[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/11/24(04:44)]
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/18(22:20)
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たしかに、We're headed for といった表現には前へ進んでいく感じがあります。似たような表現で go forward を意味する go ahead も前向きな head を示しているようです。
僕がこれまで多読をして出会ってきた中で、こういう headed や ahead が使われている例は、どれもその主体が移動中という文脈でした。
そこで考えたんですが、これは船首とか馬の首など、乗り物の head という感覚で捉えた方が、首全体を指す head と整合性がないでしょうか。自動車であれば headlight のある箇所が head です。これは頭というより front だと思います。
ちなみに headfirst とか headlong という単語もあり、これは何も考えずしゃにむにつっこんでいく感じのようです。
それから over に関しては、上の方とか、上方を飛び越してむこうがわという感覚で理解していればそれで良いと思います。
ほかの単語はどうなのか疑問をお持ちのようですね? 具体例を出して下さればお答えできると思いますが、別のスレッドにした方が良いかも知れません。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/21(00:01)
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Ryotasanさん、こんにちは。
>そこで考えたんですが、これは船首とか馬の首など、乗り物の
>head という感覚で捉えた方が、首全体を指す head と整合性が
>ないでしょうか。
なるほど。そうかもしれないですね!
僕が#1129に書いた「#1093で書いた"向かう"というイメージ
から」以降は、Ryotasanさんが#1111で「多読や多聴を通して
そういう印象が形成されたのなら良いんですが、」という
コメントに対し、
僕の、10万語通過したばかりの乏しいものではありますが
多読によるイメージ(少なくとも読書を通じて修正された
イメージ)なんです、ということをお知らせしようと思った
ものですが、
こうやって、1つの言葉についてイメージを語るのは面白い
ですね。#1129でも書きましたがRyotasanさんとのやりとりを
通じてさらにイメージが修正されつつあります。
>ほかの単語はどうなのか疑問をお持ちのようですね?
>具体例を出して下さればお答えできると思いますが、
>別のスレッドにした方が良いかも知れません。
#1111でRyoutasanが書いてくれた「英語文化圏の子ども
たちのために基礎的な英単語を解説した絵本などを見れば、
head がどこを指すのか一目瞭然です。」というコメントに
対し、
基礎的なものより難度の高い英単語の場合、基礎的な
ものと違って、英単語を解説した絵本が存在しないのでは
ないかと思ったわけです。
ですので具体的な単語を想定したものではありません
でした。
そして、これは、基礎的でない単語の場合に、
・無から多読で単語のイメージを築くか、
・単語本で基本的な意味を把握した後で多読で修正して
いく(unlearn)か、
どちらが効果的かの議論になるので、別treeの議論と
重複するなと後になって築いた次第です。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/22(08:11)
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おはようございます, yhiroaki さん。
そろそろ別のスレッドにした方が良さそうなところですが、二つだけお答えします。
〉 僕が#1129に書いた「#1093で書いた"向かう"というイメージ
〉から」以降は、Ryotasanさんが#1111で「多読や多聴を通して
〉そういう印象が形成されたのなら良いんですが、」という
〉コメントに対し、
〉 僕の、10万語通過したばかりの乏しいものではありますが
〉多読によるイメージ(少なくとも読書を通じて修正された
〉イメージ)なんです、
これは移動中の場面で headed が使われたりする例ですね。そういう風に場面と繋げて理解するのは非常に良い方法だと思います。移動中であることが分からないと、乗り物の head という発想にはたどり着けませんから。
〉 基礎的なものより難度の高い英単語の場合、基礎的な
〉ものと違って、英単語を解説した絵本が存在しないのでは
〉ないかと思ったわけです。
これも至極当然の疑問ですね。答の一つは「場面」です。基礎的な単語で書かれた箇所を理解することで場面が分かれば、そこで見慣れない単語に出会っても、そういう出会いを繰り返すうちに、その単語と場面が繋がってきます。そうなれば、ほぼ理解したも同然で、覚えるのも早いです。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/24(17:03)
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Ryotasanさん、こんにちは。
そうですね!
多読を通じての効果は場面と関連付けられる
ことだと想像しています。
この効果を期待して読み進んでいきたいと
思います。