものでも「あ、読みたい!」という本が見つかって視野が広がるのがとても素敵だと思います♪
ではでは!
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436. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/13(23:43)
------------------------------
レオナさん、始めまして。
〉初めまして、杏樹さん。レオナと申します。
〉杏樹さんの「初心者のための世界史クラブ」、いつもプリントアウトして参考にさせていただいています。
〉これだけの量の本の紹介を書くのは大変だと思います。頭がさがります。どうもありがとうございます!
今まで読んで頂いてたんですね。しかもプリントアウトしてまで…。そう言っていただくと報告を書くほうもうれしくなります。
〉〉「誰?」情報を知っている人がいたら教えてくださいませ。
〉Louis Brailleは点字の開発者です。
ありがとうございます!そういえば100万語超の広場でペギー双葉山さんがこの人のことを書いた本を読んでいました。フランス人ですから「ルイ・ブレール」って読むんでしょうね。そういう人がいたんですね。
〉William Caxtonもなんか聞き覚えがある!と思い検索してみましたところ、
〉イギリス最初の印刷業者、だそうです。
〉キャクストン版『カンタベリー物語』とかキャクストン版『アーサー王の死』とか言うときのキャクストンさんですね(笑)。
へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。
「キャクストン版」という言葉は初めて知りました。レオナさんはイギリス文学に造詣が深いのでしょうか。
〉ついでなので、ほかの「誰?」も検索してみました。
〉Emmeline Pankhurst→イギリスの婦人参政権活動家。第一次世界大戦まえくらいの人。
〉Mary Seacole→クリミア戦争時、差別を克服して活躍した黒人看護師。
〉とのことです。
わざわざ調べてくださってありがとうございます。本当に教えてくれる方が現れて感動です。
〉〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
〉私は普段、それほどアジアに興味がないほうなのですが、「China」と「Asia」をぜひ読んでみたくなりました。
〉書評や掲示板での本の紹介を読むと、普段の自分の好み以外のものでも「あ、読みたい!」という本が見つかって視野が広がるのがとても素敵だと思います♪
ぜひ読んでみてください。アジアに興味がない方が読むとどう受け止めるか興味があります。
掲示板では、自分で見つけられないような本を紹介してくれるのでうれしいですね。
〉ではでは!
それでは〜。
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429. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: チクワ
投稿日: 2005/7/12(00:54)
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杏樹部長、お疲れ様です。チクワです。
〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
いえてます。
〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
有名な人なら、子どもの多読にもそのうち薦められそうですね!
〉「William Shakespeare」(1670語)
〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
〉シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
〉…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
〉時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
You Wouldn't Want to be sick in 16th Century!は、うちにあるので
ぜひこの多角的読書をうちで実現できるようになりたいなー。
(しかし、amazon3〜5週間待ちはつらい。そんな先の自分の経済状態は読めない(爆))
関連した英語の本を読んで、ブックリポートをB紙なんかに視覚的にまとめると
いい夏休みの自由研究とかにもなりそうだよー、みんな、とは、「押し付けない」ぞ〜。
〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉シリーズ一覧から拾って見ます。
名前の後の一言解説に感心しきりです・・・
〉Louis Braille(誰?)
あ、この人は点字を発明したフランス人ですね。
だから点字自体のこともBrailleというようです。(他の言い方もあるのかな?)
DKリーダーかなんかにこの人についての本があったような。いえ、Scholastic Biographyでした。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006301]
また、SIRのHelen Kellerにも名前が出てきます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001412]
私は・・・地元の中3の教科書に載っていたので知りました。
Braille was invented by a Frenchman, Louis Braille.
みたいな・・・受身を習うところ・・・(余計な情報〜。)
〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
カナダ人の、カナダでは小学校の先生、っていう20代くらいの方に
カナダの子どもたちは誰の本をたくさん読みますか?って聞いてみたら
「ロウドー」って、感じに聞こえたんです。む、やっぱり知らんひとか?と思ったけど
念のためにスペルアウトしてもらったら、Roald Dahlでした。わはは・・・歴史上の人物でありながら、今もなお人気ってことでしょうか。すごーい。
ついでながら最近Danny the Champion of the Worldと、The BFGを読みました。
BFGの中の、Dahl's Chikensっていうギャグにバカうけしました。ついででした。
〉Guy Fawks
あ、Guy Fawksだ。読みたいかも。
LLLのInfoTrailに、Who Goes on the Bon Fire?っていう本がありまして
私の中では「問題」の本、なんです。
こういうことをYear2のこどもに問いかけるのかー?とショックでした。
(問いかけはタイトルのとおり。Guy Fawksか、それとも別の人物かどっちか?でWho・・・)
ネタバレにならないようにいえないな・・・
女王側、体制側に身を置かないと読めないんだな、とあとで気づきました。
日本の子どもたちに、平気かなー?
〉●Rookie Read-About Holidays
〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
ああ〜、まだ手に入れてません。
一カ国に他民族、ってぜひ子どもに紹介したいことです。
〉次はイスラム教です。
〉「Ramadan」
〉ラマダンはイスラムの暦で1ヶ月続きます。イスラム教徒にとって聖なる月です。普通「断食月」として有名ですが、ここでは聖なる月の部分を重視した記述になっています。イスラム教徒がこの月をどんな気持ちで迎えるかがよくわかります。
気持ちがよくわかるっていいですね。
ちょっと前まで、ラマダンのときはまるっきり何も食べないのかと思っておりました。
〉次は世界の国に関する本です。
〉●A True Book
〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
シリーズ名と、レベルと語数が好きです。(笑)
〉「China」
〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
ふむ。象形文字なんかもそうってことかな?
〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
読むときは、杏樹さんのご報告から、どういう点がギャップがあったり、ひどいのか踏まえて
読めるから、ラッキー。(ありがとうございます。)
秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉「Asia」
〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
bloodiestはひどいですねー。
いま、どんなお付き合い(外交や民間交流)をしてるんでしょうね〜。
〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
あ、最後の4行は杏樹部長の解説ですね!うっかり、この本に書いてあることかと
誤解しかけました。すみませーん。
はい、部長のお教え、覚えておきます。というか、本を読むときは
またここを確認に来ます!
〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
熱いメッセージのこもったご報告をありがとうございました!
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お名前: ako
投稿日: 2005/7/12(13:14)
------------------------------
チクワさん、こんにちは。杏樹部長、素晴らしい報告で瞠目です。
部員ako、ほとんどリストラ寸前…
〉〉「China」
〉読むときは、杏樹さんのご報告から、どういう点がギャップがあったり、ひどいのか踏まえて読めるから、ラッキー。(ありがとうございます。)
同意です!同意です!
欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
鵜呑みにして読むと、誤ったアジア認識を刷り込んじゃいますからコワイです。
さて。
〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
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お名前: チクワ
投稿日: 2005/7/12(22:16)
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akoさん、こんにちは。横入りありがとうございます。
〉欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
〉鵜呑みにして読むと、誤ったアジア認識を刷り込んじゃいますからコワイです。
そうですねー。日本人が西洋諸国のGRを読むことで、誤ったアジア認識を刷り込んでいたら、
アジア諸国を怒らせることにもなるかもですね。
〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
! ! !
口あんぐり開けて、手を打って、爆笑しながら、涙が出ました・・・
そうなんですか〜。
くぁ〜。こう表現していただくと「頑張ら」なくても覚えていられます。
大感謝です!
しかし、同時に「頑張る」と書いたことで、えらいハジをさらしたことにも気が付きました・・・(汗汗汗)
しかも世界史専門家には泣けるようなことなんですね。(そりゃ縄文の次が鎌倉じゃねぇ・・・)
泣くなよー、ako少年。オレさまのしっぽ踏んでいいからよ〜。元気出せよー。
じゃ・・・
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お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/14(00:38)
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チクワさん、akoさん、こんにちは。
〉〉欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
〉〉鵜呑みにして読むと、誤ったアジア認識を刷り込んじゃいますからコワイです。
〉そうですねー。日本人が西洋諸国のGRを読むことで、誤ったアジア認識を刷り込んでいたら、
〉アジア諸国を怒らせることにもなるかもですね。
欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
〉
〉
〉〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
〉! ! !
〉口あんぐり開けて、手を打って、爆笑しながら、涙が出ました・・・
〉そうなんですか〜。
〉くぁ〜。こう表現していただくと「頑張ら」なくても覚えていられます。
〉大感謝です!
〉しかし、同時に「頑張る」と書いたことで、えらいハジをさらしたことにも気が付きました・・・(汗汗汗)
〉しかも世界史専門家には泣けるようなことなんですね。(そりゃ縄文の次が鎌倉じゃねぇ・・・)
〉泣くなよー、ako少年。オレさまのしっぽ踏んでいいからよ〜。元気出せよー。
〉じゃ・・・
実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
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お名前: チクワ
投稿日: 2005/7/14(23:29)
------------------------------
杏樹さん、こんばんは。再びありがとうございます。
〉欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
たぶん以前にも杏樹さん相手に言ったことかもしれないんですが(つまりこればっかりいってる)
日本神話の神様の髪型が月代にしてあるGRがあって・・・
〉〉〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉〉〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
〉実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
杏樹さん、国籍不明・・・
そーいえばチクワのバレーボールで使うネットでできたザルのような世界史用記憶力でも
秦・・・始皇帝・・・万里の長城?とか浮かんできました。
Googleで見てみたら・・・
始皇帝は万里の長城に建築を始めた人で
その完成までは数百年かかった、とかありました。
つまり、と、いうことは・・・
西洋人にとっては、秦という時代があって、以後数百年は万里の長城を作っていた時代、
その次がモンゴル、っていう意識なのかな?
とか、思いました〜。
では〜。
------------------------------
チクワさん、こんにちは。
〉〉欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
〉たぶん以前にも杏樹さん相手に言ったことかもしれないんですが(つまりこればっかりいってる)
〉日本神話の神様の髪型が月代にしてあるGRがあって・・・
うおぉぉぉ〜〜〜!!初めて聞きました…もしかして、忘れてただけ?
それは秦の始皇帝に辮髪・チャイナ服着せるのと同じですね。…でもそういう絵を見てもおかしいと思う日本人がどれだけいるか…。
〉
〉
〉〉〉〉〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉〉〉〉「縄文時代の次は、鎌倉時代です」と言われたようなモンです。(泣)
〉
〉
〉〉実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
〉杏樹さん、国籍不明・・・
前世、中国人だったこともあるし…。
〉そーいえばチクワのバレーボールで使うネットでできたザルのような世界史用記憶力でも
〉秦・・・始皇帝・・・万里の長城?とか浮かんできました。
〉Googleで見てみたら・・・
〉始皇帝は万里の長城に建築を始めた人で
〉その完成までは数百年かかった、とかありました。
あったり〜!
