[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(03:14)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/11/28(20:31)
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みなさま、こんにちは。
中国語が一段落してから世界史関係の本をせっせと読みました。
タドキスト大会までに一同報告しようと思い、児童書編「2」をお届けします。
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まず今回見つけたオススメ!
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★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
というシリーズです。
本文がゴシック体なので最初は読みにくく感じるかもしれませんが、内容はやさしくて、カラー図版がページごとに入っていてわかりやすいです。Glossaryもついていて、本文ではその言葉がすべて太字になっているので、なれない歴史用語が出てきても大丈夫。
そのうち読んだのは
・「THE VIKINGS」(7524語)
中世の北欧のバイキング。なぜ彼らは世界各地に出かけていったのか。どのように航海したのか。北欧神話からバイキング船の構造、バイキング社会のしくみまで、こんなやさしい英語でわかりやすく書けるのか、と感心するほどわかりやすく説明してくれます。レベル2ぐらいで読めそうです。
・「The Renaissance」(7708語)
ルネサンスといえば、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチなどの美術関係で語られることが多いですが、ここでは当時の社会全体がどのようなものだったのかをさまざまな面から解説してくれます。この時代はたんに「文芸復興」というだけでなく、グーテンベルクの活版印刷、航海術の発達による大航海時代、そして宗教改革、とヨーロッパ社会があらゆる面で大きく変化した時代だったのです。家庭生活や衣服や教育など当時の生活についてもいろいろ書かれています。
「THE VIKINGS」より少し難しく感じました。
このシリーズの他の本は以下の通りです。
「The Ancient Cinese」
「The Ancient Egyptians」
「The Ancient Greeks」
「The Ancient Romans」
「Ancient West African Kingdoms: Ghana, Mali, Songhai」
「The Aztecs」
「The Incas」
「The Indus Valley」
「The Maya」
「The Middle Ages」
「The Sumerians」
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個人的に気に入った本
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★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
大げさなタイトルですが、薄い絵本です。レベル2ぐらいでしょうか。
西暦700年、唐の都長安を出たキャラバンがコンスタンチノープルに達するまでの旅程を描いてあります。長安を出て、タクラマカン砂漠を越えて、パミールを越えて、盗賊の危険にさらされながらダマスクス、そしてビザンチウム(コンスタンチノープル)へ…。
私の専門ど真ん中!これがこんなやさしい絵本にできるなんてー!絵もていねいに書かれており、特にバグダードの賑わいはとっても細かい!西洋人が書いたにしては中国もそんなにヘンじゃないし。(ただ、西洋人は木造建築を苦手なのかも…)。ただ、敦煌の絵はとってもそれらしく描かれてはいるのですが、敦煌の石窟寺は造営当時はそれぞれの窟の入り口にに中国建築の門がついてたんですねえ。
本文の後ろに細かい字でこの時代のキーワードについて解説があります。
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The Lands, Peoples, and Cultures Series
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「1」でお知らせしたシリーズの別の本を読んでみました。
前はCultuuersばかりだったので、今回は違うのに挑戦しました。
★「IRELAND The Land」
Cultureとどう違うのかと思いましたが、本当に地理的解説が中心でした。
目次を拾ってみますと
The Emerald Isle
Captal Cities
From Land and Sea
Industry, Past and Present
などです。Captal Citiesが複数形なのは、北アイルランドのベルファストとアイルランド共和国のダブリンの両方を取り上げているからです。
★「FRANCE the People」
まずフランスの歴史的有名人、そして現在のフランス人の生活など。
Family Life
Going to School
Time to Play!
Shopping
などです。
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物語(フィクション)
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歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
でもウィリアム・テルの名前は聞いたことがあってもどういう人なのかあまり知りませんよね。私も知りませんでした。しかも「ウィリアム・テル」は少年のほうではなくて、矢を射るお父さんのほうだった!
ウォルター少年はお父さんのような立派なBOWMANになりたいと思っています。当時のスイスはオーストリアの支配下にありました。ある時ウォルターはお父さんと出かけますが、お父さんはオーストリアからの統治者に敬意を払わなかったため捕らえられます。そしてお父さんが有名なBOWMANのウィリアム・テルだと知って、ウォルターの頭にリンゴを載せてそれを射てみよと命じます。
"Shoot, Father, Shoot! Iam not afraid!"
ウォルターはけなげに答えます。
しかし…。
ウィリアム・テルってスイス建国の英雄だったんですね。それが息子の目を通して書かれています。
一見絵本のように大判で、絵も豊富ですが、内容はレベル5ぐらいかも…。
★「Dancing for Danger」(14000語)
200年前のアイルランドはイギリスの支配下にあり、アイルランドの言葉や文化を伝えることを禁じられました。しかし人々はこっそり子どもたちにアイルランド文化を伝えるための学校を作っていました。Meggyはそこに通っていましたが、ある時イギリス兵にみつかってしまいます。
弟をかばい、先生を助ける勇気あるMeggyの行動にハラハラドキドキしながら読みました。
レベルは4ぐらいでしょうか。
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今回のスペシャル企画
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★「ANCIENT CHINA」(14000語)
「1」で報告したFIND OUT ABOUTシリーズです。「1」では「The CELTS」を読みました。本が届くまで同じシリーズだとは気がつきませんでした。
図版が豊富ですが、字が細かいのは同じです。
中国に関するトピックを見開きにひとつ取り上げて解説しています。なにしろ五千年の歴史ですから、説明や取り上げられている図版が何千年の幅を行き来します。年代とか「何百年前」と書いている場合もあれば、単に○Dinastyとだけしか書いてない場合もあり、その時は最初のほうに年表がありますから、それを参照すればいいのですが…少々面倒ですね。
「The CELTS」と同じく工作も載っています。扇子にそろばんに、大雁塔まで作ってしまうなんてー。
私的にはおもしろかったのですが、あまりお勧めはできないと思いました。というのは、中国の地名や人名や固有名詞が英文字で書かれているので、日本人的には漢字がないとピンと来ないのでわかりにくいのではないかということです。現在の中国語のローマ字表記で書かれていますので、私は見当がつきやすくていいんですけど。(ジーン・フリッツの「HOMESICK」がわかりにくかったので。)
…と、思ったのですが、中国史の事を何も知らなかったら、漢字で書こうが、英文字だろうがピンと来ないのは同じではなかろうか…?
とすると、この本を読んでも別に差し支えはないのでは…?
といういことで、他の人の感想を聞いてみたくなりました。
そこで今回のスペシャル企画です。
「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
条件として
●中国史や中国語の知識に乏しいこと。
●読んだらこの掲示板で感想を書いてくれること。
希望する方はレスをつけて応募してください。1番乗りの人にお貸しします。
感想を書く際、どうしても「これは漢字で何と書くの?」と思うところがあれば、お返事します。
(でもわからないところもあったんです…。調べたらわかるかもしれませんが、調べてないので)
レベルは4ぐらいだと思います。文章そのものは3ぐらいかもしれませんが、字が細かいのと、内容の性質上未知単語が多いので、レベル3が楽に読めるぐらいでないと難しいのではないかと思います。
*****************************************************************
おまけ。
ORTのStage7「Chinese Adventure」は大ブーイング!でした。
ひどすぎる…。特に服装なんてメチャクチャ。ちゃんと調べられないなら、中国なんて取り上げないで欲しいです。私が資料提供してあげたい!
せめて上の「ANCIENT CHINA」ぐらい読んでくれたらねえ。
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それではこのへんで。
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346. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2004/11/28(20:54)
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"杏樹"さん こんにちは。
〉*****************************************************************
〉おまけ。
〉ORTのStage7「Chinese Adventure」は大ブーイング!でした。
〉ひどすぎる…。特に服装なんてメチャクチャ。ちゃんと調べられないなら、中国なんて取り上げないで欲しいです。私が資料提供してあげたい!
〉せめて上の「ANCIENT CHINA」ぐらい読んでくれたらねえ。
〉*****************************************************************
英米の 日本や中国ものはステレオタイプのものが多く
嘆かわしいものがあります。
上記の件、より具体的に指摘していただければ、英語に
直して、Oxford の編集部に転送します。
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古川さん、こんにちは。
〉〉*****************************************************************
〉〉おまけ。
〉〉ORTのStage7「Chinese Adventure」は大ブーイング!でした。
〉〉ひどすぎる…。特に服装なんてメチャクチャ。ちゃんと調べられないなら、中国なんて取り上げないで欲しいです。私が資料提供してあげたい!
〉〉せめて上の「ANCIENT CHINA」ぐらい読んでくれたらねえ。
〉〉*****************************************************************
〉英米の 日本や中国ものはステレオタイプのものが多く
〉嘆かわしいものがあります。
〉上記の件、より具体的に指摘していただければ、英語に
〉直して、Oxford の編集部に転送します。
本当ですか?!
といってもどう説明していいのやら…。
一応変なところを書いてみますが、うまくまとめてもらえるのでしょうか…。
まず、登場人物のほとんどが布地を巻いて結んだ帯をしていますが、これは完全な誤りです。また、襟の形もおかしいです。一番近い王朝の清時代なら、スタンドカラー、詰め襟です。
特に皇帝は髪型も被り物も服の型も柄も全く中国のものとは違っています。
アマゾンでこういう本を探してみましたが、参考になるでしょうか?
