[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/11/24(07:49)]
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お名前: こるも
投稿日: 2007/9/27(13:40)
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fionaさん、こんにちはー。
〉"full earth"という表現は、本に出てきたのではなく、私が勝手に作った表現ですので悪しからず。
full earthがfionaさんの造語だったとは!!!
お釈迦様でも気が付かなかった!
すばらしい〜!
〉月に住むようになったら、地球を見て、"full earth"とか"half earth"とか名付けるのでは…と勝手に作ったものです。こう書いておくと、どんな状態に地球が見えているか良く分かるのではないかと思って付け加えて書いたのでした。
ええ、よお〜くわかりますです。
〉ついでに、季節等の推測はこうです。
〉full earth時、丸いfull earthの中心地点が、地球では太陽が真上から照っている地点。これが赤道上なら、地球では春分か秋分。これが北回帰線上なら(北半球は)夏至。南回帰線上なら(北半球は)冬至です。
〉地球から見た時の、満月の中心地点となる月面上の地点にいる場合、地球は真上に見えます。
〉そこから、満月で言えば中心から端の方へ動いていくと、月は丸いため、見える地球は月平線へだんだん近づいて行きます(地球の見える高度で、満月での中心点からどれくらい離れているか、大まかな距離が推測できます)。
〉その際、地球の真北と同じ方向へ動いていくと、地球は南が下になるように月平線の南へ近づいていくように見えると考えられます。(ただし、南北は地球の南北と同じ方向とする)
〉(もし、この動くのが東なら、地球は、西が下になるように、西へ沈んでいくように見えるはずです。動く方向によって、見える地球の下になる部分(地球の東西南北)は変化します。)
〉ただ、地球の南北の方向が、常に月面上での同じ方向ではなく、地球の季節等によって変化してしまうのが面倒です。
〉月面上の同じ場所でみていても、地球の自転軸が公転面に対して垂直から23.4度ほど傾いているため、季節によって地球が右や左に首を振って見えるはずです。それに、地球の公転軌道面と月の公転軌道面とは一致していず、5度ほどずれているので、それも計算にいれなくてはいけません。……ややこしい!!
うぬぬぬー。
この茶々を入れる余地のない論理展開。
(よくわかっていないだけだったりして)
fionaさん、部長やりませんか?(弱気)
部長持ち回りって、いいかも〜。
〉月に人が住むようになったら、月の学校では、月の見え方ではなく「地球の見え方」を勉強するのでしょうかね。(こんなのが入試問題にでたら難しそう)
〉と、未来の月での理科教育に思いをはせたfionaでした。
おお、未来の理科教育まで論じるとは。
ただ者ではありませんな?
何しに出てきたんだろう私・・・
あ、そのうち理科クラブ企画だします。
みんなで盛り上げよう、理科クラブ!
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お名前: fiona
投稿日: 2007/9/30(02:21)
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こるもさん、今晩は。
今日は、MTH11巻を終了し、第12巻へ突入。
途中まで読んで、引っかかりました。
2人は、北極へ行くことになるのですが、まだ、早春のようで、空は"dark gray"。
途中で、こんな文章が、
"The snowdrifts looked like giant white sculptures as the sun slipped behind the frozen hills.Then a full orange moon rose in the sky."
これは、太陽が沈んで、月が昇った、と言う事ですよね。
北極点あたりでは、ありえないですし、北緯80°くらいでも多分ないと思います。
北極点では、真上が地軸上(北極星)で、そこを中心として天球は回転します。星や太陽、月は、地平線から同じ高さのところを平行に動いてみえるはずです。1日の内に、太陽が昇ったり沈んだりするのが見えるはずがない。(月も同じ)
北緯80°なら、真上から10°ずれたところが天球の回転の中心になるので、天体は、地平線と10°の角度を持った円上を動くことになります。
計算上、春分の約35〜40日前くらいになると、最も高くなるときには、太陽が地平線上にやっと顔を出すようになると考えられます。
ただ、この場合、満月は、太陽の動く(ほぼ)円上で、太陽とは180°逆の位置にあるので、地平線の下の一番低い位置。顔を出していた太陽が沈んでも入れ替わりにすぐ見えるとは思えません。
また、月は、地平線と10°の角度を持つ円上を動くので、rose(rise)と言う表現でいいのかな?どちらかと言うと、地平線上をすべるような感じで動くと思うのですが…。こう言うのでも「rise」なのでしょうか?
太陽が沈むと、入れ替わりに反対の空に満月が見えるというのは、私達の住む温帯での感覚で、北極点近くでは違っています。
ただ、北緯70°くらいになると、この本の表現でもかろうじてセーフかも。
できれば、話の中に、我々の住む温帯と、北極点近くでは天体の動きの違うことを、さり気なく盛り込んで欲しいのですけれどね。
作者は、理科には弱いのかなあ……。
理科系&SF好きのため、こういうのに変にうるさいfionaでした。
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fionaさん、こんにちは。
〉途中で、こんな文章が、
〉"The snowdrifts looked like giant white sculptures as the sun slipped behind the frozen hills.Then a full orange moon rose in the sky."
〉これは、太陽が沈んで、月が昇った、と言う事ですよね。
〉北極点あたりでは、ありえないですし、北緯80°くらいでも多分ないと思います。
〉北極点では、真上が地軸上(北極星)で、そこを中心として天球は回転します。星や太陽、月は、地平線から同じ高さのところを平行に動いてみえるはずです。1日の内に、太陽が昇ったり沈んだりするのが見えるはずがない。(月も同じ)
〉北緯80°なら、真上から10°ずれたところが天球の回転の中心になるので、天体は、地平線と10°の角度を持った円上を動くことになります。
〉計算上、春分の約35〜40日前くらいになると、最も高くなるときには、太陽が地平線上にやっと顔を出すようになると考えられます。
〉ただ、この場合、満月は、太陽の動く(ほぼ)円上で、太陽とは180°逆の位置にあるので、地平線の下の一番低い位置。顔を出していた太陽が沈んでも入れ替わりにすぐ見えるとは思えません。
〉また、月は、地平線と10°の角度を持つ円上を動くので、rose(rise)と言う表現でいいのかな?どちらかと言うと、地平線上をすべるような感じで動くと思うのですが…。こう言うのでも「rise」なのでしょうか?
fionaさんは、かなり理科系の話に敏感な方だとお見受けしました。
わたしはMTHは4巻までしか読んでいないのですが、きっと自分では気付かなかったと思います。
でも、「日が昇る」のはあれっと思うかもしれませんね。
〉太陽が沈むと、入れ替わりに反対の空に満月が見えるというのは、私達の住む温帯での感覚で、北極点近くでは違っています。
〉ただ、北緯70°くらいになると、この本の表現でもかろうじてセーフかも。
〉できれば、話の中に、我々の住む温帯と、北極点近くでは天体の動きの違うことを、さり気なく盛り込んで欲しいのですけれどね。
〉作者は、理科には弱いのかなあ……。
極北地域には行ったことがないのですが、南半球(ニュージーランド)には行きました。
オリオン座が逆さまに見えるのが面白かったです。
しばらく逆さまなのに気付かなくて「なんか変だなあ」と思っていました。
ケニア&ケアンズでは、さそり座が真上にありました。
知識として知っていても、実際に目にすると楽しいですね。
〉理科系&SF好きのため、こういうのに変にうるさいfionaでした。
やはり、なるべく事実には忠実であって欲しいですね。
子供のためにも。
ではでは。