[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(12:28)]
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お名前: ako
投稿日: 2004/5/24(02:23)
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〉akoさん、こんにちは、まだ屋根の上ではfiddleを弾いたことはないfiddleです。
以前、入門広場にて、ご返答いただいた fiddle さんですね。
あの時に私がお礼に書いたタイトルへのご返答、とても嬉しいです!
〉遅くなりましたが、世界史クラブ設立おめでとうございます。
〉お二人のお話が面白かったので、クラブ活動、横から楽しみに待っていました。
〉私もICRの歴史もの、大好きですし。
クラブの投稿を読んで頂いていたとは感激です!
近日中に再開する予定ですので、どうか割り込んでくださいね。
同じ趣味の者同士の二人だけの会話というのは、思い込みの間違いなどが修正されないまま進行してしまうこともあるかと思っています。(杏樹さんも同意して下さると思います)
複数の参加者で話をすすめることができる掲示板の長所を有効活用し、
英語多読にもプラスになるような部活にしたいと思っていますので、よろしくお願いします。
(チクワさんにはインネンもつけて下さるようお願いしております)
そもそも、(屋根の上の)fiddle さんというHNからして、ヨーロッパ史に関心がおありの方なのでは?と思っておりますが、いかがでしょう。
〉〉■ORT全体を通じて■
〉〉子どものうちから、人種の違う人々と、隣人として親しむことは素晴らしいことですね。
〉うちのだんななどは、トールキンの「指輪物語」を読んでも、
〉階級意識が鼻につくと言いますが、
〉階級意識が強いと言われているイギリスでも、そういう時代になってきているんですね。
ファンタジーを読んで、イギリスの階級意識を感じ取られるご主人の感性の鋭さのほうがすごいです。私は「指輪」については、映画のパート1を見ただけですが、感じ取れませんでした。ぜひお話を伺いたいものです。
〉〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉〉■ORTステージ2■
〉〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉〉◆ More Stories Pack A シリーズから◆
〉〉「The Baby-sitter」 (総語数約60語)
〉〉今、小学生や幼稚園児のいらっしゃるご家庭の方は、どのように読まれるでしょう。
〉日本では、ベビーシッターの学生バイトというのは一般的ではありませんね。
〉それで、ふつうにベビーシッターをお願いすると人件費が高くて、
〉どうしても必要、というとき以外はシッターをお願いできないのではないでしょうか。
〉我が家では、子供が幼かった10年ぐらい前には、
〉たま〜にベビーシッターを頼んで遊びにいってました。
〉(実家があてにできるときは、そちらに頼んでいましたが)
なるほどそうでしたか。
周囲の子育て中の友人に聞いてみたところ、
さまざまな意見があることを知り、複数の価値観が並存しているように思いました。
〉〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉〉■ORTステージ4■
〉〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉〉◆Fireflies◆(6冊の総語数1170語)
〉こういうシリーズもあるんですね。気が付きませんでした。
〉今度ブッククラブで探してみます。
昨日、神田三省堂での、酒井先生・古川先生の講演会で、
ORTのカタログをもらってきました。
それによるとどうやら、すべてのステージに、Fireflies シリーズがあるようです。
今回のORT編の時点では、Firefliesはステージ4・5しか読んでおりませんので、
今後かならずヴァージョンアップしたいです。
〉〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉〉■ORTステージ5■
〉〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉〉◆Trunk Stories◆(6冊の総語数1841語)
〉〉なおイギリスで海賊が一番活躍したのは、エリザベス1世(16世紀。シェイクスピアの)時代。
〉〉彼らの海賊行為は、「民間人の非合法戦闘行為」ではなく、女王公認だったんですよぉ〜。
〉フランシス・ドレークですね。(「七つの黄金郷」より)
山本鈴美香ですね? それ読んでないんです〜〜 大変!
〉〉◆More Stories Pack A シリーズから◆
〉〉「Underground Adventure」(292語)
〉〉地底の洞窟に住む小人たちが出てきます。
〉この巻、実は気になっていました。小人たちのことを"elves"といっていますが、金を掘っているといえば、dwarfなんじゃないかなと。
〉elfとdwarfとどう違うんでしょう。
〉私的には、elfは高等遊民、dwarfは肉体労働者という感じですが、
〉辞書を見てみると、確かにelf=small usu. male fairyとなっていました。
先日Julieさんが翁家さんへのアドバイスで(「めざせ広場」です)
どうしても辞書を引きたくなった時は、Googleのイメージ検索をするといいと書かれていたので、さっそく見てみました。
両者かなり違いました。相当、面白いです。
(ここ読んでないと思うけど、Julieさん、的確なアドバイスに感謝!)
なおドイツ語のelfは、eleven 。どうして「11」が妖精なのか、気になったままなんです。いずれはドイツ語も多読したい(かなり将来…)
〉これからの多読の過程でイメージの違いが分かってくるでしょうか。
すばらしい気づきをいただき、ありがとうございます!
ほんとにその通りですね!!
妖精や小人の登場する作品を多読しよう、と考えるとワクワクしてきました。
大作のリトールドであっても、英語圏の作家が、子ども向きにどういう英語を選ぶのかという点は、非常に関心がもてます。
〉小人というと、私は、よい小人の話も読んでいるはずなのに、
〉悪い小人のイメージが湧いてきます。これはいったいどこからくるのかなと、
〉しばし考えたのですが、どうやらワーグナーの楽劇「ニーベルンゲンの指輪」から来ているようです。
〉ここに登場する小人のアルベリヒは、ラインの川の乙女達に相手にしてもらえず、怒ってラインの黄金を奪い、その黄金から世界を支配する指輪を作ります。
〉そして、神々の長ヴォ−タンたちに黄金と指輪を奪われるときに、
〉その指輪を手にした者は死ぬと、呪いをかけたのです。
〉(簡単すぎるあらすじですみません)
とんでもない! 興奮して読みました!!!