長城は北方民族の侵入を防ぐため、長い間にわたって作り続けられていました。始皇帝の時代は土を固めた壁でした。
今見るような煉瓦を積んだものは明の時代、つまり元の次の時代に完成しました。ですから「数百年」ではなくて「千数百年」。
それから「焚書坑儒」って聞いたことないですか?これも秦の始皇帝。
でも始皇帝は単なる暴君ではなく、文字を統一し、貨幣を統一し、度量衡を統一し、道路網を整備し、中国を一つの国としてまとめ上げた人です。
〉つまり、と、いうことは・・・
〉西洋人にとっては、秦という時代があって、以後数百年は万里の長城を作っていた時代、
〉その次がモンゴル、っていう意識なのかな?
〉とか、思いました〜。
万里の長城は世界で通用する建造物。その後西洋人が認識できるのは、恐ろしい征服者チンギル・ハーンとマルコ・ポーロのモンゴル時代。というだけのことだと思います。それに「歴史」だけの本ではないのと、ページ数に限りがあるので、はしょれるものははしょる。
〉では〜。
それでは〜。
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お名前: ako
投稿日: 2005/7/15(15:47)
------------------------------
杏樹さん、チクワさん、午後の紅茶で一息akoです。
〉実は…縄文時代と鎌倉時代ほどのギャップはないんですねえ。間が千年以上あることも気がつかないまますーっと読んでしまうかもしれません。なにしろ秦の時代、すでに中国は高度な文明国でしたから。同じ時代に貫頭衣を着て土器を作ってた日本人とは違うんですねえ。へっへっへ。
そう来たかぁぁぁあああああ(爆)
単純に時代を横で切って平行移動しただけ…という手抜き発想がバレバレであっった。
〉〉〉欧米人がアジアのことを書いている場合、マユツバが必要です。
先にここに追加して書いとくのを忘れました。
「だから、杏樹さんの補足コメントが必要なんです」
〉〉そうですねー。日本人が西洋諸国のGRを読むことで、誤ったアジア認識を刷り込んでいたら、
〉〉アジア諸国を怒らせることにもなるかもですね。
〉欧米の日本に対する曲解・誤解も相当なものがあります。日本のことでヘンなことが書いてあれば気がつきますが、他の国だと気がつかないので…。
日本語のマスコミが信用しづらい今日この頃ですが、
では英語で書いてあれば何でもホントなのか、
欧米のテレビや雑誌が言ってれば、何でもホントなのか、
それも、「世界」史クラブとしては、マユツバです。
でも… ako少年、英語が弱いので、
英語バリバリできる人から、
「CNNではこう言ってたけどね、BBCはああだったわ」「それとNYタイムスではねああ言ってたわよ、日本のメディアだけしか読んでないようじゃダメね、ほほほ、あ、そうそうルモンドではね…」と言われてしまうと、
「はい、すみません。日本語の一般総合誌しか読んでないので世界のことが全然わかっていません。」でございます。
まさに英語カースト制度、英語士農工商でございます。
〉〉泣くなよー、ako少年。オレさまのしっぽ踏んでいいからよ〜。元気出せよー。
はい〜 ありがとうございます〜
踏ませていたただきます。むぎゅ。
(ライオンとネズミのお話を想定中)←ハズレ?
〉〉くぁ〜。こう表現していただくと「頑張ら」なくても覚えていられます。
〉〉大感謝です!
チクワさんに感謝してもらえるためなら、
もう、どんなくだらない例えでも考え出して差し上げたい!!
〉〉しかも世界史専門家には泣けるようなことなんですね。(そりゃ縄文の次が鎌倉じゃねぇ・・・)
専門家…。ううむ。ただのモノ好きです。はっきり言って食えません…切腹寸前!
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446. 【横入り&部分レス】「眺め読み」だけでも楽しいですよ?(笑)
お名前: 慈幻 http://mayavin.txt-nifty.com/labotadoku/
投稿日: 2005/7/16(06:52)
------------------------------
どうも慈幻です。
「明日のためにその2」の補足に参りました(笑)
"ako"さんは[url:kb:445]で書きました:
(中略)
〉日本語のマスコミが信用しづらい今日この頃ですが、
〉では英語で書いてあれば何でもホントなのか、
〉欧米のテレビや雑誌が言ってれば、何でもホントなのか、
〉それも、「世界」史クラブとしては、マユツバです。
〉でも… ako少年、英語が弱いので、
〉英語バリバリできる人から、
〉「CNNではこう言ってたけどね、BBCはああだったわ」「それとNYタイ
〉ムスではねああ言ってたわよ、日本のメディアだけしか読んでないよう
〉じゃダメね、ほほほ、あ、そうそうルモンドではね…」と言われてしま
〉うと、
〉「はい、すみません。日本語の一般総合誌しか読んでないので世界のこ
〉とが全然わかっていません。」でございます。
〉まさに英語カースト制度、英語士農工商でございます。
(丹下段平風の口調で(笑))
「立て〜! 立つんだako〜!」
とまあ、受けない冗談はさておき(苦笑)
akoさんにご協力頂いている、「10ヶ国語のながら聞き」&「各国新聞・
雑誌の眺め読み」でも、それなりに楽しめますし、「ほとんど読めなく
ても」色々と分かることがあります。
例えば、「ロシアで開催された第二次世界大戦終了記念行事」のニュー
スについて、
NHKの国際ニュースでは、英語・独語・仏語・西語・中国語の全てで、
「小泉首相の訪露」
を伝えていました。
しかし、独語の「Die Welt」、仏語の「Le Monde」等では、
「ロシアのプーチン大統領」
の写真がデカデカと載っている記事に、
「Koizumi」
という「固有名詞が一切出てこない」ので、
「小泉首相の訪露」
は全く報道されてないようだと予想できます。
それどころか、
「Blair」
という「固有名詞があると気づく」ことができれば、
「どうやら英国のブレア首相の欠席は、その理由について色々と
取りざたされてるらしい」
などと、
「EUにおける英国の微妙な立場」
という
「国際政治に関する予備知識」
などから想像を膨らませることも可能です(笑)
ですから、「英語ができない」とか、「日本語の一般総合誌しか読ん
でない」とかで悲観する必要はありません。
むしろ、「英語ができるだけ」の人が「NY Times」を読んでも
「理解も想像もできないこと」
を、「写真」と「固有名詞」から「推測すること」が、akoさんには
出来る可能性が高いと私は信じてます(笑)
以上、要件のみですが、今回はこれで失礼します。
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437. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/14(00:07)
------------------------------
チクワさん、こんにちは。
〉杏樹部長、お疲れ様です。チクワです。
私が部長なら、副部長はakoさんで、チクワさんはそろそろ秘書にでも。
〉〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
〉いえてます。
〉〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
〉有名な人なら、子どもの多読にもそのうち薦められそうですね!