清の康熙帝:表紙の衣装は普段着
清の乾隆帝:表紙の衣装は皇帝の礼服
清朝の男性の髪型は、頭の前半分をそり、うしろに長い三つ編みを垂らします。ボサボサに後ろにはねているのはおかしいです。
ORTの絵では、いかにも野蛮人っぽい印象を受けます。中国は歴史の長い伝統のある国であり、身だしなみや礼儀を大切にします。そういったことを考慮して欲しいと思います。
また、子どもの衣装も中国のものとはまるで違います。水玉模様の袖もズボンも、半ズボンに長靴もありえません。
それこそ上記の「Ancient China」に子どもの時の最後の皇帝、溥儀の写真を元にした絵がかかれています。ついでに、「Ancient China」には、乾隆帝がイギリスの使節に接見している絵もあります。
悪事を働くservantsの衣装もだめです。
せめて映画の「ラスト・エンペラー」を見さえすれば、もう少しマシなものが書けるのではないかと思うのですが。
ついでに、紫禁城を参考にしたと思われる宮殿建築はまずまず書けていますが、柱の柄だけおかしいです。中国の宮殿の柱は赤です。紫禁城は外壁も赤です。
…こんなもんでいかがでしょうか。
それから、MTHのDragon Emperorもなんとかならないでしょうか…。ORTよりは調べてるのは確かなんですけど、どうもズレてて…。
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347. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/11/28(21:32)
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杏樹さん、こんばんは!
中国語の100万字お祝いしましたっけ?
500万語通過もお祝いしましたっけ?
世界史関係の児童書編「1」のお祝いしましたっけ?
あれ? 600万語だったかな? それとも・・・?
〉みなさま、こんにちは。
〉中国語が一段落してから世界史関係の本をせっせと読みました。
〉タドキスト大会までに一同報告しようと思い、児童書編「2」をお届けします。
実にありがたいです。中国に、世界にはばたく杏樹さん!!
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〉まず今回見つけたオススメ!
〉****************************************************************
〉★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
〉というシリーズです。
〉本文がゴシック体なので最初は読みにくく感じるかもしれませんが、内容はやさしくて、カラー図版がページごとに入っていてわかりやすいです。Glossaryもついていて、本文ではその言葉がすべて太字になっているので、なれない歴史用語が出てきても大丈夫。
〉そのうち読んだのは
〉・「THE VIKINGS」(7524語)
〉中世の北欧のバイキング。なぜ彼らは世界各地に出かけていったのか。どのように航海したのか。北欧神話からバイキング船の構造、バイキング社会のしくみまで、こんなやさしい英語でわかりやすく書けるのか、と感心するほどわかりやすく説明してくれます。レベル2ぐらいで読めそうです。
〉・「The Renaissance」(7708語)
〉ルネサンスといえば、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチなどの美術関係で語られることが多いですが、ここでは当時の社会全体がどのようなものだったのかをさまざまな面から解説してくれます。この時代はたんに「文芸復興」というだけでなく、グーテンベルクの活版印刷、航海術の発達による大航海時代、そして宗教改革、とヨーロッパ社会があらゆる面で大きく変化した時代だったのです。家庭生活や衣服や教育など当時の生活についてもいろいろ書かれています。
〉「THE VIKINGS」より少し難しく感じました。
〉このシリーズの他の本は以下の通りです。
〉「The Ancient Cinese」
〉「The Ancient Egyptians」
〉「The Ancient Greeks」
〉「The Ancient Romans」
〉「Ancient West African Kingdoms: Ghana, Mali, Songhai」
〉「The Aztecs」
〉「The Incas」
〉「The Indus Valley」
〉「The Maya」
〉「The Middle Ages」
〉「The Sumerians」
これも買うぞー!
いままでKianさんの画家シリーズ、作曲家シリーズ、杏樹さんの
Culture, Land, and Historyシリーズ、全部買うてまっせ!
〉***************************************************************
〉個人的に気に入った本
〉***************************************************************
〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉大げさなタイトルですが、薄い絵本です。レベル2ぐらいでしょうか。
〉西暦700年、唐の都長安を出たキャラバンがコンスタンチノープルに達するまでの旅程を描いてあります。長安を出て、タクラマカン砂漠を越えて、パミールを越えて、盗賊の危険にさらされながらダマスクス、そしてビザンチウム(コンスタンチノープル)へ…。
〉私の専門ど真ん中!これがこんなやさしい絵本にできるなんてー!絵もていねいに書かれており、特にバグダードの賑わいはとっても細かい!西洋人が書いたにしては中国もそんなにヘンじゃないし。(ただ、西洋人は木造建築を苦手なのかも…)。ただ、敦煌の絵はとってもそれらしく描かれてはいるのですが、敦煌の石窟寺は造営当時はそれぞれの窟の入り口にに中国建築の門がついてたんですねえ。
〉本文の後ろに細かい字でこの時代のキーワードについて解説があります。
これもよさそ!
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〉The Lands, Peoples, and Cultures Series
〉****************************************************************
〉「1」でお知らせしたシリーズの別の本を読んでみました。
〉前はCultuuersばかりだったので、今回は違うのに挑戦しました。
〉★「IRELAND The Land」
〉Cultureとどう違うのかと思いましたが、本当に地理的解説が中心でした。
〉目次を拾ってみますと
〉The Emerald Isle
〉Captal Cities
〉From Land and Sea
〉Industry, Past and Present
〉などです。Captal Citiesが複数形なのは、北アイルランドのベルファストとアイルランド共和国のダブリンの両方を取り上げているからです。
〉★「FRANCE the People」
〉まずフランスの歴史的有名人、そして現在のフランス人の生活など。
〉Family Life
〉Going to School
〉Time to Play!
〉Shopping
〉などです。
これ、あるだけ買いました。
まだだれもはまってくれませんが、そのうちね。
*************************************************************
〉 物語(フィクション)
******************************************************
〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリ
アム・テルです。
〉でもウィリアム・テルの名前は聞いたことがあってもどういう人なのか
あまり知りませんよね。私も知りませんでした。しかも「ウィリアム・
テル」は少年のほうではなくて、矢を射るお父さんのほうだった!
〉ウォルター少年はお父さんのような立派なBOWMANになりたいと思って
います。当時のスイスはオーストリアの支配下にありました。ある時
ウォルターはお父さんと出かけますが、お父さんはオーストリアからの
統治者に敬意を払わなかったため捕らえられます。そしてお父さんが
有名なBOWMANのウィリアム・テルだと知って、ウォルターの頭にリンゴを
載せてそれを射てみよと命じます。
〉"Shoot, Father, Shoot! Iam not afraid!"
〉ウォルターはけなげに答えます。
〉しかし…。
〉ウィリアム・テルってスイス建国の英雄だったんですね。それが息子の目を通して書かれています。
〉一見絵本のように大判で、絵も豊富ですが、内容はレベル5ぐらいかも…。
うー、おもしろそうだけど、レベル5か・・・
〉★「Dancing for Danger」(14000語)
〉200年前のアイルランドはイギリスの支配下にあり、アイルランドの
言葉や文化を伝えることを禁じられました。しかし人々はこっそり子ども
たちにアイルランド文化を伝えるための学校を作っていました。Meggyは
そこに通っていましたが、ある時イギリス兵にみつかってしまいます。
〉弟をかばい、先生を助ける勇気あるMeggyの行動にハラハラドキドキし
ながら読みました。
〉レベルは4ぐらいでしょうか。
******************************************************************
〉今回のスペシャル企画
**************************************************************
〉★「ANCIENT CHINA」(14000語)
〉「1」で報告したFIND OUT ABOUTシリーズです。「1」では「The CELTS」を読みました。本が届くまで同じシリーズだとは気がつきません
でした。
〉図版が豊富ですが、字が細かいのは同じです。
〉中国に関するトピックを見開きにひとつ取り上げて解説しています。
なにしろ五千年の歴史ですから、説明や取り上げられている図版が何千
年の幅を行き来します。年代とか「何百年前」と書いている場合もあれ
ば、単に○Dinastyとだけしか書いてない場合もあり、その時は最初の
ほうに年表がありますから、それを参照すればいいのですが…少々面倒
ですね。
〉「The CELTS」と同じく工作も載っています。扇子にそろばんに、
大雁塔まで作ってしまうなんてー。
〉私的にはおもしろかったのですが、あまりお勧めはできないと思いま
した。というのは、中国の地名や人名や固有名詞が英文字で書かれている
ので、日本人的には漢字がないとピンと来ないのでわかりにくいのでは
ないかということです。現在の中国語のローマ字表記で書かれています
ので、私は見当がつきやすくていいんですけど。(ジーン・フリッツの「HOMESICK」がわかりにくかったので。)
〉…と、思ったのですが、中国史の事を何も知らなかったら、漢字で書こうが、英文字だろうがピンと来ないのは同じではなかろうか…?
〉とすると、この本を読んでも別に差し支えはないのでは…?
・・・ どうしよー ・・・ 中国の留学生は喜んで読むかなあ・・・?