要点を短くまとめると、焦点に鋭く切り込む場合がありますね。
まとめていただいた部分を読んで、指輪の呪いの「もと」は、
女性に無視された男性の復讐の心理?とも読めて、
小説や物語が誕生する原始的な動機の一つを見たような思いです。
ちょっと視点を変えて、読み直してみようという気になりました。
〉ここに登場する神々もそうとう自分勝手なひどいやつらばかりなので、
〉小人だけが「悪」ではないのですが、
〉ここで小人=悪いというイメージが私に植え付けられたようです。
なるほど、そういう出会いもあるのですね。
ギリシア神話もそうですが、多神教の場合は、人に災いをもたらす神もいますものね。もちろんこれは、誘惑に弱い人間への懲罰の意味もあるのかしら。
〉ワーグナーはいろいろな神話や伝承から話を借りてきているので、
〉悪い小人が出てくる話もあるんじゃないかな、と思います。
〉これもこれからの多読の課題。
そうですね!
SSSの世界史クラブですから、ここでの話題が、
今後の多読への意欲の源泉となるのが、何よりです。
ところで、トールキンは、ニーベルンゲンを下敷きにしていると思うのですがいかがでしょう。何か思い当たることがありましたら教えて下さい。
北欧やゲルマンの神話は、ギリシア神話ほどは知られていませんが、
心ひかれます。
〉話が飛びますが、ショーン・コネリーがアーサー王、リチャード・ギアがランスロット、という映画がありましたね。(タイトル失念)
〉TVで観ながら、ランスロットさまは、こんなハリウッド的にやけついた人じゃないぞ、もっと禁欲的な騎士だぞ、と憤慨したことがありました。
やはり「さま」がつきますよね!!
で。大変! 見てない! さっそく新宿ツタヤで探します!
ありがとうございます!
ブッククラブもツタヤもある新宿って素晴らしい…
〉akoさん、力作レポートお疲れ様でした。ORTの後半もレポートしがいのある作品が並んでいますね。
〉次号を楽しみにしています。
ありがとうございます! あぁ生きててよかった…。
(あ、あの、死のうと思ったことがあるという意味ではなく、このように趣味に没頭できることの幸せを表現すると、こうなってしまいました。まさに趣味の広場。)
では、今後ともよろしくお願いします。
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172. Re: 森の木陰でどんじゃらほい♪(マイブームは”Tomten”)
お名前: チクワ
投稿日: 2004/5/24(22:21)
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minamiさん、fiddleさん、世界史クラブへようこそおいでくださいました。
わたくしアルバイトでクラブの受付をしております、チクワです〜。
杏樹さん、akoさん、こんばんは〜。
こーびとさんが そろおーって にーぎーやーかにー♪
世界史クラブを小人スレッドにしてしまったらごめんなさい。お?これはクロトカゲ的悪事?
ちょっと反応してみたくて・・・(はずさないといいけど)
“The Tomten”という、ハードカバーの絵本を見る機会がありました。
(ポロンさんの書評がありました〜)
Tometenというのも、小人さんのようです。北欧あたりみたいです。
この絵本、ちょっと見せていただいただけで、じっくり読めなかったんですが
絵から光が溢れてくるようで、すんごくきれいな本でした。
古い本のようで、単色の布張りで、表紙は題名しか書いてありませんでした。、
文は、もとが北欧(スウェーデンみたい)の言葉の詩を下敷きにしているようで、
adapted by Astrid Lindgrenと、なっていました!
ご存知の方にはじゃまくさいような解説ですが、(すみませーん)
長くつしたのピッピや、やかまし村、ロッタちゃんの作者さんですよね。
じっくり読んでみたかったんですが、地元の図書館にはなく、
代わりにThe Christmas Tomtenというのを借りてきて、読みました。
クリスマスの買い物に、朝からおかあさんが出かけていてひとりで留守番を
している男の子(ひきとられた子)をトムテ(日本語表記はこうなっているみたい)が
村や町のあちこちの様子を見に連れ出す・・・というようなお話で
よい小人さんでした。
Googleのイメージ検索では、最初の方はなんだか「サンタクロース」みたいなのが
ならんでいます・・・
elfは日本のマンガ?みたいなのが多く、dwarfは海外のイラストのようなものが多かったような。
で、Tomtenは人間のコスプレみたいなのが多く、わかりにくいです。(少なくとも絵本のイメージと違う)
それぞれ2ページくらいしかみていませんが。
(見る人、見るときによって並び方が違ったりするんでしょうか?)
うーん、世界にはまだまだいろんな小人さんがいるのかなー。
あ、ほーい、ほーいと、どんじゃらほい♪
では〜。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/5/25(01:46)
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fiddleさん、akoさん、こんにちは。チクワさんもこんにちは。
本人を差し置いてレスしてしまいますが…。
〉そもそも、(屋根の上の)fiddle さんというHNからして、ヨーロッパ史に関心がおありの方なのでは?と思っておりますが、いかがでしょう。
fiddleさんはバイオリンを弾くからですよね。本物のfiddlerです。屋根の上で弾くのは危ないのでやめたほうがいいでしょう。
〉〉〉◆Trunk Stories◆(6冊の総語数1841語)
〉〉〉なおイギリスで海賊が一番活躍したのは、エリザベス1世(16世紀。シェイクスピアの)時代。
〉〉〉彼らの海賊行為は、「民間人の非合法戦闘行為」ではなく、女王公認だったんですよぉ〜。
〉〉フランシス・ドレークですね。(「七つの黄金郷」より)
〉山本鈴美香ですね? それ読んでないんです〜〜 大変!