それにこれはやさしくて短くて絵がマンガっぽくて楽しいです。
〉〉「William Shakespeare」(1670語)
〉〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
〉〉シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
〉〉…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
〉〉時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
〉You Wouldn't Want to be sick in 16th Century!は、うちにあるので
〉ぜひこの多角的読書をうちで実現できるようになりたいなー。
〉(しかし、amazon3〜5週間待ちはつらい。そんな先の自分の経済状態は読めない(爆))
〉関連した英語の本を読んで、ブックリポートをB紙なんかに視覚的にまとめると
〉いい夏休みの自由研究とかにもなりそうだよー、みんな、とは、「押し付けない」ぞ〜。
注文してしまえば、忘れた頃にでも本が届きます。思い切って注文してしまいましょう!
〉
〉
〉〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉〉シリーズ一覧から拾って見ます。
〉名前の後の一言解説に感心しきりです・・・
〉〉Louis Braille(誰?)
〉あ、この人は点字を発明したフランス人ですね。
〉だから点字自体のこともBrailleというようです。(他の言い方もあるのかな?)
〉DKリーダーかなんかにこの人についての本があったような。いえ、Scholastic Biographyでした。
〉[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006301]
〉また、SIRのHelen Kellerにも名前が出てきます。
〉[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001412]
〉私は・・・地元の中3の教科書に載っていたので知りました。
〉Braille was invented by a Frenchman, Louis Braille.
〉みたいな・・・受身を習うところ・・・(余計な情報〜。)
おお〜〜〜、チクワさんもご存知でしたか。点字を発明したぐらいですから確かに「偉人」といえますね。
〉
〉〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
〉カナダ人の、カナダでは小学校の先生、っていう20代くらいの方に
〉カナダの子どもたちは誰の本をたくさん読みますか?って聞いてみたら
〉「ロウドー」って、感じに聞こえたんです。む、やっぱり知らんひとか?と思ったけど
〉念のためにスペルアウトしてもらったら、Roald Dahlでした。わはは・・・歴史上の人物でありながら、今もなお人気ってことでしょうか。すごーい。
アメリカではダールは誰でも読んでるらしいですね。
〉ついでながら最近Danny the Champion of the Worldと、The BFGを読みました。
〉BFGの中の、Dahl's Chikensっていうギャグにバカうけしました。ついででした。
Danny…は読みましたが、BFGは寝ています。巨人語が難しいとかで。読むのが楽しみです。(いつ…?)
〉
〉
〉〉Guy Fawks
〉あ、Guy Fawksだ。読みたいかも。
〉LLLのInfoTrailに、Who Goes on the Bon Fire?っていう本がありまして
〉私の中では「問題」の本、なんです。
〉こういうことをYear2のこどもに問いかけるのかー?とショックでした。
〉(問いかけはタイトルのとおり。Guy Fawksか、それとも別の人物かどっちか?でWho・・・)
〉ネタバレにならないようにいえないな・・・
〉女王側、体制側に身を置かないと読めないんだな、とあとで気づきました。
〉日本の子どもたちに、平気かなー?
Guy Fawksもご存知でしたか。この人はどうコメントしていいかわかりませんでした。LLLで…ですか。うーむ。
〉
〉
〉〉●Rookie Read-About Holidays
〉〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
〉ああ〜、まだ手に入れてません。
〉一カ国に他民族、ってぜひ子どもに紹介したいことです。
〉
〉
〉〉次はイスラム教です。
〉〉「Ramadan」
〉〉ラマダンはイスラムの暦で1ヶ月続きます。イスラム教徒にとって聖なる月です。普通「断食月」として有名ですが、ここでは聖なる月の部分を重視した記述になっています。イスラム教徒がこの月をどんな気持ちで迎えるかがよくわかります。
〉気持ちがよくわかるっていいですね。
〉ちょっと前まで、ラマダンのときはまるっきり何も食べないのかと思っておりました。
日本では「断食」ばかりが強調されているようで…。まず「聖なる月」であることから理解しないといけないようです。
〉
〉
〉〉次は世界の国に関する本です。
〉〉●A True Book
〉〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
〉シリーズ名と、レベルと語数が好きです。(笑)
それはよかった(笑)
〉
〉〉「China」
〉〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
〉ふむ。象形文字なんかもそうってことかな?