〉といういことで、他の人の感想を聞いてみたくなりました。
〉そこで今回のスペシャル企画です。
〉「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
〉条件として
〉●中国史や中国語の知識に乏しいこと。
〉●読んだらこの掲示板で感想を書いてくれること。
ぎゃ! 中国の留学生には耐えられない?
〉希望する方はレスをつけて応募してください。1番乗りの人にお貸し
します。
〉感想を書く際、どうしても「これは漢字で何と書くの?」と思うところ
があれば、お返事します。
〉(でもわからないところもあったんです…。調べたらわかるかもしれ
ませんが、調べてないので)
〉レベルは4ぐらいだと思います。文章そのものは3ぐらいかもしれま
せんが、字が細かいのと、内容の性質上未知単語が多いので、レベル3が
楽に読めるぐらいでないと難しいのではないかと思います。
〉***************************************************************
〉おまけ。
〉ORTのStage7「Chinese Adventure」は大ブーイング!でした。
〉ひどすぎる…。特に服装なんてメチャクチャ。ちゃんと調べられないなら、中国なんて取り上げないで欲しいです。私が資料提供してあげたい!
〉せめて上の「ANCIENT CHINA」ぐらい読んでくれたらねえ。
〉*****************************************************************
〉それではこのへんで。
はーい、いつもいつもありがとー!
杏樹さんは各国語で100万語の先駆者、いや、パイオニア、いや、
コロンブス!
あと優香さんがギリシャ語で、慈幻さんがドイツ語で、Islaverdeさんと
フクさんが、スペイン語で・・・ 楽しみにしてますよー!
(って、ちょっとプレッシャーか・・・?)
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酒井せんせい、こんばんは。
〉杏樹さん、こんばんは!
〉中国語の100万字お祝いしましたっけ?
〉500万語通過もお祝いしましたっけ?
〉世界史関係の児童書編「1」のお祝いしましたっけ?
〉あれ? 600万語だったかな? それとも・・・?
どこまでジョーダンなのか、本気なのか…。
〉〉みなさま、こんにちは。
〉〉中国語が一段落してから世界史関係の本をせっせと読みました。
〉〉タドキスト大会までに一同報告しようと思い、児童書編「2」をお届けします。
〉実にありがたいです。中国に、世界にはばたく杏樹さん!!
せんせー、話が大風呂敷です。
〉******************************************************************
〉〉まず今回見つけたオススメ!
〉〉****************************************************************
〉〉★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
〉これも買うぞー!
〉いままでKianさんの画家シリーズ、作曲家シリーズ、杏樹さんの
〉Culture, Land, and Historyシリーズ、全部買うてまっせ!
興味を持ってくれてありがとうございます。
Culture, Land, and History(←Peoplesです)シリーズ全部!すごーくうれしいです。
Kianさんの画家と作曲家のシリーズもよさそうですが、まだ読んだことがありません。
〉〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉これもよさそ!
でしょー?
〉これ、あるだけ買いました。
〉まだだれもはまってくれませんが、そのうちね。
はまる、まではいかなくても、少しずつでも読んでくれればいいんですけど。
〉*************************************************************
〉〉 物語(フィクション)
〉******************************************************
〉〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉うー、おもしろそうだけど、レベル5か・・・
それは人にすすめるのにためらうということでしょうか…。
〉******************************************************************
〉〉今回のスペシャル企画
〉**************************************************************
〉〉★「ANCIENT CHINA」(14000語)
〉〉「1」で報告したFIND OUT ABOUTシリーズです。「1」では「The CELTS」を読みました。本が届くまで同じシリーズだとは気がつきません
〉でした。
〉・・・ どうしよー ・・・ 中国の留学生は喜んで読むかなあ・・・?
日本人が日本のことを英語で書かれた本を読むような感じになるでしょうか?
内容はきちんとしてますから、あきれることはないでしょうけれど。
〉〉といういことで、他の人の感想を聞いてみたくなりました。
〉〉そこで今回のスペシャル企画です。
〉〉「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
〉〉条件として
〉〉●中国史や中国語の知識に乏しいこと。
〉〉●読んだらこの掲示板で感想を書いてくれること。
〉ぎゃ! 中国の留学生には耐えられない?
スミマセンねえ。この企画は、もともと世界史クラブが歴史のことが興味ない、わからない、という人のためにオススメ本を見つけてくる、というコンセプトで始めたので、そういった人を対象にしたいんです。
そして、これから英語で書かれた中国関連の本を見つけて役に立つものかどうか参考にしたいので…。
〉〉それではこのへんで。
〉はーい、いつもいつもありがとー!
〉杏樹さんは各国語で100万語の先駆者、いや、パイオニア、いや、
〉コロンブス!
せんせい、はしゃぎすぎです…。
〉あと優香さんがギリシャ語で、慈幻さんがドイツ語で、Islaverdeさんと
〉フクさんが、スペイン語で・・・ 楽しみにしてますよー!
〉(って、ちょっとプレッシャーか・・・?)
先生がプレッシャーかけても、多読をしている人は好きなように読んでいくことでしょう。たしかに、多言語多読がこれからどうなっていくかは楽しみですね。
それでは…。
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348. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: ako
投稿日: 2004/11/29(00:29)
------------------------------
杏樹さん、akoです、こんにちは。
またまた、というか、もう、というか、素晴らしいです。
akoは読むのが遅いため、絵本編がなかなか出せないのですが、
こうして杏樹さんがコンスタントに世界史クラブ活動を続けてくださるので、
とても励みになります。
そして、世界史大好きakoの今後の多読本選びの貴重な資料になりますので、
ほんとにありがとうございます。
〉★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
〉なれない歴史用語が出てきても大丈夫。
世界史ファンとしては、こういうのを英語で、どう言うのかを知りたいから
嬉しいですー
〉・「THE VIKINGS」(7524語)
〉中世の北欧のバイキング。なぜ彼らは世界各地に出かけていったのか。どのように航海したのか。北欧神話からバイキング船の構造、バイキング社会のしくみまで、こんなやさしい英語でわかりやすく書けるのか、と感心するほどわかりやすく説明してくれます。レベル2ぐらいで読めそうです。
おお、レベル2なら、そんな遠くない将来に読めそうです。
〉・「The Renaissance」(7708語)
〉このシリーズの他の本は以下の通りです。
これらがレベル2〜3程度で読めるのであれば、
多読経験を積んだ中高生なら、高校時代のうちから、英語多読でそのまま世界史を学ぶっていうことができそう!
高校生のうちから世界史を英語で学べたら、
日本の西洋史学科学生の水準がものすごく上がるように思います。
知人に高校教師がいますので、さっそく提案しよう〜〜っと。
〉個人的に気に入った本
これ、これ、これを知りたかったんです。
〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉大げさなタイトルですが、薄い絵本です。レベル2ぐらいでしょうか。
おお、またもやレベル2! ありがたい。
でもって、シルク「ルート」なんですね。
7000マイルの歴史なんて、ロマンチックで素敵な題ですね。
〉西暦700年、唐の都長安を出たキャラバンがコンスタンチノープルに達するまでの旅程を描いてあります。長安を出て、タクラマカン砂漠を越えて、パミールを越えて、盗賊の危険にさらされながらダマスクス、そしてビザンチウム(コンスタンチノープル)へ…。
うう〜〜(歓喜のうめき)
様々な想像を呼び起こす地名の数々… わくわくして震えが来ます〜〜
〉私の専門ど真ん中!これがこんなやさしい絵本にできるなんてー!絵もていねいに書かれており、特にバグダードの賑わいはとっても細かい!西洋人が書いたにしては中国もそんなにヘンじゃないし。(ただ、西洋人は木造建築を苦手なのかも…)。
杏樹さんが、こう書いたということは、「相当によい」出来だと想像しております。もし、この本、ご購入されたのでしたら、ぜひ拝見したいです。
〉The Lands, Peoples, and Cultures Series
〉「1」でお知らせしたシリーズの別の本を読んでみました。
あのシリーズ制覇ですね。
〉★「IRELAND The Land」
〉Captal Citiesが複数形なのは、北アイルランドのベルファストとアイルランド共和国のダブリンの両方を取り上げているからです。
これは深い。非常になるほど、と思った点です。
英語圏の出版社であっても、どこの国かによって、アイルランドに対する気の使い方は微妙に違うかなと思うのですが、どちらの国の出版だかわかりますか。英国かなとは思っていますが。
〉 物語(フィクション)
〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
題だけではわかりませんでした。
〉当時のスイスはオーストリアの支配下にありました。
ハプスブルク時代のスイス史は非常に面白いです。
どうしてスイスだけが、通貨や国際機関などの所属に関して、独自の道をとるのかがわかります。
〉一見絵本のように大判で、絵も豊富ですが、内容はレベル5ぐらいかも…。
レベルが高いのですね。でもウィリアム・テルの話なら、いろいろなレベルの本がありそう。
〉★「Dancing for Danger」(14000語)
〉200年前のアイルランドはイギリスの支配下にあり、アイルランドの言葉や文化を伝えることを禁じられました。しかし人々はこっそり子どもたちにアイルランド文化を伝えるための学校を作っていました。
こういう話を聞くと思い出すのが、アイリッシュ・ダンスです。
アイリッシュ・ダンスが、どうして上半身を動かさないで足だけ激しく動かして踊るスタイルになったか、という理由は出てきましたか。(ネタバレになるので、ここには内容は書きませんが)
スイスにしろアイルランドにしろ、大国ではない欧州の国の歴史、大好きなんです。特にアイルランドの場合は、イギリスを日本に、アイルランドを韓国に置き換えると…等等、さまざまに連想がふくらんで日本史とも連動できてワクワク。
〉レベルは4ぐらいでしょうか。
うぐうぐ、レベルの上の英語の本を読みたい、という野望がむらむらと湧いてきます〜
〉今回のスペシャル企画
おおっ?