完結してないので読まないほうがいいです。「続きは〜〜〜〜?!」と思い続けて幾年月…。そろそろ待っても無駄らしいとあきらめかけている今日この頃。
〉〉〉◆More Stories Pack A シリーズから◆
〉〉〉「Underground Adventure」(292語)
〉〉〉地底の洞窟に住む小人たちが出てきます。
〉〉この巻、実は気になっていました。小人たちのことを"elves"といっていますが、金を掘っているといえば、dwarfなんじゃないかなと。
〉〉elfとdwarfとどう違うんでしょう。
〉〉私的には、elfは高等遊民、dwarfは肉体労働者という感じですが、
〉〉辞書を見てみると、確かにelf=small usu. male fairyとなっていました。
〉先日Julieさんが翁家さんへのアドバイスで(「めざせ広場」です)
〉どうしても辞書を引きたくなった時は、Googleのイメージ検索をするといいと書かれていたので、さっそく見てみました。
〉両者かなり違いました。相当、面白いです。
〉(ここ読んでないと思うけど、Julieさん、的確なアドバイスに感謝!)
〉なおドイツ語のelfは、eleven 。どうして「11」が妖精なのか、気になったままなんです。いずれはドイツ語も多読したい(かなり将来…)
英語では複数になるとelvesです。ドイツ語に近づきますね。ドイツ語ってenがつくのは複数形だったような気が…。
〉〉これからの多読の過程でイメージの違いが分かってくるでしょうか。
〉すばらしい気づきをいただき、ありがとうございます!
〉ほんとにその通りですね!!
〉妖精や小人の登場する作品を多読しよう、と考えるとワクワクしてきました。
〉大作のリトールドであっても、英語圏の作家が、子ども向きにどういう英語を選ぶのかという点は、非常に関心がもてます。
ICR2に「Two Silly Trolls」という本があります。Trollって巨人だと思ってたんですが、この絵本のTrollは小人だとか…???ますますイメージが混乱したりして。
〉〉小人というと、私は、よい小人の話も読んでいるはずなのに、
〉〉悪い小人のイメージが湧いてきます。これはいったいどこからくるのかなと、
〉〉しばし考えたのですが、どうやらワーグナーの楽劇「ニーベルンゲンの指輪」から来ているようです。
〉〉ここに登場する小人のアルベリヒは、ラインの川の乙女達に相手にしてもらえず、怒ってラインの黄金を奪い、その黄金から世界を支配する指輪を作ります。
〉〉そして、神々の長ヴォ−タンたちに黄金と指輪を奪われるときに、
〉〉その指輪を手にした者は死ぬと、呪いをかけたのです。
〉〉(簡単すぎるあらすじですみません)
〉とんでもない! 興奮して読みました!!!
〉要点を短くまとめると、焦点に鋭く切り込む場合がありますね。
〉まとめていただいた部分を読んで、指輪の呪いの「もと」は、
〉女性に無視された男性の復讐の心理?とも読めて、
〉小説や物語が誕生する原始的な動機の一つを見たような思いです。
〉ちょっと視点を変えて、読み直してみようという気になりました。
fiddleさんはさすがにクラシックに話が向くようですね。私も詳しくはないんですが、ワーグナーの音楽は壮大でなんだかわかりませんが惹かれるものがあります。
akoさん、ちょっと補足しますと、北欧神話では「神々の黄昏(ラグナロク)」が訪れて、神々も世界も滅びに向かいます。「ニーベルングの指輪」も最後が「神々の黄昏」というタイトルで終末を迎えます。指輪の呪いが世界を破滅に導くという壮大な物語になっています。
〉〉ここに登場する神々もそうとう自分勝手なひどいやつらばかりなので、
〉〉小人だけが「悪」ではないのですが、
〉〉ここで小人=悪いというイメージが私に植え付けられたようです。
〉なるほど、そういう出会いもあるのですね。
〉ギリシア神話もそうですが、多神教の場合は、人に災いをもたらす神もいますものね。もちろんこれは、誘惑に弱い人間への懲罰の意味もあるのかしら。
〉〉ワーグナーはいろいろな神話や伝承から話を借りてきているので、
〉〉悪い小人が出てくる話もあるんじゃないかな、と思います。
〉〉これもこれからの多読の課題。
〉そうですね!
〉SSSの世界史クラブですから、ここでの話題が、
〉今後の多読への意欲の源泉となるのが、何よりです。
〉ところで、トールキンは、ニーベルンゲンを下敷きにしていると思うのですがいかがでしょう。何か思い当たることがありましたら教えて下さい。
〉北欧やゲルマンの神話は、ギリシア神話ほどは知られていませんが、
〉心ひかれます。
指輪物語に話が及ぶと黙ってられません。トールキンは北欧やケルト・ゲルマンの神話・伝説をかなり研究したはずです。指輪物語に出てくるルーン文字は北欧の文字ですし。「ニーベルンゲンの歌」はドイツの国民的叙事詩でゲルマンの神話にもつながっていますから、関連もあるでしょう。
でもトールキンはもともと言語学者で、自分で「エルフ語」という言葉を作ってしまい、それを使う世界として作り出したのが指輪物語の世界だということです。文字と言語を作り出してしまうなんて信じられないんですが、その世界がまた詳しい歴史や系図があって、とても一人の人間の頭から出てきたものとは思えません。だからこそハマるとずぶずぶいってしまうんです。
で、ここからはチクワさんへ。
トムテって聞いたことがあるな〜と思いましたが…
「北欧」というパン屋さんでした。大阪ローカルなのか、全国展開してるのか知りませんが…。ここの紙袋に北欧にトムテという小人がいる、という話が書いてあったんです。「文字があると無意識に読んでしまう」クセのある私は「北欧」でパンを買って食べながら無意識に紙袋の文字を読んでいたのでした。パンをおいしくしてくれる「いい小人」だという話だったような…うろ覚えですみません。
リンドグレンの絵本があるなら読んでみたいです。
それではこのへんで。
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175. Re: fiddle さん、akoさん、チクワさん
お名前: fiddle
投稿日: 2004/5/25(12:18)
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akoさん、杏樹さん、チクワさん、こんにちは、fiddleです。
〉〉そもそも、(屋根の上の)fiddle さんというHNからして、ヨーロッパ史に関心がおありの方なのでは?と思っておりますが、いかがでしょう。
〉fiddleさんはバイオリンを弾くからですよね。本物のfiddlerです。屋根の上で弾くのは危ないのでやめたほうがいいでしょう。
この歳になって高い所に登ると○○と言われそうですしね。
世界史全般好きですが(高2のときの世界史の先生が好きだったもので)、みなさんの博覧強記ぶりに、
ただひたすら「へぇ」を連発しているといったところでしょうか。興味だけはあちこちあるのですが。
"Fiddler on the Roof"は、舞台も映画も観たことはないのですが、多読を始めてすぐのころに
行きつけの古本屋でシナリオ(もちろん英語)を見つけ、fiddleを名乗るからには読まずばなるまいと
買ったはいいものの、まだ熟成中です。
〉〉〉〉◆Trunk Stories◆(6冊の総語数1841語)
〉〉〉〉なおイギリスで海賊が一番活躍したのは、エリザベス1世(16世紀。シェイクスピアの)時代。
〉〉〉〉彼らの海賊行為は、「民間人の非合法戦闘行為」ではなく、女王公認だったんですよぉ〜。
〉〉〉フランシス・ドレークですね。(「七つの黄金郷」より)
〉〉山本鈴美香ですね? それ読んでないんです〜〜 大変!