漢字も象形文字の一種ということかと…。
〉
〉〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
〉読むときは、杏樹さんのご報告から、どういう点がギャップがあったり、ひどいのか踏まえて
〉読めるから、ラッキー。(ありがとうございます。)
〉秦から、モンゴルにっていきなりなことなんですね。覚えておきます。(頑張るぞ。)
〉
多読と同じでちょっとぐらい飛ばしても大丈夫、ってことです。中国五千年の歴史では千年ぐらい「ちょっと」です。がんばらなくても読めると思います。
〉〉「Asia」
〉〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
〉bloodiestはひどいですねー。
〉いま、どんなお付き合い(外交や民間交流)をしてるんでしょうね〜。
取ってつけたように「今では平和な国です」ってさ…。
〉〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
〉あ、最後の4行は杏樹部長の解説ですね!うっかり、この本に書いてあることかと
〉誤解しかけました。すみませーん。
〉はい、部長のお教え、覚えておきます。というか、本を読むときは
〉またここを確認に来ます!
そーです、自分で勝手に解説してしまいました。この本を読むときにはそこだけは注意して欲しいなーと思って。
〉
〉〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
〉熱いメッセージのこもったご報告をありがとうございました!
読んでくださってありがとうございました!
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430. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: macska
投稿日: 2005/7/12(08:23)
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杏樹さん、Jo reggelt!
今回の偉人シリーズは是非そのうち読んでみたいです。世界史って、子どものときから社会が苦手だった私には、なんか知りたい気はするけど取っ付きにくいイメージだったんですが、今回ご紹介くださったのは読みやすそう!それにこの人だぁれ?って興味もあるし。それに洋書で読めるわけだし。好奇心をくすぐられます。
今はとにかく100万語をひたすら目指してるので、その後に。Little Women読んでて時間なくてなかなかだけど、でも時間さえできればすぐってとこまできてます。
それとちょっと前まで本代にお金使いすぎてスッポンポンになってきたことが問題かな...(^^;)
それはともかく、すっごく嬉しい情報をありがとうございました!
これで世界史クラブに一歩だけ近づいた感じがしています。
Viszontlatasra!
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438. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/14(00:12)
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macskaさん、Szervusz!
〉今回の偉人シリーズは是非そのうち読んでみたいです。世界史って、子どものときから社会が苦手だった私には、なんか知りたい気はするけど取っ付きにくいイメージだったんですが、今回ご紹介くださったのは読みやすそう!それにこの人だぁれ?って興味もあるし。それに洋書で読めるわけだし。好奇心をくすぐられます。
社会が苦手でしたか。そういう人にも楽しめる本を、と思って紹介していますので、これをきっかけに何か読んでくれたらうれしいです。100万語通過したmacskaさんなら、このシリーズは楽に読めると思います。
〉今はとにかく100万語をひたすら目指してるので、その後に。Little Women読んでて時間なくてなかなかだけど、でも時間さえできればすぐってとこまできてます。
無事通過できてよかったですね。
〉それとちょっと前まで本代にお金使いすぎてスッポンポンになってきたことが問題かな...(^^;)
あの〜、「すってんてん」だと思います…。「スッポンポン」は…意味が違うと…
〉それはともかく、すっごく嬉しい情報をありがとうございました!
〉これで世界史クラブに一歩だけ近づいた感じがしています。
どんどん近づいてきてくださーい。
〉Viszontlatasra!
Viszontlatasra!
(長音記号がつけられないのが残念)
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442. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: macska
投稿日: 2005/7/14(04:18)
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杏樹さん、Szervusz!
〉あの〜、「すってんてん」だと思います…。「スッポンポン」は…意味が違うと…
あっ、ホントだ〜
英語でもこの手の間違えだらけなんです。トホホ...
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お名前: NEO
投稿日: 2005/7/12(09:46)
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"杏樹"さんは[url:kb:426]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。世界史クラブの報告です。
〉今回はほんっとうに特にやさしい本を集めてみました。しかもすでに書評があるものが多いです。語数数えやレベル分けが楽〜♪
以前、紹介して頂いた本、Land,People,Cluture,でその国を知るっていうシリーズ揃えています。
今、アジアに興味があって、まず、ベトナムから読みました。
アジアにはシンデレラストーリーがたくさんあるって聞いたけれど、ベトナムにもありました。その話がでていて感動しました。
多読に幅が広がって本当に楽しいし、知らない世界が身近になってうれしいです。
本当にありがとうございます。^^
〉まず、世界史を知るには人物から入るのも一つの方法です。歴史的事実を並べられるよりも、一人の人物がどんな人生をたどったかを読む方が面白いということはよくあります。
〉ということで、このシリーズ。
〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉レベル2ぐらいの薄い本です。ほのぼのした感じの、ちょっぴりマンガっぽいイラストがたくさん入っていて、楽しい雰囲気で読みやすいです。短いのでよく知っている人なら少々物足りないかもしれませんが…。
〉「William Shakespeare」(1670語)
〉シェイクスピアはどのようにして劇作家になったのか、とか家庭生活などがわかります。子沢山で家の中がひっくり返ってるイラストなども楽しいです。
〉当時の舞台は吹きっさらしだったんですねえ。
〉シェイクスピアの兄弟は小さいときに亡くなりました。ペストのせいです。