〉★「ANCIENT CHINA」(14000語)
〉私的にはおもしろかったのですが、あまりお勧めはできないと思いました。というのは、中国の地名や人名や固有名詞が英文字で書かれているので、日本人的には漢字がないとピンと来ないのでわかりにくいのではないかということです。現在の中国語のローマ字表記で書かれていますので、私は見当がつきやすくていいんですけど。(ジーン・フリッツの「HOMESICK」がわかりにくかったので。)
中国関係の英文書籍に、固有名詞だけは漢字を併記してもらう…なんて贅沢は無理ですね…
〉…と、思ったのですが、中国史の事を何も知らなかったら、漢字で書こうが、英文字だろうがピンと来ないのは同じではなかろうか…?
〉とすると、この本を読んでも別に差し支えはないのでは…?
確かに。
〉「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
英語レベルのことがあるので、お借りするのは遠慮しますが、
中国語をやったことがない立場からの参考意見だけ…
漢字でも英文字でも、確かに初めて知ることになる立場ですが、
やはり、漢字(日本語)に見慣れた自分には、現代中国の簡体字であっても、
漢字と英文字の併記があると嬉しいなーと思います。
〉********************************************************
〉おまけ。
〉ORTのStage7「Chinese Adventure」は大ブーイング!でした。
〉ひどすぎる…。特に服装なんてメチャクチャ。ちゃんと調べられないなら、中国なんて取り上げないで欲しいです。私が資料提供してあげたい!
〉せめて上の「ANCIENT CHINA」ぐらい読んでくれたらねえ。
おおお! 絵本担当なのに(というか、ORT編(下)のための読書途中)、
まだその巻を見たことがありません。そんなに…
(逆に楽しみになってきました。どのくらいハズレてるのか…)
〉それではこのへんで。
楽しい報告ありがとうございました。
------------------------------
akoさん、こんにちは。
〉またまた、というか、もう、というか、素晴らしいです。
〉akoは読むのが遅いため、絵本編がなかなか出せないのですが、
〉こうして杏樹さんがコンスタントに世界史クラブ活動を続けてくださるので、
〉とても励みになります。
またまたakoさんったら。絵本のほうは、読んだ分だけ少しずつ…でもいいのではないでしょうか。
〉そして、世界史大好きakoの今後の多読本選びの貴重な資料になりますので、
〉ほんとにありがとうございます。
〉〉★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
〉〉なれない歴史用語が出てきても大丈夫。
〉世界史ファンとしては、こういうのを英語で、どう言うのかを知りたいから
〉嬉しいですー
確かに、「英語ではこう言うのかー」と思うところがありますね。
〉〉・「THE VIKINGS」(7524語)
〉〉中世の北欧のバイキング。なぜ彼らは世界各地に出かけていったのか。どのように航海したのか。北欧神話からバイキング船の構造、バイキング社会のしくみまで、こんなやさしい英語でわかりやすく書けるのか、と感心するほどわかりやすく説明してくれます。レベル2ぐらいで読めそうです。
〉おお、レベル2なら、そんな遠くない将来に読めそうです。
でしょう?
〉〉・「The Renaissance」(7708語)
〉〉このシリーズの他の本は以下の通りです。
〉これらがレベル2〜3程度で読めるのであれば、
〉多読経験を積んだ中高生なら、高校時代のうちから、英語多読でそのまま世界史を学ぶっていうことができそう!
〉高校生のうちから世界史を英語で学べたら、
〉日本の西洋史学科学生の水準がものすごく上がるように思います。
〉知人に高校教師がいますので、さっそく提案しよう〜〜っと。
なんか、話が広がってますね。でも面白い提案かも…。ただ、多読も勧めて、それで読めるようになるともっといいんですけど。高校生だって英語が読めるとは限りませんから。
〉〉個人的に気に入った本
〉これ、これ、これを知りたかったんです。
〉〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉〉大げさなタイトルですが、薄い絵本です。レベル2ぐらいでしょうか。
〉おお、またもやレベル2! ありがたい。
〉でもって、シルク「ルート」なんですね。
〉7000マイルの歴史なんて、ロマンチックで素敵な題ですね。
最初アマゾンで見つけたときから「こんなの、あるのぉ〜!?」と、コーフンしてしまいました。でもハズレが恐くて即注文にならず…。で、報告「2」にズレこみました。
〉〉西暦700年、唐の都長安を出たキャラバンがコンスタンチノープルに達するまでの旅程を描いてあります。長安を出て、タクラマカン砂漠を越えて、パミールを越えて、盗賊の危険にさらされながらダマスクス、そしてビザンチウム(コンスタンチノープル)へ…。
〉うう〜〜(歓喜のうめき)
〉様々な想像を呼び起こす地名の数々… わくわくして震えが来ます〜〜
〉〉私の専門ど真ん中!これがこんなやさしい絵本にできるなんてー!絵もていねいに書かれており、特にバグダードの賑わいはとっても細かい!西洋人が書いたにしては中国もそんなにヘンじゃないし。(ただ、西洋人は木造建築を苦手なのかも…)。
〉杏樹さんが、こう書いたということは、「相当によい」出来だと想像しております。もし、この本、ご購入されたのでしたら、ぜひ拝見したいです。
じゃあ、タドキスト大会に持っていきます。本当は細かいツッコミは他にもあるんですけれど、そこまで言わんでも…と我ながら思うのでパスしました。
〉〉The Lands, Peoples, and Cultures Series
〉〉「1」でお知らせしたシリーズの別の本を読んでみました。
〉あのシリーズ制覇ですね。
まだまだぜんぜんです。たくさんあるので個人で買うには限界が。
〉〉★「IRELAND The Land」
〉〉Captal Citiesが複数形なのは、北アイルランドのベルファストとアイルランド共和国のダブリンの両方を取り上げているからです。
〉これは深い。非常になるほど、と思った点です。
〉英語圏の出版社であっても、どこの国かによって、アイルランドに対する気の使い方は微妙に違うかなと思うのですが、どちらの国の出版だかわかりますか。英国かなとは思っていますが。
出版社はニューヨーク、カナダ、イギリスが並べて書いてあります。値段も3本立てです。
この本はアイルランドの「北」と「共和国」どちらも混ぜて記述してあって、アイルランドが「ひとつの島」だという印象を持つように出来ています。単に国境線があるだけ。
〉〉 物語(フィクション)
〉〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
〉題だけではわかりませんでした。
題だけではね。でも表紙を見ると「おお!」と思います。
〉〉当時のスイスはオーストリアの支配下にありました。
〉ハプスブルク時代のスイス史は非常に面白いです。
〉どうしてスイスだけが、通貨や国際機関などの所属に関して、独自の道をとるのかがわかります。
今までスイスのことはあまり知りませんでしたが、スイス史も面白いですね。しかも三つの地域が合わさってひとつの国としてのアイデンティティーを持つというのも興味深いです。
〉〉一見絵本のように大判で、絵も豊富ですが、内容はレベル5ぐらいかも…。
〉レベルが高いのですね。でもウィリアム・テルの話なら、いろいろなレベルの本がありそう。
そうですね。でも読んでみないとレベルがわからないので…。
〉〉★「Dancing for Danger」(14000語)
〉〉200年前のアイルランドはイギリスの支配下にあり、アイルランドの言葉や文化を伝えることを禁じられました。しかし人々はこっそり子どもたちにアイルランド文化を伝えるための学校を作っていました。
〉こういう話を聞くと思い出すのが、アイリッシュ・ダンスです。
〉アイリッシュ・ダンスが、どうして上半身を動かさないで足だけ激しく動かして踊るスタイルになったか、という理由は出てきましたか。(ネタバレになるので、ここには内容は書きませんが)
その理由は…で…のためですけど、この本には出てきませんでした。この物語でのダンスの役割は…ネタバレになるのでナイショ。
〉スイスにしろアイルランドにしろ、大国ではない欧州の国の歴史、大好きなんです。特にアイルランドの場合は、イギリスを日本に、アイルランドを韓国に置き換えると…等等、さまざまに連想がふくらんで日本史とも連動できてワクワク。
ヨーロッパの国の力関係、支配関係は複雑ですね。特にオーストリア・ハプスブルク帝国などたくさんの国を支配下に置いていましたし、ポーランドのように地図から消された国とかあったりして。
〉〉レベルは4ぐらいでしょうか。
〉うぐうぐ、レベルの上の英語の本を読みたい、という野望がむらむらと湧いてきます〜
あせらないで、ゆっくりねー。でもキリンで読んだらいきなり…ということもあるかもしれません。
〉〉今回のスペシャル企画
〉おおっ?