〉完結してないので読まないほうがいいです。「続きは〜〜〜〜?!」と思い続けて幾年月…。そろそろ待っても無駄らしいとあきらめかけている今日この頃。
エリザベス1世とメアリー女王、フェリペ2世にバチカン、海賊、ジプシー、新大陸の黄金と、話が何処まで大きくなるのか
わくわくしながら読んでいましたが、途中で止まってしまい残念至極です。
去年、未発表の第4部冒頭30ページ分の鉛筆書きのネーム、というのが出ましたが、また欲求不満になりそうなので
まだ読んでいません。
〉〉〉〉◆More Stories Pack A シリーズから◆
〉〉〉〉「Underground Adventure」(292語)
〉〉〉〉地底の洞窟に住む小人たちが出てきます。
〉〉〉elfとdwarfとどう違うんでしょう。
〉ICR2に「Two Silly Trolls」という本があります。Trollって巨人だと思ってたんですが、この絵本のTrollは小人だとか…???ますますイメージが混乱したりして。
そういえば、gnomeというのも地中に住む小人ですよね。ますます混乱。
〉〉〉小人というと、私は、よい小人の話も読んでいるはずなのに、
〉〉〉悪い小人のイメージが湧いてきます。これはいったいどこからくるのかなと、
〉〉〉しばし考えたのですが、どうやらワーグナーの楽劇「ニーベルンゲンの指輪」から来ているようです。
〉〉〉ここに登場する小人のアルベリヒは、ラインの川の乙女達に相手にしてもらえず、怒ってラインの黄金を奪い、その黄金から世界を支配する指輪を作ります。
〉〉〉そして、神々の長ヴォ−タンたちに黄金と指輪を奪われるときに、
〉〉〉その指輪を手にした者は死ぬと、呪いをかけたのです。
〉〉〉(簡単すぎるあらすじですみません)
〉〉とんでもない! 興奮して読みました!!!
〉〉要点を短くまとめると、焦点に鋭く切り込む場合がありますね。
〉〉まとめていただいた部分を読んで、指輪の呪いの「もと」は、
〉〉女性に無視された男性の復讐の心理?とも読めて、
〉〉小説や物語が誕生する原始的な動機の一つを見たような思いです。
〉〉ちょっと視点を変えて、読み直してみようという気になりました。
〉fiddleさんはさすがにクラシックに話が向くようですね。私も詳しくはないんですが、ワーグナーの音楽は壮大でなんだかわかりませんが惹かれるものがあります。
〉akoさん、ちょっと補足しますと、北欧神話では「神々の黄昏(ラグナロク)」が訪れて、神々も世界も滅びに向かいます。「ニーベルングの指輪」も最後が「神々の黄昏」というタイトルで終末を迎えます。指輪の呪いが世界を破滅に導くという壮大な物語になっています。
杏樹さん、補足ありがとうございます。
前の投稿で私が「あらすじ」と書いたのは大きな間違いです。あれは楽劇全体の冒頭部にあたるところで、
そのあと「ワルキューレ」やら「恐れを知らぬ英雄」やらが出てきて最後は愛に依る自己犠牲によって
指輪の呪いが浄化され、神々が没落していくという話になっております(ああ、また簡単にまとめてしまった…)。
最初に出てくるラインの黄金は、愛を捨てた者だけがそこから指輪を作ることができるといわれていて、
権力と富の象徴です。
小人のアルベリヒは、はじめは愛を求めるけれども、ラインの乙女達に袖にされ権力を選ぶわけです。
愛と権力(富)が対立して物語を動かしていくというところは、akoさんのご指摘のように、
物語の原始的な動機の一つですね。
〉〉〉ここに登場する神々もそうとう自分勝手なひどいやつらばかりなので、
〉〉〉小人だけが「悪」ではないのですが、
〉〉〉ここで小人=悪いというイメージが私に植え付けられたようです。
〉〉なるほど、そういう出会いもあるのですね。
〉〉ギリシア神話もそうですが、多神教の場合は、人に災いをもたらす神もいますものね。もちろんこれは、誘惑に弱い人間への懲罰の意味もあるのかしら。
多神教の神と一神教の神では、同じ神という言葉でもまったく別のものと考えたほうがよさそうです。
面白いですね。
〉〉ところで、トールキンは、ニーベルンゲンを下敷きにしていると思うのですがいかがでしょう。何か思い当たることがありましたら教えて下さい。
〉〉北欧やゲルマンの神話は、ギリシア神話ほどは知られていませんが、
〉〉心ひかれます。
〉指輪物語に話が及ぶと黙ってられません。トールキンは北欧やケルト・ゲルマンの神話・伝説をかなり研究したはずです。指輪物語に出てくるルーン文字は北欧の文字ですし。「ニーベルンゲンの歌」はドイツの国民的叙事詩でゲルマンの神話にもつながっていますから、関連もあるでしょう。
〉でもトールキンはもともと言語学者で、自分で「エルフ語」という言葉を作ってしまい、それを使う世界として作り出したのが指輪物語の世界だということです。文字と言語を作り出してしまうなんて信じられないんですが、その世界がまた詳しい歴史や系図があって、とても一人の人間の頭から出てきたものとは思えません。だからこそハマるとずぶずぶいってしまうんです。
そうなんですよね。学者としての緻密さと、作家、詩人としてのいきいきとした想像力と、
両方併せ持ってこそ、指輪物語の世界を構築できたんですね。
学者としてのトールキンは「ベーオウルフ」の研究で知られているらしいので、ニーベルンゲンをはじめ、
それの由来する北欧系ゲルマン神話についてはお手の物だったのではないでしょうか。
オクスフォードの教壇で、トールキンが中世の吟遊詩人のように「ベーオウルフ」を吟じていたという話を読んだことがあります。
〉で、ここからはチクワさんへ。
〉トムテって聞いたことがあるな〜と思いましたが…