〉…そこで思い浮かべるのは、前回紹介した本「You Wouldn't Want to be Sick in 16th Century!」。
〉時代が重なりますので、これを読むと当時の病気の様子が思い浮かびます。イラストに書いてある町並みも同じような感じで、この時代の雰囲気をつかむことができます。このように、同じような時代の本を結び付けて読むと、その時代の雰囲気をより多角的に知ることができます。
〉「Wolfgang Amadeus Mozart」(1327語)
〉モーツァルトは子どものときから並外れた音楽の才能がありました。その神童ぶりを見てカツラが飛んでるおじさんもいます。大きくなってザルツブルクの大司教に雇われますが、嫌われて追い出されます。ウィーンに移ったモーツァルトは大人気。しかし生活は楽にならず…。
〉モーツァルトの楽譜には書き損じ、書き直しが一つもないという逸話も紹介されています。最後に当時のピアノが紹介されていますが、ペダルがひざの位置にあったとは。
〉「Thomas Edison」(1255語)
〉発明王といわれたエジソンです。エジソンは子どもの頃耳が悪くて、頭が悪いと思われて学校をやめさせられます。そして駅で乗客に食べ物や新聞を売る仕事をします。やがて駅で通信の仕事を覚え、新しい工夫を思いつきます。
〉前に秋男さんがマザーグースのOxford Dictionaryを読んで、エジソンが蓄音機を発明したとき最初に吹き込んだのは「メリーさんの羊」だったということを教えてくれましたが、このイラストではちゃんと蓄音機からMary had a little lambという歌が流れています。
〉「Alfred the Great」(1144語)
〉この人は知っている人は少ないと思います。
〉9世紀、イギリスはいくつもの国に分かれていました。アルフレッドはその中のWessexという国の末の王子として生まれます。当時のイギリスは北欧のバイキングの侵略・略奪に悩まされていました。アルフレッドは兄の死によって国王となります。そして襲ってくるバイキングと戦うことになります。しかしある時急な襲撃によって逃げ出します。そしてあちこちさまよいますが、彼の素性を知らない農家のおかみさんから役立たず呼ばわりされてほうきで叩かれたりします。「どこがGreatやねん」と思ってしまいます。
〉しかしそんな逃亡の日々にも終わりを告げ、偉大な王となる日が…。
〉このシリーズはたくさんの人が取り上げられています。ただ、アマゾンで探すと品切れのときもありますが…。興味のある人、名前だけしか知らない人など、適当にみつくろって読んでみてはいかがでしょうか。
〉シリーズ一覧から拾って見ます。
〉Hans Christian Andersen(アンデルセン)
〉John Logie Baird(誰?)
〉Alexander Graham Bell(電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル。エジソンの本にも登場します)
〉St Bernadette(フランスで聖母マリアを見た奇蹟の少女、ルルドの聖ベルナデット。「ルルドの泉」は癒しの聖地として有名)
〉Boudicca(イギリスでローマ軍に抵抗したケルトの女王)
〉Louis Braille(誰?)
〉Julius Caesar(ユリウス・カエサル、もしくはジュリアス・シーザー)
〉William Caxton(誰?)
〉Winston Churchill(チャーチル首相)
〉Cleopatra
〉Marie Curie(キュリー夫人)
〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
〉Francis Drake(エリザベス1世のもとで活躍したイギリスの海賊)
〉Elizabeth 1
〉Guy Fawks
〉Henry Ford
〉St Francis(アッシジの聖フランチェスコ)
〉Anne Frank
〉Mahatma Ghandhi
〉Henry VIII(6人の妻で有名な王様。エリザベス1世の父親)
〉Helen Keller
〉Martin Luther King(マーティン・ルーサー・キング牧師。黒人解放運動に力を尽くしたが暗殺)
〉John Lennon
〉Mary Queen of Scots
〉A A Milne
〉Thomas More(トマス・モア。「ユートピア」の作者)
〉Florence Nightingale(ナイチンゲール)
〉Emmeline Pankhurst(誰?)
〉Louis Pasteur(ルイ・パスツール、細菌学者)
〉St Patrick(聖パトリック、アイルランドの守護聖人)
〉Beatrix Potter
〉Captain Scott
〉Mary Seacole(誰?)
〉George Stephenson(「宝島」などの本を書いたスティーブンソン)
〉Queen Victoria
〉James Watt
〉「誰?」情報を知っている人がいたら教えてくださいませ。
こんなにあるんですね。どれも気になって読みたいです。
もとも自伝とか好きなので本だながすごい状態、自伝や世界史なんて敷居が高いと思っていましたが杏樹さんのお陰でやさしい本がたくさん〜・これがきっかけになり、気になる事があるとリサーチして英語の本で読むようになり幅が広がりました。
〉●Rookie Read-About Holidays
〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
このシリーズは法人セットで持っています。写真がたくさんできれい!
事実に忠実ですごく分かりやすく、いい本です。イースターの本はイースターエッグが芸術的で感動。退役軍人なども色々な本で出てきて、簡単な本なんですがシリーズ全部を読むとアメリカの文化、歴史を全部ひっくるめた内容になり、なかなか深いものがあります。
これは全部読むっていうのがいいと思うのですが・・・・
〉次は世界の国に関する本です。
〉●A True Book
〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
〉「France」
〉フランスの地理的特徴、歴史、政治など。ルイ14世は「Sun King」…確かに「太陽王」という意味ですが、英語では重みが足りないような…。歴史の記述がナポレオンで終わってるのは、その後王制や共和制がめまぐるしく変わるので、とても記述しきれなかったのでしょうか。美術やシャン・ゼリゼ通りの紹介、トゥール・ド・フランスの紹介もあります。
〉「Italy」
〉イタリアの歴史はやはりローマ時代が中心。そこから急に19世紀の統一へ。火山に埋もれたポンペイの町のことも書いてあります。あとバチカンのことや、オペラのことなど。どこの町にもオペラハウスがあります。
〉「China」
〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
〉「Asia」
〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
〉他にもシリーズはいろいろありますが、書評ではシリーズ名で検索しても出てこないので、アマゾンで探してみてください。
〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
すごい〜〜杏樹さん、あのシリーズは本当に良かった!!!