〉〉★「ANCIENT CHINA」(14000語)
〉〉私的にはおもしろかったのですが、あまりお勧めはできないと思いました。というのは、中国の地名や人名や固有名詞が英文字で書かれているので、日本人的には漢字がないとピンと来ないのでわかりにくいのではないかということです。現在の中国語のローマ字表記で書かれていますので、私は見当がつきやすくていいんですけど。(ジーン・フリッツの「HOMESICK」がわかりにくかったので。)
〉中国関係の英文書籍に、固有名詞だけは漢字を併記してもらう…なんて贅沢は無理ですね…
してほしい〜。「何だっけ?」って考えて立ち止まるので。
〉〉…と、思ったのですが、中国史の事を何も知らなかったら、漢字で書こうが、英文字だろうがピンと来ないのは同じではなかろうか…?
〉〉とすると、この本を読んでも別に差し支えはないのでは…?
〉確かに。
〉〉「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
〉英語レベルのことがあるので、お借りするのは遠慮しますが、
〉中国語をやったことがない立場からの参考意見だけ…
〉漢字でも英文字でも、確かに初めて知ることになる立場ですが、
〉やはり、漢字(日本語)に見慣れた自分には、現代中国の簡体字であっても、
〉漢字と英文字の併記があると嬉しいなーと思います。
でもakoさんは「予備知識」の方はありそうですから、皇帝の名前とか、王朝の名前ぐらいならすぐ見当がついてしまうかも。
ただ、中国のことを知るなら、研究者は別として、一般人なら日本語で充分なんです。一般向けの中国関係の本もたくさんありますし、漢字表記は勿論、共通の概念や風習などもあるので、ヘタに英語で説明されるとぐる〜んと回り道してかえってわかりにくくなることもありますから。ただ私の場合、英語ではどうやって説明してるのかな〜という興味で本を探す、ということがあります。
〉〉********************************************************
〉〉おまけ。
〉〉ORTのStage7「Chinese Adventure」は大ブーイング!でした。
〉〉ひどすぎる…。特に服装なんてメチャクチャ。ちゃんと調べられないなら、中国なんて取り上げないで欲しいです。私が資料提供してあげたい!
〉〉せめて上の「ANCIENT CHINA」ぐらい読んでくれたらねえ。
〉おおお! 絵本担当なのに(というか、ORT編(下)のための読書途中)、
〉まだその巻を見たことがありません。そんなに…
〉(逆に楽しみになってきました。どのくらいハズレてるのか…)
Stage7には到達していないんでしょうか。いやもう、それは楽しみですよ〜。
〉〉それではこのへんで。
〉楽しい報告ありがとうございました。
よろこんでもらえたらうれしいです。
それでは…。
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358. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: チクワ
投稿日: 2004/12/1(23:52)
------------------------------
杏樹さん、こんばんは〜。チクワ@カウンターアンラーン期突入中です。
(((カウンターアンラーンはチクワの元からのお仕事の大きな部分で、
その収入が多読の本代になるという事実が、私を精神的混乱に追い込みます。
ああ、業がふかい・・・)))
もともと苦手な世界史の本には興味がわかない状態かもとも思いつつ・・・
いやしかし、ご紹介を読めば、
「The Viking」や、絵本の「THE SILK ROUTE」とか、面白そうです。しかも易しそうだし。
初心者向きっぽいですね!
ところで杏樹さん、チクワは今回大幅遅刻で受付嬢の役目を果たせてやしないので
かわりに使いっぱにいってみました〜。
このシリーズ、どう思いますー?
[url:http://www.mcpl.lib.mo.us/readers/series/juv/title.cfm?id=1844]
シリーズ名も、各タイトルもなんだかそそるんですが・・・
あ、一冊でも自分で買って読んで報告しろ、ですよねー。
今、手元におカネがなく、本の購入がとどこおっておりまして、でもとってもそそられてはいるので
きっと買って、読んで、ご報告したいと思います!
あ、もちろんご興味がおありでしたら、どうぞご遠慮なくヌケガケしてくださいませ!
ご報告ありがとうございました〜!
では!
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363. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: 杏樹
投稿日: 2004/12/3(00:03)
------------------------------
チクワさん、こんにちは。
大変ですね〜テスト時期。
〉杏樹さん、こんばんは〜。チクワ@カウンターアンラーン期突入中です。
〉(((カウンターアンラーンはチクワの元からのお仕事の大きな部分で、
〉その収入が多読の本代になるという事実が、私を精神的混乱に追い込みます。
〉ああ、業がふかい・・・)))
つつしんでおくやみを…ナンテ言っていいんでしょーか。
〉もともと苦手な世界史の本には興味がわかない状態かもとも思いつつ・・・
〉いやしかし、ご紹介を読めば、
〉「The Viking」や、絵本の「THE SILK ROUTE」とか、面白そうです。しかも易しそうだし。
〉初心者向きっぽいですね!
そうですよ。やさしい本が見つかって私もうれしいんです。
〉ところで杏樹さん、チクワは今回大幅遅刻で受付嬢の役目を果たせてやしないので
〉かわりに使いっぱにいってみました〜。
いえいえ、大変な時期にぶつかってしまったようで、受付穣は一回休みで。
〉このシリーズ、どう思いますー?
〉 [url:http://www.mcpl.lib.mo.us/readers/series/juv/title.cfm?id=1844]
〉シリーズ名も、各タイトルもなんだかそそるんですが・・・
よく見つけてくださいました〜。
でも中身はわからないので、これはもう購入するしかないか?
〉あ、一冊でも自分で買って読んで報告しろ、ですよねー。
〉今、手元におカネがなく、本の購入がとどこおっておりまして、でもとってもそそられてはいるので
〉きっと買って、読んで、ご報告したいと思います!
〉あ、もちろんご興味がおありでしたら、どうぞご遠慮なくヌケガケしてくださいませ!
今度はチクワさんが「世界史クラブ報告」のスレッドを立てるかも?!
期待してますよ〜。
〉ご報告ありがとうございました〜!
〉では!
それでは!
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361. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: fiddle http://www.k2.dion.ne.jp/~imladris/
投稿日: 2004/12/2(14:06)
------------------------------
杏樹さん、こんにちは、fiddleです。
〉みなさま、こんにちは。
〉中国語が一段落してから世界史関係の本をせっせと読みました。
〉タドキスト大会までに一同報告しようと思い、児童書編「2」をお届けします。
ありがとうございます!
〉***********************************************************************
〉まず今回見つけたオススメ!
〉***********************************************************************
〉★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
〉というシリーズです。
〉本文がゴシック体なので最初は読みにくく感じるかもしれませんが、内容はやさしくて、カラー図版がページごとに入っていてわかりやすいです。Glossaryもついていて、本文ではその言葉がすべて太字になっているので、なれない歴史用語が出てきても大丈夫。
〉そのうち読んだのは
〉・「THE VIKINGS」(7524語)
〉・「The Renaissance」(7708語)
〉このシリーズの他の本は以下の通りです。
〉「The Ancient Cinese」
〉「The Ancient Egyptians」
〉「The Ancient Greeks」
〉「The Ancient Romans」
〉「Ancient West African Kingdoms: Ghana, Mali, Songhai」
〉「The Aztecs」
〉「The Incas」
〉「The Indus Valley」
〉「The Maya」
〉「The Middle Ages」
〉「The Sumerians」
古代からルネッサンスまで、時代的にも地理的にも幅広いんですね。
私としては、この間Zemanのギルガメシュ3部作(ものすごくよかったです)を読んだので、「The Sumerians」に
興味あります。
〉***************************************************************************
〉個人的に気に入った本
〉***************************************************************************
〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉大げさなタイトルですが、薄い絵本です。レベル2ぐらいでしょうか。
〉西暦700年、唐の都長安を出たキャラバンがコンスタンチノープルに達するまでの旅程を描いてあります。長安を出て、タクラマカン砂漠を越えて、パミールを越えて、盗賊の危険にさらされながらダマスクス、そしてビザンチウム(コンスタンチノープル)へ…。
〉私の専門ど真ん中!これがこんなやさしい絵本にできるなんてー!絵もていねいに書かれており、特にバグダードの賑わいはとっても細かい!西洋人が書いたにしては中国もそんなにヘンじゃないし。(ただ、西洋人は木造建築を苦手なのかも…)。ただ、敦煌の絵はとってもそれらしく描かれてはいるのですが、敦煌の石窟寺は造営当時はそれぞれの窟の入り口にに中国建築の門がついてたんですねえ。
〉本文の後ろに細かい字でこの時代のキーワードについて解説があります。
3366語でこの内容って、すごいですねー。
来年は、TVでシルクロードも放送されることだし
(あ、ここではROUTEを使ってますね、英語ではこちらが普通なんでしょうか、
疑問が湧いてきました)
映像からも絵本からも!
