進学校でどう普及させるか?

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(13:34)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

769. 進学校でどう普及させるか?

お名前: 桜印
投稿日: 2005/10/17(19:01)

------------------------------

はじめまして。私は現在、埼玉で英語教師をしております。県内でもかなりの進学校とされておる学校で教鞭をとっておりますが、自分自身の英語人生、そして一流大学に合格した生徒の英語力を考えますに、試験の点はよくても、実践的な発信力を著しく欠いているといわざるをえません。ネイティブによる会話クラスもほとんど絵に描いたもちという状況です。
このような状況を改善するために、カリキュラムに多読を思い切って導入したいのですが、進学校の場合、どうしても試験対策としての効果を求められます。その点において効果を示せない場合、学校としてカリキュラムに組むのは難しいのが現状です。
日本の英語教育のかなりの部分が、大学受験の準備の一環として成立しているといっても過言ではないと思います。多読が受験指導の分野にも波及していかなくては、訳読や文法中心の授業を打破することは難しいと考えています。趣味の英語の領域だけでもよいという考え方もあるでしょうが、受験分野に多読指導が定着すれば、SSSが英語教育全般に一気に普及し、多くのせいと諸君が英語の楽しさに目覚めるのではないか・・・などと夢想しています。
ところでSEGでは受験生に多読指導はどのようになされているのでしょうか?SEGは一流大学合格に大きな業績を上げていらっしゃいます。SEGのような塾で、受験準備と多読指導がどのように組み合わされて、どのような効果をあげておるのか興味があります。SEGでの多読指導のあり方が進学校での多読指導のモデルケースになりはしないかと考えています。
よろしかったらご教授ください。ちなみに、多読の「効果」という言い方は即物的でSSSの精神?に反しているかもしれません。私が持っているような問題意識自体が邪道であるということは十分承知しております。承知の上でみなさまにお聞きしたいと思います。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

771. Re: 進学校でどう普及させるか?

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2005/10/17(20:57)

------------------------------

"桜印"さん こんにちは!

SEGの多読クラス卒業生から、東大に合格している
人は、毎年いますが、多読以外の英語の勉強も高3に
なってからやっているので、多読と試験結果について
直接的な関係を数値的に示すのは難しいです。

掲示板では、個人情報保護の観点からも
これ以上詳しいことを書くのは難しいです。
このあたりの話も知りたい場合には、

1) SEGの授業を実際に見学に来る
2) 多読学会の研究会に出席される

ことをお薦めします。

古川@SEG。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

778. ワークショップで発表されている実践例等、公開できませんか?

お名前: yamasina
投稿日: 2005/10/20(13:06)

------------------------------

こんにちは。

このような掲示板では、伝えられることに限りがありますので、「知りたければ見に来て下さい」というのも、しかたありません。

しかし、多読学会での研究成果などを公開すれば、ずいぶんと助けになるように思うのですが、そのような計画/予定はないでしょうか?
ワークショップのプログラムを見ても興味深いタイトルが列挙されています。要旨だけでもwebに載せていただけたらなどと思ってしまいます。

下のスレッドでやりとりがありましたが、たむさんのような現場で実践されている方に、ワークショップの内容が届いていないというのももったいないと思われます。

ではでは。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

779. Re: ワークショップで発表されている実践例等、公開できませんか?

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2005/10/20(13:54)

------------------------------

古川です。

多読学会では、研究報告集を年1回発行する予定です。
これは、誰でも、購入可能になると思います。
また、その内容の一部は、Web上でも公開可能だと思います。

また、多読学会ではありませんが、
[url:http://www.toba-cmt.ac.jp/shomu/shukai/ron/48.pdf]
に豊田高専の実践が公開されています。

多読学会では、学会誌の編集を、みな通常の仕事の
あいたときにボランティア活動でやっています。
「これも欲しい、あれも欲しい」という気持ちはわかりますが、
それには、人手やお金が必要です。
掲示板に参加されている方ができるだけ
多読学会にはいって、そのような活動を支えていただけると
ありがたいです。

なお、多読を授業で行われるのであれば、実際に、
多読の授業をやっている教師の授業をみてみることを
お薦めします。Webでいくら情報を集めても、論文を
いくら読んでも、現場をみなければ、本当のことは
わからないと思いますよ。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

784. ありがとうございました

お名前: yamasina
投稿日: 2005/10/21(11:16)

------------------------------

こんにちは。

"古川@SSS"さんは[url:kb:779]で書きました:
〉多読学会では、研究報告集を年1回発行する予定です。
〉これは、誰でも、購入可能になると思います。
〉また、その内容の一部は、Web上でも公開可能だと思います。

感謝しつつ、気長に待たせて頂きます。

〉また、多読学会ではありませんが、
[url:http://www.toba-cmt.ac.jp/shomu/shukai/ron/48.pdf]
〉に豊田高専の実践が公開されています。

有益な情報ありがとうございます。

〉多読学会では、学会誌の編集を、みな通常の仕事の
〉あいたときにボランティア活動でやっています。
〉「これも欲しい、あれも欲しい」という気持ちはわかりますが、
〉それには、人手やお金が必要です。
〉掲示板に参加されている方ができるだけ
〉多読学会にはいって、そのような活動を支えていただけると
〉ありがたいです。

そんなに、あれこれ欲しがりましたっけ(汗)。ごめんなさい。

〉なお、多読を授業で行われるのであれば、実際に、
〉多読の授業をやっている教師の授業をみてみることを
〉お薦めします。Webでいくら情報を集めても、論文を
〉いくら読んでも、現場をみなければ、本当のことは
〉わからないと思いますよ。

本当のことをわかるために、まず概要をわかりたいのです。
「情報を集めても、論文をいくら読んでも」とおっしゃいますが、
そもそもこれらには地方からアクセスする手段がなく、実際には全然
読んだり集めたりできていません。

ともあれ発表予定があることを教えて頂き、ありがとうございました。
ではでは


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

785. Re: ありがとうございました

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2005/10/21(17:54)

------------------------------

"yamasina" さん、他のみなさんへ

〉本当のことをわかるために、まず概要をわかりたいのです。
〉「情報を集めても、論文をいくら読んでも」とおっしゃいますが、
〉そもそもこれらには地方からアクセスする手段がなく、実際には全然
〉読んだり集めたりできていません。

電気通信大学の酒井先生の授業はいつでもみることができます。
SEGの授業も事前に連絡をしていただければ公開しています。

百聞は一見にしかずで、実際にみることをおすすめします。
本当に多読の可能性を感じている人は、みな、時間をやりくり
して見学にきています。

あちこちの多読授業の「概要」を集めるより、
生の授業をあちこち見に行かれることがお薦めです。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

782. Re: yamasinaさんへ

お名前: たむ
投稿日: 2005/10/20(23:17)

------------------------------

yamasinaさん、こんばんは。

〉下のスレッドでやりとりがありましたが、たむさんのような現場で実践されている方に、ワークショップの内容が届いていないというのももったいないと思われます。

ご心配いただいて、ありがとうございます。
私、まだ多読学会の会員になっていないのですが、
8月の多読学会新人セミナーに参加しました。
SSS多読にこんなにも先生方が集まることに
感激しました。酒井先生の講演もよかったし!
とくに児童英語の先生たちが元気がいい!のに
驚きました。手ごたえがあるんでしょうね。

私たちのSSS多読は、やりなおし的なところが
ありますが、児童英語で育つ人たちは「新人類」
ですからね。

実際の授業を見学したり、みなさんのお話を
いろいろきいてみなければ、と思っている
ところです。

とりとめがありませんが…
ではでは。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.