[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/25(09:32)]
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お名前: yksi
投稿日: 2005/10/16(21:10)
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たむさん こんばんは yksiです
〉まあ、学校教育には、実際には、ほとんどの場合、「課外授業」の
〉一環として取り入れられているのだと思います。公立の中学・高校で
〉正規の授業として取り入れている事例はそもそもあるのでしょうか?
〉この点、掲示板をお読みの先生方にぜひお聞きしてみたいのです。
〉公立の中学・高校で、SSS多読を正規の授業にしている例は
〉ありますでしょうか?
9月の多読学会ワークショップでは、数件、正規の授業にしている中学・高校の事例報告がありました。
また、高専(国立ですが)では、3校が正規授業にSSS多読を導入しています。特に新設の沖縄高専では、1, 2年次(高校1,2年と同年代)の英語の授業を、多読中心に展開しており、我々も注目しています。
〉学校教育にSSS多読を取り入れるのに、私自身がとくに困るのは
〉「評価」です。期末には評点をつけて提出しなければならないのです。
〉SSS多読を取り入れる以前、私は「英語の音の訓練」を中心にした
〉授業をしてきました。このときから、学校(私の場合、職業訓練大学校、
〉看護学校ですが)で、教師が学生に英語の評点などつけてもなんの
〉意味もないと思っていましたので、悩んできました。なんとかごまかして
〉いました(学生さんに説明して、学校の評点など、実際の英語にふれて
〉みれば何の意味もないことがわかる、制度上テストをせざるをえないが
〉気にしない!で、また落第点はつけない、など)。
〉SSS多読を取り入れて、この点がまったく出口なしの気持ちでいます。
〉来年の春までにはなんとか結論をださなければなりません。
成績評価は、相対評価では難しいかもしれませんが、達成度で(絶対)評価できるのであれば、全く問題ありません。絶対評価では、設定した目標を超えることができれば、クラス全員にA評価を与えることも可能ですので。
ただ、多読授業の評価を短期間で行うのは難しいと思います。私の職場では、当初小テストで様子を見ながら、学生の進度を観測していましたが、現在は、年度末に長文読解力の筆記試験(定期試験)を行い、これを中心に成績をつけています。英文の水準と設問を適切に設定すれば、担当教員としてほぼ納得のいく評価が行えると思います。
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yksiさん、早速ありがとうございます。
中学・高校での実践例もあるとのこと、国立高専では3校で正規の
授業になっているとのこと、わかりました。私も、もっと出掛けて、
いろいろ見てみなければと思いました。
評価についてのお話しもありがとうございます。
学生に目標を設定させるとは、具体的には語数ですか?
小テストとはどのようなものだったのでしょうか?
来年の春までには、まだ時間がありますので、考えてみたい
と思います。
ひとつ悩みは、実は具体的なことなのですが、31名の学生さんの
うち、1名の方がはっきりやりたくないとの意思表示をしているよう
なのです。まだ話し合いができないのですが、この方にどう対応
したらいいのか…という感じでいます。
全体にはとてもいい雰囲気ではじまりました。ORT, LLLの最初の
ほうで、意外におもしろいという評価が半数ぐらいです。また、
ある学生さんが、ボーっとした雰囲気でいましたので、尋ねたところ、
Little Bear's Friendに感激したとのことでした。評判がとても
いいんだよ、と私も嬉しくなりました。
学生さんの中には、高校の課題読書でハリポタの何巻かを
辞書をたよりに半分くらい読んだという方もいました。早速、
私お気に入りのTwo Livesを貸しました。
ただ、全体にまだ、訳さない・飛ばすことにとまどっている雰囲気も
感じられます。YL 3に挑戦して、訳さないとわからないという人も
いました。これから個別に話していこうと思っています。
ありがとうございました。またよろしくお願いします。
* yamasinaさん、スレッドの趣旨に合わない発言で申し訳ありません。