〉***************************************************************************
〉 物語(フィクション)
〉***************************************************************************
〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
私の場合は、ウィリアム・テルというと、運動会でよくかかるあの調子のいい序曲のほうが
頭に浮かんでしまいます。
さらに告白すると、多読を始めてから、ウィリアム・テルとロビン・フッドと
ごっちゃになっていたことがわかりました……
〉★「Dancing for Danger」(14000語)
〉200年前のアイルランドはイギリスの支配下にあり、アイルランドの言葉や文化を伝えることを禁じられました。しかし人々はこっそり子どもたちにアイルランド文化を伝えるための学校を作っていました。Meggyはそこに通っていましたが、ある時イギリス兵にみつかってしまいます。
〉弟をかばい、先生を助ける勇気あるMeggyの行動にハラハラドキドキしながら読みました。
〉レベルは4ぐらいでしょうか。
これ、面白そうですね。
自分の国の言葉や文化を禁じられるということ、無論、私自身きちんと理解できるわけではないですが、
子供たちを見ていると、それがどういうことなのか、まったく想像がつかないようなのですね。
イギリスみたいな先進国がそんなことするわけない、と思うようです。
でも、実際にはこういうことは歴史上はよくあることで、
日本が幸運にもそういう体験がないというだけだということを、
肝に銘じておかなければいけないと近頃思っています。
〉***************************************************************************
〉今回のスペシャル企画
〉***************************************************************************
〉★「ANCIENT CHINA」(14000語)
〉「1」で報告したFIND OUT ABOUTシリーズです。「1」では「The CELTS」を読みました。本が届くまで同じシリーズだとは気がつきませんでした。
今、「The CELTS」読んでます〜
面白いけれど、もうちょっと字が大きめだと嬉しいです。
〉…と、思ったのですが、中国史の事を何も知らなかったら、漢字で書こうが、英文字だろうがピンと来ないのは同じではなかろうか…?
〉とすると、この本を読んでも別に差し支えはないのでは…?
〉といういことで、他の人の感想を聞いてみたくなりました。
〉そこで今回のスペシャル企画です。
〉「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
〉条件として
〉●中国史や中国語の知識に乏しいこと。
〉●読んだらこの掲示板で感想を書いてくれること。
このあいだ、TVで始皇帝の兵馬俑について放送しているのを見て、
中国ってすごい!と、ちょっと圧倒されているところです。
できたら、上野の展覧会も観にいきたいところ。
というわけですので、「ANCIENT CHINA」の本、
お借りしたいです。
当方、中国語の知識は皆無、中国史は高校世界史レベルです。
ではでは、週末お目にかかれるのを楽しみにしています。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/12/3(00:22)
------------------------------
fiddleさん、こんにちは。
〉〉★UNDERSTANDING PEOPLE IN THE PAST (Heinemann)★
〉古代からルネッサンスまで、時代的にも地理的にも幅広いんですね。
〉私としては、この間Zemanのギルガメシュ3部作(ものすごくよかったです)を読んだので、「The Sumerians」に
〉興味あります。
ギルガメシュのことが書いてあるかもしれませんね。より理解が深まるかもしれません。
〉〉***************************************************************************
〉〉個人的に気に入った本
〉〉***************************************************************************
〉〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉3366語でこの内容って、すごいですねー。
〉来年は、TVでシルクロードも放送されることだし
〉(あ、ここではROUTEを使ってますね、英語ではこちらが普通なんでしょうか、
〉疑問が湧いてきました)
〉映像からも絵本からも!
なぜこの本で「ROUTE」なのかはわかりませんが、本当にこんなにやさしい絵本になるなんてすごいです。
〉〉***************************************************************************
〉〉 物語(フィクション)
〉〉***************************************************************************
〉〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
〉私の場合は、ウィリアム・テルというと、運動会でよくかかるあの調子のいい序曲のほうが
〉頭に浮かんでしまいます。
〉さらに告白すると、多読を始めてから、ウィリアム・テルとロビン・フッドと
〉ごっちゃになっていたことがわかりました……
あらら。
ロビン・フッドはGRにもありますね。
確かにウィリアム・テルといえばあの調子のいい曲を思い浮かべます。
〉〉★「Dancing for Danger」(14000語)
〉〉200年前のアイルランドはイギリスの支配下にあり、アイルランドの言葉や文化を伝えることを禁じられました。しかし人々はこっそり子どもたちにアイルランド文化を伝えるための学校を作っていました。Meggyはそこに通っていましたが、ある時イギリス兵にみつかってしまいます。
〉〉弟をかばい、先生を助ける勇気あるMeggyの行動にハラハラドキドキしながら読みました。
〉〉レベルは4ぐらいでしょうか。
〉これ、面白そうですね。
〉自分の国の言葉や文化を禁じられるということ、無論、私自身きちんと理解できるわけではないですが、
〉子供たちを見ていると、それがどういうことなのか、まったく想像がつかないようなのですね。
〉イギリスみたいな先進国がそんなことするわけない、と思うようです。
〉でも、実際にはこういうことは歴史上はよくあることで、
〉日本が幸運にもそういう体験がないというだけだということを、
〉肝に銘じておかなければいけないと近頃思っています。
イギリスどころか、ちょっと前まで世界中にヨーロッパの植民地があったのに…。
少数民族はいつでもどこでも迫害されていました。
イギリスではアイルランドだけでなくウェールズもですし、フランスではブルターニュ人、スペインではカタルーニャ人など、言葉や文化を禁じられた民族は多いです。
〉〉***************************************************************************
〉〉今回のスペシャル企画
〉〉***************************************************************************
〉〉★「ANCIENT CHINA」(14000語)
〉〉「1」で報告したFIND OUT ABOUTシリーズです。「1」では「The CELTS」を読みました。本が届くまで同じシリーズだとは気がつきませんでした。
〉今、「The CELTS」読んでます〜
〉面白いけれど、もうちょっと字が大きめだと嬉しいです。
うわー、読んでるんですか。うれしい。でも子供向けのはずなのに、どうしてこんなに字が小さいんでしょうね。
〉〉…と、思ったのですが、中国史の事を何も知らなかったら、漢字で書こうが、英文字だろうがピンと来ないのは同じではなかろうか…?
〉〉とすると、この本を読んでも別に差し支えはないのでは…?
〉〉といういことで、他の人の感想を聞いてみたくなりました。
〉〉そこで今回のスペシャル企画です。
〉〉「ANCIENT CHINA」の本を希望者にお貸しします。
〉〉条件として
〉〉●中国史や中国語の知識に乏しいこと。
〉〉●読んだらこの掲示板で感想を書いてくれること。
〉このあいだ、TVで始皇帝の兵馬俑について放送しているのを見て、
〉中国ってすごい!と、ちょっと圧倒されているところです。
〉できたら、上野の展覧会も観にいきたいところ。
〉というわけですので、「ANCIENT CHINA」の本、
〉お借りしたいです。
〉当方、中国語の知識は皆無、中国史は高校世界史レベルです。
ということで、fiddleさんに決定!
しかも今なら手渡しできる!
でも高校の世界史を覚えていたら基本知識は充分だと思いますけど。
問題は、詰め込み暗記だけやってると卒業したら忘れてしまうんですよね。
きちんと流れを理解して覚えていれば基礎知識として充分です。
〉ではでは、週末お目にかかれるのを楽しみにしています。
私も楽しみにしています。
それでは〜。
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お名前: fiddle http://www.k2.dion.ne.jp/~imladris/
投稿日: 2005/1/6(15:03)
------------------------------
fiddleです、こんにちは。
年末年始のどさくさですっかり遅くなってしまいましたが、
「ANCIENT CHINA」読了いたしました。
面白かったです!
学校の世界史では、東洋と西洋と、大まかな年代別に行ったり来たりして
中国という地域を俯瞰せずに細かなところだけ
覚えさせられていたような記憶がありますが、
この本のように、食べ物とか社会とか宗教とか、
トピックごとにいろいろな時代に渡って書かれていると、図版が多いこともあり、
学校で学んだ知識がいきいきとしたものになってくるような気がします。
内容的には、8歳から12歳向けとあり、子供百科的に網羅してあるという感じですが、
かなり細かいところまで具体的に書いてありますね。
中国という国に対していろいろな面から興味が持てるように
うまく作られていると思います。
陶磁器のところとか、地震計のところとか、
私はとても面白く読みました。
固有名詞の英語表記については、書いてある内容や年代から、
仰韶文化かな、西太后かな、鄭和かな、と推測できるものがほとんどで
大学受験科目に世界史を選択した若い人なら、それほど困らないかなと思いました。
つまり、知識があれば読める、ということなので、
中学生で読むのはちょっと難しいかもしれません。
地名は、北京や西安などはさすがにわかりますが、
いくつか分からないところがあり、多読必殺技の読み飛ばしが出てしまいました。
NHKの新シルクロードが始まったことでもあり、
このような本で中央アジア方面があればいいのですが。
ちょっとamazonで探してみます。
ではでは、長い間ありがとうございました。
本は速やかに郵送しますね。
------------------------------
fiddleさん、こんにちは。
〉年末年始のどさくさですっかり遅くなってしまいましたが、
〉「ANCIENT CHINA」読了いたしました。
〉面白かったです!