〉「北欧」というパン屋さんでした。大阪ローカルなのか、全国展開してるのか知りませんが…。ここの紙袋に北欧にトムテという小人がいる、という話が書いてあったんです。「文字があると無意識に読んでしまう」クセのある私は「北欧」でパンを買って食べながら無意識に紙袋の文字を読んでいたのでした。パンをおいしくしてくれる「いい小人」だという話だったような…うろ覚えですみません。
〉リンドグレンの絵本があるなら読んでみたいです。
トムテって、私は聞いたことありませんでしたが、「北欧」というと、首都圏でもチェーン展開している
あのパン屋さんでしょうか。新宿駅にも店が出ています。今度ブッククラブに行ったときに偵察してきますね。
それでは。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/5/25(22:43)
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fiddleさん、こんにちは。
〉世界史全般好きですが(高2のときの世界史の先生が好きだったもので)、みなさんの博覧強記ぶりに、
〉ただひたすら「へぇ」を連発しているといったところでしょうか。興味だけはあちこちあるのですが。
興味がある、という人がいてうれしいです。どんどん割り込んだり突っ込んだりしてくださいね。
〉"Fiddler on the Roof"は、舞台も映画も観たことはないのですが、多読を始めてすぐのころに
〉行きつけの古本屋でシナリオ(もちろん英語)を見つけ、fiddleを名乗るからには読まずばなるまいと
〉買ったはいいものの、まだ熟成中です。
これはミュージカルですから、シナリオを読むより舞台を見なくては。特に歌やダンスはシナリオではわかりませんから。「屋根の上のバイオリン弾き」はよく上演されますから、見る機会はありますよ。最近は市村正親がテヴィエをやるようになりました。もちろん、映画もオッケーです。舞台でもテヴィエを演じたトポルの主演です。
〉エリザベス1世とメアリー女王、フェリペ2世にバチカン、海賊、ジプシー、新大陸の黄金と、話が何処まで大きくなるのか
〉わくわくしながら読んでいましたが、途中で止まってしまい残念至極です。
〉去年、未発表の第4部冒頭30ページ分の鉛筆書きのネーム、というのが出ましたが、また欲求不満になりそうなので
〉まだ読んでいません。
そんなのが出たんですか。ということは、完成品を見るのはほとんど絶望的…。たった30ページだなんて、きっと欲求不満になります!
〉そういえば、gnomeというのも地中に住む小人ですよね。ますます混乱。
います、います。ノームとか、グノームとか言われる小人。
〉杏樹さん、補足ありがとうございます。
〉前の投稿で私が「あらすじ」と書いたのは大きな間違いです。あれは楽劇全体の冒頭部にあたるところで、
〉そのあと「ワルキューレ」やら「恐れを知らぬ英雄」やらが出てきて最後は愛に依る自己犠牲によって
〉指輪の呪いが浄化され、神々が没落していくという話になっております(ああ、また簡単にまとめてしまった…)。
「神々の黄昏」は抽象的なところがあって、結末がわかりにくいような気がします。私がビデオに録ったバージョンが悪いのかも?
〉最初に出てくるラインの黄金は、愛を捨てた者だけがそこから指輪を作ることができるといわれていて、
〉権力と富の象徴です。
〉小人のアルベリヒは、はじめは愛を求めるけれども、ラインの乙女達に袖にされ権力を選ぶわけです。
〉愛と権力(富)が対立して物語を動かしていくというところは、akoさんのご指摘のように、
〉物語の原始的な動機の一つですね。
〉〉〉〉ここに登場する神々もそうとう自分勝手なひどいやつらばかりなので、
〉〉〉〉小人だけが「悪」ではないのですが、
〉〉〉〉ここで小人=悪いというイメージが私に植え付けられたようです。
〉〉〉なるほど、そういう出会いもあるのですね。
〉〉〉ギリシア神話もそうですが、多神教の場合は、人に災いをもたらす神もいますものね。もちろんこれは、誘惑に弱い人間への懲罰の意味もあるのかしら。
〉多神教の神と一神教の神では、同じ神という言葉でもまったく別のものと考えたほうがよさそうです。
〉面白いですね。
そうです。「神」という言葉の概念がまったく違うと思います。きっとユダヤ教徒とキリスト教徒とイスラム教徒の「神」も違うと思います。
〉学者としてのトールキンは「ベーオウルフ」の研究で知られているらしいので、ニーベルンゲンをはじめ、
〉それの由来する北欧系ゲルマン神話についてはお手の物だったのではないでしょうか。
〉オクスフォードの教壇で、トールキンが中世の吟遊詩人のように「ベーオウルフ」を吟じていたという話を読んだことがあります。
トールキンが「ベーオウルフ」を!!ををを〜〜!!!それはすばらしい。「吟遊詩人のように」…すごい、すごい。
〉〉で、ここからはチクワさんへ。
〉〉トムテって聞いたことがあるな〜と思いましたが…
〉〉「北欧」というパン屋さんでした。大阪ローカルなのか、全国展開してるのか知りませんが…。ここの紙袋に北欧にトムテという小人がいる、という話が書いてあったんです。「文字があると無意識に読んでしまう」クセのある私は「北欧」でパンを買って食べながら無意識に紙袋の文字を読んでいたのでした。パンをおいしくしてくれる「いい小人」だという話だったような…うろ覚えですみません。
〉〉リンドグレンの絵本があるなら読んでみたいです。
〉トムテって、私は聞いたことありませんでしたが、「北欧」というと、首都圏でもチェーン展開している
〉あのパン屋さんでしょうか。新宿駅にも店が出ています。今度ブッククラブに行ったときに偵察してきますね。