でも、私が読んだ感じではレベル2.5〜3.5
政治や宗教的な分野だとレベル3以上になるかな〜と思います。
多読が進んでいる人はいいけれど結構、きつい方もいるかもしれません。
やさしい本のご紹介本当に助かります。
私もアジアに関心が・・・現在、ベトナム語の講座を受けていますが
音楽的な音の言葉、英語より遥か難しく感じます。
杏樹さんのお陰で世界史、気楽に楽しめるようになりました。感謝しています!!!
では!
------------------------------
NEOさん、こんにちは。
〉以前、紹介して頂いた本、Land,People,Cluture,でその国を知るっていうシリーズ揃えています。
〉今、アジアに興味があって、まず、ベトナムから読みました。
〉アジアにはシンデレラストーリーがたくさんあるって聞いたけれど、ベトナムにもありました。その話がでていて感動しました。
〉多読に幅が広がって本当に楽しいし、知らない世界が身近になってうれしいです。
〉本当にありがとうございます。^^
ベトナムのを読んだんですね。そちらもおもしろそう。Land,People,Clutureをそろえてくれる人がいて、本当にうれしいです。…いえ、出版社の回し者では…。
〉〉●FAMOUS PEOPLE FAMOUS LIVES (Franklin Watts出版)
〉〉Hans Christian Andersen(アンデルセン)
〉〉John Logie Baird(誰?)
〉〉Alexander Graham Bell(電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル。エジソンの本にも登場します)
〉〉St Bernadette(フランスで聖母マリアを見た奇蹟の少女、ルルドの聖ベルナデット。「ルルドの泉」は癒しの聖地として有名)
〉〉Boudicca(イギリスでローマ軍に抵抗したケルトの女王)
〉〉Louis Braille(誰?)
〉〉Julius Caesar(ユリウス・カエサル、もしくはジュリアス・シーザー)
〉〉William Caxton(誰?)
〉〉Winston Churchill(チャーチル首相)
〉〉Cleopatra
〉〉Marie Curie(キュリー夫人)
〉〉Roald Dahl(すでに歴史上の人物…?)
〉〉Francis Drake(エリザベス1世のもとで活躍したイギリスの海賊)
〉〉Elizabeth 1
〉〉Guy Fawks
〉〉Henry Ford
〉〉St Francis(アッシジの聖フランチェスコ)
〉〉Anne Frank
〉〉Mahatma Ghandhi
〉〉Henry VIII(6人の妻で有名な王様。エリザベス1世の父親)
〉〉Helen Keller
〉〉Martin Luther King(マーティン・ルーサー・キング牧師。黒人解放運動に力を尽くしたが暗殺)
〉〉John Lennon
〉〉Mary Queen of Scots
〉〉A A Milne
〉〉Thomas More(トマス・モア。「ユートピア」の作者)
〉〉Florence Nightingale(ナイチンゲール)
〉〉Emmeline Pankhurst(誰?)
〉〉Louis Pasteur(ルイ・パスツール、細菌学者)
〉〉St Patrick(聖パトリック、アイルランドの守護聖人)
〉〉Beatrix Potter
〉〉Captain Scott
〉〉Mary Seacole(誰?)
〉〉George Stephenson(「宝島」などの本を書いたスティーブンソン)
〉〉Queen Victoria
〉〉James Watt
〉〉「誰?」情報を知っている人がいたら教えてくださいませ。
〉こんなにあるんですね。どれも気になって読みたいです。
〉もとも自伝とか好きなので本だながすごい状態、自伝や世界史なんて敷居が高いと思っていましたが杏樹さんのお陰でやさしい本がたくさん〜・これがきっかけになり、気になる事があるとリサーチして英語の本で読むようになり幅が広がりました。
うう、うれしいお言葉です。世界史本の発掘は、歴史に興味がないとか敷居が高いという人が興味を持てるようにと思って始めたので、そう言ってくれる人が増えるとうれしいです。
〉〉●Rookie Read-About Holidays
〉〉世界の民族のお祭、お祝いを解説するRookie Readerのシリーズです。Rookie Readerですから、薄くてとってもやさしいです。ですから記述は簡単なものにとどまっていますが、「世界の国を知る」入門として読めば興味深いところが見つかると思います。主にアメリカでの各民族のお祝いの様子が書かれているようです。アメリカにこれだけ多民族がいるということですね。
〉このシリーズは法人セットで持っています。写真がたくさんできれい!
〉事実に忠実ですごく分かりやすく、いい本です。イースターの本はイースターエッグが芸術的で感動。退役軍人なども色々な本で出てきて、簡単な本なんですがシリーズ全部を読むとアメリカの文化、歴史を全部ひっくるめた内容になり、なかなか深いものがあります。
〉これは全部読むっていうのがいいと思うのですが・・・・
おお〜、法人セットですか。すばらし〜!