感想ありがとうございます。面白かったですか。
〉学校の世界史では、東洋と西洋と、大まかな年代別に行ったり来たりして
〉中国という地域を俯瞰せずに細かなところだけ
〉覚えさせられていたような記憶がありますが、
〉この本のように、食べ物とか社会とか宗教とか、
〉トピックごとにいろいろな時代に渡って書かれていると、図版が多いこともあり、
〉学校で学んだ知識がいきいきとしたものになってくるような気がします。
私以外の人にも役に立つ本だったみたいですね。よかった。
〉内容的には、8歳から12歳向けとあり、子供百科的に網羅してあるという感じですが、
〉かなり細かいところまで具体的に書いてありますね。
〉中国という国に対していろいろな面から興味が持てるように
〉うまく作られていると思います。
〉陶磁器のところとか、地震計のところとか、
〉私はとても面白く読みました。
おもしろいですよね。特に英語でこんな風に説明しているのを読むと、あらためて「なるほど〜」と思ったりして。
〉固有名詞の英語表記については、書いてある内容や年代から、
〉仰韶文化かな、西太后かな、鄭和かな、と推測できるものがほとんどで
〉大学受験科目に世界史を選択した若い人なら、それほど困らないかなと思いました。
〉つまり、知識があれば読める、ということなので、
〉中学生で読むのはちょっと難しいかもしれません。
見当がつくので特に問題はないと。ただ、推測できたというのは、やはりfiddleさんが高校の世界史を覚えているからではないでしょうか。
〉地名は、北京や西安などはさすがにわかりますが、
〉いくつか分からないところがあり、多読必殺技の読み飛ばしが出てしまいました。
そう!必殺飛ばし読み!これがあればわからないところもこわくない!
…ということで、英文字の固有名詞はあまり問題ではなかったようですね。
〉NHKの新シルクロードが始まったことでもあり、
〉このような本で中央アジア方面があればいいのですが。
〉ちょっとamazonで探してみます。
もしいいのがあったら教えてください。私もこの地域のことをもっと知ってもらうためにいい本があったらいいなと思います。今のところ上で紹介した「Silk Route」ぐらいしか見つかってなくて。
〉ではでは、長い間ありがとうございました。
〉本は速やかに郵送しますね。
読んでくださってありがとうございました。
------------------------------
fiddleさん、こんにちは。
「ANCIENT CHINA」届きましたので、お知らせします。
ではでは。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
370. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: 久子
投稿日: 2004/12/6(11:01)
------------------------------
杏樹さん 歴史クラブのみなさん こんにちは
久子です。
〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
タドキスト大会で紹介された本ですね!
日本人には road の方が馴染みがありますが、英語ではどうなんでしょう?
***************************************************************************
〉 物語(フィクション)
〉***************************************************************************
〉歴史的背景を持つお話の本を探してみました。
〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
小学生のころに 「ウィリアム・テル」読みましたが 頭にリンゴ しか
思い出せませんでした。 杏樹さんの解説を読んで、そういえばそうだったと
記憶がよみがえってきました。
多分日本人の小学生には、あまり面白くないお話で印象に残らなかったのでしょう。
〉★「Dancing for Danger」(14000語)
国や民族を支配するのに、言葉や文化を禁ずるのは 昔から数多く行われて
います。言葉と文化を失うと民族は崩壊していってしまうのでしょうか?
いっぱい省略してしまいましたが、杏樹さんの紹介本は興味深いものが
たくさんありました。またの紹介を楽しみにしています。
少しずつ読んでいけたらいいなと思っています。
で、だいぶ出遅れて出てきたのは、この本を紹介したかったのです。
Second Mrs. Giaconda, The
E.L. Konigsburg
邦題:ジョコンダ夫人の肖像
Amazonより
永遠の謎を秘めた名画「モナ・リザ」。レオナルド・ダ・ヴィンチは、
なぜ、フィレンツェの名もなき商人の妻ジョコンダ夫人の肖像を描いたの
だろうか。
レベルは5か6くらい語数は3〜4万語でしょうか? 面白そうだと思って
買たものの未読です。
歴史クラブの方は興味を持たれるのではないかと思います。
それでは
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久子さん、こんにちは。
タドキスト大会でお目にかかれてうれしかったです。
〉〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY (本文1778語+解説1588語=3366語)
〉タドキスト大会で紹介された本ですね!
〉日本人には road の方が馴染みがありますが、英語ではどうなんでしょう?
実際どうなんでしょうね。「Silk Road」という本もあるんですよ。
〉〉★「THE APPLE AND THE ARROW」(13000語)
〉〉このタイトルに、表紙にはリンゴを頭にのっけた少年…そう、ウィリアム・テルです。
〉小学生のころに 「ウィリアム・テル」読みましたが 頭にリンゴ しか
〉思い出せませんでした。 杏樹さんの解説を読んで、そういえばそうだったと
〉記憶がよみがえってきました。
〉多分日本人の小学生には、あまり面白くないお話で印象に残らなかったのでしょう。
日本語でも一応ウィリアム・テルの本はあるんですね。私はぜんぜん知らなくて。
〉〉★「Dancing for Danger」(14000語)
〉国や民族を支配するのに、言葉や文化を禁ずるのは 昔から数多く行われて
〉います。言葉と文化を失うと民族は崩壊していってしまうのでしょうか?
伝統が消えいていく、ということにはなるでしょうね。
英語の本を読むようになるとわかってきますが、日本語訳と原書では違うんですよね。どうしても原書でないと感じられないニュアンスとか雰囲気とかあって、やはりその言葉でないと表せないものがあるんでしょう。
〉いっぱい省略してしまいましたが、杏樹さんの紹介本は興味深いものが
〉たくさんありました。またの紹介を楽しみにしています。
〉少しずつ読んでいけたらいいなと思っています。
そう言っていただけるとうれしいです。自分の趣味を優先してはいますが、他の人が読んで楽しめるものを探したい、という気持ちもありますから。
〉で、だいぶ出遅れて出てきたのは、この本を紹介したかったのです。
〉Second Mrs. Giaconda, The
〉E.L. Konigsburg
〉邦題:ジョコンダ夫人の肖像
〉Amazonより
〉永遠の謎を秘めた名画「モナ・リザ」。レオナルド・ダ・ヴィンチは、
〉なぜ、フィレンツェの名もなき商人の妻ジョコンダ夫人の肖像を描いたの
〉だろうか。
〉レベルは5か6くらい語数は3〜4万語でしょうか? 面白そうだと思って
〉買たものの未読です。
〉歴史クラブの方は興味を持たれるのではないかと思います。
うわぁ〜〜〜、おもしろそう!
「モナリザ」ってナゾが多い絵なんですよね。モデルは一体誰なのか、レオナルドが死ぬまで手放さなかったとか。
新しい本を紹介してくれる人がいると、とってもうれしいです。
〉それでは
それでは〜。
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380. Re: The Silk Routeと、You Wouldn’t Want to Be …読みました〜。
お名前: チクワ
投稿日: 2005/1/4(02:09)
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杏樹さん、こんにちはー。チクワです。
三が日も過ぎてしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたしますー。
このお正月に、世界史関係の本を読みました!
ひとつは、ご紹介いただいたなかから、 ★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY
用語解説までしっかり読みましたとも!おもしろかったです。
パミールや、ダマスクスのあたりも恐ろしいしー、
タクラマカン砂漠の地名の由来には、「ひぇ〜」、と思いました。
バグダッドは昔、あんなに賑わっていたんですねえ。
あと、アフリカ人って、アメリカでだけじゃなく、あの時代のあのあたりでも***だったんですかー。
(↑ネタばれ配慮のつもりなのですが、クイズにしかなってない?)
そしてもうひとつ、自分で次のように書いていたシリーズの中からー。
〉このシリーズ、どう思いますー?
〉 [url:http://www.mcpl.lib.mo.us/readers/series/juv/title.cfm?id=1844]
〉シリーズ名も、各タイトルもなんだかそそるんですが・・・
〉きっと買って、読んで、ご報告したいと思います!
買いました!読みました!ご報告します!
★You Wouldn’t Want to Be Sick in the 16th Century!
これも絵本の装丁です。語数は1700語くらい。後ろのGlossaryは300語くらいです。
病気、医療、身体の用語がでてきてしまいますが、読み飛ばせればレベルは3。短いので2でもいい?