全国チェーンでしたか。
最近のポリ袋には見かけなくなったんです…。紙袋の時だったんで。
それでは…。
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お名前: fiddle
投稿日: 2004/5/27(11:10)
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杏樹さん、こんにちは、fiddleです。
〉興味がある、という人がいてうれしいです。どんどん割り込んだり突っ込んだりしてくださいね。
ありがとうございます。自分の興味のある分野だったら、英語の本を読む面白さも倍増ですから、
少しでもクラブ活動に参加していけたらなぁと思います。
〉〉"Fiddler on the Roof"は、舞台も映画も観たことはないのですが、多読を始めてすぐのころに
〉〉行きつけの古本屋でシナリオ(もちろん英語)を見つけ、fiddleを名乗るからには読まずばなるまいと
〉〉買ったはいいものの、まだ熟成中です。
〉これはミュージカルですから、シナリオを読むより舞台を見なくては。特に歌やダンスはシナリオではわかりませんから。「屋根の上のバイオリン弾き」はよく上演されますから、見る機会はありますよ。最近は市村正親がテヴィエをやるようになりました。もちろん、映画もオッケーです。舞台でもテヴィエを演じたトポルの主演です。
杏樹さんは、ミュージカルもお詳しいんでしたね。演劇方面は、興味があるものの時間とお金の関係でなかなか
手が出せません。まずはビデオで観てみますね。
〉〉去年、未発表の第4部冒頭30ページ分の鉛筆書きのネーム、というのが出ましたが、また欲求不満になりそうなので
〉〉まだ読んでいません。
〉そんなのが出たんですか。ということは、完成品を見るのはほとんど絶望的…。たった30ページだなんて、きっと欲求不満になります!
そうですよね。でも、少しでも読みたい気持ちも捨て難く…amazonのカートにずっと入ったままになっています。
〉〉杏樹さん、補足ありがとうございます。
〉〉前の投稿で私が「あらすじ」と書いたのは大きな間違いです。あれは楽劇全体の冒頭部にあたるところで、
〉〉そのあと「ワルキューレ」やら「恐れを知らぬ英雄」やらが出てきて最後は愛に依る自己犠牲によって
〉〉指輪の呪いが浄化され、神々が没落していくという話になっております(ああ、また簡単にまとめてしまった…)。
〉「神々の黄昏」は抽象的なところがあって、結末がわかりにくいような気がします。私がビデオに録ったバージョンが悪いのかも?
「ワルキューレ」が一番とっつきやすい、わかりやすい、といわれていますが、
「神々の黄昏」は確かにちょっとわかりにくいですね。
「ニーベルングの指輪」は、もともと抽象的な部分があって、演出によっていろいろな「読み」がされているので、
それによっても分かりやすさが異なるかもしれません。
〉〉多神教の神と一神教の神では、同じ神という言葉でもまったく別のものと考えたほうがよさそうです。
〉〉面白いですね。
〉そうです。「神」という言葉の概念がまったく違うと思います。きっとユダヤ教徒とキリスト教徒とイスラム教徒の「神」も違うと思います。
同じ経典の民なのに不思議ですよね。
〉〉学者としてのトールキンは「ベーオウルフ」の研究で知られているらしいので、ニーベルンゲンをはじめ、
〉〉それの由来する北欧系ゲルマン神話についてはお手の物だったのではないでしょうか。
〉〉オクスフォードの教壇で、トールキンが中世の吟遊詩人のように「ベーオウルフ」を吟じていたという話を読んだことがあります。
〉トールキンが「ベーオウルフ」を!!ををを〜〜!!!それはすばらしい。「吟遊詩人のように」…すごい、すごい。
研究のための文献ではなく、演じられるべき詩として「ベーオウルフ」を認識していたということらしいのです。
こういう授業に触れた学生はどんな思いをするだろうと、わくわくしますね。
〉〉トムテって、私は聞いたことありませんでしたが、「北欧」というと、首都圏でもチェーン展開している
〉〉あのパン屋さんでしょうか。新宿駅にも店が出ています。今度ブッククラブに行ったときに偵察してきますね。
〉全国チェーンでしたか。
〉最近のポリ袋には見かけなくなったんです…。紙袋の時だったんで。
あ、ポリ袋にはないんですか…残念。
それでは。
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お名前: ako
投稿日: 2004/5/29(09:49)
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杏樹さん、fiddleさん、こんばんわ。akoです。
屋根の上のバイオリン弾き、akoは映画と本で知りました。
ユダヤ人のことを知る機会として目を開かれた作品でした。
〉〉そうです。「神」という言葉の概念がまったく違うと思います。きっとユダヤ教徒とキリスト教徒とイスラム教徒の「神」も違うと思います。
〉同じ経典の民なのに不思議ですよね。
この話、とても関心あるんですが、掲示板では恐ろしくてできそうにありません。
〉〉〉学者としてのトールキンは「ベーオウルフ」の研究で知られているらしいので、ニーベルンゲンをはじめ、
〉〉〉それの由来する北欧系ゲルマン神話についてはお手の物だったのではないでしょうか。
〉〉〉オクスフォードの教壇で、トールキンが中世の吟遊詩人のように「ベーオウルフ」を吟じていたという話を読んだことがあります。
トールキンは学者だったんですか!!