Rookie Readerって薄くてやさしい本ですが、内容はあなどれませんね。全部読んだらアメリカ文化の総合理解に…。そんな深いシリーズだったとは。
〉〉次は世界の国に関する本です。
〉〉●A True Book
〉〉今までの報告で紹介してきたLands, Peoples, Culturesシリーズがまだ難しいという人は、こちらはいかがでしょう。レベルは2ぐらい。1500〜2000語の薄くてやさしい本です。
〉〉「France」
〉〉フランスの地理的特徴、歴史、政治など。ルイ14世は「Sun King」…確かに「太陽王」という意味ですが、英語では重みが足りないような…。歴史の記述がナポレオンで終わってるのは、その後王制や共和制がめまぐるしく変わるので、とても記述しきれなかったのでしょうか。美術やシャン・ゼリゼ通りの紹介、トゥール・ド・フランスの紹介もあります。
〉〉「Italy」
〉〉イタリアの歴史はやはりローマ時代が中心。そこから急に19世紀の統一へ。火山に埋もれたポンペイの町のことも書いてあります。あとバチカンのことや、オペラのことなど。どこの町にもオペラハウスがあります。
〉〉「China」
〉〉漢字はletterとは言わずにCharasterって言うんですね。
〉〉歴史は万里の長城を作った秦からいきなりモンゴルに飛びます。やはり西洋人にはモンゴルを出すとわかりやすいんでしょう。マルコ・ポーロもいますし。でもここに出てくるフビライ・ハーンは西洋人が書いたエキゾチックな専制君主、といった感じで、日本人が見慣れているいかにも「モンゴル」顔の肖像とギャップがありすぎます。また孔子の肖像はもっとひどいです。背景の建物が完全に西洋風…。でもモンゴル以降、明、清、辛亥革命を経て共産中国が成立するあたりの記述はわかりやすく書かれていていて、中国の入門書としておすすめできます。中国人の生活も紹介されています。食事はナイフとフォークではなくお箸を使います、子どもも小さいときからお箸の使い方を覚えます。…だって。パンダも紹介されています。か、かわいい。
〉〉「Asia」
〉〉アジアを総合的に知ることができる本です。
〉〉世界一高い山エベレスト、世界一標高の低い死海。多彩な気候、いろいろな動植物。短い本の中に多様なアジアの様相が紹介されています。ひとつだけ気になるのはモンゴル人をものすごい野蛮人扱いしていること。モンゴルは世界を征服してたくさんの人が殺されました、アジアで最も血塗られた時代です、でも今のモンゴルは平和な国になりました、ではモンゴル帝国が相当野蛮な国だったみたいじゃないですか。少なくとも「bloodiest」という表現はひどすぎ。西洋人にとってはモンゴルといえば恐ろしい征服者というトラウマが残り続けているのでしょうか。
〉〉でもそこを除けば、アジアのことがよくわかるいい本です。
〉〉ただ、モンゴル帝国はチンギス・ハンの征服が一段落した後は、アジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いたことで、モンゴルの統治が広い範囲をカバーして交通も発達して国同士の争いの少ない時期だったということだけ覚えておいて欲しいです。
〉〉他にもシリーズはいろいろありますが、書評ではシリーズ名で検索しても出てこないので、アマゾンで探してみてください。
〉〉やはりアジアに関するとツッコミが多くなってしまいます。
〉〉でもこういったやさしい本で世界のことを知るてがかりにしてくれればうれしく思います。
〉すごい〜〜杏樹さん、あのシリーズは本当に良かった!!!
〉でも、私が読んだ感じではレベル2.5〜3.5
〉政治や宗教的な分野だとレベル3以上になるかな〜と思います。
〉多読が進んでいる人はいいけれど結構、きつい方もいるかもしれません。
〉やさしい本のご紹介本当に助かります。
私もLands, Peoples, Culturesよりもっとやさしい本があったらいいなと思って探しました。内容はLands…の方がもちろん充実していますが、やさしい入門的なものもあったらと思いまして。
〉私もアジアに関心が・・・現在、ベトナム語の講座を受けていますが
〉音楽的な音の言葉、英語より遥か難しく感じます。
ベトナム語は未知言語です。「英語以外」の広場へもいらっしゃいませんか?あそこではみんなが実験台になって多言語習得をめざしています。
〉杏樹さんのお陰で世界史、気楽に楽しめるようになりました。感謝しています!!!
〉では!
それでは!
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433. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 雫 http://blog.livedoor.jp/happyreadingshizuku/
投稿日: 2005/7/12(14:37)
------------------------------
杏樹さん、世界史クラブの皆さん、こんにちは。
先日、akoさんにお勧めの易しい本をを紹介していただいた雫です。
買い揃えるのでイキナリは無理ですがFactfilesのKings and Queens
of Britainを読みました。GRのMARY,QUEEN OF SCOTSでヨーロッパの
歴史に興味を持ったのが始まりでした。それまでは映画で「王妃マルゴ」
「宮廷料理人ヴァテール」「エリザベス」「アマデウス」など観ていま
したが、洋書で読める世界史にとてもワクワクしています。
今回も紹介してくださった本、保存しておいて購入するときの参考にさ
せていただきます!
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
441. Re: 初心者のための世界史クラブ〜児童書編Part4〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/14(00:39)
------------------------------
雫さん、こんにちは。
〉先日、akoさんにお勧めの易しい本をを紹介していただいた雫です。
〉買い揃えるのでイキナリは無理ですがFactfilesのKings and Queens
〉 of Britainを読みました。GRのMARY,QUEEN OF SCOTSでヨーロッパの
〉歴史に興味を持ったのが始まりでした。それまでは映画で「王妃マルゴ」
〉「宮廷料理人ヴァテール」「エリザベス」「アマデウス」など観ていま
〉したが、洋書で読める世界史にとてもワクワクしています。
〉今回も紹介してくださった本、保存しておいて購入するときの参考にさ
〉せていただきます!
雫さんもGRから歴史の興味を持ったんですね。そういう人の手助けになればと思って本を発掘していますので、参考にしてもらえたらうれしいです。
歴史のもの映画は見ていたんですね。「王妃マルゴ」は私も好きです。「アマデウス」は舞台の衝撃が大きかったので、映画はどうしても受け付けませんでしたが…。今回モーツァルトの本も紹介していますので、よろしかったらどうぞ。
それでは…。