「ぐぇ〜。」「ひぃー。」「うあぁ。」な話が満載でしたー。
当時の疫病や、戦場での負傷にどう対処していたのか。病気の診断はどのようにしたのか。
魔女や、薬草学の話も出てきます。
硬そうな本に聞こえるかもしれませんが、(もちろん、まじめな本なのでしょうがーでも絵はフザケてる)
とにかく、「ぐぇ〜。」「ひぃー。」「うあぁ。」でした・・・。
あ、「ほぉー」もいっぱいありました。
読者をこの本の登場人物と設定して、「あなたは・・・です。・・・します。」という話の進め方なので、
文章は現在形が主です。
お芝居のト書き調のようで、ライブ感覚があるといえるかも。
現在形中心なのは、事象の解説的な文章だからかもしれませんが。
そういえば、床屋の玄関でクルクル回っている赤と青の螺旋の帯の柱は、動脈と静脈を表し
床屋が昔、医療に携わっていた?(うろおぼえすみません)から、とかクイズか何かでききますが
そのこともわかるようなことが書いてありました。(違和感あったなあ・・・)
このシリーズで、他には
(You Wouldn’t Want to Be…) a Victorian Miner, a Victorian Schoolchild a Viking Explorerあたり、
読んでみたいなー。
今まで生きてきて、初めて世界史を面白いと思った気がします・・・
(あ、マンガとかは面白かった♪)
中学で英語を多読して、その後世界史は、得意な人は山川の教科書で学び、テストを受けるのだけれど、
希望者は英語の絵本で自分で読んで、レポートを書けば単位をもらうこともできるー、とかのシステムが、昔、あったら・・・
わたしの世界史の成績はあそこまで壊滅的ではなかったのではあるまいか・・・
英語に限らず、それぞれの人が興味を持ち続けることのできるような勉強をすることを、
認める世の中になってほしいなあ・・・
そのほうが皆しあわせになれるよー。
なんてことを多読と世界史のおかげで考えた、2005年の年頭でしたー。
ではー!
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381. Re: The Silk Routeと、You Wouldn’t Want to Be …読みました〜。
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/1/4(19:30)
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チクワさん、こんにちは。
今年もよろしくお願いします。
〉杏樹さん、こんにちはー。チクワです。
〉三が日も過ぎてしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたしますー。
〉このお正月に、世界史関係の本を読みました!
〉ひとつは、ご紹介いただいたなかから、 ★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY
〉用語解説までしっかり読みましたとも!おもしろかったです。
〉パミールや、ダマスクスのあたりも恐ろしいしー、
〉タクラマカン砂漠の地名の由来には、「ひぇ〜」、と思いました。
〉バグダッドは昔、あんなに賑わっていたんですねえ。
〉あと、アフリカ人って、アメリカでだけじゃなく、あの時代のあのあたりでも***だったんですかー。
〉(↑ネタばれ配慮のつもりなのですが、クイズにしかなってない?)
うれし〜い!読んでくれたんですね。
バグダッドは昔から今にいたるまでずっと都会です。フセイン政権は確かに問題でしたが、バグダッドは都会でした。アメリカ軍の攻撃で今は荒廃してしまいましたが。ブッシュは中近東に「現代の大都市」があるという認識がないんじゃないだろうか、と思います。
〉そしてもうひとつ、自分で次のように書いていたシリーズの中からー。
〉〉このシリーズ、どう思いますー?
〉〉 [url:http://www.mcpl.lib.mo.us/readers/series/juv/title.cfm?id=1844]
〉〉シリーズ名も、各タイトルもなんだかそそるんですが・・・
〉〉きっと買って、読んで、ご報告したいと思います!
おおっ!チクワさんの報告が!
〉買いました!読みました!ご報告します!
〉★You Wouldn’t Want to Be Sick in the 16th Century!
〉これも絵本の装丁です。語数は1700語くらい。後ろのGlossaryは300語くらいです。
〉病気、医療、身体の用語がでてきてしまいますが、読み飛ばせればレベルは3。短いので2でもいい?
〉「ぐぇ〜。」「ひぃー。」「うあぁ。」な話が満載でしたー。
〉当時の疫病や、戦場での負傷にどう対処していたのか。病気の診断はどのようにしたのか。
〉魔女や、薬草学の話も出てきます。
〉硬そうな本に聞こえるかもしれませんが、(もちろん、まじめな本なのでしょうがーでも絵はフザケてる)
〉とにかく、「ぐぇ〜。」「ひぃー。」「うあぁ。」でした・・・。
〉あ、「ほぉー」もいっぱいありました。
…なんか、すごい反応…。絵がフザケてるっていうのも怪しそう…。
〉読者をこの本の登場人物と設定して、「あなたは・・・です。・・・します。」という話の進め方なので、
〉文章は現在形が主です。
〉お芝居のト書き調のようで、ライブ感覚があるといえるかも。
〉現在形中心なのは、事象の解説的な文章だからかもしれませんが。
そういうのって、記述が身近に感じられていいんじゃないかと思います。
〉そういえば、床屋の玄関でクルクル回っている赤と青の螺旋の帯の柱は、動脈と静脈を表し
〉床屋が昔、医療に携わっていた?(うろおぼえすみません)から、とかクイズか何かでききますが
〉そのこともわかるようなことが書いてありました。(違和感あったなあ・・・)
床屋で回ってるヤツの意味は聞いたことがあります。医者が床屋をやってたのか、床屋が医療行為をやってたのか、境界線があいまいだったんですね。
〉このシリーズで、他には
〉(You Wouldn’t Want to Be…) a Victorian Miner, a Victorian Schoolchild a Viking Explorerあたり、
〉読んでみたいなー。
16世紀の病人よりヴィクトリア朝のMinerかSchoolchildのほうがなってみたいな。
おもしろそうなシリーズを発掘してくださってありがとうございます。どうせなら独立スレッドを立てて下さればよかったのに。チクワさんのゲリラ報告!なんて。
〉
〉
〉今まで生きてきて、初めて世界史を面白いと思った気がします・・・
〉(あ、マンガとかは面白かった♪)
すごいですねえ…「今まで生きてきて初めて」なんて。
〉中学で英語を多読して、その後世界史は、得意な人は山川の教科書で学び、テストを受けるのだけれど、
〉希望者は英語の絵本で自分で読んで、レポートを書けば単位をもらうこともできるー、とかのシステムが、昔、あったら・・・
〉わたしの世界史の成績はあそこまで壊滅的ではなかったのではあるまいか・・・
〉英語に限らず、それぞれの人が興味を持ち続けることのできるような勉強をすることを、
〉認める世の中になってほしいなあ・・・
〉そのほうが皆しあわせになれるよー。
そうですよねー。学校の世界史は私もツマラナイって思いますもん。ツマラナイ世界史で点を取るのは大変でした。図書館にはおもしろそーな歴史の本がザクザクあるのに(本当に高校の図書館はすごかった)、試験に出る事柄を覚えないと点が取れないんですもん。年号は苦手だし…。なんで好きな時代を思い切り調べたらダメなんだろうと思ってました。夏休みに世界史の宿題でびっしりレポート書いて無視されたり。学校の勉強は点を取るためだけにあって、物事に対する興味を摘み取ってしまうような気がします。
ついでに、私は高校を卒業する頃になって自分が国語が得意だったんだと気がつきました。文学史とか古文とか、覚えないといけないものがダメで足を引っ張ってたし、作文をほめられた覚えもなし。高校のときは作文とか読書感想文とか、いくつか書いた覚えはあるんですが、どれも返してくれなかったんです。出したら出しっぱなしで何の評価もしてくれませんでした。でも私立を英社国で受けて、英語はダメ、社会は世界史選択ですが、受験には苦労、国語は文章読解など「天然」で答えられるものはいけるらしいからそれで点が取れる、とやっと気がついたんです。学校の勉強は不得意なものについてはコンプレックスを持たせ、得意なものも伸ばさないんですね。
〉なんてことを多読と世界史のおかげで考えた、2005年の年頭でしたー。
〉ではー!
いらんことまで長々語ってしまったような気がします。
それではこのへんで…。
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392. Re: 世界史クラブ活動報告〜児童書編Part2〜
お名前: ガビー
投稿日: 2005/1/31(17:35)
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杏樹さん、こんにちは。
ガビーです。
30日の名古屋オフ会でお会いできなかったのは、
とても残念でした。
何時かお会いできたら、嬉しいです。
お体が早く回復される事を、祈っています。
今頃ですが、29日にAmazonに注文していた、
★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY がやっと届き、
想像よりも大判の本でビックリしました。
色使いもちょっと渋くて、素敵だと思いました。
今から読むのが、本当に楽しみです。
こんな素敵な本を紹介してくださり、ありがとう御座いました。
これからも「世界史クラブ活動報告」楽しみにしています。
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ガビーさん、こんにちは。
〉30日の名古屋オフ会でお会いできなかったのは、
〉とても残念でした。
〉何時かお会いできたら、嬉しいです。
〉お体が早く回復される事を、祈っています。
私もお会いしたかったですぅ〜。
名古屋オフの皆さんにまでご心配をおかけしてしまったようで…。
酒井先生が大げさに言ったんじゃないでしょうね?
〉今頃ですが、29日にAmazonに注文していた、
〉★「THE SILK ROUTE」 7,000MILES OF HISTORY がやっと届き、
〉想像よりも大判の本でビックリしました。
〉色使いもちょっと渋くて、素敵だと思いました。
〉今から読むのが、本当に楽しみです。
〉こんな素敵な本を紹介してくださり、ありがとう御座いました。
〉これからも「世界史クラブ活動報告」楽しみにしています。
注文してくれたんですね。見かけはすっかり「絵本」って感じでしょう?
私のシュミのお勧め本がほかに人にも気に入ってもらえるとうれしいです。
「世界史クラブ」は「世界史が好きな人のためのクラブ」ではなく「世界史に興味を持ってもらうためのクラブ」を目指してますので。
それでは…。