納得!!!!!!!!! もう「!!!」しか無いです。
しかも吟遊詩人でもあったとは素晴らしい!
〉〉トールキンが「ベーオウルフ」を!!ををを〜〜!!!それはすばらしい。「吟遊詩人のように」…すごい、すごい。
↑ 杏樹さんの興奮わかるわかる…
〉研究のための文献ではなく、演じられるべき詩として「ベーオウルフ」を認識していたということらしいのです。
〉こういう授業に触れた学生はどんな思いをするだろうと、わくわくしますね。
学者であり詩人であり教師であり、しかも物語作家であり…
何という素晴らしい…
〉〉〉あのパン屋さんでしょうか。新宿駅にも店が出ています。今度ブッククラブに行ったときに偵察してきますね。
「北欧」のパン、よく買います。白地に青いラインのスウェーデン国旗の色で気に入ってまーす。
それからfiddle さん、別の広場で、ご投稿拝見しました。
言葉は音楽っていう。
私は、ドイツ語をしばらくやった頃に(会話音声をかなり聞きました)、ドイツ語学習とは関係なく、たまたま長年聞き馴染んでいたブランデンブルク協奏曲第5番を久しぶりに聞いた時、「おぉ〜〜、この曲ってドイツ語〜〜!!」
と感じてカミナリマーク発令状態になったことがあったんです。(主として同テンポの4拍子で、強・弱・弱・弱、の繰り返し)
ドイツ語って、しゃべりはじめの1拍目をとっても強く言う傾向があるように聞こえます。イタリア語が後ろの方を強く、イッタリ「ア」〜〜ノ〜〜とかいうように伸ばして言うのとは対照的ですよね。隣同士の国なのに不思議〜
ドイツ音楽なんだから当たり前でしょ、と言われればそれまでなんでしょうが、自分はそういう聞き方をしたことがなかったし、人に言われて聞いたわけでもなく、たまたま懐かしい曲を聞きたいな〜と思って聞いた時に感じたことなので、相当な衝撃でした。友達に手紙書いたほどです。
それ以後、いろいろなクラシック曲を聞くたびに、このことを思い出しては、わくわくしてます。
演奏家であられる fiddle さんの投稿を読み、音楽にはシロートの自分がそう感じたことはピントはずれじゃなかったんだと知り、すごく嬉しかったです。
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akoさん、こんにちは、fiddleです。
〉屋根の上のバイオリン弾き、akoは映画と本で知りました。
〉ユダヤ人のことを知る機会として目を開かれた作品でした。
そうでしたか。ますます、はやくビデオを借りてきて観なければという気持ちになります。
(近所にレンタルビデオ屋さんがないのが悲しすぎる…)
ユダヤ人の歴史というのは、追いかけるとヨーロッパ全部にかかわってくるのでしょうね。
とても興味深いです。
〉〉〉そうです。「神」という言葉の概念がまったく違うと思います。きっとユダヤ教徒とキリスト教徒とイスラム教徒の「神」も違うと思います。
〉〉同じ経典の民なのに不思議ですよね。
〉この話、とても関心あるんですが、掲示板では恐ろしくてできそうにありません。
うんうん、深すぎるかも。
〉〉研究のための文献ではなく、演じられるべき詩として「ベーオウルフ」を認識していたということらしいのです。
〉〉こういう授業に触れた学生はどんな思いをするだろうと、わくわくしますね。
〉学者であり詩人であり教師であり、しかも物語作家であり…
〉何という素晴らしい…
しかもイラストレーターでもあります。
去年の秋頃だったか、掲示板でも話題になった"Letters From Father Christmas"をはじめ、
素晴らしいイラストがたくさんありますよ♪
〉それからfiddle さん、別の広場で、ご投稿拝見しました。
〉言葉は音楽っていう。
あちらも読んでくださってありがとうございます。
〉私は、ドイツ語をしばらくやった頃に(会話音声をかなり聞きました)、ドイツ語学習とは関係なく、たまたま長年聞き馴染んでいたブランデンブルク協奏曲第5番を久しぶりに聞いた時、「おぉ〜〜、この曲ってドイツ語〜〜!!」
〉と感じてカミナリマーク発令状態になったことがあったんです。(主として同テンポの4拍子で、強・弱・弱・弱、の繰り返し)
なるほど、akoさんは拍節感から音楽と言葉が結びついたんですね。
ドイツ音楽の4拍子は、「大強・弱・小強・弱」というように習いましたが、
話されているドイツ語を聞くと、確かにそういう拍節感がありますよね。
私が感じたのは、もっと短いところで、言葉の発声の勢い、といったものです。
日本人のしろーとがヴァイオリンという楽器を弾くとどうも音の立ち上がりが遅いといいますか、
鈍くさいのはなぜかということを考えたとき、
発音のスピード(弦楽器の場合は弓の初速に負うところが大きい)の問題ではないかと感じたのです。
ドイツ語でichと言うとき、最初のiの音は、日本語の「い」よりも、吐く息のスピードが速いですよね。
私は、ドイツ語もABCのほかは数語しか知りませんし、概して言葉に敏感なほうではないのですが、
それぞれの言語には固有の発声のスピードがあるんじゃないかな、そして、
それが国によって音楽が異なる一つの要素かも、と思うようになりました。
〉ドイツ語って、しゃべりはじめの1拍目をとっても強く言う傾向があるように聞こえます。イタリア語が後ろの方を強く、イッタリ「ア」〜〜ノ〜〜とかいうように伸ばして言うのとは対照的ですよね。隣同士の国なのに不思議〜
ほんとですね。どちらも統一が遅かった国なのに。
〉ドイツ音楽なんだから当たり前でしょ、と言われればそれまでなんでしょうが、
そうなんですよ。私は小さいときから楽器を弾いていたので、音楽というのは旋律とリズムであって、
言葉とは無関係に存在していたんですね。
だから、歌を聴いても言葉には関心がいかず、ドレミでシャドーイングしてしまいます。
これからはもっと言葉を聴いてみなければ、と思っています。
〉演奏家であられる fiddle さんの投稿を読み、音楽にはシロートの自分がそう感じたことはピントはずれじゃなかったんだと知り、すごく嬉しかったです。
演奏家なんて言われるとハズカシイ。馬齢を重ねているだけのしろーとであります…
またakoさんの発見、聞かせてくださいね。
ではでは。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/7/10(20:52)
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fiddleさん、こんにちは。チクワさんもこんにちは。
…今ごろレスつけて気がついてくれるでしょうか。
〉〉〉トムテって、私は聞いたことありませんでしたが、「北欧」というと、首都圏でもチェーン展開している
〉〉〉あのパン屋さんでしょうか。新宿駅にも店が出ています。今度ブッククラブに行ったときに偵察してきますね。
〉〉全国チェーンでしたか。
〉〉最近のポリ袋には見かけなくなったんです…。紙袋の時だったんで。
〉あ、ポリ袋にはないんですか…残念。
久しぶりに北欧のパンを買ったら…ありました!
