[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/23(20:57)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
1454. 世界史クラブ : 児童書の紹介 My Royal Story
お名前: 柊
投稿日: 2010/8/10(08:51)
------------------------------
私のお気に入りRoyal Diariesシリーズが、シリーズ名を変えて復刊されました。Royal Diariesはのちに王妃や女王になった人の少女時代の日記という形の小説だったのですが、今度は普通の人の歴史的体験も入ったようです。その代わり、ヨーロッパ以外のプリンセスの話はほとんどなくなってしまったようですね。YLは4ぐらい。
Cleopatra by Kristiana Gregory [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010653 ]
[url:http://www.amazon.co.jp/Cleopatra-Royal-Story-Kristiana-Gregory/dp/1407116177/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=english-books&qid=1281397275&sr=1-5 ]
ファラオだったのにクレオパトラの姉に王位を追われた父と共に、ローマに助けを求めに行く話。元のタイトルはCleopatra Daughter of the Niles。フランス語訳もあります。
Elizabeth by Kathryn Lasky [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010597 ]
[url:http://www.amazon.co.jp/Elizabeth-Royal-Story-Kathryn-Lasky/dp/1407116215/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=english-books&qid=1281397275&sr=1-7 ]
In and out of favourを繰り返し、孤独な少女時代を送るのちのエリザベス1世。自分の生まれてきた意味はと問う切ない小説。元のタイトルはElizabeth I Red Rose of the House of Tudor。
Anne Boleyn and Me by Alison Prince [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000017969 ]
アンの侍女仲間だった少女が書いたアンの物語。主人公は架空の人物だと思います。同じタイトルのMy Storyからきました。
Marie Antoinette by Kathryn Lasky [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010604 ]
[url:http://www.amazon.co.jp/Marie-Antoinette-My-Royal-Story/dp/1407116185/ref=sr_1_6?ie=UTF8&s=english-books&qid=1281397275&sr=1-6 ]
フランス王太子との結婚が決まる前から、デュ・バリー夫人との対決までを書いた小説。元のサブタイトルはPrincess of Versailles。フランス語訳もあります。
Victoria by Anna Kirwan [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018092 ]
ヴィクトリアが書いている手紙を後ろからのぞき込むような趣味の悪いサー・ジョンに家庭を支配され、しかもサー・ジョンと母の関係が不潔だと感じる、ヴィクトリアの心の叫び。元のサブタイトルはMay Blossom of Britannia。
Mary Queen of Scots by Kathryn Lasky [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010596 ]
[url:http://www.amazon.co.jp/Mary-Queen-Scots-Royal-Story/dp/1407116223/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=english-books&qid=1281397275&sr=1-8 ]
フランスで王太子の婚約者として暮らすメアリの生活を描いた、趣味のいいエッセイといった感じの小説。元のタイトルはMary, Queen of Scots : Queen Without A Countryでした。
Anastasia by Carolyn Meyer [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010722 ]
[url:http://www.amazon.co.jp/Anastasia-Royal-Story-Carolyn-Meyer/dp/1407116193/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=english-books&qid=1281397275&sr=1-2 ]
ロシア最後の皇帝(ツァーリ)の末娘の話。元はAnastasia the Last Grand Duchessというタイトルでした。名前を英語名前に直していないので、誰が誰だかわからなくて挫折した覚えがあります。
Catherine of Aragon by Alison Prince [url:http://www.amazon.co.jp/Catherine-Aragon-My-Royal-Story/dp/1407120719/ref=sr_1_10?ie=UTF8&s=english-books&qid=1281397275&sr=1-10 ]
My Storyの復刊のようです。
------------------------------
My Royal Storyの中でRoyal Diareis出身でないものを読んだので、まとめて感想を書いておきます。
Egyptian Princess [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020670 ]
女性でありながらファラオになったハトシェプストの物語です。なぜ彼女がファラオになれたかは、どうやら全部創作のようですね。紀元前1490年頃です。
Catherine or Aragon [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020083 ]
スペイン貴族の娘Evaは1500年頃、スペイン王女キャサリンの侍女としてイングランドへやって来ます。イングランドの皇太子アーサーと結婚したキャサリンはすぐに夫を亡くして、苦労します。
Anne Boleyn and Me [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000017969 ]
Evaの娘Elinorはキャサリン王妃に仕えていましたが、侍女仲間のアン・ブーリンが王の寵愛を受けるようになり……。Evaが恋をした男性もちゃんと出てきます
Bloody Tower [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020101 ]
1553年ロンドン塔。塔で働く一家の少女Tillyが主人公です。ロンドン塔には政争で負けたレディ・ジェイン・グレイや疑いをかけられたエリザベス王女が投獄されます。Tillyはエリザベスに渡さなければいけないものがあって……。面白かったです。
To Kill a Queen [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020669 ]
1583年、Tillyの娘のKittyは父がどうやら女王エリザベス1世に使えるスパイらしく、しかも別方向からも政争に巻き込まれていく。陰謀、陰謀でとても面白かったです。