紙袋の時は日本語だったのですぐわかったんですが、今のポリ袋の青い帯のところに小さい細かい文字で英語が書いてあるんです。でも私、英語なんて読めないから無視してたんですねー。でも今日その英語に目を留めて読んでみました。おおー!読める!わかる!トムテのパン作りの秘法で作ったんですって。
ということでご報告まで。
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お名前: チクワ
投稿日: 2004/7/11(18:56)
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杏樹さん、fiddleさん、
トムテファンのみなさん (いるよね。>無理やり) こんにちは〜。チクワですー。
杏樹さん、ご報告ありがとうございました!
〉久しぶりに北欧のパンを買ったら…ありました!
〉紙袋の時は日本語だったのですぐわかったんですが、今のポリ袋の青い帯のところに小さい細かい文字で英語が書いてあるんです。
んもー。小さい細かい文字、なんてー。
日本人は読むわけないと思っているんじゃないかしら〜。
タドキストが増えているんだから。読む人も増えますよね!
今後包装などに英語を使おうというお店や企業は
日本人の多読ブームをかんがみて、読みやすい文字、ドラマティックな表現を
心がけてもらいたいものです。うんうん。
・・・ちょっと話がそれた?
〉でも私、英語なんて読めないから無視してたんですねー。でも今日その英語に目を留めて読んでみました。おおー!読める!わかる!トムテのパン作りの秘法で作ったんですって。
読みたい〜。トムテの秘法で作られたパン、食べたい〜。
うーん、名古屋あたりにお店がないのだろーか・・・
名古屋周辺のみなさん、「北欧」という名のパン屋さんを
もし、もしご存知でしたら〜、どうか教えてくださいましー。
〉ということでご報告まで。
杏樹さん、ありがとうございました。
では〜。
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杏樹さん、チクワさん、こんにちは、fiddleです。
杏樹さん、「北欧」のご報告ありがとうございました。
〉久しぶりに北欧のパンを買ったら…ありました!
〉紙袋の時は日本語だったのですぐわかったんですが、今のポリ袋の青い帯のところに小さい細かい文字で英語が書いてあるんです。でも私、英語なんて読めないから無視してたんですねー。でも今日その英語に目を留めて読んでみました。おおー!読める!わかる!トムテのパン作りの秘法で作ったんですって。
おお、そんな細かいところにさりげなく多読的に潜んでいたんですね。
私もあの後ブッククラブに行く途中で新宿駅の「北欧」に入って、
立ち食いでメロンパンにかぶりつきながらこっそりといや、
あからさまにトムテの痕跡がないかどうかきょろきょろとしていたのですが、
ポリ袋のところにあったとはうかつでしたー。
今度新宿に行ったら、ちゃんとポリ袋を入手して調べてみます。
P.S『七つの黄金郷』の第4部ネーム30ページ分読みました。
これだけでは何が何やら…やはり欲求不満が募るばかりでした。
だれでもいいから続きを描いてくれ〜!!という心境です。
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お名前: ako
投稿日: 2004/5/25(13:30)
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ako〉なおドイツ語のelfは、eleven 。どうして「11」が妖精なのか、気になったままなんです。いずれはドイツ語も多読したい(かなり将来…)
杏樹〉英語では複数になるとelvesです。ドイツ語に近づきますね。ドイツ語ってenがつくのは複数形だったような気が…。
akoの書き方がまずいです。自分で読んで赤面しました。
ご指摘ありがとうございます。以下、書き直し。
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ドイツ語「elf」という語は、意味は「11」なのですが、
独語で「11」のスペルが、英語になると「妖精」。
11と妖精に何か関係でも??と不思議でした。白雪姫では7人だし…
ついでに、ドイツ語「elf」は「11」と同時にやはり「妖精」の意味もあり、
その複数形がelfenです。独語と英語の関わりは深いですね。
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akoさん
ako〉なおドイツ語のelfは、eleven 。どうして「11」が妖精なのか、気になったままなんです。いずれはドイツ語も多読したい(かなり将来…)
〉杏樹〉英語では複数になるとelvesです。ドイツ語に近づきますね。ドイツ語ってenがつくのは複数形だったような気が…。
〉akoの書き方がまずいです。自分で読んで赤面しました。
〉ご指摘ありがとうございます。以下、書き直し。
〉------------------------------------------------
〉ドイツ語「elf」という語は、意味は「11」なのですが、
〉独語で「11」のスペルが、英語になると「妖精」。
〉11と妖精に何か関係でも??と不思議でした。白雪姫では7人だし…
〉ついでに、ドイツ語「elf」は「11」と同時にやはり「妖精」の意味もあり、
〉その複数形がelfenです。独語と英語の関わりは深いですね。
そうだったんですか。私もドイツ語はあまり知らないので。
単なる同音異義語かもしれませんが、英語とドイツ語はゲルマン語から分かれた言葉ですので同じような言葉が多いですね。シロウト頭で関連を考えると混乱しそう…。